人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:御曹司 サクライ

【人】 御曹司 サクライ

  ー 数ヶ月前・実家にて ー

[ずしりと重みのある水袋。
 それが、触った乳房の感触だった。
 ただの水ではなくて、妙に温い。
 しかも薄い皮膚の奥でどくどくと脈打っている。

 俺は導かれた手を振り払って
 きつく枕の端を握りしめ、目を瞑った。

 父が俺に宛がった商売女は、
 俺の様子に気を悪くした様子も無く
 「悪くないでしょ?」と嗤う。


 …………悪くないわけあるもんか。


 父はきっと一生かかっても分からない。
 息子が『変態』なのは女の経験が無いせいだと
 固く信じて疑いやしない。]
(22) シュレッダー 2021/03/14(Sun) 23:49:17

【人】 御曹司 サクライ

[女の口や手が俺の幹を育て、
 やがて、まだ柔らかさの勝るそれを
 ぐっと蜜壷の中へと埋めていく。

 寝具の上で身を捩ろうにも、
 滲む冷や汗を吸い、青く震える体を包む寝具は
 まるで雲のように柔らかで、逃げ場なんかない。
 拒んでも、逃げても、どんどん俺の陰茎は
 きつく蠢く肉の中へと埋もれていって─────



 こつん、と茎の先端が、女の膣の最奥に当たる。
 そこが子を成す部屋の入口だと
 認識した途端俺は限界を迎え、真っ白なシーツの上に
 盛大に吐瀉物を吐き散らかした。]
(23) シュレッダー 2021/03/14(Sun) 23:50:51

【人】 DOM サクライ

  ー 現在・The Lapis ロビーにて ー

[黒いライダースとジーンズ。
 差し色には、スマイリーの描かれた
 明るいイエローのスニーカー。
 一流ホテルには相応しくないだろう出で立ちで
 俺はロビーに腰かけたまま
 何度もメールを読み返している。

 「あなたの願望を叶えられるでしょう>>n2

 本当にそんなこと、あるだろうか?
 期待と不安がせめぎあって、
 今にも気が狂いそうなほど。]
(24) シュレッダー 2021/03/14(Sun) 23:52:04

【人】 DOM サクライ

[俺はゲイだ。
 けれど欲しいのはただの男の身体ではなくて
 自分に服従して、何処までも
 快楽の道を拓いてくれるような相手だった。

 ……前はいたさ。
 この世にまたとない存在が。


 ただ身体を繋げるだけじゃ足りなくて、
 もっと深いところで安心したいのかもしれない。
 ……そう自己分析してみて、改めて笑えた。
 信じていれば運命の相手が訪れる、なんて
 いい歳こいて願っている野郎なんてゾッとする。
 それが自分なら、尚更。]
(25) シュレッダー 2021/03/14(Sun) 23:57:17

【人】 DOM サクライ

[─────でも、もしいたとしたら。

 きっとこの心の乾きは満たされる。
 体を交えた熱が頭を浮かしている、
 ほんの僅かの間だけでも。]*
(26) シュレッダー 2021/03/14(Sun) 23:59:33
DOM サクライは、メモを貼った。
(a0) シュレッダー 2021/03/15(Mon) 0:04:40

【独】 DOM サクライ

/*
←こんな顔しているが名前は花咲かじいさんから取っている。
(過去に作った作品のようにもう一花咲かせたい→「それって悪質な花咲かじいさんだよね」と言ったところ、ペア相手のユキさんがツボる→ならば花咲かじいさんを踏襲しよう←イマココ)

そんな私と組みたいなどとお声をかけてくださったユキさん本当にありがとうございます……むしろ私を踏んで欲しい……
(-2) シュレッダー 2021/03/15(Mon) 0:43:22

【独】 DOM サクライ

/*
シロくんがかわいい。
(-5) シュレッダー 2021/03/15(Mon) 12:03:29

【人】 DOM サクライ

  ー 過去・メールに望みを託す ー

[まるでおとぎ話のお姫様みたいだ、と自分で思う。
 「いつか運命の人が、自分の前に現れる」なんて。

 別に、これはセックスや恋愛だけの話じゃない。
  「話せばわかる」
  「きっといつかは理解し合える」
 現実は、そんな甘くて脆い砂糖菓子みたいな理想を
 易々と打ち砕きながら横たわっている。

 ─────それが分かっていながらも
 友達に紹介されたサイトを開きながら
 俺は甘々な理想を追っていた。

 巷によくある出会い系とかマッチングアプリじゃなく
 サイトの管理者手ずから希望の合う同士を
 引き合わせてくれるらしい。]
(45) シュレッダー 2021/03/15(Mon) 14:52:13

【人】 DOM サクライ

[「マゾヒストのネコ」─────……なんて
 きっと俺が思っている以上に沢山いる。
 唾吐かれて罵られたい奴、鞭打たれたい奴、
 縛られたい奴に、ほっとかれたい奴。
 出会った中にもいろんなやつがいたけれど。

 けれど、ふた晩以上を共にしたのは極わずかだし
 もっと回数を重ねたのなんか、
 五本の指にも収まる程度。

 多分彼らが期待するようなものを
 俺が提供できなかっただけかもしれない。
 ……でも俺だって、サンドバッグが
 欲しかった訳じゃないんだ。]
(46) シュレッダー 2021/03/15(Mon) 14:57:25

