人狼物語 三日月国


51 【完全RP】ポムペッシュ・フェーリンコロニー【R15】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 温泉のこと 
  


[  >>256。         ]


   そっか。
   五反田は、すっぱり諦めるか。


[ふ、と口元を緩ませて、視線を宙へ彷徨わせる。
 露天風呂になっているのなら、漆黒に浮かぶ月と、
 赤羽が探す星>>1:@70が見えたのだろうか。

 五反田の、変化の少ない表情から読み取れる感情は
 なかったけれど、会ったばかりの上級生から投げられる
 掴みどころのない質問にきちんと答えてくれる彼は
 きっと、普段から真面目なやつなのだろうと想像して。]
 
(5) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 7:14:07

【人】 受験生 雨宮 健斗

 
   俺は、うん。
   …諦め……あ、いや。
   どーなんかな。
   一回諦めたんだけどな。
   やっぱ諦められねーから
   戻ってきたんだよな。


[縋って、気付いて、見つけて、求めて。
 ようやく向き合う現実は、タピオカミルクティのように
 甘くはなくて。  ]


   
(けど、やっぱだめなんかもな、って。)



[最後の言葉は声に出したら崩れそうな気がして、
 飲み込んで笑う。 ]
 
(6) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 7:16:24

【人】 受験生 雨宮 健斗


   すまん、なんか変なこと言ったわ。
   受験生はナイーブで困っちゃう。


[顔を上げて、誤魔化して。
 五反田や、赤羽がまだ話を続けるならそのまま、
 声のトーンを上げて続けよう。

 後輩との時間は確かに貴重で楽しいものだった。

 風呂の邂逅が終わりを告げそうなら、
 聞いてくれてありがとな、と、湯船から出ようか。 ]*
 
(7) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 7:18:01

【人】 受験生 雨宮 健斗


[同じ受験生のはずの友人は、風呂にいたろうか。
 闇に浮かぶ光になんとなく、文化祭の体育館の
 スポットライトを思い重ねて。 ]


   
   
月が、綺麗だな。


[とぽつり、呟いた。  ]*
(8) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 7:20:23
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a0) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 7:24:46

受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a1) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 7:54:09

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 朝食 
  


[林間学校だから、朝食は簡素な和定食と
 相場が決まっている、と思っていた。


 
なめていた。

 
我らが私立ポムペッシュ学園を。




 朝から食堂にならぶ、たくさんのおかず。
 
 これは、所謂朝食ブッフェだ…!    ]
 
(9) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 8:33:24

【人】 受験生 雨宮 健斗


[なにやら自然派コーナー?とやらがまず目に入る。
 山葡萄の果汁、手作り豆腐、16種類の豆のおこわ、
 クコと松の実入りの薬膳がゆ、産地の野菜に魚の干物。

 だし巻き卵は分厚くふるふると震えて湯気が上がり、
 隣の漬物コーナーも色とりどりの充実ぶり。

 米だけでも、白米、玄米、雑穀米。
 それに合わせて定番の味噌汁も、
 味噌の種類を赤、白、合わせと変えて3種類。

 野菜スープやコーンポタージュも。

 洋食コーナーは数種類のパン。
 クロワッサンやフレンチトーストまで、焼き立てですよ、と
 にこにこ笑うスタッフさんの声が明るく響く。
 スクランブルエッグや目玉焼きは、なんとその場で
 調理してくれているようだ。  ]
 
(10) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 8:34:50

【人】 受験生 雨宮 健斗


   
  
すげーな。


[と口に出して、改めて食堂を見渡した。 ]**
 
(11) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 8:35:55
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a2) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 8:37:48

受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a3) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 8:39:49

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 温泉にて 
  


[ ぱち、と見張った目をひとつ、瞬かせた。


       好きなら。
       好きなだけ、続けたらいい。>>12


 淡々と紡がれる言葉が、耳に静かに届く。

 思いの、根底にあるもの。
 あぁ、そういえば暫く忘れていたそのことを
 伝えてくれた、僅かに色の異なる瞳をつ、と
 見つめた。
 唇の端には、微かに笑みの形を浮かべて。  ]


   ……だな。
   

[とだけ、短く返した。 ]
 
(16) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 11:09:30

【人】 受験生 雨宮 健斗


[落ち着いた彼の様子と飾りのない言葉は、
 なんでか不思議に心地良い気がして。

 半分が過ぎようとしている林間学校の日程の、
 残り何処かでまた会話を交わせることを
 密かに期待した。

 少しばかり長湯をしたようで、火照る身体に気付けば、
 湯船を出て、ぬるま湯をざば、と頭から被った。
 頼りになる後輩に手を上げて、浴場を後にしただろう。]**
 
(17) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 11:12:56
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a5) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 11:14:28

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 林間学校に
ちゅー
は是か否か 
  


[ >>1:252
  >>1:253
  >>1:254

 こんな女子たちの会話が聞こえていたら。
 己も身を乗り出して会話に加わっただろう。

 そもそも林間学校なんて宿泊を伴う行事、
 こう言う会話をして盛り上がり(?)
 あげく引率教諭に、早く寝ろ、と叱られたりすること
 こそがお約束なのではないだろうか。

 え、有りよりの有りで入江とは気が合うな。
 近藤吐息自重しろww

 と、その場にいたらげらげら笑っていたはず。 ]**
 
(18) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 11:29:29

【人】 受験生 雨宮 健斗


[背後から聞こえた声>>22に振り向けば、トレーを手に
 した近藤が居た。  ]


   おー、おはよ。
   すげえよな?
   なんか和定食みたいなの勝手に想像してた。


[言いながら、ちらり見た彼女の手の中、
 選ばれしおかずは、やたら卵料理が多い。>>22 ]
 
(23) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 13:53:21

【人】 受験生 雨宮 健斗


   …なんか黄色多くね?


