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シトゥラは、本来の記憶を取り戻した。 (a33) chige_00 2021/04/30(Fri) 21:52:18 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>89 ニア 「アンタ、判ってないんですか? こんなNPC記憶にないんですけど……」 青年は首を傾げた。 自身の記憶は今、完全に戻っている。 (あーあ、ただのNPCのつもりが。 とんでもないことをした気がするなァ) 斯く言う青年はNPC。 と言っても完全なNPCではない。 ゲーム内の障害やバグを潰すために作られたキャラクター。 ただ、完全にデータとして存在しているわけではない。 中身入りのキャラクターデータだ。 NPCを装った、運営の操作するキャラクターのひとり。 青年は傍らのニアの手を掬い上げた。 【system】 照合中.................success! このPCにはバグが含まれています! (90) chige_00 2021/04/30(Fri) 21:52:55 |
【独】 特殊NPC シトゥラ困ったら雰囲気で返しなさい 僕も文系なので……そう…… 微積分以外の数字はわからない……引き算とか…… (-72) chige_00 2021/04/30(Fri) 22:41:42 |
【独】 特殊NPC シトゥラキューめっちゃ叱ってくる;;;;;;;;;;;; なんで;;;;;;;; キューにはひどいこと言ってないのに;;;;;; (-84) chige_00 2021/04/30(Fri) 22:53:02 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>99>>102>>*0>>103>>105 ニア 【system】 情報を照合します………role:NPC......? 縺?>縺医?√%繧後?NPC縺ァ縺ッ縺ゅj縺セ縺帙s縲! 「あれ──アンタ、NPCじゃない? どういう云うことです? “情報を要求します” 」繋いだ手に走る解析のエフェクト。 青年は、少女の手を離さない。 【system】 いいえ、これはNPCではありません。 情報を送信、解析します。 この記憶の改竄を、バグを修正しますか? 「記憶の、改竄? どうしてそんなもの──」 少女の情報を手繰る。その体の構成データを辿る。 記憶の改竄、その向こうに何があるか、青年は知らない。 【system】 彼女は、“異物”です。 我々に害為すもの、我々の敵。 すなわち........................... → (136) chige_00 2021/05/01(Sat) 0:57:24 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>136 【system】 NIA[NPC]<β> そのアカウントはサルガスに発見された。 現実の■■を忘れて、けれど。――変わることは許されなかった。 意地っ張りで、■■れてて、可■■くない性格。 冷めた顔立ち。ひょろり■■い手足。印象より■■身長。 NIA[NPC]<β>★ 少女は他のプレイヤー同様、『■■』を与えられた。 ロール名、「餓狼」。 強すぎる■■欲求。倫理観の著しい■■。餓えた獣。■■しの役割。 少女は殺人■■と成り果てた。 NIA[NPC]<β>★村人 最後に、表向きの肩書き「村人」をぺたりと貼り付けて。 これで「村人 ニア」の完成。 情報に入るノイズを一つ一つ、取り除く。 改竄されていた記憶は、元の姿を思い出す。 止まっていた時計が、針を動かす。 そこにある情報は、彼が愛した少女の記憶。 彼の求めた彼女が“彼女”になるまでの経緯。 ほんのすこし、電子の世界を泳ぐのが巧い少女が、 誰かに見つけてもらうまでの、足跡。 (140) chige_00 2021/05/01(Sat) 1:07:27 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>140 青年は、少女の瞳を思い出した。 記憶が改竄されていた時の、あの煌めいた瞳は。 本来の彼女では、無かった。 それを、僅かに、寂しいと思った。 時間にしたら、ほんのわずかな時間。 けれど、青年に流れ込んだ情報は、 恐ろしく膨大だった。 少女の中の、何かが音を立てて弾ける。 衝動、渇望、彼女を蝕むすべてが。 → (144) chige_00 2021/05/01(Sat) 1:20:38 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>144 その、瞳の煌めきを思い出す。 少女の爪が、肌を裂く感覚を思い出す。 その、熱は、衝動は、渇望はもうここには無い。 それはきっと、ロールの放棄によって失われる。 「死に損なって、苦しい思いをするのなんてご免だわ。 ねえ、シトゥラ。あんたはわたしを上手に殺せるのかしら」 青年は、手を離した。 「――そうしたいと言ったら、連れていってくれるの」 繋いだ手が、解ける。 ここに残るのは、あの時の少女ではなく。 赤い目の狼なんかじゃなくて、きっと。 そうなった少女の中に、残った感情を。 残るだろう感情を、青年は推測できない。 どこまでが“餓狼”のバグなのか。 彼女が青年に、手を伸ばした理由もそこにあるのなら。 それがこの修正によって、失われても。 しかたないと、諦めることは、きっと。 (147) chige_00 2021/05/01(Sat) 1:33:40 |