【秘】 DOM サクライ → 主催者 村岡 薊


件名:無題

名前:サクライ
性別:男
連絡先:(個人的なホットメールのアドレスを載せた)
願望:俺の出した課題を耐え抜いてくれる、従順なネコを希望する。

 
(-6) シュレッダー 2021/03/15(Mon) 15:01:20

【人】 DOM サクライ

[簡素なメールの文面とは裏腹に
 俺の気持ちは、気持ち悪いほどに、重い。

 だって、返信なんか来るわけが無い。
 
二人目の運命の人なんか。


 結局、メールを出してしまっても
 即時返事が来る訳でもなし。
 本当の本当に、サイトの管理者から連絡が来るまで
 俺はメールを出したことすら
 すっかり忘れてしまっていた。]
(47) シュレッダー 2021/03/15(Mon) 15:05:25

【人】 DOM サクライ

  ー 現在・ロビーにて ー

[結局何度確認してもメールの文面は変わらない。
 俺は重くため息をつくと、また足を組みなおす。

 こういう場所に相応しい服を
 もう少し考えてくればよかった……なんて
 周りを行き交う人間や、調度品を見て思う。
 
オシャレポイントがスマイリーって子どもか俺は。


 ほら、あんなふうに─────……
 目の前を過ぎる男性>>40を視線で追う。
 品の良いスーツを、嫌味もなく着こなす彼は
 多分俺より一回りほどは年下だろうか。

 まあ、絶対俺と同業ではないだろう。
 俺と同じようにらサイトで
 マッチングした相手を探しているなら
 そのお上品なスーツの下に、
 一体どんな欲望を秘めているのやら。]
(48) シュレッダー 2021/03/15(Mon) 15:38:22

【人】 DOM サクライ

[不躾に詮索するような視線を向けて
 俺はひとり、この歳若いリーマンの欲望のたけを
 心の中に思い描いてみる。

 ……ついでに、形の良い腰周りに目を止めれば
 その下の素肌を思い浮かべてしまう。
 そんなに貧弱な体じゃない。
 身体に肉がついていた方がいい。
 骨味の強いのは、責め立てている時に
 ぽっきり折れてしまいそうで好きじゃない。

 視線が交われば、そんな下卑た妄想をしてるのは
 おくびにも出さず、にっこり会釈でも返そうか。]*
(49) シュレッダー 2021/03/15(Mon) 15:45:31

【独】 DOM サクライ

/*
こう、1人だけヤラシイ路線突っ走ってないかなって心配なのと、ユキさんに負担かけてしまわないかって事とで心臓がバクバクの土器
(-7) シュレッダー 2021/03/15(Mon) 17:34:58

【人】 DOM サクライ

[まるで糸を手繰り寄せたらそこに繋がってたみたいに
 俺と彼の視線は宙で交わりあう>>65
 値踏みや詮索の意図の見えない、
 ふんわりした笑い方が、可愛らしいと思った。]


  …! ふふ、可愛いでしょう?
  こう見えて仕事に文句も言わず着いてきてくれる
  心強い相棒なんですよ。


[彼に倣ってスニーカーに視線を落として
 俺は表情を明るくさせた。
 お世辞か嫌味かもしれない、と躊躇う気持ちよりも
 気になる人間に話しかけられた喜びの方へ
 天秤の皿が傾いていたのだ。]
(115) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 2:52:03

【人】 DOM サクライ




  カメラマンは足が命なもので……
  靴といえば、貴方のも素敵な靴だ。


[隣のソファーへ促しながら
 彼の足元に目をやる。
 艶やかなブラウンの革靴、なんて
 俺の下駄箱の中には一足もない。
 仕立ての良いスーツを着て
 足元までパーフェクトにキメている彼に
 より興味を持って、俺は半歩
 腰を彼の方にずらした。]


  俺は、─────あー、
  こういう場では名乗らない方がいいのかな?


[名乗ろうとしてから此処が何処だか思い返し
 俺は苦笑した。
 参った、こういう場での立ち振る舞いに
 俺は全然慣れてない。]
(116) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 2:52:33

【人】 DOM サクライ

[もし彼が気にならなければ
 「サクライと言います」と名乗ったろうし
 この欲望に満ちた集まりの中、
 彼が互いの正体を秘めたいのならそれを尊重し
 その時は「カメラマン」で通すつもり。

 話しながらも、俺はこの人の内側に
 興味を持つのを止められない。
 でも、ヘテロかもしれないから
 靴よりその形のいいケツを褒めたい気持ちは
 ぐっと抑えておこうか。]


  えっと、今日は……あなたも、呼ばれたんですかね?


[「願望を叶えに?」と聞きそうになって
 俺は慌てて言葉を選んだ。
 余計な詮索と、この場に適切な世間話との
 区別を付けるのはなかなか容易ではない。

 そうして結局遠回りな言葉を選んでしまった
 俺自身が可笑しくて、訪ねておいてひとり
 息を漏らすようにして笑った。]*
(117) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 3:05:09

【秘】 DOM サクライ → 会社員 シロウ


 [そりゃあ、俺に聞けるはずがない。

   「あなたも実は、ゲイですか?」とか
   「俺、今日こそ理想の人に出会えるかもと思って」とか。

 言えないからこそ、マイノリティなんだ。
 こんな場所であっても、それは変わらない。]*
(-14) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 3:10:10
DOM サクライは、メモを貼った。
(a9) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 3:11:54

【秘】 会社員 シロウ → DOM サクライ


   良い靴は良い出会いを連れて来る、と、
   昔読んだ少女漫画に書いていたから、

   御伽噺のように期待して、縋って、
   磨いたんです


 [なんて、言えないけれど。]


 
(-17) yukiyukiyuki 2021/03/16(Tue) 11:19:20

【独】 DOM サクライ

/*
困ったことに、シロくんがかわいい素直一途、って気持ちと、こいつァ騙されやすいちゃんだ、って気持ちとが半々でおる……
あれだ、何となく「手品見る時トリックを暴こうとしない人」に見える。夢の国を夢の国として楽しめる人。いいなぁこういう趣旨の村なのにめちゃんこピュアじゃないですかシロくん。
(-18) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 11:39:15

