【人】 少年水夫 カイル[ ゴホッ ゴホッ カハッ ゴフッ ゴホッ ゴホッ 寒い……苦しい……誰か「助けて!」 ゴホッ カハッ ゴホッ コホッ ゴホッ ゴホッ ゴフッ ] (212) Altorose 2022/05/21(Sat) 17:57:01 |
【人】 少年水夫 カイル [伸ばした手は何にも触れられずに力を失う。 口の中は鉄の味。 息の根は止まり、これが僕の人生最期の記憶となった。] (213) Altorose 2022/05/21(Sat) 17:57:52 |
【人】 少年水夫 カイル[料理の仕込みのことも考えなければ。 ソースや煮込み料理は早くから準備した方が 味が馴染んで美味しい。 "料理長"と僕を呼んで、 腕を認めてくれる人もいる。>>165>>207 子供のままで生は止まってしまい、 大人と並んで何かが認められる未来を失った僕だから。 そんな風に言ってくれるのは、 くすぐったくも嬉しいことだった。 ウーヴェが料理を手伝ってくれるのなら、大歓迎。 煮物も人気だし、 絶対出した方がいいと思う!と伝えて、>>207 散歩に行くのをヴィムと同じように 「いってらっしゃい」と見送った。] (215) Altorose 2022/05/21(Sat) 17:59:47 |
【人】 少年水夫 カイル[話を聞くのは好きだから、 別につまみに釣られたわけではないけれど、 だからこそ特別な話が聞けたなら、>>196 こちらとしてはラッキーでしかない。] イイ女にも種類があるんだね。 しかも真逆の特性持ちだなんて。 僕の母さんはどっちだったんだろうな。 [僕の陽光みたいな 金色の髪 と、空色の瞳 は母譲りだと父さんは言っていた。でも、それ以上の情報が何もない。 肖像画なんて描いてもらうような身分でもないし、 母さんのデータはこの世に於いては、 父さんの記憶の中にしか存在しなかった。 それさえももう、失われてしまった……。] (217) Altorose 2022/05/21(Sat) 18:02:49 |
【人】 少年水夫 カイル[僕はね、本当はずっと 母さんがどんな女性なのか知りたいと思っていた。 父さんは"イイ女"としか言わないから、 そんなんじゃ全然分からない。 ユスターシュの言う、 一人の男の心を魅了した天使であるのか、 運命を狂わせる破滅の女神だったのか……。 僕はそれさえも知らない。 でもね、今はこれで良かったと思っている。 母さんがどんな女性であったのか、 今でも気にならない訳ではないのだけれど―――……。] (219) Altorose 2022/05/21(Sat) 18:04:14 |
【人】 少年水夫 カイル[夢とともに僕たちの船が沈んだあの日。 僕は母さんが既に 死 んでしまっているという悲しい運命を、心の底から神様に感謝した。**] (220) Altorose 2022/05/21(Sat) 18:04:54 |
少年水夫 カイルは、メモを貼った。 (a24) Altorose 2022/05/21(Sat) 18:18:42 |
【独】 少年水夫 カイル/* ウーヴェさん、凄い返してくれてる……! しかも、めちゃくちゃ優しいじゃん。 嬉しいけど、なんか申し訳なくもあるな。 沢山つき合わせて、大丈夫かしら。 (-85) Altorose 2022/05/21(Sat) 21:18:16 |
【独】 少年水夫 カイル/* 皆しんどくなってきましたね……! 10年もかけて天馬騎士になれたのに、 羽毛アレルギーつら……。 でも可愛い治癒師ちゃんのおかげで克服できたのかな? ユスターシュさんのお嬢さんは流行り病か……。 そして次の日付変更で1d入り。長いようで短いなぁ。 (-111) Altorose 2022/05/22(Sun) 12:20:25 |
【人】 少年水夫 カイル 「カイルは本当に料理上手だな。 これなんて、お前の母さんが作ってくれたのと、 何の遜色もない。……懐かしいな」 [目を細めて何かを堪える父親の顔と、 僕の話を聞いて汗をかく君の顔が、時折重なって見えた。] (396) Altorose 2022/05/22(Sun) 15:55:40 |
【人】 少年水夫 カイル― 回想:二人分の愛の味 ―[「俺の胸を貸してやる」そう言われて僕は、>>251 喉の奥から何かが込み上げて、 ウーヴェの服の裾をぎゅっと握って、 その身に凭れるように寄り添った。 けれど、もう既に僕の瞳は干上がってしまっていたから、 零れ落ちるものは何もなかった……。] 有難う。 泣いたことは一度もないんだけど……。 僕の涙腺は壊れているみたいなんだ。 [壊れた僕に代わるように雨を降らせる君が、 僕にはとても眩しくて ……申し訳なかった。 やっぱりウーヴェには言えないな。 全部話したら君は水分の全てを失って、 ミイラになってしまうかもしれない。 君に幻滅されて嫌われるのも、少し……いや、大分怖いしね。] (397) Altorose 2022/05/22(Sun) 15:56:34 |
