剣道 ツルギ(匿名)は、メモを貼った。 wazakideath 2022/03/01(Tue) 21:10:03 |
ツルギは、麦畑を見る度に思い出す。己を「ぱぱ」と呼んだ、あの怪物を。 (a0) wazakideath 2022/03/01(Tue) 21:10:50 |
【神】 剣道 ツルギ特に予定もなかったから、裁判場には最初、もしくはそれくらいの早さで来た。 「 …意外なとこ選んだなあ…… 」投票結果と二回目の権限で選ばれた候補を見て。 答え合わせを少し済ませている青年は、他人事のように色んな名前を眺めた。 自分の名前が二つあることなんて、眼中にないみたいに。 (印どこにあるのか後で見せてもらおうかな) そんなことだけ、ボンヤリと。 今までと違うのは、帯刀していること。勘違いされそうなので、全員揃うまでは腕組みをして待っていた。 (G1) wazakideath 2022/03/01(Tue) 21:36:51 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『ツルギ、エノさんが怪我をしたから暫く彼の様子を見ることになった。落ち着いたら離れるが、少なくとも今回の合議には行けないと思う』 合議がまだ本格的に始まる前であってほしいと思いながら、結果が出されたすぐに貴方にメッセージを送る。 『俺たちは幸運を掴むと、賭けに勝つと思っているからそれに関して何も言うことはない』 『ただ、話し合いは少なからず気力を使う。自分が疲れていないと思っていても、知らぬ間に疲労が溜まっている時だってあるだろう。特にお前は毎回密に参加し発言しているから尚更』 『無理はするな。お疲れ様』 そんな飾り気のないメッセージの群れを送ったのだった。 (-8) もちぱい 2022/03/01(Tue) 22:02:19 |
【神】 剣道 ツルギ受け取ったばかりの、個人宛のメッセージを読んでいると全体宛の連絡。差出人の名前は同じだったから、情報は特に増えなかった。 「ん。どうりで集まりが悪いわけですね。 怪我人もいるなら仕方ない。 ちなみに俺は昨日と投票先の選び方は同じで、新しい提案も特にナシ。」 青年は自分を選んだ人間に何も言うつもりはないけど、自分以外に入れた人の投票理由は気になるので聞くつもりだった。 …が、そんな状況でじゃないなら仕方ない。 「…俺もエノさんのとこ行こうかな。アクタはそういうタイプじゃないけど、誰か怪我人なら殺せるとか考えるやつがいるかもしれないし。 それにユスが巻き込まれたら俺暴れそうだし………」 最後のが一番の理由だった。 (G6) wazakideath 2022/03/01(Tue) 23:33:46 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『わかった。今回はこっちも早めに切り上げる流れになってる。迎えにいくから待ってて。』 目の前にいる人間の顔色を窺いながら、テキストを作る。二つのことを同時にするのもかなり慣れた。 『ついでではあるけど、医務室の出入り口、しばらく立ってようかなって。 ヤバそうなやつが来たら部屋ごと守るつもり。 俺がそっちに行くとマズイなら、別の場所にする。』 自分があまり温厚な参加者から好まれていないのは知っている。 きっとあの投票先の決め方は、歓迎されるものじゃない。 『無理はしてないし俺は大丈夫。ありがとな。むしろみんなが大丈夫じゃなさそうでさ…』 (-32) wazakideath 2022/03/02(Wed) 0:47:54 |
【神】 剣道 ツルギ「不安なやつとかいる?部屋まで送るし、そうじゃなければ、なるべく誰かと一緒にいてほしい。 ………一人で人気のない場所にいるのは 相手のためにも 避けて。」状況さえ整わなければ、新たな事件は起こらないはずだから。青年はそう考えていた。 (G10) wazakideath 2022/03/02(Wed) 0:52:52 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『分かった。こちらは特に急ぎの用事など何もないから、焦らず来てくれ』 ナツメに端末の使い方を教えてから、隙を見て連絡を返す。 『一人でか? ……とはいえ、俺は護身術も武道も何も学んでいないから力になれるか分からないが。お前が部屋の外に立つなら俺も行く。 提供者に選ばれるならともかく、直接お前の身に何かあった時暴れるかもしれないのは俺も同じだ』 『正直な話、今回事件の発端はまだ知らないが、もし── |』 『』 『いや、なんでもない』 エノをちらりと一瞥してから、話を続けた。 『見る限りこちらの部屋に来ても大丈夫な気はするがな。お前と他の参加者の関係性は知らないが』 確かにあの投票先の決め方によって昨日空気が一変したくらいには歓迎されたものではないことくらい此方も察している。 