人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【秘】 幕の中で イレネオ → 徒花 テオドロ

/*
警部補〜〜〜〜😭😭😭って泣いていたのは私です。美味しいもの食べて……

そして考えていただきありがとうございます。こちらとしても無理にとは言いませんので、お気になさらす!
少しだけ自語りをさせていただくと、イレネオは真っ当な正義の当て馬になるためのキャラクターとして作りました。なので、テオドロさんがまだ人に対してまだ正義を語れるなら是非それをお聞かせ願いたいという感じです。つまりタイミングとしては拷問前を希望します。
ですがテオドロさんは神窓での啖呵以上に言うことはないと黙ってしまうでしょうか。だとするとおそらくイレネオはすぐに口を割らせようとしますし、また拷問対象のことを人間として見ていないので終わった後に会話することはありません。そうなるともう2レスで暗転……みたいなことになりかねませんので、お互い休憩に当てた方がいい気もします。どうしましょう?
(-178) rik_kr 2023/09/21(Thu) 11:56:32

【秘】 徒花 テオドロ → 幕の中で イレネオ

/*

休んじゃいましょうか……(PL連絡窓も見る)言いたいこと自体は色々ある男ですが、それはそれとして一つの志を持つ相手への尊重リスペクトをしたがるような奴でもあるので、敢えて何も言わずに耐える方向になっちゃいそうです。

声援やお声掛けいただきありがとうございました。これからも美味しい物を何だかんだ食べに行っていると思います。
また何かの機会があればちゃんとお話ししたいですね……
(-242) backador 2023/09/21(Thu) 19:56:04

【秘】 徒花 テオドロ → pasticciona アリーチェ

「……」

「そういうもんか」

良い人という評価はさておいて、
警察になった理由を聞いては重ねてなんでもなさそうに言う。

理想を抱いていたわけではない。
漠然と自分以外ならもっとちゃんとした理由を持ってるのだとばかり思っていたが、
マフィアという単語も含め、そうでもないという事実は何故だか受け入れやすかった。

「あんたが何をしていようと勝手だと思いますが……
 そういう向上心はやはり、誉められるべきものだと思う。
 娼婦から警察になるという点では成果を残しているから」

「何故だか知らないが、俺たち幼馴染は……
 他二人を必要以上に持ち上げる傾向があるようだな」

何度目かわからない嘆息をする。あの兄貴分だってそう。
故に三人でうまくやれていたというのも納得できる。

「マフィア……な。俺も、
 警察より向いてるのではと幾度となく考えた」

「けれど結局警察の方が肌に合うような気がして終わる。
 正義感はないけど正義を振りかざせるのは最高です」
(-249) backador 2023/09/21(Thu) 20:33:50

【秘】 徒花 テオドロ → 路地の花 フィオレ


「心中お察ししますが。
 よくもまあ俺のツラを拝みに来ましたね」

両の腕を背に回して、気だるそうに見ている。
事実、己はやりたいようにやって、
その結果牢にブチ込まれただけなのだから。

だから言ったでしょう。互いに傷つくばかりだと。

「……心配しなくとも。
 取り巻くものが変わり始めているということは……
 もう一歩、先に進めるということでもあります」

「俺に会いに来ることがその足掛かりになるなら、
 まあ、咎めはしませんよ。俺だって」
(-250) backador 2023/09/21(Thu) 20:37:00

【秘】 路地の花 フィオレ → 徒花 テオドロ

「……何だか気が抜けそう」

流石に見た目は誤魔化せるように、スポーツキャップに黒のクロップドトップス。下は短めのホットパンツ姿。目元はカラーサングラスが彩っていた。
胸元で、花のネックレスが揺れる。

「面会出来るなら、様子くらいは見にくるわよ。
 無事の確認くらいはしたいもの。私だって」
「それに今は、やらなきゃいけないことが出来たから」

エネルギーは貰えるだろうと思ったのだ。現状がどうあれ。
その表情は、浮かない様子こそ変わらないものの。強い、強い決意を瞳に秘めていた。
そこに甘さは、ひとかけらすらもない。