【人】 少年水夫 カイル父さんは料理は全然出来ないから、 誰かが作った母さんのレシピ、食べたことない。 でも、僕が作った母さんのレシピ、 父さんはよく食べていたから、 二人分の愛情のこもった料理を、 食べさせてあげられて良かった。 [「母さんのレシピには感謝だね!」と僕は笑ったけど、 ウーヴェはよく光のような言葉をくれるのに、 雨男なんだね。 母のレシピは大事にしろと尊重されつつも、>>253 僕たちの料理教室はその後、 何度も開催されただろう。>>254 それにより、 この店の料理の味はどんどん良くなったのだと思う。 ヴィムは料理はどうだったかな?] (398) Altorose 2022/05/22(Sun) 15:57:26 |
【人】 少年水夫 カイル[やり残したことが片付けば、 成仏してお別れになってしまう。 勿論それは寂しい事だけれど、 いつまでも未練を抱えているのは苦しい事だから、 少しでも皆の迷いが早く晴れると良いなと思っている。 僕は知らないことだけれど、 二人分の願掛けがあるならば、 きっとすぐに願いを叶えてくれるよね? ちゃんと願い三回+所在地を 星が落ち切る前に言えたかどうかは、 どうだったかな? 必死だから、そこまで確認する余裕はなかった。] (400) Altorose 2022/05/22(Sun) 15:59:29 |
【人】 少年水夫 カイル─── 『 MiraggiO 』 ───[もう少しゆっくりしたら、 僕も下拵えを始めようかなと思いつつ、 出掛けて行ったヴィムのことを考えていた。 ヴィムは日課のように故郷へ戻っては、 英雄の石像を綺麗にしているのだとか。>>231 なんだか、お墓参りみたいだな。 ……なんて、もしかしたら失礼かもしれないことを、 初めてこの話を聞いた時に僕は思った。 母の墓は何処かにある筈。 でも僕はそれが何処にあるのか知らない。 父の屍も、僕の屍も、何処かの海の底に沈んでいる。 今でも骨くらいは残っているのだろうか。 故郷と呼べる地はない。 僕たちのあるべき場所、 あの船も5年も経った今となっては、 きっと跡形もないのだろうな。] (401) Altorose 2022/05/22(Sun) 16:00:22 |
【人】 少年水夫 カイル[僕には何処にも行く当てがない。 そんな僕が身を寄せた居場所がこの店。 未練を無くせば成仏するのなら、 僕が最後に辿り着く場所は、"最果ての地"なのだと思う。] 地 獄 (402) Altorose 2022/05/22(Sun) 16:00:54 |
【人】 少年水夫 カイル[「頑張ってください」の言葉が功を奏したのか、>>161 ユスターシュも掃除や下拵えをしてくれていて。 >>233>>235>>236 ONとOFFの格差があるだけで、 ちゃんとし仕事はしてくれるんだよねと、改めて思う。 「お疲れ様。有難う」とその背に声を掛けて。 僕もそろそろ手伝おうと立ち上がると、 窓ガラスに何かがぶつかる音がしてハッとする。>>325 慌てて窓を見に行くが、幸いガラスは無事のよう。 割れたような音でもなかったしね。 窓の外には水色の髪の女性とウーヴェ、 更にはヴィムの姿も見えた。>>326>>352>>392 女性の方には見覚えがある。 優秀な占い師として噂になっているの、 聞いたことがあったから。>>329 僕は何度か暇な時に、彼女に会いに行っていた。] (405) Altorose 2022/05/22(Sun) 16:03:09 |
【人】 少年水夫 カイル― 回想:占い師の彼女 ―「貴方の未来を占ってあげる。」 [鈴のような澄んだ音で、 未来の予測が紡がれるのを僕はただじっと見ていた。 勿論、ゴーストの僕がそう言われたわけじゃない。 お客さんが彼女の対面に座っている。 「誰がガキだ!次言ったら……シメるから。」 >>12なんて言葉を耳にしたこともあったから、 僕は彼女がそれなりに大人の女性だという事を知っている。 ―――知る前は、……ごめんなさい。 未来に起こりそうなことや、悩みや困った事への助言。 そんなやり取りが為されているのを、歯がゆく見守っていた。 僕も幽霊でなければ、彼女に助言を求めたかった……。] (406) Altorose 2022/05/22(Sun) 16:04:03 |
少年水夫 カイルは、メモを貼った。 (a35) Altorose 2022/05/22(Sun) 16:14:05 |
【独】 少年水夫 カイル/* 一回の投下量がペア村みたいなことになっている。 駆け足で拾ってきた感。 端折ってしまった部分も、後で使えると良いのですが……。 ゴーストチームは、 あの世へ引き込む殺意どれくらいなんだろうなー? 皆、良い人そうだから、殺意低いのでは? 今回は私もあらかじめ装飾を済ませて投下する という事を覚えたから、(今更感) 投下待ちそんなにさせなくて済んでいると思う。 ざっくり確認しかしてないから、じっくり読もう。 (-126) Altorose 2022/05/22(Sun) 16:24:52 |
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