人狼物語 三日月国


62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:課長 世永 ミヤビ

【人】 課長 世永 ミヤビ

 
 
[    時折、 ―――― 悪夢を、見る    ]

 
 
(69) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 20:53:54

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ ガラガラと、然程重たくない
 キャリーバックを引きずりながら

 ピンストライプの濃紺のスーツに
 一つの皺もないほど、ピンと背筋を伸ばして
 カツカツと高層ビルのロビーを歩いていた

 エレベーターに乗れば、35階のボタンを押して、
 広い箱の隅に立つ、壁に寄りかかることもせず、
 ぴしりと背を伸ばしていれば、
 途中で乗ってきた顔見知りが、一瞬驚いた顔をした後に ]


  『 課長、出張明けですか? お疲れ様です 』


[ 部下が、緊張した様子で声をかけながら、
 少し距離を開けた場所に立つ ]
(70) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 20:53:56

【人】 課長 世永 ミヤビ

 
 
  ええ、今日明日は、お休みをいただいていますが
  荷物を少し軽くしておきたいと思いまして

  ほら、着きましたよ
  羽野さんは、これから打ち合わせですよね


[ チン、と部下が押した階に止まったのを確認して、
 さっさと行きなさいと後押しをすれば、
 ほっとした様子で、彼は降りて行った

 別に、嫌われているわけではないと思うが
 大体の部下たちは、あのような反応をする


 きちんと、扉が閉じてから、小さくため息を吐いた]
(71) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 20:53:58

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 嫌われていようと、仕事をしてくれるなら別にいい
 彼の机の様子を思い出して、少し頭痛を覚えていれば、
 チン、と、再び音が響き、目的のフロアに到着した

 カーペットの敷かれた廊下を、コロコロと
 鈍い音を響かせて、職場の扉にカードキーを押し当てた

 ピッという電子音と共に、開錠の音が響き、扉を開いた
 昼前の時刻だからか、デスクにいる人数は疎らなようだ

 時折、こちらに気付いた部下たちが、小さな声で
 挨拶を交わせば、そそくさと、どこかへと消えて行く
 
 それを気にするでもなく、コツコツと
 カーペットの上で革靴の足音を響かせて、
 
 共有デスクの上に幾つか並んだ土産物中に
 自分が買ってきた『ちんすこう』と
 『紅芋タルト』の箱を加えておいた]
(72) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 20:53:59

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 自分のデスクの上を確認すると、
 数枚のメモが置いてある

 内容を確認して、引き出しの中に閉まった
 仕事は、明後日からで問題が無さそうだ

 課長代理権限を渡した相手は、きちんと仕事をしていたようだ
 漸く、口元を少しだけ緩ませれば、
 引き出しからウェットティッシュを取り出して
 軽く埃を被った机の上を拭いて、乾拭きも行っていく

 1週間、椅子に座るものがいなければ、
 いくら清潔な職場であろうと、埃くらいは溜まるものだ

 だが、そのままにしておく気にもなれず、
 つい掃除をしてしまった]
(73) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 20:54:02

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 『課長って、潔癖症なんですか?』
 
 などと、以前、部下の誰かに聞かれたこともあったが、
 それを否定することはできなかった

 だが、別に誰かが使ったものを使えないだとか
 異常に手洗いをするだとか、常時手袋をしているとか
 そこまでの潔癖症ではない


 デスク周りが汚い部下たちに、小言を言うことくらいはあったが
 そこまでではないと――自分では思っている]
(74) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 20:54:03

【人】 課長 世永 ミヤビ

 
 
 
 
[ ―――― それに、 ]
 

 
 
 
(75) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 20:54:05

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ つい先日、届いたメール>>n2>>n3
 潔癖な人間が、こんなマッチングに申し込みをするだろうか
 それも度々、申し込んでいた


 私の願望は、何も聞かずに一晩、
 眠らずに一緒にいてくれることだ

 それを叶えてくれるなら、叶えられる要求は叶えてきた

 コスプレ衣装を徹夜で一緒に縫ったり、
 長編映画のシリーズものを延々と見続けたり、
 そんな他愛のないものから、

 男性でも女性でも、身体を求められれば、
 一晩中、交わることもあった


 ただ、眠らずに、その夜を過ごすことができるなら
 ――――― なんだって、した ]
(76) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 20:54:07

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ カタカタと音を立てて、
 今回の出張先に関係する上司と部下に
 簡単に報告メールを送信すれば、残りは
 明後日の業務で行うことにして、腕時計を確認した