【独】 特殊NPC シトゥラ ロール その餓狼が望んでいないものだったとして。 その影響で、彼女がこちらに手を伸ばして。 それがなくなった今、 一緒に居てくれと願うのは、 青年にはひどく身勝手に思えた。 渇望を除けば、衝動を抜きにすれば。 自分の手を掴む理由が見えない。 彼女が餓えていたから。 彼女が欲しがっていたから。 そこに付け込んで、手を引いた。 ──それを失った今、何が残る? たとえ、それでも構わないと。 過ごした日々の思い出だけでも満たされていた。 ──NPCとしての都合上。 誰かとかかわりを持つことも無く。 そんな青年が初めて、手を伸ばしたいと願った少女。 「 」。 (-126) chige_00 2021/05/01(Sat) 1:56:13 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>6:+208 サダル 「!」 青年は、目を見開いた。 「──なあ、アンタ。 声が出るようになったらさ、僕の名前を呼んでくれよ」 いつかの約束。 まだ、出会ったばかりの彼を、青年が出会って。 声の出ない彼と交わした、他愛ない約束。 「サダル」 青年は、笑って。 相変わらずの泣き虫な彼に手を伸ばす。 「アンタは本当に、泣き虫ですねえ。 きちんと寝ないとまた体壊しますよォ」 彼の涙を指で弾いて、拭う。 いつかの、別れを告げたあの日と同じような状況。 けれど、今度ばかりはさよならを告げる必要はない。 「きっと、アンタにも寂しい思いをさせましたね。 よしよし──いくらでも泣きな、今度は何処にも行かない」 青年はまた、彼を抱きしめる。 その背をゆるく叩いた。 (159) chige_00 2021/05/01(Sat) 3:09:32 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>6:@20 レグルス 「──は、」 青年は容易く少年の放つ魔法を避けた。 ハルバードの柄を固く握って、駆け出す。 一歩、足元の地面が焦げて。 二歩、魔法の熱が微かに髪を焼いた。 「Chant:Reinforcement──」 青年の腕に青い電流のような魔力が奔る。 ──強化魔術。 本来青年の腕力ではこの特製の非常に重たいハルバードを振り回すことは適わない。 それを補助するための呪文。たったひとつ、彼の使える魔法。 踏み込んで、振りかぶる。 青年のハルバードはすんでで躱した、少年の先程までいた場所を抉った。重たい振動が、地を揺らす。 → (164) chige_00 2021/05/01(Sat) 3:55:36 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>164 「ハハ、避けますか!」 少年の怯えた、殺意に濁り切った目を見る。 荒い息と、焦点の合わない目は、助けを求めているように見えた。 ──哀れな。 青年は自身の唇を舐めた。 にい、と口の端を釣り上げる。 今度こそ──狙いを外すつもりは無い。 踏み込んで、地面を蹴る。 少年の息を呑む音が、聞こえた気がした。 スローモーション、一瞬が大幅に引き延ばされる間隔。 青年のハルバードはたしかに少年の体を捉えた。 接敵して、少年の体は容易く吹き飛んだ。 地面に叩きつけられ、跳ねて、転がる。 それを、見ていた。 (165) chige_00 2021/05/01(Sat) 3:59:57 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>160>>162>>163 ニア 「…………、」 寄り掛かってくる少女を受け止めた。 その紫の瞳が、ひどく揺らいでいる。 その表情は、きっと、どこかで見たことがあった。 「そんな子のこと、誰だって。好きになれるはずがないわ」 あの時の声を、思い出す。 思えば、彼女の瞳だけはいつでも正直だった。 不安そうに、嬉しそうに、悲しそうに。 ずっと、青年を見ていた。 青年も、彼女を見ていた。 「……破ったら、承知しないわ」 ――痛かったでしょう、その声に。 重なるように、思い出す。 ──約束を、したこと。 あの時、どう思ったか。 この記憶を取り戻す前の、雨の日に。 彼女の命を奪ったこと。→ (166) chige_00 2021/05/01(Sat) 4:18:53 |
