人狼物語 三日月国


129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】

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視点:


ポルクス衝撃波 ポルクス

【独】 衝撃波 ポルクス

/*
なるほどね。
シトゥラからの秘話で!ってなったのでそんな予感はしてた。

やっぱ優しいね、あのひと。
(-0) yayaya8 2022/02/18(Fri) 21:02:13

【墓】 衝撃波 ポルクス

文字が読めなかったから誰かわからなかった。
処刑対象が声を上げるまでは。

「…………、ムルイジなの?」

ああ、ご指名ということはそういうことなんだな。
馬鹿な俺にも理解できたよ。

「……、一緒に行く!!」

ギターを背負う男は駆け足で近寄って、服の袖を掴んで。
共に歩いて行こうとするだろうか。
(+1) yayaya8 2022/02/18(Fri) 21:16:28

【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス

君の言葉を黙って聞いていた。
最後には溜息をこぼし、そして。

「…手伝う必要は無い。寧ろ1人にしてくれると有難いね。
……じゃあね、煩い馬鹿な囚人君」

ひらりと手を振る。

またねとは言わないけれど、最後まで無視し切れずに。
その後は言葉があろうとも振り返らずに立ち去ることだろう。
(-6) sinorit 2022/02/18(Fri) 21:20:07
ポルクスは、ムルイジの手を取った。一緒に行こう。
(c0) yayaya8 2022/02/18(Fri) 21:22:36

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

/* やあ。君の襲撃担当
、師匠
だ。
良ければガッツリ目に襲撃ロール行いたいんだが。どうだろうか。
処刑中は処刑で忙しいだろうからやりとりはのんびりで構わない。終わってからの方が良ければそれでも。

以上、襲撃担当でした。
(-12) greenrotara 2022/02/18(Fri) 21:47:34

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

/*ハァイ、襲撃狼
師匠
サン。
ガッツリ目の襲撃ロール、実はやりたかったのでどんとこい!です。
処刑が落ち着いてからならいつでもいくらでも!
ただ、死ぬまで
めちゃくちゃ抵抗する
とは思うのでご留意いただければ幸いです。
でも何か問題がありそうなら舵をきります。ぐるんぐるんぐるん。

以上、噛まれ男でした。
(-13) yayaya8 2022/02/18(Fri) 21:53:38

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

/*
抵抗しまくってほしい
から問題なしなしなし!抵抗の余地は沢山作っておく。

ではまた後程。
(-14) greenrotara 2022/02/18(Fri) 22:01:12

【墓】 衝撃波 ポルクス

ギターを回す。構える。鳴らす。はじまりのFの音。
コイツと共に舞うと決めたから。逃げないと決めたから。

「…………、」

合図に合わせて顔を上げる。出番はまだだ。
それでもいつでも準備は出来ているよ。
今から俺は、俺の意思で人を壊すんだ。
(+7) yayaya8 2022/02/18(Fri) 22:13:36

【墓】 衝撃波 ポルクス

男が動き出すのは、ムルイジの傍に人がいないタイミング。
靴音を鳴らす。衝撃波が巻き起こる。埃が舞う。

「いくぜ、クラッシュ!!!!」


男とギターが叫ぶ。唸る。猛る。
音は空を切る刃となって風を纏い駆ける。


「――――……slash」

ひとつ。ふたつ。みっつ。
拍を刻むようにして。

ひとつ。ふたつ。みっつ。
下半身、脚のみを狙う振動の斬撃を打ち込む。
小さな刃。致命傷にはならないはずだ。

「――――……」

口元は動くだけ。音はここじゃあ響かない。
届いたならそれでいい。揺らがない瞳で見据えて。
……琥珀色に、ただ真っ直ぐに音をぶつけた。
(+10) yayaya8 2022/02/18(Fri) 22:36:44

【秘】 衝撃波 ポルクス → 従者 ムルイジ

これはこの場にいるあなたにしか聞こえない声。
音を直接、あなたの耳へと届け響かせる。

「――――……当たったらかなり痛いと思う。ゴメンな」

「――――……終わったらまたお茶しよう」

「――――……俺はアンタを許すよ。ムルイジ」

刃はあなたの身体を。
切り裂くかもしれない。切り裂かないかもしれない。
それでも。あなたの脳と心臓を揺らす声の音だけは。
どこまでも優しく、心地の良い振動のはずだ。

少しでも辛くないようにと願いを込めて――――
(-17) yayaya8 2022/02/18(Fri) 22:37:49

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>+12 ムルイジ
男は視線を逸らさない。男は動かない。
ギターを構えた男は仁王立ちで立って。
"贈物"をこの身でしっかりと受け止めよう。
それが掠めた頬から血が溢れても。
ああ、その気持ちも届いているさ。


アンタの音が止むその時まで。俺は一緒にいるよ。
(+13) yayaya8 2022/02/18(Fri) 22:54:44

【墓】 衝撃波 ポルクス

空気の揺れを感知する。

「…………、ッ!」

舞う結晶へと視線が動く。
避ける手段ないヤツ庇う余裕がねえ!


「――――……block」

ギターを弾く。音を鳴らす。
正確に。振動の壁を作り出して。雨をしのぐ。
もし微かにでも助けを呼ぶ声があったなら、その声のする方にも同じ様に振動の壁を貼るだろうか。
(+15) yayaya8 2022/02/18(Fri) 23:08:32

【墓】 衝撃波 ポルクス

「……バッカ! ロベリア!!」

しゃがみ頭を守るロベリアの周辺に音の壁を作る。
その際、自身の壁の揺れがブレて少量の雨をあびることになったが。
(+16) yayaya8 2022/02/18(Fri) 23:13:51

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>60 シトゥラ
あなたの水の壁のおかげか。
琥珀色の雨は男の頬を再び掠めもう一つ傷を付けるだけにとどまった。

「…………ッゴメン、アリガト!! 助かる!!!!」
(+18) yayaya8 2022/02/18(Fri) 23:27:14

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>62 ロベリア
「ウッセバーカ、文句は後で聞く!!
 俺は文句めっちゃある!!!!」

キャンキャン。ちょっと喧しい。
そういう話だっただろと。今は言わないが。
(+20) yayaya8 2022/02/18(Fri) 23:30:32

【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリア

あっ
なんだよー……遠慮しなくていいのに。
 まあアンタが大丈夫そうなら俺はそれでいいや」

くすくす、からから。喉が鳴って。
手を振られたら、片方の腕を高く上げて振り返そう。

またな!
 ロベリア!!」

遠くにいてもちゃんと届くよう音にして。
俺はきっとしつこいぜ。また会いに行く。
だから"またな"と音にして。立ち去るあなたを見送った。
(-27) yayaya8 2022/02/18(Fri) 23:56:17

【墓】 衝撃波 ポルクス

「…………ムルイジ」

またね。
すぐそっち行く。


たったそれだけを口にして。
男は部屋から駆けて飛び出していった。
(+26) yayaya8 2022/02/19(Sat) 0:52:44

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

なんで俺にそんな優しい言葉がかけられる。わからない。
ホームレス街あの場所にいた時も。
Sound explosion,202あの事件の話をしている時も。
アイツ以外に
優しくされたことなど無い。わからない。

羨望の音。そこに微かに混ざる。妬みの音。
ああ、アイツからもこんな音がしてたっけ……
どうしてアンタからも同じ音がするの――?


「…………う゛う、ひっく……う゛うぅ……っ……」

嗚咽の揺れは徐々に、徐々に小さくなっていく。
背を叩く揺れ。頭を撫でる揺れ。もう少し欲しいとか言えない。
疲れたのだろうか、少しだけあなたに寄りかかって。
一人分の振動が傍にあった方が落ち着く。


あなたがこの出来損ないの機械を見捨てないのなら。
この出来損ないの機械は落ち着くまで甘えてしまうのだろう。
(-35) yayaya8 2022/02/19(Sat) 0:55:42

【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ

「あっ、
いた!!!


探していたあなたを見つけ思わず大きな声が響く。
男はあなたの元へひょこひょこと駆け寄り。

「アンタのこと探してた!」

「……」

……さて。男は耳がいい訳はないが微細な音を察知する。
最後の言葉に、冗談や噓を含んだ音がしないと気付ける。


「…………俺……死ぬの?」
(-38) yayaya8 2022/02/19(Sat) 0:59:58

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

……処刑からは少し時間を空けて。
アサルトライフルを背に、あなたを探している。
あなたはどこで過ごしているだろうか。
姿が見えなければ、あなたの自室の戸を叩くが。

/* ところで師匠呼びすると役職バレません?表か匿名でそういうやりとりしてませんでしたっけ……してなかったかも……
(-41) greenrotara 2022/02/19(Sat) 1:13:27

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

/*
アッ確かに?!?!?やばいやらかしたかも!!!?!??!?!?!??
申し訳ないです!!切腹します!!!!えっどうしよう直接謝りたい……やっちゃいけない系のやらかしだった……えっどうしよう……本当に申し訳ございません……!!えっみんな見逃してくれないかな……どうしような……ロールちょっと心を落ち着けてからお返ししますね……申し訳ないです……ウオォ……(溶ける)
(-42) yayaya8 2022/02/19(Sat) 1:20:04

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

/* まあいっぱい秘話が飛び交ってるからもともと約束があった気分でいきましょう!襲撃どうぞとか言ってないからセーフね!アタシあなたが襲撃されるの全然知らなかったから3日目始まったらなんか遊ぼ〜って約束しちゃってたわ〜!ア〜!
(-45) greenrotara 2022/02/19(Sat) 1:24:47

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

/*
やさしさ……本当に申し訳ないです!!匿名箱出禁にした方がいいよコイツ!!!!三日目始まったら遊ぶって約束してたから今から一緒に遊んじゃお!ア^〜〜〜(申し訳ないです)(村終わったら改めて直接謝罪させてくださいな……)(逝きます……ッ!!)
(-47) yayaya8 2022/02/19(Sat) 1:31:34

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

男はきっと自室にいるのだろう。
扉は不用心にも開きっぱなし。
どこかの誰かを誘うかのように。


「…………〜♪ 〜♪ 〜♪」

椅子に座ってギターを弾いている。
きっとこの音は、開いた扉から漏れ出ていて。
(-49) yayaya8 2022/02/19(Sat) 1:36:53

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

漏れ出た音を数秒、入り口近くに立ち止まって聞く。

「ポルクス」
コンコン、と開いたままのドアを片手で叩き。

「今、時間はあるか」
(-52) greenrotara 2022/02/19(Sat) 1:43:21

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

誰が立ち止まっているのか理解できる。
あなたの音は覚えている。

ノックの音。それと同時に止む弦の音。

「ンー! あるよー!!」

部屋の中から声をかける。
男はまだ椅子から立ち上がらない。

「……
入っていいよォ!!!!
(-54) yayaya8 2022/02/19(Sat) 1:48:58

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

 男は
自我がどんな形であれ
『明るく穏やかな看守』である。
 故にあなたにもそのように、優しく親身になって接しようとする。
 けれど、全てが嘘ではないのだ。
 全てが嘘ではないが故に生き辛くとも、こればかりは変えられない。


「よしよし、……たくさん我慢してたんだねえ」

 あなたが寄りかかってくる程度、この体格のいい男にとって何の問題にもならない。それが少しであったのならなおのこと。
 一人分の振動として求められていたのであっても、自分が欲されているとあれば気を良くしてくすりと笑う。あなたの髪を慈しむように幾度となく撫で、背を叩いていた腕でしっかり抱きしめて。頬を摺り寄せるようなしぐさでそっと、らしくもない慰めのようなことでもしてみようか。

 そうしてあなたを見捨てることはないため。あなたを出来損ないの機械としてではなく、一人の人間として認識しているため。あなたが落ち着いた頃になって漸く、「落ち着いた?」と声をかけるはずだ。
(-57) uni 2022/02/19(Sat) 1:54:59

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

「では邪魔するが……何だ。元気そうだな。もう少し元気を失くしているかと思ったが」
部屋の中へと入る。テンガンはすべてが普段どおりだ。
椅子に座ったあなたを上から見下ろす。

「この間のように騒ぎに行かないか、誘いに来た。歩き回りこそしないが。
俺もトレーニングルームの使い方を覚えた。色々出せる事が分かった。少々付き合ってくれないか」
銃を見せてもこの間の演奏会のことがある。違和感はないだろう。きっと。
初めの目的は、あなたを誘い出すことだ。
(-59) greenrotara 2022/02/19(Sat) 2:01:00

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

見下ろされれば見上げる。真っ直ぐにあなたを見据える。

「……ン、俺も自分にビックリしてる。案外元気」

自嘲を含んだ音で言う。あなたに伝わるかは知れないが。

「…………いいよ、暇だし。アンタの行きたいトコについてくよ」

銃に対しても驚きの反応は示さない。
足音に銃の揺れる音が混じっていたから。


男は素直だ。いつものようにギターを背負って。
これから何が始まるのか分かっていないような物言いであなたの誘いに乗るだろう。
(-63) yayaya8 2022/02/19(Sat) 2:08:59

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

肯定的な声には力なく首を横に振り続けた。
我慢してたのはきっとアイツもそうだから。


自分に対して優しく親身に……一人の人間として接してくれるのはこの男にとって理解し難い事で、戸惑いの音を響かせながらも暫くはその慰めに身を任せていたのだろう。

「…………、…………」

"落ち着いた?"と声をかけられれば。少しだけ身体を離して、目元を擦って。
しゃくり上げているから上手く声が出せない。
だから、俯いたままこくこくと。二回ほど頷くだろうか。
(-65) yayaya8 2022/02/19(Sat) 2:17:20

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

「トレーニングルームの……2つ目の方だ。ついてきてくれ」
1つ目より奥まった場所にあるトレーニングルームを指定すると、先導して歩く。引っ張り出されたいつかとはまったく逆に。

着くまではあなたが何も話さないなら口は開かないで。
トレーニングルームのドアを開けて漸く口を開く。

「よく分からなかったからプリセットの舞台だが。一応それらしくしたつもりではある。どうだろう」
室内は既に設定済だ。スポットライトで照らされた機材の並ぶ舞台と、椅子のない観客席。
観客席には演習用ロボットをいくらか立たせている。
(-67) greenrotara 2022/02/19(Sat) 2:21:16

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

先導して歩くあなたの後ろをついていく。
ポケットに両の手を入れて。いつも通り左右にひょこひょこと。

「…………〜♪ 〜♪ 〜♪」

着くまではきっと鼻歌まじり。だから言葉は交わさなかった。
開いたドアの先、トレーニングルームを覗き込んで。

「…………おお。……え、なンで……?」

用意されていた舞台。スポットライトの眩しさに懐かしさを感じ。
ギャラリーだと言わんばかりに並ぶロボットを見て心が踊り。
……男は噓が得意ではない。首を傾げ。疑問を浮かべ。