 時刻は、12時過ぎ、まだホテルのチェックインまで
 少しだけまだ時間がある、ホテルも
 そうここから離れてはいない

 もう少しだけ、出張中に溜まった仕事を確認していようか
 メールや承認依頼の内容を確認していた*]
(77) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 20:54:10
課長 世永 ミヤビは、メモを貼った。
(a4) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 20:59:43

【独】 課長 世永 ミヤビ

/*
宜しくお願いいたします。
さっそく、まだって余計に一つ多く書いてしまった

誤字脱字に気をつけたい……
既にローレライとサモエドのやりとり素敵ですね

シロウとサクライも目が離せ無さそうです
(-8) kasuga_2jp 2021/03/15(Mon) 21:03:49

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ ピピピッ、と響くエラー音>>94
 自然とそちらに視線を向ければ、
 入ってきた室井の姿が目に留まる

 その拍子に視線が交われば、他の者たちと同じように
 軽い挨拶を交わした。休みなのでは、と問われれば]
 
 
  ええ、今日明日はお休みをいただいています
  ただ、荷物を少し片付けておきたかったので


[ 羽野に言ったことと同じような返答を返した

 慌てた様子でデスクを片付けているところを
 目敏く見つければ―― ]
(123) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 9:17:20

【人】 課長 世永 ミヤビ

 

  クリアデスクを心掛けるように


[ 低く、静かな声で一言だけ ]      
(124) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 9:17:22

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 室井が、他の者と違うのは、気遣う言葉を
 社交辞令でも口にしたことだろう]
  
 
  ありがとうございます
  これが終われば、きちんと休ませてもらいますよ


[ にこりともせずに、
 形式的な感謝の言葉を返せば、仕事のメールを打ち始めた

 こういうところがいけないのだろうと、
 心の何処かで思っているけれど、
 性分なのだから、仕方がないだろう


 ロボットのようだと、思われているなど知らぬ処だが]
(125) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 9:17:23

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ カタカタと、静かにメールを打っていると、
 近付いてくる足音に顔をあげた>>98]


  あぁ、ありがとうございます
  予想より、早かったですね


[ 差し出された紙束を受け取って
 中身に視線を走らせる。問題はなさそうだ

 ほんの少しだけ、頬を緩ませる

 続いて、差し出された稟議書のファイルと
 彼が午後が休みと聞けば、そういえば
 報告を受けていたなと、思い出して]
(126) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 9:17:25

【人】 課長 世永 ミヤビ

 

  そうでしたね
  分かりました、確認をしておきます


[ 頷いて、書類を受け取った
 事務的な会話が終われば、そこで会話自体も終わりと、
 そのまま書類に視線を落とした

 文字を目で追って、内容を確認すること数分
 修正箇所を見つけて、微かに睫毛を震わせる

 さすがに、少し疲れが出ているのか、
 ふいに眠気に襲われたが、

 それでも、表情の変化は殆どなく、
 何事もなかったように室井に向き合えば、]


  ここと、ここだけ訂正をしてください
  後は問題ありません


[ 急ぎの内容であれば、もう少しだけいようと、
 一言付け加えれば、やはり業務連絡だけで、
 会話は終わり、また残りのメールに目を通し始めた**]
(127) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 9:17:28
課長 世永 ミヤビは、メモを貼った。
(a11) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 9:18:19

【独】 課長 世永 ミヤビ

/*
着々と展開していく凄いですね

ちなみに、私が悪夢を見る理由は
まだ決まってません←

珍しく、設定あんまり考えてないキャラです
そのうちノリで決まるでしょう
(-20) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 13:34:54

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 規則正しく、朝起きては、昼間は働き、
 定時に業務を終了させて、夜は誰もいない家に帰る

 機械的に繰り返される日常
 だが、それでいいと思っていた

 決まった日々を、決まったように穏やかに過ごせること
 それが一番の幸せだと――
 
 1LDKの一人暮らしにしては、少しだけ広い部屋
 仕事の本が詰まった本棚と、テーブルの上のノートPC
 紺色で統一された寝具は乱れなく、整理整頓された部屋

 物が殆どないその部屋は、生活感が薄いけれど
 人を部屋にあげたことがないので、気にしたことはない


 私の日常が保てるのなら、それでいい

 しかし、時折見る、悪夢は、私の日常を壊していく
 だから、逃れるように、人の温もりを求めた

 誰かが傍にいて、一晩一緒に過ごせれば、
 悪夢を見なくなると気づいたから―― 
]
(185) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 20:25:01

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 最初は、それらしい店を訪れたこともあったが、
 あれは、来なくなると営業が鬱陶しい
 それに、あれが欲しい、これが欲しいと、
 無駄な要求を受けて、ストレスが逆に溜まり、
 すぐに行かなくなった