【独】 特殊NPC シトゥラ本来、青年はNPCとして。 平等であるべきだと思っていた。 青年の元になったNPCは、PCに言うのだ。 『“結局人は一人では生きていけませんから。” 人の思い出の中で生きることで、死なずにいられる。 泣かないでくださいよ、覚えて貰えるだけで幸せだ。 アンタたちの旅路に祝福を──いつかまた会ったら。 お土産話、たくさんしてくださいねェ』 そして“技術指揮シトゥラ”は、時間稼ぎのためにひとり敵陣で戦うことになり、死ぬことになる。 物語でよくある、物事を動かすきっかけ。 そのひとつに、選ばれて。 歯車として、散っただけ。必要な、犠牲だった。 彼はミステリアスなキャラクターだった。 彼はいつも笑っていて、本音をけして口にしない。 もちろん彼は物語の中で、誰とも恋をしない。 誰の手も取らずに、仲間の為に笑って死んで行く。 そんな、キャラクターだった。 そんな彼の人間性に惹かれた人もいた。 だから、その姿を借りている“僕”は、それを遵守すべきだと。 そう、思っていたのに。 (-132) chige_00 2021/05/01(Sat) 4:30:33 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>166 恋なんて、してはいけないはずだった。 誰かのために、誰かを裏切るなんて。 そんなことは、許されていないはずだった。 「ああ、」 心が、感情が、自然に馴染んでいく。 彼女が好きだった自分と、NPCとしての自分。 「なんだ。」 その、戒めを破ってまで。 やりたかったこと、掴みたかった手。 後悔したこと、叶えたかったこと。 「なのにさ、アンタは笑うから。 ちょっとした言葉で、言葉を詰まらせて。 触れた手を、伸ばした手を──拒みもしない。」 「別に、アンタが僕を好きになんてならなくてもいいって。 ただ少しだけでも、その心に居座ってやろうって」 「アンタがどうあったって、僕は変わらないんですよ。 だって、僕が好きになったのは、“獣じゃない”ニアだ」 (169) chige_00 2021/05/01(Sat) 4:41:36 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>169 「アンタが不意に見せる、弱いところが好きだった。 それを見て、守ってやりたいって思った。 アンタが餓えてなくても、衝動で求めてくれなくても」 自分に触れた、手を掴む。 その左手を掬い上げた。 いつか、口付けたのと同じ場所を。 指先で擽るように撫でた。 そこに痕を残すような、束縛はしたくない。 彼女が手を離したいなら、逃げられるように。 「約束、まだ有効ですか? 記憶が戻ったから、もう無効でしょうか」 手を離して、笑った。 「…………好きにしていい。 最後は、アンタが選ぶんですよ」 「言ったはずよ。 …………好きにしていい、って」 彼女のいつかの言葉をなぞって。 少年はひら、と手を振った。 (170) chige_00 2021/05/01(Sat) 4:55:06 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>205 これはただひとりへ向ける言葉だ。 寂しがりでひどいわたしから、寂しがりでずるいあんたへ。 この【記録:ログ】を覗き見る無粋な誰かさんにも聞かせるのは、 すこしばかり――いいえ、とっても癪だけれど。 ❀ ふわりと微笑みを浮かべる。かたい蕾がほころぶように。 薄紫の、正直な瞳。その目元に慕情をたたえて。 隠す言葉も、密やかな行動も、胸中で独りごちる声もなく。 嘘つきで、肝心なことには噤んでばかりだった小さな口で。 少女はようやく、言葉にする。 「――好きよ」 真っ直ぐに、想いをかたちに変える。 目の前の愛しいひとが、そうしてくれたように。 「約束を、無かったことになんてさせないわ。 わたし――これから先、ずっと。 あんたの傍で、生きていたいもの」 「死なないでください、僕がアンタに願うのはそれだけ。 最初に言ったでしょォ──僕は寂しがり屋なんで」 (-137) 榛 2021/05/01(Sat) 15:57:21 |
シトゥラは、笑った。 (a99) chige_00 2021/05/01(Sat) 20:41:39 |
シトゥラは、ずるい人間だ。 (a100) chige_00 2021/05/01(Sat) 20:55:17 |
シトゥラは、欲しいものを手に入れるために手段を選ばない。 (a101) chige_00 2021/05/01(Sat) 20:56:17 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>239 「僕の傍で、ずっと生きていたいんですね?」 青年は、口の端を上げて笑う。 ひとをバカのするときの表情、若しくは。 ──“何かが上手くいった”時の上機嫌な笑み。 「僕の行動が嬉しかったと」 くすくすと笑声を上げる。 「すべて、自分の特権にしたいって? わがままなお嬢さんだなァ! 」少女の、きっとまだ知らない記録。 彼は、いつか誰かに言った。 ──あれが泣いて逃げ出すまで、負けを求めて僕を乞うまで。 あの強情な心、いつか折ってやりますよ! (243) chige_00 2021/05/01(Sat) 21:07:53 |