ただそれだけで嫌われるものだろうか、と機微に疎い青年はぼんやり思っていた。世間一般の事なんてやはり難しい。 『そうか。お前が大丈夫ならいい。 確かに周囲の様子は気になる部分があるな。合議はまだ続くし、それとは関係のない場所で刀傷沙汰も起きた。疲れたり、考えの変わったりした者たちが何かの弾みで取り返しのつかないことをするとも限らないしな』 (-34) もちぱい 2022/03/02(Wed) 1:15:05 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『こういうのはなんていうか、誘惑なんだよ。できそうだから、やっちゃうんだ。 だからできそうにない¥況を整えれば間違えないもんだよ。』 間違いを犯す約束を交わした君と、他人が間違いを犯さないように話し合う。他者からすれば違和感しかないやり取りも、君と俺なら普通の会話になってしまう。 『あれ、ヒメノとカミクズさんだけじゃなくて?ああいや、じゃあエノさんは………あー、会って話した方が早いか。』 普段はここまでじゃないけど、君の身に関わるかもしれないことだから。 父親ごっこはこういう時にこそしなきゃ。 『………じゃ、決まりだな。医務室に人が集まりそうなら安全だろうし移動しよう。寄り道しつつ行くよ。』 そうしてメッセージが閉じられ、 (-35) wazakideath 2022/03/02(Wed) 1:41:29 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス…る前に追加で二件。 『なんでもないって言うの、やだ。』 口調はなんだか少年のようで。 『ちゃんと話してくれなきゃ、もっと不安になる。ただでさえお前と今離れてるんだし。』 たった今医務室で新たな血が流れても、君を守れないのだから。 誰かに殺されるくらいならって思っちゃうから (-36) wazakideath 2022/03/02(Wed) 1:42:16 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『成る程。確かに、難しい状況なら諦める者も出てくるだろうな』 納得したように返した。人の命を奪う約束を交わしておきながら、人の命を守る為に動こうとする。他者からすれば違和感しかないやり取りも、お前と俺なら普通の会話になってしまう。 『? カミクズさん? 何故そこで彼が? ああ、これも後ほど一緒に調べながら話のすり合わせをしたほうが楽だな』 『分かった。 ……分かったが、誰かを部屋まで送るなどの用事ならくれぐれも気をつけてくれ。 お前と相手の一対一の状況になるということだろう? もし相手がツルギを殺す気で襲って、お前が斃れでもしたら。助けに行けない』 『そんなことになってしまったら』 がり、と文字を走らせるボールペンに力がこもる。 『俺が困る』 『俺が、嫌だ』 明確に、自分の意思を示した。 俺が見ているのは紛れもないツルギで、父親ごっこで無理するお前じゃないのだから。 ▼ (-38) もちぱい 2022/03/02(Wed) 2:06:00 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 追加のメッセージには、きょとんと瞬きをしてから返事をした。 『それなら話そう。嫌われたり怖がられたりすると思って、やめようと思ったのだが』 なんとなく、この時の顔が見れなくて残念だなと思った。 『嫌がられたり怖がられたりするのも不本意だが、不安にもさせたくない。 合議が終わったら会って話そう。不安が取り除けるまで、いくらでも傍にいる』 命もあげると、全てをあげると言った。だから、もし、誰かに殺されるくらいなら、その時は (-39) もちぱい 2022/03/02(Wed) 2:06:29 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『』 『』 『うん』 示された意思に何度か瞬きをして、何だか少しむず痒い気持ちになって、照れ隠しみたいに短く返して。 きっと変な顔をしていたから、見られなくて良かった。 『帯刀した人間に向かってくる奴もいないと思うけど、まあ、気を付けとく。 現実なら負けないのになあ………』 そういえばどれくらいの身体能力なんだろう。見舞いの品を出すついでに試してみようかな、なんて頭の片隅で考えた。 「………、……」 それ、際限なく一緒にいることになるけど。 追伸に心の中だけで返事をして。 『じゃあ×印見てみたい。カミクズさんは着込んでるし、ヒメノには初日しか会ってないから見たことないんだ。』 適度なところで我慢しなきゃな、と思った。 (-67) wazakideath 2022/03/02(Wed) 9:44:53 |