「私は自由に動けるうちに、やれることをするつもり。
 あなたが動けない分もね」
(-258) otomizu 2023/09/21(Thu) 21:08:30

【秘】 幕の中で イレネオ → 徒花 テオドロ

/*
村中に襲い掛かる突然のリアルからの暴、本当に許せない……お気遣いありがとうございます……
声をかけておいてなんですが今回はマッチング失敗ということで解散ですね……。こちらこそ機会があればぜひお話したいです!
元警部補、さもしい飯以外も食べてくださいね。食レポ楽しみにしています。
(-259) rik_kr 2023/09/21(Thu) 21:08:47

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ

――かちゃり。

牢の鍵が開けられ、よく見知った男が中に入ってきた。
幼馴染ではない、あなたの同期だ。

「やぁ、テオドロ。
 ここの居心地はどうだい?」

皮肉は努めて明るく言うものの、その表情は重い。
僕を危険から遠ざけると言ったその矢先に、なんで先にこんなところに入れられてるのかと、憤っているのかもしれない。
(-271) eve_1224 2023/09/21(Thu) 22:14:29

【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ


「……」

不思議と。牢の中にいた男の表情は穏やかに見えた。
両の手は背の裏に置きつつ、
寛ぐとまではいかないもののゆったりとしていて。

「今の外よりかは悪くない気もしますね」

そんな皮肉を返す気力も残っているようだった。

「……この世の警察というものは……
 なかなか難儀ですね、本当に」
(-278) backador 2023/09/21(Thu) 23:04:03

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ

「……そんな事を言ってるくらい元気なら、心配して損したかな」

肩をすくめて、あなたの隣に座った。
あなたとは、向かい合うよりも隣で同じ方向をずっと見てきたから、その方が僕らの関係にはあってるだろう。

「外は混乱してるよ。
 警部とキミのことは流石に……現場に与える衝撃が、大きすぎた、から」
(-279) eve_1224 2023/09/21(Thu) 23:22:28

【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ

「心配させないようにしてるんですよ」

そのくらい察せませんか?などという嫌味が、
態度の裏に隠されていた。手前にあるのは気遣いだというのに。

「……啖呵は切ったものの、
 その後の警部から出てくるものがアレだと思うと、
 まるで俺が道化みたいに思えてきますね……」

「怒りや恨みはないものの、
 過去が風化したわけでもなかったから。

 考えることが山積みです……言いましたっけ。
 俺とアリーチェが臓器売買の為に捕まったことがある話」
(-284) backador 2023/09/22(Fri) 0:01:58

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ

「前にアリーチェに少し聞いた覚えはある」

とはいえ、込み入った話に深入りするのを避けてたから、あまり詳しくは聞いてない。
エルヴィーノとは、そういう人間だった。
深入りしたら大事になるから、その人に不幸が訪れて、何処かにおいていかれるから。
だからいつも冷淡で、そっけない。
そういう態度を長年取っていたけれど、こういう逮捕が始まって本当に、肝が冷えたのだ。

