受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a18) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 8:21:26 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[そう言えば、と記憶を探る。 浮いた話を聞いたことは、あっただろうか。 好きな女がいる、だとか、付き合っている彼女がいる、 とか、そんな話。 何度か誘われて見に行ったライブでは、 『イチくん!』 と言う黄色い声 が少なからず飛んでいたのを間近で体験した。 揶揄ってやることも少なくなかったと思う。 自覚がないだけで、モテる男なのだ。 かつて己がとある女に告白して振られた理由も、 ]忘れた訳ではない。 (190) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 14:55:11 |
【人】 受験生 雨宮 健斗…それで、矢川ので… お前の恋心燃え上がるとかだと… 俺のプライドが…やばいのですがそれは… [なんて、ふざけて顔を大袈裟に顰めて絞り出す。 じゃ、ま、とりあえず俺は行くかな。 悪かったな。 [どちらにでもなく、そう告げて。 二人に手を上げてその場を後にしようと。 踵を返す靴の下、また落ち葉ががさりと鳴った。 ]* (192) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 15:00:02 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[ざん、ざん、と落ち葉が踏まれる音が、サメの映画の 如く近づいて、逃げきれず掴まれた襟首で首が絞まって ぐえぇ、と唸った。 巻き込まないでください、なんて言われれば>>195、 ぐぬぅと項垂れる。 ……自覚があるから余計に。 だから謝ったのに。 けど、だって、あなた言えますか、と頭の中で。 降って沸いたチャンスに慄きつつも、 合意と言う理由にかこつけて、 年下の後輩の唇を単に奪うだけに留まらず。 あんなことまでしといた挙句。 でもやっぱり身体の中心に熱が滾ることが無いんですよ、 なんて。 ] (214) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 18:00:17 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[ええもちろんずっとじゃないですよ! 僕童貞じゃないですしね! そんなことを確かめる為に、利用した。 罪悪感と、嫌悪感と、妙な、安堵。 結果なにも言えず、けれどこのまま気まずいのも嫌だし、 なんでか叱られてるのもなんか癪に触る。 しゅうん、と下がってしまった顔を一気に上げて、 なんか一言くらいと口を開こうとした、瞬間、 ] ( [また、目の前が、ぐらり歪む。 勘弁してくれよ、と瞼を抱えた。 ]* (215) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 18:04:34 |
受験生 雨宮 健斗は、メモを貼った。 (a27) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 18:09:32 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[ひとつひとつ、丁寧に、疑問を重ねて解いていく声は 聞こえていて>>@28、>>@29、 それに対する近藤の回答も>>219、>>220 ちゃんと耳に届いていた。 あーあ、言っちゃったよ、と思いながらも、 それを告げられた矢川の表情はちょっと興味が あったりして、ちら、と伺ったりした。 結局己は何も言わずに黙っていたはずなのに、 なんでか己を呼ぶ声と>>217 >>@30、 矢川を呼んで叫ぶ声がぼんやり遠くで鳴っていて。 慣れた歪む視界で、近くなっていく落ち葉が見えて あーやらかしたこれは倒れるなと思って。 衝撃を覚悟したけれど、その衝撃は いつまで経っても来なかった。 ] (222) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 19:02:16 |
【人】 受験生 雨宮 健斗[肩に助けてもらえたのだとわかって、息を吐く。] ちょっと立ちくらみ… 矢川わりぃ、座らせてくれ。 [そう言って、聞いてもらえればざすん、と落ち葉の上に 腰を下ろす。 続く二人の会話があれば、また黙って聞いた。 ]* (223) yukiyukiyuki 2020/11/28(Sat) 19:04:17 |
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