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【独】 不知 ミナイ/*実はこれ占いチャンス2回だけなんですよね。 え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 かまかけに行くか!!!!!!!!!!!!! オーラ的にシロマだよな。 ウラミチは大丈夫でしょ〜。カナイは無事死んでそうで。 マユミは死の気配しないし。ライカはなんか違いそうで。 クリスは今から死ぬ予定で。う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん。 (-2) toumi_ 2022/07/10(Sun) 21:05:17 |
【神】 不知 ミナイ『少し前だけど無事に保健室を見つけたよ』 『その後数人に連絡はしてみたけれど 結構危なげないみたいで良かった』 何かが起こる前。 グループの名前一覧をじっくりと見てから文章を送る。 治療が必要な程の怪我をした人の話は聞いてない 。安全無事に、皆探検をしているようだ、と。 『ボク?』 『ボクはつかれたら座ったり、次は』 『皆を探すために歩き回ることにする』 (G0) toumi_ 2022/07/10(Sun) 21:30:27 |
【独】 不知 ミナイ/* カナイどうして〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜????????? いやめっちゃ早く殺されてから幽霊で漂ってても良いのか。 元から狼というわけでも、え^^〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜? どうして〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜? 狼匂わせやめちくり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 わかんねえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 おはるも狼やりそうだもんよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。 (-4) toumi_ 2022/07/10(Sun) 21:34:09 |
【秘】 不知 ミナイ → 友達 ネコジマ君が空き教室にいるとき、メッセージがはいった。 『星空をみるの 花火をするの』 『どちらの方が好きだい?』 (-10) toumi_ 2022/07/10(Sun) 22:02:19 |
ミナイは、廊下をいくライカに声をかける。 (a2) toumi_ 2022/07/10(Sun) 22:03:08 |
ミナイは、君と二人きりになって尋ねたいことがあった。 (a3) toumi_ 2022/07/10(Sun) 22:05:08 |
【秘】 不知 ミナイ → 怖怖 ライカ「夏彦くん」 同級生の薬袋は君の視界に何度も入っていた。 いつも保健室登校だった生徒でも教室にいる機会は少なくない。 性別も普段いないことも家の悪い噂も気にせず話しかけ、 普通に言葉を返してくれる君を好いていた。 「さっきまで、誰かと一緒にいたろう。 ひどいことをされていなかったかい?」 一人廃墟のなかで白い髪を揺らすその姿は少しだけ幽霊に見えるようなはかなさを持っていた。 (-13) toumi_ 2022/07/10(Sun) 22:10:17 |
【秘】 不知 ミナイ → 友達 ネコジマ『見つけたんだよさっき キミとしたいなって思って』 花火に見える袋と、ラムネdrinkの段ボール。 さて……火なんてつくのだろうか。 チャッカマンと蝋燭もちらりと写っている。 『池の近くに集合しようよ あまり人気も少ないし文句はないだろう』 (-17) toumi_ 2022/07/10(Sun) 22:45:54 |
【秘】 不知 ミナイ → 元弓道 マユミ「そうなんだ。 どうしたらよかったのかと言っていたからさ? 聞くべきはいなくなった本人にじゃないか」 「だから話したいのかなって。 ボクもキミとならお話ししたいな……。 知らない人の幽霊は怖いけど、好きな子なら歓迎だ」 あなたの申し出に素直にうなずいて背中に続いて扉を潜る。 綺麗な保健室というにはあまりにも難しいボロボロのその部屋は、まるでホラーゲームのよう。 不自然に空いた棚、片付けられた机に、埃っぽいベッド。 比較的きれいそうな椅子を探せばずずっと引き出して軽く叩いてみた。 「 『生きているうちにできること』 が好きなんだ。だから、だね」 ふと、落ちてきた言葉に顔をあげる。 ゆっくりと首をかしげて、キョトンとした。 (-22) toumi_ 2022/07/10(Sun) 23:40:56 |