「…………アンタ、俺を殺すんじゃないの?」

そんなことを口にする。
(-69) yayaya8 2022/02/19(Sat) 2:31:15

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクス

「探してたって、僕に用事かァ?」

「……あァ。そう話してんのが聞こえた」

聞こえたからと何ができる訳でもない。
守る者の心当たりはなく、シトゥラは襲撃者達の思惑通りに進む様を見ているだけだ。

「ルールは『相方』に聞いてなんとなく理解しただろ?
 此処はそういう場所だ。……死はまだ慣れねェか?」
(-71) sym 2022/02/19(Sat) 2:34:49

【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ

「…………ああ」

用事なんて特に無かったんだけど。
どこまでも素直な優しさを持つあなたが気になったから来ただけで。

「…………そっかあ、俺……死ぬのかー……」

言葉に噓が含まれていないと理解できる。
自分が死ぬのだと理解できる。

「…………ッハハ」

理解できたからこそどこか上の空。乾いた笑いが空を揺らす。
死ぬんだ俺。まだ死にたくないのに。
アイツとの約束があるのに。

が、あったのに。


「こんなトコで中途半端に……死にたくは、
無かった
なー……


ぐらり。崩れ落ちるようにその場に座り込んだ。
(-74) yayaya8 2022/02/19(Sat) 2:43:37

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

「満足したようで何より。……なぜそう思ったか。分からないが」
まだ答えない。答えないで、強くあなたの手を引く。

「……俺は、君のことを気に入っている」
足は舞台の上へ向かっている。

「楽しそうな時。そうでない時。見ていて分かり易い所と……本気で好きなものがあるのは、良い」
舞台横の階段を登る。

「他は良く分からないが。とにかく……」
話しながらあなたを中央まで引き込んで、自分はそこから飛び降りた。

君をあんな狭い部屋で地味に殺す理由がない。
ビッグではないが、ここで殺したかった。よく気づいたな」
背負った銃を下ろし、あなたへ向け、手元の端末を操作した。
観客として並んだロボットも、腕部に備え付けられた簡易的な銃器を一斉にあなたへ向ける。あなたを演習相手として認識しているから。
(-75) greenrotara 2022/02/19(Sat) 2:49:26

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

「……そっか。それならよかった」

 しゃくりあげているあなたの様子を見て、今は無理に会話を進めるよりも安らぐ時間を取ったほうがいいと判断した男は緩く微笑んでから一度視線をベッドに向けてからあなたに視線を戻す。

「床に座りっぱなしも冷たいでしょう、あっちに移動しない?
 さっき宣言した通り、そういった意味で手を出すつもりはないし……泣いたら喉乾いたでしょう?レモネードあるから一緒に飲もうよ」

 強引に聞き出そうとはしない。テーブルの上に置きっぱなしのレモネードを指差してそっと尋ねる。
(-78) uni 2022/02/19(Sat) 2:54:39

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクス

すぐに蘇生はしてもらえる。
なんてのは、励ましにゃならないんだろうなァ。

「っておい、大丈夫か!?」

崩れ落ちるのは予想外だった。
強かに膝などを打ち付けないように支えて、ゆっくりその場に座らせただろう。

「悪ィ。そこまでショックを受けるとは思ってなかった」

大丈夫かと、落ち着かせるように背中を摩る。
(-83) sym 2022/02/19(Sat) 3:03:20

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

「ン、…………」
手を引かれる。

「…………、?」
舞台へ歩を近付ける。

「…………ッハハ、なんだよそれ。……えっと、アリガト?」
舞台へと続く道を上がる。

「…………、ッ!!!!」
ステージの中央で歩みを止める。それでも男はあなたをしっかりと見据えて。

いつだかに話していた事を覚えていてくれたのだろうか。
本当は俺は伝説になって27歳で死ぬのが夢だったんだ。
『伝説のミュージシャンは27歳に死んだ奴らが多いんだ』

アイツと語らった伝承に近い夢物語。


「ああ……そういうコトか……
 
なら、期待に応えてやんねーとな


銃口が向くと同時にギターを構える。
まずははじまりのFの音。俺のだいすきな優しい音で迎えて。
(-85) yayaya8 2022/02/19(Sat) 3:11:16

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

「ライブ、スタートだぜッ!!!!」


は笑う。大胆不敵に。
ギターの
をかき鳴らして。最
の音量で。

「――揺れる機械のクラクション」


衝撃波が巻き起こる。風が舞う。
埃を含んだ風圧はあなたにもきっと届く。

ステージから降りるなんてゴメンだね。
俺は俺の音が止まるその時まで中央で演り続ける。


力強く舞って歌ってみせようか。
来る弾丸を音で受け止めようと。
(-86) yayaya8 2022/02/19(Sat) 3:14:18

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

ダダダダダッ!!!

はじまりはあなたに合わせて。
ロボットへの合図と共に自らの指で引き金を引き、弾丸の雨を降らせる。
周囲の機材を壊し、舞台に傷がついていく。
しかしロボットの弾はそこまで威力の高いものではない。手数だけだ。警戒すべきはテンガンの銃から射出されるものだろう。

「出だしから威勢がいいじゃないか」
埃で目を潰されないよう腕を傘にしながら、ロボットたちの影に隠れるように後退する。視線は舞台上、あなたから離さない。
そのままロボットの足元に置いていた、重なった金属の板のようなものを持ち上げ、立てる。
これは折り畳み式の盾だ。処刑時のあなたの様子は、大変参考になった。攻撃を防ぐ必要がある、と分かったから、自分一人隠れられるだけのこれを準備したのだ。
(-93) greenrotara 2022/02/19(Sat) 3:30:29

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

「ちょっと触れただけで
裂する
 
ンチメンタルな徒労感 ――♪」


音が無数の刃となる。風を纏う。処刑時に使用した
斬撃
だ。
中央へと向かう弾丸の雨を、刃を当てて切り裂く。
勿論あなたの元へも無数の刃が駆け襲うハズだ。
だからその判断防御は正しい。


弾の挙動など、打ち出される振動を操ればいくらでも変えられる。
――でもそれじゃあフェアじゃ面白くねェだろ!


カラカラと音を立てステージ上に弾が転がり。
全てを捌ききれてはいない。脚に、腕に、掠めて血が滲む。

「そこに 
き揺れるクラクション
 置いていかれたアンニュイな
じ ――♪」


歌う。叫ぶ。猛る。がなる。その音は
打撃
になる。
上から振り下ろされるハンマーのように。身体を揺らして。
音の圧でギャラリーもあなたも、全てを潰さんとするだろう。
(-100) yayaya8 2022/02/19(Sat) 3:50:02

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

あなたの視線が動けば男もそれを追うようにして視線を動かす。こちらに戻した視線でやっと目が合うだろうか。目元がほんのりと赤い。

「…………、ン゛」

短い返答。頷きも添えたので承諾したのは伝わるだろう。
揺れる肩。身体はずっと震えている。
努力はするが、立ち上がれるか、歩けるかがわからない。

「…………、
つか
れた


あなたの両の腕を、己の両の手で掴んだ。
もしかしたら抱っこのおねだりにも見えてしまうかもしれない。
(-107) yayaya8 2022/02/19(Sat) 4:10:52

【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ

「……あは、いや、えへ、うん、大丈夫ー……」

口角は緩く上がっているものの。
目元からぼろり。
零れる大粒の涙が大丈夫でないと物語る。

「……やー、ゴメン、アンタは、悪く ない、よ 何も
 あは、は、アンタ、やっぱ優しい よな」

大丈夫かと背を撫でられる度に、それはぼろぼろと零れる。
なんで出てくるのか。わからない。空っぽの気分なのに。
(-108) yayaya8 2022/02/19(Sat) 4:17:23

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

「面白いな。弾丸は駄目か」
掠り傷をいくらつけたところで殺せはしない。
ぐらぐら揺れる振動を感じる。観客が前から潰されていく。

「ではこれは」
服から小さな、丸い球を2つ引っ張り出す。ピンを抜き、1、2秒待ってから。
ありったけの力で投げつける。降り注ぐ音圧は、
爆風で押し返して飛ばしてしまえ!

破裂した球は、音楽に負けないほどの強烈な風と熱風を生むだろう。

すぐさま銃を持ち替える。連射が可能なショットガンだ。大きな弾丸は、先程までの弾丸とは比べ物にならない推進力がある。風くらいには負けないだろう。
また打撃が始まる前に
ダンダンダンダン、
と連続して打ち込む。狙いはあなたの太腿、太い血管のある箇所だ。
(-109) greenrotara 2022/02/19(Sat) 4:17:46

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

「ん。そっか、じゃあちょっとごめんね。ベッドに連れてっちゃうよ?」

 あなたのおねだりにも似たそれを見て、掴まれた腕から伝わるあなたの震えを受け取って、男は一言断りを入れてから動き出す。

 許されるのならばあなたを抱き上げて、レモネードを回収してからベッドに向かうはずだ。その際レモネードは手の届く位置に置くだろうしあなたを下ろす際はベッドに座る己の膝の上か隣になるだろう。

 許されなければ風で構成されたベッドであなたを浮かせて運ぶことになる。その場合は男だけがレモネードを取りに行くし、あなたが降ろされるのはベッドの真ん中。男はレモネードを持ったままベッドに腰掛けているはずだ。

「眠かったら眠るでもいいからね。このベッド広いし寝心地いいんだ」
(-113) uni 2022/02/19(Sat) 4:25:15

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

ないでいて――♪」


投げつけられた爆弾の風圧で音圧は相殺された。
熱を帯びた衝撃波が巻き起こる。空を揺らす。
楽しそうにからからと喉が鳴る。


「ぐる ぐる ぐる
 
わらないでいてくれたのは
 くる くる くる
 傍にある壊れた
械だけ――♪」


打ち込まれた弾丸を再び音の刃で迎えて撃とうとする。
捌けない。押し切れずにそれは中央の演奏者の元へと。
ああ、演奏判断ミスっちまったな。


「から から から
 急ぎ足でも間に
わない
 なら なら なら
 この
きで壊してみせて――♪」


男は避けない。音の壁を貼る事も可能だがそれをしない。
男は弾丸を太腿に受ける。血が溢れ。痛みに一瞬顔が歪み。
それでも。

バランスを崩しそうになっても踏ん張る。
靴音を響かせる。再び衝撃波が巻き起こる。
俺はまだ歌える。
(-116) yayaya8 2022/02/19(Sat) 4:39:53

【秘】 壮図千万 ラサルハグ → 衝撃波 ポルクス

「──へえ。意外と粘るね。
怒りも否定もしないで己の何かを守ろうとしてるのかい?」

反論、あるいは泣き言か泣き声が返って来るか。
そう思って見つめていたのだが、どうにも言葉を聞くよりは葛藤先が『先程己が発した言葉』と言うより、もっと不覚にある『何か』と感じた。

「はは。これじゃ壊れた機械と言うより、
『壊れた方が幸せな機械』
じゃないか」

「……誰の為にそれを頑張ろうとしてるのか知らないけどさ、そこまで『不可能な夢』に縋って苦しんで生き続けて、
本当にその相手は今のこの君を見て、その在り方を良しとするのかな?」


最も、感じただけでそれが何かまでは当然読めないのだが。僅かに拾った断片の言葉から無理やり推測して、更に揺さぶるように突いてみるも、さて。
(-119) poru 2022/02/19(Sat) 4:49:10

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

男は抵抗をしない。抱き上げられる際も大人しくしている。男の体重は平均よりは少ない為、あなたになら軽々と持ち上げられるのだろう。

そして、抵抗をしないのできっと一度はあなたの膝上に座る事になって。

「…………、
えっいや
なにこれ……


俺はお人形さんかなにかか?首を傾げた。
よいしょ、よいしょ、隣へと移動して座ろうとします。

「…………、寝るのは、いい……どうせ、寝れない、から」

眠るのはあまり得意ではないらしい。首を横に振った。
(-122) yayaya8 2022/02/19(Sat) 5:09:53

【秘】 衝撃波 ポルクス → 壮図千万 ラサルハグ

「ひゅっ……ひゅっ……ひゅっ……」

必死に呼吸を戻そうとする。肺の音が響く。
嗚咽と呼吸と言葉の揺れで気持ちが悪い……

いっそのこと壊れた方が楽かもしれない。
それでもその道は選ばない。選べない。

出来損ないの機械は揺さぶりに合わせ音を響かせる。

「んっなの゛っ……俺が知るワケねえだろ゛!!」

――本当は知りたかった。

「アイツは俺に何も話してくれなかった!!
 俺はアイツの話を聞く勇気が無かった!!」
――今でも後悔だらけだ。

「わ゛っかんねぇよ!! 俺はアイツじゃね゛えもん!!」
――それでも。

「アイツな゛らっ、褒めてくれるって゛、俺は!!!!」
――信じているから。


「俺は俺が
じたいモノを……
じるだけだ……!!!!」
(-126) yayaya8 2022/02/19(Sat) 5:38:17

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

……ああ、本当に見事だ。感嘆の声を漏らしてしまいそうになる。
まだ止まらない。止めない。傷程度で止められはしない、立ち続ける意思がそこにはある。とても美しいものを見ている気分だった。このまま演奏し切ってくれたら、それはそれは良いものになるだろう。
しかし……この美しいものを美しいまま壊したところで、
俺は"楽しく"なれるのか。
強く感じる予感がある。舞台は用意して、これを見ることができたのだ。
これを、無粋なほど壊してこそ。楽しいものが見れる気がする。


ダンダンダン、と盾の接合部を撃ち壊す。銃を捨て、細い板になったそれを持ち、壊れた観客の中から抜け出して、乱入者はステージへ飛び乗る。
防ぐのは頭や胴の、重要な部位へ向かう音のみ。極論、足が繋がってさえいれば前には進めると考えて。
完全な力押しだ。
もう長くかけるつもりはない。
完全に圧に負け倒れる前に、あなたの
ギターの弦
ともしかすれば
弾く手
目がけて、分厚く重いナイフを下から切り上げ、振るおうとするだろう。
(-131) greenrotara 2022/02/19(Sat) 13:11:07

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

 大人しいあなたが膝上から脱出しようとするのを見るとくすくす笑いながら素直に解放し、隣に座るのを手伝うことだろう。
 次の問いかけにもふむふむと頷きながらサイドテーブルに手を伸ばし、ウェットティッシュをあなたに差し出す。

「……辛いこと聞いちゃってごめんね?話したくないことなら無理に聞かないし、話したいけど今は話せないってことなら後でも構わないから安心して。
 目元荒れないようにこれで拭いて。それから……俺ばっか聞くのもアレだね。何か聞きたいこととかある?」

 泣かせたお詫びに素直に話すよ。と付け足した。
(-133) uni 2022/02/19(Sat) 13:32:22

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクス

「大丈夫じゃない時は、大丈夫って言うもんじゃない」

零れた雫を指で拭い……後から後から零れ出る様子に、ハンカチを取り出して頬に当てる。

「買いかぶりすぎだ。ほんとに優しかったらなんとかするか、黙っとくもんだろ。
 ……わかってても覚悟なんて、できない事もあんだから」

ポルクスが何を考え、思っているのかはわからない。
落ち着くまで、シトゥラは傍にいるだろう。
(-150) sym 2022/02/19(Sat) 17:02:41

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

ギターを鳴らす。男は歌い叫ぶ。靴音を響かせる。
衝撃波が巻き起こる。衝撃波が巻き起こる。
あなたを待ち受けるのは嵐の日のような強い風圧。
あなたを遮るモノはその
向風
のみ。

上がって来いよ。乱入者なんかじゃない。
アンタもこのステージの主役だ。


「限りなく 

 全身で 高く
 色を付ける だから――♪」


――ああ、ダメだクラッシュは!!!!

