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【人】 オーバーワーク ラサルハグ「……ふう、…」 砂糖をたっぷりと含んだ黒褐色を一つ啜って息を吐く。 いつまでもカフェイン摂取に励んでいるわけにもいかない。 気になる事があるにも関わらず、 じっとしているというのは性に合わなくて 常々オーバーワーク気味であるのもそのためだ。 こうしている間にも詮無い思考はぐるぐると巡っている。 まずは噂について聞くべきだろうか。誰に? それとも抽選とやらの事を聞いてみようか。何処で? もう少し船内を散策してみるべきか。何処から? ────迷子の予感がする。 (49) unforg00 2021/07/01(Thu) 23:16:42 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ「ただの雇われにしては随分と手慣れているように思いますが。 一つ所に留まらず、主を転々とする方ですか? ともあれ、彼の今後に僕は関与致しませんのでご随意に。」 無感情な瞳を閉じてそう告げる。 餓えた獣の檻の最中にぶら下げられた哀れな小動物を、 慈悲を以て掬い上げもしなければ、一思いに落とす事もしない ある意味最も残酷な宣言。 「起伏の無い身体がお好みであれば、お付き合いしますが。 人形を抱くのはお勧めできかねます」 怠惰は情欲には揺らがない。それを使うのは自由だけど。 品の良いスーツを纏った怠惰の獣の身体は、 それでもやはり男性とも女性とも付かない。 事実、その通りというだけだ。 (*10) unforg00 2021/07/01(Thu) 23:46:57 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ「求められれば応じますが……」 自分が見たい、という言葉に苦い顔をした。 本当に喰えない共犯者達だ。 けれど、今は個人の感情は関係が無い。 自身の差し出す全てが、けだもの達の望みに適うかも関係無い。 自らは決して動かぬ"怠惰"らしく、 『求められれば応じる』だけだ。 淫らな空気の残滓の中、相反して少女のように抱き合う共犯者達に その背に、うっそりと指を這わせて囁いた。 「次の『標的』に関してはご心配なく あなた達に代わり、この『スロウス』が然と覚えていましょう」 互いを愛し合うのなら、貪り合うのなら、今この時だけは ただ目の前に居るものの事だけを考えて。 (*13) unforg00 2021/07/02(Fri) 0:38:41 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ/* せっかくならえっちはえっちで全振りしたいのでこうしましたわ。 この場はこのまま暗転でいい気もしますが。 お二人がよさそうならえっち会話を締めた後に 事後というテイで[[/who]]でも振りましょうかね。 (*14) unforg00 2021/07/02(Fri) 0:43:21 |
【人】 オーバーワーク ラサルハグ>>60 ナフ 「私が勝手について行っただけ、だから… …その、どこに行くのか…心配で。」 勝手にした事だから、と緩く首を振った。 心配はしても方向感覚は宜しくない、寧ろ迷子になる側の人種は 見事木乃伊取りが木乃伊になったのだが。 「……昨日も、疲れているように見える、と言われたけど そんなに…不健康に見える?」 感情の読めない瞳が覗き込む。 問い掛ける声は曖昧で、何処までもぼんやりとした形。 或いは眠たげとも取れる。 「踊り手……招待……んん、そっか…」 反芻するように復唱して、 じゃあ、きみの踊りも見られるのかな、と呟いた。 (66) unforg00 2021/07/02(Fri) 1:16:23 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ/* 全、バランス配分、本当に難しいですわね でも既成事実ができただけでかなりもうウキウキですのよ〜!!! 同僚がえっちな狼さん達でよかった〜♡ では提言したという事もあり、二日目のwhoはスロウスが。 お任せになって。ダイスの引きには自信がありましてよ フラグではありませんことよ。 (*18) unforg00 2021/07/02(Fri) 1:32:26 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ/* 無敵の狼お嬢様パワーでフラグ、折りますわよ。 こちらは魔術師さん出ておいで〜するのは異存無くってよ。 