人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ


これはその道すがらの事。
すぐ傍を歩く、君だけに聞こえるような声で。

「………ねえ、夏彦…」

ともすれば、聞こえなかった事にもしてしまえるような。
そんな調子になってしまったのは、
きっと自分の中でもまだ少し踏ん切りが付かないからだ。

「……俺、やっぱり皆と一緒に居たいよ」

もう、鳥飼は居ないのに。
向日葵のようなあの笑顔は、もう戻っては来ないのに。
そんな今になってこんな事を言うのは、狡い事だとわかってる。

そうでなくたって、いつかは別れが来るものだから。
きっと、言ったってどうにもならない事だとも、最初から。
けれど到底叶いもしない願望だって、
こうして君達に言えるのは、多分これが最後だから。
(-96) unforg00 2022/07/08(Fri) 22:33:05

【独】 かれがれ ユメカワ

/*
白々しい地の文やね(指差し確認)(他人事)
(-97) unforg00 2022/07/08(Fri) 22:42:24

【秘】 かれがれ ユメカワ → 友達 ネコジマ


夢川は、時折『寂しいから』を口実にする事はあるけれど。
それは口実でもあるけれど、本当の事でもある。

結局、寂しがり屋はただ、ひとりきりを放っておけないだけだ。
皆で居るのが一番好きだから。

『俺が迎えに行きたいの』

だからこうして言う事も、本当の事。

『ていうのも嘘じゃないけど』
『稔がそう言うなら、ちゃんと待ってるよ』

君の言葉をちゃんと信じているのも、本当の事。

素直になれなくて、言わない事があって、
時には意地を張っていても、こういった約束を違える事は無いと。
いつだって最後にはちゃんと折れてくれる。そう思っているから。
(-104) unforg00 2022/07/08(Fri) 23:24:36
ユメカワは、約束ひとつ。待ってるよ。
(a56) unforg00 2022/07/08(Fri) 23:28:07

【赤】 かれがれ ユメカワ


「生きにくそう……それは、俺もそう思うな」

各々を取り巻く事情の、その全てを知っている訳ではないけれど。
ただ、死ぬ理由が無いから生きているだけのような。
そんなふうに見える同年代が身近に多い事は、事実だった。

このまま生き続けていても、
きっと状況が今より良くなるかなんて分の悪い賭けだ。
なら、ここで賭けを降りて、皆で永遠を過ごしたっていいはずだ。

そんなのはきっと、死者の傲慢でしかないのだけど。


「わかった。
 もし後から何か事情が変わったら、その時は教えてね」

あなたの笑顔にひとつ頷いて、その後は。

以前の約束通り、控えめな音量で音楽を流したり、聴いたり。
ごくありふれた学校の休み時間のような、束の間の一時。
きっとそんなささやかな時間が、どこかの教室に流れていた。
(*15) unforg00 2022/07/09(Sat) 0:08:34

【独】 かれがれ ユメカワ

/*
スッパ抜いたか九割方狼やろ(推測)か、君はどっちだ!?
後者だと思う……(007lfyPCは大半が狼ヅラだから)
(-111) unforg00 2022/07/09(Sat) 0:49:54

【独】 かれがれ ユメカワ

/*
よく考えたらこの赤窓会話死体の真横でやってるのか(今更)
言い逃れのできない異常空間……ですね……
(-112) unforg00 2022/07/09(Sat) 1:46:10

【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ


君の手を握り返せば、きっと半端な形は少しはましになって。
すぐ傍の君に歩幅を合わせ、歩調を合わせ、ゆっくりと。
静かな廊下に、足音が二人分。

少しずつ、いつも通りが戻って来たような気がして。
つまりは自分にとって、いつの間にか。
傍に君が居る事が当たり前になっていたんだろうな。

「……そう。家の都合、どうしようもないこと。」

そんなふたりの間に、どうする事もできない事実がひとつ。
いつだって不条理な現実は唐突で、
自分達が答えを出すのなんか待っててくれやしなくって。

「どうしたって母さんや父さんの事情があって、
 姉さん達にだって、向こうでやりたい事があって。
 三途を離れたくないからって、俺一人が嫌だって言ったって
 きっと困らせるだけだって、わかってて」