[くすくす笑って突っ込んだけれど。
 そもそもブッフェなのだ、
 好きな物を好きなだけ食うのが正しい。

 誘ってくれる言葉に笑って頷いて。]


   おー、食おうぜ。
   ちょい先座ってて。
   適当に、取ってくるわ。


[と、足早に料理カウンターへ向かう。]*
 
(24) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 13:54:21

【人】 受験生 雨宮 健斗


[生卵を飲む>>26、なんて聞こえた声には有名な映画を
 思い出してぶ、と吹き出しながら。

 残念ながら己は筋肉とはほど遠いところにいるので、
 小さなフレンチトーストと、カットされたフルーツ、
 申し訳程度のサラダとコーヒーを取って。
 近藤の座る席を見つければ、
 お待たせ、と、向かいに腰を下ろした。 ]


   朝早いよな〜、寝た?ゆうべ。  *

 
(30) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 14:21:35

【人】 受験生 雨宮 健斗


   そっか。
   え、なんか恋話とか下ネタとかが>>31
   むしろ林間学校の本質だと思ってたわ。
   次そう言う会話耳にしたら教えて。


[知らない子、と言う表現に口元を緩ませながら
 フォークで突いたオレンジを口に運んだ。  ]


   俺の知るところでは、残念ながら。
   俺はいい子だし。
   あ、そうか赤羽
   あいつちゃんと夜部屋にいただろーな?


[風呂以降、顔を見ていない赤羽だが、
 まぁきっと彼に限っては風紀を乱すようなことは
 ないだろう、と思いながら。 ]
 
(32) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 15:33:40

【人】 受験生 雨宮 健斗

   
   ……いや、枕はいいんだけどよ。

   窓の外に、めちゃくちゃでかい
   
スパイダー
がいてさ。
   気になってあんま熟睡出来なかった。


[首を傾げながらだし巻き卵を口にする近藤に、
 こちらは首を竦めながらそう言った。

 問われた質問には、あぁ日下部か、と頷いて、
 ちょっと座り直して姿勢を正した。  ]


   そうなんだよ。
   調理中に、結構思いっきり指切って。
   手当てしてもらったみたいで、
   その後カレーは普通に食ってたけど。

   風呂で会わなかった?
   わりと痛そうだったから皆で気にしてる。


[まさか、己の胸元に涙だか鼻水だかを
 たっぷりつけながら泣いていた、とは
 言えないままに、心配そうな近藤に話した。 ]*
 
(33) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 15:39:47

【人】 受験生 雨宮 健斗


[一瞬、空気が変わった気がして>>34、ぞく、と
 なにやら背中が寒い。 ]


   大体の男子はそんなもんよ。


[軽蔑を含むような鋭い眼差しをつい、と
 受け流してそう言った。

 妖しい物音、にはまた吹き出しながらも、
 赤羽とちあのことは伏せて、
 合意なら良い、には真顔で頷いた。 ]


   …え、そうなの?
   虫食うの?あいつら?
   てかほんと近藤虫大丈夫なんだな、
   冗談じゃなく尊敬する

   う、スパイダーの捕食シーン、
   想像したら気持ち悪くなってきた…


[スパイダーについての解説には感謝しつつ、
 右手で額を抱えて唸った。 ]
 
(38) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 16:20:13

【人】 受験生 雨宮 健斗


   いや、直接傷は見てないんだけど、
   まな板に血が落ちてた>>1:@54から、
   結構いってないか、って
   矢川も言ってて。

   …近藤も、なんかあったの?
   もういいのか?


[疲れちゃっただけ、とは聞いたものの、
 怪我をした日下部が心配していたと言うのだから、
 やはり気に掛かって。
 持っていたコーヒーのカップを置いて聞いた。

 心配している様子が見られれば>>36うーん、と悩む。

 内緒にしておいて>>1:186と言われた以上、
 それを口にすることは、たとえこの二人が
 友達だとしてもなんとなく憚られて。
 
 やっぱ言わないほうがいいかな、と顔をあげた時、
 近藤から告げられた言葉の意味を理解すれば驚いて。]


   え、五反田と日下部、幼なじみなの?

 
[と、わりと大きな声が出た。 ]*
 
(40) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 16:25:05

【人】 受験生 雨宮 健斗


[何気なく溢した言葉に、存外重めな声が
 返ってきて>>41
 おまけに飲み物を啜る濁音が、やけに大きく響けば、
 失言でした、スイマセン、と素直に頭を下げる。

 かと思えばとんでもない歌が聞こえて息を呑んで、
 そして吸い込んだらひゅ、と喉が鳴って、
 水滴が気管に入った。
 げぇっほ、と咳き込んで、しばし。
 息を整えながらも笑いが止まらなくなった。 ]


   
   
ちょ、やめて歌…
   よっしゃ盛り上がっていくぞじゃねぇよ…
 
(47) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 18:27:45

【人】 受験生 雨宮 健斗


[涙を拭きながら笑っていれば、移り変わる
 会話の主題は、アルファベット7番目。
 茶色だか黒だかの、スーツのお客様。>>42
 
 
  
すぅ、と顔から笑顔が消えただろう。]


   あぁぁぁぁ…無理ですその方は更に無理です
   ごめんなさい。
 
   わかりました、軍曹のことは今後一切、
   貶さず、汚さず、崇めると誓います…


[蚊の鳴くような声で呟いて、ガックリと頭を垂れた。]
 
(48) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 18:29:42

【人】 受験生 雨宮 健斗


   寒冷蕁麻疹。
   そうなんだ。
   痒いの、辛いって言うもんな。


[ほら、と言いながら首元を晒す近藤>>43
 そこには今は赤みもなく。
 そっか、よかったと言いながらも、無防備に
 眼前に晒される白い肌に、ちょっと目のやり場に
 困って視線が泳いだ。  ]


   日下部もだけどよ、あんま無理しないで、
   他のやつに頼めることは頼んでいいと思うぞ。
   我慢して治るのは、大丈夫とは言わない気がする。


[言いながら、またコーヒーを啜る。 ] 
 
(49) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 18:31:21

【人】 受験生 雨宮 健斗


[幼なじみの話には、そうか、と言って、
 羨ましい、と言う言葉にわかる、と頷く。 ]


   そうだな。
   けど、まぁ友達のが話しやすいことも
   あるんじゃねぇかな。


[友人の様子に心を寄せる彼女にふ、と笑んで。

 色恋沙汰のない、年頃の、男女の幼なじみ。>>43

 己が知ることのないその世界と、あの涙>>1:206に、
 少しだけ思いを馳せてそう告げた。 ]


