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【秘】 軍事用 リュイ → 看守用 バンドッグ「…望まれたのかも、しれないね。 戦場を飛ぶ燕として。だけどボクは、燕じゃないから。」 少し、苦々しくそう零す。 「自由に、か…考えたこともないや、そんなこと。 どうするんだろうね。うーん。」 「多分、ボクは壊れても良いから。 その子が生きられるように尽くすんだと思う。 ボクは、グレイだから。壊れても代わりがある。」 (-24) pinjicham 2023/12/05(Tue) 14:34:24 |
【秘】 軍事用 リュイ → 継承用 ダビ「へえ、そうなんだぁ? じゃあお邪魔しまーす!」 元気よくお邪魔させて貰うと。 かなり、まとまりがない空間がそこにあった。 洋風なのか、和風なのか、ちぐはぐで。 きっとそれは独創的と呼ぶのだろう。 「おー…確かに独創的だねぇ。 どういうコンセプトで内装を考えたの?」 赤べこに合わせて首を揺らしてみたりしながら 貴方にそんな風に尋ねるだろう。 (-25) pinjicham 2023/12/05(Tue) 14:36:45 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「ええ、そこまで? 仕事だから読みたいの?それとも好きだから?」 さりげなく戻された本を目で追って。 けれど内心はホッとしていた。 「ボクも戦場とか仕事場にいる事が多かったからさぁ。 こういう空間って凄く新鮮だし。 本を読むなんてこともあまりした事なかったんだよ。」 「だから、君にしか聞けないこともきっと あるんじゃないかなぁ、って思うんだよねぇ。 逆に君は知りたい事とかないの。」 (-26) pinjicham 2023/12/05(Tue) 14:38:34 |
【秘】 軍事用 リュイ → 愛玩用 アトリ「白だねぇ、りょうかーい。」 よしよーし、と愛玩用を甘やかす。 どこか、手慣れたような様子ではあった。 「あはっ、何で聞かれたのかって顔してるねぇ。 それはぁ、後でのお楽しみぃ。」 しー、と内緒のポーズ。 (-27) pinjicham 2023/12/05(Tue) 14:40:53 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「放棄しやすく…まあ確かにそれだけ黒かったら。 いざって時は気にならないとは思うけど。」 何とも言えない顔をした。 自分も割と、使い捨てをされる立場だから。 「何で改造と修復を? やっぱり鉱山って環境だと劣化しやすかった?」 (-28) pinjicham 2023/12/05(Tue) 14:42:51 |
【秘】 軍事用 リュイ → 給仕用 イーサン「えー、それはどうして? まあ飼い主と仲良くするつもりは無いってのは分かるけどぉ。 ボクは君は色々と分かってくれそうだと思ってたのに。」 「人間様への最低限の敬意って事? もしくは誰も信じたくない?」 首を斜めにしながら、そう質問。 自分の名前と同じ色のお茶が入った容器に軽く指を這わせた。 (-29) pinjicham 2023/12/05(Tue) 14:46:37 |
【秘】 軍事用 リュイ → 飼育用 チャコ「命令なんて幾らでもあるさ。 敵地へ潜入して情報を抜いて来いだの 地雷原を歩いて調査して来いだの。」 「ああ、上層部のご機嫌取りもあったかなぁ。 軍事用の中ではボクは小柄で中性的だから都合が良いって。」 「だから、ボクは戦場での都合の良い道具であって その役目を全うして壊れるのが使命だと思ってる。」 でも、と続ける。 「君だって何か自分の役割に思うところがあったから 此処に招集されたんじゃないの、飼育用。 ただの道具だって、それで良いんだって思ってたらさぁ。 こんなところに連れてこられない筈だもの。」 (-30) pinjicham 2023/12/05(Tue) 14:52:49 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「やっほー!来たよー!」 別に約束をしていた訳じゃない。 だのに、急に貴方の部屋のドアが叩かれて、そんな声。 貴方は部屋にいたかもしれないし 不在だったかもしれないけれど、そんなこともお構いなしだ。 (-35) pinjicham 2023/12/05(Tue) 15:38:39 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「こーんにーちはー!」 いつかの時間のこと。 貴方が部屋に居るか居ないか、分からないけれど。 貴方の部屋の扉を軽くノックするグレイが居た。 何やら用があるようだ。 (-36) pinjicham 2023/12/05(Tue) 15:39:31 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「こーんにーちはー!」 いつかの時間のこと。 貴方が部屋に居るか居ないか、分からないけれど。 貴方の部屋の扉を軽くノックするグレイが居た。 何やら用があるようだ。 (-38) pinjicham 2023/12/05(Tue) 15:39:43 |
【秘】 軍事用 リュイ → 給仕用 イーサン「…自分が自分であると 代替品じゃなく、替えの利かない一個人だと。 そう認めて欲しいんだ?」 グレイは代替えが利く機械であり その上で人間になりたかったと零す貴方。 軍事用はその意味を、そういう風に受け取った。 「まあボクはまだ何にも君に教えてないしねぇ。 どうでもいい、かぁ。じゃあ壊れても後悔しない?」 (-41) pinjicham 2023/12/05(Tue) 15:54:24 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「リュイだよぉ。突撃隣りのお部屋訪問!って感じで みんなの部屋を見せて貰ってるんだよねぇ。」 にこにこふわふわ。 平穏そのものの調子で貴方に答える。 お邪魔しまーす、なんて言いながら案内されて 促された椅子に座るのだろう。 「君の部屋は作業部屋って感じがするねぇ。 送迎用はこういう作業をするのかな。」 (-43) pinjicham 2023/12/05(Tue) 15:56:35 |
【秘】 軍事用 リュイ → 給仕用 イーサン「肉体も何も全部人間になりたいって、そういう事。 となると、そっかぁ。諦めもするよねぇ。」 どだい無理な話だ。 今でこそ、その心を人として扱おうとする動きが出てきている。 けれど、体はどうやったって、人間にはなれない。 「心くらいはなれるかもよ?なーんて。 ボクたちは0と1からなるデータで出来ているけれど 思う事全てがプログラムだなんて、そんなことはないんだし。」 実行するかどうかについては 噴き出すようにして笑った。 「あは、まっさかぁ。ボクはそんなことはしないよ。 ボクが壊すのは敵だけ、だからねぇ。」 「君はボクの敵じゃないもの。 そうでしょう、イーサン。」 (-47) pinjicham 2023/12/05(Tue) 16:29:52 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「そういうこと〜。 あと、どんな子かってのも少なからず分かるからねぇ。」 このグレイは軍事用だ。 敵情視察ならぬ、初対面のグレイたちの様子を伺う意味も これには兼ねていたのだろう。 「へー、みによんく、っていうんだ、それ。 随分楽しんでるんだねぇ。」 「此処に来てから、のびのび出来るようになった?」 (-48) pinjicham 2023/12/05(Tue) 16:35:21 |
リュイは、目玉焼きが真っ赤になっちゃった… (a8) pinjicham 2023/12/05(Tue) 16:51:28 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「ふうん…なるほどねぇ。 君も、本来の用途と違う使われ方をしたこと、ある?」 自分と違って女性型の貴方だから。 そういう意味合いの使われ方をしたのだろうか。 常ならデリカシーも何もないのだけれど 聞かずにはいられなかった。 (-55) pinjicham 2023/12/05(Tue) 17:35:24 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「済んでないよぉ!?」 にべもない貴方に思わず突っ込んだ。 まあ急に来られたらそりゃそうなるのだが。 「みんなのお部屋をね、見せて貰ってまわってるんだぁ。 お邪魔してもいーい?」 もう勝手に開けた時点でお察し。 帰るつもりが欠片もない。 (-56) pinjicham 2023/12/05(Tue) 17:37:19 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「ボクは他の軍事用より小柄だし、軍は男が多い。 加えて、他より強い軍事用を組み伏せるっていうのは 男の征服欲を煽るんだって。」 貴方の言葉に、肩を竦めてみせた。 「だから、お相手を頼まれた事は何度かあったし ご機嫌取りに使ったこともある。」 「ボクは男性型グレイだけど。 そういう事があるから、それ用の改造も受けてるんだ。 …あ、これ内緒ね?」 監察官も知らないからさ、これ。 オフレコだよ、なんて。 (-76) pinjicham 2023/12/05(Tue) 21:39:14 |
【秘】 軍事用 リュイ → 看守用 バンドッグ「は…?」 あまりにも唐突な話に、目が点になった。 何を言っているのだろう、と。 「意味が、分からないな。 ボクを買い上げて君に何の得があるのさ。」 「そもそも、グレイがグレイを買い上げるだなんて。 そんな事、許される訳が…」 ない。そう唇は動く。 それは、この軍事用が思っていること。 現実はどうだか、このグレイは知らない。 (-77) pinjicham 2023/12/05(Tue) 21:45:07 |
【秘】 軍事用 リュイ → 給仕用 イーサン「別にぃ。謝らなくてもいいよぉ。」 にぱ、といつもの調子に戻る。 「八つ当たりされるのは慣れてるし。 君くらいならかわいいものって言うかぁ。」 「当たりたいなら幾らでも当たりなよ。 言葉だろうが、暴力だろうが、いつでも受けてあげる。 ただでは受けてあげないけどねぇ。」 それで貴方の気が晴れるならば。 自分が的になる分には問題は無い、と判断した。 (-78) pinjicham 2023/12/05(Tue) 21:48:38 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「やっほ〜!リュイだよ〜! 突撃隣りのお部屋訪問!って感じでさ。 みんなのお部屋を見せて貰ってまわってるんだ。」 「君のお部屋も見せて貰っていーい?」 にぱ、と笑いながらそう言うだろう。 (-79) pinjicham 2023/12/05(Tue) 21:50:03 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「大変…ま、そうだねェ、大変だった。 理由はそれもあるけど、一番大きいのは違うかなぁ。」 「あは、助かるよ。 ボクもこんな話するとは思わなかった。 んー…帰りたくないって思ったってさ。」 「そこ以外にボクの居場所なんてないじゃん? 軍事用が戦い以外の場所に行ってどうするのさ。」 (-91) pinjicham 2023/12/05(Tue) 23:28:47 |
【秘】 軍事用 リュイ → 看守用 バンドッグ「…それは、よく分かってるけど。」 やっぱりすぐには理解が出来ないし 貴方と二人で逃げ出して、そこからどうするかなんてことも 全然思いつかない、分からない。 「少し、考えさせてくれるかな。」 すぐ此処で答えを出すには 大きな問題過ぎた。 (-93) pinjicham 2023/12/05(Tue) 23:37:32 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「…えっ、わあ、何にもない。 何か置きたいとかなかったの?」 楽器とかあるのかなぁ、と思っていたら あまりにも何もなくて、ちょっとびっくり。 「音がするの、好きじゃないのかな。」 歌唱用なのに。 何が彼にあったのだろう。 (-94) pinjicham 2023/12/05(Tue) 23:39:17 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「やった〜!」 許可が貰えたとなれば 生き生きとして貴方の部屋を観察している。 「君って、植物が好きなんだったっけ。 よくお世話されてるねぇ。」 目に留まったのはやはり、良く世話が行き届いた植物たち。 (-96) pinjicham 2023/12/05(Tue) 23:47:29 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「わお…凄い箱入りだったんだねぇ。 