【独】 特殊NPC シトゥラきっと、少女も知っていたことだろう。 青年は何かを装うのが巧い事。 それを、このタイミングで見せてくる、その点が。 青年が“信用ならない”と思われる一因であることを。 青年は、欲しいものはすべて手に入れたい。 青年は、その為なら手段を選ばない。 不安な顔だって、殊勝な言葉だって。 “思っても居ないさよならの言葉さえ、口に出す”。 (-195) chige_00 2021/05/01(Sat) 21:14:23 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>243 少女を強く抱きしめる。 逃げられないように、逃がさないように。 「アンタが悪いんですよ。 僕は逃げてもいいって言ったのに。 やっぱりアンタは可愛いですね! 少し弱い顔をすれば、こうして手を伸ばしてくれる」 青年は元より少女を離す気なんて微塵も無かった。 逃がしてやるつもりなんて、さらさらなかった。 本当は優しくて寂しがり屋な彼女であれば、 自分の手は離さないだろうと、確信を持っていた。 「打算だって言ったのに。 見事に引っかかってくれましたね」 青年は、少女の耳元に口を寄せる。→ (245) chige_00 2021/05/01(Sat) 21:22:29 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア少女の髪を撫でる。髪にキスを落として、囁いた。 「やっと、素直になりましたね。 まさかこれは演技です、なんて意地悪は言わないでしょう?」 青年は低く笑った。 「──嬉しいですよ。 ちゃんと、ずっと一緒に居てくださいよ。 僕は約束通り、アンタの手を離さない。 偉いでしょう、僕は。 思いつく限りの賛辞で褒め讃えてくださっていいですよォ」 (-196) chige_00 2021/05/01(Sat) 21:32:10 |
シトゥラは、意地悪を言いましたをいう顔でにんまり笑った。 (a102) chige_00 2021/05/01(Sat) 21:32:28 |
シトゥラは、その実、別に意地悪だけを伝えたわけではない。 (a103) chige_00 2021/05/01(Sat) 21:33:37 |
シトゥラは、それは、態度に出さない。 (a104) chige_00 2021/05/01(Sat) 21:33:48 |
【鳴】 特殊NPC シトゥラ「そうですね。 アンタは頑張ったと思います。 僕が居なくても、僕が必要なことすべてを残して行かなくても。 ちゃんと走り切った、それを誇りに思います」 青年は彼に、嘘はつかなかった。 けれどすべてを伝えても行かなかった。 「アンタの歩いた道は、きっといばらの道だった。 そこから逃げ出さなかったこと。 先に進むために足を止めなかったこと。 これは、称賛に値します。 よく頑張りましたね、ハマル」 (=1) chige_00 2021/05/01(Sat) 21:38:07 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>256 頬に添えた手をそのままに、顔を近づける。 金色と薄紫がわずかに混じりあうほどの、 口づけでも贈るかのような―― けれど、決して触れ合わない距離まで。 「褒めてほしいのなら、ふ、あは。 ……もっと上手に、おねだりすることね?」 そうして、口元をほころばせて。 わざとらしくたおやかに笑んで、告げる。 「でも、仕方ないから誉めてあげる。 ――ありがとう、約束を守ってくれて」 それは彼の未来を縛るための、強欲な言葉。 同時に、少女の未来を捧げる言葉でもある。 「わたしも嬉しいわ。 ねえ、今度こそは、一緒に生きてちょうだいね」 (-202) 榛 2021/05/01(Sat) 22:45:59 |
シトゥラは、ニアにキスした。 (a107) chige_00 2021/05/02(Sun) 0:04:41 |
シトゥラは、恋をしている。 (a108) chige_00 2021/05/02(Sun) 0:04:49 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア>>254>>256>>-202 ニア 少女に触れるだけのキスをして、青年は囁いた。 「好きです、愛しています。 アンタのこれからも、これまでも。 全て僕に教えて、捧げてください」 強欲な青年の精一杯の告白。 独占欲の滲む言葉。 「そのかわり、今度はちゃんとアンタを守ります。 置いて行ったりなんてしません。 今度こそ、たくさんの時を一緒に過ごしましょう」 青年は少しだけ、照れくさそうに笑った。→ (-207) chige_00 2021/05/02(Sun) 3:20:23 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア (-208) chige_00 2021/05/02(Sun) 3:36:39 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>-208 「――――ッ、」 ずるい。 意地悪を言ったと思ったら、すぐにそうやって優しくする。 ……ほんとに、ずるいひと。 「破ったら、承知、しないわ」 青年の視界の外から返す声は、潤んでいる。 すん、と鼻を鳴らす音。 (-210) 榛 2021/05/02(Sun) 17:59:25 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア>>-210 少女の髪を梳く。 指を滑る絹の肌触りに笑った。 「破ったらどうします?なんてね。 ……ふふ、泣いてるんですか。 ニアは本当に可愛いですね」 腰に回した腕を僅かに解いて、 少女の背に回す。優しく背を撫でた。 「戻ったら、何をしましょうか。 