人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


【人】 演劇 アクタ


「死にたくないんだから死にたくない。
 それ以上に理由なんて無いだろ。」

椅子へと腰掛けながら
冷たい声で、君達の話し合いの輪に混ざる。

「僕は死にたくない。
 死にたい奴が死んでくれ。」
(15) osatou 2022/02/20(Sun) 20:46:50

【人】 演劇 アクタ


「身の上話……?
 嗚呼、同情でも誘えってことか。」

腕を組み、ふんぞりかえれば
酷い態度で君達を一人一人睨み付ける。

「誰の為にも死にたくない。
 僕は演劇界に必要不可欠な人間だからだ。
 
まだ実績は無いが……すぐに作ってみせる。

 簡単に言ってしまえば、W叶えたい夢があるW。
 ……このぐらいで良いか?」
(25) osatou 2022/02/20(Sun) 21:14:29

【人】 演劇 アクタ

>>30 ツルギ

「も、
もう一声!?


その図々しい態度は、簡単に崩れる。
己の腕を掴む手に強く力が込められた。

「よく知らないお前に、言いたく無い!
 先にお前が身の上話喋れよッ!
 個別回答でも構わねえぞ!?」

君からすれば、逆ギレのように取れるだろう。
事実としてその通りだ。君はこれを軽く流しても良い。
(33) osatou 2022/02/20(Sun) 21:35:53

【人】 演劇 アクタ

>>40 ツルギ

「……………え……?」

まさか。
何でもない風に、そんな過去が語られてしまうなんて。
語り慣れている様子が、見ていて悲しくて。

視線を逸らして
組んでいた腕を、力なく下ろす。

「僕、ぼくは……
 そんなつもりじゃなくて……、
 …………ごめん。」

謝罪を告げ、そのまま口を噤む。
君への返答になっていないことは明らかだ。
(47) osatou 2022/02/20(Sun) 22:16:05
アクタは、ヒメノを一瞥。普段ならば、笑顔になっていただろう。
(a11) osatou 2022/02/20(Sun) 22:16:58