 そんな時に見つけた不思議なサイト
 半信半疑で申し込んだことが、始まりだった

 後腐れなく、詮索されることなく
 望みを変えることができる場所として、
 実に、効率的な場所だった

 だから、多少怪しさを感じながらも、使い続けているのだ]
(186) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 20:25:03

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 早かったと、褒めたつもりで発した言葉
 それをどう捉えられているか、こちらの与り知らぬ処
 心の声が聞こえたとしても、気にはしないのだが


 笑みを浮かべる気配に、褒め言葉として
 受け取って貰えたと勘違いすれば、
 変わらぬ表情で、資料に視線を落としていた

 稟議書の訂正を依頼して、頷き、宜しくお願いしますと、
 デスクに戻る背中を見送った

 やがて、集中してメールを処理していれば、
 コピー機のエラーが響いて、そちらに視線をやれば
 室井がコピー機前で何かやっている

 先ほどの稟議書の訂正が終わったのだろう
 しかし、彼は、機械音痴か何かだっただろうか
 入り口のロックにも引っかかっていようなと、
 少し首を傾げながら、慌てた声に、

 微かに口元を緩ませていたのは、
 ―――― 自分でも、気付いてはいなかった]
(187) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 20:25:05

【人】 課長 世永 ミヤビ

 
 
  はい、ありがとうございます
  ……問題ありませんね、承認を進めておきますので
  連絡を待ていてください


[ 承認印を押せば、
 自分の次の承認者に提出するため、提出箱に書類を入れた

 そうしていれば、視線を感じて、見上げれば
 ウエットティッシュが欲しいと言われただろうか>>175]


  えぇ、構いませんよ
  ただ、プリンターのインクは、すぐには落ちませんから

  ……この後、お休みだったかと思いますが、
  家に帰ったら、シャンプーで洗うと良いですよ


[ ひとまず、他の書類や衣服に付かないように
 ウェットティッシュで拭くのは良いだろうと、差し出しながら
 そんなアドバイスを一言加えた]
(188) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 20:25:08

【人】 課長 世永 ミヤビ

 
  
  それでは、私はこの後用事がありますので、
  本日は、失礼しますね


[ メールを閉じて、デスクの上のものを片付けて
 引き出しの鍵を閉めたりと、帰り支度を始めた]

  
  室井さんも、午後休みですから、
  無理をせずに、定時に上がってください


[ 残業にならないようにと、
 言う自分は、休日出勤しているわけだが
 役職者なんて、そんなものだと、割り切って

 腕時計を確認して、少し急いで準備をすれば
 フロアに残っている者たちに挨拶をして、会社を後にした*]
(189) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 20:25:10

【独】 課長 世永 ミヤビ

/*
(4)1d10(3)1d10
(-58) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 20:49:43

【人】 課長 世永 ミヤビ

― ザ ラピス:The Lapis ―

[ ホテルに足を踏み入れれば、
 カツカツ、コロコロと、人の騒めきに紛れながら
 フロントに向かう

 カフェから良い匂いが漂って来て、
 そういえば、昼食がまだだったな、と思い出していた

 後で、ルームサービスでも頼もうか等と
 予定を立てながら、フロントに声をかけた ]
 
 
  403号室をお願いします


[ チェックインを済ませれば、
 出張でホテルに泊まるのと、同じような表情で
 エレベーターで部屋まで移動する]
(194) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 21:36:59

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 扉を開けて、手慣れた様子で
 キーを定位置に挿しこめば、電気をつけた

 窓から差し込む日差しと、
 天井からぶら下がる洒落た証明に室内が照らされる

 白い壁に藍色のカーペット
 同系色のベッドカバー
 調度品は、ダークブラウンと、

 落ち着いた雰囲気の部屋だった

 窓から見える景色も悪くない
 スイートルームと分かるその部屋を見ても
 感嘆の表情を浮かべないが、
 時折、こうして特別な部屋をお願いすることがあった

 ―― 非日常に、少しだけ浸りたい気分の時とか、
]
(195) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 21:37:02

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 時刻は、13時より少し前
 スーツのジャケットなどは
 クローゼットに閉まって、シャワー室へと足を踏み入れた

 出張の疲れを落とすように、ゆっくりと身体を流す
 そして、少しずつ仕事モードから、気持ちを切り替えていく

 今回、マッチングした相手は、どんな人だろうか
 どんな願いを持っているだろうか

 そんな少しの興味を抱きながら、
 口元に、微かに笑みを浮かべていた


 ―― まさか、知っている顔をこの後見るとは、知る由もない
]
(196) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 21:37:04

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ シャワー室を出て、髪や身体をしっかりと拭けば
 用意していた私服に着替えた