【秘】 主催者 村岡 薊 → DOM サクライ



Dear サクライ 様

   今回ご用意いたしました1101のお部屋は
   お相手のご希望を受けましてご用意しています。

   このお部屋だけは、
   チェックアウトが16時までとなっております。
   勿論それよりも先におかえりになられて
   大丈夫ですので、どうぞ当日をお楽しみください。



(-42) anzu_kin_ 2021/03/16(Tue) 17:51:54

【人】 DOM サクライ



  被写体は、風景とかが多いですかね。
  たまに頼まれて結婚式とか成人式の
  前撮りなんかに駆り出されたりもしますけど。

  移りゆくものの、最高に綺麗な瞬間を
  こう、フレームの中に切り取る、というか。
  なかなか楽しい仕事ですよ。


[懐っこく隣にかけてきた彼に>>140
 俺はまたつい相好を崩した。
 ついつい、先日撮ったネモフィラの丘の話や
 盛りを迎えた菜の花畑の写真のこと、
 そこを通る鉄道を背景に撮影しようとしたら
 野良の仔猫に懐かれて、頭に猫が載ったまま
 撮影する羽目になった話をしただろう。

 俺の汚い本性はまだ包み隠したまま。
 けれどここに来た時よりも、
 随分と心が安らいでいるのを感じていた。]
(176) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 19:47:57

【人】 DOM サクライ



  俺の靴を一日磨いたって、
  そんなに綺麗になりはしませんよ。
  普段から大事になさってるんですね。


[何となく、たなごころに収めたものを
 とても大事に握り締めている人に見えて
 俺はそんなことを言った。

 それと同時に「この人は何を求めているのかな」と
 その疑念は消せそうになくて。]
(177) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 19:48:19

【秘】 DOM サクライ → 会社員 シロウ

[少女漫画の言葉を信じて
 「良い出会い」のためにいい靴を履いていると知れば、
 そうしてマッチングしたのが俺だと知れば、
 俺はきっと、笑ってしまう。

 いや、そんな漫画の言葉を信じるからさ、と
 彼の不運を慰めたくなるかもしれない。


 なんたって、俺はそんなに「いい人」じゃない。]
(-47) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 19:49:01

【人】 DOM サクライ



  本当?よかった、俺も初めてなんです。


[榊、と名乗った彼の状況は
 びっくりするほど俺と同じ>>142>>144
 そうなると、途端に心の緊張がふっと途切れて
 俺はソファーに身を凭せた。

 教えてもらった名前がまさかの本名と知れば
 一転、俺は驚いてしまうだろう。
 知らない人間相手に首元を晒すような無防備。
 悪いやつに騙されてしまいやしないかと。



  ええ。理想の相手が見つかった、って。
  正直、未だに半信半疑なんですよね。

  あー、なんていうか、その……
  随分方々手を尽くしても
  ぴったり会う人なんて
  見つからなかったもので……。


[煙草の無い唇に無意識に手をやりながら
 俺は困ったような笑みを浮かべて
 榊さんの顎の当たりを見る。
 微笑みを向けられても、答えに窮してしまって
 俺はまた誤魔化すように笑う。]
(178) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 19:50:12

【人】 DOM サクライ

[「俺の相手が榊さんみたいな人ならいいんですが」
 ……いやいや。
 「俺なんかそんなんじゃないんですよ」
 さて、俺は返答するべき言葉を探して
 人差し指で唇の形をなぞる。

 そうしてコンマふたつの沈黙の後、]


  ……俺とマッチングした相手も
  そう思ってくれるのを願うばかりです。


[くしゃり、と目元を歪めた。]
(179) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 19:50:56

【人】 DOM サクライ

[─────ところで、サディストというと
 平生から傍若無人に振舞ったり
 自分の暴力性にだらしが無かったりする人間を
 思い浮かべるやつも多いらしい。

 初対面の開口一番「何でぶってくれないの?!」と
 半ギレしてきた奴もいた……あれは笑った。


 あくまで同意の上、二人きりの空間で
 互いに欲望を満たしたいのであって
 公共の空間でそれをやらかしたらただの犯罪者。
 露出狂と変わらない。

 相手にとって本気で嫌なことはしたくない。
 それは他の人間と何ら変わりはない。]
(180) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 19:58:01

【人】 DOM サクライ



  ……失礼、時間までに、一本吸ってきても?


[一言そう断るくらいには、
 理性的な生き物でいるつもりで。

 もしチェックアウトの時や、
 長い夜の合間に見掛けたなら
 気安く声がかけられそうな相手ができた。
 ……俺の認識はまだそこで止まっていて、
 彼と俺とが、同じ部屋に案内されていると知れば
 この時もっと気の利いた言葉がかけられていた、はず。]*
(181) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 20:07:19

【独】 DOM サクライ

/*
ずっと吸ってるやんけ!!!!!

ってチップ見て思ってる。
(-51) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 20:07:48

【独】 DOM サクライ

/*
やりたいこと(備忘録)

・着衣焦らしックス
・射精管理しながらクリアディルドで拡張観察
・たまデコピン(???)
・結腸責め
・フィスト
・からのでろでろ甘やかし(急務)

酷いことしてからの甘々がやりたいんですよ……茨の道を隣についてきてくれる人が欲しいの。
(-59) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 21:19:45

【独】 DOM サクライ

やりたいこと(備忘録)増えた

・着衣焦らしックス
・ストリップ
・射精管理しながらクリアディルドで拡張観察
・たまデコピン(???)
・ガーゼで亀頭磨き
・連続絶頂(メスイキテスト)
・結腸責め
・フィスト
・からのでろでろ甘やかし(急務)(はよはよ)

えーっと順番はこれで大丈夫、かな?
なんかたまに「アッーこれやりたかったのに!!」みたいなのあったりするから不安。
(-67) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 22:28:05

