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【人】 8435 黒塚 彰人 食堂へ集合、その指示に従った黒塚は端の席へ腰掛け、同様に集められた面々をただ眺めていた。 中でも特に見慣れた顔、部屋を同じくする少年の“遊び”を見咎め、重い口を開きかけ―――― しかし大層喧しい注意の声によって遮られ、再び口を閉ざした。 (12) 榛 2021/09/15(Wed) 21:51:46 |
【人】 8435 黒塚 彰人>>16 南波 目の前にやってきた少年から合わせられた目線。 ふいと逸らしながら、歳を思い返して選んだ語調で答える。 「言う前に別が来た。 お前……靖史。ストレスは溜まらないか?」 誰彼と愛想を振りまいて。そう平坦に付け加えた。 (40) 榛 2021/09/15(Wed) 22:44:16 |
黒塚 彰人は、破裂した水風船を一瞥した。 (a18) 榛 2021/09/15(Wed) 22:45:50 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久 どこかの廊下で呼び止められる。振り返り、己より下方にある黒髪を見下ろしながら、その主の名前を声に出す。 「尚久」 脳内でプロフィールをぱらぱらと捲って、この少年が年上の項に宛がわれていたことを思い出した。 「尚久さん」とただしく呼びなおして首肯する。二つ返事の答え。丁度、相手を探していたところだった。都合がいい。 「いいですよ。『お相手』しましょう。 あなたの部屋を借ります。俺の部屋では、リョウが戻ってくる」 (-22) 榛 2021/09/15(Wed) 23:26:16 |
【人】 8435 黒塚 彰人 (56) 榛 2021/09/15(Wed) 23:42:13 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久 ああ、そうか。と職員の説明、資料の記載を思い返す。 上書きされた規則によれば、立ち入りの制限が随分と緩和されているのだった。このくだらない試みの間は。 「そうですね。……で、体育倉庫」 ふ、と口元を歪める。 「お前、ハナから腰を痛めるつもりか? ……ベッドのある部屋に――ああ、好みなら悪いですが」 語調を一つ乱した後は、わずかにつりあげた口端もすぐに下がって仏頂面へと戻る。 それからは、相変わらず感情の乏しい声で続けた。 「経験、ありますよ。 尚久さんはどうでしょう。ありますか」 (-40) 榛 2021/09/16(Thu) 1:21:26 |
【人】 8435 黒塚 彰人>>49 迷彩 背後から、少年の被ったキャップ越しに手元を覗き込む。 配布された資料であると認めれば、リョウ、と彼の名を呼ばわった。 「お前、読めないだろう」 同室の縁ゆえだろうか、いくらか砕けた雰囲気を纏っている。といっても常が無愛想な男にしてみれば、の話だ。 (72) 榛 2021/09/16(Thu) 1:29:19 |
黒塚 彰人は、騒ぎの一部始終をただ眺めていた。 (a29) 榛 2021/09/16(Thu) 1:31:10 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久 脳内のアルバムを開く。ある知識とない記憶を選り分ける。 「そうですか。その経験はないので知りませんでした。 キングサイズは……マットより一回り大きいはずです。俺も分かりませんが」 明け透けな言葉を吐く少年の後ろを着いて歩く。鞄の中の最低限と拾われたペットボトル、タオル。それ以上を探している様子もない。 後頭部を視線で掠めて、「そのつもりでした」と当然のように答える。抱かれる気は元から、露ほども無いらしかった。 「嫌なことはありますか。 ……使う側は初めてなので、すべてに従えるとは限りませんが」 (-72) 榛 2021/09/16(Thu) 12:15:54 |
【人】 8435 黒塚 彰人>>91 迷彩 抱きつかれ、眉間に皺が寄る。すぐに離されたからか、表立った反応はそれだけだった。 もっとも、会うたびにこの調子だとすればそろそろ諦めの境地に差し掛かっているのかもしれない。 資料を受け取る。低く表題を読み上げる。次いで、概要を。 含まれる語句のすべて――性行為に関するものも、他と変わらず――淡々と音に変えて発する。 「……長いな。――リョウ。気になるなら部屋で読むが」 好きにしろといった表情で、バサリと資料を返す。少なくともこれ以上、この場で続けるつもりはないらしい。 (128) 榛 2021/09/16(Thu) 13:45:49 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤 プロフィールを思い返す。己と彼との歳を照らし合わせ、ただしいと思わしき語調を選ぶ。(それに伴う煩わしさが無愛想に拍車をかけているのかもしれなかった。) 「潤」 すれ違いきる間際に足を止め、焚きつけるような言葉を寄越した少年の顔を見る。 破裂した水風船を、脱がし脱がされる馬鹿騒ぎを眺めていたのよりは温度のある視線で。 「それは、誘いと取っていいか」 (-89) 榛 2021/09/16(Thu) 13:50:24 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久 姿勢よく伸びた背を見下ろす。