 以前、きっちりとしたスーツを着ていたら
 『なんだか、絡み辛い』と言われてしまったので、
 恰好くらいは、親しみ易い格好にしようと思ったのだ


 黒いタートルネックに、白いパンツ
 年相応で、ラフすぎず、固すぎない格好であろうと
 自分では思っていたが、さて、この格好を見た相手はどう思うか

 それは、あってみないと分からないので、
 ルームサービスで、サンドウィッチなどの軽食を頼みながら
 ゆるりと、静かに待っていた**]
(197) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 21:37:06
課長 世永 ミヤビは、メモを貼った。
(a14) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 21:38:37

【独】 課長 世永 ミヤビ

/*
年齢……たぶん、37歳かな?課長だし
割と、若い課長な気がする
(-63) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 21:40:52

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 時間通りにチェックインをしてしまうのは、
 きっと、そういう性分なのだ

 きっちり時間通り、やってきて
 きっちり時間通り、去っていく

 相手にも、それを求めることはしない
 この部屋の中では、互いに望むことだけをする

 そういう場所だと、思っているから――…]
(232) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 23:49:31

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 昼食を済ませて、
 食後の珈琲で満たされたカップを傾けて
 少しずつ微睡みかけていた

 だから、部屋の外で微かに聞こえた
 ピピピというエラー音は、耳に入っておらず
 部屋に入ってくる気配に気づくのに、少しだけ遅れた

 扉が開いて、カチリと鍵が閉まる音
 遅れたことを謝罪する声が、聞き覚えのある声で>>224

 振り返った瞬間、イメージしていた人物と
 姿は少し違うけれど、顔を覚えるのが得意なせいか

 彼が誰だか、すぐに分かってしまった
 分かってしまったけれど――…]
(233) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 23:49:32

【人】 課長 世永 ミヤビ


  ………… 室井、さん?


[ 信じたくない思いが勝って、半信半疑と言った様子で
 その名前を呼んだ。声色は、落ち着いたものだけど、
 内心は、酷く動揺していた

 まさか、部下が現れるなんて、予想できるはずもない
 しかも、普段とは違う様相にも、驚いてしまって

 眼鏡を外すと、意外と可愛らしい顔をしてるだとか
 私服の趣味は、意外と格好いいのだなとか

 ―――― 情報が多すぎる、


 頭で処理するには、多すぎる情報量に、困惑していた]
(234) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 23:49:35

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 何度か、瞳を瞬かせて、
 一度、大きく息を吸った

 ゆっくりと、驚きや困惑の感情を静めるように
 吐き出して失くしてしまうように、息を吐ききれば]
 
 
   …… 今のは、忘れて下さい
   私は、ミヤビと言います

   ・・・・・
   初めまして


[ 会社で見せたことのない、穏やかな微笑みを浮かべれば
 暗に何も聞くな、と、いつも通りの挨拶の言葉を言った

 一晩だけ、望みを叶え合う相手だから  
 快く一緒に居てもらうために、     

 この場に相応しい風貌へと、変えて   

 ちなみに、男らしい風貌や、派手な女性は苦手なため
 彼の容姿は、好ましいと
 後から思っていたのは、内緒の話である
]
(235) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 23:49:38

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 彼の反応は、どうだったか
 例え、どうして、や、なぜ、など聞かれても
 ここにいる理由を語ることはしなかった

 ただ――

 願いについては、互いに知っていた方が良いと、
 とん、と一歩、近づけば、]


  私の願いは、何も聞かずに、この一晩
  眠らずに、一緒に過ごしてくれることです

  あなたの願いは…………なんですか?


[ 何でも言って欲しいと、甘い笑みを浮かべる

 微笑む姿が気味が悪いだとか、そういう要望があるなら
 いつも通りにしただろうが、言われなければ
 甘い表情を崩すことなく、そう問いかけた**]
(236) kasuga_2jp 2021/03/16(Tue) 23:49:42

【独】 課長 世永 ミヤビ

/*
肩書変え忘れました。悲しいです

室井さん、可愛すぎないですか?
ドジっ子機械に嫌われてるの可愛いすぎる

攻め寄りリバの予定なんですが、
私は、受けに回る気が起きるのだろうか?