【独】 DOM サクライ

/*
>>207
サクライさんがソファに凭れた。
座面が音もなく沈んで、僕の身体も
引かれるように僅かだけ、距離がまた縮まった。

ここめってょかわええポイント
こう、動きが書ける人本当に尊敬する。
わし物理苦手なんですよ(???)
(-74) シュレッダー 2021/03/16(Tue) 23:45:28

【人】 DOM サクライ

[靴をまた褒められれば>>207
 俺は追うように視線を一瞬足元に移す。

 スマイリーは何も言わずに、ただ微笑んでいる。
 黄色の素地のアッパートゥに
 縦横無尽に刻まれた傷は
 相棒が長旅を耐え抜いた証。

 自慢の相棒だ。
 どんなに悪路であっても、
 どんな天気であっても、
 決して文句も言わずに付き従っていてくれる。

 ─────結局、俺が欲しいのは
 そういう存在かもしれない。]
(257) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:01:50

【人】 DOM サクライ


[自分の矜持も、羞恥も、何もかも投げ出して
 どんな状況でも傍を離れないで居てくれるような。

 夢見る少女みたいな、
 自己中心的な願いだと、わかっている。
 わかっているのに、捨てきれない。]

 
(258) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:02:23

【人】 DOM サクライ



  ……ふは、それ、高いのか低いのか
  あんまり分からないですね。


[理想の恋人と会える確率を聞いて>>208
 俺は眉を下げて噴き出した。
 この高そうなスーツと靴とに身を包んだ榊さんが
 恋占いを真面目に信じる少女みたいで
 なんだかとても可愛らしかった。

 喫煙のために席を立つと、
 近くに感じていた温もりが>>207
 すう、と肌の上で冷めていく感覚。
 温かい空間は名残惜しいが、
 身体はどうにも毒を欲していた。]


  いえ、此方こそ、ありがとうございます。
  お陰で穏やかな心持ちでいられそうで。


[彼が立ち上がろうとするのを固辞しつつ
 俺も背を丸めて頭を下げる。
 榊さんの立ち姿は、社会慣れといえばいいのか、
 凛と立つ百合のようだと思った>>211
 こんな場でもなかったら
 話す機会すらなかったかもしれない。
 運命とは、つくづく面白いものだ。]
(259) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:03:43

【人】 DOM サクライ




  榊さんも、願いが叶いますように。


[そう言って、俺は喫煙所を探しに旅に出た。
 一服する頃には、ちょうど時間になるだろうから
 指定の客室にでも足を運ぼうか。

 そんな算段を組む頭の片隅で
 俺は榊さんの願いについて考えてみる。
 別に、ここは必ずしもセックスをする
 場じゃ無いかもしれない。
 でも、あの人は何らか他じゃ叶えられない
 願いを持ってここに来たのだろう。

 煙草を灰に取り込む間も多分
 その考えは頭から離れない。
 あのスーツの似合う、可愛らしい好青年は
 一体どんな顔をして女を抱くのだろうか、と。]*
(260) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:04:37

【人】 DOM サクライ



 [得てして、運命の出会い、なんていうのは
  出会った瞬間にはそうだと気が付かないものだろう。

  何気なく結ばれた縁が、
  自分の中で大事なものの形を作って……
  そこで初めて、相手を愛おしいと思うのだ。]

 
(261) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:07:42

【人】 DOM サクライ

  ー むかしむかしのおとぎ話 ー

[俺の家には、金があって、コネがあっても
 自由なんかひとつもなかった。


 厳しい、束縛体質の父親に嫌気がさしたのか
 物心ついた時には母親の姿はどこにもなかった。
 二つ上の優秀な兄と、厳格な父親との暮らし。

 父親の会社を継ぐことが決まっていた兄がいても
 俺が完全に自由になることはなくて。
 櫻井の家に相応しいように
 小学校を出てまもなく、全寮制の学校へ行き
 それが終われば国立の大学へ、
 その後は良き兄の補佐となるように
 みっちりと敷かれたレールの上にいた。


 生まれてから、本当にずっと。]
(262) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:09:37

【人】 DOM サクライ

[そんな人生を変えてくれたのは
 無理やりに入れられた学校で
 たまたま同じ寮の部屋を宛てがわれた、
 榛原、という男だった。]


  「なんかさぁ、ずっと部屋帰ってきても
  ずっと勉強してね?えいちゃん」


[寮に帰っても机に向かっている俺に向かって
 ルームメイトはベッドの上でカメラを弄りながら
 何気なく問い掛けてきた。]


  ……うるさいな、関係ないだろ。


[教科書から顔もあげずに突き放した俺に
 榛原は「だよねぇ」と間延びした返事を返して
 ごろりと壁に顔を向けたまま屁をひった。

 俺よりも一回り小柄な榛原は、
 自由奔放な性格で、いつもカメラを首にぶら下げ
 彼の何かの琴線に触れたものの一瞬を
 一心に、一枚の写真に収めていたのだ。]
(263) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:10:18

【人】 DOM サクライ

[ある時は勉強している俺の横顔に
 おもむろにシャッターを切ったり、
 ある時は授業中にカメラを取りだし
 外の鳥を撮影しては先生に絞られたり。

 榛原は、本当に自由なやつだった。
 人の迷惑も、傍からの視線も
 まるで何にもないみたいに。
 くりくりと自由な方を向く髪を揺らして
 気が付けばどこかへ駆けていってしまう。

 そんな同室の男が、俺は疎ましくて
 けれど反面、どうしようもないくらい、羨ましかった。]
(264) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:10:48

【人】 DOM サクライ

[ある日、学校から寮へ帰ってみたら
 二人で使っている部屋が、
 まるで誕生日パーティーみたいに
 壁や天井から下がった写真でデコレートされていた。]