自分には、尊重されるような事情も、将来の夢も無くて。
ただ皆と離れたくないだけだ。この日々を続けたいだけだ。
きっとそんな子どもじみた願望は、
家族全員の今後の人生に関わる選択に関与できはしない。

現実では、愛と勇気で解決できる事なんて限られていて。
(-114) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:42:28

【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ


「…でも、嫌だって。言ってみる事すらできなかったのは。
 結局俺の気持ちってその程度だったのかなって……
 俺が、夏彦の事を好きじゃなかったみたいで、わからなくて」

あの日から、わからなくなってしまった。

自分の気持ちも、君の気持ちも、何もかもが。
今までの自分の全てが、ただ君の優しさに甘えているだけの
ひどく軽薄で一方的な押し付けだったように思えてしまって。
楽しかったはずの日々も、つまらなくなってしまった。

だからその程度の気持ちでこんな事を言って、
家族も君も、いたずらに困らせてしまうよりは。
どうにもならない本音なんてくだらない言葉で覆ってしまって、
あの日で終わりにしてしまった方がよかったのかもしれなくて。

「だって──本当に好きなら、できたはずなんだ」

──いったい何が?結局答えは今もわからないままだ。

結局のところ。
あの日、自分が君に、自分に、どんな答えを望んでいたのかなんて。
あの時も、今も、自分でさえわかりやしない。

だから君があの日何も言えなかった事は、
たしかに君のあやまちではなかった筈だ。
(-115) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:44:04

【秘】 かれなで ユメカワ → 憂愁 ライカ


漸う歩む足は徐々に速度を落とし、いつしか歩みを止めていて。
行き止まりでこそないけれど、回り道も岐路に差し掛かる。
行く道を迷う事ができるのは、きっとこれが最後。

薄暗い廊下では、先を行く二人の背中もすぐに見えなくなった。

「………それでも、」

片手は君の片手を捕まえたまま。
もう片手に持った明かりを一度手放した。

きっと今は俯いてしまっている君の頬に触れたくて。
顔を上げるのは君がそうしたいと思った時で構わないから、
触れようと伸ばしたこの手だけは拒まれないといいな。

「やっぱり諦められもしないし、諦めたくもないよ。
 もしもこれが、……独り善がりな俺の我儘でも」

「夏彦の事が好きだから、離れたくないんだ…」

そうして、叶うならば、もう一度。あの日をやり直そう。
互いにどうにもならない想いで雁字搦めになって、
本音を隠したまま、すれ違ってしまった日の事を。

ここまで随分と遠回りをしてしまったけれど。
勇気を出して、今度こそ君が応えてくれたなら。
あの日をやり直せたら、また君の隣に戻れるはずなんだ。
(-116) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:45:22
ユメカワは、今でも、きっとこれからも、君の事が好きだ。
(a65) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:51:34

ユメカワは、もしかしたら、その想いが一方的でない事さえ伝えられたなら。
(a66) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:55:19

ユメカワは、あの日も、それで十分だったのかもしれない。
(a67) unforg00 2022/07/09(Sat) 3:56:00

【秘】 かれがれ ユメカワ → 不知 ミナイ


『俺には何かの骨に見えたよ』

それが何の骨かまではぱっと見ではわからなかった。
何も別に、まじまじと見たわけでもないから。

そう、ぱっと見だけでは。
それが真実何であるかまではわからなかった。


『皆が同じものに見えてるかはわからないけど』
『同じに見えていたとしたら
 稔が鹿乃姉に渡すのも、鹿乃姉が受け取るのも変な話だし』

片や素直でこそないけれど、そんな悪戯をする質でもない。
片や気弱で、骨なんて手渡された日には吃驚では済まなそうだ。

『正直よくわかってないんだ』
『明日香ちゃんにはどういうふうに見えた?』

よくわからない。返答は意見未満のものに留まる。

何せ君に見えたものが何であるかもあやふやなものだから。
誰の認識が正しく、誰の認識がおかしなものなのか。
夢川は聞いた事と、自分の目に見えるもの以上の事は知らない。
(-117) unforg00 2022/07/09(Sat) 4:38:27
ユメカワは、スタンプで返信。👍。
(a70) unforg00 2022/07/09(Sat) 18:50:41