【人】 剣道 ツルギ>>廊下 寄り道をしつつ青年は医務室の前まで来ていた。当人から急がなくて良いとも言われていたし。 中に入る前に試したいこともあったから、ひとまずここで。怪我人の前ですることじゃないだろう。 「………」 薄々気付いてはいた。真剣なんて初めて持ったけど、絶対もっと軽いと思う。竹刀なんていつもより重い気がするし。 いくつか果物が入った紙袋から林檎を取り出した。 見舞いといえばコレ、というフワッとした知識で用意した品々。 グッと力を込めると、片手で林檎を潰せなかった。 (5) wazakideath 2022/03/02(Wed) 9:45:42 |
ツルギは、現実なら余裕で潰せたのに……………… (a6) wazakideath 2022/03/02(Wed) 9:46:19 |
【独】 剣道 ツルギそういや結局爆速でクールな化けの皮剥がされちゃったな やっぱり俺にクールは無理だ 一生スラムで暮らします それはそれとしてやっぱりユスが悪いと思う (-71) wazakideath 2022/03/02(Wed) 10:10:32 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『エノさんとヒメノさんの諍いでは銃が使われたらしい。真剣を所持しているとはいえ、用心するに越した事はない』 とはいえ、しっかりしている貴方のことだから滅多な事はそう起きないだろうと踏んではいるけど。 『印? ああ、そういえば俺もどこにあるのか確認していなかった。分かった、合流したら話すついでに見せよう』 貴方の考えなどつゆ知らず、メッセージはそこで閉じられた。 (-76) もちぱい 2022/03/02(Wed) 11:34:31 |
【神】 剣道 ツルギ「あ。見える場所でやっとかないとな…… …面に投票権を持つ人の名前を書いた、デカいサイコロを上から落下。」 投票権のある人間が6人であることを確認して、サイコロを選ぶ。そしてバラエティ番組で使うような柔らかいサイコロが現れて。 転がったサイコロは<<ハナサキ>>whoを上にして止まった。 見えない場所よりは良いだろうという配慮…のつもりだ。結果として空気を読まない行動になったが。 (G12) wazakideath 2022/03/02(Wed) 12:46:10 |
ツルギは、投票券にハナサキの名前を書き込んだ。 (a7) wazakideath 2022/03/02(Wed) 12:46:32 |
ツルギは、サイコロの消去手続きをした。 (a8) wazakideath 2022/03/02(Wed) 12:46:44 |
【独】 剣道 ツルギそういや狼希望してた4人 エノとカミクズはまあ確定として、あと2人はフカワとハナサキかしらね 大人ばっかじゃねーか (-86) wazakideath 2022/03/02(Wed) 13:15:20 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス『ヒメノさあ、』 『もしかして死んだ?』 なんとなくナツメの前で言いにくかったので、目の前の君にテキストで問いかけた。 (-96) wazakideath 2022/03/02(Wed) 14:12:55 |
ツルギは、ユスに視線を送る。 (a9) wazakideath 2022/03/02(Wed) 14:13:08 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ『ああ』 『俺たちが来た時には、既に』 テキストメッセージで問いかけたられた意図を察すると、手帳型端末を使う代わりに声は出さずとも分かりやすくはっきりと唇を動かして貴方に応じた。 (-100) もちぱい 2022/03/02(Wed) 14:41:45 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ#医務室 『エノさんの顔見ときます? 俺たち一旦席外すんで。見舞いごっこ、やってみたら何か感じることあるかもしれませんよ。ないかもしれないけど。』 合議が終わり君と別れた後、簡素なメッセージが送信された。 (-128) wazakideath 2022/03/02(Wed) 19:21:55 |