【人】 演劇 アクタ

>>56 ツルギ

「……お前の話の後だと、言い辛い。」

視線を落として、唇を尖らせて。
同情を含んだそんな表情すら、君を呆れさせるのだろう。
ちっぽけな夢しかない平凡な男は、それにすら気付けないが。

「そっ、そのぐらいじゃお前のこと知ったとは言えないし!
 お前自身の感情とか、考え方とか、そういう……。
 僕は……み、身の上話だけとは言ってない……!」

虚勢を張る。子供みたいな我儘。
悲しげに歪んだ瞳が、君を睨み付けた。
(59) osatou 2022/02/20(Sun) 23:05:51

【人】 演劇 アクタ

>>70 ツルギ

「はァ〜〜?
 なんで僕が貴重な時間割いて場所探さなきゃいけない!
 お前が決めろ、お前が!」

皮肉を受ければ
しょぼくれていた表情が生意気に戻っていく。

「人気のない場所……、
 じゃあ、僕の部屋だ!
 適当な時間に部屋に来い!良いな!?」

誰がこんなことに態々台本なんて書くか、と
君を睨みながら、ぶつぶつ文句を吐いた。
(79) osatou 2022/02/21(Mon) 0:16:41

【人】 演劇 アクタ


フカワの提案。
定時連絡。生存確認。

「構わない。
 知らん間に怪しい行動をされても困るからな。」

頷き、肯定を示した。
(80) osatou 2022/02/21(Mon) 0:18:45

【人】 演劇 アクタ

>>87 ツルギ

「フン!
 そのくらいは施してやる。」

スマホによく似た端末を取り出せば
君へ向けてメッセージを送信して、すぐにポケットへ仕舞う。

そうしてこの場を後にしようと立ち上がれば
君からの『アドバイス』が耳に入り。
不服そうに息を吐き、

「相手の反応……いちいち伺ってやる必要があるのか?
 あー、寝首でもかかれないように、最悪のパターンを?
 まあ……少しくらいは、気に留めておいてやる。」

悪態をつく。
君の厚意を素直に受け取らないし、
それを告げてくれた真意すら考えないらしい。

「お前はいつも
 最悪を想定して生きてんのか?」

ふん、ともう一度息を吐いて
君へと背を向けた。
(97) osatou 2022/02/21(Mon) 2:01:53

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ


君の脳内へ、メッセージが届く。

このVR空間に存在する、
寮的な建物の場所の部屋番号。数字の羅列。
たったそれだけが、君に伝えられた。

そこが先程アドバイスを投げかけた、
後輩的存在の寝床らしい。
君は好きなタイミングで赴いても、赴かなくても、どちらでも良い。

訪ねるのならば、寮の部屋で過ごす彼が出迎えるだろう。
(-106) osatou 2022/02/21(Mon) 2:07:28

【人】 演劇 アクタ


「明日以降も顔は出してやる。
 僕以外のお前達──
誰が犠牲になるか
の話し合いを
 しないといけないからな!
 僕はぜっったいに、死にたくない!」

わがままな男が、
やっぱりわがままな言葉を吐き捨てて
議論の場を立ち去っていく。

「覚えておけ!」
(99) osatou 2022/02/21(Mon) 2:13:19

【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ

暫くして、君の寝床へ赴く青年の姿があった。
コンコン、と軽く扉を叩く。

「アクタ、俺だよ。開けていいか。」

最初に君が見た時と同じく道着を着ていた。
落ち着く服装なのかもしれない。
(-143) wazakideath 2022/02/21(Mon) 10:45:48

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ


「ダメだっつったら
 一生そこで立ち尽くしてんのかよ。」

少しだけ間を置いて、内側からドアが開かれた。
「入れば」と小さく呟いて、自分はさっさと中へ戻る。

立ち入れば、特に他の部屋との差異はない。
テーブルの上には紙束。──目を向けるならば、台本のプロットが汚い字で書き殴られているのが分かるだろう。
それ以外は、ベッドの上にお菓子の袋やジュースのボトルが散らかっている程度。
そうして、我儘な男の格好も、また先程と同じ学生服だ。

「お前が
どうしても
と言うので
本当に不本意だが仕方なく
、この僕と話す機会を設けてやった。」

話を盛っている。

「夜通し何でも聞いてやるし、喋ってやる!
 僕がどれほど演劇界に必要な人間か、今に理解するだろう!」

ベッドへ腰掛ければ、此方へ手招きをして
お菓子を挟んで自らの隣へと君を誘う。
その様子は言葉とは裏腹に、ちょっと楽しそう。
(-151) osatou 2022/02/21(Mon) 12:49:11

【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ

ダメだと言われたら、ドアを蹴破るつもりだった…とは言わないでおく。

「あー、まあそれでいいよ。うん。」

中へ入れば、君に促されるままベッドへ腰掛けた。
断りもなくお菓子に手を伸ばす。

「俺、エノさんとかヒメノのこともそうなんだけど、あんまり芸術とか芸能っていうのかな、知らないんだよね。
 だから理解できるかはわからないけど、聞けるだけ聞いてみる。」

「演劇界つったって、色々あるんだろ?役者とか演出とか、なんか色々。」
(-155) wazakideath 2022/02/21(Mon) 13:50:39

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ


菓子を摘み始めた君を見つめれば
満足そうにうんうんと頷く。

「理解しようとして、理解出来るモノでも無いだろ。
 勝手に心が揺さぶられた時が、理解した時だ。
 だから、変に身構えずに見聞きすれば良い。」

エノさん、ヒメノ、と名が上がれば
先程集まった面子の顔をぼんやりと思い起こしながら
自分も用意した菓子に手を付け始める。

「そう!色々だ。
 役者、監督、脚本家、演出家、音楽家……、
 勿論観客だって舞台の一部だ。演劇は奥が深い。
 一晩で語るには時間が足りないだろうな……。」

胡座をかいて、腕を組む。
相変わらず態度はでかいが、
その眼差しは夢と希望を詰め込んだかのように輝いて君を見た。

(-205) osatou 2022/02/21(Mon) 18:45:06

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ


「僕はそれの……、脚本家。
 シナリオライターになりたいんだ。」

簡単に警戒心は解けたらしく
大きな態度はそのままに、ぽつりぽつりと口を開く。

「子供の頃にさ、家族で舞台を見に行ったんだ。
 派手に動く役者、最高の演出、どれも素晴らしかったけど
 一番は、その話に凄く引き込まれた。
 ……それからずーっと、頭の中そればっか!
 まだ実績は無いけど、部屋はああいうので溢れてる。」