これを折りたくなるかは事の運び次第だろう。 返事は、分かりました、としておいた。 「そうでしょうね」 横置きに場所を取る、件のマットを見て同意する。収納よりずっとろくでもない用途と映りのために物品の配置された、名ばかりの倉庫。 照らされた床を踏んで奥へと立ち入る。 ぼすり。腰を下ろし――思いのほか深く沈んだマットの上、仰向けに倒れ込む。 数度の瞬きののち。ああ、と得心のいったように頷いて、身を起こした。 それから隣を軽く叩き、「尚久さん」と、少年を側へ呼ぶ。 /*PL 笛吹きです。嬉しかったので能力行使しようと思っています。 また、凍て星であるか否かだけ教えてください。よろしくお願いします。 (-107) 榛 2021/09/16(Thu) 19:23:16 |
【人】 8435 黒塚 彰人>>137 迷彩 少年を見下ろして、「だろうな」と相槌を打つ。 それから平常の延長線上、嫌にあっさりと齎された誘いを同じように受け入れた。 「ああ、教えてやる。 ……お前、場所はどこがいい」 わざわざ日々を過ごしていた部屋でなくとも、解放された部屋はいくらでもあるのだろう。 一応は尋ねておくかと、そのくらいの気遣いは見せた。 (149) 榛 2021/09/16(Thu) 20:02:56 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤「俺たちは、人ではないんだろう。 これを越えれば、真っ当な人間に近づける」 代わりに下手をすれば、得られるのは人でなしの烙印。 ――これは真。選ばれた者たちの人権は軽視されている。 「……お前に興味が湧いた。 他人を唆す、悪い子。お前、なにを考えているんだろうな」 観客面した少年の耳元へ、片手を添える。親指が眼帯の上を滑り、薬指で紐を引っ掛けるように擽る。 ――これは偽。黒塚彰人は他人に特別な感情を抱かない。 「それで、どうだ?」 男は差し伸べられた手を引いて、舞台袖へと誘い込む。 少年の齎したそれは男にとって、どこまでも都合の良い呼び水に過ぎなかった。 (-118) 榛 2021/09/16(Thu) 21:20:58 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久 促したままに隣へやってきた少年を見下ろす。一度視線がかち合うも、すぐに逸らされた。 何ぞ言いたいことでもあるかと沈黙し―― 「落ち着け」 ――手を伸ばして顎に添え、自身の方を向かせる。(深呼吸を挟んでようやく開かれた口から出る言葉が余りに膨大だったため、そうやって遮った。) 添えた手を滑らせる。 するり。擽るように輪郭や耳朶をなぞる。 「趣味はよくない。それが今の規則です。 で、勃たない、気持ちよくならない。不感症でしょうか」 /*PL サイコー。爆笑しました。おめでとうございます。 こちら狂学者さんから行使宣言を受けているため、狼引っかけRTAです。 (-126) 榛 2021/09/16(Thu) 22:37:38 |
【独】 8435 黒塚 彰人/*俺、しがない笛吹き! このさき狂学者に狼窓へブチ込まれるし、凍て星には服従する定め! これからどうなっちゃうの〜〜〜〜〜!!? マジでどうなんの どうなってんの どんな確率だよ (-128) 榛 2021/09/16(Thu) 23:01:15 |
【人】 8435 黒塚 彰人>>159 迷彩 「――――」 汚れたシーツの手触りと、鼻をつく匂い。思い浮かべようとする。思いのほか遠くにあるそれを手繰り寄せるのに、少しの時を要した。 「――そうだな。……風呂に近い部屋か」 ……少年の示す理解は的を射ておらず、何がしか、モラルの基準値があるとすればそこに届いてもいないのだろう。 しかし、蒸し返して説くほどの重要性もない。 心当たりはあるか?などと場所について問いながら、少年と共に出入り口をくぐった。 (165) 榛 2021/09/17(Fri) 0:09:23 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久「そうですか」 手持ち無沙汰に少年の肌を指のはらで擦りながら、述べられるそれらしい理由を聞き流す。 真偽の程はさほど問題ではなかった。いっしょくたに他人という箱に放り込む。 「……どうしましょうか」 ぼそりと呟く。笑んだ少年の唇を、かさついた親指がむに、と弄る。 脳は否定を理解しない。どこかで得た知識が過ぎる。積み重なった不必要、不許可、不道徳が男の首を絞めている。 (-161) 榛 2021/09/17(Fri) 13:06:35 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久「――――、」 親指越し、静かに唇を押し当てる。 それを合図とし、少年の身体をやんわりと横たえた。 (-162) 榛 2021/09/17(Fri) 13:07:42 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久 ――…… ぐち、ぐち、ぐち。 敷いたタオルの上、潤滑剤を足しながら少年の後孔を解す。三本がスムーズに出入りするのを確認しながら、空いた片手で数度己の陰茎を扱く。 服薬の助けを借りていたそれは容易に勃ちあがり、硬度を得た。ぴっ、と歯でスキンの包装を破り、くるくると器用に被せていく。 