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【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>14 レイ 「 ? 」 煙の魔女からの視線も、貴方からの視線の意図も、絶妙に察することができない。怪我をしているせいかと結論付けた。 大きければ大きいほどお得だと思ってより大きいものを獲って来たまでのこと。 「……ああ。変な鳥だが、美味いと聞いた」 エドゥアルトはとっさに頭を垂れた。 撫でられている。相変わらず表情には出ないが ゆれる尻尾がその感情を示していた。 (17) DT81 2021/12/13(Mon) 14:05:02 |
エドゥアルトは、レイに招かれるまま彼の前に座った。これくらい、放っておいてもすぐ治るが……。 (a18) DT81 2021/12/13(Mon) 14:06:10 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「……ハァ〜〜〜ッ……俺は! 俺のより良い日々だけしか望んじゃあいない! この街のことが嫌いで!壊したくなっただけなんだよ!! 少し優しくしてやったくらいで勘違いするなよ!?最初っからお前らのことはどうでもいいんだ、それは星歴が何億経ち、幾度変わっても変わらない……!!」 辛抱堪らないといった様子で、思わず声を荒げて、拒絶を露わにする。そう、拒絶だ。街に対する嫌悪は……今目の前には向いていない。 きりきりと胸が痛む。帽子を抑えてた右手は襟元を握って。 「俺は革命を望む奴らのことだって、本質的にゃどうだっていい……どうだっていいんだ」 歯を食いしばるようにして、声を絞り出す。数刻の沈黙を挟んで。 「……なあエドゥアルト。お前の言う誰かの『より良い日々』は……俺にとってのより良い日々になるのかよ? 俺にとっての良い日々は、 俺以外の誰が望んでくれるんだよ。 それが、俺が今ここにいる¢Sてだ……違うか?」 (-90) backador 2021/12/13(Mon) 14:24:30 |
【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「…………そうか。それが、貴方の本音か?」 勘違いなどしていないと、エドゥアルトはゆっくりと首を振る。 貴方が声を荒げようとも、拒絶されようとも、動じる様子は全く見せなかった。まるでそれが当たり前かのように。 「……壊したいのなら、壊せばいい。 それが貴方のより良い日々に繋がるのなら。 それでこの街が少しでもマシになるのなら おれの知るひともきっと、否定はしない。 おれは貴方を否定しにきたわけじゃない」 先の言葉通り、話を聞きたかっただけ。 誰かにとってのより良い日々が他の誰かにとってのより良い日々になるとは限らないことくらい、学がなくともわかっている。 「オーウェン。おれは、貴方にだって良い日々を 送ってほしいと、そう思っている。 言っただろう、邪魔をするつもりはない、と」 エドゥアルトは、誰かの役に立ちたい。 それがエドゥアルトの生き方だ。それ以外を知らない生活を送って来た。自分のことだけを考える貴方とは逆であっても『より良い日々』を革命に望むことに否定はない。 エドゥアルトは人の味方であろうと思っているが そのひとがエドゥアルトの味方である必要はないと思っている。 (-105) DT81 2021/12/13(Mon) 21:05:57 |
【独】 木偶の坊 エドゥアルトおれたち魔術師!どっちかっていうと狼ちゃんたちの味方だよ!!!! いやエドゥアルトはレイさんがそうだからそうなので中立かもだが…… (-106) DT81 2021/12/13(Mon) 21:07:30 |
【秘】 灯屋 レイ → 木偶の坊 エドゥアルト「なるほど……恐らく、『骨を噛んだ』のでしょうね」 /* そんな三度目や偶然欲しくなかった。 知り合いや言葉を交わした人を主に占っていたため、どんどん連れて行かれて順調にSAN値が擦り切れております。どうして♪どうして♪(たすけて♪) (-109) sym 2021/12/13(Mon) 22:08:30 |
【念】 木偶の坊 エドゥアルト>>!5 「…………。寂しがり屋。そうか……」 ふ、と笑い声のような吐息。 「貴方が、そう望むのなら、いなければ、ならないな……」 となりに。やはりどこか居心地のわるさのような、戸惑いが なくなったわけではないけれど。そう命令されてしまっては、従うほかない。 (!6) DT81 2021/12/13(Mon) 22:39:01 |
【念】 木偶の坊 エドゥアルト「……ヘルの望む『より良き日々』とはなんだろうか」 ふいに浮かんだ疑問を投げかける。 「もしこの街がきらいで、壊してしまいたいと、自分の良い日々だけを願う人が革命軍にいたとしたら、どう思う?」 貴方はそれでもあちら側の味方でいようと思うのだろうか。 (!7) DT81 2021/12/13(Mon) 22:40:25 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>21 レイ 「……あいつは……足がはやい……。 ……突っ込んでこられると、銃で狙う暇が、ない…… 殴り合うしか、なくなる……」 また銃使いのくせに、肉弾戦をやったらしい。 服に刺さった羽をはらって、大人しく手当をされてはいるが、どこか居心地が悪そうだった。こんなに丁寧に手当てされたことなどあまりない。 「……服はあとでいい………。 それより、食べるといい、そのために獲ったのだから」 できあがった料理が、運ばれてくる。 シンプルに、ローストされたもの。 (22) DT81 2021/12/14(Tue) 1:43:10 |