ちら、とテーブルの上に広がる
紙束を視線で示す。

「いつか僕も、物語で誰もを魅了したい。
 ……って、それだけ。
 どうだ、素晴らしい身の上話だろう。」

ひとしきり語れば、自信満々に笑ってやった。
パジャマパーティのような雰囲気を作らないと、話し辛かったから。
(-206) osatou 2022/02/21(Mon) 18:47:08

【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ

キラキラとした眼差しを、眩しく思いながら話を聞いていた。
叶うかもしれない、可能性がある夢。目標と言うべきか。羨ましいと思った。

「うん、良いな。夢を語るだけじゃなくて、叶える為に努力してるわけだし。
 話からして、家族も反対はしていないんだろ?」

絵に描いたような、理想の家族。
家族で芸術に触れるような人たちが、本当に存在するんだ。
最初に出た感想はそれだった。

「演劇部にでも入ってんの?それか、専門校とか。」
(-211) wazakideath 2022/02/21(Mon) 19:59:22

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ


「………まあ、実績は無いが。
 演劇部も……先輩の方が今はまだ僕よりもほんの少しだけ良い物語を書くが。今だけな。ほんのちょっとだけな。1ミリ程な。」

少し早口だった。

「親も祖父母も反対してないし、
 将来は専門的な道に進みたい旨も話してる。だから……、」

そっと視線を落とせば
自信に満ちた眉は下がっていく。

「……自分が恵まれてるって、知った。
 お前の話を聞いて、気付いた。
 もっと話をしても良いかなって思ったんだ。
 けっ、見解を広げる為に。この僕の糧とする為にな!」

ジュースのペットボトルをひとつ掴めば
君の頬へ押し付ける。

「ほら、次はお前だ、何でも話せ!
 お前のこと、聞いてやるから。」
(-224) osatou 2022/02/21(Mon) 20:30:53

【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ

「はいはい、そうなんだな。がんばれ。」

早口の部分には適当な相槌を打っておいた。
きっと君は負けず嫌いなのだろう。それと同時に、今現在の自分が劣っている事実を認めている。
君が良い環境で育ってきたことが、子供ながらに分かってしまう。

「ま、災害を風化させない為に〜…ってよく言うしな。ドキュメンタリーとかさ。
 俺でよければどうぞ。」

きっと君の本音ではなく建前だろうその言葉を、そのまま受け止めて頷く。

「でもなあ、俺はもう殆ど話しただろ。
 何だ、避難生活の話とか?もうそういう資料は沢山あると思うけど…
 あ、施設での生活とかもアクタには新鮮かな。」

自分に聞かれることと言えば、大抵そのあたりだ。
(-227) wazakideath 2022/02/21(Mon) 20:51:32

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ


「ああ、そういうのたまにテレビで見るな。
 確かに経験のない環境の話は新鮮だ。」

ふむ、と息を吐いて、思案。
君に聞きたい事。君の知りたい事。

「……お前が楽しかった話は?
 僕はW被災者WじゃなくてWお前Wと話してるんだし。
 遊んで楽しかったとか、何が好きとか、そういうの無いのか?」

『君の話』と言えば、そういうものが知りたい。
ダメだろうか、と探るように君を見る。
(-231) osatou 2022/02/21(Mon) 21:12:07

【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ

「…難しいのが来たな……」

眉間に少し皺が寄り、数秒唸った。
剣道部ではあるが、趣味という程打ち込んでいるわけでもない。竹刀を握っている間は、様々な雑念を忘れられる。
それが目的であり、実を言えば他の部活でも構わなかった。