   近藤は、転勤族だったんだな。
   出来上がったコミュニティに入るの、
   なかなか根性いるよな。


[皿の上の、二つ並んだ味付けの異なる卵の黄身に
 ちらりと目をやって。
 それをきれいに完食する近藤がカバンを探るのを
 見ていた。 ]*
 
(50) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 18:35:24

【人】 受験生 雨宮 健斗


   ほんと、に…やめ、て…
   Go!Go!Heaven!しちゃう…


[真顔で追撃されて、笑い過ぎて息を吸う暇が
 無くなって息も絶え絶え。

 ひー、と情け無い声だか息だかわからないものを
 吐き出して。
 つかそれを知っているお主もなかなかの、
 いやその先は言うまい。  ]
 
(74) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 22:12:49

【人】 受験生 雨宮 健斗


[もごもごと口にする近藤>>55には、 ]


   んなこと無いと思うけど。
   グループ違えばタイミングが合わないことも
   あんのかも。
   あんま気にすんなよ。


[な、と言いながら最後のフレンチトーストのかけらを
 口へ放り込んだ。  ]
 
(75) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 22:13:53

【人】 受験生 雨宮 健斗


[鞄から取り出された小さな姿に目を見張る。

 
   
折り鶴。>>55
 だけど普通の鶴じゃない。
 鶴はきちんと土台に鎮座していて、その片面は
 綺麗な和柄模様の着物を纏っているよう。 ]


   え、すげぇ。
   これ、まさか一枚で折ってんの…?
   土台どうなってんだ…


[一羽をそぉっと手にして、上から下から、
 じっくりと眺める。
 鮮やかな色と、細かに作られた姿は個性的で可憐で、
 すげぇ、かわいいな、と何度も呟いた。


 
新・鶴子
>>56

 ネーミングセンスには笑うが、貰っていいのだと
 分かれば喜んで、え、いいの?と繰り返す。 ]
 
(76) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 22:16:29

【人】 受験生 雨宮 健斗


   マジありがと、かわいいなこいつ。


[ポケットの相棒を取り出して隣に並べる。 ]


   良かったな、鶴子。
   今日からお姉ちゃんよ。


[なんて言って、つん、と嘴に触れた。 


 山の散策に誘われたなら>>56少し驚きながらも
 快く了承しよう。

 新・鶴子はポケットに入れると崩してしまいそうで、
 一旦部屋に置いてくるつもりで。 ]**
 
(77) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 22:18:01

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 朝の話 
  


[朝が弱い、と言う話は聞いていた。>>1:@58
 寝坊、と言う言葉を己より随分高い位置にあるその口から
 聞くことも少なくない。>>1:@59

 だからきっと予定の時間より早い目に声をかけて、
 アラームを鳴らして、その同室の友人を
 起こそうとしただろう。


 予想に反して彼がすす、と起きたなら、
 ほっと息を吐いておはよ、と言うだろうし、

 まさか、
…と過ぎるくらいに何をしても
 起きないのならば、思わずがば、と布団をめくりあげ、
 規則正しく上下する胸元を確認しては、
 はぁぁ、と安堵したりしたかも知れない。 ]**
 
(78) yukiyukiyuki 2020/11/26(Thu) 22:30:45

【人】 受験生 雨宮 健斗


   いや、確かにそうだけど、
   折れるのすごいぞ。


[例え設計図があったとしても、誰でもそう出来ること
 じゃない、と素直な感想を伝えて。

 並べるとちょっと見劣りがしてしまう鶴子を
 気にもせずまたポケットに収める。  ]


   健在だよ。
   なんかさ、紙ナプキンとかって、そこら辺
   拭いたりしたあとすぐ捨てられるじゃん。
   なのにこうやって形になると存在感が変わる、
   ってか、そう言うのなんかいいな、って。
 
(85) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 7:19:56

【人】 受験生 雨宮 健斗


[告げられた言葉>>80には、ひく、と片頬を歪ませて、]


   ……イナゴは食わねぇぞ……


[と呟いて。
 スマホの連絡先を交換すれば、じゃまたあとでな、と
 立ち上がった。 ]**
 
(86) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 7:21:01

【人】 受験生 雨宮 健斗


[午後から山へ
芝刈り
薪を集めがてら散策を
 すると聞いてまず考えたのが、必ず遭遇するであろう
 
のことだったが、近藤に誘われて
 ずいぶんハードルが下がった。

 ひとまずグループでおにぎりを握る、と言う
 引率教諭の声が聞こえて>>39、食べた後のトレーを
 片付ける。


 しかしおにぎりを握れ、と言われても、
 やったことがないのでさて、と周りを見渡して。

 マヨネーズを持つ五反田が>>73目の端に入れば、
 近くには日下部の姿があっただろうか。>>72

 言葉を交わす距離ならば、指、大丈夫か、と
 声をかけて。 ]
 
(87) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 7:23:56

【人】 受験生 雨宮 健斗


[おにぎり、とはその名の通り、握らなければ完成しない。

 右手だけでなんとかなるものなのか、と思案しながら、
 昨日の手つきが記憶に新しい入江>>1:135
 近くに居ればやり方を聞いてみて。

 矢川や佐藤、玄森も居ただろうか。 ]


   …待って米あちぃんだけど!


 などと、おにぎりの作り方を聞けたなら、ほー、と
 感心しながらも、なんとか形にしようと四苦八苦。 ]*
 
(88) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 7:26:52

【人】 受験生 雨宮 健斗


   おぉ…!

[白米を入れた椀が二つ重ねられて、佐藤の手で
 揺すられるのを見ていた。

 ぱか、と椀が離れれば、ころんとした紛れもない
 おにぎりが出来ていて>>@3、思わず感嘆の声を上げる。]


   へぇ、それでいいんだ!
   ちょっとやらせて。


[佐藤の提案の通りに、ご飯にしそとわかめの
 ふりかけを混ぜて、椀を重ねて、よいしょと振った。

 
   
左手は、添えるだけ。 ]
 
(90) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 8:42:29

【人】 受験生 雨宮 健斗


[もういいかな?と尋ねて。
 頷いてもらえたならそっと蓋側の椀を外す。

 佐藤の作ったものよりは歪だったかも知れないが、
 確かにおにぎりと呼んで差し支えのないものが
 そこにあった。 ]


   
   
おお、カンペキ。


[にか、と笑って、ほら、と佐藤に向けて椀を見せる。
 随分と子供っぽい気はするが、別に構わない。

 その彼女の手元では、ラップに敷かれたご飯の上に、
 サンドイッチさながらのカラフルな具材が重ねられ、
 海苔で蓋されたおにぎらずも完成していて、
 稚拙な語彙力ですげぇ、を繰り返した。 ]
 
(91) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 8:44:04

【人】 受験生 雨宮 健斗


   はー、おにぎりって一言で言っても
   色々あるんだな。
   佐藤、昨日も思ってたけど上手いよな。
   料理よくすんの?