「……臓器売買……え、まさかそれって」

流石に皆まで言えないが、上司の顔が脳裏に浮かんだ。
(-289) eve_1224 2023/09/22(Fri) 0:49:11

【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ


「確証はとれていませんが。
 俺たちを助け出したのは警察ではなくマフィアでした。
 ……つまりは、そういったものですら敵対している手合い」

「十中八九、20年も裏の市場を牛耳り続けた……
 彼の手引きだとしたら全ての筋が通ります」

同じ顔を浮かべては、
これまでの因果に対し恨み言を吐きたい気分ではあった。

「今の警察は大混乱でしょうね。
 無理矢理にでもそれを纏められる人材であろう、俺がそこにいられないことがこんなにも口惜しい」

人を抱え込めば抱え込むほどすぐに限界が来てしまうことを知っていたから、嫌味な言動で遠ざけていた不器用な自分の適材適所を漸く悟るとは思わなかった。

似た者同士の顔を見遣れば、また苦笑いが零れた。
(-291) backador 2023/09/22(Fri) 1:15:21

【秘】 徒花 テオドロ → 路地の花 フィオレ


「あんたの助けになれるんだったら、
 いつでもこの顔を見せてやりますよ」

なるべく元気そうなそれが良いだろう、と、
疲れや痛みはできる限りは隠しておくべきだ。

「俺も……考えるべきことが多いですからね。

 小さいころ。臓器売買の為に、
 幼馴染と共に攫われたことがあって」

「恨んでこそないにしろ、
 それが今の俺の人格形成に……
 多大な影響を与えたことは間違いありませんから」
(-292) backador 2023/09/22(Fri) 1:17:57

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ

「マフィアに助けられるなんて……珍しいこともあるものだね」

そういう事がないとは言わない。
実際に、自分の幼馴染もマフィアに救われてるといってもおかしくはないから。

「でも、そうか……それじゃアリーチェが危ないな。
 警部に会いに行ったりせず、大人しくしていてくれたらいいんだけど」

心配だろう、キミも。と、あなたの幼馴染の名前を出して息をつく。
まさかそんな所が似ているとは思ってはいなかったが、よくよく考えたら納得できる話ではあった。
自分の適材適所はそこではないから、うまく代わりを務められないのは、少しだけ面白くはなかった。

「確かに……キミが今現場にいてくれたらとは、ずっと思ってるよ」
(-295) eve_1224 2023/09/22(Fri) 1:35:35

【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ


「さて、どうでしょう。俺たちは知っているはずです。
 アリーチェはそもそも危なっかしい人間であることを。

 彼女も彼女なりに考えているから、
 成るようになればいい、とも思っています」

心配ではあるが、心配したって仕方ないことも分かっている。
意志を曲げさせてまで、それこそ鳥籠にでも閉じ込めるように、
そうまでして守るべきほど弱い存在ではないのだ。

「それでも、今託せるのは……あんたしかいない。
 この世の中は俺たちの思う以上にろくでなしが溢れていた。
 
 ま、あまり気負わずとも、
 あんたのやらかしてやりたいことの一つくらい、
 どさくさに紛れてやれたらそれでいいんじゃないですか」

投げやりな言い方ではある。
ただそれは、捻くれた形の声援でもあった。

自分よりも周りの方が優れた存在だとは今も思っている。
何であれ、満足の行く結果を掴んでもらえたらいい。
(-298) backador 2023/09/22(Fri) 1:53:55

【秘】 路地の花 フィオレ → 徒花 テオドロ

「嬉しいこと言ってくれるのね。
 もし怪我をして頬が腫れてたって、"男前になったわね"って笑ってあげるんだから」

どうせ傷付くことが分かっているなら、和らげる術はいくつか持っておいて損はない。
何事もなくあれ、と思うのは この状況では望み薄であるだろうし。

そこまでは、何とか笑みを浮かべることが出来た。
けれど。

「……臓器売買、誘拐?」


その言葉はどうしたって、今の彼女には過敏に反応せざるを得ないものであった。
心臓が冷えたような感覚。

聞いたばかりのニュースがフラッシュバックして、奥歯をギリと噛み締める。


「そう、だったの」
「結局無事……だったのよね?」
(-301) otomizu 2023/09/22(Fri) 3:06:31

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ

「まぁ、アリーチェみたいなタイプが逮捕されれば世も末だけどね。
 ……いや、今がもう世も末だと思うけど」

案外、彼女の強さを信じているんだなと。
これが幼馴染の力なのかと、そんな事を思いながら、それならいいかと頷く。

「託されてもやれる自信はないけどね……。
 僕のやりたいことはまぁ、やってみるさ。
 ひとつだけ、ネタを掴んでることもあるし本人の供述もとれたから」

うまく行けばこんな法律、さっさと無にすることもできるかもしれない。
少なくともあのいけ好かない所長代理を引きずり下ろすくらいの力はあると思っているが、さて。
(-321) eve_1224 2023/09/22(Fri) 8:14:00