ツルギは、この人が断ったら次はあの人に連絡しよう。断ったらね。 (a15) wazakideath 2022/03/02(Wed) 19:23:33 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「それで」 「何から話すべきだろうか。ヒメノが死亡した件か? 恐らく俺とツルギとで聞いている諍いの情報が異なっているだろうし」 医務室を去り、歩きながら簡潔に話す。目的地は貴方に委ねることにした。 (-129) もちぱい 2022/03/02(Wed) 19:27:57 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「んー、多分時系列的には俺が見たログの方が前だな。だから俺から話すよ。 …カフェでカミクズさんとヒメノが揉めたログを見た。 カミクズさんは自力で逃げたみたいだし、多分まだ生きてる。」 何となく君の部屋へ向かう。服を脱ぐなら自分の部屋かなと思って。 「その後ヒメノがどっかしらで死んだんだろ?」 (-132) wazakideath 2022/03/02(Wed) 19:44:23 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「ふむ。カミクズさんに人を襲う理由など俺が聞く限りでは浮かばないし、時系列的に後に怪我をしたエノさんが背中に大きな切創を負っていた様子からどちらの件もヒメノさん側から仕掛けたと見ていいのか。不意打ちでないと背中にあんな切り傷はつかないだろうから。 そうなるとヒメノさんはカミクズさんをカフェで襲ったが逃げられ、次に薬局にいたエノさんを新たな標的にしたということだろうか。他に移動した場所、襲った相手がいないのなら」 部屋は前回貴方が来た時とまるで変わりない。殆ど初期設定のままではあるが、貴方が来た時に出した椅子がそのまま残っている。 それを勧めながら別のスペースに姿見を出す。 「俺とナツメが薬局に駆けつけた時は既にヒメノさんが亡くなっていて、エノさんは満身創痍だった。先に騒ぎを聞きつけたらしいアクタとコタが現場にいて、二人に応急処置を施していたようだ。 ナツメが貰った連絡によれば『銃と刃物を使って二人が争っていた』らしい。確かに、俺も発砲音らしき音を聞いた。 ただ、エノさんの体には弾痕が無く、切創のみ。上手く避けただけかもしれないが、撃たれたのはヒメノさんの可能性が高いだろうな。二人を運ぶのを優先していたから、彼女の遺体は調べなかった。 ……俺からはこんなところだろうか。 持っている情報だけでいえばヒメノさんはエノさんを襲い、返り討ちにあって死んだことになる」 騒ぎとなっていた話をそうつらつらと説明した。 (-134) もちぱい 2022/03/02(Wed) 20:14:39 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユスあれはやはり空砲じゃなかった。新たな諍いはしばらく起きなさそうだ。 とはいえ、銃という発想をほぼ全員に与えてしまったことになる。そこは心配だった。 「アクタと…見学の子か。 じゃあ銃を使ったのはエノさんだけど…正当防衛ってことになるな。まあ、エノさんが進んで人殺すとは思えないし。」 ではヒメノの居場所はアクタに聞いた方がいいか、と思いつつ。 椅子を片手に姿見の近くまで移動して軽く腰掛けた。 「………」 君を見ている。 (-137) wazakideath 2022/03/02(Wed) 20:29:42 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 帯刀している貴方を酷く心配しているのはそのせいでもあった。いくら貴方が武道を修めた者であっても、離れていながらも相手を攻撃できる銃相手では渡り合うのも難しいだろうと危惧していたのだ。 「そうだな。正当防衛。ヒメノさんが死んでしまったのも致し方のない事だろう。 そうでなければ俺が困る。 」上着を脱いでベッドに放り、シャツのボタンを二つ、三つと外していく。 「……ああ見つけた。ほらツルギ、印は多分これの事だろう」 自分の分の椅子を引き寄せてから貴方の前に座った。 片手でシャツをぐいとずらせば、左の浮き出た鎖骨のすぐ下にバツ印がはっきりと付いていた。何も知らない者からすればマジックペンで書いたような落書きのよう。 (-142) もちぱい 2022/03/02(Wed) 20:44:15 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「………うん。俺も困る。」 声で改めて言われれば、念を押されているような気がして。 君が努めて自分に伝えようとしているという配慮が、何だか嬉しかった。 「へ〜、これかあ……制度については授業でやるけどさ。 実際参加してから必要になる知識って、教科書にあんまりないよな…」 もしかすると情報の授業で習う範囲なのかもしれないけど。 抵抗もなくバツ印に手を伸ばす。痛むかもしれないから、そっと指の腹でなぞっていく。 「………」 ペンで落書きしたみたいだけど、実際どうなんだろう。インクかな。 「………」 刺青みたいな感じかな。そういや職場にいるなあ、すごい刺青の人。あんまりよく見たことはないけど。 「………」 君が痛がらないなら爪で軽く引っ掻いたり、軽く皮膚を摘んでみたり。 