  「あっ、えいちゃん。それ触んないで。
   今発表会に向けて作品作り中」


[胡乱な目を向けた俺に対して
 榛原はあっけらかんと言い放つ。
 どうやら風景写真を使って
 巨大なモビールを作るつもりらしい。

 仕方無しに、俺はモビールを壊さないよう
 吊られた写真を潜りながら
 自分の机に向かおうとする。

 そして、ふとそのモビールに使われた写真に
 目をとめたのだった。]
(265) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:11:26

【人】 DOM サクライ

[それは、本当に何気ない風景だった。

 学校の昇降口を、内から撮ったもの。
 仄暗いトーンの下駄箱の列を、
 磨りガラスの向こうから差し込む光が
 柔らかく照らし出している。

 いつも何気なく見ている光景なのに
 何故かその写真に切り取られた風景は
 神聖な宗教画のようにも見えて。



  ……なあ。なんで、これを被写体にしたの。


[俺が尋ねると、榛原は一瞬手元から
 栗色の瞳を上げて、ふにゃりと笑った。]
(266) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:12:15

【人】 DOM サクライ


  「俺が撮るのは、俺がキレーって
  思ったものだけだよ」


[その瞬間、俺の中で、何かが変わった。
 誰かが指図したものじゃなくて、
 自分の感受性に従う世界。
 窮屈でつまらない世界でも、
 ファインダー越しに覗けば
 知らない色が溢れるような……
 そんな予感がして。]
(267) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:12:47

【人】 DOM サクライ

[「俺も写真を撮ってみたい」と打ち明ければ
 榛原は柔らかそうな頬に笑みを浮かべて
 こくりと頷いてくれた。
 そして週末一緒に近くの撮影スポットに
 行く約束までしてくれた。


 榛原が俺の横顔を撮っていたことなんか
 その時は全然、思い出しもしなかった。


 まだ俺にとっての榛原は、
 不思議で、自由で、天パの、
 同室の良い奴でしかなかった。



 こいつが俺の大事な人になるなんて、露ほども。]*
(268) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:13:46

【独】 DOM サクライ

/*
榛原 真輝(はいばら まき)
灰ばら撒き。
(-80) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:15:13
DOM サクライは、メモを貼った。
(a18) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 3:17:05

【独】 DOM サクライ

/*
絶対にこれ>>280を拾うぞと決めた。

そしてこれ本当に可愛い>>282カッコイイし可愛いのに可愛いんですよシロくん(???)これがえっちくなるんですよやばないですか本当に……私はエピまで生きていられるのか……
(-89) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 11:34:35

【人】 DOM サクライ

[喫煙所でたっぷりと紫煙を含んだ後
 スマホで時間を確認して、俺は11階へ向かった。

 相手の希望でとったと言われるスイートは
 俺の給料では手の届かないような代物だった。
 ホテルの最上階からは一面、
 パノラマ夜景が楽しめたりなんかして
 それをシャンパン片手に眺めるんだ。
 画像で見る限り、この部屋に相応しいのは
 多分、きっと、そういう人間。

 決して、にっこり笑ったスニーカーの男ではなく。]
(290) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 17:52:57

【人】 DOM サクライ


[小さな音を立てながら、
 緩やかにエレベーターは上昇し
 やがてチン、と立てて目的地に到着する。

 ふかふかとした床を踏みしめながら
 何となく、抜き足差し足忍び足。
 指定された1101のドアの前で深く息をつくと
 そっとカードキーを通した。

 いつもの見慣れたビジネスホテルの客室と違って
 入って真正面、ホントのパノラマビューに
 ばん、と出迎えられて俺は言葉を飲む。

 空気からしてラグジュアリーな感じ。
 すう、と息を吸って、吐く。
 よし、慣れた。]
(291) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 17:53:30

【人】 おおはしゃぎ サクライ



  な、なんじゃこりゃぁぁ!!
  うぉあスゲェあっはっは!声が反響しねえ!!



[大きな声で叫んでも、反響が来ないことに
 また興奮して、俺は大股でずかずかと部屋に入った。
 バク転出来そうなほど広い室内!
 ベッドと小さな机だけじゃなくて
 リビングやダイニングまで付いてる!
 部屋を見渡しても女社長の顔が印刷された
 よく分からない小冊子は一冊もない!!]


  ……これが……上質な……暮らし……ッ!


[思わず両手で口元を覆って、
 よよと泣き崩れたいのを堪える。

 この部屋を選んでくれた相手は
 さて、一体どんな相手なのだろう。
 石油王か何かだろうか。
 困ったな、石油王を満足させられるだろうか。

 興奮で飛躍気味な妄想を頭の片隅に
 俺は部屋の探検を開始する。]
(292) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 17:55:16

【人】 おおはしゃぎ サクライ



  I'm free to be the greatest, I'm alive.
  I'm free to be the greatest here tonight.
  The greatest, greatest, greatest, alive……


[鼻唄レベルを通り越した熱唱をしながら
 冷蔵庫を開けて、中のシャンパンに口笛を吹いたり
 大理石のカウンターを指で撫でてみたり。

 大興奮で今年一番のご機嫌の俺は
 ひょいとカウンターから顔を上げて……
 そこで漸く、この部屋にいる先客の存在に>>283
 目をとめたのだった。]
(293) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 17:57:05

【人】 穴があったら入りたい サクライ



  ……アッ?あっ、えっ、……お?