男はギターいのちを庇うようにして身を捩らせる。
あなたのナイフは左の手首の神経に深く傷を付けた。
もう弦は弾けない。それでもフォームだけは崩さない。

「際限なく 

 全霊で 高く
 
を付ける そして――♪」


男はまだ歌うのを止めない。まともな演奏は出来ていない。
それでも残った片方の手で音を弾いて。
"音を正して"まともな演奏にしていく。無理やりにでも。

配せする。もうわかってる。
れようもないこと。
が落ちる。からからと笑う。だったら
げないさ。

お前の演奏で壊してみせろ。
俺様の演奏を止めてみせろ。
(-158) yayaya8 2022/02/19(Sat) 18:06:34

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

案外すぐに解放された。よかった。隣に座り安堵ではあ、と息を吐きつつ。
差し出されたウェットティッシュで顔……はすぐには拭かず、指先にひっかけてぐるぐると回し始めた。手遊び。

「…………い、や、話したくない、というか」

男は噓が得意ではない。一度口を開けば
先程のように
ボロが出る。それ以上に、自分が真実を語る事によって自分の大事な"もの"に影響を与えると確信している。
どうすればいいのかわからないんだ。


「ドギーのことー……はー……」

考える時の癖だろうか。左右にゆっくり小さく揺れつつ。
隣を覗き込むようにちらり、目配せして。

「アンタって意外とー……強い人間……では、ない?」

そんなことを口にする。

「なんか……なん、だろー……言動とアンタから響く音がちぐはぐな気がする。合ってない、ずっと何かを隠してるカンジ。この部屋だってそう。俺もっと派手で豪華な見た目してると思ってた」
(-162) yayaya8 2022/02/19(Sat) 18:39:53

【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ

「…………っ、……ぐす……」

何も言い返せなかった。
その代わりに我慢していた嗚咽が漏れて。
小さな身体で肩を震わせて。首を横に振って。

「買いかぶりじゃ、ない……アンタからは、悪意のある音が、しない、から……」

男には音でわかる。人から響く微細な音、揺れを察知する。
あなたの音はとても素直で優しいものに感じたのだと。
今だって与えられている優しさに男は困惑の音を零して。


「……俺っ、俺ぇ゛……ぐす、俺、アイツと約束……伝説になって、一緒に、27歳で死ぬ゛って……っ゛、だから、こんな゛所で……」

死ぬはずじゃなかった。
ああ逃れられないんだ。
(-167) yayaya8 2022/02/19(Sat) 19:05:32

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

「俺が真面目な看守じゃないのは君も知っているでしょう?だから君がどうしてもと強く訴えないのであればなーんにも変えない。何だろうと握り潰してあげる」

 つまり、何を話しても黙っていてあげる、という意味だ。自分にそれほど大きな権限がないというのもあるが。
 停滞を望もうとも変化を望もうとも、望んでもどうにもならなくても。聞くのは自分にもできる。


 それから投げかけられた質問にはほんの一瞬だけぶわりと警戒が沸き上がるも、すぐさまそれを収め一言謝って。

「……この部屋が白いのは俺の趣味なんだ。夜に目を閉じた時の黒と、毛布に包まっている時に視界いっぱいに広がる白が、安心できるから好きで。君は知ってるかな、毛布を被ればやっと一人きりに……って、面白い話でもなかったね。
 俺は強い人間じゃないしまともな人間でもないよ。
両親がいなくて罪を犯しても純粋な君みたいな人間もいるし、両親がいたけどこの通りのろくでなしな俺もいるし、ままならないよね本当」
(-171) uni 2022/02/19(Sat) 19:33:56

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

わざわざ迎え入れるようなことを。
手加減、と言っては失礼だろうか。まさか音も鳴らさない部外者を彼は奏者だと思っているのだろうか。

切りつけた感触から、様子から、傷は浅く済まなかったことは分かる。あなたにとって大切な存在に傷をつけられなかったのは残念だ。

荒れ狂う風の中に盾を投げ捨てて、ナイフを回し逆手に持ち替える。
空いた片手は柄の底を押せるよう添え。
狙うのは、あなたの
だ。
鋭く刃を突き出す。目を合わせたまま、あなたの覚悟を見ながら。

テンガンは声も発さない。今この空間を埋めるのはあなたの音楽だけだ。
それを、今から鮮烈な赤で塗り替える。
声を奪われても、君はまだ演奏を続けられるか?
(-172) greenrotara 2022/02/19(Sat) 19:37:48

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

「…………、…………、」

覗き込んでいた目線を逸らし前に向き直り。俯き。
その言の葉に噓の音が含まれていても、いなくても。あの事件がこの男に付けた傷は深い。あれで全てを失った。今でも混乱と迷いの音は鳴り続けている。
アイツも失うかもしれない。
何も変わらない? それでいいの?

話すってどうやるんだっけ……?


警戒の音に気付けば怯えたように肩を震わせる。だが、あなたの心を揺さぶってしまう問いだという自覚はあった。アンタは悪くないよと首を振って。

「……、? 別に俺はアンタのコト、まともじゃないとかろくでなしとか思わないけど」

「アンタ、……何か混ざってる? いや、わからない……不安定な……ノイズが多い気がする……大丈夫、なのか……?」

男は頭がいい訳ではない。音しか分からない。音なら分かる。
不安定な音を感知しても、その理由までは分からない。
ただ心配を浮かべた顔でもう一度あなたの方を見た。
(-178) yayaya8 2022/02/19(Sat) 20:03:38

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクス

悪い事しなくても良い人だとは構わないだろ、なんて言葉は飲み込んだ。否定を重ねる必要はない。

「アンタは僕よりずっと、耳がいいなァ」

そう呟くように言って、やはり落ち着かせるように背を摩った。
……嗚咽と共に別の言葉が飛び出すまでは。

「……アイツとの、約束?」

この取り乱し方は、蘇生できるからと落ち着くようなものではないように思えた。

「なにか、あんのか?」

促すように問いかける。
ルール上、先に告げた死を回避する事はできない。
だが、ポルクスがなにか個人の事情を抱えているのなら。それを取り除く、あるいは軽くする手伝いはできるかもしれない。
何も話したくないと黙するのならば、シトゥラは落ち着かせる事に専念してそれ以上は追求しないだろう。
(-181) sym 2022/02/19(Sat) 20:12:47

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

歪な音が鳴る。音を正す。歪な音が鳴る。音を正す。
辛うじて音楽という形だけは維持されている。
ぐらり。意識が飛びそうになっても大音響を脳内に響かせ起こす。

「つなぎ
わせた――♪」


コイツギターだけは何があっても守り抜く。
あの時そうしてやれなかったから。
俺の"手物"とは同じ道を辿らせない。

「――
がッ
……
……あ゛…………!!」

その衝撃に喉から、口から、鮮明な赤が吹き出し零れる。
喉に刃が突き刺さる。男は逃げない。きっとあなたの狙い通り。
それでもあなたを見据えて手を、足を、口を動かし続ける。
駆ける音。刺さる音。服の擦れる音。心臓の音さえ。

この場にある全ての音を
演奏の音に塗り替える。


「――――……
とりどりの線と音で
 揺れる
械の その名は――――……♪」


この歌声は。あなたの鼓膜を直接震わせ響かせて。
(-184) yayaya8 2022/02/19(Sat) 20:30:20

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

 肩を掴みベッドに押し倒す。そうして噛みついてしまえば、殺してしまえば、きっと同じことは言えなくなるはずだ、もうそんな風に俺を見れなくなるはずだ。まともじゃない俺を心配なんてできやしないだろう、なあ――


 ……そんな、加虐性癖が満たされるような、それでいて心が叫んでいるような空想を描いた。
 描いただけで、行動には起こさない。どこか独りよがりにすら感じたあの歌が心地よかったから。


「……そんな甘いから俺みたいなのに流されて抱かれちゃうんだよ。いいよ、あの日のお詫びに話してあげる。ただ長いだけの面白くない話」

 そうして男はこれまでを語る。
君の、話す参考になるだろうか。


 不仲の両親の間を取り持つ日々の中で唯一の安らぎが眠りであったこと。
  両親が自分の言葉に従う姿を見て次第に満たされるようになったこと。
 努力空しく両親間での傷害事件をきっかけに孤児院に引き取られたこと。
  誰かが自分に従い続けるのが腹立たしく感じるようになったこと。

 ずっとずっと、外面良く面倒見良くしていたから『明るく穏やかな看守像』はよく馴染んだこと。

 個人の意思や自我が外面というノイズに侵食されている、とあなたならわかるだろうか。
 誰よりも信じたい"自分"が分からないのだと。
(-190) uni 2022/02/19(Sat) 20:42:34

【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ

首を横に振る。耳がいい訳ではないと。
音が、振動が分かるだけで。でもそれしか分からなくて。

男のこれはこの"ゲーム"とは関係がない。
だからこそ取り乱す。肩を、身体を震わせる。
出来損ないの機械は嗚咽を漏らし続けた。

「……っ゛……ぐす、俺、……夢が、あ゛って……」
――ただのエゴだと分かっている。

「……ここに来る前から゛……ずっと、俺は、っ゛」
――ここに来る前から目標にしていた

「伝説の音楽家は……27に死んだ奴が多い゛って……!」
――それは限りなく伝承に近い夢物語。

「だから……俺、俺ぇ゛……」
――ここに来てからの言葉が頭に響く。


『君、ギターを抱く為に、人を殺しているんだよ』


「俺が、もっとちゃん゛と……っ゛、出来の良いやつだったら、こんな……こんな゛場所に……っ」
(-192) yayaya8 2022/02/19(Sat) 20:56:23

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

――まだ音楽が止まない。
どうやっているのか、すぐ近くで歌が聞こえる。殺したところで止まないのではないかと思いたいほど。
折れないものが好きだ。確かな意思が見えるものが好きだ。傷つけ試しても尚欠けないものが好きだ。それらは自分で確認したい。だからポルクスは処刑ではなく襲撃を希望してよかったと思う。


「……格好いいじゃないか。中々よかった。楽しかった」
口元で笑みの形を作って、声をかけてから、刃を回して引き抜いた。
勢いをさらに増し、床とテンガンを染める赤色もまた、あなたの音の内だった。
その出血量なら、あと数秒であなたの命は奪われるだろう。
そしてこの男の言葉から、"楽しい"の音はきっと聴こえない。
(-196) greenrotara 2022/02/19(Sat) 21:10:19

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

ああ、今でもノイズが混じっていると分かる。その内容がどんな物かを知れずともそれだけは分かる。だからと言って男が出来る事はないが。
俺がなんとかできるような問題ならここまでの葛藤の音は生まれないだろ。


「…………ウッセェ、……面白いかどうかは俺が決める」

そうして男は静かに話を、音を、振動を聞く。
お手本にできるかは置いておいて。


眠りのこと。両親のこと。
孤児院のこと。相手に抱く感情のこと。

作り出されたノイズが外面を覆っていること。


全てを聞いて「……そっか」と音にする。

「俺とは真逆だなー……俺、寝るの苦痛だし、親いないし、嘘吐くのちょ〜ニガテだし。誰かのために自分じゃない自分を演じるとか、絶対にムリ」

だからこれは純粋な感想だ。「すごいなー」と。
ぼんやりと。小さく音にした。
(-198) yayaya8 2022/02/19(Sat) 21:20:51

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

「――
あ゛
、あ゛あ、ぁ……ッ!!!!」


刃が喉を、肉を抉り。
呻き声が空を揺らし。
赤色の音が響き渡り。

男とギターはぐしゃり、音を立て崩れ落ちる。
その間も演奏は続いていて。

――アンタの本当の音が分からない。
――これが終わったら聞けるのかな?