【秘】 不知 ミナイ → 元弓道 マユミ「うん? 聞くよ」 『ずっと変わらずにいてくれ』 その言葉に間違いない返答をする。 「でも聞かないとだね。 キミの、 ずっと変わらない はどういう、意味かな」「ボクは変われなんて言われたことないし、 あ、格好よくなりたい事はあったから、それには相反してしまうのかな?」 (-23) toumi_ 2022/07/10(Sun) 23:42:06 |
【秘】 不知 ミナイ → 怖怖 ライカ「手伝ってほしいことは…… あっそうだ、バケツを探してほしいんだ」 とってが取れているものや桶のかわりはきっとすぐに見つかるだろう。 薬袋が欲しかったのは探し物をする連れである。 「少し一緒にいてくれよ。 ……深雪くんのことも聞きたいしさ」 その瞳には、明らかに逃すような甘さは見えない。 ただの興味ではなく真剣に君の眼のレンズの向こうをみていた。 自然と、その手を伸ばして優しく握る。 鋭い視線とはちぐはぐに薬袋は続けた。 (-26) toumi_ 2022/07/11(Mon) 0:00:33 |
【秘】 不知 ミナイ → 怖怖 ライカ「――彼にいじめられていないかい? 一緒にいるためにひどいことをされていない? 怖いことや、辛い目に遭っていない? 好きでも、苦しいことってあるじゃないか。 ボクは深雪くんよりも、夏彦くんの味方だから。 なにもなければそういっておくれ、安心できる」 (-27) toumi_ 2022/07/11(Mon) 0:00:47 |
ミナイは、ネコジマに写真を送った。目当てのものと、段ボール。 (a8) toumi_ 2022/07/11(Mon) 0:04:24 |
【秘】 不知 ミナイ → 元弓道 マユミ「 死者と話すなんて怖いからね。 こんなことがなければ僕も話題にあげなかったよ。 でも、…… 実際体験してしまうとね。 イメージは変わってさ。良いこともあるって思えたよ」 音をたてて椅子に軽いからだをのせる。 キィ……と金属の音をならして首をあげる、天井のシミをみた。 一息 「好きなもの、そう。 ひとことで言えば……痛みを感じている姿かな」 「みることが出来なくなるのは勿体ないだろう。 尊い、生きている証が失くなるのは本当に大きな損害だ」 ▼ (-34) toumi_ 2022/07/11(Mon) 2:16:47 |
【秘】 不知 ミナイ → 元弓道 マユミ「でもよかった。キミの求める変化が相容れて。 その条件なら、 最低限ボクは 君の願う通りに変わらなくてすみそうだよ。」 「ボクはさ」 そのままあなたの顔をみずに、口端を上げる。 「……君のような強い力が欲しい。 君のような艶やかな髪欲しい。 君のような声が羨ましい。 君のような体が羨ましい。 君のような愛嬌と優しさとか。欲しいなあ。 それぐらいだよ、ボクが目指す変化は」 (-35) toumi_ 2022/07/11(Mon) 2:18:57 |
【人】 不知 ミナイ「鹿乃くん?」 電話の受話器を離して、静かに呟く。 向こう側で聞こえた声に、何かが落ちた音、それは確かに彼女が居た証だった。 「――鹿乃くん」 「怖い、なあ」 怖いから話せたことに驚いて。 怖がる度に、知らない振りをして。 「さあ、どこに居るか見つけないと。 今君は何処に居るのかな」 「――みんなも、今どこに居るなだろう」 そんな事を何度も繰り返して生きてきた。 あゝ、また覚えていないと、いけないな。 (18) toumi_ 2022/07/11(Mon) 13:35:03 |
【神】 不知 ミナイ『あの叫び声はまた彼のものだったのか』 『気をつけてね麻弓くんに裏道くんも』 短いメッセージの後に、また短い感想を。 『走ったら危ないのに、本当』 『それで大怪我をして動けなくなってしまったら。 元も子もないんだからね』 その言葉は居なくなってしまった彼らについては一度も触れていない。 (G11) toumi_ 2022/07/11(Mon) 15:18:47 |
【秘】 不知 ミナイ → 友達 ネコジマ『だってみんな』 『 』 『忙しそうだから』 少し間を開けて返事をしてから行動を映す。 こちらもバケツと何やら箱を抱えていった。 ・・・・・・・・・・ ・・・・・ 「稔くん、付き合ってくれてありがとう」 なんだかみんな一緒に居る雰囲気じゃあ、ないじゃないか」 「……あと猫くんがみつからなくてしょんぼりしてて……」 どさっとおいた箱の中には花火だけではなく何やら火薬のような物も混ざっていた。 しけっているが音だけはなる爆薬といったところだろうか。 (-63) toumi_ 2022/07/11(Mon) 17:03:39 |