室井さんは、望んでくれるなら、
私は大歓迎ですが。

愛でたい欲求の方が高くなりそうな予感?
私も可愛らしい要素を、どこかないか考えよう
(-76) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 0:00:02

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 動揺を隠すため、いつも通りを装うため、
 柄にもなくテンパるという事態を、自分なりに
 落ち着かせる方法が、いつも通り振る舞うことだった

 にこりと、甘く微笑めば、
 大体、当たり障りなく一番を過ごせる
 ギブアンドテイクの関係なのだから、
 相手が望むようにするのは、当たり前だろう

 そんな考えからの行動とは、
 言葉にしなければ、分からないだろうが
]
(274) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 8:57:44

【人】 ミヤビ

[ 初めまして、の言葉が返ってくれば
 口元に浮かべだ笑みを深くする

 しかし、首を傾げる様子に、同じように小首を傾げていれば
 やはり決めておきたいと、話を蒸し返されて>>247]
(275) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 8:57:56

【人】 課長 世永 ミヤビ

[ 浮かべていた甘い笑みが、すっと消えれば
 会社でのいつも通りの顔に戻った

 まさか、二択を迫られるとは思っていなかった
 互いに、会社での顔は忘れていた方がいいのでは
 そんなことを考えて――…]


  私は、あなたに帰られてしまうと困ります
  だから、あなたの"課長"ではない方が良いと思ったのですが
  違いますかね?

  世永課長とは、一夜を共にするのは、難しいのでは?


[ 顎の下に指を添えて、
 不思議そうに、小首を傾ぐ

 これでは、質問に質問を返してしまっていると
 不意に気づいて、彼の質問に答えようと、
 瞳を閉じて、考えて……少し迷うように、]
(276) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 8:58:05

【人】 課長 世永 ミヤビ

 
 
  ……私は、どちらでも構いません
  ヒイラギさんでも、室井さんでも、
  見た目を変えても、呼び名を変えても

  ―― あなたは、あなたですから


[ 呼び名を変えるのは、気分の問題だ
 普段と同じ呼び名を使えば、現実に引き戻されそうだから

 私にとって、この空間は、非日常で、
 ここでのことは、日常に影響を及ぼさない

 ―― 及ぼさないように、していた
]
(277) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 8:58:08

【人】 課長 世永 ミヤビ

 
  
  もう一度、言いますが
  私は、あなたに帰って欲しくない
  一晩だけで、良いですから……一緒にいてください

  そのために、あなたは私にどうして欲しいですか?


[ どちらの名も呼ばずに、
 理由も語らない

 それでも、室井にとっては珍しく映るであろう、
 感情が滲む声で、願う

 切実に、縋るような色を、瞳に揺らしながら、**]
(278) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 8:58:11

【独】 課長 世永 ミヤビ

/*
サクライさんwww

私に足りないのは、ユーモアですね
残念ながら持ち合わせていないので、天然系でいきましょうか
お笑い要素を入れられるか、不明ですが
(-107) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 18:51:58

【人】 ミヤビ

[ 別人のふりとして、双子のふりをして、
 彼が誤魔化すのなら、話を合わせるくらいの
 気遣いはできただろうが、

 残念ながら、後の祭りだ
 
 落ち着いて考えれば、
 最初から気付かぬふりをした方が、
 建設的だったのかもしれないが、
 あの瞬間は、動揺していたのだから仕方がない


 ――――わかりました。

 と言葉が吐き出されるまでの間、
 彼の脳内で、どのような思考が巡っていたのかは、
 サトリの妖怪ではないので、分かる筈もなく]
(316) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 21:18:02

【人】 ミヤビ

 
 
  はい、ヒイラギさん
  良い夜を過ごせれば、いいですね


[ 下がる頭を見つめながら、
 先ほどの甘やかな笑みを程ではないが、
 いつもよりは穏やかな表情を浮かべれば、
 ――ほっと、息を吐いた

 クローゼットに向かった背を、しばし見つめながら
 彼もそう違いのない願いだと、言った言葉を思い出していた

 夜を、ただ一緒に過ごすだけでいいのだろうか]
(317) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 21:18:04

【人】 ミヤビ

[ そんなことを考えていれば、
 響く声がかかる>>310

 それは、何のことのない願いだった]
 
 
  ええ、分かっています
  安心してください、ちゃんと忘れますから


[ 淡々と、業務連絡を伝える時と同じような口調で
 そう頷き返せば、彼は納得したのか、
 そのまま、ソファに座った

 帰ると、言われなくて良かった
 そろそろ悪夢に魘されるのも、
 精神的に限界が近い


 ひと息吐くと、少し冷めた珈琲を喉に流し込んだ]
(318) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 21:18:06

【人】 ミヤビ

 
 
  ……? 興味、ですか?