何をしたいですか?」 (-211) chige_00 2021/05/02(Sun) 18:21:14 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>-211 青年の肩口に埋めるように顔を伏せる。 くぐもった声で「泣いてないわ」と分かりやすい嘘を吐いて。 その姿勢のまま、ぽそぽそと話を続ける。 「なによりまず、怒られるでしょうね。悪いこと、したもの。 ……そのあとで、会いに行くわ」 (-222) 榛 2021/05/02(Sun) 22:03:51 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア>>-222 頭を撫でた。 思えば、こうして普通に話すのは久しぶりな気がする。 落ち着いて話を出来る状況に長い事なかった。 「泣いてもいいですよ。 今なら、僕しか見ていないので。 泣き顔も独り占めできるなんて贅沢だなあ」 揶揄う様に、ただ声だけは限りなく優しく。 少女に触れる手もこの上なく愛し気に。 「ずっと気ィ張ってたんでしょうから。 よーしよし、頑張りましたねェ」 (-226) chige_00 2021/05/03(Mon) 2:08:36 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>-226 「こどもあつかい、しないで」 たどたどしく返しながら、 青年の服の胸元をくしゃりと握りしめる。 ――細い肩が跳ねて。 「……ぅ、」 息を詰めて、しゃくりあげる。 少女は泣くことに慣れていなかった。 しばらく、青年の腕の中で下手くそに涙を零している。 顔だけは見られないように、押しつけたまま。 (-227) 榛 2021/05/03(Mon) 2:29:59 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア青年は馬鹿にすることもなく、頭を撫で続けている。 背を優しく叩いて、見守った。 「よーしよし」 (こうしてれば、ただのか弱い女の子なんですけど。 あれは、バグの影響だったってことかァ) 青年は少女の獣じみた赤い瞳に思いを馳せた。 今ではすっかり、小動物の目をしている。 先程ちらりと覗いた涙にぬれた兎の目は、 加虐心が煽られるものの。 さすがにこんなに泣いている可愛い恋人を苛めるわけには。 ……訳には。 (我慢、しますか。さすがに) (-228) chige_00 2021/05/03(Mon) 2:44:10 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>171 サダル 「よーしよし。 そうですよォ、帰らないといけませんし。 僕はNPCじゃない……こともないんですが。 帰る場所もあるし、きちんと画面の向こうにもいます」 青年は続く言葉に一瞬口を閉ざした。 ニアの惚気。 青年は彼の耳元に口を寄せた。 (344) chige_00 2021/05/03(Mon) 3:08:53 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>-228 青年の胸中も知らず、ひくひくと泣き続ける。 知ることができたら、怒っていただろう。たとえ泣きながらでも。 泣いて、泣いて―― おさまった頃にやってきたのは、羞恥心と後悔。 それから、これからのこと。 「――――、」 彼の肩は、涙のあとで濡れている。 すっかり赤くなった目元をそこから離せないまま、口を開く。 「あんた、……なにをしてるひと?」 何から問うたものか迷ったすえ。 涙の色が残る声で、最初に出たのはそんな質問。 (-229) 榛 2021/05/03(Mon) 3:19:14 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 夢見人 サダル「ニアは愛してるこそ言わないですが、 僕が大抵何をしても拒まないんですよ。 僕を求めてくれる。 伸ばした手を握ってくれて、抱きしめると抱き返してくる。 素直じゃないのは言葉だけなんですよ。 かわいいでしょう?」 青年の笑みは明らかに邪悪だ。 のろけ話をしている顏ではない。 「バグの修正により、彼女の牙は折れました。 これからは僕が一方的に狩っていい。 たのしみですねェ!絶対屈服させてやります」 (-230) chige_00 2021/05/03(Mon) 3:20:43 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア>>-229 「僕はまあ……エンジニア関係の仕事を少々。 忙しいのであまり家に帰りませんが、 アンタくらいなら養えると思いますけど」 そろりと少女の手を手繰り寄せて。 左手の、薬指。そこを撫でる。 その行動に対する説明は無い。 「家も、一人で住んでますし。 アンタがどこで何してるか知らないんですけど。 一緒に居たいくらいの願いは叶えてあげられます」 (-231) chige_00 2021/05/03(Mon) 3:40:35 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>-231 顔を離して、明瞭になった声で。 言いにくそうに、現実の自分を明かす。 「……引きこもりの高校生よ。 通信制だから、登校拒否ってわけじゃないけれど。 家族は……兄さんだけ。 ちっとも帰ってこないから、家を出たって問題ないわ」 左手を動かして、青年の手を握る。 指を深く絡ませる。 じんあい ニア 「名前は、ニア。仁愛と書いて、仁愛」 (-232) 榛 2021/05/03(Mon) 4:22:59 |