【秘】 不知 ミナイ → 怖怖 ライカ「キミと居ればいいバケツが見つかると思ってね。 ありがと」 とん、と隣に寄ってその言葉に耳を傾ける。 おおよそ予想した言葉と、ちょっと意外な言葉が聞こえてきた。 一度目を伏せて、撫でられるその感覚を名残惜しく思うように そっと手を伸ばした。 「二人で解決してしまうんだ」 「なんだか、そんな気がしてた」 嫌だなあ、辛いなあ、寂しいなあ。 なんだか永劫のおわかれみたいな気分でさ。 ▼ (-66) toumi_ 2022/07/11(Mon) 18:13:10 |
【秘】 不知 ミナイ → 怖怖 ライカ「どうしてこれをくれるんだい。 相談がないことに怒っているとでも? 随分長いこと写真を撮ってるその姿とか、 彼のことを当たり前のように話すその表情を見てきたのに。 この先も同じように思い出は作るべきじゃないのかい?」 ――敢えておかしい言葉をかけてみる。 既に薬袋は"わかっている"。 これがちぐはぐで、的外れな疑問であることもわかってる。 だから、とそのカメラを受けとって肩を揺らす。 「こんなプレミア物」 「返せと言っても返してやらないぞ? ボクだってキミの事が好きなんだから」 (-67) toumi_ 2022/07/11(Mon) 18:14:32 |
【秘】 不知 ミナイ → 元弓道 マユミ「……突拍子もないことだ、端的に説明しようか。 ボクはこの校舎で死んでしまった人と会話をした、できた。 おかげで、 "生きて居ない人達は確かに居る" 、そんなことを知れてしまった、誰かって? 気付いていない? じゃあ、今は教えてあげない」 観察される気配からぼんやりと貴方を見て、 そっと、ひとさし指を口元に持って行く。 手首の包帯を垂らしながら、その口は朗らかに。 「怪我? そうか、気になっていたんだね、聞いて良かったのに。 これは、誰かがボクが生きて居る証だ。 ボクが だよ」誰かを傷つけた分の痛み ▼ (-70) toumi_ 2022/07/11(Mon) 19:21:05 |
【秘】 不知 ミナイ → 元弓道 マユミ「わかりにくいかい?」 「例えば、もしボクが誰かの視力を奪ってしまったとしたら。 同じ分だけ失うこと をしないと、不公平だろう?一部分を貰ったら、 代わりになる物をあげないと 不公平だろ」薬袋は被虐趣味ではない、ただ、 優しかった子だった 。母親が連れてきた誰かに酷いことをされて悲しかった。 それでも、その日頼まれた人を殴る行為に、悦びと罪悪感を感じた。 ごめんなさい、ごめんなさい、けどそれが気持ちが良くて。 その代償は、ボクの払える物は、自分の身体しかなくてさ。 「だから、たくさんあげていたんだ。 ボクが、みたい物を貰う分、欲しい分、生きて居る証。 その代金をあげていたら、血が足りなくて参っちゃった」 ゆらりと揺れた。その前髪が、白い髪を揺らして。 とん、と貴方の瞳を見上げるようにそっと、胸に手をついた。 「その上で、」 「子供が子供のままでいるのは 成長を止めることでしか出来ない」 「ボクはそう思うな、大人になることをやめないと 子供のままでは居られないって」 (-71) toumi_ 2022/07/11(Mon) 19:23:07 |
【秘】 不知 ミナイ → かれがれ ユメカワ『死ぬこと?』 そうだな。 『時が止まること』『じゃないかな』 『痛みを感じることもない』『怪我を治すこともできない』 『今日見えたキミ達のこと 普段は見えないキミ達のこと』 『何も追いつけない 追いつかせられない』 『置いていくし 置いていかれる』 『同じ時を進めなくなること』 『それが死ぬこと』 『みたいな』 悲しいと、言葉にはする。 彼らに告げるのは命を失わないで欲しいという願いだ。 生きて居て欲しい、時を刻み続けて欲しい祈りだ。 それはすべて自分の為ではあるが、 気持ちとは裏腹に言葉は美しく飾られている。 『気持ちなんて望みがあるなら本人に聞けたら一番だけど 遺書にでも書いてもらいたいね』 『頼まれてもないから 怖かったら怖くて 驚いたら驚いて 悲しかったら悲しんで 忘れたくないとおもったら』 『忘れないようにしているよ ボクは』 (-72) toumi_ 2022/07/11(Mon) 19:40:25 |
【秘】 不知 ミナイ → 友達 ネコジマ「ちゃんとまだ無事かな? それならよかった」 「ボクもおどろいてしまうかも、 ちょっと逃げる場所でも確認しておこうか」 火を避けられそうな木を探しだして、頷く。 そのまま中身を尋ねる君へと笑みを浮かべた。 「爆竹 の大きいバージョンかな」 「ちょっと刺激が欲しいと思って」 「やってみないかい? 一緒に」 悪戯そうにわらって火を点して見せた。 34秒後に74ぐらいの音で爆発する。 (-82) toumi_ 2022/07/11(Mon) 21:04:01 |