君の印を間近で見ようと、いつのまにか椅子から立っていた。 (-148) wazakideath 2022/03/02(Wed) 21:09:20 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「教科書で得る知識なんてそんなものだろう」 かといって経験者に聞こうにも誰かの臓器になっているか、守秘義務で何も話せない状態になっているから困りものだ。 「…………」 肌を撫ぜる指に、貴方の行動に思わずほんのかすかに目を丸くする。 あれだけ人に触れる事が苦手だと語っていた彼が自発的に触ってくるとは思わなくて、驚きと同時に言い表し難いむず痒さが込み上げる。 「…………」 痛くはないので好きにさせている。青年の爪が引っ掻こうと指が摘もうと、黒々としたチープな候補者の証は肌に張り付いたまま。 人に触れるのが苦手な貴方がこうも手を伸ばしてくれているのだから、極力好きにさせたい。 「……ツルギ? やはり気になるか?」 なんだか新しい玩具を見つけた少年のようだと、様子を観察しながらふ、と息をかすかに零した。 立ち上がる貴方を見上げる顔はいつも通りだが、普段硝子のような無機質めいた視線はちょっとだけ興味深そうに貴方を捉えていた。 (-150) もちぱい 2022/03/02(Wed) 21:25:13 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「……え?あ、うん、ありがと。満足した。」 花弁や虫の足を数えるような目付きだった青年が、君の声で我に返った。 君相手なら多少は平気なのかな、と他人事のように触れた事実を思い返す。 椅子に座り直して、炭酸ジュースが入ったペットボトルを2本呼び出した。君がボタンを直したら渡そう。 「そういやさ、なんでもない…ってあれ、何言いかけたの。 別にお前の…… 義徳 のこと今更嫌いになったり怖くなったりしないから。」君が名前で呼んでくれたから、呼び返したいとは思ってて。 でも何となく気恥ずかしかったから、人前では呼べなかった。 (-155) wazakideath 2022/03/02(Wed) 21:44:48 |
【独】 剣道 ツルギ今日エピ入りする可能性を考えてタスク全部消化しちまったからな、俺たち………完全に単行本の特典ペーパーみたいなパートよ でも付き合ってないんですよね、この二人 怖いよな (-156) wazakideath 2022/03/02(Wed) 21:48:27 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ「そうか」 一度だけ自分の指をシャツの下に潜り込ませ、同じように証を指で擦った。そんなに面白いものだったのだろうか。 「ああ、あれか。あれは……、 …………え」 床に視線を落としながらボタンを直していたが、手が止まって視線が持ち上がる。名前を呼ばれて先ほどよりも目が丸くなった。 数秒固まったのち我に返ったように全てのボタンを留める。 「……んん、あれはだな。今回のヒメノさんによる騒ぎと関連している」 そこは先日のメッセージからも読み取れる。それでも回りくどく切り出した上に貴方をいつも真っ直ぐ見ていた目が数度泳いだのは、名前を呼ばれた驚きを誤魔化そうとしたからかもしれない。 「あの時続けて言おうとしたのは、Wヒメノさんが騒ぎの元凶で、かつもし生きていたらW、という言葉だ。 結局、ヒメノさんが元凶だった。だから、もし生きていたならば──」 ▼ (-159) もちぱい 2022/03/02(Wed) 22:09:49 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス「え?」 目を丸くした君に、こちらも目を丸くした。 嫌だったのかな、と思って。君はそんなこと気にしないはずだし、と思い直す。 珍しく泳いでいる視線を見て、君が動揺していることをやっと理解できた。 人が死んでも淡々としている君が、俺が名前を呼ぶだけで狼狽えるなんて。 優越感という言葉を青年が知っていたら、きっと今の気持ちをそう認めただろう。 「…ヒメノだって悪意があったわけじゃないんだ。生きたかったってだけでさ。 きっと俺だって、もしヒメノが生きてたら、手首を切り落とすくらいのことはした。」 青年は包丁を持っているヒメノの方が、以前よりも好ましいと思う。きっと今の彼女となら話せることがたくさんあるはずだから。 彼女が死んでしまって、残念には思っていた。 だけど、それ以上に。 (-163) wazakideath 2022/03/02(Wed) 22:47:26 |