【秘】 夢見人 サダル → 特殊NPC シトゥラ「……それは、本心?」 瞬きのさなかに見えたシトゥラの姿に目と心を奪われる。 演技であるのなら、いや隠せていたのならそれはそれで拍手を贈りそうになった。 「それは、いいな。 自分も思い通りになって、 台本のとおりに愛を告げてくれて、 自分の暗躍に気づいても 盲目に愛してくれるあの子が好きでした」 「でもニアは…… ニアはただでやられる子ではないから 気をつけてねシトゥラ。 一度折れてようが持ってると思うよ、彼女は。 刺し違えるつもりでも攻撃力のある牙を、いつでも出せる」 お兄ちゃんになりたいファンクラブだから察せるんだ。 「屈服しない子だから、 もっともっと、欲しくなるんだろうな。 自分は二人が末永く幸せならなんでもいいけど…シトゥラも狩りを甘く見たらだめだよ?」 (-233) toumi_ 2021/05/03(Mon) 4:44:24 |
【秘】 夢見人 サダル → 特殊NPC シトゥラ「今わかるとは。言われると気づくものだな。 これは、ただの独り言です。気にしないでください 何でも言うとおりになったあの子が手に入ったら、 思い通りにならない、手元にいないあの子が欲しくなりました。 それが自分の出した最高の台本の答えだった、 後悔は多いと思います、自分に優しくないですからどこまでも。 愛されたい寂しがり屋が自分から離れる選択肢を取れますか、 溺れてしがみついて空気を吸うだけで必死だったのに、 きっとうまく行かないです。 けど手に入るといいな。 織り籠の姫じゃないんだ、あの子は。 シトゥラは、きっと似たもの同士で 自分よりももっとうまくやる人だと思います。 てばさないでくくっておくぐらいが怖がりにはちょうどいいよね」 (-234) toumi_ 2021/05/03(Mon) 4:50:20 |
【鳴】 特殊NPC シトゥラ>>=3 「ハマル、きっとアンタは知らないだろうけれど。 約束のすべてが守られるわけではない。 何かを手放さなければ手に入らないものもある。 僕は、今回はそれを掴むために、 それ以外を全部手放した。 手放した中に、ハマル──アンタのことも含まれている。 だから、アンタに手を伸ばすのは不誠実だと思った。 だから、アンタに連絡も、言葉も残さなかった。 ハマル、アンタに話す僕の特別は、 アンタたちを手放した先の話だ。 それを話すことに、躊躇いがある。 それでも聞きたいと願いますか?」 (=4) chige_00 2021/05/03(Mon) 23:34:16 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 夢見人 サダル>>-233 「本心?ええ、僕はもともとこういう性格ですけど。 おかしいなァ、ご存じない? そういえば見せたことが無かったかもしれませんねえ。 あまり怖い顔をすると都合が悪いので」 サダルの発言に首を傾げた。 彼の交友関係は把握していない。 「アンタも誰かが好きだったんですか? ニア以外であれば何の問題もないですけど」 (-279) chige_00 2021/05/03(Mon) 23:43:23 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>キュー 青年はキューを探していた。 死んでいたから当たり前と言えばそうなのだけれど、 キューのSOSを拾い上げておきながら何もできなかった。 その謝罪がいるのではないかと思った。 (435) chige_00 2021/05/03(Mon) 23:45:13 |
【秘】 夢見人 サダル → 特殊NPC シトゥラ>>-279 「ご存じないとかよりは…… もうちょっと草食系だとかを想像したりもした。 ニアが心配になる、酷すぎることしないであげてね」 「えーと……いた。好きだった子。 サダルはそういう"設定"だった。そう、思い、込んでる。 このままじゃ引きずりそうだし……現実はやっぱり上手くいかない。 ニアは好きだけど、そういう意味じゃないから心配しないで」 いくつかの言葉を濁しながら 複雑な自分の恋心はあまり多く語れなかった。 だがあなたと言葉を交わせる約束は果たせて、 すぐに時間は過ぎていったのだろう → (-280) toumi_ 2021/05/04(Tue) 0:11:20 |