【秘】 不知 ミナイ → 夢の先 ライカ「そういって、ボクが黙って送り出すと思ったのかい」 手を振っていそうな台詞を言うキミを言葉で繋ぐ。 「見送る言葉を易々と言うと……?」 なにも遠慮を感じさせなかったキミ。 隠しきれない少年らしさと、男の子らしさ。 それでも可愛いところもあって、一緒に笑ったり。 確かに自分の青春はキミのと隣にあった。 幼馴染みというほど近くはなかったかもしれないけれど。 ずっと一緒だったのだ。 ずっと見ていたのだ。 (-89) toumi_ 2022/07/11(Mon) 22:04:03 |
【秘】 不知 ミナイ → 夢の先 ライカ「生きてくれよ」 「夏彦くん」 「寂しいよ、辛いよ、悲しいよ」 「ボクに、キミたちを置いて行かせないでくれ」 初めて見せた、生きて居るキミに見せる悲しげな表情だった。 誰かの死を聞いても、一人の時も崩さなかった穏やかな表情を崩して、その背中に泣き言を言う。 (-90) toumi_ 2022/07/11(Mon) 22:04:24 |
【秘】 不知 ミナイ → 夢の先 ライカ「嫌だ。特別だとか、恋がなんだよ」 「一番近かったキミがいってしまうなんて」 「このぽっかりあいた穴の代わりなんていないんだよ」 「だって、キミはキミだから。 ずるい、一緒に居てくれるひとがいるなんて。 ずるい、ボクだってキミ達が欲しかった。 ずるい、」 人の物が欲しいなんて、嫌な言葉を言わないで。 それの何が悪いんだ、好きな人の好きな人を好きになって何が悪いの? どうして二人とも一緒にいなくなるの。 (-91) toumi_ 2022/07/11(Mon) 22:05:02 |
【秘】 不知 ミナイ → 夢の先 ライカ一人で、そのカメラを抱きしめる。 そのまま呼び止められなくたって構わない、だけど、 「……でももう決めたと、言うなら。 一切、責任も、何もとらないなら」 いやだから、見たくないから。そのまましゃがみ込んだ。 少しだけ、ほんの少しだけ休憩をしよう。 せめて。 (-92) toumi_ 2022/07/11(Mon) 22:06:22 |
【秘】 不知 ミナイ → 夢の先 ライカ「もう、振り向かないでくれ」 友情、親愛、大好きだったキミに。 やっぱりこんな言葉しか言えない。 (-93) toumi_ 2022/07/11(Mon) 22:07:26 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ「梢くん、何をしているんだい?」 いくつかの別れをした、いくつもの停滞を見てきた。 彼らは生きるのをやめたものたちだった。 勿体無いなぁ、勿体無い。 一人校舎裏を訪れた薬袋は音を便りにあなたを覗きこんだ。 「木登りは得意だった?」 羨ましいなぁ、なんて。ないものねだり。 (-115) toumi_ 2022/07/12(Tue) 12:57:51 |
【秘】 不知 ミナイ → 夢の先 ライカ「お願い、お願いか」 ボクが何も手に入らないお願い? ああ、でもいまここにあるじゃないか。 あの子が欲しがった、あの子が紡ぎたかった大切なカメラと思い出を貰ってしまった。 ここまで大きな対価があるか? 嬉しい 、嬉しい 。ずっとほしかったとくべつ。キミの声の裏で見える命の灯火が、 このたからものを鉄屑にしないことを物語っている。 「――わかったよ、キミのお願い叶えてあげる」 いつも通りだ、いつも通りで良い。 (-122) toumi_ 2022/07/12(Tue) 13:37:52 |
【秘】 不知 ミナイ → 夢の先 ライカ「ほら、ボクのかわいい笑顔だ。 君にもあの子にも負けないから。 知らずままそのまま脳裏に焼き付けていけ 」 (-123) toumi_ 2022/07/12(Tue) 13:38:13 |
ミナイは、顔をあげて、いつも通りに笑いかけた。 (a48) toumi_ 2022/07/12(Tue) 13:38:37 |
【秘】 不知 ミナイ → チャラ男 ウラミチとある時間、 あなたのもとにメッセージがやって来た。 『薬袋だ、裏道くんのメッセージはここかな?』 『この連絡に返事入らない』 『単刀直入に言おう、ボクは鹿乃くんを探している』 『彼女は迷子になっているんだ』 『見つけてほしいといっていた、それが さいごの言葉 だった』『きっと寂しがっていると思う。だから』 『もしみつけたら、優しくしてあげてくれ』 『怪我は すぐには治らないものだから』 『これが無事で届いていることを願うよ』 『そして ボクは』 もう二度と戻らないものがあると知ってしまった。 せめて二人だけは、どうか。 『また集まって みんなで遊べるのを楽しみにしているよ』 (-125) toumi_ 2022/07/12(Tue) 13:56:28 |