【秘】 ツルギ → 規律 ユス「──でも、 そう思ってくれて嬉しいよ 。ありがとう。」その瞬間だけ、確かに青年は微笑んだ。愛おしいものを見つめるように。 ……その表情に子供らしさはなく、濁った眼は君しか映していなかったけれど。 (-164) wazakideath 2022/03/02(Wed) 22:48:22 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ君に送信されたのは簡素なテキストだった。詳しい経緯までは知らなかったけど、どんな結果だったのかは聞いていたから。最初に気遣うような言葉が入る。 『アクタ、今大丈夫か? まずはお疲れ。ユスから少し話は聞いた。』 君が最多投票だったことも知っている。だけどそんなこと君がよく知っているだろうし。 だから用件だけを。 『ヒメノどこに寝かせてるか教えて。あいつと話したいことあってさ。』 (-166) wazakideath 2022/03/02(Wed) 22:52:06 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 与えることに躊躇いがない。取り上げられるだけの人生で、楽に怠惰に生きるために多くを放棄し捨ててきた毎日だったから、貴方から与えられることに慣れていなかった。 今はもうすっかり戻っている。けれど数秒。確かに、貴方のおかげで心の水面がぐらんと揺れた。 「そうだな。俺は彼女のことを知らないが、悪意は無かったのだろう。ただ生きたかった。それだけだ。 でも、だ。 お前が襲われる可能性があった。お前が殺される可能性があった。そんなこと起きない可能性だってあったが、あったかもしれないは考えだしたらキリが無い。 この元凶が投票権を持つエノさんだったら手出しはしなかった。ヒメノさんが投票権を持っていたら、違っていた。彼らを殺すことは確率を乱してしまいかねなかったから。 俺は、俺とお前以外の存在は全て平等だ。平等に、どうなろうと構わない。 ……が、俺の生きる理由を取り上げられるのは心底嫌だ。それが些細な可能性の芽であっても、俺は残すことなど許容できない」 その声は、沸々と。確かに少しずつ、熱が込められて。 その視線は、無色透明だった、氷にも似た眼差しは── ▼ (-168) もちぱい 2022/03/02(Wed) 23:12:54 |
【秘】 ユス → 剣道 ツルギ「どういたしまして。 俺とお前が同じ景色を見るためなら、喜んでこの手をいくらでも穢そう」 ──誰かと同じ、濁った色をしていた。 (-169) もちぱい 2022/03/02(Wed) 23:14:00 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ暫く間を置いて。 君の端末か、脳内か、はたまた別の何かか。 それに、簡素なメッセージだけが届く。 決して君を避けているとか、蔑ろにしている訳ではなく。 男は脚本を書き上げる事に、使える時間を全て使っているだけだ。 『あいつの部屋』 続いて、数字の羅列。部屋番号だ。 そこを訪ねるならば、まるで寝ているだけみたいに ベッドへ運ばれたヒメノの遺体があるだろう。 最も。 男が運び込んだままの状態で居るならば、だが。 (-172) osatou 2022/03/02(Wed) 23:45:51 |
【秘】 剣道 ツルギ → 演劇 アクタ『わかった。 必要な物とか、人手が必要なら言ってくれ。』 君らしくない短い返答に、何か取込み中なのかな、と。 何をしているかは予想がつかないけど、それだけ思った。 『返信不要。』 だから、最後に付け加えておく。 (-191) wazakideath 2022/03/03(Thu) 11:02:30 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ#医務室 『何って、文字通りですよ。』 君の気持ちも知らず、青年は淡々と。 『僕は何も感じなかったけど。見に行くか迷うくらいなら、早めに見に行った方がいいですよ。思ったより重傷だったので。』 『死んだら、花しか渡せませんから。』 死者に気持ちを渡すことはできないと、青年は知っている。これは、ただの経験談。 君だってよく知っていることかもしれないけど。 『あ、花で思い出した。花がたくさん咲いてる場所知りませんか? 図鑑見ながら出せばいいのはわかってるんですけど、量が多いからめんどくさくて。』 更新されたプロフィールを思い出したから、君に聞いてみようと思った。自然の多い場所を好んでいたから、自分よりよく見ているだろうし。 文脈からして現地調達する気なのは明白だ。 (-192) wazakideath 2022/03/03(Thu) 11:17:31 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ#医務室 『俺のこと監視していますか?』 