「楽しかったこと…は、ん〜…学校は楽しいし好きだ。」
 
そこでは子供でいられるから。

「バイトも知らないことが知れて、面白いと思う。」

そこでは労働者でいられるから。
残念ながら、大人としては在れない。

「あ〜………」

自分でもこの返答はどうかと思った。まるで面接のようではないか。
他の話題を掘り起こし、やっと口を開く。

「炭酸が好き。甘いのは結構好きだな…」

剣城一成は夢や目標もなく、その上無趣味の人間だった。
(-235) wazakideath 2022/02/21(Mon) 21:24:59

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ

これまで無表情であった君が、眉を寄せた。
なんだか面白くて、ずい、と顔を近寄せる。

──学校。

「へえ、奇遇だな。
 部活があるから僕も好きだ。」

──バイト。

「やった事ないな。
 生きて帰れば僕も探してみるか。」

──好みの飲料。炭酸。

「お、そうか。
 じゃあ僕のチョイスは完璧だったようだな。」

ベッドの上に散らかるペットボトルのひとつを手に取り
それがしゅわ、と泡を見せれば君へ差し向ける。


「フン、寂しい奴め。
 何より、それだけしか話さないのも不公平だと思わんか?
 だから、そうだな。……朝になったら何処か出掛けるか。
 人と遊ぶのは、W楽しい事Wだろ? 無いなら作れ。」

我ながら完璧な計画だ。──かなり強引だが。
君の返事も待たずに、既にカフェや図書館の位置を思い返し始めている。
君はこれを断っても、勿論良いだろう。
(-236) osatou 2022/02/21(Mon) 21:43:32

【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ

「まあ不公平だよなあ…」

小さく礼を言えば、ペットボトルを受け取った。
やはり半分程を一気飲みすると、外出の誘いに軽く頷きを返す。断る理由が無い。

「どうせならドライブとかどうだ。俺免許持ってるし。
 さっき外で見かけたけど、フカワさんバイク乗ってた。」

免許を取得する際、初めて四月生まれであることに感謝したことを思い出す。
とはいえ、バイトでしか運転したことは無い。
(-251) wazakideath 2022/02/21(Mon) 22:12:13

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ


「え!」

免許があるのか。そういえば1コ上だったような。
今更意識したような、驚いた表情。

「乗りたい。
 ここ、VR? 空間……なんだったか。
 現実とは少し違う……?
 それでも楽しそうだ。乗りたい。」

大きな態度が一変。
子供らしく、楽しそうに君へ笑う。
友達と、遊びの予定を立てるみたいに。

「どこまで行く?
 ドライブと言えば……海とかだろうが、
 ここにあるとも思えないし。
 運転手だし、好きに決めて良いぞ。」
(-267) osatou 2022/02/21(Mon) 23:32:34

【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ

素直な笑みを見た。
きょうだいがいたら、こんな気分なのだろうか、と。

こんな家庭であるのなら、確かに生きて帰りたいと思うかもしれない。
先ほどとは違う羨望。


「多少は違うんじゃないか、知らないけど。
 
 海ならユスが作ってたっぽいし、初期エリア一周してそっち行くか。」

好きに決めて良いとなれば、してみたかったこともできそうだ。
自家用車は無い為、いわゆるサンデードライバーである。
それにどうせVRなら、道路交通法も気にしなくて良いのだし…

君が聞いたら怒り出しそうなことを真顔で考えていた。
(-274) wazakideath 2022/02/21(Mon) 23:52:56

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ


「そうか、じゃあ問題無いな。
 飲み物とか、食べ物とか用意しておいて
 お前が疲れ果てるまで運転してもらおうか。」

君の考えなんてカケラも知らずに
何を出そうかとソワソワ思案している。
VR空間だからこその特権だ。

まずは炭酸飲料。
これは炭酸が抜けると美味しくないだろうから、その都度自分が出すとして。
運転しながらでも手軽に食べられる軽食もあると良いか。

───本当に、ただ子供が浮かれているだけ。


もう今から行くか?