ミナイは、パァン! 池の周りで激しい火薬の音を鳴り響かせた。 (a52) toumi_ 2022/07/12(Tue) 15:06:47 |
【秘】 不知 ミナイ → 友達 ネコジマ「わっ、すぐ着いたな。 ボクの方は……不発か?」 ひょこりとうかがっていて油断したそのときだった。 パァンッ! 先程よりも大きな音を出して飛び散った黒煙。 さすが古い花火、安全性なんてありもしないそんな刺激に、 薬袋は何だかんだで耳を塞ぎながらおかしそうに笑った。 「 うわっ 、はは。あははっ!これは驚いた、飛んでいくかと思った。 こんなのみんなの前でやれないだろ、綺麗な花火もいいがこんなシチュエーションには悪い遊びが付き物だ」 「どうだい、楽しめているかい。 それとも、つまらないかい」 (-132) toumi_ 2022/07/12(Tue) 15:07:21 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ「そう、だね。彼見つからないね。 誰かさんのように迷子になっているのかも」 この誰かさんは。誰のことでもあり、誰のことでもない。 「でもそんな簡単に人が池に落ちるわけなんてないだろう? ゲームや映画じゃないんだから。 梢くん、特別心配しすぎじゃあないのかい」 ころころと笑って、暗い表情を見せずに。 体力がなく登れないその木を瞼の裏に浮かべながら、一歩近づいた。 「そんなことで幻滅する人はいないよ。 でもそんなところまで気を使ってるなんて、流石だね。 …ボクさ、実は梢くんの雰囲気が好きで真似していたんだ。 その振る舞いや、格好良さ。お手本にしてた」 親が町で不審がられていること。 町の人からの視線、謂われない暴言もうけたことがある。 少し似ていると思っていたキミのその生き方は、ボクのひとつの、目標だった。 「でもこの見た目で、格好つけても心配されてしまってね。 イケメンと呼ばれるのに、全然うまくいかないんだ。 まだまだ精進が足りないな」 (-133) toumi_ 2022/07/12(Tue) 15:31:33 |
【秘】 不知 ミナイ → 奔放 クリス『む。難しいことを言うなあ』 この物語が必然であればどれほどできた物語になるのかわからない。 この物語が偶然であるなら何故こんな仕打ちをするのかわからない。 『事実がわからない以上必然も偶然も語れないけれども』 『つまらない話で終わりたくないことには違いない』 ただの軽口。ただの連絡。ふわふわと、ゆらゆらと。 小さな子供がじゃれついて、離れるように文字を打つ。 そして、想像した理想の君の答えが来て、くすりとわらった。 『流石だ だから栗栖くんは面白い』 『一緒に見つけておくれ 彼らの本当の姿を』 『その終わりまで楽しみにしているよ』 あゝ、本当に。楽しみだ。 スマートフォンを抱えて、一人、呟いた ▼ (-164) toumi_ 2022/07/12(Tue) 22:36:00 |
【秘】 不知 ミナイ → 奔放 クリス▼ それでこそ、僕の好きになった人だ。 キミは子供らしい言動の割に論理的な思考をしている。 そのちぐはぐな造形はどこからきているんだい? 時おり見せる誰かをみているようなその瞳。 これはただのボクの妄想なのかな? 弟君と仲が良いか? 答えられるわけないだろう。 気がつけば彼は見えなくなっていて、 ボクには君しか見えていなかったんだから。 ただの話のきっかけにすぎないんだ。 あゝ キミがほしい な、誰かが欲しがった君が輝いて見える。キミの何かが欲しい、 生きている証 がほしいな。でも、ボクがあげられる物がみつからないな。 沢山持っている人は羨ましいな、 ▼ (-165) toumi_ 2022/07/12(Tue) 22:38:44 |