知られるはずがないのに、無人の部屋に花を置いたことを見抜かれたようだと感じた。 そんな風に動揺を出すようになった事にまだ気付いていない。 『そうですね死んだら何もできないです。 触ることも、声を聞くことも、何もできません。 届かない相手に話しかけることだけしか』 その後、すぐ。 (-196) toumi_ 2022/03/03(Thu) 11:36:16 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ『花がある場所? それは花屋か花畑だとおもいますが。 面倒くさいんですか、それなら。 あとで温室を建てるつもりなんで、行ってみてください。 俺が見たことがある花に、売っていた花。 山でしかとれない花に、人工栽培でも難しいとされている花。 あと珍しくて見たかった花でたくさん埋めるつもりなんです』 『好きに採って、 この言い方は駄目でした、ハサミで切ってください』 『補充しますからそのままにして良いですよ』 『言ってくれたら俺がその花を思い出して、入荷してきます』 その前の話とは違い、花に関する事柄に関してはやけに返信が早かったらしい。 (-197) toumi_ 2022/03/03(Thu) 11:36:43 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ#医務室 『…? 普段はユスの居場所しか見てないですよ 。』どうしてそんなことを言い出すんだろう。何か知られたくないことでも…と探り始めた時、ある人に言った言葉を思い出して。 ───もう、やめますから。安心してください。 「………」 言及しないことにした。君の動揺に気付かなかったフリをして。 (-204) wazakideath 2022/03/03(Thu) 12:19:33 |
【秘】 剣道 ツルギ → 不運 フカワ『それはちょうど良かった。ハサミ持って行きますね。』 花に関する話題になった途端早くなった返信に、わかりやすいなと思って。それでもやっぱり言及しなかった。 『リクエストできるならそうだな、女の子が好きそうな花が多いと助かります。菊とか、白いカーネーションとか百合とか………献花台に置くような花は採りません。 バラとか、派手な花が多いと嬉しいですね。アイドルに似合いそうな花がいい。』 花には興味がないけど、食虫植物ならちょっと見てみようかな、と思いつつ。 マップに新たな建物が現れたら、そちらに向かっただろう。 (-207) wazakideath 2022/03/03(Thu) 12:20:14 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ『そうですか』 「そうなんだ……」 『俺は誰の居場所もみていないんですが、 見ようとすれば見れるんでした、忘れてたな』 『ああそれなら』 『インパチェンスは鉢植えだし、クルクマなら何本も重ねたら良い感じでしょうか。バラであればプライムチャームや、アートリークローズという品種が一茎一花なのでその辺りを置いておきますね。花束にしやすい花のことです。 でも花は。 男でも女でも、初めの興味は似たものですよ。 誰から送られて、どんな用途であるか、です。 花は勝手に意味がついて好きになります。じゃあ』 ちなみに食虫植物については、ウサギゴケや、プリムリフロラ・ローズなんてあるんですよとか五月蝿くなったかもしれない。 すごく、かわいい。是非調べてみてほしい。 (-211) toumi_ 2022/03/03(Thu) 12:56:29 |
ツルギは、インチェ…クルマ…クローズ……呪文かな? (a25) wazakideath 2022/03/03(Thu) 13:06:15 |
【独】 剣道 ツルギウサギゴケかわいい〜〜 プリムリフロラ・ローズはこれ食虫植物に全然見えないな こんな可愛いのあるんだ… 完全に脳内映像がハエトリグサとかウツボカズラだった (-214) wazakideath 2022/03/03(Thu) 13:14:48 |
【秘】 剣道 ツルギ → 規律 ユス与えることに躊躇いがある。自分に与えられてきたものはすべて気味が悪かったから。 だから与えられるという行為は気持ち悪いことだ、って漠然と考えていた。ついこの間までは。 「………そうだなぁ。俺も、俺とお前以外はどうなってもいいや。だから不安になるんだろうし。」 きっと以前なら自分の命だって、どうでも良かった。 でもこの命は、大事な大事な可能性である君の物なので。 大切にされて、執着されて、生きる理由にされて、昔は苦しかった。 重い感情のはずなのに。 それが君の想いだというだけで、こんなに嬉しい! 「ヒメノの顔見てくるよ。フカワさんが温室作ってくれたみたいだから、花調達して行ってくる。 勿論、背後には気を付けとくからさ。」 立ち上がって、ジュースの入ったボトルを君に差し出した。 怪我人の様子は見ようともしなかったくせに、死者の様子は見に行こうとする。 だけどそれは別に、生死が関係しているわけじゃない。 (-219) wazakideath 2022/03/03(Thu) 13:50:51 |