【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ

「あんたのやれる自信はどうでもいいです。
 別に上手くいかなくたっていいですから」

「やること自体が大事なんだよ、エルヴィーノ」

それが己の志に基づくものなら何だって。
なんなら何もしてないのに牢に入れられる世なのだから。ましてや幼馴染や同僚だからとか、そんな肩書は大して重要な話じゃない。

俺にとって、世話を焼くほど価値があると認めた相手がこの状況で行動を起こせないほど弱いわけもないくらいに考えているのみ。だから其方のやれることに対しては満足そうに頷きを一つ挟んで。

「何にせよ、俺が外に出られるか、
 逆にあんたがここにぶち込まれるかしたら、
 やってくれたな≠ニ大きな声でやります。

 酒でも呑めたら尚いい。
 ……俺は下戸な方なんだけどな」

牢の外にいた時よりもずっと、
素に近い態度で言葉を続ける男は、
縁起でもなく前向きなことを思い浮かべるのだ。
(-345) backador 2023/09/22(Fri) 12:11:15

【秘】 徒花 テオドロ → 路地の花 フィオレ

「ご想像にお任せします。
 とはいえ幸い腹は掻っ捌れる前に助かりました」

それが無事だと言うのなら間違いなく、
自分が幸運だったのもやはり違いない。

「……分かってると思いますが。
 俺の人格なんかはどうでもよくて、
 ここまでの規模、期間の悪質な事件が警察内で起きていたとなれば、一層混乱は広がるばかりでしょう」

「やることが上手くいかなくても、気負わないでとまでは言いません。ただ、……そうですね」

月並みな言葉の一つや二つ、
言おうと思えば幾らでも言えるのだが。
あんたに対してはこれが相応しいだろうと。

「決して枯れないように。
 あんたはきっとまだまだ花盛りですからね」

自分と違って、幾多のものを背負うのだろう。
こちらもまた支えくらいにはなりたいと思うのだ。
(-355) backador 2023/09/22(Fri) 12:55:39

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ

「はぁ。
 皆僕に何の期待をしてるんだか」

他にも自分にはっぱをかけた男がいる。
口から出る言葉は、まだ否定的な言葉だ。
それでも、それは本気で言って逃げている声色ではないことは、あなたにならきっと分かるはず。

「キミ、下戸だったんだ」

署内の飲み会にすらあまり出ないものだから、今まで知らなかった。
私生活を互いにあまり晒してこなかったことが、こんなところでわかってしまう。
それくらい、互いにあまり親しくなりすぎないようにしていたという事なんだろう。

それではだめだとするならば、僕はキミに、何を話すべきなんだろう。
あぁ。ひとつだけ、ある。

「……テオドロ、僕はね……実は不眠症なんだ」
(-361) eve_1224 2023/09/22(Fri) 13:46:02

【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ

「どうりで」

職業柄、精神を削る都合満足な睡眠を取れる方が珍しいだろうから、食に関してはともかく睡眠はあまり無闇に早く寝ろとまでは言わないようにしてきた。

だから浮かぶのは驚きではなく納得だ。
怠けていたと言われるよりよっぽど分かりやすい。

「下戸より余程大事ですね。
 ……やはり子守唄が必要ですか?」

遠ざけるための嫌味ではなく、気の置けない相手への冗談として。前の話を掘り返した。
(-364) backador 2023/09/22(Fri) 14:24:33