【秘】 かれがれ ユメカワ → 不知 ミナイ


君がどこか言葉を選んでいるような、暫しの間。
対する夢川からの返信には、そんな逡巡の間は存在しない。
他愛無い日常のやり取りのように、至って普通のテンポで。

『空襲で焼けた人の骨らしくてさ』

『だからそっとしておいてあげた方がいいと思うんだ』
『明日香ちゃんの言う通り、ちゃんと元に戻してあげないとね』
『なんで見え方が違ったのかは、やっぱりわからないけど』

返るメッセージは、まるで誰かに聞いたような口振りで・・・・・・・・・・・・・・・・
やはりこの奇妙な出来事の真相解明に関して言えば、
努力を苦手とする君の友達は何ら役に立ちそうにはない。

『もしかしたら』
稔達の方が、普通なのかもね・・・・・・・・・・・・・

『なんてね』

だからこれも、真相なんて定かではないもしもの話。
そう片付けて、覚えた違和感にみないふりをする事だって選択肢の一つ。
(-142) unforg00 2022/07/09(Sat) 20:08:52

【置】 いつかの ユメカワ


────追想。



心ここにあらず。液晶を眺めながら最寄り駅のホームで電車を待つ。

どうしようもなく気が重くて、時間が随分長く感じた。
引っ越し先の周りまで出掛けよう。姉との待ち合わせの日だった。
だから、ちゃんと笑っていられるかわからなくて。

どうにもならない事なのだから、それを受け入れるしかないのに。
いつまで経っても気持ちがついて来る事なんて無くて、
だから楽しげに引っ越した後の事を話す家族に
上手く調子を合わせられもしない。それが余計に息苦しい。

先の事なんて、考えても憂鬱なばかりだ。
何もかもが全て、変わらずにいられたならよかったのに。
大切な時間を切り取った写真のように。


不意に聞き慣れた発着音が聴こえて、ふと顔を上げた。
何処か物寂しさを感じさせる『きらきら星』。

ああ、いきたくないな。
(L6) unforg00 2022/07/09(Sat) 21:34:45
公開: 2022/07/09(Sat) 21:50:00
ユメカワは、皆と居る日々が好きだった。なんでもない日々がよかった。
(a71) unforg00 2022/07/09(Sat) 21:43:14

ユメカワは、変わらずにいたかった。叶うなら、いつまでも。
(a72) unforg00 2022/07/09(Sat) 21:43:46

【秘】 かれがれ ユメカワ → 元弓道 マユミ


鳥飼が発見され、一騒動起きた後のどこかの時間。
ぴろん。いくつかの通知音。

『ねえ、麻弓ちゃん』
『あの日もこんな感じだったね』

君のいつも通りが崩れ去ってしまった日の事。

結局、自分はその光景を直視してはいなくて。
皆が忙しなく行動しているのを遠目に見て、
そうして後になって、間接的に起きた事を知って。
自分達にできる事なんてたかが知れていて、から回る。

本当に、今も昔も変わらない。

『なんていうかさ』
『どうしてこうなっちゃうんだろうね?』

日常が崩れる瞬間は、いつだって唐突だ。
(-173) unforg00 2022/07/10(Sun) 0:45:33

【秘】 恋恋 ユメカワ → 憂愁 ライカ


触れた頬が、手のひらが、そっと触れる唇が。
等身大の君の本心が、その言葉が。
君の全部が、格好悪くたって愛おしくて仕方ないから。

もう少しだけ我儘になってしまおうか。
君の背中に両腕を回して、そのまま抱き寄せてしまって。
離れていた時間を取り戻すみたいに、
ほんの少し苦しいくらいにぎゅっと抱き竦められたらいい。