【秘】 夢見人 サダル → 特殊NPC シトゥラ>>-279 これは、すべてを知って皆が帰るいくらか前になるだろうか。 「……シトゥラ、自分は……。 外の世界で多分君の恋人とコンタクトをとれる存在なんだけど許してくれるかな……身元さらしたら許してくれる? いや、外に出られるのなら……ってことで救急要請なんだけど」 仮にもあなた達は恋人関係が続いていると思っている。 流石に許可をとっておかないとまずいと感じ訪ねた そして、ホワイトボードに書いてある内容も告げておいた。 求)事故現場への119 出)命を救える功績 (-281) toumi_ 2021/05/04(Tue) 0:14:28 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア>>-232 絡めた指を握った。 こういうスキンシップをされる度に、口元が緩む。 「なら、きちんと帰れるようにしないとですね。 引きこもりなら変な虫が付く心配も少ない。 いいですね、非常にいいと思います。 僕は紫藤と言います。名前は……」 青年は咳払いをした。 「あちらで会った時に、お伝えします。 仁愛、アンタらしくない名前だな。 向こうでもニアなら、呼びやすくていい。 助かります。つまり紫藤仁愛になる訳ですね。 どうですか?僕は良いと思いますけど」 (-283) chige_00 2021/05/04(Tue) 2:24:06 |
【人】 特殊NPC シトゥラ (460) chige_00 2021/05/04(Tue) 2:49:39 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>461 キュー 「アンタとの約束を守れなかったのは謝ります。 しかし、アンタも僕の問いかけをはぐらかしただろうが! 知って欲しいと言いながら答えを与えないのは悪では? 僕だけが悪いんじゃないと思うんですけど」 逆切れした。 じーっとキューを見つめる。 (464) chige_00 2021/05/04(Tue) 3:23:33 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>@12>>@13 レグルス 「おや、未達成のクエストか。 そういう仕様だったわけですねェ」 青年は消えゆくデータの残滓を見た。 砕けたガラスのように半透明になった画像データが、 風に攫われて溶けていく。 「でもこのNPCのデータ勿体ないですね。 望むならどこかで復活できるようにデータを修理しておきます」 青年は端末を取り出していくつか操作をした。 これで、おしまいだ。あっけない最後。 足掻こうと、生きようとした、 たしかにそこにいたはずのデータの成れの果て。 最後まで、自分を人間だと思っていた。 バグに狂わされたのは、哀れに思う。 (きっと記録は残らないでしょうけど。 そのうち、会えたら謝りますかね) (467) chige_00 2021/05/04(Tue) 4:16:49 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>-283 紫藤、と心のうちで繰り返す。 吐息だけで、響きを転がしてみる。 (紫藤、……どう続くのかしら) 苗字を知ったばかりなのに、まだ呼んでもいないのに。 もう名前まで欲しくなっている。 そんな自分を、少女は自覚していない。 ロール そんな少女だから……餓えた獣の役割は、 与えられるべくして与えられたのかもしれなかった。 (→) (-285) 榛 2021/05/04(Tue) 4:40:40 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>-283 >>-285 どうですか?と問われて、 弾かれたように青年の顔を見上げる。 ――うるさい、らしくないなんて知ってるわ。 そんな毒を吐くため、わずかにひらいた口をそのままに。 握った手にきゅ、と力を籠める。 左手の薬指を撫ぜた意味。苗字を揃える意味。 頬を染めて、赤くなった目元を緩めて。 すこしだけつっかえながら、言葉を返す。 「良、いと思うわ。 ……可愛いお嫁さんに、してくれる?」 「将来の夢は〜〜可愛いお嫁さんを貰う事かなァ」 (-286) 榛 2021/05/04(Tue) 4:54:33 |
【鳴】 特殊NPC シトゥラ>>=5>>=6 青年も話し始める。 やってきたこと、大事なものの話。 空いた時間を埋めるように、言葉を重ねていく。 青年の話はけして長くはない。 大事なことは、言葉に上手く出来ないものだ。 だから事実と少しの気持ちだけを言葉に乗せる。 またね、の約束は果たされるのだろうか。 ハマルに彼は“現実の自分の連絡先”を手渡した。 あっちでも再会しようという約束を。 (=7) chige_00 2021/05/04(Tue) 16:59:21 |
【人】 特殊NPC シトゥラ>>474 キュー 青年はキューを捕まえるのを止めた。 「いいえ、だって僕はすべてを捨てた。 その捨てた中に、アンタも含まれていた。 それを正当化するつもりも言い訳で覆うつもりもありません。 ──悪かったな、と言いたかっただけです。 それで終わり。 僕はギルドの長失格です。だからキュー、」 青年は笑った。 「さよならです。僕の話はここまでだ。 お元気で、アンタと過ごした時間は悪くなかった」 (494) chige_00 2021/05/04(Tue) 17:03:17 |