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ

「子守唄程度で寝れてたら、もう少し食べれてたかもしれないけどね」

「深酒をして毎日無理やり寝てた。
 それでも夢を見て起きてしまうから、寝れても三時間。
 深酒したいから夜を食べないし、朝は酒が残ってて食べれない。
 そうこうしてたら普通に食べられない胃が出来上がっただけだ」

まぁ、どうにもならない時は強い睡眠薬を使ってるんだけどね、と肩をすくめた。
普段から薬に頼りすぎると効かなくなるから、常時は酒に頼っていただけらしい。

「知られると色々面倒だと思ってて。……その、……
ごめん
(-369) eve_1224 2023/09/22(Fri) 15:18:46

【秘】 pasticciona アリーチェ → 徒花 テオドロ

「…………うん。じゃあ、ちょっとだけ誉めようかな。
 ……はぁ、凄く緊張した…………

 さっき持ち上げる傾向があるっていったでしょ?
 二人とも、私が「警察になりたい!」って言った時も
 特に理由も聞かずに勉強を教えてくれるものだから、
 実は気になっていてそれはもう仕方なかったのよ」

大袈裟に大袈裟を重ねた溜息を吐いた。
よくよく観察してみれば、先ほど喋っていた時はまるで菓子に手を付けていなかったから、見せないようにしていたが内心は余程の緊張感で満ちていたのだろう。

まさか、マフィアとの二択で入れそうだから警察にする。
なんて、人によっては激怒されそうな内容だ。

二人はそんなはずないと薄っすら理解をしつつも、
それでも「答え」を見るまでは冷や汗ものなのも事実で。

「……ようやく息ができるわ。
 持ち上げられてるつもりはあっても、持ち上げてるつもりはないんだけど、テオも似たような事を感じていたりしたなら、もう少しちゃんとこの問題は向き合った方がいいかもしれないわね」

「……何故こうなるかというと、多分私は……
 持ち上げると言うより、みんな自分の事を"落としてる"」
「……これが原因かなって思う」

「あ、また怖い事言ってる……
 二人揃ってマフィアになってた道もあったとしたら、ちょっと面白いな。
 でも、テオとニコの事撃てって言われたら撃てないや。
 ──テオは、どう?マフィアになって、私達のこと撃てる?」
(-394) poru 2023/09/22(Fri) 17:29:50

【秘】 路地の花 フィオレ → 徒花 テオドロ

「それならよかった。
 きっと何事もなかったんだと思っておくわ、今は」

触れられる距離にあなたがいたのなら。
その服を引っぺがしていたところだ。
そうでなくて良かったと思う。あなたにどんな顔をされていたか分からないから。

「そうね、最悪信用もなくなってしまうでしょうね。
 私は警察内部の情報に明るくないから、自浄作用って奴があるのかもわからないけど」
「……許せない、本当に」

弟のことを思う。
真っ直ぐに明るく仕事に励んでいた彼をも欺いて、ともすればターゲットにすら入っていただろうことを思うと。
はらわたが煮えくり返りそうだった。
冷静に、この後の街を考える余裕は、今の彼女にはない。
けれど。

「枯れないわ」
「もっと、もっと、綺麗に咲き続けてみせる。
 そのためにも……脅かす虫は、追い払ってしまわないとね」

胸で揺れるネックレスにキスを一つ送って、笑ってみせる。
あなたがそう言ってくれるなら、何だってできる気がした。
(-446) otomizu 2023/09/22(Fri) 21:55:01

【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ

「面倒な男な自覚がありますから、
 それに対して叱るような真似はしませんよ」

「きっと同情するのも違うんでしょう。
 俺に言えることがあるとすれば……

 俺もあんたの命を繋ぐことだけを考えるのではなく、
 きちんと精神の方も気にしてやるべきだった、と」

儘なりませんね、と柔和な笑みを見せる。
捻くれた人間が多いのだからすれ違うこともある。
だから後悔をしたとまでは言わない。未来が無いわけでもない。

「……………
 ……………謝罪の言葉は考えておきます」
(-467) backador 2023/09/22(Fri) 23:25:49

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ

「隠してたんだから、分からなくて当然だよ」

あなたの言葉に苦笑する。

「あんまり気にしてなかったんだ。
 別に、酒と薬で倒れず済んでたし……悪い夢は、過去を忘れるなって言ってるような気がしてたから。
 まぁ……食べれなくなったのは問題だけど……キミ達のおかげで飢えずに済んでるしね」