──ああ、ずっとこうしたかったんだ。


誰かの元へ行ってしまう君を、少しばかり強引に引き留めて。

怖くて言えなかった我儘な気持ちを、君に打ち明けて。

怖くて聞けなかった君の気持ちを、君の口から聞いて。

互いに本心が言えなくて、すれ違ったまま
立ち止まってしまったあの日をやり直して、続けていく。

「……もっと早く聞けていたら、」

そんな日が、もっと早く来ていたら。
(-188) unforg00 2022/07/10(Sun) 4:49:54

【秘】 恋恋 ユメカワ → 憂愁 ライカ


俺は死ななかったのかもしれない・・・・・・・・・・・・・・・


「でも、いいんだ」


「それでも、一人は──寂しいのは、嫌だ。
 だから……俺を一人にしないで。何処にも行かないで…
 傍に居て、夏彦。ずっと……」

君が心の内を曝け出した分と、同じだけ。
現実に追い遣られ、色褪せた夢の残響が君に囁きかける。

気付けば廊下はしんと静まり返っていた。
話し声は夜闇に吸い込まれ、今は他の誰の気配も感じられない。

月明かりだけが静かに窓から差し込んでいる。
古寂びたこの場所は何処までも静謐さに満ちていて。
今だけは、世界に二人だけみたいだ。

「……俺と一緒に、来てくれるよね」

きっと君の視界の外。
いくつもの感情が綯い交ぜになったような表情で、
(-189) unforg00 2022/07/10(Sun) 4:55:38
ユメカワは、腕の中の君に囁きかけて。
(a76) unforg00 2022/07/10(Sun) 4:55:53

ユメカワは、静かに笑っていた。
(a77) unforg00 2022/07/10(Sun) 4:55:59

【秘】 恋恋 ユメカワ → 憂愁 ライカ


楽しい時間は、束の間の夢は終わってしまったね。
だから君も、もう思い出しても良い頃だ。


夢川深雪は死んだ人間だ。

二人がすれ違い始めたあの日から、少し経ったいつかの日。
広がる距離が修正不可能なものになってしまう前に、せめて。
訣別を告げられてもいい。ただ、君の口から答えを聞きたくて。
やり直せる最後の機会さえ手放してしまいたくはなくて、やり直したくて。

──思えばいつも、君の手を取るのは自分の役だった。


だから意を決して、自分から。あの日をやり直そうとしたはずなのに。
何処までも唐突に、理不尽に。その前に全てが終わってしまった。
あの道の先には、やり直せる未来があったはずなのに。


最後にもう一度、ちゃんと話がしたくて。君の家へと向かっていた。
その途中、君の家から目と鼻の先の場所で。

事故に遭って、あっけなく帰らぬ人となってしまった。
今年の夏休みが始まる少し前の事だった。


これは、そんなやり直しのやり直しのやり直し。
(-190) unforg00 2022/07/10(Sun) 4:57:22

【秘】 恋恋 ユメカワ → 憂愁 ライカ

/*
ごきげんようダーリン 見ての通り俺狼なんだけど
これはちょっとした挨拶代わりに全を開示しただけだから
今ここで焦って滅ぶ必要はないよ。

滅びをお断りするも後からゆっくり滅ぶも今ここで滅ぶも自由にね アデュー
(-192) unforg00 2022/07/10(Sun) 4:58:11

【独】 恋恋 ユメカワ

/*
ヨシ!無事今回もロールで狼開示ができたな
もはやこの瞬間の為に生きてると言っても過言ではないよ。
まあPCは死んでるんですけど(会場爆笑)
(-191) unforg00 2022/07/10(Sun) 4:59:43

【秘】 かれがれ ユメカワ → 元弓道 マユミ


『大人だね。麻弓ちゃんは』
『俺はまだまだ納得なんてできないや』

理屈ではわかっている、つもりではあるけど、どうにも。

数え年で一つ上、というだけのはずなのだけど。
あの日も、今日も、振る舞いだけでなく考え方も。
君に限った話ではないけれど、随分大人に思えるものだった。
或いは同年代の中では自分が子どもっぽいというだけか。

あの日の出来事が、或いは他の何かが。
それを嫌だと思う気持ちを麻痺させてしまったのだろうか。
或いは、ただ感情を上手に処理する方法を覚えてしまっただけだろうか。
何れも当人の口から語られない限りは定かではないけれど。