【秘】 不知 ミナイ → 奔放 クリス▼ だから君がいなくなって、暫くしても見つからなくなったその時。 「勿体ない」 それだけ小さく零して、その足跡を辿ろうとした。 だけど、その前に最後の彼女に確かめることが出来たから、 もう少し待っていておくれよ。栗栖くん。 君を見つけ出してみせるから。 (-166) toumi_ 2022/07/12(Tue) 22:40:53 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ「消去法か、 なんだそこも似ているね。 大丈夫だよ梢くん。 彼が死んだとしたら―― ボクならわかるもの 」また一歩近づいてそっとその手をとってみた。 改めて手を繋ぐことなんてなくて照れくさい。 少し年上の、素敵な優しい先輩の熱を感じる。 「格好よくても、可愛くても、大人っぽくても、子供っぽくても。 キミはキミだよ、梢くん。 ボクは、ボクの理想のために振る舞っているけれど。 キミは誰のためにそんな姿を保っているんだい。 自分のため? それなら止めないよ。 だけど、もう好きに振る舞って良いじゃないか。 朝になったら―― 逝ってしまうんだろう君たちは 」「何をしに来たのかな。 まだ生きて、やりたいことがあったのかい。 ボクは――それを聞きに来たんだよ」 (-170) toumi_ 2022/07/13(Wed) 0:14:00 |
【秘】 不知 ミナイ → 元弓道 マユミ「ボクも理解できなかった、お母さんのこと。お父さんのこと。 だけど真似をしたら、気付いたんだよ。 そんなもの聞いただけではわからないし、やってもわからない。 傷つけることは正しくないのに、 怪我をすることは好きじゃないのに。 好きになったら辞められないんだよね、そういうこと」 するりと腰に手を回し、じゃれつくように抱きついてその軽い体重でよりかかる。 「変なの、真弓くん。 なんで心配するんだろう、死のうとしているくせに。 ボクの体力がが限界になるときは、きっと。 誰かの命を奪って同じように捧げた時だよ」 「なーんて。ボクは"元気"だよ。 皆の生きている証を貰って、とても元気だ 」くすくすと、不気味な雰囲気を隠さず笑えばそのままキミの瞳を見上げた。 (-184) toumi_ 2022/07/13(Wed) 3:20:33 |
【秘】 不知 ミナイ → 元弓道 マユミ「それで……なるほど、そうだったんだ。 子供のままが、全然知らなかった」 「ボクとは違う意味でわがままさんだね、キミは。 ……うーん、じゃあボクは答える前にこの質問をさせてくれ」 「キミがボクに言って欲しいのは肯定? それとも意見?」 するりと腰に手を回せば、じゃれつくように抱きつきその軽い体重でよりかかる。 「彼らに連れて行かれようとでもしているの? いなくなって、皆と過ごす事が出来なくなって寂しいから」 「そんな理由だけで、人生を辞めようとしていないと嬉しいな」 (-185) toumi_ 2022/07/13(Wed) 3:22:33 |
【秘】 不知 ミナイ → 友達 ネコジマ「よかった、そうだよね」 「今日じゃないとダメだった」 きみも、わかってしまっているのだろう。 何人も死人がでて、そして、おかしな事が起きている。 朝を迎えたとき、一体誰がそこに立っているだろうか。 「ねえ、稔くん。」 「今日のことは偶然であると思う? 必然であると思うかな」 「ボクは今日このとき、が起こるべくして起こった思いたいんだ」 「たまたま、偶然、そこにボク達が迷い込んでしまっただけなのかな。どっちだろうね」 (-186) toumi_ 2022/07/13(Wed) 3:26:35 |
ミナイは、マユミの腰に抱きついて、胸元に顔を押しつけた。 (a67) toumi_ 2022/07/13(Wed) 3:27:55 |
【秘】 不知 ミナイ → 夏の雪 ユメカワ『時が止まってくれたらか』 やっぱり寂しかったりするのだろうか、 一緒の場所に居て欲しいのだろうか。 そうでないと、ここにはこなくて、 彼を連れて行ったりもしなかっただろう。 『いいね、そんなことができたら』 『寂しいな、ずっとばらばらでいるのは』 同じように、離ればなれになどなりたくない。 またこうやって話せたら、なんて。 もう戻れない場所に来てしまっている。 今まで避けていた事をこうもまで簡単に突破されてしまっては。 あゝ君達が愛おしい、欲しくなる、二度と手に入らないのに。 自分が君達に近づいてしまっているのを感じてしまっている。 (-196) toumi_ 2022/07/13(Wed) 12:28:45 |
【秘】 不知 ミナイ → 夏の雪 ユメカワ『世界はいつだって残酷だ このメッセージも消えてしまうのかも知れないけれど』 『ボクは 止まったキミたちに いつか追いつくよ』 『ごめんね』 共にゆけないで。 寂しさを和らげられなくて。これはボクのわがままだ。 『皆は怖いのかな、それを訪ねるのも楽しそうだ。 だけどボクは違う』 『この命が動いているうちは 誰かのように輝きたい 。価値を持ちたい、変わりたい、このままの自分で死にたくない。 いつか止まるとするならば』 『ボク自身という存在を全て捧げて無くしてしまった時が良い』 キミが欲しいな、キミの物が欲しいな。 誰かが欲しがった価値のある物で染まりたいな。 この真っ白な髪も、肌も、傷も、身体の中まで。 全部自分じゃなくなって、誰かの綺麗で染まれたら。 