[次から次へと彼女の手で産み出される、
 綺麗な三角のおにぎり>>@4を見ながら
 そんなことを。

 ふと、20個ほどもあるおにぎりに気付いて、
 つかはえぇ、めっちゃあるじゃん、と笑った。 ]*
 
(92) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 8:45:08

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 待ち合わせ 
  


[人生初の自作おにぎりと、グループの皆が作ってくれた
 おにぎりもいくつか貰って近藤と合流する。

 黒の細めのパンツにアイボリーのニット、
 マウンテンパーカーを羽織って。

 手を上げる近藤に>>83こちらもお待たせ、と
 手を上げた。  ]


   どっちでもいいけど、最初に枝あつめたら
   荷物いっぱいにならねぇ?


[と考えつつ近藤の判断を伺って。
 ふと気付いたように、  ]


   結構背、高いよな。
   つかさみぃ。


[首を竦めて笑った。  ]*
 
(93) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 10:10:43

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 おにぎり作り 
  


   そうなんだ。
   料理って、見様見真似で出来るもんなの?


[昨日よりずっと明るく聞こえる佐藤の言葉に>>@6
 こちらも何となく嬉しい気持ちでまた次の椀を振る。

 たくさんのおにぎりは、佐藤本人も気づかないうちに
 作られたのだと知って>>@6、はは、と笑う。 ]


   いーじゃん。
   分けていいなら交換すれば皆喜ぶよ。
   俺何個かもらっていい?
   あ明太子と、高菜と、梅のやつ欲しい。
   梅は酸っぱいのがいい、はちみつとかじゃないやつ。


[なんてリクエストをしたりして。
 山の散策は誰かと行くのか、と、周りにいるメンバーにも
 声をかけただろう。 ]*
 
(96) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 11:27:00

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 おにぎり作り 
  


[困っている、と言う言葉に>>99振り返る。
 日下部の指に巻かれた絆創膏に視線を落として、
 やはり傷が痛むのかと眉根を寄せた。

 けれどすぐに、佐藤に掛けられる明るい声>>100と、
 にこにこと笑みを浮かべながら、己と同じように
 佐藤に倣う日下部。

 薄らと腫れた目元を化粧で隠しているとは
 わかるはずもないから>>59
 変わらない様子の彼女ににほっと安堵の息が漏れた。

 だからと言って別に女は強かで恐ろしい、なんて
 思わないけれど>>1:242、先ほどまで一緒だった
 近藤が心配していたことは伝えておこうと思って。]
 
(107) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 13:45:07

【人】 受験生 雨宮 健斗


   あぁ、そうだ日下部。
   近藤が、心配してたぞ。
   昨日、会えなかったからって。


[敷いたラップにおにぎりをころりと転がして
 そこに乗せながら、そう伝えた。 ]*
 
(108) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 13:46:01

【人】 受験生 雨宮 健斗


[入江が見せてくれた見慣れないプラスチックの
 型抜き>>103を前にして、ん?と手を止めて。

 提案に首を傾げつついれば、その海苔カッターで
 パチン、と抜かれた海苔が見られただろうか。

 どんな形だったか、ウサギや猫のような
 キャラクターだったか、ハートや星のような
 図形だったか。

 いずれにしても、またおぉ!とぱっと顔を輝かせて、
 ひらりと海苔を摘み上げた。  ]
 
(109) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 13:47:14

【人】 受験生 雨宮 健斗


   こんなのがあるんだ?
   入江、これもしかして私物?
   わー、ありがと、ちょっとテンション上がる。


[海苔を挟み込んで押すだけのそれは、
 己でも問題なく扱えたし、可愛く形を変えた
 海苔をおにぎりにそっと乗せれば、
 シンプルなおにぎりが華やかに飾られて、 ]


   
   
見て、可愛くね?


[と見せたりなんかして。  ]*
 
(110) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 13:48:57

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 近藤と 
  


   だな。
   赤羽とか五反田とか佐藤とか、
   絶対ちゃんと集めてくれてそうだし。


[マフラーに覆われた近藤の顔をちらりと見た。
 猫耳がぴょこんと飛び出した帽子にふ、と笑んだ。]


   まーな。
   あと2センチが遠いんだけど。


[背が高い故の呪いの話に頷きながら、  ]


   羨ましいんだろ皆。
   自分にないものを勝手に求めて
   勝手に勿体無いとか言う奴多いよな。
 
(111) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 14:08:54

【人】 受験生 雨宮 健斗


   あぁ、矢川だろ。
   あいつもしょっちゅうバスケだか
   バレーだかって聞かれるって言ってた。


[足元を見ながら歩を進める。

 黄色や茶色や赤の落ち葉の上を歩けば、
 さく、さく、と靴の下で音が鳴って、
 心地良いなと思っていた。



 
   
思っていたのだ。  ]
 
(112) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 14:10:22

【人】 受験生 雨宮 健斗




   
はい?????