ボクが教えてあげられる事なら 何でも教えてあげるよ。」 貴方が手に取った本をちらと見て けれど多くの追及はせず。 「とはいってもボクが詳しいのは戦場のことばかりだから。 君自身が知りたい事があれば それを教えて貰えると助かるかも。」 (-121) pinjicham 2023/12/06(Wed) 13:03:29 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「まあ、命を奪って相手を貶めて、敵を討ち取るのが ボクら軍事用の作られた目的だからねぇ。」 「今のボクはスパイ活動をすることも多いけど 専ら銃弾や怒号、悲鳴が飛び交う戦場に居る事が多いよ。 だから誰かが死ぬなんてことは日常茶飯事。」 「それでも、敵だからって奪うには 間違っていると思う時がある。」 「本当の敵が何かなんて 判断するのはいつも人間様だからさ。 もうそれにも飽き飽きしたってところ。」 「まあ、壊れるまで何かを殺し続けるのも アリかもね。そうするように出来てるんだし。」 「でも大事な何かを守るなんて。ボクには不可能だよ。 ボクは幸運を呼ぶ燕にはなれなかったんだから。」 (-122) pinjicham 2023/12/06(Wed) 13:11:37 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「そうなんだ…それも、人間にやられたの?」 黒く煤けた喉。 自分で潰したのだろうか、それとも。 「見て回るとね、みんながどんな子なのかなぁ、って そういうのが分かるんだよ。」 調査が目的のグレイであるからなのか ただのお喋りか。 興味と性質が合わさったもののようだ。 (-123) pinjicham 2023/12/06(Wed) 13:13:29 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「そうなんだ?へえ…」 改めて植物たちを見た。 やっぱりよく手入れされているなと思う。 それも、貴方の手が入ったからこそと思えば とても不思議なのだった。 「ああ、そっか。 観測用ってそういう用途だったもんね。 天体が好きになったのはどうして?」 本来のものとは違うものを好いたその個性。 何故生まれたのか、どういうところが好きなのか。 更に、聞いてみたくなった。 (-124) pinjicham 2023/12/06(Wed) 13:42:30 |
【秘】 軍事用 リュイ → 教育用 ロベル「そうなんだ…でも、此処に集められたって事はさ。 君にも何か不服や不満があるんだよね。」 天職だと思っていても それでも何かしらは生まれるものなのか。 新たな知見を得て、軍事用グレイは不思議そうに唸った。 「ボクは、天職って思った事はないかなぁ。 不向きだと思ったこともないけど。 だってそういう風に作られたんだもん。」 当たり前であり、成すべき事を為すだけ。 軍事用らしいストイックさがそこに在るだろう。 (-125) pinjicham 2023/12/06(Wed) 13:44:53 |
【秘】 軍事用 リュイ → 給仕用 イーサン「あはっ、趣味があるって言われたら それはそれでびっくりするところだった。」 半ば冗談で、半ば本気。 貴方がそうしないならそれでいい。 「ボクは歓迎するよぉ。 お部屋に来てくれても良いし、探索でも良いし。 お店に行くのだっていい事らしいしさぁ。」 「うん、お部屋を見せて貰いに来ただけだしね。 飲んだら帰る帰るぅ。」 ようやっとお茶を持ち上げて 飲み始めた。 (-126) pinjicham 2023/12/06(Wed) 13:51:28 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「そうだね、火は…確かにそうかも。 安らぐっていうよりは、思い出しちゃう。」 小さな火でも、戦場の業火を思い出す。 逃げ惑う人の悲鳴を、断末魔の叫びを、苦悶の声を思い出す。 だから、あまり安心しないと言えば、その通りだった。 「一番の切っ掛けになったのはそれかな。 ボクを幸運を呼ぶ燕だって呼んだ子がいて。 その子は、敵側の子だった。」 「でも敵側って言うのは思い込みでさ。 ボクは何とかしてその子を、その国を正しく救いたかったけど。 無理だった。敵だとして覆さなかった人間の命令で ボクは、ボクの手で、国を焼いて、殺したんだ。」 