全部貰って、全部 お返し が出来たら。この命に価値があったと思って、それはもう。 気持ちよく、止まることができるのだろうな。 (-197) toumi_ 2022/07/13(Wed) 12:32:07 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ「それじゃあ、センセイは」 「生徒になったボクを殺すの?」 遠回りしたね、でも、ちゃんと見つけたよ。 “そこらの名探偵”より精度は高いんだよ。 一緒に遊んでるんだ、楽しませてもらってるんだ。 だからこの問いは、真実を見つけるための一歩だ。 なにもわからないままで閉じるはつまらないからね。 「キミの思うセンセイも、無抵抗のボクを連れていくかい?」 「はは。格好つけてるセンセイも、“悪いコト”するんだ」 「ねぇ、梢くん。 君のなりたかったセンセイってどんな人だった? 教えておくれよ。寂しいじゃないか、こんな嘘まみれで終わるのは」 (-219) toumi_ 2022/07/13(Wed) 19:50:46 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ「――センセイ。 よく、人に理想を押し付けるのはいけないっていうだろう」 「僕はそれを今言われたとは思っていないんだよ」 「センセイがそうしているように見えたんだ」 死者は止まってしまっている人だ。 願いが叶わなくなったものだ。 悲しまなくなったものではない、喜べなくなったものでもない。 「キミたちはどうして、一緒に僕たちと遊ぼうとしないの。 寂しさを消化するのに死を招くことを選んでしまったの? 生きることをやめることが解決にはならないことだってある。 それは、寂しいと思ってる君たちが一番わかっているだろう」 生きて欲しかった。 理由があったのなら話してほしかった。 綺麗事で片付かないことならば、なにか解決ができたのならこんな寂しい気持ちにさせることなんてなかっただろうに。 (-231) toumi_ 2022/07/13(Wed) 21:58:38 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ「どうして、なりたかった先生になろうとしなかったんだ。 寂しいとはじめから明かしてくれなかったんだ。 今こうして話せて熱も感じることができるのが、 刹那の会合だったとしても、偶然か必然が起きた。 ボクたちが、それにひとつも答えようとしない人間と思っていたのかい?」 おいていかせるのは、差があると見せつけるのは君達だろう。 隠すことなんてなかった、そんな寂しそうにするなよ。 もっと堂々と嫌なやつになってくれよ、そうじゃないと。 どうしようもならない一言も言いたくなってしまうだろう。 「説教だ、どうしようもない、わがまま。 間違いだというなら正してくれよセンセイ。 ボクはキミの生徒にはなれない、 だけどキミの先生をみてみたいと、願う一人の人間なんだよ」 (-232) toumi_ 2022/07/13(Wed) 22:00:27 |
【秘】 不知 ミナイ → 傷弓之鳥 マユミ誰かは死ぬ理由がある、なんてこと。 わかってる。 「……心は疲れてるかも。 でも身体はとても動かせるようになった。元気にさせられている」 手術によっててにいれた心は返せない、 否、何度絶とうとしたか思い出せない。 「ボクは健康で皆の成果を示す状態になることを望まれてる、 笑顔になって、健康にならないと……。 ボクのために何人もの努力や想い、たくさんのお金も動いてる。 返さないと、返したいんだよ」 それは、自分のわがままだけど。 勿論さ、君たちのことも入ってるんだよ。 一緒に遊びたかったんだからさ。 「じゃあ意見かぁ、なら、まず、ひとつ」 すうと、息を吸って。 自分にいいきかせるようにその言葉を。 「今、生きていても死んだとしても。 君の思う寂しくならないなんてことは、ないよ。 何故なら、今死んでも満たされる感情を理解していないからだ」 死んでも、生きても良いなんて、寂しいね。すごく、寂しいね。 (-249) toumi_ 2022/07/14(Thu) 7:13:19 |
【秘】 不知 ミナイ → 傷弓之鳥 マユミ「一番環境が変わるのは、時間が止まることだよ。 楽しい時間が続く奇跡なんてずっとは、ないんだ」 「遺された先が辛くないなんて思わないさ。 でも死んだ彼らは楽しそうだったかな、 生きたこの先に楽しいことがひとつもないなんてことはないけれど、死んだ先には、保証は誰もしてくれないよ」 「ひとつも、ほしいものはない? 本当に、後悔も、やりたいこともない? 全部がなくなった、こんな疑問もなくなった時は ボクも麻弓くんをみんなに会わせてみせるさ。 だから、選ぶことが出来たらその時は報せてくれると嬉しいな」 「だって、なにも言わずにいなくなるのは寂しいからさ」 (-250) toumi_ 2022/07/14(Thu) 7:31:06 |