   >>105
 
(113) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 14:11:34

【人】 受験生 雨宮 健斗


[突然問いかけられた言葉に思わず
 ひっくり返りそうになる。
 実際声はひっくり返った。  ]


   え、なに言ってんの…?
   なに合意って。


[予想もしなかった質問に、しどろもどろに
 ならない奴はきっといないと思う。
 季節外れの汗が伝うような気がした。 ]


   落ち着け。
   落ち着いて、説明しろ。*
 
(114) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 14:13:01

【人】 受験生 雨宮 健斗


   いや、合意の定義を聞いてんじゃ
   ねぇんだけどよ…


[初めて交わした会話と同じようなことを
 返しながら。>>116
 奇しくも目の前の背の高い女子高生も同じことを
 思っていたとは知らずに、僅かに下がった眉尻を
 見つめていた。  ]


   ……なに、確認って。


[こちらも困ったように眉尻が下がる。  ]


   …キスとか、ハグとかの合意って、
   そう言うことじゃなくて。
   まず好きだとかそう言うのが来て合意なんじゃねぇの。
 
(118) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 15:29:52

【人】 受験生 雨宮 健斗


[下がった眉のまま、は、と笑う。

 きっと言えば近藤は眉を顰めるだろうけど、
 恋愛感情が無くたって、男はやりたきゃ出来る
 生き物だから、
 
 据膳食わぬは男の恥、と、
 武士は食わねど高楊枝、とが、
 頭の中を駆けていたことは気づかれないよう。 ]


   ……二つほど、言っとくけど。

   万が一お前が初めてなら、実験でも確認でも、
   あとで後悔しねぇかな、と。

   あと俺はさっき煙草吸いました。


[忠告は以上ですが、それでも?なんてそう言って、
 手を広げて立つ近藤の顔を逸らさずに見つめて。]*
 
(119) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 15:34:16

【独】 受験生 雨宮 健斗

/*
心臓がばっくばくしており
(-93) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 15:40:22

【独】 受験生 雨宮 健斗

/*
そういやおせっせなシーンはちょいちょい書いたけど、
ぴゅあなキスシーンとか書いたことあったっけやばいぞ
(-94) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 15:41:55

【独】 受験生 雨宮 健斗

/*
とりあえず雨宮くんとっても役得ぅ…
皆さまありがとうございます(ガッツポーズ)
(-95) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 15:46:17

【人】 受験生 雨宮 健斗


[恋心じゃない、と言われれば>>120、 ]


   …違うのかよ。


[と吹き出して、そのくせファーストキス、なんて
 聞こえれば>>121一瞬目を見張る。

 恋心を持つでもない男に、ファーストキスを提案する。
 全く、これだから女のことはよくわからない。

 ぽつぽつと吐き出される言葉>>122を聞きながら、
 悲壮感のない溜息を一気に吐き出して、


 服の裾を掴む近藤の手に触れて。
 ぐい、と力を入れて引き寄せた。  ]
 
(126) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 17:27:00

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香


[よいしょ、と口に出したのはムードに欠けた
 かもしれないが、多少は照れ隠しもあるので
 許して頂きたい。

 そのままぽす、と抱き寄せた身体は、
 思っていたより細い気がして心臓がとん、と跳ねる。

 案外近くにある猫耳にまた、ふ、と笑んで、
 もうひとつよいしょ、と言いながら、
 彼女の背中に回した右手で自分の左手を掴む。

 小さく息を吐いて、猫耳の帽子にこつ、と顎を置いた。]
 
(-117) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 17:30:13

【人】 受験生 雨宮 健斗


[心臓が跳ねて、己の鼓動が聞こえそうで。

 緊張はしているのは確かで、けれどこれが恋心なのかと
 問われれば、きっと腕の中の彼女が答えたのと
 同じような感覚で、よくわからないと思うのだ。

 こんなよくわからない男を好いてくれる女子は
 奇妙にもありがたいことに少なからず居て、
 けれど決して長続きしない恋愛の理由に、
 今は目を向けられる訳も無くて。     ]*
 
(127) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 17:31:43

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香




   
   
で、次はなんだっけ。



[顔が見られる距離まで身体を少し、引いて、
 瞳を覗き込んでくす、と笑った。   ]*
 
(-120) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 17:33:28

【独】 受験生 雨宮 健斗

/*
思い起こせば
おせっ…な描写もノーマルからえっすえっむから微スカまで

色々体験させて頂いて書かせていただきましたが
こんなぴゅあなキスシーン書くほうが恥ずかしくて照れ臭くってあぁぁぁぁあってなっている私は人としてすこしどうかしているかもしれませんね
(-123) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 17:37:36

【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗

[相手に倣って、自分も両腕を彼の背中に回してみた。
色気やムードに欠けるのはお互い様だ。
額が重ね合わされて、彼の片目に自分の色が映る。

こう言う事をすれば。
普通の子は、心動かされるのだろうか。
恥じらって頬を赤らめたり、やっぱり好きな人が良いとか混乱したり、エトセトラ、エトセトラ。

わたしの心は凪いでいる。
卑怯にも先輩を利用しながらも。

こんなの、肌と肌との接触だろ、とたかを括る。
こんなのにきゃあきゃあわあわあ言う友人たちのことも分からなければ、たいそうな宝物のように描く小説や漫画のこともわからない。


……それとも、確かに、何かが変わる?]
(-128) salmon 2020/11/27(Fri) 18:03:01

【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗

……そんなに何回も言って欲しいんですか?

キス、してください。
先輩が嫌じゃなければ。


[瞳を見つめ返して、ほんの少しだけ拗ねたような声が漏れたのは、分かってるくせにと言う気持ちからだった。
さすがに何度も強請るように口にさせられれば羞恥が湧いてくる。

でも、少しばかり悔しかったから。]
(-129) salmon 2020/11/27(Fri) 18:03:29

【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗

わたしから。
しますか?


[そう、小さく言添えた後。
そっと唇を重ねようと顎を上げて身を寄せる。
こちらから止める事はしなかった。]*
(-130) salmon 2020/11/27(Fri) 18:03:51

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香


[初めて、聞いた気がする。
 拗ねたような声に、はは、と笑う。

 背中からそっと手を引いて、頸に手を差し入れた。

 こちらに身を寄せる身体をさらに引き寄せる。

 顔を傾けたら、脱色した髪がさらさらと流れて、
 彼女の頬に触れただろうか。  ]
 
(-133) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 18:56:15

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香


[ 

   
一瞬、触れただけの、
   ままごとみたいな口付け。




 自分からすぐに離した唇を僅かに笑みの形に変えて。

 追いかけてまたもう一度。
 拒まれないなら今度は、少し長い時間、
 唇を合わせて。   ]*
 
(-134) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 18:58:11

【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗

[笑い声。どうやら彼は、相当手慣れてるらしい。
照れよりも先に笑いが溢れるのがその証拠だ。
さらりと触れた柔らかな髪。
わたしの髪も彼の額と指先に触れたのだろうか。


音も立てず、まるで桜の花弁が触れたような、
温もりを交わす間にも足りないほんの一瞬の口付け。



……嗚呼、やっぱり触れ合うだけなのだ。
握手と何が違うだろう。
顔の距離が近づいただけの、それ。
どうして世の中のみんなはこれに夢中になったり、絶望したり、映画の題材にしたりするんだろう。