魔術師さん側が仲良くするにしろ、しないにしろ、 中立を保つにしろ保留とするにしろ わたくしとしては是非相手方に合わせたいと考えますわ。 じいや〜!!何処にいらっしゃるの〜!!? (*21) unforg00 2021/07/02(Fri) 2:06:43 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ満ち足りる事を知らないけだもの達の 秘めやかな饗宴の為に誂えられたステージは今や、 たった三人ばかりの享楽に満ち満ちている。 何かを堪えるようにも快楽に溺れる二人とは裏腹に、 "怠惰"の 女であった頃の特徴が残るばかりの 身体には言葉通り性を彷彿とさせる起伏など無く、 その身には性感を覚えている事を示すものも、 そして性感を伝えるものも無いに等しいようなもの。 ただ求められるままに奉じ、汚され、快楽の渦中へ駆り立てる。 身体の如何なる箇所も使って、必要であれば"道具"だって。 それが自身の負った義務なのだとでも言うように。 それでも触れ合う肢体は人形などではなく、人間のもの。 たとえその身に性が無かろうと、 はらわたの底、皮膚の奥深くを泡立たせるものはある。 撫でるような膚の交わりに、鼓膜を震わす悦楽の声に ぞくりと背筋を震わせて、 気怠げに一つ、熱い吐息を漏らした。 (*23) unforg00 2021/07/02(Fri) 2:48:09 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ────そして、長く深い夜が明けた後。 情事の痕跡もまだ色濃い、泥のような倦怠感の中 やおらに指を持ち上げて、『標的』の記された指示書を開く 今夜の襲撃先:<<ムルイジ>>who (*24) unforg00 2021/07/02(Fri) 4:14:03 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ/* ………………これエンヴィー向けですわよね…… まいったな なんでちょうど忙しい時に来てしまったんだ グラトニーは二夜連続では重いだろうし、 エンヴィーは都合が合わない…等で やりたい!という声が無ければスロウスが担当します……が…… とりあえず連絡はまだ入れてないので よかったら……審議なさってくださいませね… スロウスはうっかり起きちゃっただけなので今から二度寝します… (*26) unforg00 2021/07/02(Fri) 4:31:53 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ/* ああ……いや、PL連絡だけ先にしておいた方がいいですわね、 身辺整理したいだろうし。こちらでしておきますわ。 襲撃ロール部分の担当者だけお二人で審議なさってね。 (*27) unforg00 2021/07/02(Fri) 4:40:46 |
【秘】 オーバーワーク ラサルハグ → ギャンブラー ムルイジ/* ごきげんよう、狼お嬢様ですわ。 今全てを察したかとは思いますけど、 次の夜にあなたの人権を貰い受けますの。 恨むなら社畜と己の悲運になさってね。 飽くまでもこれはPL連絡でしてよ。 襲撃ロールの担当者が決まり次第また連絡が行くかと存じますわ。 それまで首とケツ洗ってお待ちになっていてね。 何か質問があれば震天が受け付けますわ。 以上でお嬢様よ。 (-64) unforg00 2021/07/02(Fri) 4:50:22 |
【秘】 ギャンブラー ムルイジ → オーバーワーク ラサルハグ/* えっ(素) 早、早くね……?即オチ二日? もしかしてドスケベすぎたのか……? よくってよ。よーし尊厳粉々にされちゃうぞ〜 (-81) reji2323 2021/07/02(Fri) 8:11:56 |
【秘】 オーバーワーク ラサルハグ → ギャンブラー ムルイジ/* 世界がスケベに報いたのかもしませんわ。 無事担当者も決まったのでその内おっ始まりますわよ。 土下座エッチ懇願をお楽しみくださいませね。 二日目にして最高のカードですわ。グッドラック。 (-83) unforg00 2021/07/02(Fri) 8:24:34 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ無感動な瞳が順繰りに二人の共犯者を見遣る。 その瞳の声の奥底に見て取れる愉悦狂熱、未だ底無しの欲望に 音も無く、感嘆とも嘆息とも付かない息を漏らす。 声こそ掠れていないけれど、声帯を震わせるのはやや億劫だった。 「………ええ、どうぞ」 この役は、熱意のある方が担当するに限ります。 こちらも簡潔にそう返して、 スロウスは、"怠惰"の名の如く気怠げに身を清めに向かった。 久方振りの人肌は、やはりこの身には毒だった。 (*36) unforg00 2021/07/02(Fri) 8:49:36 |