シトゥラは、最後にキューの頭を撫でた。 (a159) chige_00 2021/05/04(Tue) 18:07:11 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア>>-285>>-286 「ええ、勿論」 ころころと表情を変える少女を見つめて、 にっこりと笑って、薬指に口付けを一つ。 簡潔で、それでいて確かな意思を持つ言葉。 青年が彼女にした、はじめての未来の約束。 仮定でも、出来たらなんて曖昧な言葉で濁されていない、 彼女と自分の為の未来へ繋がる約束。 いつかと同じ笑みを浮かべて、青年は続けた。 あの時より、いくらか軽薄な色のない言葉。 「“寂しがり屋なんで。 誰かに傍にいて欲しいんですよね”。 ……覚えてますか?この言葉。 ちゃんと守ってくださいね」 (-302) chige_00 2021/05/04(Tue) 21:04:38 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 夢見人 サダル青年は唖然とした。 呑気だな、こいつと思った。 「向こう戻ったら、呼んでおきますね。 なんでそんな状況に……。 連絡取れるぐらいで怒りませんよ。 まあ、そうですねェ。 アンタが何をしたところで僕に勝てるとも思いませんので 」青年はにっこりした。 (-311) chige_00 2021/05/04(Tue) 21:09:39 |
【秘】 夢見人 サダル → 特殊NPC シトゥラ「 恋人はお兄ちゃんになれないから 」※サダルも別にお兄ちゃんにはなれない 「……よかった、期待を裏切らないで済みそう。 ここで断られたら土下座しないといけなかったから。 シトゥラとは仲良くなりたいもの、……勝てないけど今度はあなたのことを聞きたいし。 外の自分は話せること何も無いから逆に教えてほしいな、そのときはどうぞよろしくね」 めちゃくちゃリアルまで粘着男はじめてみた…… とは言えなかったが、本人同士が幸せならそれでオッケーです。今の自分なら話したい事を話せると時間が許すまで語らえば、あなたの惚気を聞いて青年はにこやかに手を振りまたの再会を約束したのだろう (-325) toumi_ 2021/05/04(Tue) 21:19:40 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>-302 「ええ、いてあげる。言ったでしょ、 『寂しがりのあんたに付き合ってあげる』って」 少女の口から出るのはやっぱり、不遜な言葉。 けれど、あのときよりもやわらかい響きで。 口づけを落とされた薬指を一度見つめる。 それから、もう少し近い未来の話。 「……戻ったら、 ハッキングを怒られてから…… 会いに行くわ。すこし時間がかかるかもしれないけど、待ってちょうだいね」 (-327) 榛 2021/05/04(Tue) 21:20:24 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア (-328) chige_00 2021/05/04(Tue) 21:24:18 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>-328 「しょんぼりなんてしないわよ。 ……でも、着いてきてくれるんなら、」 うろ、と視線を彷徨わせて。 「一緒に、来てちょうだい。 兄さんはすぐには来られないでしょうし」 口ぶりから、実のところ兄のことが嫌いではないのが 伝わるかもしれない。 そもそも動機が、構ってもらえない癇癪である。 (-330) 榛 2021/05/04(Tue) 21:28:54 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア>>-330 「はいはい」 (お兄さんにどんな顔して会えばいいのかなァ) 妹さんに酷い事をたくさんしました。 妹さんと結婚を前提にお付き合いさせて頂いています。 ………、ひどすぎる。 頭が痛くなってきた青年は目の前の悩みから目を背けた! 「何処へでもついて行きますとも。 わがままなお嬢さんだなあ」 青年は、おかしそうに笑った。 (-331) chige_00 2021/05/04(Tue) 21:38:24 |
【秘】 兎系 ニア → 特殊NPC シトゥラ>>-331 「その“わがままなお嬢さん”が――」 言い淀みながら、拙く青年の真似をする。 まだ幼さを残した少女は、 彼のようにはうまく言い切れないけれど。 「好き、……なんでしょ。 責任取って、わがままを聞いてちょうだい」 (-332) 榛 2021/05/04(Tue) 21:43:54 |
【秘】 特殊NPC シトゥラ → 兎系 ニア>>-332 「ええ、勿論。気が強くて、わがままで。 そういえばいつかアンタの心を折ってやるって、 メサと約束したんでしたねえ」 青年は次に飛んでくる少女の言葉も。 どうやって怒るかも知っている。 知っていて、こんな意地悪を向ける。 「でもそういう気が強いとこも好きですから。 ね、怒らないでくださいよ」 ずっと、こうやって。 喧嘩して、ぶつかり合って、揶揄って、叱られながら。 今日と同じ日が、明日も続いて行く。 雨の日が終われば虹が掛かる。 それを、知っているから。 (-334) chige_00 2021/05/04(Tue) 21:50:45 |
シトゥラは、ログアウトした。 (a177) chige_00 2021/05/04(Tue) 21:59:22 |
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