『仕方ないって割り切らなきゃいけないんだろうけど』
『何かが変わる事も、いつかは変わらなきゃいけない事も
 急に、避けられない形でいつも通りが変わっちゃうのも』

『受け入れられそうにないよ それに慣れちゃったらさ』
『そのうち、嫌だって思う事すらできなくなりそうで』

変化よりも、停滞が良い。
到底叶わない願望と理解はしていても、納得はできないまま。
現実は自分達を待ってくれやしないって、知っているのにな。
(-193) unforg00 2022/07/10(Sun) 6:05:05

【秘】 恋恋 ユメカワ → 怖怖 ライカ


ずっと──ずっと欲しかったものだ。

もう逃げられない君を優しく抱いて、震える背をそっと撫ぜる。
今だけは、こうして君に触れられる。互いに言葉が届く。
手を握って、抱き締めて、君を安心させてあげられる。

理由なんか無くても一緒に居られて、
何処にだって君の手を引いて行ける。

欲しかったものは、たったそれだけの当たり前の日々。
この時間に再び終わりが訪れる事を、受け入れられそうにない。
(-215) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:07:44

【秘】 恋恋 ユメカワ → 怖怖 ライカ


ああ、本当はわかってたんだ。
これ以上君に構ったらいけないんだって。

きっと辛い思いをさせてしまうから。きっと傷付けてしまうから。
今でも君の事が大切だからこそ、
君の事をそっと手放して、さようならを言わなくちゃ。


楽しい時間は、楽しいままで。
そうでなければならないのに。
(-216) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:08:21

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ


それでも結局、そうはならなかった。
寂しがり屋は孤独を呑み込めず、我儘で平穏を壊してしまった。
さようならが言えなくて、求め合って、手を伸ばしてしまった。

近くに居るのに届かない、はずだった君を、捕まえてしまった。


狂い始めた歯車はもう戻らないから。
だからせめて、終わりの先で永遠を共にしよう。

大切な一瞬を切り取った写真のように、今のままの二人で。
いつまでも変わらずに居よう。ずっと一緒に居よう。

「………ごめんね、夏彦」
「ありがとう」

「大好きだよ。これからも、ずっと……」

両手がそっと君の首に触れて。
そのまま少しずつ、ゆっくりと力が込められていく。
表情は静かに笑んだまま、ほんのわずか、切なさを滲ませて。
けれど決して迷わず、君の呼吸を何処までも優しく絞め上げてしまおう。
(-217) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:10:38

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ


大丈夫。

背に縋る君の手が、もがく最中に爪を立てて引っ掻いても 
きっとその傷さえ愛おしいから。

這い寄る死の恐怖や苦しみが君を苛むなら、
何度だって、優しくあやすように口付けを落としてあげるから。

だから、どうかこのままで。


────もう一度。同じ夢を見よう、大好きな君。
(-218) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:11:32
ユメカワは、大好きな君と、もう一度。
(a80) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:11:42

ユメカワは、同じ夢が見たい。
(a81) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:11:48

ユメカワは、迷わない。ただそれだけを願って──手を伸ばした。
(a82) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:12:17

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ

/*
こんな村に法は無い でもこのオレには良心があるので
あんまり生殺しにするのもかわいそうだし一思いにここでやっちゃおうね
なんかまずそうだったら確定で抵抗してもろてね

一応のユメカワの方針としては
一緒に死んで永遠にいつも通りの日常を続けようね♡
 らしいので
死ぬ場合この後の処理としては 
・死亡からの亡霊化
 になって
暗転〆から何事も無かったように二人で空き教室に戻るかなんかするのが
ユメカワの情緒が素で狂っててきしょいからいいなって思うんですけど

やりたい事とかよりよいカスの案があったらオレは元気に乗ります 敬具
(-219) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:16:53

【独】 夏の雪 ユメカワ

/*
ほぼ恋未練なんだよな挙動が 凶狼ですが……?