傍に転がるギターに震える手を伸ばす。
歪む視界。二重に見えるその機械が。

やけに懐かしい。遠のく意識の中。
壊れていた俺の"手物"に見えて。

「……ああ、なん だ」

(-204) yayaya8 2022/02/19(Sat) 21:35:04

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

「――――……こん な所に 居た のか クラク 
ション ……


最後にたったそれだけ。
どこまでも無邪気な音を響かせて。

男の
でる全ての
は、
動は、止んだ――
(-205) yayaya8 2022/02/19(Sat) 21:36:34

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

「そうだね、割と真逆なんだと思う。君本当に嘘苦手そうだし、自分をしっかり持っていて貫いているように見えるしね。こんな場所にいるのに嫌味がなく純粋なのすごいと思う」

 指折り数える違う箇所。あなたと自分の相違点。
 睡眠の好き嫌い。親の有無。嘘の得意さ。自分じゃない自分。
 けれど、一点だけ共通していることがある。
 尤も、これは自分に対する皮肉かもしれないが。


「ああ、誰かのために何かできるのは同じかもね。……寝るのが苦痛ってどんな理由なの?俺たくさん話したから、今度はそっちの番」

 話し過ぎた口を塞ぐようにレモネードを飲む。自分のつまらない過去を話すなんて本当に柄じゃないから。
お酒、用意しておくべきだったかも。
(-207) uni 2022/02/19(Sat) 21:45:07

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクス

「……僕は、伝説の音楽家ってのに詳しい訳じゃない」

背中を摩りながら言う。シトゥラは知っている事しか知らない。
それでも。

「多いだけだ。
 若くして亡くなるッつー悲劇的な要素がプラスされて伝説になってるだけで、もっと長く生きてて凄い奴だって、たくさんいるだろ。アンタもそっち側になればいい。
 少なくとも僕は、アンタの演奏聞いていい音だと、思った」

やってしまった事は覆らない。
奏でた音楽は無かった事にならない。

「此処に来たって事実は変わらねェよ。
 でも、今からやり直せばいい。これから取り戻せばいい。
 出来が悪いって思うんならこっから良くしていきゃァいい」

「それとも27過ぎたら、アンタは伝説の音楽家とやらにはもうなれねェのか?」
(-215) sym 2022/02/19(Sat) 22:04:22

【秘】 蒐集家 テンガン → 衝撃波 ポルクス

「……」

もう嵐のような風は感じない。あなたの手首を掴んで一応の確認をした後は、その手をギターの上に置いた。
音が止んだ時点で死んでいると分かりはした。
が、まだ耳に残っていて、本当に止んだのか、確証が欲しかった。

「片付けと治療と……着替えをしなければ」
持ち込んだ各種銃器、盾の残骸などを拾い集める。
今回はあからさまに判りやすく置いておくと実行者が割れそうだ。

「……、役職の口止めを忘れていたな」
一度だけ振り返ってそんなことを言った後は、ボロボロのステージと観客はそのままに、その場を後にした。

/* お付き合いありがとう!
最高

このあと匿名メモにあなたの状況を書くわ!書いておいて欲しいことがあったら教えてね!それとは別に死体のロールを白チャに書いて死体をプレイしてくれても……いいと思うわ!
(-217) greenrotara 2022/02/19(Sat) 22:13:27

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

特に反論はなかった。だからこくこく、と頷きながら話を聞いていた。……のだが、共通点の話になると首を横に振った。

「……俺は別に、俺が誰かのために何か出来てるなんて……思えないよ……」

話をこちらに戻されれば少し考えるようにして。
確かに、フェアじゃないもんなーなんて言いながら。

「……アンタがどこまで俺のデータ? 見たのかはわかんないけどー……」

一つひとつ。きっと長話になる。左右にゆらり揺れながら。
ゆっくり、ゆっくりと考えながら言の葉にしていこうか。

能力のせいで両親に忌み嫌われ別の船に捨てられたらしいこと。
ホームレス街で暮らしていたこと。だから文字が読めないこと。
"金は盗んでも己の為に使ってはならない"

お金をスった際はホームレス街にいる子供にあげていたこと。

他人にあまり干渉しないようにしていたこと。
"他人のステージを邪魔してはならない"

音で相手の感情が分かるけどその内容までは分からなくて。
ずっとずっと、どうすればいいのか分からなかったこと。

夢があって色んな場所で演奏をしていたこと。
記録が残らないようカメラや録音機器は全て壊していたこと。
"あらゆる命に害を与えてはならない"

物を壊すことはあっても人を傷付けることに力は使わなかったこと。


「全部、全部、……アイツの教えだったのになー……」

隠すために黙るのも疲れてしまった。どこかぼんやりしながら。
(-225) yayaya8 2022/02/19(Sat) 22:31:20

【秘】 衝撃波 ポルクス → 蒐集家 テンガン

/*
こちらこそお付き合いありがとうございました!
大好き

メモはもう思いのままに好き勝手に書いて頂けると嬉しいです……いやっこんな素敵な舞台を作っていただいて、暴れさせていただいて本当に感謝です……やりたい事が最高の形でできちゃったよ!!せっかくだし死体プレイングもちょろっとやっちゃうか!!

また機会があれば遊んでやってくださいね。愛を込めて!
(-229) yayaya8 2022/02/19(Sat) 22:40:47

【墓】 衝撃波 ポルクス

――これは男が襲撃された日の終わりの様子。


「……………………」

壊れた機械は動かない。音を鳴らさない。
赤色に染まる床の上で。息の根を止めて。
ギターに手を添えて。寄り添う形で眠っている。

その表情は、どこまでも穏やかな――
(+28) yayaya8 2022/02/19(Sat) 22:50:09
ポルクスは、本当は27歳に死ぬのが夢だったんだ。
(c7) yayaya8 2022/02/19(Sat) 22:53:37

ポルクスは、伝説の音楽家は27に死んだ奴が多いんだって。
(c8) yayaya8 2022/02/19(Sat) 22:53:50

ポルクスは、だからライブをして、ビッグになって、それから、
(c9) yayaya8 2022/02/19(Sat) 22:54:11

ポルクスは、……………………
(c10) yayaya8 2022/02/19(Sat) 22:54:18

ポルクスは、まだ起きたくないから、ちょっとだけ寝坊する。
(c11) yayaya8 2022/02/19(Sat) 22:54:37

ポルクスは、蘇生装置の中。
(c12) yayaya8 2022/02/19(Sat) 22:54:54

【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ

摩られる時の揺れが優しくて心地がいい。
もうちょっとやっててほしい、なんて絶対に言えないけど。

「俺は……死ぬ゛ときは、アイツと一緒に゛って……っ」

それは夢でもあり、約束でもあった。
あなたの言の葉が、音が、振動が。
優しく脳を揺らす。否定ができない。
溢れ出るモノが止まんないよ。


「アイツは……俺を、許して、くれ゛るかなあ゛っ……」

「出来損ないでっ、約束も゛、守れ、なくて、……」

「27になる前に゛死んでもっ、27過ぎてから伝説にな゛っても」

顔を上げて。あなたの方を見て。
――その優しさがどこかアイツに似てるから。

涙で顔がぐちゃぐちゃだ。
――アンタに聞いても困らせるだけなのに。


「……それ゛でもっ……いいのかなあ゛っ……!!!」
(-248) yayaya8 2022/02/19(Sat) 23:54:54

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

「君は俺のためにここで歌と演奏を聴かせてくれたでしょう?観客が俺だけのステージで周囲を壊さないように気にしながら、俺の心臓を優しく揺さぶってくれたよね。俺はそれがとても嬉しかったんだよ」

 だから、俺は君から貰ってるよと伝えて。
 それからあなたの言葉をひとつひとつ聞いて、事前に確認したデータと照合していく。

 ああ、生きるための罪だ。生かすための罪だ。

 身寄りも家もない子供たちが生き延びるために必要だったのだと分かる。
 他人の持つものを不作法にかき消さないために必要だったのだと分かる。
 他人の命をいたずらにでも奪ってしまわぬために必要だったのだと分かる。

「……その教えがあったんなら害意がなくても当然、か。ねえ、そのアイツってどういう人だったの。君とって大切な人なんでしょう」
(-255) uni 2022/02/20(Sun) 0:31:47

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

「嬉し、かった……? そう、なのか……」

あなたの言葉を聞いて。
何かを与えられていたのだろうか。あの音で。忌み嫌われる由来となった力を使って奏でられたあの演奏で。そうだったらいいなと、心の何処かで願いながら。

「……アイツ、は……」

一度だけ口を噤む。
きゅっと結ばれたそれは、すぐに緩められて。

「俺、には……兄が、いる……
双子の兄貴
だ……親に捨てられてからも、盗みをする時も、演奏する時も、ずっと……ずっと、一緒に、いた……」

寂しさを浮かべた顔で俯いて。両の手で頭を抱え。
音にはしない。口だけを動かす。
ここに来てからたったの一度も呼べなかったその名。

「――――……カストル」
(-266) yayaya8 2022/02/20(Sun) 0:59:50

【秘】 壮図千万 ラサルハグ → 衝撃波 ポルクス

 
「────。」

「随分と無謀な『夢』を見ているようだね」

「でも俺、ただ縋って体よく『夢』って言葉を使う奴はどうでもいいけれど……
無謀と分かった上で目指し続ける奴
は案外嫌いじゃないんだ。まあ、見続けてるだけで模索しないなら別だけどね。」

これ以上を素直に問いかけても、彼はきっと口を割らないだろう。少なくとも今のラサルハグはそう思った。故に踵を返す。もう
聞ける音
もないならここにいる必要もない。

「じゃあね、ポルクス。君が本当に無謀から実現に向けて何かを考えるなら相談に乗るよ」

半ば皮肉の様な本心を、本心と伝わらなくても構わないとばかりにあえて言葉を足すことはなく一方的に告げて。何らかの引き留めをされなければ立ち去るだろう。
(-268) poru 2022/02/20(Sun) 1:02:07

【独】 衝撃波 ポルクス

/*
ついに出ましたね。カストルという名が。
まあ正式には声に出して呼んでないんですけれど。
(-270) yayaya8 2022/02/20(Sun) 1:07:03

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

貴方が蘇生室にいる頃。
そっと、扉の影から様子を見ている。

誰か他に様子を見に来ている人はいるだろうか。
いたら何も言わずに引き返すだろう。
(-273) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 1:10:43

【秘】 衝撃波 ポルクス → 壮図千万 ラサルハグ

「……ひゅっ……、…………ッ!!」

馬鹿な自分にも無謀だという事は理解できる。
それでも前進するしかない。
それしか道はない。


呼吸が苦しいんだ。上手く音が鳴らせない。
言いたい言葉があるのに、呼吸するのに精一杯で。
――ああ、今度会ったらちゃんと謝らないと。
――こんなのただの八つ当たりだ。


「……ひゅっ…………ひゅっ……、」

あなたの言葉は確かにこの男に響いた。
響いた音はこれからの男の行動をも変えるのだろう。
他人を殺さないために自分に票を入れ。それでも死ぬつもりは無く。
ギターを欲しがったエゴを押し通すため処刑に参加するに至る。
が、それはまた別のお話――


男は微細な振動を察知する。
あなたの言葉に噓の音が含まれていないと分かる。
だから。今はただ。呼吸を取り戻すまでここで。

去っていくあなたを見送るのだろう。
(-276) yayaya8 2022/02/20(Sun) 1:24:31

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

蘇生室にはこの男以外に誰もいない。
いい加減に起きないとな、と身体を起こし蘇生装置の端に座ってぼんやりと天井を眺めていた。

「…………いるんだろ、アルレシャ」

扉の傍にあなたの音があるのが分かる。
(-278) yayaya8 2022/02/20(Sun) 1:33:48

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「…………起きてたんだ」

せめて誰かの音がそばにあれば、そうでなくとも貴方が眠っていれば、気付かれなかったんだろうか。
誤魔化せはしなかっただろうか。

考えても無駄だ、もう名前を呼ばれたのだから。

扉を開けて、中へ一歩。そして扉を閉じる。
そして貴方の様子をじっと見た。
目を見れはしないが。
(-284) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 1:55:31

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………ン」

いつもの短い返答。
起きていたくないからこのまま寝ようかとも思ったけれど。
装置の音がそれを許してはくれなかった。

「…………ッハハ、なんだよー……」

じっと見られれば軽く笑いをこぼす。
男もあなたを見る。
ほんのりと赤い目元のままで。
(-289) yayaya8 2022/02/20(Sun) 2:05:20

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「……なんだ、ぐっすり安眠、ってわけにはいかなかったんだね」

推測からものを言う。入り口近くにいるままで。
ゲームから脱落した貴方はもう分かっているだろうから、これ以上貴方に近付くのを躊躇っている。
貴方が死ぬであろうことを知ってて、直前にあんな話をしたのだ。


「…………まだ僕の膝でも寝れそう?」

ぽつ、と呟いた。
(-293) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 2:15:16

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「……まあね。機械って色んな揺れがあるから」

よいしょ、と蘇生装置の端から飛び下りるようにして足を地面へと降ろす。
駆け寄らない。普通の歩みであなたの元まで進んでいく。
躊躇いの音が聞こえたから。


許されるならば男は片方の手を伸ばして。
あなたの手を取るだろうか。

「………………借りるって、そういう約束だった」

どこか拗ねた様子でそんなことを口にする。
(-295) yayaya8 2022/02/20(Sun) 2:27:27

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「ちょっとわからないでもない」

静音の機械でもなんとなく、気になると聞こえる気がする程度だけど。
貴方が蘇生装置から下りるのを見、近付いてくるのを認識した。
下がりはしない。嫌ではない。わざわざ訪れる程度には貴方の様子が気になったのだ。


「……そう、約束した。……はは、お前がいいなら、いいよ。貸そう」

ちょっとくらい嫌がられないだろうかとか、思ったのだ。
取られた手を、体温でも確かめるように何度か握り返し。
(-297) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 2:36:28

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「………………ン」

またいつもの短い返答をする。
大人しく手を握られている。じ……とあなたの顔を見て。

一度振り払って握り返す。握り返した手を自分の方へと引いて。
ちょっとだけ強引だったかもしれない。
許されるならば。そのままあなたを抱きしめてしまおうか。

「………………アンタの音が……いちばん落ち着く」

小さく、小さく音にする。
抱きしめているなら、きっと耳元で。
(-302) yayaya8 2022/02/20(Sun) 3:00:11

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクス

やって欲しいとねだられなくとも、落ち着いたと判断するまで続けているだろう。

「僕は『アイツ』の事をよく知らないが、アンタの口ぶりから察するに仲は良いんだろ?」

「んじゃ、許すだろうよ」


「出来損ないなんて卑下すんな。アンタはアンタにしかできない奏でられないものをもってる。
 27で死ななくても、過ぎてから伝説になるんなら約束を全部破った事にはならないだろ?果たすのがちィとばかし未来にズレただけだ」

ぐちゃぐちゃになっている顔を見据える。
――シトゥラは視力が弱い。能力で空間認識を補助する程度に。それでも、

ポルクスの目はきっと、先を見つめたままだ。
――輝いて見えた。眩しいもんだなァ。


「当たり前だ。いいに決まってる。
 死んで、生き返って、そんでその先で伝説になって約束果たしたぞって堂々と言ってやれ」
(-303) sym 2022/02/20(Sun) 3:02:31

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「……うん?」

何か引っかかったときの、なぁに、と聞き返す声。
貴方の短い返答にはもう慣れた。だからこれはじっと見られていることに対して。

振り払われたとき、何かが気に食わなかったのかと一瞬解釈した。
握り返されたとき、より良い手の握り方を模索したのだと思った。
手を引かれたとき。全くその動作は予想になくて。

「………、あ?」

口から出たのはたった一音だけだった。
じわ、と貴方の温度が伝わってくる。
耳元に吹き込まれた、と錯覚するくらいに声はよく聞こえた。


動けない。嫌だとか、嬉しいだとか、そういう判断もつかない。
どう反応していいかわからない。こんなに、
こんな、
(-307) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 3:10:29

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「……………………あ゛っ」
 
――やべえマズったか!?


そのたった一音を聞いてハッとする。
あなたの肩を掴んでゆっくりと二つの身体を引き剥がして。
様子が分からない。顔を覗き込んでみるけれど。
ダメだこれ絶対に顔が赤いヤツだ!!