浮かれているだけ。
(-284) osatou 2022/02/22(Tue) 0:51:44

【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ

いいよ
。」

現実と違い、ここには門限などない。深夜に外出をしても咎める大人もいないのだ。

「朝になったらフカワさんがまたバイク乗るかもしれないし。
 今なら交通事故も起こらないだろ。」

立ち上がればさっさと扉へ向かう。寝る気は無いようだ。
眠らなくても健康に支障がないのは、VRのメリットである。
(-287) wazakideath 2022/02/22(Tue) 1:25:42

【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ


よし。


ガッツポーズ。
ベッドの上から炭酸の飲み物をいくつか引っ掴んで
君の後に続いて部屋を出ていく。

「交通事……え?
 安全運転………え?」

大丈夫だろうか、このVR空間。
(-293) osatou 2022/02/22(Tue) 1:49:44

【人】 演劇 アクタ

>>131 ツルギ

静まり返る夜の世界。
ペットボトルを抱えて君の隣を歩く。

癖であくびをひとつ漏らしながら
ぽん、と生み出された車におお、と目を見張る。

「トラックか。
 この後ろのスペース、風が気持ちよさそうで
 いつか乗ってみたいんだよな。」

荷台を名残惜しそうに眺めながら
今日はこっち、と当然のように助手席へ乗り込めば
ボトル達を膝に抱え直して

「こういうの、青春っぽいな。
 僕も大概インドア派だし、免許も無いから
 なかなか新鮮で、楽しみだ。」

シートベルトは締めるべきだろうか。
少し悩んで、結局やめた。
深夜のドライブ。はしゃいでいるのは、明らかだ。
(132) osatou 2022/02/22(Tue) 1:53:50
アクタは、「よし、行け!」
(a54) osatou 2022/02/22(Tue) 1:56:49

アクタは、「え?」
(a66) osatou 2022/02/22(Tue) 7:55:58

アクタは、咄嗟にシートベルトを締めた。
(a67) osatou 2022/02/22(Tue) 7:56:14

【人】 演劇 アクタ

>>133 ツルギ

──命の保証は出来ない、とは。
しかも2回言われてしまった。

おい?


君が、アクセルを踏み込む。
唸りをあげ、軽トラが思い切り前進。
良い子の皆は、シートベルトは必ず締めて
法定速度を守って安全に走行しましょう。


ぎゃあああああ!!!?!