これまで、自分が傷つくことには無頓着だった。
大事な人に幸を押し売りすることだけが目的で、それを成す時に必ずしも自分が居る必要はないと思っていたから。
そんなだからこそ、大事な人を増やしたくなくて。
自分が傷つくことで、大事な人が傷つくのなら、それをしては駄目だということも、学んだ。

「だから、謝罪は要らない」

大丈夫だよ、今だから話せた。
それだけだ。
(-488) eve_1224 2023/09/23(Sat) 0:43:16
テオドロは、ここのご飯はあまりおいしくないですね。
(c19) backador 2023/09/23(Sat) 1:45:44

【秘】 徒花 テオドロ → favorire アリーチェ

「それは」
「命令をした側を撃てばいいと思う」

迷いなく答える。
実際そうなった時、迷いなくそうするとでも言いたげに。

「それで自分が死ぬならそれまでです。
 やりたくないことをしてまで生きてたくもないし。

 ……他人を持ち上げるでなく、自分を落とす、か」

心当たりは勿論ある。なかなか認められる話じゃないが。
己は人一倍自己肯定の気力に欠けてる、
そんな部分の自覚くらいは持っている。

「そう生きてきたのだろう。俺も、あんたも。
 多分ニコだって。だから向き合ったところで、
 すぐなんとかなる問題ではないんだと思う」

「今は……その分だけじゃない方の二人≠ェ、
 持ち上げてやればそれで事足りるんじゃないですか」

兄貴分の相談はないが、
きっと彼だって。持ち上げる所に反対はするわけもない。
(-554) backador 2023/09/23(Sat) 9:10:06

【秘】 徒花 テオドロ → 花浅葱 エルヴィーノ

「あんたは謝罪をくれておいて、
 こちらからのは受け取らないつもりですか?」

言葉面はどれだけ普段の嫌味ったらしい言い方でも、
表情は、仕草はやはり穏やかなもののまま。

「でも、……実際、他人ができたことって少ないんでしょうね。今の周りのことについても、俺と、あんたの自分の事についても。
 だから俺が謝ることがあるとしたら、エルヴィーノの身が心がどうとかではなく」

「いくら本当に無理なく背負えるからって、
 他人を頼らず踏み込まず、一人で歩きすぎたことです」

理由や因縁、辿ってきた道は違うのだろうけど。
そうして至った他者を救う、自分を守るための考えはどうしても似たような歪みばかりがあって、それだけは正されるべきだった。

「俺は……こんな皮肉屋な自分を、
 今更消し去るようなことはもうできないでしょう。
 あんただって、生活がすぐ治ったりするわけじゃない」

「だから、それでも歩み寄らなきゃいけない。
 ……一つの側面だけで物事を判断してはならないために」

それが出来なかった結果が、今の外の惨状だ。

「すみません」
「やはり、もっと早く気付くべきだった」
(-590) backador 2023/09/23(Sat) 11:20:40

【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 徒花 テオドロ

「そういうつもりじゃなかったけど……」

小さい、苦笑。

「そうだね。
 僕らはお互い、踏み込まない事を良しとして付き合ってきたから……。
 仲良くなれば、キミ達になにかあって、何処かに居なくなってしまうと思ってたのかも」

認めたくなかった。
大事な友人だと認めれば、こうやって不幸が訪れて、どこか、手の届かないところに行かれてしまうと思っていたから。
初恋の少女や、幼馴染みたいに。
最後は住む世界が別れてしまうと。
状況が尚も悪くなれば、二度と会うことが出来ないのではないかと、そう思って。