「……ちがっ、ごめ、つい…………」

なんでこんなことしたんだろう。
本当は分かってる。

慌てるように視線を逸らして。
来てくれたのが嬉しくて。

ばつが悪そうに俯いて。
ちょっと疲れたんだ。……甘えたかった。


「……………………ごめん」
(-313) yayaya8 2022/02/20(Sun) 3:30:51

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「………あー、いや、」

抱きしめ返すことも出来ず、いやそもそも碌な反応すら出来ずにいた。引き剥がされた身体が、なんとなくスカスカとして、
寂しい、
のに、それがどうしようもなく落ち着いてしまう、ような。


だから、顔が赤いのを見て、微笑ましくあったし、同時に息が詰まるような思いもあった。

「……嫌なことはされてないよ、ポルクス」

貴方の思いはわからない。わからないながらも、伝えられた言葉だけはどうにか飲み込む。
消化しきれるかもわからない、少ない言葉だけなのに。


「謝ることはない。……僕の音って落ち着くのか」
(-315) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 3:42:12

【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ

「………………っ゛……」

"許すだろうよ"

その揺るぎない声に目を見開いて。

あなたの音はどこまでも真っ直ぐで、優しくて。
男は頷くことしかできない。何度でも、力強く。

「………う゛、ん…………うんっ゛!!」

夢を諦めたりはしない。できない。
前進しかできない。もう後悔しないために。


う゛
あ゛
、ああぁぁ………………」

抑えていた心の内が溢れ出す。
嗚咽が叫びとなって空を揺らす。音を響かせる。
でもこれは悲痛な叫びではなく。前に進むための産声。

あなたがこの出来損ないの機械の傍にいてくれるのならば。
きっとそれは、落ち着くまで続いていく。

心残りは沢山あるけれど。
あなたの言葉を胸に。きっと逃げずに
に立ち向かうのだろう。
(-319) yayaya8 2022/02/20(Sun) 3:54:20

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

「嬉しかったよ。……媚びとか打算とかじゃなく与えられる優しさに弱いみたいでさあ、俺」

 与えないでくれ、と思ってしまうくらいには。

 あなたの忌み嫌われる音がもたらしたものに男は微笑んでいた。
 男は音楽に明るくない。受け取ったままの反応しか出せない。
 そうして優しさを貰い、嬉しいと言った。それが答えだ。

 そんな男だからこそ、あなたの様子を見れば少し戸惑いの色を見せてからあなたの背に手を添えようとするだろう。許されるのならそのままとん、とんと再度不器用なリズムを刻んでしまおうか。

「……あの事件の時に一緒に演奏していた人、かな……ずっと一緒にいたのなら、離れ離れになるのはつらいもの……だよね、」

 自分にはそういう相手がいなかったから、正確には分からないが。
(-321) uni 2022/02/20(Sun) 4:06:48

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「……………………ごめん」

何を話していいのか分からない。
だからもう一度謝罪の言葉を口にして。
めちゃくちゃカッコ悪い、最悪だ。


「…………なら、よかった、けどー……」

顔が熱いのだけは分かる。確かめるように手の甲を当てた。
ただ恥ずかしかっただけ。
多分、そうだと、……?


「……ン、……アンタの音がいちばん好き」

これはただの事実。素直にそう思ったから出た言葉。
あなたの傍にいた時に、やっとちゃんと眠れたから。
いちばん落ち着く音がする。だから傍にいて欲しい。
(-322) yayaya8 2022/02/20(Sun) 4:11:01

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「うーん。じゃあ、そうだな、許すよ」

謝らなくていい、ではなく。許そう。その方が気持ちのやり場ができるんじゃないかと思った。
その方が、自分だって、多分。


「僕には音は分からないんだけど……他とは違うんだなぁ、ってのはなんとなく分かったよ」

こんななのに。こんなものから出る音が1番いいなんて、何かの間違いなのでは、と思うけど。
言ったらきっと貴方が傷つくんだろうな。

控えめに、貴方の袖を何度か引こうとする。
そばにいる、少なくとも今日は。
(-324) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 4:29:19

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

あなたの言葉に噓の音が含まれていないことは分かるのに、どうしても上手く呑み込めなくて困惑の音を響かせた。
そこまで言われたのは初めてだ。
どう返したらいいのか分からない。


「…………、ずっと、一緒で……いつだって、優しくて……いつだって、傍にいてくれて……アイツがいたから、アイツの音があったから、夜も眠れて……」

声が震える。身体が震える。
呼吸がしづらい。

抵抗はしない。きっとこの震えもあなたに伝わっていく。自分を抱くように、震えを抑えたいから、腕を回して。

「でも俺、アイツに……アイツの話を聞く勇気がなく、て……っ、俺、は……分かってた、のに、アイツから、妬みの音、羨望の音、罪悪感の音が、してたって……ずっと、わかって、俺、それなのに、話、が」
(-327) yayaya8 2022/02/20(Sun) 4:40:48

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「……許、す、……?」

未だにばつが悪くて俯いていた。
だから、目線を少しだけ上にして心配そうにあなたを見て。
その言い方だと多分また甘えちゃうよ。


「……、ン……結構違うよ、みんな。アンタのは……」

袖を引かれると共に音は止まった。
言おうとした言葉はさっきと変わらないからいっか、と。

「………………行く?」

男はもう一度あなたの手を取って。
いいよと口だけを動かす。

そのまま引いてくれるのなら。
いつもみたいに大人しくついていく。
(-328) yayaya8 2022/02/20(Sun) 4:51:26

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「許す」

もう一度はっきり言った。心配そうな顔は見えたけど、それでもだ。
甘えていい、一度出した言葉を引っ込めるほど卑怯ではないから。


「そっかぁ、何によって音が違うのか気になるね。
お前にとっていい音なら、まぁ、いいかな。……行こう」

小さいけれど、銃ばかり撃っているのもあって、柔らかくはない手だ。女の滑らかさも丸さも足りない手だ。
それでもう一度、確かめるように握り返してから、緩く引いて足を踏み出す。
エリアの地図は頭に入っている。迷いもせず貴方の部屋まで。
(-329) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 5:05:05

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

もう一度はっきり伝えられた言葉には「わかった」とだけ返して。

「…………ン」

いい音。わるい音。そういうので区別していない。
ただ純粋に落ち着くと思った。
ただ純粋に好きだなと思った。それだけ。


手を引かれ部屋の前。扉はきっと薄く開けっ放し。
ここからは自分が引こうかと、片方の手で扉を開けてあなたと共に入っていくだろうか。

「…………あれ、申請したやつ」

アンティーク調の部屋。正面の壁に飾ってあるのは振り子時計。

「これの音辿るから、自分の部屋にはちゃんと戻れるよ」

心配させないように、なんて、意味のない報告だろうか。
(-330) yayaya8 2022/02/20(Sun) 5:18:58

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

わからない、……と、目を逸らすわけではないが。
逃げ道はあった方がいい、などと考えている。
貴方のそれを塞がないように、と考えている。


流石に人の部屋に勝手に手を引いて入るほどではない。
手を引かれれば、素直に貴方の後ろから部屋に入った。

「ん、あぁ、音の出るものを置くって言ってたもんね。よかった」

意味のない、などではない。薄く扉が開いていた理由もわかった。
不用心…は、ここにいる限り言っても仕方のないことだろう。

「アンティークが好き?」

初めにトレーニングルームの使い方を教えたときに投影された風景を思い出した。あの時もそんな雰囲気だったな、と。
(-331) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 5:34:08

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

何かを考えるような音がする。
でもその内容までは分からない。

俺はまたなにかを取り溢そうとしているのか?


「…………ン!」

これは満足そうな感じの短い返答。
"よかった"の声を貰ったのでちょっと嬉しそうだ。

「ン? ああ……俺、こういう部屋に住んでみたかったんだ」

雰囲気が好きで。だからあの時もアンティーク調の風景に決めた。
手を取ったままどこかぼんやり。部屋を見渡して。

「……あ、えっと、……どこがいい?」

膝を借りる、とは言ったもののどうしたらいいのか分からない。
ベッドはあるけどそれだと膝……? 首を傾げている。困り顔。
(-333) yayaya8 2022/02/20(Sun) 5:45:30

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

貴方の音は聞こえない。
貴方の考えを読むことはできない。
けれど、この小さな男は、ずっと自分も貴方も置き去りにしている。


「なるほどね、アンティーク……アンティークか」

無礼講の、自分がいる間だけでも少しくらい『浸らせてあげられたら』よかったが。なにぶん、そういうものに詳しくなかった。
どこ、と言われて目的を思い出す。

「寝るならベッドかな?……乗っていい?」

許可が出るなら、ベッドの上に乗り上げてその上で正座するつもり。
出なかったら……どうしようか。そのときは一緒に考えよう。
(-334) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 5:55:52

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………?」

何かを考え込むあなたを不思議そうな顔で見ているだろうか。
そんなことをしなくても。
あなたがいるだけでこの男にとっては充分なのに。


乗っていい?と聞かれれば「大丈夫」と素直に返す。
きっと一緒にベッドの上まで行き。

「…………んう、?」

何故かこの男も正座している。
なんでやどうしたお前。

困り顔はそのままに。クエスチョンマークも浮かんでいるかもしれない。
(-335) yayaya8 2022/02/20(Sun) 6:07:34

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

そこにいるだけなんてただの、


不思議そうな顔には、なんでもないと言わんばかりに笑って首を振った。
そうしてベッドの上に乗り、

「………うん?」

どうした?何が起こった?
ゆるーりと首を傾けて。

「……どうしてポルクスまで座ってるの。ほら」

自分の膝を軽くぽんぽんと叩いた。横になってここに頭を乗せるといいんだよ。
(-337) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 6:13:53

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………い、いやっ、別に」

今更恥ずかしくなってきた、なんて言ってもまた伝わらない気がしたから言わなかった。また顔が赤くなってなければ良いけど。そんなことを考えながら。

「…………じゃあ、借り、る」

いつだかにやったように、あなたと膝を交互に見て。
どこか観念したように近づいて。ぽす、と頭を膝に乗せ寝そべった。

下からあなたの顔を見上げて。ただ静かに。じっと見据えて。
(-339) yayaya8 2022/02/20(Sun) 6:21:02

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

恐らく、恥ずかしいに理解を示すのは難しかっただろう。今ここには見る人もいないわけだし。
もしまた顔が赤くなっていても、理由にまでは気付けないのだ。

「はい、どうぞ」

頭を乗せる際に乱れた貴方の髪を、邪魔にならない程度にゆっくりと流そうと。
ただそれだけだ。手はそっと額の近くに置いているかもしれないが、それも邪魔そうなら止めるだろう。

それから漸く視線に気付く。
なぁに、と口にはしないが、視線を返して首を傾げ。
(-340) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 6:29:58

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………ッハハ、くすぐった」

くすくす、からからと嬉しそうに喉が鳴る。
額の近くに置いてある手は、引っ張って自分の頬へと持っていってしまおう。嫌がられないなら自分の手と重ねて。

そうして首を傾げたあなたを見つめて。
別に言うことなんて特にないけど。

「…………、」

使っていない方の手を伸ばして、あなたの頭を撫でてしまおうか。
(-341) yayaya8 2022/02/20(Sun) 6:48:08

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

嬉しそうな様子を見れば、何処と無く肩の力を抜いた。
嫌がることはない、抵抗もせずに。この手は貴方の手と頬に挟まれた。
軽く頬を撫でるように親指が一度動いて。

「ーーー………、」

何を、とすら口は動かなかった。
嫌がってはいない。

動きを止めて貴方を見る。どういった意図があるんだろう。
抱きしめられたときと同じだ。たったこれだけのことなのに、どうすればいいのか分からなくなっている。
だから、動けない。
(-342) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 6:59:04

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

嫌がられないならそのままだ。
男もまた、あなたを真似るように親指で重ねた手を撫でて。

「…………ッハハ、なんも言わねーの……?」

掠れた、それでいて無邪気な声が空を揺らす。
ちょっとしたイタズラ心と、ちょっとした労りを込めて撫でてみただけなんだけれど。

「嫌なら嫌って言ってもいいんだぞー……アルレシャー……」
(-343) yayaya8 2022/02/20(Sun) 7:07:11

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「………なんて言うべきかなって」

息が詰まる心地がする。
その行動が嫌がらせではないと分かるからこそ。

茶化したように言葉を吐いて、それでもそれは嘘ではない。

「どうせ嫌じゃないの、わかるんだろ」

皮肉を返す。小さく笑いながら。
(-344) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 7:13:32

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………ああ、」

そっか、とだけ小さく音にして。
最後にさらり、髪を撫でた手は自分の胴の上に置いた。

「まあー……わかるけどさー……」

嫌じゃないとわかっても、どこか不安になったから、なんて。
嫌がられない。本当に? この音は正しいのか?

音で分かってる気になって、本当は分かってないのかも、なんて。
なんでこんなに焦ってるんだろう。


男はおもむろに起き上がって。膝立ちで。あなたの方を向いて。
(-345) yayaya8 2022/02/20(Sun) 7:26:26

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「僕には聞こえないから偽りようもないしね、音」

髪を撫でられる頃には、細く息を吐いて。
嘘ではない、嫌ではないと遠回しに告げる。

起き上がったのを見て、少しびっくりした。
貴方の顔をじっと眺め。

「……どうしたの?」
(-346) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 7:34:31

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………、」

どこか困った顔であなたを見つめ。
どこまでならアンタは嫌がらない?


あなたの両の肩を掴む。
許されるならば。抵抗されないならば。
そのままゆっくりと後ろに倒してしまおうか。
強い衝撃があるといけないから、頭の後ろに手を添えながら。

行動全てが許されたなら押し倒す形になったかもしれない。
困った表情のままあなたを見下ろすだろうか。
(-347) yayaya8 2022/02/20(Sun) 7:43:26

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「……え、………あ?うん?」

抵抗はしない。
抵抗も嫌がる様子も一つもなかった。
押し倒す、という動作に付随した頭に手を添えるという気遣いの方を、むしろ強く疑問に思う。
それは、なんのために?