ペットボトルをひっくり返して
君の横でぎゃあぎゃあ騒ぐ。
ここがVR空間なので命の危険に繋がらない(多分)事には気付かずに。

「おい!バカ!ボケ!
 ばあああか!ばかああああ!!!」


深夜。
語彙力の無い暴言が、誰かの安眠を妨害したかもしれない。
(142) osatou 2022/02/22(Tue) 8:13:34

【人】 演劇 アクタ

>>148 ツルギ

舌噛むよ
───じゃなくてッ!
 噛ませないようにお前がっ
ああああああ!!!!!!」


118km程ぶっとばす軽トラ。
途中で同じぐらい飛ばしているバイクとすれ違った瞬間特によく叫んだが、その程度で留まるドライブじゃない。

こうして我々は初期エリアをぐるりと回った後、海辺へと辿り着いたのであった………。

(154) osatou 2022/02/22(Tue) 12:25:17

【人】 演劇 アクタ

>>148 ツルギ

そして、海。
誰かが生み出し、誰かが散らかし、誰かが綺麗にした、海。

途中からすっかり大人しくなっていた男は
未だシートベルトを外しもせず呼吸を整えながら、君に問う。


「………W楽しかったWか?」

もしもここで否定的な言葉が返ってくれば
何も言わずに、男は君に殴りかかるだろう。
(155) osatou 2022/02/22(Tue) 12:26:53

【人】 演劇 アクタ

>>156 ツルギ

「………そーか!
 それなら見逃してやる!」

楽しかった、と君から言葉が出れば
疲労ばかりの表情で笑顔を作ってみせてやった。

ふら、と覚束ない手でベルトを外し
君を追いかけるように砂へ足を沈ませる。

「あー、すれ違ったやつな。
 当たっては無かった……と思うけど、
 心臓に悪いから
二度と爆走するな。


浜辺。薄暗い中で広がる海へ視線を向ける。
なんとなく、心が落ち着いていく気がする。多分。

「誰だったんだろうな、
 お前以外の、アクセル全開踏み込むバカ。」
(157) osatou 2022/02/22(Tue) 12:58:09

【人】 演劇 アクタ

>>158 ツルギ

フカワ、カミクズ、と顔をどうにか思い起こす。
あの話し合いの場に居た者達だ。

「そんな事してたのか。ご苦労なことだな。
 なんだっけ……全員の身の上話を聞きたい、ってやつか?」

まだ夜が更けきっていない頃。
君の発言を思い出しつつ、ほう、と砂浜を一瞥。

「どうだった?
 お前が死んでも良いと思えるほどの奴は
 この中にちゃあんと居たのか?」

それは殆ど、皮肉だった。
どうせ居ないだろう、と再び生意気に腕を組む。
(159) osatou 2022/02/22(Tue) 13:41:13

【人】 演劇 アクタ

>>160 ツルギ

「別に間違ってるとは言ってない。
 変わった奴だとは思うが。」

そっと腰を下ろし、
今度はちゃんと君の隣へ座る。

「はァ? 人の為に死ぬ理由?」

ばかばかしい、と思った。
だって自分は人を見捨ててまでも、生きたいのだから。

……けど、少しだけ。
君との間に広がる砂浜。そっと身を寄せ距離を詰めてみる。

「聞かせて。
 そんだけバカ正直に人と話して、思ったこと。」
(162) osatou 2022/02/22(Tue) 15:43:12

【人】 演劇 アクタ

>>163 ツルギ

「ふゥん。」

自分の為に、死を選ぶ。
自分の為に、他人の犠牲になる。
自己犠牲とか、そういう類のものだろうか。それとも、自分では考えつくこともないような何か。

……やっぱりちっとも理解できなくて、
まるで興味ない趣味の話を聞いたときみたいに、息を吐いた。

「死にたがりってこと?」

(168) osatou 2022/02/22(Tue) 18:27:00

【人】 演劇 アクタ

>>163 ツルギ

「はッ、」

そうして、嘘を吐いていると聞けば、今度は笑った。

「誰でも嘘ぐらい吐くだろ。
 全員と話すなんて──よく実行に移したなって、そんだけの意味だ。」

君の真似をして、砂浜に指で何かを描く。
特に目的もないまま、指はぐるぐるマークや星を描いていく。

「今だって、嘘吐こうと思えば吐けただろ。
 お前はそうしなかった。
 と、……友達間なんて、そんだけで充分。」

そうだろう?と、
再び肯定を求めて、笑みを携えたままで君を見据えた。
(169) osatou 2022/02/22(Tue) 18:28:31

【人】 演劇 アクタ

>>170 ツルギ

「全員と話したんだったか。
 そりゃ言われない方が珍しいだろうな?」

死にたくないから、議論する。
生きていたいから、他人を選ぶ。
ただそれだけの事が、どうにも君に伝わらない。

どうしたものか、とまた息を吐いて
続く言葉にぴくりと眉を寄せる。

「……。
 別ッにぃ? お前が友達と思ってないなら
 僕だって全ッ然思ってないし〜?
 どうせ面倒で生意気で天才的頭脳を持ち合わせていて未来の演劇界を担っていく才能溢れたただの知り合いですよ〜。」

フン!と睨み付けて
肘でぐいぐい君を突く。近い距離だからこそ出来る事だ。
(171) osatou 2022/02/22(Tue) 19:18:14

【人】 演劇 アクタ

>>172 ツルギ

「うるさいな、改善とか────……?」

なんだか様子がおかしい。
どうかしたのかと態度を一変させ、その顔には不安や心配ばかりを含んでいた。
見るからに焦っているし、困っている。つんつんな普段の態度は何処へやら。

「なっ、なんだよ……
 痛かった……のか? そっ、そんなに強く突いてないぞ。
 触られるのが嫌だった……とか、えっ、な、なんだよ……!
 
ぼ、僕は何もしてないぞ………!?