ラサルハグは、遅れて騒ぎに気付いて、不思議そうな目で見ている。 (a62) unforg00 2021/07/02(Fri) 9:02:32 |
ラサルハグは、アチチなパイに興味が沸いた。 (a63) unforg00 2021/07/02(Fri) 9:03:20 |
【人】 オーバーワーク ラサルハグ皆が何やらパイを囲んで騒いでいる。 昨日のパイも少し見た目が変わっているだけで 味はそう悪くなかった気がするし、 煽り文句の通り、元気が出たような気もする。 この船の食事は、パイを選べば間違いないのかもしれない。 そんな間違った(間違った?)認識と共に、 激辛★スペシャルHOTHOTパイを一切れ口に運んで── おいしいけどだいじょばなかった。 (103) unforg00 2021/07/02(Fri) 9:10:37 |
【人】 オーバーワーク ラサルハグ「…………………」 だいじょばなかった。 咀嚼する度に口内に広がる暴力的な辛味を超えた何か。 許容量を容易く超えたそれに完全に固まってしまった。 脳が味という情報の処理を拒んでいる。 暫くは話しかけても無駄だろう…… (104) unforg00 2021/07/02(Fri) 9:13:35 |
ラサルハグは、粛々と乳製品を摂取し始めた。 (a70) unforg00 2021/07/02(Fri) 10:06:01 |
ラサルハグは、あの苛むような熱は懲り懲りだと思った。 (a71) unforg00 2021/07/02(Fri) 10:11:36 |
【独】 オーバーワーク ラサルハグ「………因縁」 「僕には持つ事も許されないもの」 「得ようともしないのは、『怠惰』なんでしょうね」 空っぽの器が音を立てた。 (-88) unforg00 2021/07/02(Fri) 10:20:29 |
【人】 オーバーワーク ラサルハグ激辛★スペシャルHOTHOTパイの衝撃が漸く引いた頃。 空いた食器を下げ、一人レストランを後にした。 せっかくこの船の中に気になる事ができたのだから、 じっとしているのは時間が勿体無い。 その考えこそが、こうして休暇に蹴り出されるに至った 自身の悪癖なのだとは気付いていない。 ぼんやりと視線を彷徨わせながら、 いまいち何処を目指しているのかも怪しい足取りで漫ろ歩く。 実際、明確な目的地も無いのだけれど。 そして、無事迷わなかった。 (148) unforg00 2021/07/03(Sat) 1:03:06 |
【人】 オーバーワーク ラサルハグ今度は迷わなかった。 ちゃんと周囲を意識して見ていれば方向感覚も失わないのだ。 誰に自慢するでもないが、やや得意げな顔をした。 一人で。 道すがら行き交う乗客に船の噂や『抽選』について尋ねながら、 辿り着いた先は上部デッキ。 まだ日は高く、広がる大海原は何処までも青く 海鳥や波の音が耳に心地良い。 ぼんやりするには 考え事をするにはぴったりだ。 (149) unforg00 2021/07/03(Sat) 1:11:59 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ「……『スロウス』としては、我々の素性が割れるものでなければ そういった『余興』に関しては、自由にして頂いて構いません」 対照的に、平坦な声が述べる。 これが一般人であれば趣味が悪い、と文句の一つも付けようが それこそ悪趣味な客を相手にしているのが自分達なのだし、 それら客へのパフォーマンスもある程度は必要なのだ。 /* 是非お願いしたいですわ!!!!!超助かりますわ!!!!!!! こんなの辱めなきゃ損ですわ!!!!!!! (*45) unforg00 2021/07/03(Sat) 1:48:16 |
【人】 オーバーワーク ラサルハグ>>142 夜のプールサイド 上部デッキにて考えを纏めた後、再び辺りを歩いて回っては 行き交う人々に話を聞いてまた考えて。 あっちへふらふら、こっちへふらふら。 そうこうしている間に日は落ちて、 本来であれば一度部屋へと戻り、夜間の装いへと着替える頃。 この無思慮な招待客はそこまで考えが及ばなかったらしく、 日中着ているだぼついた上着姿のままなのだけど。 ともあれ巡り巡って行き着いた先は夜のプールサイド 水面を叩く音と月明かりに煌めく水飛沫が目を引いて、 何とはなしにそちらに足を向けた。 そこに居るのは数少ない顔見知りではなく、 名も知れない、見知らぬ客かもしれないが。 (163) unforg00 2021/07/03(Sat) 12:13:19 |