そんな事を思うわたしは、矢張り欠けた人間なのか。
それとも、そうした、性嗜好なのか。


調べるだけ調べて、雁字搦めになるような情報の羅列。
それすら定義が曖昧で、わたしは、自分というものがよくわかっていなかった。
だから、キスをする事で、何か変わりはしないかと。]
(-136) salmon 2020/11/27(Fri) 19:12:34

【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗

せんぱ……っ、


[タバコの苦い香りと、私のリップの甘い香り。
それが混じり合った、そんな事を思いながら笑みを浮かべる彼を呼ぼうとした。
そして、謝意を。
けれどまた追うようにして唇が重なった。
先ほどよりも少し長い時間。
触れ合った温もりがじんわりと混じり合う時間。
わたしは、一瞬目を見開いたけれどそっとそれを閉じた。

閉じて、わたしからも唇を押し付ける。
舌先でチロ、と彼の唇を軽く舐めた。]*
(-137) salmon 2020/11/27(Fri) 19:12:58

【独】 受験生 雨宮 健斗

/*
昇天しました😇
(-139) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 19:27:02

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香


[手慣れている、と思われているのなら、
 それは強ち間違いでも無くて。
 だからただ抱き寄せるだけのほうがよっぽど
 緊張するなんて、言えはしないのだ。

 近藤の唇が己を呼ぶように動いたけれど
 重ねて塞いだそこからは、微かに甘いバニラの香りが
 ふわり、沁みる。



 彼女の思いなどわかるはずもないのに。
 何故か、謝られる気がした。
 必要ない。
 己とて、さして変わらない。 
  ]
 
(-150) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 20:29:46

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香


[唇を合わせていれば、高鳴っていた心臓が
 少しずつ鎮まっていく。
 …あぁと何処か人ごとのように見つめる自分が
 いる気がした。

 頸に添えた指が彼女の髪に触れれば、
 指先でくるくると弄ぶ。
 指に絡む髪の感触が心地良かった。

 
 唇にこもる力が少し、増したことに気づいて。
 己の唇をなぞる彼女の舌に、ぴく、と眉が動く。
 
  
ふ、と息だけで笑った。  ]
 
(-152) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 20:32:06

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香


[頸から、後頭部に動かした手に力を込めて、

 一気に噛み付くような口付けに変えた。

 拒まれるなら、そっと、体を離すけれど。
 その様子がないなら、彼女の唇を上も、下も喰んで、
 その舌を追って。   ]*
 
(-154) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 20:33:22

【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗

んうっ……!?


[後頭部に回った手に力が込められる。
そして添えていただけの唇が此方に噛み付くように激しくなり、思わず微かに甘い声を漏らしていた。
驚いたのもある。
舌先を添えて絡ませ合うキス。
そんなものもあると知っていたし、寧ろ驚かれるのだと思ったのだけれど、彼はそれにすら対応してきた。
いや、むしろ予想以上か。]


は……っ、んっ、……!


[拒む事はしない。
合意し誘ったのは自分だから。

ただ眉を寄せてしまったのは仕方がないと思って欲しい。
煙草の香りのする、苦味混じりのキス。
皮膚で触れ合った普通のキスより、粘膜と粘膜まで触れ合わせるキスは確かに握手やハグなんかとは違う。
ぞく、と背筋が震える。
何だか少し怖くなって、なのにその怖さを与える彼に縋り付くように背に回した指先に力を込めた。
上手く呼吸が出来ない。
その癖、口づけの合間の吐息や、鼻から漏れる息の音が甘くて煩くて、まるで自分のものではないように思える。

ましてや、舌先が触れ合う音など。]
(-157) salmon 2020/11/27(Fri) 20:54:12

【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗

んん……っ、ふ、ぁ……っ!


[舌先を彼の口腔に差し出した。
彼の舌先がそこにあったのかは定かではない。
自分でも頭の角度を変えながら、より深くを探るように舌先で彼を探り、舌先を見つけたなら絡めようとする。
頬が、耳が、赤く染まっているのは。
果たして、息が苦しいからだけだろうか。]*
(-158) salmon 2020/11/27(Fri) 20:54:36

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香


[背中に回された指に込められる力は妙に熱くて。
 時折漏れる吐息はバニラの香りを撒いて。
 己も近藤を抱く手の力を少しだけ強めた。

 自ずから角度を変えて探られる口腔内。
 ぬるりと口内に侵入する彼女の舌に、
 多少は驚きつつも負けじとそれを絡めとって、
 引き寄せて吸って、軽く歯を立てて離す。

 自由になった舌で彼女の歯列を表も、裏もなぞって、
 上顎をざらりと掃いた。

 右手を滑らせて、頬に触れて。
 
 そっと唇を離せば、はぁ、と息を吐く。
 銀糸がつう、と伝うのが見えて、
 親指で彼女の唇を拭った。   ]
 
(-164) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 23:21:22

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香



   ……ファーストキスから、全く近頃の女子高生は。


[そう言って、困ったように小さく笑んだ。

 見つめた彼女の頬も、耳も、色付いた木の葉と
 混じり合うように赤くて、
 きっと己の顔もあまり見られたものではないはずだから、
 またさっきと同じように、猫耳の上に顎を乗せた。]*
(-165) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 23:23:50

【独】 受験生 雨宮 健斗

/*
R15です(きっぱり)
(-166) yukiyukiyuki 2020/11/27(Fri) 23:26:52

【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗

(そん、な、とこまで……?)