おろおろと両手を空に彷徨わせるが
それが君に触れることはない。何が原因で君がそうなったのか、分からないから。

「……ど、どうした。
 炭酸飲むか? 用意しようか?」
(173) osatou 2022/02/22(Tue) 19:50:13

【人】 演劇 アクタ

>>174 ツルギ

「ご、………」

ごめん。そんな言葉が喉から出かけて
君の痛々しい笑顔を見れば、違うなと思い直して、口を閉じる。

「分かった。」

掴まれた手指の先から、氷のような冷たさが伝わってきて。
じっとりとした手汗に気が向けば、VRの癖にリアルだ、とぼんやり考えた。

「……触れるぞ。」

今度はちゃんとそう告げて
繋がれた手を解けば、そぉっと君の頭上へ伸ばす。指先から触れさせて、撫でた。

こういう時に、どうして良いのか知らないし
君の気持ちだって欠片も分からない。
だから、態度で、温もりで示す。君を害する意図なんて持たない事を。

勿論、君が拒絶しなければ、だが。
男は暫く、君に対してそうしていた。
(180) osatou 2022/02/22(Tue) 20:51:08

【人】 演劇 アクタ

>>183 ツルギ

自分は、両親に頭を撫でられるのが大好きだ。
あったかい手が触れる感覚に、愛情を感じられるから。

「……ふゥん、」

だから───ぱ、と。手を離す。
君の態度は、何より雄弁だ。


「お前って、そんなカオするんだ。
 ぶすくれてる無表情よりは、マシだな。」

普段通りの皮肉。
今の君にとっては、その方が落ち着くだろうか。
君よりもうまく取り繕って、にっと笑って見せてやった。

「飲み物、飲むか?
 車内に振りまくった炭酸あるぞ。」
(185) osatou 2022/02/22(Tue) 22:25:51

【人】 演劇 アクタ

>>188 ツルギ

「絶対やだね。
 開けてやるにしても、お前に向ける。」

君の隣からさっさと立ち上がれば
車内に転がるペットボトルをひとつ手に取って、ほら、と君の額に押し付けた。
二酸化炭素をふんだんに含んでいて、ボトルはぱんぱんに膨らんでいる。

───取りに戻った時、しれっと何度か振り足した。


「ほォら、お前が爆走したんだから
 お前がちゃんと開けて飲めよ。
 ……そんで落ち着いたら、帰ろうぜ。今度は安全運転で。」

そろそろ、夜も明ける頃だろうか。
箱庭の海の向こう側──薄らと闇が溶け始めていた。
(190) osatou 2022/02/23(Wed) 0:21:46
アクタは、ギャアアアア!!?!?!!!??
(a88) osatou 2022/02/23(Wed) 12:37:42

【人】 演劇 アクタ

>>196 ツルギ

良い子の皆さんは、炭酸飲料は、振らずに飲みましょう。



「お、お前っ、お前なあ……!?」

顔にかかる程度被爆した。
炭酸のぱちぱち感、甘い飲み物独特のベタ付き。
そのどれもが不快で思い切り顔を顰める。

こんなところまでリアルじゃなくて良いのに、と
VR技術の進化を恨みつつ。

早く飲め!!!


べー、と舌を見せながら膝を抱え、砂浜に三角座り。
君が運転席に乗り込むのを律儀に待っている。
君を一人にする気は微塵も無いらしい。


───太陽が目を覚ます前に、帰ろう。
(200) osatou 2022/02/23(Wed) 12:38:38

【人】 演劇 アクタ

>>203 ツルギ

「フン!
 お前が勝手にアクセルベタ踏みしたから、お返しだ!」

僕は怖かったのに!と独りごちつつ
ペットボトルの中身が減りゆくさまを見届けた。


さっさと車内へ乗り込む君を追い掛けるように立ち上がり、再び助手席に乗り込めば
やっぱり可愛くない言葉ばかりを吐く。

「……ッおい!
 僕はなァ、お前を───」
          
少しは心配してたんだぞ。


口にしかけて、言葉を飲んだ。
……言ってやるもんか。

「……こっ、今度は安全運転だぞ!
 絶対!間違いなく!ブレーキ使えッ!」


そうしてエンジン音を残して、海辺を離れていく。
足跡──タイヤ痕──砂に残った線や記号──二人過ごした時間の証左を、波が飲み込んでいった。
(216) osatou 2022/02/23(Wed) 15:26:19