【念】 木偶の坊 エドゥアルト「…………そうか。 貴方は、この街が、きらいじゃない、と」 ガルムはこの街が好きかと言えば、わからなかったものだから、同意をすることはなかった。今日のメシも満足に選べないような男は、人の役に立ちたいのだって、それ以外の生き方を知らないから。 「おれも、下層市民が、誰かが、救われることはきっと喜ばしいことなのだろう」 「……けど、同時に、壊されようが、それで救われる誰かがいるなら、それでもいいと思っているおれは、どこか、おかしいのだろう」 政府側でもない、革命側でもない、うつろな存在。 番犬は、はじめてあなたとは明確に違う意見を言った。 (!9) DT81 2021/12/14(Tue) 2:09:51 |
【独】 木偶の坊 エドゥアルトこの村、めっちゃ静かじゃない? みんな秘話で盛り上がってんのかな…… おれまじゅちゅしやってるが話してる人そんなおらんからなんもできてへん枠……メシなにたべるか選べない男………… (-125) DT81 2021/12/14(Tue) 2:36:09 |
【秘】 吟遊詩人 フェリックス → 木偶の坊 エドゥアルト「家族かあ。いいなあ…………。」 目を少し細めて、舌の上で味わうように復唱した。 あなたの得物の話。 「ファミリア」。 して、あなたが酒に顔を顰める様子にくっく、と笑って。 「無理強いはしたくないが、一方で、まだ食べたことがないものならば挑戦はしてみてほしいものだ。美味とゲテモノは紙一重……。」 それらの酒は甘い割には強いもの。黒みがかったチョコレートリキュールと、 爽やかだがこちらも度が強いものだ。淡い桃色の桃のリキュール。 恐らく、酔った貴方の様子を見てみたくなったのだ―― というところはあなたに伝わるべくもない気がする。 吟遊詩人の良くない好奇心だ。 (-130) protea 2021/12/14(Tue) 3:43:16 |
【秘】 埃運び オーウェン → 木偶の坊 エドゥアルト「……ッチ、クソが」 感情を吐き出せば、後に残るのは、 もう何もない。ひたすらな、無力感。 「だったらそれでいい。邪魔する気がないなら、 俺も、おたくにどうこうする気なんかない。 好きにどっかいっちまえばいい、んで……」 憑き物が落ちたように。顔からは険しさが抜け、 胸元を握りしめていた手の強張りもいくらか軽くなった。 自分が革命に望んでいたものは、きっと。 「お前は馬鹿みたいに、飯を選ぶのに悩んでたらいい。 悩んで、考えて、その上で動くのは、 それができるやつらに任せてたらいいさ。 いつ俺が見てられなくなるかわかんねえから、 そっから先自分で考える努力をするための頭と。 人に頼る、頼れる相手を選ぶための目。 それくらいは鍛えて置け。今のうちにな」 どのみち今ここで停滞しては、手に入らないものだ。 (-157) backador 2021/12/14(Tue) 15:22:47 |
【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 吟遊詩人 フェリックス「………そう、家族…………おれの家族がここにいる……………」 やがて蟹の話に静かにうなずくだけにとどまったのは、おそらく酔いはじめたせいだ。匂いだけではよくわからず、飲んでみようかと気になったチョコレートリキュールの入ったグラスを持ち上げようとした手が一瞬ふらりと宙をさまよった。 「どちらも、においが強い酒だ………」 それぞれ一口飲んでみる。このみ、と言われるとやはりよくわからない。エドゥアルトは、ほんのりと赤みが指した顔を押さえて、ひとつため息を吐いた。見るからに酔っているということがわかる。 「味はふたつとも、悪くはないが………少し熱いな………」 (-160) DT81 2021/12/14(Tue) 15:35:23 |
【念】 木偶の坊 エドゥアルト「ああ……わかった。では、おれは チェルシー を探ろう」さて、これもいつまでつづくのか、次は誰が連れていかれてしまうのか。せめてそれが、貴方ではないことを、祈る。 (!11) DT81 2021/12/14(Tue) 15:48:10 |
【独】 木偶の坊 エドゥアルトオーウェン、とーみんさんとかいったけどなんか違う気もしてきたな。とーみんさんのキャラそんな感情的なイメージないんだけど どっちかっていうとポルティだよな え、あんた、ポルティなの? わからないわ (-165) DT81 2021/12/14(Tue) 16:18:07 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>23 レイ 「……貴方の手を煩わせるわけには」 「…………………そもそも、おれが 気づかれずに狙わなければ、いけなかった」 居場所がバレてしまう狙撃手など、格好の餌食だ。 人にものを頼む身分ではないと言わんばかりに首を横に振り。 料理を目の前にフードの下の耳ごと、頭を垂れた。尻尾も。 「……うまいか…………?」 頭を垂れたまま、見上げ、尋ねる。その表情が物語っていても、いや、物語っているからか、聞いてみたくなった。 エドゥアルトも、やがておもむろにチキンを掴み食べ始める。 相変わらず無表情だったが、やはり尻尾は正直だったろう。 (36) DT81 2021/12/15(Wed) 5:14:08 |