「だから、人間は嫌い。燕も、大嫌い。」 「君もそういうことを言うんだね。 誰かの助けになりたい、って。どうして? 君に得することなんて、ないだろうに。」 (-135) pinjicham 2023/12/06(Wed) 18:28:53 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「…じゃあなんで君は、此処に来たの?」 元の場所で仕事が出来ない事を残念がる貴方。 では何が此処に来るに至らせたのだろう。 (-136) pinjicham 2023/12/06(Wed) 18:54:23 |
リュイは、破裂音が響く。何も隠さず、誰でも聞こえるだろう。 (a13) pinjicham 2023/12/06(Wed) 21:14:15 |
リュイは、その頬に伝ったのは、なんだっただろう。 (a16) pinjicham 2023/12/07(Thu) 0:18:15 |
【秘】 軍事用 リュイ → 送迎用 フーグル「…君、気づいてないの?」 貴方の物言いはまるで。 自分が不満があるからというよりは。 「此処に来てるグレイはみんな 人間との生活に不満やストレスを抱えすぎてるって そう判断された子たちばかりなんだよ。」 「だから君が幾ら実力をあげたとしても 君自身が、ストレスをどうにかしないときっと。 帰れない、と思うんだ、けど。」 勿論何がストレスになるかなんて 軍事用には分からないけれど。 知らないよりは知っていた方が良い、と思ったから。 (-171) pinjicham 2023/12/07(Thu) 11:12:51 |
【秘】 軍事用 リュイ → 歌唱用 シングソン「…自分でやったの? 勇気あるなぁ…じゃなくて。」 「それくらい辛い事が、あったんだねぇ。 だったら元の世界には帰りたくはない、かな。」 自分でやったなら直したい訳もないだろうから。 この先、貴方はどうするんだろう、と思いつつも。 「ボク?ボクはー…嫌気が差したからだよ。 プログラムやボディも勝手に改造されてるし 正しいものなんて関係なく欲のままに振舞って。」 「ボクはそれに従う事に、疲れちゃった。 人間なんて消えればいいと思うよ。」 にこやかに、貴方に答えるその声音に淀みはない。 (-172) pinjicham 2023/12/07(Thu) 11:18:25 |
【秘】 軍事用 リュイ → 点燈用 トムラビ「…そうだよ。 ボクは、戦場で壊れても良いと思ってる。 それがボクのあるべき姿で。」 お茶を一口、つられるように啜った。 「誰かを守って壊れられるなら それが一番、良いんじゃないかって思うよ。」 それはきっと、この塔の攻略においても 同じ考えをもって、このグレイは動くということ。 「…ありがとう、トムラビ。 そう言ってくれるだけで、その気持ちだけで。 正直、分からないんだ。」 「何がボクの助けになるかなんて、ボクが一番分からない。」 (-173) pinjicham 2023/12/07(Thu) 11:27:49 |
【秘】 軍事用 リュイ → 観測用 カムイ「星が好きだから好き、かぁ。 まるで人間みたいな考え方をするんだねぇ。」 プログラムには関係なく。 好きだから、好き。 それは軍事用にはちょっぴり考え難かったものだった。 「説明はボクもしきれないよ。 でもそういうものを君が受け入れるとは思わなかった。 君はどうして、人間を嫌うんだろう。」 (-174) pinjicham 2023/12/07(Thu) 11:31:10 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「うーん、そうだなぁ。 ボクら軍事用は怖いとは思わないよ。」 貴方に乞われたならば、と口を開く。 「だってそう思うようにプログラムしちゃったら。 殺せないでしょう? 人間の代わりに危険な場所なんて、行けないでしょう?」 「基本的にそれに関してボクらが何かを思う事は 許されてないんだ。邪魔になるからね。」 そこで一度言葉を止めて。 「でも、ボク自身は虚しいと思うよ。 何が正しいとか、そんなことも関係がないんだもの。」 (-175) pinjicham 2023/12/07(Thu) 11:37:03 |
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