[部屋を間違えた?いや、カードキーは合ってた。
 あれ、さっきの人?榊さん?いや、そんなまさか。
 一瞬の後、いろんな考えが頭を巡って
 思考回路がショート寸前。]


  
あっス、どもっす……



[心臓が、バクバクうるさい。
 どうにか絞り出した挨拶は、どう考えても場違いで
 ライダースの中を、冷たい汗が、
 つう、と背中を湿していく。

 さっき以上に、榊さんの目が見れなくて
 俺はカウンターの下に隠れるように
 するするとしゃがみこんだ。]
(294) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 18:01:24

【人】 穴があったら入りたい サクライ



  ちょっと待って……
  俺ちょっと、やり直したい……



[カウンターの下からもにょもにょと願う。
 タイムワープ出来るなら、5分前の俺を殴り殺したい。

 羞恥を飲み込み、立ち上がれても
 多分耳の端は真っ赤なまま。
 語るべき言葉を探している。]*
(295) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 18:09:13

【人】 Dom サクライ

[もしも、俺のホテルの滞在中、
 部屋に闖入者がやってきて
 ボリューム調整や音程に問題ある歌を歌い
 散々好き勝手した後、俺の存在に気付く……なんて
 間抜けなザマをさらしていたら、
 指差してあらん限りの大声で笑ってやる。絶対。

 榊さんは紳士らしく、懸命に抑えた口元から
 変な空気を漏らすに止めてくれた>>308


  ……もう、いっそ笑ってくださいよ……


[カウンターの下で蹲る俺の傍に
 やっぱり綺麗な靴が近寄ってきて、
 俺は朱に染まった目元を上げる>>305


  俺も、すっごいびっくりしました。
  だって、部屋すっげえ広くていいところだし、
  まさか、相手が─────


[そこまで言おうとして、改めて
 この榊さんこそが、俺の相手なんだってことに
 何だか胸の奥が、ぎゅ、と締め付けられた。]
(329) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 22:03:11

【人】 Dom サクライ

[立ち上がれば、女に困らなさそうな
 歳若い好青年が、ふわりと笑っていて>>306


  ─────相手が榊さんで、
  今、すごく嬉しい。


[すべてに感謝を込めて、
 俺は心の底から安堵の笑みを浮かべた。

 手を伸ばして引き寄せるには
 まだ心の距離があるけれど
 でも決して、遠ざかりたくはない。

 恐る恐る、手の甲でそっと頬を撫ぜたら
 避けられてしまうだろうか。]
(330) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 22:04:07

【人】 Dom サクライ


[カウンターで立ち話もあれだから、と
 場所をソファーに移さないか?と促そう。
 さすがスイート、シャンパンだけじゃなく
 ミネラルウォーターにコーヒーマシン、
 なんでもござれと来ているから
 俺は自分の分のミネラルウォーターを手に取った。]


  改めて、サクライです。よろしく。
  それで、いいお部屋をありがとうございます。

  ……なんか、変なところ見せちゃいましたけど
  俺なんかが相手で、大丈夫ですか?


[ソファーに腰を下ろして、キャップを捻ると
 ボトルから小さく泡が立つ。
 泡から榊さんへと視線を移し、
 全身に這うような目を走らせた。

 この、好青年が自分の支配下にある。
 苦痛や恥辱を乗り越えて、
 共に一夜を過ごしてくれる。

 そう考えただけで、じわ、と唾液が滲み出た。]
(331) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 22:04:48

【秘】 Dom サクライ → 会社員 シロウ

[別に、自信が無いわけじゃない。

 ただ、性の快楽の如何を超えて
 相手を不快にさせていないか不安だっただけ。

 本気で嫌がることはしたくない。
 大事に大事に扱いたい。
 俺の、俺だけの、大事なパートナーとして。]
(-132) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 22:07:52

【人】 Dom サクライ


[そっと足を組み替えて、
 スパークリングのミネラルウォーターと共に
 途端に湧き上がり出した欲望を飲み込んだ。]*
 
(332) シュレッダー 2021/03/17(Wed) 22:09:24

【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライ


[僕は自信はなかった。
 相手に不快な思いをさせたりしないか、
 不安もあった。

 だけど本能が笑う。

 この人の望むことはなんだって応えたい、と。
 あのスマイリーのような、
 忠実なパートナーになりたい、と。]
 
(-146) yukiyukiyuki 2021/03/17(Wed) 23:25:01

【独】 Dom サクライ

/*
シロくんがかわいい……夢の国を夢のまま楽しめるしネズミさんの中の人の話をすると首傾げちゃう感じの人や……(かどかくてい)なんなのこのピュアっ子……何でもしていいですよてユキさん言ってたけど……本当に何でもしていいの?!私の備忘録見る!?!?
(-155) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 0:12:45

【人】 Dom サクライ

[延ばした手は避けられず、
 しっとりと弾む肌の上に着地した>>350
 伏せられた睫毛が長くて
 
瞼に口付けてみたい、って思った。


 ロビーではお互い一目惚れだったみたい。
 別れる間際の「運命の人」の話を
 ふと思い出して……けれど口にはせず
 「褒められすぎると照れちゃうな」なんて、
 肩を竦めておどけてみせた。]


  え、あ、本名だったんですか……!
  いや、俺もそうだけれど。


[さて、本名をハンドルネームにした俺と
 ハンドルネームを名乗らず本名を名乗った史郎さんと
 果たしてどっちが危ない橋を渡っていたろう。]
(365) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 2:38:28

【人】 Dom サクライ

[もう一口、今度はグラスに注いだ水を飲みながらも
 史郎さんが何度も「サクライさんでよかった」と
 繰り返すものだから
 俺は何だかくすぐったくなって
 グラスの中でくすくすと息を漏らした。

 言葉にしなくても、史郎さんの目には
 次第に情欲の色が宿り出している>>353
 その瞳が此方の一挙一動を
 ねっとりと追い掛けて、離してくれない。
 そのくせ、言葉だけはお上品を保ったまま。]


  ふぅん、使い切りたい金って
  その手切れ金、って訳ですか。


[テーブルにグラスを預け、俺はふむ、と鼻を鳴らす。
 なるほど、それならこの部屋を取った本人が
 俺みたいに部屋に驚いた理由にもなるか>>349

 此方に踏み込んでくる史郎さんを>>353
 ちらりと流し見て─────
 俺は史郎さんの手からグラスを奪うと
 そっとテーブルの上へと避難させた。]
(366) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 2:39:23

【人】 Dom サクライ



  やだな、マッチングしたんだから
  俺の願望なんて、分かってるでしょう?


