情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
夜長は、ここにはいない誰かに宛てて呟いた。「俺は怒っているんですよ」 (t6) 66111 2021/08/13(Fri) 1:54:15 |
【見】 天狼の子 夜長 まだ賑やかになる前の海辺。昨日よりはいくらか水場に向いた服装、足元は御山洗から借りたままのサンダル。そんな格好で、夜長は岩場を歩いている。洞窟がありそうに見えた場所へ向かった帰りだ。歩き慣れた場所ではないので、けっこう、おっかなびっくり。 それらしい場所は見つけられたのだが、歩いて向かえそうにはなかったため、一度戻ることにした形だ。海の家でボートは借りられるのだったかどうだったか。この際だ、水着を買ってしまってもいいかもしれない。 そんなことを考えながら、えっちらおっちら、岩場から 戻ろうとして塩だまりのナマコを踏んで動けなくなった。。 (@3) 66111 2021/08/13(Fri) 1:54:19 |
夜長は、動きを止めた。足元のこれは何。 (t7) 66111 2021/08/13(Fri) 1:56:23 |
夜長は、未知の感触への対応の仕方が分からない。 (t8) 66111 2021/08/13(Fri) 1:57:56 |
夜長は、鬼走の腕を、ぎゅう。「ありがとう、ございました」 (t9) 66111 2021/08/13(Fri) 2:40:10 |
夜長は、たぶんおいしいやつを両手に取りました。なまこ。 (t10) 66111 2021/08/13(Fri) 3:36:47 |
夜長は、ナマコをもきゅもきゅ。おいしいね。 (t11) 66111 2021/08/13(Fri) 8:28:26 |
夜長は、こくり、頷いた。おいしい。 (t12) 66111 2021/08/13(Fri) 10:30:11 |
【見】 天狼の子 夜長>>32 鬼走 「……秘密基地探しを」 曰く、岩場の先に秘密基地になりそうなそれらしい洞窟を見つけはしたものの歩きでは行けず、戻ってきた道中にナマコの襲来(?)にあったらしい。 「海の家で、ボートか何かを借りられればと」 あとついでに、かき氷か焼きそばを食べようかとぼんやり考えていた。今のもきゅもきゅ海の味で満足したので、海の家の味のことをまた考えるのは探索後だろう。 「ここも秘密基地、ですか? モモチが、使われていない海の家の秘密基地があると」 さん付けが取れている。夜長が自発的に言い出すことはないから、百千鳥から言われたのだろう。 あなたは何かに違和感を覚えた。 (@8) 66111 2021/08/13(Fri) 10:31:04 |
【見】 天狼の子 夜長>>t14【海の洞窟】 鬼走 海の水が硬い岩を削って食べての海食洞。入り口の光が点になるくらいの場所までボートで進んで来た。しんとした、湿気をはらんだ空気がこの場を満たしている。 ボートから降り立って、岩肌を触ったりして。それから、気の利く鬼走がボートと一緒に用意してくれた懐中電灯を持って、奥を探した。 誰かが持ち込んだ明かりや遊び道具、宝物の入った箱。 この場所は今も誰かの秘密基地になっている。 ただ、行ける所まで進んでも、雪子は見つからなかった。 「……戻りましょうか」 鬼走の方に振り返って出した声は、思いの外よく響いた。足音以外の音がしたのは、降りたあたり以来かもしれない。ふたりは無言が苦ではない。 (@9) 66111 2021/08/13(Fri) 14:56:09 |
【見】 天狼の子 夜長>>37【海の洞窟】鬼走 明かりの向けられた先に視線をやって。近寄れば、彼の方はしゃがんで跡に触れていた。彼女がつけた傷はどれだろう。流石にそれが分かるようなエスパーではないが、風化で簡単に消えてしまわないように、しっかりとつけられたものの内のどれかだろうかとは思った。 「…落ち着いた?、方だと思います。雅也さん達がいてよかった」 見知った顔に励まされて持ち直した部分も大分にある。それに、そうじゃない人たちとも随分近い距離にあれたように思う。 「いいところ…ですね。ここは、やっぱり。 今年初めて気付くいいところが沢山だ、」 一昨年まで毎年来ていたはずなのに、と小さな呟きを付け足す。彼女と来ていて、全く初めてのことがこんなにもあるのは、何かおかしいのでは? ゆるく首を傾け、思考する。不安げには見えないだろう。単純に疑問に対して答えが出ないだけだ。 (@10) 66111 2021/08/13(Fri) 16:45:12 |