「挿れますよ」 ぬるつく手を抜きさり、軽く手首を振った。 (-163) 榛 2021/09/17(Fri) 13:10:28 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ 少年に続いて立ち入る。 早い者勝ち、二人きりの部屋。無断で入ってきかねない人間を思い浮かべ、内鍵を回す。己の鞄をベッド脇に置き、脱いだ制服の上着をばさりとその上に投げた。 「風呂――」 問われれば、答えを探す間が置かれる。 じきに選び取り、自身を見上げる少年へ手を伸ばし、キャップを脱いだ頭に手を置いた。 「……入りたければ入ってこい。 俺も、お前が気になるのなら入るが」 (-178) 榛 2021/09/17(Fri) 15:09:27 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ/*ありがとう〜〜! ほどよく表層を知っている感じにさせてもらいますね! (今のところ表で出てることはだいたい知ってるけど、それ以上は踏み込んでない程度の…) 黒塚はプロフィールカード以上は話してないかも… 同室甲斐のねー男ですみません…(なにか出てくればまた言うね…!) (-179) 榛 2021/09/17(Fri) 15:16:29 |
【人】 8435 黒塚 彰人>>56 >>173 南波 「……で? だからなんだ」 呆れたように言いながら手を伸ばし、寂しいなどと宣う少年の頬をひと撫で。 そのまま顔を寄せ、反対側の耳に囁きを吹き込む。 「――――……」 すぐに離して、席を立つ。そのまま誰に目をくれるでもなく、食堂を出て行った。 (206) 榛 2021/09/17(Fri) 16:47:55 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 3839 南波 靖史>>206 「好かないよ」 短く、感情の希薄な声。音になった無関心。 ……もし仮に嫌いかと問われていれば、嫌いではないと答えただろう。 そう察せられるかもしれないし、ただ額面通りに受け取られるのかもしれない。どちらでもよいことだった。 (-193) 榛 2021/09/17(Fri) 16:48:59 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久「…………後ろで」 慣らした孔を躊躇いなく背後から穿ち、揺さぶる。 覆いかぶさるような姿勢で腰を動かせば、互いの黒髪がぱさりと揺れた。 痛くないかと時おり確認するほかに声はなく、断続的な息遣いと肉のぶつかる鈍い音が響く。 途中、片手で少年の性器へ刺激を与えたものの、反応がないと分かれば却って酷かと手を離した。反対側の手でぐしゃりと少年の頭髪をかき混ぜる。 そのまま後頭部を掴んで一度強くマットへ押し付けかけ――すぐに離される。その瞬間に中のものがひときわ膨張した。特筆すべきことといえばその程度だ。 ――――始めてからどのくらい経った頃だろうか、じきにぴたりと動きを止め、薄い膜越しに精を吐き出す。萎えた陰茎をずるりと引き抜く。 そういうふうにして概ね淡々と、この作業のような性交はさしたる滞りもなく終えられた。 (-199) 榛 2021/09/17(Fri) 17:25:36 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 9949 普川 尚久 脱いだ上着だけはそのままに(制服の上着を脱ぎ、スラックスの前をくつろげていたほかに男は着衣を乱さなかった)、軽く身なりを整える。 勝手に鞄を漁り、タオルと水のボトルを差し出した。 「……どうぞ」 (-202) 榛 2021/09/17(Fri) 17:26:58 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ はぁ、と溜息をついてベッドに片膝を乗せる。マットレスが一人分、さらに沈む。 外したネックレスをコトリとサイドテーブルに置く。 ヘッドボードに背を預けて片膝を立て、もう片方の脚は投げ出すように座り込むと、一糸纏わぬ姿の少年を呼びよせた。 「リョウ、おいで」 彼がそれに従えば、また頭に手を置く。その手を滑らせ、耳を、首を、後頭部を擽る。 向かい合わせも背を預けるも、姿勢は好きにさせた。 じわじわと触れながら、不意にもう片方の手でするりと下肢を撫ぜ、後孔へとん、と指先を当てる。 そうして、「いいな?」と腕のうちに収まる少年へ問うた。 (-211) 榛 2021/09/17(Fri) 18:10:59 |
【秘】 8435 黒塚 彰人 → 0043 榊 潤「そうか」 相変わらずの単調な声。大根役者というのは案外、的を射た表現だった。 握らされた紙切れに一度目をやり、無言のうちにスラックスのポケットへ突っ込む。そうして空けた手を少年の後頭部へ伸ばし、髪の隙間に差し入れる。 「……ああ、待ってる」 引き寄せて同じように口づけを落とし、すぐに手離した。 (-222) 榛 2021/09/17(Fri) 20:13:29 |
黒塚 彰人は、少年の一人と、廊下で偶然すれ違った。 (a73) 榛 2021/09/17(Fri) 20:15:57 |
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