[羞恥プレイはさっきので充分。
 三日月の弧を描く唇のまま
 俺は隣に腰掛けた史郎さんの方へ
 ぐっと身を乗り出そう。

 丁度、ソファーの上に押し倒したような姿勢。
 つい、と史郎さんの片脚を持ち上げ
 俺の肩へ預けてしまえば
 服を着ているのに、まるでセックスのワンシーン。]
(367) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 2:40:15

【人】 Dom サクライ




  何処までも俺に忠実で従順なネコが
  本当に何処まで着いてくるのか、知りたい、って。
  そう、書いた。
  そしたら、貴方が来た。


[宙で呼吸が絡まり合うほどの距離。
 相手の反応を観察しながら
 俺はスーツに包まれた脚を開かせ
 ゆすゆすと腰を揺すってみせた。

 ジーンズとスラックスとで隔てられた
 互いの雄が甘く擦れる。
 でも、そんなのじゃ、全然足りない。
 今すぐこの高そうなスーツを脱がして
 前戯も早々に突っ込んでも、きっとそれでも。

 もっとアブノーマルが故に
 ここに来るまで飢えていたのだ、と。
 ここで出会った以上は、
 彼もまた同じなのだろう。]
(368) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 2:40:51

【人】 Dom サクライ

[そう思ったら、ぞくり、と背が粟立った。
 唇の端が持ち上がっていくのが止められない。]



  俺に支配、されたいって思っちゃったんだ?
  会ったばっかの、俺に。



[ゆっくりとピストン運動をなぞりながら
 俺は史郎の耳元で囁いた。]*
(369) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 2:45:20

【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライ



[そう、きっと分かっていて。
 だけど、信じられなくて。

 その口から聞きたくて。]
 
(-164) yukiyukiyuki 2021/03/18(Thu) 11:05:57

【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライ


[ゆっくりと身体を揺すられながら、
 眉根を寄せて見上げるサクライさんは笑っていて。

 その、瞳の色。
 浮かぶ表情。

 
ああ、僕の被虐心は簡単に掴み上げられる。



   ん、─── あ、ッ……


[耳元に寄せられた唇から生暖かい息と一緒に
 低く囁く声が聞こえて、びくんと身体が細かく跳ねた。]
 
(-168) yukiyukiyuki 2021/03/18(Thu) 11:10:22

【独】 Dom サクライ

/*
>>373
これはずるくないか
(-169) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 11:20:54

【独】 Dom サクライ

/*
でえじにしてえ……ふわふわのぬいぐるみだらけの部屋に閉じ込めてお世話してえ……(domsub放棄)
(-170) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 11:23:40

【人】 Dom サクライ

[いひ、と悪戯っぽく笑った顔が
 何だか子どもっぽくて可愛らしい>>373


  ……それは重畳。


[金に値したかどうか、
 それは一夜を超えた後の彼のみぞ知ること>>374
 少なくとも俺にとっては、悪くない夜になりそうだ、と
 組み敷かれた彼の表情を見て思う。

 ひらひらと宙を舞っていたはずの蝶が
 いつの間にか蜘蛛の巣にかかっている自分に
 気が付いてしまったみたいな。
 
そのくせ、喰われるのが酷く待ち遠しいような。


 招かれるように脚が開かれて>>375
 布越しに互いの欲望が触れ合った。]
(378) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 16:21:08

【人】 Dom サクライ

[まだ服どころか、靴すら脱いでないのに
 史郎は身を捩って、唇から淡い息を漏らす。

 俺は口元を覆う手の甲にキスを落として
 懸命に声を殺そうとするのをやんわりと止めた。
 代わりに、片手を彼の胸骨から臍の辺りまで
 ゆっくりと滑らせていこうか。]


  準備、ね。


[俺は緩く微笑んだまま、ゆっくりと
 史郎の腹を撫でた。

 掌を宛がった腹の下には
 史郎の内臓が詰まっている。
 本来、消化と排泄をするための器官が。]


  もう、こっちだけじゃ満足出来ないんだ?


[ずん、と一際大きく腰を突き上げながら
 俺はスラックスの中で固く兆す性器へ
 やわやわとした刺激を送る。]
(379) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 16:22:42

【人】 Dom サクライ

[でも、これだけじゃ満足出来ないのは
 正直、俺も同じ。

 捩じ込んでくれ、と懇願されたら
 望み通りに今すぐ狭隘な排泄器官に
 無理矢理差し込んだっていい。
 だけど、俺の望みはそうじゃない。

 腰の動きを止めて、史郎の額にキスを落とすと
 そっと重めの前髪を撫で付けた。]


  そしたら、思い切り気持ちよくなるための
  「準備」、しておいで。


[緩みかけのネクタイを敢えて無視して
 俺は最初の命令を下した。
 
先走ってがっついちゃうのも、また可愛い、


 腰は止まっていても、史郎の腹に置いたままの手は
 引き締まった腹の上を
 するすると這い続けている。

 誰かの書き込みが残った身体の上を。

 妻子ある男が、彼を棄てるまでに書き込んだ
 何かしらを、上書きするように。]
(380) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 16:27:24