「……えーっと。ポルクス?」

見上げた先の表情が、とても押し倒した側の顔に見えなくて。
なんのつもりだろうという疑問が晴れることはないままだ。でも困った顔をしているので、手を伸ばして貴方の頭を撫でようとするだろう。
(-348) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 7:51:06

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………、ンン」

男は避けたりはしない。大人しく撫でられるのだろう。
もうちょっと欲しい、とか言えない。


「…………これも嫌じゃないの?」

掠れた声。きっと顔は近いから囁くように。
感じる音の揺れが信用できない。


「…………嫌じゃないなら……もうちょい甘えさせて」

散々好き勝手しておいて、今更そんなことを問う。
なんでこんなにも不安になるんだろう。
(-349) yayaya8 2022/02/20(Sun) 8:02:18

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「……なんでだろうなとは思うけど」

避けないのであれば、よしよしと宥めるように撫でる。
嫌じゃない、ただ、わからないだけだ。
無体を働くなら頭を守ってくれるのは不思議だし、困った顔は尚更だ。少なくともアルレシャにとっては。
その先、が起こらないならばもっと疑問は強くなるはずだ。
貴方は何を欲しているんだろう。


「いいよ。……何をしたらいい?」

甘やかす、のもよく分からない。
されたことがないから。

とりあえずは、頭をのんびり撫で続け。
(-350) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 8:11:23

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「……なんでだろうなー……」

自分でもよく分かってないような物言いで。
馬鹿な男には自分の感情すらよく分からなくて。


大人しく撫でられている。このまま動かなければずっと撫でてくれるのかな、なんてぐるぐると考えてしまう。

「…………、…………、起きるまで傍いて」

考えてから。考えてからそう口にした。
だって、本当はずっと傍にいてほしいだとか、独り占めしたいだとか、考えるのっておかしくないか?


許されたのならいいか、と。あなたの隣へと寝そべって。
そのまま抱きしめてしまおう。そして顔の位置はあなたの心臓の近くが好ましい。撫でる手が止まったら再び強請ってしまうかもしれない。
(-351) yayaya8 2022/02/20(Sun) 8:33:03

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

自分でも自分の思考がわからないことはよくある。
よくあるから、それを揶揄することはない。

撫でて、撫でて、貴方の言葉を聞く。
裏側にある思いに気付くことはなく。


「うん、……わかった」

落ち着くのだろうな、と解釈して。
隣に寝そべるのも、抱きしめられるのも、ーー抱きしめられるのはまた少し驚いたが。
嫌ではない。心臓の音は緩やかだ。きっといつもの音。
撫でやすい位置にきた頭を、あやすような速度で撫でる。貴方が寝るまで変わらずそうしているつもり。
(-369) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 15:17:00

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

「……うん。うん」

 ひとつひとつ、相槌を打つだけだが。
 自分の全てを知った上でずっとそばにいて優しさを与えてくれる人がいたら、自分の中で大きな割合をその人が占めることくらいは分かる。
 あなたのこれまでに安らぎがあったことを内心で喜ぶ。
 妬みと羨望の音。追って、罪悪感の音が鳴る。


 震えが伝わるのならば、震えを抑えようとあなたがするのであれば。また抱き締めようとするだろうか。あなたが求めているものが自分ではないと分かっているけれど、せめて自分は聞くのだという意思は示したい。

「そういう音が聞こえる感覚は俺には分からないけどさ。『そういうもの』を抱えていると分かる相手に直接聞くってすごく勇気のいることだよ。……お兄さんとまた会えたら、聞いてみたい?」

 後悔を抱えているあなたにもしもの話を投げかける。自分には生死すら分からない相手である以上空想に過ぎないが、けれど今のあなたにその
勇気
があるのかと問いかける。
(-371) uni 2022/02/20(Sun) 15:30:57

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………、」

許されたからいいよなと自分に言い聞かせて。
目を閉じて。甘えるように擦り寄るような動きをして。
落ち着くなと息を吐いて。
……本当にそれだけ?


「…………ッハハ、寝たくねーな……」

寂しさを含んだ掠れ声が自分の脳を揺らした。
寝たくもないし起きたくもない。
このまま時間が止まっちまえとか考えてる。


疲れてるんだなと思い込んで寝たフリでもしてしまおうか。
そうすれば意識あるまま長い時間を共にできるかな、なんて。

どこか縋るように。
少しだけ強い力で抱きしめた。
(-400) yayaya8 2022/02/20(Sun) 18:38:52

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

音は、振動は、男に世界を与えた。そして兄もまた男に世界を与えた存在だったのだ。頭の悪い自分をいつでも導いてくれていた。だからこそ今はその人が分からない、分からなくなってしまった。
何で見捨てたんだ。何で教えを破るようなことを。何で。


――妬みと羨望の音。追って、罪悪感の音を感じる。


抱きしめられれば、男も少しだけあなたの方へと身体を寄せるだろうか。震えは止まらないけれど、それでも。
あなたの問いにゆっくりと涙の滲む目を開いて。

「俺……俺、は……もう、取り溢したくない。取り溢して、後悔に塗れて生きていくなんてクソは……もう、ゴメンだ。一生やらねぇと自分に誓う」

「……もし会えたら聞きたいとかじゃねえ。
 
地べた這いずり回ってでも探し出して真実を聞き出す


その目は、音は、どこまでも真っ直ぐで。

「なあドギー……
アンタは何でアイツと同じ音がする?


力強く。その意志を証明するかのように。
あなたを見つめ問うだろう。
(-407) yayaya8 2022/02/20(Sun) 18:58:35

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

擦り寄る動作がくすぐったくて微笑ましい。
撫でる手を止めぬまま。寝たら、眠りの邪魔にならないように止めようと思っていたが。

「……寝たくないの?」

その言葉に、違和感を覚えたような。
見ないふりをするような。

眠るための行動でなかったらこれは?
答えは知らぬままがいい。


抱き締める力が強くなる。嫌じゃない。嫌じゃないに変わりはない。
少しだけ、息が詰まる思いがした。
(-413) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 19:17:05

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

 "あらゆる命に害を与えてはならない"

 その教えが守られていれば、少なくともこんな掃き溜めまであなたが流れてくることはなかっただろう。
 その教えを守る気がなければ、今あなたはこうして苦しんでいなかったのだろう。
 安らぎを与え、導いてくれていたはずの彼が生み出した断裂のこちら側にあなたは置いて行かれてしまっているのだろうと、思って。

 涙の滲んだ、けれど真っ直ぐで力強い視線に射抜かれて。
 無自覚のうちに、『看守』が僅かに剥がれる。

「……彼と同じ音がするのなら、彼も君に似たようなことを思っていたんだろうね。
 ――自分にないものを持つ
お前
が羨ましい。自分が持たざる者だから持っているお前が妬ましくなる。でも、妬ましく思う自分が間違っていると分かっているから、お前に対して申し訳なくなる」

 俺にもそういう誰かがいたらよかったのに。
 そんな誰かがいたお前が羨ましくて妬ましい。
 でも、そう思うこと自体が間違いだ。お前は何も悪くない。


「素直に憎んで拒絶できる相手ならよかったのにね。お前はそうじゃないから、嫌いになれないから、妬ましさは増すばかりだろうよ。好意的に思う気持ちとの板挟みだ」
(-420) uni 2022/02/20(Sun) 19:57:46

【秘】 泰然自若 シトゥラ → 衝撃波 ポルクス

シトゥラはポルクスが落ち着くまで傍にいるだろう。
多少の歯痒さはある。それでも……もう、ポルクスは折れないだろうと。前に進み続けるのだろうと思う事ができた。

落ち着いてきた頃、部屋には戻れるかと声を掛ける。
難しそうであれば、ポルクスを部屋に送り届けてシトゥラはポルクスと別れただろう。
(-423) sym 2022/02/20(Sun) 20:02:38

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「だって――」

撫でる揺れが優しくて心地が良い。
だからきっと、それを言われていたら寝た後もやってて、と強請っていただろう。拗ねた態度で口を開けば、

「――アンタは俺のもんになんねーじゃん……」

……は? 俺、今なんて言った?


慌てて、反射的に身体を少しだけ起こした。
混乱の音、困惑の音が自分の中で響いている。
違う、寝て起きたらこの時間が終わっちゃうからって、そういう話をしようと思っただけで、なんで、
そんな、
ことを、


「…………、なんか今日、
ダメだ……
(-428) yayaya8 2022/02/20(Sun) 20:21:32

【秘】 衝撃波 ポルクス → 泰然自若 シトゥラ

きっと最後まであなたの優しさに甘えてしまう。

これからの死に立ち向かおうとするのも。
思っていたより穏やかな死を迎えられたのも。
きっとあなたの言葉があったおかげでもあるのだ。
でもこれはまた別のお話――


だから帰れるか問われた際も首を横に振って、あなたの服の袖を掴み部屋まで帰ったのだろう。
赤い目元のままで無邪気に「アリガト」とお礼を言って、優しい音のするあなたと別れました。
(-431) yayaya8 2022/02/20(Sun) 20:29:39

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「ーーー……、」

間違いなく、声を聞いた。
この至近距離で、聞き間違うはずもない。
聞き逃すはずも、
聞き逃せたなら!


心の芯、深い深い何処かに、杭でも打たれた気分だ。
それでも嫌にならない自分が嫌だ。


「……死んで、生き返った直後だからだよ、ポルクス」

口を開く。
卑怯極まりない口を。


「一度寝て、沢山考えるといい。……少なくとも、無礼講の間は僕、いるしね」

ぽん、ぽん、とあやすように。宥めるように。
貴方が少しでも落ち着けばいいな、と。
(-434) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 20:35:10

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

音で分かっても、人間は分からないことだらけだ。
式の形を知れても馬鹿な男にはイコールの先の答えが出せない。その事実を置き去りにされてからやっと思い知らされた。もう遅いのに、後悔だらけで、苦しくて。

だからもう逃げない。前進しかしない。できない。

僅かにノイズの剝がれた『あなた』の音を聞く。

あなたは兄ではないのに。
アンタは兄貴じゃないのに。その言葉は俺がずっと追い求めていた答えのようにも聞こえて。

「……馬鹿野郎」

弱々しくそんなことを口にして。

「俺らは一緒なんだよ……切っても切れないんだ……なんだよ……その音を……感情を、自分だけ持ってるみたいな言い方しやがってさ……」

「俺はアイツと違って耳が聞こえなかった。俺はアイツと違って頭が良くなかった。俺はアイツと違って泣き虫で、物覚えの悪い出来損ないで、ギター弾くくらいしか取り柄がなくて、」

「…………きっと同じだった……」

あなたは兄ではないけれど。
避けられないならば、頭へ手を伸ばして撫でてしまおうか。
その行動が許されるなら、両の手で犬みたいにわしゃわしゃと。
(-440) yayaya8 2022/02/20(Sun) 20:55:23

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「――――……違う」

これは"生き返った直後だから"に対する返答だ。
ああ、これはちゃんと違うと思ったから出た言葉だ。大丈夫。


この男は素直だが、それは反発する際にも言える話だ。
どこまでも愚直で、分かりやすくて、だから今もまた。

身体を起こして。あなたの上、押し倒した時と同じ形。
両の手をついて。あなたの顔がよく見えるようにして。

「無礼講の間しかいないのが嫌って話」

じっとあなたを見据えて音にした。
隠すから面倒になる。隠すからややこしくなる。
言えなくて後悔する、なんてもうたくさんだ。
(-445) yayaya8 2022/02/20(Sun) 21:32:59

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

 そう。誰かを羨み妬む感情をただ一人だけが持っているわけがない。
 分かっていても心をかき乱されるからこそ苦しむだけで。
 俺は進むなんてできやしないよ。


 あなたの言葉ひとつひとつを、今度は黙って聴いていた。余計な口を挟むべきではない。だってそれは、

 兄へ向けられるかけがえのない言葉で。
 それは時に金銭よりも価値がある。

 兄を思う故に吐き出される言葉で。
 あなたの感情を邪魔したくない。

 兄を慈しむが故に紡がれる言葉だ。
 害になりようがないだろ、これが。


 男があなたの手から逃れることはない。逃れはしないが受容といえるようなものではない。
 有り体にいうのならば、どうしたらいいのかわからない。
 存外柔らかな髪があなたの手に触れている間に抱きしめる腕は少しだけ強まっただろうか。

「……実際の答え合わせは、兄さんを見つけてからやりな。俺はお前の兄じゃない。第三者の俺にあれだけ大口叩いた上で吐かせたんだ、本番だって当然上手くやれるよな?」
(-446) uni 2022/02/20(Sun) 21:38:56

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「………う、うん…」

意味をなさない呻き声。
丸め込もうなどというのが通用しないと悟った。


見上げる顔は、真剣に見えた。
茶化す道も諭す道もないなと思った。
呼吸ができない、訳ではないが。打ち上げられた魚は今どうするべきなのかを分からずにいる。

しんでしまう。 自分の感情もわからないまま。


「……い、るよ、看守をやめはしないからね、……」

少なくとも、これは本当のこと。
けれどきっと、貴方が言っている言葉の意味からはズレているんだろう。分かってる。分かっているけれど。
(-448) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 21:44:17

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

逃れないのなら撫で回すまでだ。わしゃわしゃと、でも優しめの力加減で。でも別に、兄に会えたらこれをやりたいと思った訳ではないのだ、決して。
だって絶対に俺が撫でられる方だし。


男は『あなた』を撫でたかった。ただそれだけ。

「……ッハハ、分かってる! 言われなくてもそのつもりだぜ」
――アンタは兄貴カストルじゃないけれど。

「なんなら、さっきより上手く演ってみせるさ」
――どこか本当の兄弟みたいな暖かさを感じたのは確かなんだ。

「leaf beetle……ファンの期待には答えねェとな!」
――だから素直に受け止めてくれ。


くすくす、からからと喉が鳴る。
嬉しい時、楽しい時に無意識に零れる音。

男は真っ直ぐにあなたを見据えて。
ただただ素直な音を無邪気に響かせたその後は。
両の手を大きく広げてあなたとハグを交わそうか。
(-455) yayaya8 2022/02/20(Sun) 22:03:59

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

嫌がられていない。そういう音がしないのなら。

だとしたらこの違和感は何なんだ?
なんでそんなに苦しそうなんだよ?