【秘】 不知 ミナイ → 友達 ネコジマ「そっか、よかった少しぐらい同じように思ってくれる子が居て」 同じように手持ち花火を手に取って。 赤紫colorから紫colorに変わる火を見届けながら目を閉じる。 「なるほどね、誰かが――この色になるように。 この花火を持ってきてくれたのかもしれないね」 そうして再び目を開ければ燃え尽きた煤が目に入る。 あゝそうだね、どんな光にも終わりは存在するんだよね。 「――キミ、すごく大変だっただろう。 なにか帰ってからも頼み事があればボクも頼るんだよ。 そう、友達が居なくなって寂しい。とかね」 「人捜し、得意なんだ。どこぞの名探偵よりもね」 (-261) toumi_ 2022/07/14(Thu) 15:01:56 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマびりっとした空気感に瞬きをして、時代遅れの兵士を幻視した。 初対面……? なんで。 一瞬で回る世界。 この記憶によぎった憧れは、偽物? 黒髪に憧れて、短髪に憧れて、格好良い声に憧れて、 言葉に、全て誰であったかなどは大事でなくて。 あゝなんだったか、先生のあり方か。 「っ……なんだ、そんなに、一緒にいなかったんだ」 心の探偵よ、かのあの少年にも今の彼女の姿を見せてやりたい。 これでも偶然というのだろうか。この会合を。 「なんだ、はは。どうしよう、ここまでとは。 気付かなかった、なあ。もっと鍛えないと」 知らないふりをしていた、目をそらしていた物とようやく向き合って。 「――梢くん。 もし、容赦もなく人殺しをしないのなら。 一つボクとも遊んでいってくれよ。 ボクはキミ達に いつか 成仏をして欲しいんだ」 (-272) toumi_ 2022/07/14(Thu) 18:39:32 |
【秘】 不知 ミナイ → 陽葉 シロマ「今日この夏の出会いで解き明かすには謎が多すぎた。 そして、皆が自由すぎた」 この奇跡には時間に限りもある、 きっと直ぐに殺せるなら皆殺しにしていた。 キミは選んでくれていたか、人を見ていたはずだ 「 ボク達 の負けだ。それでも次こそは―― 梢くん達が望んだ学校と、生徒達皆で遊ぶのはどうだい」 「ボクは生きて一緒に帰りたい人がいる。 探したい人間がいる、キミ達には連れて行かせない、だけど」 「ただキミ達を置いていくことだけもしたくはない。 都合が、いいだろうか。それとも、もう会えなくなるだろうか。 もしあるのなら、次の出会いを偶然じゃなく必然にしできないかな」 (-273) toumi_ 2022/07/14(Thu) 18:43:21 |
【秘】 不知 ミナイ → 夏の雪 ユメカワ『保証はないね』 自己満足だ。 『言うとおりだ、誰かの視線なんてすぐにかわって』 健康になったと思ったら、すぐに。 『いつになっても置いていかれる』 躓いて、皆の差が縮まらない。 だから、人のものが、 (-274) toumi_ 2022/07/14(Thu) 18:56:21 |
【秘】 不知 ミナイ → 夏の雪 ユメカワ『欲張りさんめ』 失う物が何もない、皮肉すぎるよそんなもの。 『それならキミをくれないと』 キミはこうして誘ってくれたね、 でも、彼は二人っきりがよかったのかもよ? 『ボクだってキミ達が欲しかったんだから』 それでももう少し押せばその間に挟まれたのかなとか。 でもあいにく、それはボクの性癖に沿ってないんだ。 『なんで』 なんで死んでしまったんだよ もっと、共に話しておきたかった、 仲良しな姿を見ていたかったよ ちょっと拗ねた姿も見たかった (-275) toumi_ 2022/07/14(Thu) 18:58:35 |
ミナイは、手荷物が増えて、重い。 (a91) toumi_ 2022/07/14(Thu) 18:58:45 |
【秘】 不知 ミナイ → 夏の雪 ユメカワ『ボクはキミ達に生きて欲しかったよ』 『生きて居るキミ達が良かったよ』 『この事だけは 嘘を吐けない』 『死んでいても良かったなんて』 『言わないんだって』 『だから お別れ』 『止めないから 惜しまないから』 『ずっと手に入らないキミ達を欲しがり続ける』 喪って悼んで、いつか。追いつくから。 『ばいばいだ』 (-276) toumi_ 2022/07/14(Thu) 19:00:30 |
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