これでもう後は最悪のハッピーエンドに走っていくだけやね
死人は多ければ多いほどいいですからね(素振り)
(-220) unforg00 2022/07/10(Sun) 15:20:45

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ

/*
今日の襲撃は相方の担当だから
システム上の襲撃先は別
だわよ

ただまあ俺ライカ襲撃しにいきたい!!!!!って力強く宣言してあるから
この場で死OKならロール上で先行して死んでもろて
三日目の襲撃で帳尻合わせようと思ってた(照)

何にしても死を急ぐ必要は特に無いから
焦らず三日目にロールとシステム両方で満を持して死ぬでもいいよ 逃げな!
(-225) unforg00 2022/07/10(Sun) 16:45:47

【秘】 夏の雪 ユメカワ → 怖怖 ライカ

/*
悪ィな オレの愚か、伝染っちまった

いいよお〜逃げな!めちゃくちゃ傷付いた顔してやるからな
次はちゃんと逃げられないようにするからね♡三日目がお前の命日な
(-227) unforg00 2022/07/10(Sun) 17:04:44

【秘】 かれがれ ユメカワ → 不知 ミナイ


『いつからだろうね』

『きっかけなんて、大抵は唐突で』
『大した理由も無い事ばかりだよ いつだって』

夢川が死んだ日もそうだった・・・・・・・・・・・・・
不幸な事故という形で、何処までも唐突に、何処までも理不尽に。
長い白昼夢から覚めたような、実にあっけない終わり方。
今年の夏休みが始まる少し前の事だった。


君の手の中の液晶に表示されているのはそんな、
本来この場所に居るはずのない人間からの、届くはずのないメッセージ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
有り得ざるものなのに、目を瞑ってまた開いても、確かにそこにある。

理由なんて、きっと誰にもわからない。



『気を付けて戻ってきてね』

最後の返信は、そんな何とも月並みな言葉。
同行者が居るようだから、そう心配する事も無いのだろうけど。
(-228) unforg00 2022/07/10(Sun) 17:29:24
ユメカワは、君が好きだ。
(a88) unforg00 2022/07/10(Sun) 19:58:05

ユメカワは、君とずっと一緒に居たい。それだけなのに。
(a89) unforg00 2022/07/10(Sun) 19:58:20

【秘】 つれづれ ユメカワ → 怖怖 ライカ


──曰く。人は愛する人を殺すとき、
首を絞めて殺すという方法を選ぶ傾向にあるのだと。
なんてのは、根拠も無い流言に過ぎないのだけど。


そんな流言飛語の真実如何に関わらず、
君を連れて行こうとするものの全ては、ただ愛でるように。
優しく愛を囁いて、ひくりと震えた喉をそっと撫でて
それらとまったく同じ事のように、君の命に手を掛ける。

その手は、大好きな友達である皆のこれからを奪う事に躊躇いがない。
大好きな君のこれからを奪う事に躊躇いがない。
誰の事もいたずらに苦しめたくはないけれど、
誰かを死に至らしめる事そのものを"酷いこと"だと思う意識は薄いもの。

ひとのそとが、人を殺める事を躊躇うものだろうか。
ひとのそとが、人の都合など慮るものだろうか。
答えはきっと、個々の性質的なものを除けばそうではない。

これは既にそういうものになりつつある。たったそれだけの事。


死というものは、飽くまでも手段であり、目的ではなく。
死を死で贖わせるつもりも無い。
死そのものに何か意味を持たせようとも思わない。

せめてもの救いか、殆どわけもわからずに死ぬ事となった死者は
目前に迫った死というものの恐怖・・・・・・・・・・・・・・・にあまりに理解がなかった。
これは──きっと、それだけの失敗だ。
(-233) unforg00 2022/07/10(Sun) 19:59:32

【秘】 かれがれ ユメカワ → 怖怖 ライカ


そうは言えども夢川深雪は人だった。
少なくとも今は、おおよそ皆と同じもののまま在った。
だから君が加減なんてする余裕も無く突き飛ばせば、

「────あ っ、」

──ぐらり、体勢を崩して。

とと、と蹈鞴を踏んで、数歩。
君から手を放して、後ろに下がってしまう。

「………夏彦、……」

躊躇いなんて無かったのに、その手を容易く放してしまったのは
何よりも、君がそんな行動に出るなんて思っていなかったから。

数歩離れてしまった場所で立ち尽くし、
後退り、背を向けた君をただ見送る事しかできなかったのは
怯えた君の眼が確かに自分に向けられていたからだ。


遠ざかっていく君の背は忽ちの内に夜闇に消えてしまった。
遠ざかっていく君の足音も、直ぐに聞こえなくなって。

寂れた静かな廊下に、ひとりきり。
置き去りにされた子どものような心許無い表情で。
夢川だけが、ぽつねんと。暫しの間立ち尽くしていた。
(-234) unforg00 2022/07/10(Sun) 20:00:21
ユメカワは、暫しの間、廊下に一人茫然と立ち尽くしていた。
(a90) unforg00 2022/07/10(Sun) 20:00:34