 
(319) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 21:18:08

【人】 ミヤビ

[ 隣に座った彼から発せられた言葉に、
 また、首を傾げる

 詮索されるのは、好きではないが、
 不思議と嫌な気分はしない


 だから、『サンドウィッチとフライドオニオンです』と
 答えながら、ルームメニューの中を一緒に覗いて、

 少しだけ距離が近づけば、微かにシャンプーの香りと
 珈琲の香りがふわりと香っただろう
]


   トマトが新鮮で、鴨もパストラミと相性が良くて
   美味しかったですよ
   さすが五つ星ホテルですね


[ いつもは説明しないような
 味の感想などが、口を吐いて出ていた]
(320) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 21:18:11

【人】 ミヤビ

[ それから、彼の提案には、
 一度、瞳を瞬かせて、思案する]
 
 
  ゲーム、ですか
  私はあまり、詳しくないですね
  子どもの頃も、あまりゲームをする環境ではなかったので


[ 一瞬、過った嫌な記憶
 それでも、表情には出さずに、淡々とそう告げれば
 彼が態とらしく目を開いて、トランプなんて、口にするので]
(321) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 21:18:13

【人】 ミヤビ



  トランプでも、構いませんよ?
  まるで、修学旅行みたいで懐かしくなるかもしれません


[ 肩を竦めて、口の端を僅かにあげた
 一晩、寝ずに過ごす方法として、浮かぶものが健全で
 ――――ふと、思いついてしまう、]


  もっと、
  ―――― 色っぽい選択肢もあるのでは?


[ ふふ、と意地悪そうな笑みを浮かべて、
 隣に視線を流して、冗談を口にする

 非日常の中にいるせいだろうか
 それとも、隣にいるのが、いつもとは違う
 日常の人間――室井、だからなのか、
 普段は言わないような、ことをしてしまった


 しかし、はっ、と我に返るように、すぐにその色は消えて]
(322) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 21:18:16

【人】 ミヤビ

 

  まぁ、私相手に、そういう気は起きないでしょうから
  そのゲームというのを借りれるか、確認してみましょうか


[ コホン、と誤魔化すように咳ばらいをして、
 何事もなかったように、ルームサービスや貸し出し一覧が載った
 冊子を広げようかと、ソファから、立ち上がった*]
(323) kasuga_2jp 2021/03/17(Wed) 21:18:18

【人】 ミヤビ

[ 感情を表に出さないのは、
 それをする必要性を感じないから
 
 人間関係を構築するのに、
 必要なものではあるのかもしれない
 だが、仕事をする上では必要に感じなかった

 取引先とのやり取りは、殆どメールで済む時代
 打ち合わせや会議の時くらいは、営業スマイルくらいはするが
 それが合理的だと思わなければ、することはない

 効率的か、合理的か
 それか、自分にとって利益があるか

 行動原理は、ただそれだけ
 そんなつまらない理由だ

 感情を露わにすることが、不利益を招く方が多いと
 身近に反面教師がいたのも要因だろうが、
]
(359) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 0:10:49

【人】 ミヤビ

[ 悪戯心を芽生えて、
 口にしてしまった、普段はしないような冗談

 彼の反応が、予想通り――
 よりは、少し慌てている様子に見えたが、
 その前に、柄でもないことを口走ったことに
 慌てて誤魔化して、ソファを離れる方が先だった

 いつもは素直に願いを言ってくれる人ばかりだったので
 距離感が難しいなと、胸の内で独り言を零しながら
 フロントに連絡する受話器の傍の冊子を手に取った]

 
  ………… ?
  

[ 冊子を持って戻れば、深く息を吐く様子に
 不思議そうに首を傾げるが、あえて問うことはしない

 先程の、自分の発言のせいな気もしなくもない
 嫌な気分にさせていたら、申し訳ないことをしたな

 一晩、一緒に過ごす
 そんなマッチングで巡り合ったので、
 ああいう振る舞いも平気なのでは、と勝手に思ってしまったが
 軽率だったかもしれないと、内心後悔をしたりもした

 しかし、やはりそれは表情に出ることなく]
(360) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 0:10:51

【人】 ミヤビ

 

  お手玉や、面子
  百人一首なんていうものもありますね

  男二人で、高級ホテルに泊まってすることではないでしょうが
  それも、面白いかもしれないですね


[ けん玉に、トランポリン
 実に、スイートルームに似合わないラインナップだ

 口元に指を押し当てて、
 クスクスと漏れそうになる笑いを堪えていた

 ぺらりと、軽い音をさせて、一覧に目を落とす、
 仕事の資料を見る時と、変わらぬ動作だけれど、

 ほんの少し口元が緩んでいるのは、無意識のことだった]

  
  ヒイラギさんは、気になるものありましたか?
  私は、百人一首でしょうか、学生の頃に良くやりました


[ 同じ冊子を覗き合って、
 傍らに、人の温もりがあることに安心していた

 まだ、外は暗くない
 だから、まだ――大丈夫だろうが、]
(361) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 0:10:53