【見】 天狼の子 夜長>>43【海の洞窟】鬼走 「変……? ……、俺は分からないな。 雅也さんが分からないのに、俺が分かる道理もない」 夜長は、人の違和感がよく分からない。 和臣は、鬼走の話からだけでも、この村での彼らに思うことはあっただろう。 随分とはしゃいでいるなとは思ったが… 雪子さんから聞いている通りと言えば、そうであるし」 夜長は、この時に聞いた、顎で使われる人物が特定個人だとすぐには思わなかった。>>1:152 和臣は、村出身の鬼走の部下の話をよく聞いている。 夜凪さんと一緒でないと寂しそうなのは、初めてでないと思う」 夜長は、雪子から男女の成長の差についてよく聞かされている。 和臣は、年下を男女問わず"くん付け"で呼ぶ。 とても良くしてもらえたなと思う」 夜長は、連れられた店で雪子たちの会話に参加したことがない。 和臣は、御山洗の前で軽い痴話喧嘩のようなものをしたことがある。 初めて見た時は、少し驚きはしたが…… …あんなふうに、まぶしくてきれいなあの人は、 そんなに普段と違う様子なんですか?」 夜長は、今回接した村の面々で、百千鳥の印象が一番強い。 和臣は、少し言われた程度で簡単に人を呼び捨てしない。 夜長は、世界の違和感を飲み込んだ。 和臣は、雪子を"母さん"と呼んだことはない。 (@11) 66111 2021/08/13(Fri) 21:22:24 |
天狼の子 夜長は、メモを貼った。 (t15) 66111 2021/08/13(Fri) 22:10:39 |
夜長は、鬼走にどうしてそんなことを聞かれるのか、わからなかった。 (t16) 66111 2021/08/14(Sat) 1:16:04 |
【見】 天狼の子 夜長>>81>>t16【海の洞窟】鬼走 向けられた光に目を細める。彼にこんな責められるような物言いをされたことははじめてで、疑問符が頭を埋めつくすのがしばらく続いた。 「 臣ですよ、雅也さん、……?」 やっぱり、なんでだか音が出なかった。言えているはずなのに。 「喉や耳がおかしくなったとは思う」 こくり、頷く。事実を改めて認識しただけの、淡々としたもの。 「……それと俺は、散々、と頭につけられるほど特別多く、 雅也さんから瑠夏さんと久さんの話を聞いた覚えはないです」 夜長のその認識はそれほど間違っていないし、鬼走の和臣に対してしたことの認識も間違っていない。本当に、どちらも間違っていない。 「一緒に働いているのは知っているが……翔さんの話よりも、 そんなに多かったですか? 村の話はいつも雪子さんから 始まるから、俺はそう思ったことはなかったな」 あんまりに御伽噺のようなことだから、すぐには浮かばなかったのかもしれないが。"彼のこの姿が幻かもしれない"ということを考えれば、ただの和臣の偽者である以外の可能性も、あなたは思い付くのではないだろうか。 雪子のことをさん付けで呼んだり、母さんと呼んだりする人物の心当たりは、きっと一つだけ。そんな立場の人物が、他にいるわけもない。 (@12) 66111 2021/08/14(Sat) 2:07:47 |
夜長は、鬼走がよく知っているはずのことを言った。「俺は一人っ子だ」 (t17) 66111 2021/08/14(Sat) 4:16:10 |
【見】 天狼の子 夜長>>105【海の洞窟】鬼走 「──ああ、聞こえた」 空白でない、自分の名前がきちんと聞こえた。耳が治ったのか、それ以外かは分からないが。 「……大人になったことと、 時計を持っていることとは、あまり関係ないと思う。 持っていたら、迷子にならないで来られると思った」 淡々と並べられた内容の一部はけっこうとんでも発言だった。彼はどうやら大人になったつもりでいたらしい。世界の違和感は最初から持っていた。でも、それを疑っていない。 「似すぎ……大人になりたかった、から? 一番身近な、同性の大人だからと」 夜長はそう言うが、鬼走は晴臣が早く大人になりたい等と言っていた覚えはない。思い出に憧れている点は違うが、基本的には和臣やあなたと同じで地に足をつけている。 (@14) 66111 2021/08/14(Sat) 7:07:31 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新