ユメカワは、君の背を追えなかった。
(a91) unforg00 2022/07/10(Sun) 20:00:41

ユメカワは、───君の事が、好きなのに。
(a92) unforg00 2022/07/10(Sun) 20:00:47

 




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トロイカ TYPE:А / 哀愁のタタロチカ by かえるぴょこぴょこ/あさくら
ようちえんせんき かりんか / ハロリンカ / 凍れる水車 by かえるぴょこぴょこ/あさくら
霧雨降る街 / 少し大きな霧雨降る街 / 蒸気満ちる宴 by きりのれいん
メトロポリス / バビロン / ギルガメッシュ / Valhalla by すむろ水
ひなだん by hinaki
壱番街 / 壱番高校 by 壱猫[onecat]
外道大戦 by mtmt
都道府県キャラセット by kairi(企画代表)
繋<つなたま>魂 / 班帝家の一族 / H)SOCIUS(A by めいあ
もふぁんたじぃ / もふぉれすと by ほのゆる
Cathedral / 学園Cathedral / Grand Cathedral / 学園Grand Cathedral by Izuya
夜月町 by 夜月けい
南区 / 古今東西 by 南
IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
ジランドール / イルミネーション by may-co
シキメグリ by afinter
-汝人狼也-人物画 by 878, かんこ
closure / closure' by 閉
Emoricu / Cumorie / 黎明街 by milk_sugar
ワンダーズ言戯団 by pike
宝石箱《Jewel Box》 by 宝石箱制作委員会
文明開化 by sin
カティサーク by apricot with y_hyuga
月狼学園 / 人狼署 / 狼達の軍歌 by apricot
花一匁 / 桃酔郷 by さね
po!son / Girl's Talk by pure_g
madparty by シロクマ
rhizome by CH3COOH
曲芸会 / 曲芸会Hello! by otokasa
AtoZ by 築
瑞洋館 by ういろ
LastSunday / HeaVen by 志摩
かくりよ by plmi
桃色concerto by 桃昆布
狼兎 by クロマ
人狼ヶ谷学園の放課後 by 竜山明日佳
bAroQue / tradimento by souya
Bokuyume. by 卜部
FGOキャラセット by 有志一同
魔法少女は眠らない by 魔法少女チップ企画
Liberte by みぃな
噛志野医院 by manamiz
メギド人狼 by メギドチップ企画
absolventi by ぶんちゃん
歳時抄 by 小由流
文アルセット by 文アルセット企画
荘園パック by ARC(企画代表)
Friends by 真知
城下町の酒場 / 大神学園 by じっぷ
エッグ by 朧恩
ぐれすけ・ぷらす by 純
ニューホライズン by youden
バーバチカ / プトロレ by たべ
ユメツナギ by 天瀬春日
StarGazer / LittleStar by CONBE
御常紀学園 by HS_29
オハナシノクニ by オハナシノクニ制作委員会
Fragment of Jewels by 粉海月
花園女学院 / 他種族孤児院 by はこみ
xxxx組 by サイコ瓦
おりふし学園 by めんるい
Fairytale Syndrome by hTuT
Salute by むくっこ
Le parterre by イヌバラ
Troopers by 人類管理連合
お野菜キャラセット画像 by 無料素材倶楽部
Siuil a Run by 匈歌ハトリ
紫煙をくゆらせ by 空砂
RocketPencil by 山本羅刹
エトリエ / エトリエ・戦国 by とり
ボワボンボン by あとらそふと
古の迷宮 by とり夫
JEX Online by katarazu
煌夜の決闘 by ジュエルセイバーFREE
こだわりアイコン by fatcow
トランプ画像 by しろま空間
リンソン by moonpupa