【人】 演劇 アクタ


黄昏どき。
昼と夜の境目。

気分転換も兼ねて、一人で探索する。
こんな経験すら、文章を紡ぐ糧に出来れば良い。
広場──図書館──カフェ。そのどれにも立ち入らず、声も掛けず、ただウインドウショッピングの如く見ているだけ。


「なん………?」

ぐるりと軽く見て回り、気付く。
一晩経ったぐらいで、何だか発展している。

しかも焼肉屋やら、遊具やら。すごく偏った進化を遂げている───。

「あいつら、呑気なもんだな。」

色々──色々と。楽しそうだが、
フン、と息を吐いて、興味なさそうに、散歩を続行した。
(226) osatou 2022/02/23(Wed) 16:24:05
アクタは、「うわ……」 16分限定の何ともめちゃめちゃな光景を見た。散歩しているときのこと。
(a101) osatou 2022/02/23(Wed) 18:40:09

アクタは、気に入ってねえ〜〜……
(a103) osatou 2022/02/23(Wed) 18:53:00

アクタは、「もっと何か、あるだろ、作るべきモンが。」 >>a102
(a104) osatou 2022/02/23(Wed) 18:53:13

【人】 演劇 アクタ

>>a106

「すぐに消せ……。」


低い声を、出しました。
自分からこんな声が出るなんて、アクタも今知りました。
(240) osatou 2022/02/23(Wed) 19:03:17

【人】 演劇 アクタ

>>241 ユス

突然知り合って間もない奴に自分の精巧な銅像建てられた気持ち
、分かるか?」

分からないだろうな、と思った。
自分も今、初めて生まれた気持ちと向き合ったばかり故だ。

「ホラっ……何か実績残して、そんで建てられないとさ。
 ただ建てられても意味ないだろ、なあ、分かるか?」

分かるのか?
(242) osatou 2022/02/23(Wed) 19:11:05

【人】 演劇 アクタ

>>245 ユス

「分からないだろうなあ!!?
 今すぐ建ててやろうかテメェ!!!」


いつでも建てられるんだぞ、と
スマホのような端末を構えて見せてやった。
きっと、何の威嚇にもなっていないだろうが。


「そっ、そうだけど……?
 僕は
未来の演劇界を担う素晴らしい人材
だけど……
 でも、……こんな場所に建てたんじゃ意味無いだろ、
 って言うか銅像から一旦考えを離してだな………!」

両手で何かを持つような動作。
それを他所に置くような動作。

「もっと自分が欲しいモン作れよ。
 
ヘンテコな芸術の核融合
じゃなくてさ。」

君が先程生み出していたもの、
ヘンテコな芸術の核融合呼ばわり。
(246) osatou 2022/02/23(Wed) 19:50:27

【人】 演劇 アクタ

>>248 ユス

「建てねえし絶対辞めろ。」


拒絶の姿勢だった。
スマホは仕舞った。

「へェ、見たことない景色が欲しいの?
 お前も変な奴だな。
 そーいうの以外にさ、好きなモンとか、気に入ってるのとか、落ち着く物とか……?
 全然全く、ひとっつも思い付か無い感じ?」
(250) osatou 2022/02/23(Wed) 20:24:48
アクタは、仲良しじゃない!!!!!!!
(a111) osatou 2022/02/23(Wed) 20:30:53

【人】 演劇 アクタ

>>252 ユス

何故
──じゃない。
 自分で考えろ。」

ぴしゃり、言い切って。
しっかり30秒、君の言葉を待つ。


「ふゥん。じゃ、段ボールハウスとか作れば?
 引きこもり御用達〜みたいなさ、静かな一人の空間ってやつ。
 ……てーことは、お前、好きなモン無いんだ?」

君の長考。提示した内容から、返ってきた答え。
それらから、そうだと決め付けて、は、と鼻で笑ってやる。失礼な奴だ。

「え、僕……?
 そりゃあ、演劇が好きだけど。
 脚本家志望だから、紙とペン出したぐらいだな。
 劇場建てたって、ここには役者の一人も居ないワケだしさ。」

ひとり──芸能人が居た気がするけれど、
あの人に手製の台本を押し付ける程、男は強気でも無かった。
(253) osatou 2022/02/23(Wed) 20:45:41
 




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