「そういう話じゃない。……アンタならわかるだろ」

真剣な眼差しはそのままだ。そのままあなたを見て。
茶化されても諭されてもきっと弾き返してしまう。
逃がしもしない。
今逃がしたら、手が届かなくなる気がして。


「なあ、なんで……なんでそんなに辛そうなんだ?」

「俺、アンタを困らせてる? 嫌なことしてる?
 …………、こういうの、聞かれるのも辛いか?」
(-467) yayaya8 2022/02/20(Sun) 22:29:01

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

 あなたの思考を読めない男はそれでも、あなたの両手で与えられる優しさには当然気付く。
 己の内面を知る人間に与えられる純粋な優しさは、自覚している通りに心の内をかき乱す。
 『俺』がまともでやさしいものを受け取るなんて。


 笑っている方がいいな、と真っ当に思う自分に気付く。
 
看守としてはのびのび羽を伸ばしてくれた方が嬉しい

 ……ああもう、わかってる。こういうところが恨めないんだ。

 暖かさを感じているのはこちらも同じだ。
 全くもって柄じゃないけど、素直に受け止めてやるから、
 返し方が下手でも許せよ。


「お前が上手ーく演りきるところを楽しみにしてるよ。
 だから、できる限りでお前のことを見届けてやる。

 ……頑張れよ、俺がここまで言ったんだ!」

 あなたに返す言葉と笑みに返されるものは二つ。
 一つ目は不器用な喜びの音。二つ目はすっかり馴染んだハグ。
 どちらにもきっと、ノイズは少ないはずだ。
 わしゃわしゃと撫で返してやる。やられっぱなしは悔しいので。
(-470) uni 2022/02/20(Sun) 22:44:41

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「わかっ……てるよ」

分かるだろ、と言われてまでとぼけてられるほどでもない。
息継ぎができない。あぁ、この苦しさも貴方には分かってしまうのか。
いつもの笑みを繕うことすら意味を成さないと知って、貴方に目が合わせられなくなった。


「………っ、俺、は、」

はく、と口を動かす。酸素を求めるように。

「嫌ではない、困っては、いる……困ってはいるな、けどお前のせいではねぇ、俺がおかしいんだ」

だめだ、口調さえ繕えない。余裕がない。わからない。何が正解だ?


「なんて返せばいいか分からん。じゃあお前のエリアの担当に立候補するよって、多分そういう話じゃねぇんだろ?
おまえ、なんで、どうして、 なんで俺なんかを、?」
(-476) rustyhoney 2022/02/20(Sun) 23:00:05

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

この男はきっとどこまでも真っ直ぐで、純粋で。
だからこそ飾りっ気のない、混じりっ気のない、ノイズの少ない『あなた』も『あなた』として見ることができるのだろう。

柄じゃないとか、返しが下手とか関係ない。
ノイズがあっても、ノイズがなくても。
その音の全部がアンタなんだ。


「おうっ!! 
俺、頑張るよ!!!!


その表情と音に、先程のような震えや寂しさは無い。
だってあなたが見届けてくれると言ってくれたから。
出来損ないの機械は出来損ないのまま高らかに音を鳴らす。

「…………って、わーッ!!!!」

撫で返されればさっきみたいにからからと喉を鳴らして。
きっとこんなやり取りも兄弟のように見えるのかも、なんて。

これからどうなるかなんて分かりやしないけれど。
それでも、今だけは。穏やかで楽しい時間をあなたと過ごすのだろう。
(-489) yayaya8 2022/02/20(Sun) 23:41:36

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「………………ッ」

目を逸らされ。口の動きを見。やっぱり苦しいのだろうか。
だとしたらこの姿勢は息が辛いだろうか。
わからない。


一度だけごめん、と断りを入れて。
背を支えながらゆっくりとあなたを起こそうとするだろうか。
手はそのままあなたの背に添えて摩って。
それしかできない。


「……困らせたンならごめん、」

困らせる原因となったのは理解できる。
だから謝った。あなたは何もしていないのだから。

「そういう話……じゃないと、思う?……なんで、なんで? なんで、だろう、」

なんでこんな気持ちになるのか。わからない。


「なんでとかわかん、ない……理由がなきゃ、ダメなのか……?」
(-503) yayaya8 2022/02/21(Mon) 0:09:15

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>151 ロベリア
これはなんかドンパチが始まるちょっと前くらいの時間軸のお話。


なんとなく、普段あまり聞かない音がトレーニングルームの方からしたので遊びに来てみた男だ。扉を開けて覗き込み。

「……ロベリア、いるー?」
(+29) yayaya8 2022/02/21(Mon) 0:18:16

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>157 ロベリア
「おお、いた……アンタの音がしたからな!」

概ね前に言ったことと同じだろう。
ひょこひょこと歩み寄り。

「いや、珍しいなーと思って……様子見に来ただけ。
 邪魔じゃないなら俺もいていいか? ここ」
(+30) yayaya8 2022/02/21(Mon) 0:28:02

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

その優しさが、気遣いが、何よりの毒なのだと。
言ってしまえば貴方は分かってくれるだろうなと思うのに。

あまり困らせたくはないな。
悲しませたくもないな、と。思ってしまう。


貴方に支えられて座り、ほんの少しだけ項垂れる。
あんまり顔が見えなければいいと願う。隠すほどではないが。

「嫌ではない」

何度目かの言葉。本当に、嘘じゃない。

「……ダメでもない、と、…思うんだがな、思うんだが、俺が上手く飲み込めてねぇ。納得できてねぇ。
……悪い、わからねぇんだ……」
(-504) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 0:29:50

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

音で感情の揺れが分かっても、馬鹿な自分には言われなきゃ分からない事が多すぎるから。何かあるなら言ってほしいな、とは思う。

それで困るのか。悲しむのかは。
言われてみなきゃ分からないけれど。


「…………そっか」

横に並んで座っているだろうから。嫌じゃないなら。
摩る手はそのままに、もう片方の手で自分の方へと寄せてしまおうか。

「……ン、大丈夫だから。アンタは悪くないよ。……ウーン、なんで、……どうしてだろうなー……俺もよくわかんない、けど」

「納得は……してるかなー……」
(-510) yayaya8 2022/02/21(Mon) 0:47:32

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>159 ロベリア
薄い反応も予想ができていたから、ただこくりと頷いて。
鈴の音に首を傾げた。きれいな音だな。

いやハッキリ言うじゃん……

 じゃあ好きにするか……俺も別に何もしないけど」

言いつつ、ひょこひょこと機材まで近寄るだろうか。

「アンタ、これいじった? いじらんの?」
(+32) yayaya8 2022/02/21(Mon) 0:53:35

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

言ってほしい、すら。わからない。
口答えは要らないらしい。弁が立つのは使いづらい。
貴方に言われたことはないのに。

貴方の優しさに、素直さに、心を預けてしまうことさえできない。
傷付けた後の癒し方も知らない。


身体を寄せられて。
ーーー身体を少しだけ預けた。

「……そうなのか。………俺は分からない…。
正直に、言葉を選ばずに言うと、俺を自分のものにしてぇとかトチ狂ってんのかとすら思う」

本当に全く言葉を選ばずに言った。
(-513) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 1:00:46

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

男には聞き出し方が分からない。あなたが何を考え何を思うか分からない。だってあなたは言葉を隠すのが上手いから。

音だけ分かっても仕方がない。
あなたの葛藤の真の内容を知る事が叶わない。
それには少し……寂しさを感じているかもしれないけれど。


「…………、」

身体を預けられれば、大丈夫だと言わんばかりに背をポンポンと叩いて。寄り添う形で軽く頭を寄せようか。

「フッ……ッハハハ!! アッハハ、おもしろー……」

くすくす、からからと喉が鳴る。
あなたの言葉を聞いて。
どこまでも無邪気な音で男は笑っている。

結構面白かったらしい。

「逆になんでトチ狂ってるー……とか思うの?」
(-519) yayaya8 2022/02/21(Mon) 1:13:48

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>161 ロベリア
「ンーン、そっか……
 せっかくだし風景でも変えてみるか?」

鈴の音を聞きながら。でも周囲には音が多いから。
心地いいと感じるのはほんの僅かだろうか。

「……俺もじ読めンから。
 好きなの出たらストップって言ってほしい!」

使い方は何となく理解している。ので。
今にもルーレット、スタート!しようとしている。ぽちぽち。
(+34) yayaya8 2022/02/21(Mon) 1:18:46

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

 真っ直ぐなあなただからこそ打ち壊せた壁がある。
 純粋なあなただからこそもたらした優しさがある。
 自分が取りこぼしていた自分をも見るあなたにやっぱり、やっぱりちょっとだけ嫉妬心。

 何処にいるとも知れない双子の兄アンタへ。
 こんなところにぶち込んでこんな苦しんだって、アンタの大好きな片割れはこの通りです。
 今のうちに首を洗っているといい。それか、それか……迎えに来てやってくれ。


 ぎゃあぎゃあと騒いでいると不思議と気が安らいで。
 ああ、兄弟がいたらこんな感じなんだろうなと思う。

 柄にもないかもしれないが、まあ、無礼講だし許されるだろう。
 この日、暫くは監獄に不似合いな穏やかな空気がこの部屋に満ちていた。
(-520) uni 2022/02/21(Mon) 1:31:26

【秘】 黒風白雨 バーナード → 衝撃波 ポルクス

/*
 ポルクス〜〜〜〜〜〜〜〜アンタなんでバーナード特攻持ってますのよ!?見事にやられましたわ!!(他意なく与えられる優しさに弱い・好きな歌は独りよがりな歌)
 本当に素敵な秘話をありがとう……襲撃されたようだし、もうゲームから除外された分後はのんびりと気兼ねなく無礼講を楽しんでね……また隙あらばお話させていただけると幸いよ!kiss!
(-522) uni 2022/02/21(Mon) 1:33:08

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>168 ロベリア
音に混ざる囁きの揺れに首を傾げつつも。
ボタンを
ぽちぽちぽちぽちぽちぽち!


「まだーーー……???」

ぽちぽちしていたが、ここではないどこかの音に反応して扉の方へと視線を向けて。それと同時、きっとストップと言われたタイミングでぽちをする手は止まったのだろう。

「……えっ、いや……これは流石にナシだろ」

泥中ドン引きボイス。

もうひとぽちりしてアンティーク調の音楽スタジオに変えました。位置はライブ時に覚えていたので。

「ロベリアー……アンタ多分だけど戦えないでしょ? 外出ないようにしとけー……なんかやってるぽい」
(+35) yayaya8 2022/02/21(Mon) 1:40:06

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

言えない。言いたくない。
知ってくれ。いやだ。

いつもそれが、喉に引っ掛かって、言葉が出ない。


誰かに身体を預けるのは本当に久しぶりで、だからこそ慣れなくて居心地悪い。
それでもなんとなく、嫌がるほどではないから、貴方の笑い声を近くで聞いた。

「なんで笑ってんだ……。
こんなん手に入れてどうすんだ、って話。つか、手に入れんでもたまにそばに来るとか顔見せるとかじゃ駄目なのか?」
(-526) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 1:40:52

【秘】 衝撃波 ポルクス → 黒風白雨 バーナード

/*
バーナード〜〜〜〜〜〜〜えっ全然そんなつもり無かったんですけれどそんなにぶっ刺さってたんです!?!?!?ohフレディ!なんてこった!!
こちらこそ情緒不安定Boyにお付き合いいただいてとてもとても感謝ですわよ!バーナードお兄ちゃん……おれ……のんびり楽しむよ……是非またお話しましょ!
Love!
(-529) yayaya8 2022/02/21(Mon) 1:51:56

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

声に出しての笑いが終わった後も。
くすくす、からからと楽しそうに喉が鳴る。
あなたの葛藤は知れないままに。


「いや、おもしろくって……
 ンーンン、たまにだと違う……ずっといて欲しー……」

身体はずっと傍に。
安心できて心地が良いから。


「つか……なんで自分のコトこんなん、とか言うの? さっきの言い方もなんかそんなカンジだった。から、そこがちょっと気になるんだけど俺」

自分を卑下するような発言に疑問を持った。
アンタの事をよく知らないから。わからないから。

考える時の癖、小さく左右に数回だけゆらりと揺れながら。
(-534) yayaya8 2022/02/21(Mon) 2:19:23

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>171 ロベリア
「…………ほんとかー?」

疑いの視線を向けた。
大丈夫?見栄を張る音、響いてない?
まあ何かあればこの男が守るので問題はない。たぶん。

「……誰、だろうなー……
 音が多くてちょっと、やってるヤツの特定はできないけど……」

誰がどこにいるかは何となくわかる。
その中から忙しなく動き回る音を察知すれば暴れてる内の何人かの予想は大体は可能、ではあるのだが。

「…………う、へぇ……酔うかも……」
(+37) yayaya8 2022/02/21(Mon) 2:31:00

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「俺が看守でお前が囚人である限り、無理な話だな」

ずっと、という言葉に酷くあっさり告げた。それは自分のフィルターを通さなくても明確な事実。
貴方とは裏腹、微動だにせずその体勢のままでいる。

「いや、いいもんじゃないからさ俺」

なんで、との問いにも酷くあっさりと。
理由を聞かれたのに、これは理由ではない、ということすら気付かないままの認知の歪み。


「あとは……、なんだ、お前の興味が逸れんかと、わざと」

そのくらいで嫌ったりうんざりしてくれたりするなら、今こうして寄り添ってはいないのだろうが。
(-538) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 2:41:54

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「こっから出れたら違うかもしんないじゃん?」

刑期がいつまでかは知らされていないが、あるかもしれない可能性をきっぱりと口にして。
未解決事件。データを見たあなたになら分かるだろうか。
男の は未だに見つかっていない。


「だからなんでそう思うんだよって話」

こちらも酷く完結に。
こんなんとか、いいもんじゃないとか、思わないから。


「あー……あー……? 多分ムリだと思うけど」

こちらはあなたの考える通り。興味が逸れることはないと自覚している故に、ああ言えばこう言う状態で手放さないよう寄り添っている訳だ。

男は噓が得意ではない。都合の悪い事は黙る癖があるのだ。
だから今まであなたに言った言葉にも、今の言葉にも。噓はない。
(-539) yayaya8 2022/02/21(Mon) 2:57:54

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「……目処、ないだろ、まだ」

調べたから知っている。解決していないと覚えている。
それでもここに貴方を入れた判決に、
アルレシャはやや怒っている。

野放しにしてられないというのもわかるが、それでもだ。
未解決にはっきりした刑期など。


「あ?……あー…今までそうだったし、そうだろ」

そんなもんだ、と思っている。
植え付けられた価値観がそう言っている。
猫をかぶって表面を均した部分だけなら、まだしも。


「……………なんで…」

帰ってきた言葉にも事実にも全然全く納得いっていない。聞けば聞くほど腑に落ちない。
貴方の言葉を信じていないからではない。
そこそこちゃんと間に受けているからこその反応だ。全て。
(-540) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 3:13:00

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………、まあね……いつ出れるかなー……」

寂しさが掠れた声になり空を揺らす。
未解決。それでも判決はほぼ有罪に傾いている。
いくら自分は何もしていないと主張したとしても。
どこからどう見てもこの男がやったとしか思えないと。
他人の証言と数少ない証拠がこの男を犯人とした。
世間が、他人が、この男をあの事件の犯人だと指差した。
それだけの話。


「今までが何かわかんないけど……そうじゃないだろ」

少なくとも男にとっては違う。
植え付けられた価値観など知らない。
こうやって外面が崩れたあなたを見ても答えは変わらない。


「なんでだろうなー……そう思っちゃうモンはしょうがないー、じゃあアンタ納得しなさそうだもんな……ンーン」

そしてちょっと困ってきた。気持ちを上手く言語化するだけの頭がない。なんなら自分でも自分の気持ちをよく理解できていないのだ。息を吐いて肩を落としつつ。

「別に……理解してくれって話じゃないよ。
 ただ俺はアンタのことが好――――……
あ゛!?