【人】 オーバーワーク ラサルハグ>>169 テンガン 実際のところ、水音の主が誰かはわかっていなかった。 曖昧な人影が像を結ぶ、ある程度の距離まで近付いた辺りで あ、と独り小さく声を零して、やや歩調を速めた。 「一人?」 唐突な問い掛けと共に、 思考の読めない片一方の瞳が覗き込んで、じいと見つめる。 色を失った瞳に気付くと一度視線を惹かれて、 けれど今この時ばかりは他の事に気を取られたようだった。 「………あ、違う、…ええと… ……こんばんは、テンガン、……さん?」 なぜ疑問形? (172) unforg00 2021/07/03(Sat) 13:22:29 |
ラサルハグは、日常の陰に潜むそれに気付かなかった。或いは、見ようと思わなかった。 (a99) unforg00 2021/07/03(Sat) 13:38:53 |
【人】 オーバーワーク ラサルハグ>>175 テンガン 「ううん。水着は……持ってきてない、から」 これほどの船ならば貸し出しも行っているのだろうけど、 持ってきていないという事は元より泳ぐつもりがないと取れる。 よっぽど気が変わらない限りは。 「……邪魔した?」 拒まれているようにこそ感じなかったけれど、 人が少なかったので、という言葉と その退色した瞳があまり見られたくないもののように見えて、 考えの読めない瞳はそのままに、やや眉を下げた。 (178) unforg00 2021/07/03(Sat) 13:54:29 |
ラサルハグは、少しだけ興味が沸いた。 (a110) unforg00 2021/07/03(Sat) 14:01:44 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ「了解」 まったく白々しいにもほどがある。 そんな呆れ混じりの溜息を一つ吐いて、短い応答。 自身も念の為に確認はしたけれど、 客は喜ぶだろうし、この船を探ろうとしている者は尻尾を出す 実に利のある『余興』だった。それは確かな事なのだけど。 「とはいえ僕からは、お客様のご要望次第になりますが」 自らの欲は冷え固められた心を動かすには足らない。 ああまったく"怠惰"らしい。 /* 墓下の増え方にもよりますけども今夜から忙しくなりそうですわね!!! スロウスは『客から要望があった』という形で何でもできますわ!!無敵ですわ!! 皆で墓下にいらっしゃった方を目一杯おもてなししたいですわね♡ (*52) unforg00 2021/07/03(Sat) 14:20:20 |
【人】 オーバーワーク ラサルハグ>>184 テンガン 「……そう。なら…ええと、その。よか、った?」 時折疑問形のように語尾が上がる。 単に距離感や言葉選びに自信がないだけなのだけれど、 どうにも無表情なものだからわかりづらい。 あなたに向けた、身体を冷やさないだろうか、という視線も 洞察力に乏しい人であれば気付かなかったかもしれない。 「…んん……少なくとも、退屈はしてない、と思うけど… そう、だな…きみから見て、私は楽しめていた?」 服を濡らさないようにして隣に腰を下ろす。 こういう時は、主観的な見解を押し通すのは あまり得策ではないという事は知っていた。 そもそもここのところ疲れているとか健康には見えないとか、 思ってもみない事を言われる事も多かったのも、そう。 ただ疲れていたり不健康な自覚が無いだけかもしれないが…… (188) unforg00 2021/07/03(Sat) 15:05:49 |
【赤】 オーバーワーク ラサルハグ/* 処刑は本当にも〜〜〜〜どうしようもありませんわ。 甘んじて受け入れるしかありませんわ。 正直吊られた時の事あんまり考えてませんわ。 おしまいですわ。 (*58) unforg00 2021/07/03(Sat) 16:46:43 |
【置】 オーバーワーク ラサルハグ──充てがわれたスイートルームの一室。 エグいくらいフワッフワのベッドで宇宙を背負っている。 なんだろうこれは……何……? 何処までも永遠に果てしなく沈み込んでいくのではないか? そんなものだから却って収まりが悪い気さえしてくる。 ちなみに昨日は風呂場で寝落ちしていた。 なんだか風呂の方が寝心地がよかった気がする。 敬具。 (L2) unforg00 2021/07/03(Sat) 19:54:32 公開: 2021/07/03(Sat) 20:00:00 |
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