[此方も口腔を探られる。
ぞく、と体を跳ねさせたのは上顎の硬い部分を柔らかな舌がなぞった時だった。
ふは、と唇が離れて息をつく。
唇が離れてもその後に一瞬だけ銀糸が二人の唇を繋いで、けれどふつりと切れた。
彼の親指が唇に触れるとびく、と肩が跳ねる。
まだ、呼吸が荒く、頬は紅葉のように赤いまま。]


ん、はっ、……そういうふうに。
カテゴリ別に雑に括るの、よくないと思います。


[自分の頭に彼の顎。
此方はと言えば何だか急に恥ずかしくなって、彼の肩口に顔を埋めるようにしてまだしがみついていた。
実際、熱が届いてしまえば頬が熱いのは分かってしまうほど。]
(-168) salmon 2020/11/27(Fri) 23:43:32

【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗

……それは、わたしがわたしだから、かと。

わたしね。さっきもチラッと言いましたけど。
誰かを恋愛的に好きになったことがない。
恋話とか、恋愛小説とか、あんまり理解できない。
だから色々調べて、もしかしたら自分がアセクシャル……、恋愛も、性愛も、関心が薄いか全くない人間なのかなって、だから。


[ぎゅ、と彼にしがみつく指先の力を込める。
少しだけ眉を寄せたが、きっと彼にはその表情は見えない。
後悔だけは、していないけれど。]


だから、……私は、どうなのかなって。
色々調べて、人と違うのか、自分はどんな人間なんだろうって。
キスして、自分がアセクシャルと気づいた人の手記を読んで。

……してみたら何か、分かるのかなって思ったんですけど。


[思っていたの、だけど。]
(-169) salmon 2020/11/27(Fri) 23:44:46

【秘】 オリガミ部2年 近藤 絵理香 → 受験生 雨宮 健斗

……先輩とのキスは悪くないって。
それしかわかんなかったですね。


[あはは、と照れ隠しに笑いながら、漸く腕の力を抜く。
まだ、赤い顔を、なんとなく両手の指先に絡めた自分の髪で隠した。]*
(-170) salmon 2020/11/27(Fri) 23:45:10

【秘】 3-A 矢川 誠壱 → 受験生 雨宮 健斗



[ その理由に気づくのはいつだろう。

もっと先か、はたまた、もうすぐか。

───その言葉、俺以外に使うなよ、
誤解されるぞ、なんて笑うことも
なんとなく憚られていえなかった。

知らないで言ってるって、わかってるのに。]

 
(-174) ななと 2020/11/28(Sat) 0:42:01

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香


   失言でした、スイマセン。


[ついさっきと同じ言葉をまた繰り返す。
 先とは随分と変わった距離で、くすりと笑って。

 外の風は冷たいはずなのに、暖かかった。
 触れた唇も、まだしがみつかれたままの近藤の手も、
 肩口に埋められた顔も。
 蕁麻疹出ないといい、なんて思って、
 ほんの少しだけ、右手の力を込めた。


 ……アセクシャル。
 聞き慣れない言葉が彼女から溢れる。
 昨日、日下部の嗚咽を受け止めた胸元とは
 少し違うあたりから。   ]
 
(-189) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 7:50:16

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香


   …そーか。


[人と違うかも知れないと、溢れた情報に
 救いを求めること。
 
 なんの気無しに己でさえ話したような、
 恋話や下ネタに囲まれて、結構キツかったかな、と
 ぼんやり考えて。
 けれど言えたのはそれだけだった。   ]


   …なんか、わかったか。


[そう聞いたら、返ってきた言葉にはぶはは、と
 笑ってしまう。

 一拍置いて、彼女に負けず劣らず
 顔が熱くなるのがわかって。   ]
 
(-191) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 7:52:56

【秘】 受験生 雨宮 健斗 → オリガミ部2年 近藤 絵理香


   そりゃ、どーも。
   ゴチソウサマデシタ。


[なんてふざけて。
 手にした髪で顔を隠すように照れ笑いする近藤と
 同じように、髪をぐしゃぐしゃと掻いて。
 そっと身体を離そうか。   ]*
 
(-192) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 7:54:21

【人】 受験生 雨宮 健斗


[先に気づいたのは近藤で。>>145
 彼を呼ぶ声に、びくりと身体が微かに跳ねた。

 ぶんぶんと手を振る近藤の視線を追えば
 そこには見慣れた姿。

 離れていても分かる、頭ひとつ飛び出した、 ]


   …矢川。


[己はなんで、やばい、と思ったのだろう。
 
 屈託ない様子で彼に話しかける近藤と、
 眉根が寄った矢川の顔をまっすぐに見られずに、
 おぅ、とだけ言った。   ]*
 
(156) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 8:05:46
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a16) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 8:09:47

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 
おはぎ
 おにぎり 
  


[ラップにご飯を乗せるために、視線はそちらに
 落として集中していたから、彼女の笑みが一瞬
 固まった>>137ことには気づかなかっただろう。

 
   
みんな、に、優しい。

 そんな言葉にふと顔を上げる。   ]


   そうか。
   日下部のこと、自分の心配ばっかりしてた、
   って言ってたぞ。


[日下部の思いなど、何一つ分からないまま。

 手元を覗き込めば、同じようなころんとした
 おにぎりが椀の中にあって>>157
 めっちゃおはぎじゃん、と言って笑った。 ]*
 
(159) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 8:19:54
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a18) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 8:21:26

【人】 受験生 雨宮 健斗


   え、付き合ってねぇよ!


[図らずも近藤の声と重なった。>>160
 己のものの方が少しだけ鋭くなってしまったことに
 また、何故だか気まずさが増して。

 矢川の前に駆けて、とうせんぼするように
 両手を広げる近藤と、多分己と似たような表情を
 浮かべて誤魔化し笑う矢川の顔から目を逸らして、
 ポケットの煙草を探った。  ]
 
(161) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 9:55:32

【人】 受験生 雨宮 健斗


[少女漫画の王道に準えて話す内容に>>160
 うわそれ俺がピエロのやつ、と、誤魔化して笑おうと
 したけれど、なんでか上手く出来ずに。

 手にした煙草も、こんな山の中でうかうか火事でも
 起こしたら、と思うと火は付けられず。 ]

   
   どしたん、ひとりでよ。
   そいや、枝、拾ってねーわ。


[と足元の落ち葉をスニーカーの先で
 がさがさと蹴った。 ]*
 
(162) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 9:58:23

【人】 受験生 雨宮 健斗

  
 少し前の森での話 
  


[そう言えば、と記憶を探る。
 浮いた話を聞いたことは、あっただろうか。
 好きな女がいる、だとか、付き合っている彼女がいる、
 とか、そんな話。

 何度か誘われて見に行ったライブでは、
 
『イチくん!』
と言う
黄色い声

 少なからず飛んでいたのを間近で体験した。
 揶揄ってやることも少なくなかったと思う。
 
 自覚がないだけで、モテる男なのだ。
 
かつて己がとある女に告白して振られた理由も、
 忘れた訳ではない。
 ]
 