前言撤回です。いい加減に気付いたかも。
(-542) yayaya8 2022/02/21(Mon) 3:43:38

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「……
気に入らねぇ…


きっと、貴方がアルレシャから初めて感じる音を伴ってこの声は聞こえたんだろう。
憎悪を伴う怒気。

この世の全ては悪だ、法にうっかり触れた者のみが罪人だ。
悪が自分を棚上げ正義と善を気取って吊し上げる『冤罪』が。
アルレシャの最も嫌いなものだ。
……貴方の事件はせめてもっと調べられるべきだと、思っている。


「俺にとってはそうで、俺にとっては俺がしょうもないもんなのが当たり前なだけだ」

だから、身に余る。過ぎる好意は毒だ。
毒で、

「………
おい待て今か!?今なのか!?


そんなにガンガン素直ストレートにぶつけておいて!?
ツッコミで息苦しさがちょっとだけ飛んでいった。
(-544) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 4:05:32

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………、ン」

憎悪の音。怒気の音。自分に向けられたものでないと理解できる。だから何も言わず少しだけ、少しだけあなたの方に身体を寄せた。

「…………、そっ、かあ」

そして、そう言われてしまえばもう自分が言える事はない。
他人にとっては違うとしても、自分にとっては当たり前だという障害能力が自分にもあるから、だから、

わーわーわー!
 ちがいます。
 聞こえない聞こえない、なんも聞こえない!」

聞こえなかったとしても振動で分かるんだよなあ……
咄嗟に出た照れ隠しです。顔も赤い。もう恒例だろうか。

「もーマジでやだ……俺……クソカッコ悪い……」
(-545) yayaya8 2022/02/21(Mon) 4:33:02

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「…………、」

こんなに怒りが脳を浸しても、本船に掛け合ってやるだとか言える立ち位置ではない。
自分にできることは少なく、役には立たない。
寄せられた身体をそれ以上余計に震わせないように、怒りを喉の奥に押し込んだ。


「……お前がそう思ってねぇらしい、ってのはちゃんと分かる。
わかるけど、納得はしてねぇな……」

有り体に言えば、俺よりもっといい奴がいくらでもいる、なのだが。自分でも生きにくいと分かる程度には難儀だし。
そうなんだけど、

「………あー……」

そう赤い顔をされたら、こっちももう何も言えない。本当に、なんでこんな、
……こんな。


「カッコ悪いとかは別に思ってねーけどよ……。
一旦俺がどうとかも横に置いといて、さ、お前、なんだその……俺をお前のものにしてどうしたいんだ、それ」

いつも一緒に、なんて柔らかなことをアルレシャは考えていない。
考えられない。

逆を言えば、ただ共にあればその心は満足するんだろうか、と。そう問うている、つもりだ。
(-546) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 4:46:44

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「…………、…………、」

押し込んだ怒りには言及はしない。気を遣わせてしまったのかな、とは思うが。
男は理解している。
事件の根底にある情報を黙秘していると。
男は自覚している。
それを言わなければ何も伝わらないと。
だからこそどうすれば良いのか分からず今も檻の中だ。

だって、喋ったら今度はアイツが――


「ンン、伝わったンならー……それでいいけどー……」

納得させられないのは正直もどかしいところ。
自分の顔に向けて手を仰いで。どうもこの顔が赤くなる感覚は慣れなくてダメだ。ダサいし。
そうしてあなたの問いを聞けば首を傾げ。

「どうしたい……どうしたい? どうしたいって、なんだ……どうも、しなくない……?」

また少し困った顔をする。具体的な事を聞かれるといつもこうだ。
人としての知識も経験も足りていないのだ。


「逆に……アンタはどうして欲しいの?」
(-547) yayaya8 2022/02/21(Mon) 5:17:17

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

言及されぬのなら、この怒りはもう腹の底。
黙秘している状況も、調べて把握している。
それでも、言わないならお前が犯人だ、というのはあまりに乱暴じゃないか?
口を閉ざしてしまったから、これ以上は言わないが。



「どうもしないなら、お前のものにする必要は?……コレクション、ってんならまだ飲み込みやすいなと思ったんだよ」

そばに置いておきたいぬいぐるみ。見目の良い人形。そうして愛でられるというならまだ呼吸がしやすい。
貴方自身よりも先に貴方の好意に気付いた癖に、そんなことを平気で言う。


「どうもされたくねぇ。……てのもなんだな…でも何も思いつかん。……俺は誰も俺なんか選ぶな、って思ってる。でもお前が俺を選んじまいそうだ。だから、俺が何かして欲しいとかは、ない」

人に何かをしてもらう、だとか、想像もつかない。
だから、落ち着かないし、避けたい。わからないから。
(-548) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 5:35:26

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

「……? ンーン……言っとくけどアンタを物だとは一切思ってないし……必要とかどうとかはわかんないけどー……
 他人のもんになるくらいなら俺のもんになってくれ、とは……思う?」

以前、何となく抱いた感情を今更口にする。

首傾げ。あなたを物だとは思っちゃいないし思えないし、一丁前に独占欲はあるらしい。
これでもちゃんと考えて喋っているのだが、どうしてもガンガン素直ストレートになってしまう。許してください。

「あーまたそういうコト言うー……嫌なら嫌でいいけどー……でも多分俺、嫌だって言われても変わんないしー……」

Hey Maybe きっと俺はしつこい奴だぜ……って自覚があるのでその手の曲があるくらいだ。
今もこの状況で落ち着かないのであれば、それも音として伝わっているだろうか。


「そもそも、何も思いつかんって人のコト言えないじゃん」

ああ言えばこう言う。
(-549) yayaya8 2022/02/21(Mon) 6:05:38

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「誰のモンにもならねぇよ安心しろ。……
あー、あー


なんとなく、貴方なりに考えて話しているのであって、別に考えなしなのではないとわかる。
ただそれがガンガン素直ストレートなので受け取り損ねて息が詰まっているだけだ。

なので返す言葉はどこか意地悪く皮肉めいている。
それでも嫌がっているわけではないのだが。


「……あー…いやだから、あー……なんっでだよホント……」

恐らくその曲を聴いたら心の底から納得するんだろうな。

こんななので、思い切り落ち着かなさは伝わっているんだろう。
本当に嫌なら部屋から出ればいいだけなのだが。落ち着かなくはあるが離れるほどの気配もない。


「るっせ、お前が欲しがってる側なのになんで俺がして欲しいこととか考えつくんだよ。ねぇんだよだから」

こう言われればそう言い返す。ついでに。

「寝ろ!もう寝ろ!膝枕もういらねーのか!?」

ぱしぱしと自分の膝を叩いて。寝かせにかかり始めた。
(-550) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 6:26:05

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>184 ロベリア
「……ンーン、そういうタイプね。
 避け方とか身を守る方法がドシロートだったもンな」

実はわりと悪気のない言葉です。
この男は楽器がなくても戦えるよう体術の心得がある。
だからこそ、あなたの動きが戦える人のものでないと理解できた。


「近くないけど遠くもなくないか?
 まあ多分、ここにはこないしょ……」

独り言でも取り溢したりはしない。小さく返答しつつ。
壁際に寄っていくあなたを見つつ。

「…………、終わるまでなんか適当に歌ってるかあ」

別の揺れに集中して気を紛らわす作戦だ。
音楽スタジオだしね。マイクスタンドもあるでしょう。
気まぐれに、静かなメロディの曲を歌い出してしまおうか。
勿論、うるさいと言われたら静かにするつもり。
(+39) yayaya8 2022/02/21(Mon) 6:26:17

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

安心しろと言われればくすくす、からからと喉が鳴る。
嫌がられてないとなんとなーく理解してきたので、ちょっと楽しくなってるかも。

「なんだよ、して欲しいことあったらしてやりたいなー………って思ったから聞いただけなんだけど!」

きっとこれも追撃になると気付いていない。
嫌でなくとも落ち着かないのが音として伝わっているから、きっと不安になったのだろう。好きな人に嫌なことはしたくない男である。


元気にキャンキャン喚きつつ。

あーーーっ!
 逃げだ逃げ!!
 嫌じゃないンなら膝じゃなくて心音貸せ!!
 さっきもやってくれてただろー!?」

もっかい押し倒す勢いである。大丈夫か?
なんにせよ素直なので寝ろと言われたら
あなたと一緒に
寝るまでだが。
(-552) yayaya8 2022/02/21(Mon) 6:48:17

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

なんで笑ってんだ、なんてちょっとジト目で貴方を見た。
見たが、

「……っん、んん、……だから、なんも、ねーよ。ねぇ」

返ってきた言葉が超弩級の追い討ちだったので、ジト目していた双眸をギュッと閉じた。落ち着かない。
やっぱり、俺に使う時間勿体なくねぇかとか、自分のために動けよとか、そういうことを思う。
堂々巡りなので飲み込んだだけだ。


「うるせぇうるせぇ!逃げも立派な戦略……っうぉ、」

押し倒されたら押し倒されたで、またベッドに沈む羽目になるだけだ。特大の溜息つきながら、けれどやっぱり嫌がりも拒みもしない。
添い寝も、心音を貸すのも、拒まない。ただ、アルレシャが寝るかどうかは別、というだけだ。
(-553) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 6:59:24

【秘】 衝撃波 ポルクス → 白昼夢 アルレシャ

ジト目で見られても何も変わらない。
くすくす、からからと喉を鳴らして。

「わかったって、それでいいから、……な?」

やっぱり反応が面白いかも。目をきゅっと閉じた様子を見れば頭を二回、ぽんぽんと優しく軽く叩いて。
もちろん男は時間が勿体ないなど思わないし、あなたと一緒にいるのが自分のための行動でもあるのだ。
飲み込まなかったら新たな追撃が待っていただろう。


「ハイハイ、オヤスミオヤスミ。
 ……俺が起きるまでちゃんと傍にいろよ?」

嫌がりも拒みもしないならさっきと同じ形で寝るまでだ。
隣に寝そべって。抱きしめて。心臓に顔を寄せて。
それでもこの男は寝付きが悪い方だ。努力はするが眠るまでに多少の時間はかかるだろう。
そして、あなたが眠りそうにないこともどこかで察している。
何で寝ないの、の問いはまた別の日にするとして。


無邪気におやすみの挨拶をして、今度こそ眠りに就くのだろう。
(-554) yayaya8 2022/02/21(Mon) 7:20:22

【秘】 白昼夢 アルレシャ → 衝撃波 ポルクス

「………………おう」

なんで笑ってるんだ、も、なんで頭ポンポンしたのか、も。わからなかった。
でも多分、それだって、聞いたらまた納得いかない答えが返ってくる気はしている。
だから飲み込んで大人しく頷いておいた。


心臓の音はまだやっぱり落ち着かなそうだったが、次第に貴方が言う『落ち着く音』に変わっていくのだろう。
時間がかかれど、寝るまで頭は撫でるし、起きるまではちゃんとそのままそばにいる。

目を閉じてみたりはするものの、眠ることはなく。
そうして一晩を過ごし、貴方が起きればおはようを言って部屋を出て行ったことだろう。
(-555) rustyhoney 2022/02/21(Mon) 7:37:22

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>185 ロベリア
「あー、その認識かなり危ないぜ?
 守ってくれるヤツいないと死ぬって言ってるようなモン」

今だってこうしてゲーム外予想外の戦闘が起こっているのだ。
身に危険が及ぶかもしれない時に誰も傍にいなかったら?
考えるとやっぱ心配になるなコイツ、という顔をした。

「ンーンン!」

そしてこれはアリガト!の返事。
マイクスタンドまで近付きてすてす。指をとんとん。
眠そうな音がするので控えめに静かに歌うだろう。
眠りを妨げない音に、揺れを修正しながら。


「 かつての日を潜る 扉の鍵はどこ
  誰かの名を綴る 呼吸の歪さと
  かつての目を凌ぐ 窓辺の枠はどれ
  静かに指差した あの子の印は――――……♪ 」
(+40) yayaya8 2022/02/21(Mon) 7:46:21

【墓】 衝撃波 ポルクス

「 反証を指差して 作られた絵画のように――――……♪ 」


そうして歌われるのは男の得意とするロックではなく。
どこまでも静かに響く聖歌のようなものだ。
掠れた声が柔らかく空を揺らす。


「 反証を指差して 奪われた賞賛のように
  反証を指差して 捲られた空白のように――――……♪ 」
(+41) yayaya8 2022/02/21(Mon) 7:53:47
衝撃波 ポルクスは、メモを貼った。
(c14) yayaya8 2022/02/21(Mon) 19:08:51

ポルクスは、ビートを刻んだ。ぎりぎりちょこは、ぎりぎりちょこ。
(c15) yayaya8 2022/02/21(Mon) 19:50:42

ポルクスは、ビーンズ刻まれつくられた Yeah!
(c16) yayaya8 2022/02/21(Mon) 19:55:06

【墓】 衝撃波 ポルクス

「ヤハ! ぎりぎりちょこは、ぎりぎりちょこ!
 ビーンズ刻まれつくられた Yeah!」

ゲーム脱落したし結構吞気にビーンズビート刻んでいる男。
(+46) yayaya8 2022/02/21(Mon) 20:08:56
ポルクスは、ロベリアに手を振った。またな!
(c17) yayaya8 2022/02/21(Mon) 20:12:49

【墓】 衝撃波 ポルクス

>>217 スピカ
「いえ〜い」

ナイスグルーヴ!と言わんばかりに両手の親指を立てた。
テンポが悪くても嬉しかったので。グッジョブ。
(+47) yayaya8 2022/02/21(Mon) 20:16:59
ポルクスは、
知ってた
(c18) yayaya8 2022/02/21(Mon) 20:17:18

ポルクスは、片方グッジョブのままもう片方の手でスピカに手を振った。またな!
(c19) yayaya8 2022/02/21(Mon) 20:38:55

【墓】 衝撃波 ポルクス

「…………、」

話し合い通りに行けば、今日はアイツが選ばれるんかなーとか考えつつ。
何か飲み物でも取りに行くか……ココアdrink
(+48) yayaya8 2022/02/21(Mon) 20:43:16
ポルクスは、あったかいやつ飲む!
(c20) yayaya8 2022/02/21(Mon) 20:44:07

 




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