【人】 ミヤビ

[ 時期に聞こえてくるだろう

 激しく扉を叩く音        
 怒鳴り散らす父の声       

 そんな幻聴           
 そんな悪夢           


 あの男は、決まって一人で家にいる時にやってくる
 激しく扉を叩いて、喚き散らして
 その声が聞こえないように、一人蹲って
 母か、兄が帰ってくるまで、一人耐えた幼い日々

 それも、数年後には、父が来ることがなくなって
 なくなった過去の出来事だというのに

 大人になって、ある出来事をきっかけに
 悪夢を見るようになった

 激しく扉を叩く音        
 怒鳴り散らす父の声       
   
 それを終わらせてくれるのは――…]
(362) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 0:10:55

【人】 ミヤビ

 
 
  ヒイラギさんは、夜を一緒の過ごす以外は、
  何も望みはないんですか?

  一つ、私の我が儘をもし、聞いて貰えるなら……


[ そこまで言って、少し迷う
 一緒にいてくれるだけでも、彼にとって
 大分譲歩してくれた気もして、願うことを躊躇われて]
 
(363) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 0:10:58

【人】 ミヤビ

  
 
  いえ、忘れてください
  今までの方たちと、同じようなことを
  あなたに望むのは、さすがに……


[ やはり、止めた
 我ながら、思わせぶりなことを言っている上に、
 今回のマッチングが初めてではないことを
 白状したようなものだが、その考えまで至らず
 きっと身体的にも、精神的にも疲れていたせいだと
 あとから言い訳をするのだろうけど、
 今はそれどころではない


 ちなみに、先ほど言ったような色っぽい願いではない
 
 様子がおかしくなったら、
 手を握って『大丈夫』と言って欲しい
 
 ただ、それだけなのだが、中途半端に終わった言葉では
 想像することは難しいだろうが


 また妙なことを口走ってしまったと
 誤魔化すように、会話を、一方的に終わらせて、
 再び、健全な一夜の過ごし方を考えなければ、と
 僅かに眉を下げながら、冊子を眺めながら思案し始めたが、*]
(364) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 0:11:00

【人】 ミヤビ

[ 百人一首が気になると言えば、
 彼は驚いた様子で、目を丸くする>>382

 コロコロと変わる表情を見ていると、
 それだけで楽しいものなのだな
 初めて気づいたように、口元を緩ませて]
 
 
  そう、競技カルタです
  まぁ、私は正式に部に入っていたわけではないですが
  暗記モノは得意だったので……

  坊主めくりは、良いですね
  年齢問わず楽しめます


[ 子どもでも、大人でも、
 楽しめるものだったと、懐かしそうに呟いた

 彼が知っていると、口にした一首は、
 確かにロマンチックな歌だ]
(401) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 20:42:27

【人】 ミヤビ

 

  例え別れても、
  愛しい人とまた逢えると思っていると歌う

  
の歌ですね


[ 恋の歌など、思い出せば、
 人恋しい気持ちが僅かに、むくりを湧いてきて
 傍らの気配に安心するに留めた方が良いと思いつつも、
 また、妙なことを口走ってしまった]
(402) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 20:42:29

【人】 ミヤビ

[ 自分が口走った言葉のせいで、
 彼の脳内が、賑やかなことになっているとは
 彼がこちらの考えを読めないのと、同じように
 言葉や表情に出ていなければ、知ることは無い


 知ってしまったら、         
 思わず、笑ってしまったかもしれないが

 
 取り繕うために、考え事をしていれば
 すぅと、息を吸う音に、ちらりとそちらに視線を向けた]
 
 
  っ、……え、?


[ 望みが似ていると言う
 それから、ふいに近づく距離に、
 腿に触れた手の熱さに、何度も瞳を瞬かせて――…]
(403) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 20:42:32

【人】 ミヤビ

  
 
  本当に、良いんですか?
 
 
(404) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 20:42:34

【人】 ミヤビ

[ 間近にある彼の瞳を、真っ直ぐに見つめ返せば、

 不安そうに揺れていた瞳を、
 細く緩めて、口元に三日月を浮かべた]


  ……笑わないで、くださいね


[ 引き寄せるように、彼の腰に手を回して
 親指で、触れあいそうな距離にある
 柔らかそうな唇を、ふにりと撫で

 まだ少し、躊躇いがちに、ぽつりと]
(405) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 20:42:37

【秘】 ミヤビ → 柊

 

  
触れて
……、手を握って、
  『大丈夫』だと言って、欲しいん……です

  ――… 私が、助けを求めた時に、   
 
 
 
(-211) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 20:42:39

【人】 ミヤビ

[ 今までの人たちは、
 希望を叶える代わりに要求することであったし、
 一夜限りの関係の人たちばかりだったから、
 あまり気にしていなかったけれど、
 
 昼間の姿も知る、彼に言うのは、
 弱みを見せるようで、少し恥ずかしさを憶えて、
 告げた言葉は、とても小さくなってしまったが、

 言ってしまえば、胸のつっかえが取れたような気持ちで
 少し身体を離してから、]


  ただ、これでは
  私は二つ、願いを叶えて貰うことになってしまうので
  あなたの望みも、もう一つ、言ってくれませんか?