(190) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 14:55:11

【人】 受験生 雨宮 健斗


[寄せられた近藤の眉が咎めているのが煙草だと
 分かって>>163、気付かれないよう息を吐いた。 ]


   あ、すまん。
   さすがに煙草やばいのわかったわ。


[軍手をはめてビニール袋を広げる近藤に笑う。
 パン、という音が意外なくらい大きく響いた。

 次いだ近藤の提案>>163に、ぐ、と呻きを飲み込んで。


 散々がっつりがっついた己が、
 どうこう言える立場でも、ない。
 そう思うのに、やたらもやもやと燻る腹の中。
 ]
 
(191) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 14:57:41

【人】 受験生 雨宮 健斗


   …それで、矢川ので…
   お前の恋心燃え上がるとかだと…
   俺のプライドが…やばいのですがそれは…


[なんて、ふざけて顔を大袈裟に顰めて絞り出す。
 
   
笑えている。多分。
  ]


   じゃ、ま、とりあえず俺は行くかな。
   悪かったな。


[どちらにでもなく、そう告げて。
 二人に手を上げてその場を後にしようと。

 踵を返す靴の下、また落ち葉ががさりと鳴った。 ]*
 
(192) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 15:00:02

【人】 受験生 雨宮 健斗


[ざん、ざん、と落ち葉が踏まれる音が、サメの映画の
 如く近づいて、逃げきれず掴まれた襟首で首が絞まって
 ぐえぇ、と唸った。

 巻き込まないでください、なんて言われれば>>195
 ぐぬぅと項垂れる。
 ……自覚があるから余計に。
 だから謝ったのに。

 けど、だって、あなた言えますか、と頭の中で。

 降って沸いたチャンスに慄きつつも、
 合意と言う理由にかこつけて、
 年下の後輩の唇を単に奪うだけに留まらず。
 
あんなことまでしといた挙句。



 
でもやっぱり身体の中心に熱が滾ることが無いんですよ、



 なんて。      ]
 
(214) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 18:00:17

【人】 受験生 雨宮 健斗


[ええもちろんずっとじゃないですよ!
 僕童貞じゃないですしね!

 そんなことを確かめる為に、利用した。
 罪悪感と、嫌悪感と、妙な、安堵。

 結果なにも言えず、けれどこのまま気まずいのも嫌だし、
 なんでか叱られてるのもなんか癪に触る。

 しゅうん、と下がってしまった顔を一気に上げて、
 なんか一言くらいと口を開こうとした、瞬間、  ]


   
(
   
あ。やば。)



[また、目の前が、ぐらり歪む。
 勘弁してくれよ、と瞼を抱えた。     ]*
 
(215) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 18:04:34
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。
(a27) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 18:09:32

【人】 受験生 雨宮 健斗


[ひとつひとつ、丁寧に、疑問を重ねて解いていく声は
 聞こえていて>>@28>>@29
 それに対する近藤の回答も>>219>>220
 ちゃんと耳に届いていた。

 あーあ、言っちゃったよ、と思いながらも、
 それを告げられた矢川の表情はちょっと興味が
 あったりして、ちら、と伺ったりした。

 結局己は何も言わずに黙っていたはずなのに、
 なんでか己を呼ぶ声と>>217 >>@30
 矢川を呼んで叫ぶ声がぼんやり遠くで鳴っていて。


 慣れた歪む視界で、近くなっていく落ち葉が見えて
 あーやらかしたこれは倒れるなと思って。
 衝撃を覚悟したけれど、その衝撃は
 いつまで経っても来なかった。 ]
 
(222) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 19:02:16

【人】 受験生 雨宮 健斗


[肩に助けてもらえたのだとわかって、息を吐く。]


   ちょっと立ちくらみ…
   矢川わりぃ、座らせてくれ。


[そう言って、聞いてもらえればざすん、と落ち葉の上に
 腰を下ろす。
 続く二人の会話があれば、また黙って聞いた。 ]*
 
(223) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 19:04:17

【人】 受験生 雨宮 健斗


[そっと座らせてくれた、己が尻の下。>>@31
 衝撃の無さに矢川の気遣いが見えた気がした。

 けれどぐらんぐらん回る頭の中で聞こえた声には>>@32
 気づかれないように俯いて伏せた目を見張って、
 目眩に拍車がかかった。

 心配してくれる声>>242>>@31になんとか、
 ごめん、ありがと、とは呟いて。
 喉飴を勧めてくれたのもわかって、
 首を横に小さく振って断った。  ]
 
(252) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 21:33:30

【人】 受験生 雨宮 健斗


[矢川の指示が飛んで>>@36、俯いたまま手を上げた。
 りょーかい、の意味で、ひらひらと手を振る。

 見てません、と伝われば良いと思って、
 近藤が被せようとしてくれた猫耳の帽子>>242を、
 そのまま顔に乗せて。
 震える手でぐいと目の下まで引っ張った。
 伸びたらごめんね、と思いながら
 ついでに矢川のかけてくれたパーカーも、
 頭から被った。 ]*
 
(253) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 21:35:25

【人】 受験生 雨宮 健斗


[帽子とパーカーで作られた暗闇で、身じろぎせず
 座っていたら腹の立つことに目眩が治りやがる。

 おかげで二人が交わす言葉もちゃんと聞こえていたから

 耳を塞げ>>@48と言う矢川の指示に口元を歪めて、
 言われたとおりに耳を塞いだ、
 
   
右だけ。

 左手、耳まで上がりませんから。
 結果森の中の木々の音に混ざる微かなリップ音まで
 ちゃんと拾うことになったのは、
 気づかれないといいのだけれど。   ]
 
(259) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 23:42:31

【人】 受験生 雨宮 健斗


[しかしまあ自分のことしか考えていない、
 自己中な口付けをした己をぶん殴りたくなったほど、
 優しいキスだなぁと思う。

 彼女もこちらがファーストキスなら、
 仮に確認の為だとしてもいい思い出に
 なったんじゃないかなとか一人密かに反省していたら
 こちらを案ずる声が聞こえて>>258、咄嗟に]
 

   …大丈夫です。
   

[と、まだパーカーと帽子を被ったまま、
 そう告げた。  ]*
 
(260) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 23:46:51
 




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