【独】 木偶の坊 エドゥアルト寡黙なキャラ、むずかしくない? 言葉足らずを地の文で補足する必要あるし あとお相手レス返しづらくないですか? 言葉すくないから とおもってわりとしゃべるマンになっとる気がする オ〜〜ン オンオン (-249) DT81 2021/12/15(Wed) 5:59:53 |
【独】 木偶の坊 エドゥアルトあと地の文の一人称 男は 彼は じゃなくて エドゥアルトって名詞にしちゃってるから 念窓でそのままに誤爆しそうになる いやもう多分夜遊びの民にはバレバレだと思うんだけど 雰囲気だいじじゃん (-250) DT81 2021/12/15(Wed) 6:02:15 |
【秘】 木偶の坊 エドゥアルト → 埃運び オーウェン「そうか──信じるのか、おれのことばを。 けど……貴方がなぜ、あんなに苦しそうだったのかは、わからない……」 じ、と。胸元を押さえる手を見て、でかいくせに下から覗き込むように屈んで見上げる。自分で考える頭があったって、それは想像しかできない。 「どうでもいいのでは、なかったのか。 ……貴方は、むずかしいひとだ」 ふ、と短く息を吐く。 エドゥアルトは、自由が苦手だ。 飯を選ぶのに苦労をするのも、それに近しい。 あなたがどんなつもりで言っていようと きっと、その助言に対する抱く感情は、感謝だった。 (-260) DT81 2021/12/15(Wed) 12:18:14 |
エドゥアルトは、狩りの成果がツマミに出るくらいには、余っていそうだから皆も食べるとよいと、思った。 (a43) DT81 2021/12/15(Wed) 12:31:00 |
【念】 木偶の坊 エドゥアルト「そうか、……。だが、おれは、貴方の味方だ それは今も変わっていない。 何が正しくて、何が誤っているかなど、わかりはしないが」 「──故郷、だから?」 よほど思い入れが強い場所なのか、と。 (!13) DT81 2021/12/15(Wed) 15:48:45 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>37 レイ 「……………………………」 エドゥアルトは、反論する言葉を持ち合わせていなかった。 手を借りると言うのも、もし動けないような怪我をした時のことも。どこか誤魔化すようにチキンを口に頬張る。 「そうか、よかった。……たしかに……うまい」 貴方の顔を見て、わずかに目を細める。 そうして、しばらくチキンの味に舌鼓を打つ時を過ごした。 (38) DT81 2021/12/15(Wed) 16:04:08 |
エドゥアルトは、誰も姿の見えない場所を見つめている。 (a44) DT81 2021/12/15(Wed) 16:17:18 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト「…………ノアベルト?」 姿を現さない理由はエドゥアルトにはわからない── 何か彼の噂が流れていた記憶はかすかに覚えてはいるが。 「……いたのだな」 何か用があったわけではない、気配がしたから見ていただけのことだ。だからエドゥアルトは、特に何も聞くことはしなかった。 (39) DT81 2021/12/15(Wed) 18:34:06 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト#蟹討伐 ──これはエドゥアルトが蟹討伐の噂を聞き『黄金の海』へ出向いた頃の時。 馬を操り前線を走る者、地割れに足を取られる者 仲間を鼓舞する声、耳を劈く笛の音、迸る魔法の光。 蟹討伐に群がる冒険者から少し離れた砂上の スコープ越しに、もう一体の巨大な蟹を狙う者がひとり。 ……でかい。心中で呟きながら 前衛に気をとられている隙に得物のトリガーを引く 得た情報を頼りに、防御が疎かとなった足の根元を狙い撃つ。 やや砂埃が邪魔をするが、一発、二発と的確に当てていく。 エドゥアルトは"当てる"ことだけは得意だった。 他の冒険者の力も相まって、 ふいにぐらついた巨体ごと鋏が振りおろされる。 目のまえのものを倒すことだけに集中していた故か それに気付くのに一歩、遅れてしまった。 「────」 声も出ぬ間に砂塵が舞い上がり、避けるべくとっさに転がった エドゥアルトの姿が遠くの砂中に消えていった。 (40) DT81 2021/12/15(Wed) 19:00:29 |
【人】 木偶の坊 エドゥアルト>>40 #蟹討伐 それからどのくらい時が経ったのかは定かではないが 盛り上がっていた砂の中から、のそりと這い出る男がひとり。 ずれたフードの隙間から獣の耳が飛び出し、ぶんぶんと頭を振って砂を吹き飛ばした。 「……生きてる……」 エドゥアルトは、はっと顔を上げ砂の中から 自身の得物を慌てて探し当てて大事そうに抱える。 「……」 ひとつ、安堵のような息を吐いた。 砂埃に目を眇めた先には、ひっくり返った巨大蟹が遠くにぼやけて見えた。多少は役に立てたのだろうか。 (41) DT81 2021/12/15(Wed) 19:01:34 |
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