【人】 剣道 ツルギ青年は迷わず温室にやって来た。 視線はつい食虫植物とか…女の子が苦手そうな植物に行ってしまうけど。教わった可愛い食虫植物……の近くにあったハエトリグサみたいな方に興味津々。 差し入れ感覚でコオロギとか突っ込んでみたけど 今の目的はそうじゃない。(ピンクと赤と黄色………あ、白もちょっと入れるか。) (なんだ、インチェ…インパなんとかってこれかあ。常連の庭先によく咲いてたな……) バイトでよく使っているネコ車を出して、その中に切った花を入れていった。茎の部分は要らないから、花のところだけ。青年でも知っている名前の花から、名前の知らない花まで。 女の子が好きそうな色を選んでいく。 でも菊とか、白いカーネーションや百合は避けた。避難所でよく見かけた花だから。 (17) wazakideath 2022/03/03(Thu) 15:32:40 |
【秘】 規律 ユス → 剣道 ツルギ 以前なら自分の命だって、どうでも良かった。 自分の命は、俺だけのものではないらしいから。 だから、命を返しにきた。 でもこの命は、もう俺だけのものではないから。 だから、命を落とせない。 大切にしたい。執着している。生きる理由だ。誰かにそう思うなどもう無いと思っていた。 痺れが少しずつ薄れて、少しずつ想いが滲み出していく。……もしかすれば、孤独も、寂しさも、恐怖も、いずれは。 「分かった。気をつけてくれ。 俺もカミクズさんに話があるから、少し離れるかもしれない。単独で行動しないようにこちらも用心しておく」 ボトルを受け取って貴方を見送った。 貴方がどのような理由で何処へ行くか気にしない。貴方が貴方の為に動けるのなら、それだけで。 見送ってから飲んだジュースはやっぱり慣れなくて、でも悪くなかった。 (-230) もちぱい 2022/03/03(Thu) 16:05:31 |
【人】 剣道 ツルギ/* もし遺体が移動させられていたらその前ってことでよろしく。 >>17 >>18 温室で花を調達してからのこと。 ヒメノが寝ている部屋に、ネコ車を押した青年がやって来た。車にはたくさんの花と不恰好な花束が一つ。 誰かがいてもいなくても、青年がすることはやっぱり変わらない。 「俺さ、最初はお前のことあんまり好きじゃなかったよ。自分で何かしようって意思が見えかったから。」 遺体の血と傷痕を隠すみたいに花を散らす。胸と足には多めに。パーティとか、お祝い事に使う花ばっかりだ。 「でも今のヒメノの気持ちならわかる。多分だけど。」 ───怖くても嫌でもやった方がいいことってあるだろ? とある人に言った言葉。 きっと君もそうだったんじゃないかなって。好きで人を殺したい人間じゃないだろうから。 「………お疲れ、悪い人=B こんなこと言ったら怒るだろうけど、俺はマイクより包丁を持ったヒメノの方がいいと思う。」 最後に、顔の横に花束を置いた。 クルクマ、プライムチャーム、アートリークローズ。教わった花たちを、包装紙で包んでリボンで留めた簡素な物だ。 思ったより全然上手くできなかった。フカワさんに頼めば良かったなあ。 (19) wazakideath 2022/03/03(Thu) 19:02:45 |
ツルギは、「おやすみ。」ヒメノの部屋を立ち去った。 (a28) wazakideath 2022/03/03(Thu) 19:03:16 |
【秘】 演劇 アクタ → 剣道 ツルギ画面の向こう側。 光る画面──届いたメッセージを見れば、 君からの気遣いが嬉しくて、温かくて。 「……腹減ったら パシってやろっと。」 ふ、と、穏やかに微笑んでから メッセージを返す事なく、また紙に向き合った。 (-262) osatou 2022/03/03(Thu) 20:04:53 |
【独】 剣道 ツルギそういやエノやいさん説を考え始めたのは、やいさんがぼっち赤窓に定評あるからです その節は……ありがとうな………… (-342) wazakideath 2022/03/04(Fri) 11:37:38 |
【独】 剣道 ツルギ【PL予想図】 ヒメノ ことりさん♡ ナツメ お は る アクタ お さ と う カミクズ これが………許さん…? ツルギ ツルギやめてえな カイ 消去法でなつさんになる フカワ と ー み ん ユス もちぱい ハナサキ やいさん エノ あれんだくんさん (-385) wazakideath 2022/03/04(Fri) 19:53:35 |
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