【秘】 Dom サクライ → 会社員 シロウ




  ちゃんとお利口にできてたら
  奥の奥まで愛してあげる。



[過去の男なんかどうでも良くなるくらい。]
(-179) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 16:31:01

【人】 Dom サクライ



  だけど、一人で抜いたりしたら……


[分かってるね?と唇に耳元に寄せたら
 そっと彼の上から退いてあげよう。

 準備が必要なのは、きっと俺もだし。]*
(381) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 16:32:41

【独】 Dom サクライ

/*
時々正気に返って
「愛してあげる、とかなーに上から物言っとんのじゃ」
みたいに、息子のエロ本を眺めるおかんの目線になってしまうのやめたい
(-180) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 16:33:53

【独】 Dom サクライ

/*
あっそうだ。
かみさまかみさま、ぼくのቻンቻンどのくらい?
16+[[1d10]cm
(-181) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 16:55:18

【独】 Dom サクライ

/*
おい恥ずかしいぞ
16+(6)1d10
(-182) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 16:55:50

【独】 Dom サクライ

/*
20cmあればまあ結腸には届くか。よかったよかった。
(-183) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 16:56:30

【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライ


[微笑みを浮かべたサクライさんの掌が
 腹の上を撫でて、揶揄する声が低く
 脳天を揺すった。]


   は 、……ん、う、ああッ、


[服も靴もそのまま、深く突き上げられた上
 滾る熱をも刺激されれば背中が撓る。]
 
(-191) yukiyukiyuki 2021/03/18(Thu) 19:16:15

【人】 Dom サクライ

[シャワー室へ向かう背中を見送った後
 俺は手持ちのトートバッグを開いて
 中に入っているものを、ひとつひとつ取り出していく。

 主催に言って用意してもらってもいいのだけれど
 結局信用出来るのは己の目。
 壊れたり、相手を傷付けたりするのは
 本意ではないのだから、
 細心の注意を払わねばならない。

 可愛らしい桃色をしたシルクのリボンから
 ステンレス製の膣鏡や大小形も様々なプジー、
 男性器を象ったハリボテやブルーシートまで
 あらゆる道具を取り出しては
 オペに使う道具のように
 サイドテーブルの上へ並べていく。

 別に、全部使うわけじゃない。
 必要な時に、必要なものを取りたいだけ。
 端にある、腕ほどもあるディルドなんかは
 完全に見せつけるだけのものだし。
 欲しい時に足りないよりは、余程マシ。]
(408) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 21:38:43

【人】 Dom サクライ

[バッグが空になる頃には
 ラグジュアリーなスイートルームは様相を変え
 一気にSM特化のラブホテルみたいになってしまった。]


  ……ま、いっか。


[頭を掻きつつ、妙な雰囲気になってしまった
 ベッドを眺めて、一人納得しようとする。

 そしてちょうどその頃、バスルームのドアが
 からりと開く音がして>>397
 振り向けば均整の取れた身体の史郎が
 湯気を纏って出てきたところ。]
(409) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 21:39:09

【人】 Dom サクライ



  別に待ってやしないよ。
  こっちも準備してたところ。


[にこりと微笑みながら、
 俺はベッドの端に腰を下ろすと
 史郎に向かって両腕を拡げてみせた。]


  おいで。
  ちゃんと出来てるか、見てあげるから。


[まるで犬でも呼ぶみたいに。
 けどしっぽを振って胸の中に
 飛び込んできてくれるのは大歓迎。
 言いつけ通りに、あんなに張りつめていた
 性器を慰めずに>>394いてくれたなら
 きちんとご褒美をあげようか。]
(410) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 21:40:00

【人】 Dom サクライ

[腕の中に来てくれたなら
 そっとベッドの上に横たえて
 煌々と輝る照明の下で、
 彫刻みたいに美しい肉体を鑑賞しようか。

 黒い肌着に包まれた胸元の隆起を
 宛がった掌で感じながら
 俺はボクサーに包まれたままの茎に目を落とす。]


  さて、良い子の史郎は
  ホントに自分で弄ってないね?


[ちらり、と横目で史郎の表情を盗み見ながら
 優しい声音で問いかける。

 その言葉を信じたなら、おもむろに
 ぱくり、と下着の上から膨らみを口に含み
 その硬さを確かめようか。]*
(411) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 21:52:30

【独】 Dom サクライ

/*
ギリギリセウトを狙う心意気(各方面に土下座)
(-221) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 21:53:21

【独】 Dom サクライ

/*
ダメです今「みてあげる」じゃねーーーーんだよというおかんターンがきてる……サドちゃんぽいキャラやったりすると毎度降臨する脳内おかん……やめて……せめてノックしてから来て……
(-222) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 22:01:08

【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライ




   たまらなく怖くて、興奮して。



 
(-231) yukiyukiyuki 2021/03/18(Thu) 22:50:04

【独】 Dom サクライ

/*
ごめんホームセンターに声出して笑っちゃってこの時間だし窓全開だしどうしてくれるの許さない身体で責任とってもらう
(-230) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 22:51:06

【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライ


[全て見透かすような瞳に、僕は正直に答えた。
 そしたら突然、下着越しにでもはっきりわかる程に
 張り詰めた性器を口に含まれるから慌てた。]


   あぁ……アッ、まっ、って、ん、っ、ううぅっ!


[そんなことをされるとは思ってなくて、
 頭が真っ白になって、シーツを握って
 身体を捩った。]


   さ、くらいさん、僕が、やるから、


[許してもらえそうなら身体を
 起こそうとするけれど、うまくいっただろうか。]**
 
(-232) yukiyukiyuki 2021/03/18(Thu) 22:54:24

【独】 Dom サクライ

/*
🙏🙏🙏🙏✨✨✨✨
(-233) シュレッダー 2021/03/18(Thu) 22:56:39
 




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