  ギブアンドテイク、ですから


[ 仕事の提案をするように、
 無表情で、そう告げたかと思えば、]
(406) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 20:42:43

【人】 ミヤビ

 

  それこそ、
こういうの
でも、――構いませんよ?


[ にやり、と
 先程までの、躊躇いは、どこへやら
 
 彼が避けることがなければ、指先で触れた
 柔らかな部分に、触れるだけの―― キスを、した*]
(407) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 20:42:45

【独】 ミヤビ

/*
ヒイラギくん、可愛くて面白すぎませんか
つい意地悪したくなったり、翻弄したくなったりしてしまうのですが、私は、そんな手練手管のあるタイプではないのですよね

色気、色気がほしい
サクライさんのような
シロウさんとのやりとりが、とてもえっちで素敵です

大学生組の二人は、やり取りに男子高校生のようなものを感じつつも、何処かセンシティブな感じで、写真撮りたいです←

不和さんと朔月さんのところも、大人っぽいのと可愛らしいのが混ざり合って、素敵ですね
(-212) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 20:46:50

【独】 ミヤビ

/*
リバを意識していたら、少し右っぽくなりすぎた気もしなくもない
(-213) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 20:47:30

【人】 ミヤビ

[ 彼が、何をどうして、勘違いしたか
 自分が発した台詞を思い返せば、
 合点がいったかもしれないが

 嬉しそうにしたり、真剣な顔になったり、
 驚いたり、顔を赤くしたり、

 次々に変わる彼の表情は、
 少し触れれば、移り変わっていく万華鏡のようで

 それが、面白いと思ってしまっていたことは
 内緒にしておいた方がいいだろうか――怒られそうだ
]
(428) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 23:10:11

【人】 ミヤビ

[ そう、私は別に、
 セックスの話をしていたわけではない

 触れ合えると、精神が安定する効果が高まる
 そういう理由で、触れあえるなら
 触れ合いたいとは思っているが、
 それは、手を握る程度でも構わなかった

 身体を離した拍子に、背けられる顔
 恥ずかしそうに、気まずそうに、視線すらも逸らされて

 私はまた、気に触るようなことをしてしまっただろうか
 なんて言うことが過ったりもして、
 それでも、彼の反応を見ていると、別の欲求が見え隠れする

 腿に触れた手の熱や、腰に腕を回した時の鼓動
 それを思い出せば、
こういうこと
、をしても良い筈だと、

 自分勝手な結論を着けて、困ったような顔をする唇を奪った
 
 彼の表情が変わっていくのを見るが、――やはり面白いな、
 などと、そんな感情を抱いたのは、実は初めてで、
]
(429) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 23:10:14

【人】 ミヤビ

  
 
  ……驚き、ました?
  

[ 自分も驚いています。とは、口にはしない
 彼の驚いたと、私の驚いたば別の感情だろうが


 それから、整理したいと言われれば、こくりと頷く
 願いを確かめられると、妙な気恥ずかしさがあるが、
 それは我慢するとして、最後に付け足された二つの疑問

 それを耳にすれば、不思議そうに首を傾げて、]
(430) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 23:10:16

【人】 ミヤビ

  
 
  ええ、大丈夫ですが……言ってませんでしたか?


[ 男でも、室井でも、
 帰らないで欲しいと言った時点で、
 言ったつもりになっていたのだが――…]
 
  
  色っぽい選択肢もあるとは、言った覚えがありますが
  あなたにその気がなかったら、不愉快かと思いまして
  あまり、はっきりとは言いませんでしたね

  失礼しました


[ 淡々とした口調で、悪びれもせず、素直に謝罪を口にした

 ですが――と、小さく囁いて、

 先ほど、軽く触れあった場所
 自分の唇を人差し指で、さわりとなぞり、]
(431) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 23:10:19

【人】 ミヤビ

 

  ヒイラギさんは、嫌、でした――か?


[ あまり感情は浮かんでいないが、
 ほんの少しだけ、眉を下げて、視線を落とした

 ―― 年甲斐もなく、いつもとは
    違う空気にはしゃいでしまったかな、と
**]
(432) kasuga_2jp 2021/03/18(Thu) 23:10:21
 




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