「皮肉を言い合うのは楽しかったけど。
 まぁでも……視野を広くするのは良いことだ。悪いことだって避けていけるしね」

紡がれた謝罪を、今度は素直に受け入れる。
胸の内を明かしたことで、自分たちの関係は一歩、進んで、これはその証になるはずだ。

「ありがとう。でも……」
「僕が自分から言えたことが、最大の進歩だから」

どうか受け取っていて欲しい。
(-601) eve_1224 2023/09/23(Sat) 12:20:05

【秘】 favorire アリーチェ → 徒花 テオドロ

「……。
 いまちょっとテオの事格好いいって思っちゃった。
 言い切れるの、凄いな。でもいい考えかも。
 速射だけは自信があるからそのつもりでいようかしら」

余りの迷いのなさが見て取れた答えに称賛を浴びせる。
でも、その信念の強さは確かに自分より余程マフィアになってもやっていけそうだな、と頷いている。

「やりたくないことをしてまで生きてたくもない……
 ……昔はわたしもそう思ってたけど、おかしいな。
 気付けば踏み止まる要因が増えている気がする。

 ふふ。さっきからテオの事が羨ましいかも」

大切なものが増えれば増える程身動きがし辛くなる。
最も、それだけ抱えていてなお突然の衝動で動き出すのもこの女の特性だから、こんなしおらしい事を言っていても実際はどうだかいまいち定かではないが。

「……そうね、26年の筋金入りだものね。
 "今"はそれで事足りる。それはそうだけど……
 ……そろそろわたしたちも、ずっと居られるかと言うと
 バラバラになる日を考えないと、って思ってて」

今は、大丈夫だろう。だけどこの先、三人が別れる未来だっていつ来てもおかしくない。そんな年齢だ。
最も、普通は「仕方ない」で終わらせる話をわざわざ口に出す時点で甘えが全く抜けていないのだが。
(-658) poru 2023/09/23(Sat) 17:17:27
 


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注目:テオドロ 解除する

生存者 (4)

フィオレ
9回 残 たくさん

うそつき

エルヴィーノ
3回 残 たくさん

何処にも行けない

ペネロペ
7回 残 たくさん

何度でも見付けて

ロメオ
8回 残 たくさん

ひとのかたちは

犠牲者 (12)

ガイオ(2d)
0回 残 たくさん

 

エリカ(3d)
0回 残 たくさん

コバルト色を手に

黒眼鏡(3d)
47回 残 たくさん

Kovacs.

ニーノ(3d)
18回 残 たくさん

大丈夫だ

イレネオ(3d)
6回 残 たくさん

薄藍を想った

ニコロ(4d)
0回 残 たくさん

これからも一緒に

カンターミネ(4d)
1回 残 たくさん

いつでも傍に居る

ヴィンセンツィオ(4d)
20回 残 たくさん

白鳥は唄えない

アリーチェ(5d)
0回 残 たくさん

そうだ、わたしは

ルチアーノ(5d)
11回 残 たくさん

もう楽にしてくれ

リヴィオ(6d)
0回 残 たくさん

もうすこしだけ

ダニエラ(6d)
4回 残 たくさん

ほんとは、まだ

処刑者 (4)

ヴィットーレ(3d)
1回 残 たくさん

 

テオドロ(4d)
3回 残 たくさん

枯れない心を

ネロ(5d)
0回 残 たくさん

 

ダヴィード(6d)
4回 残 たくさん

また会いましょう

突然死者 (0)

舞台 (0)

発言種別

通常発言
独り言
内緒話
囁き系
死者のうめき
舞台
置き手紙

一括操作




発言種別注目






















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IRO-COLORE(いろころる) by Izuya, 南
お茶会 / 演奏会 / 花見会 by ゆひろ
GNL / GNL+ by guiter-man
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