情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[|<] [<<] [<] [1] [>] [>>] [>|]
【秘】 読書用 シージュ → 軍事用 リュイ「んん……うん、本来の用途に関しては、ちょっとだけ。 つっても、俺の知識じゃ多分全然知らないに等しいけど。 つかそういう意味か……やだなー、双方十分有用だろうに」 「うーん、社会の面倒臭いところが見え見え…… …………いいの?」 教えてもらえると思っていなかったようで、 提案を受けた途端、それは驚いた顔で瞬きを何度か繰り返す。 「じゃああの、部屋出てく前に軽くでいいんで…… ちょっとだけ教えてもらえると助かる。 暇潰しが欲しいし、帰ったら人間に自慢してーから」 「うまい飯やら読んだ本やら話すのと違って、 折り紙なら実際に作って見せれるし」 (-7) むら 2023/12/14(Thu) 17:06:20 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「社会の面倒くさいところかぁ。 そういう考え方はしたことが無かったから新鮮かも。」 貴方ならではの捉え方。 他のグレイたちとは少し違う無垢な言葉に へえ、と興味深そうな声を漏らした。 「勿論、いいよ。 折ってみたいものとかあればそれを教えるけど。 気になるなーってものとかある?」 お花でも鳥でも、大概は折れるよ、なんて言うだろう。 (-12) pinjicham 2023/12/15(Fri) 23:28:46 |
【秘】 読書用 シージュ → 軍事用 リュイ「人間が色々めんどくさいのと同じように、 俺らにもめんどくさいとこは付き纏うな〜、なんて。 ま、あんたのそれは一方的な扱いの悪さみたいなもんだと思うが」 「そーいうのと無縁だから軽く言えてるだけかも」 無知故の考え無しというか、なんというか。 そう言いつつも声音は明るく、あなたへ向ける眼差しは好奇心が強い。 ……知らないものごとへの興味がどうにも隠しきれていない。 「……花! 花がいい、なんでも! 本物は滅多と見ないんだ、紙で作れるならいつでも見れる。 生き物よりはそっちの方が嬉しい」 途端、嬉しげに上擦った声と共に目の輝きが増した。ぱあ…… (-14) むら 2023/12/16(Sat) 8:39:57 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「無縁であるのに越したことはないよ。 こんなの、経験すべきじゃないからねぇ。」 貴方が無垢で無知であることを悪いとは思わない。 残酷な事を知らないでいるのはある意味幸福だから。 「お花ねぇ。平面の簡単なのとかどうかな。 向日葵とか薔薇…あとは桜もあるよ。」 看守用に買って貰って持ち歩いている折り紙を見せて。 好きなお花を選んで、と首を傾けた。 「立体的なのが良かったらそっちでも良いよ。」 (-16) pinjicham 2023/12/16(Sat) 11:10:10 |
【秘】 読書用 シージュ → 軍事用 リュイ「そう、かあ…………んっ、桜がいい。 一回見ればたぶん大丈夫だ、うん、やれるはず」 「ややこしいのだと、途中で紙破けたりしそうで不安だし」 実際できるのかどうかは、はたして……。 とはいえ自信満々といった表情。 あなたから何かしら折り方を教えて貰えるようなら、それらをじっと無言で聞き続けるだろうし、きっとあなたが見せてくれた通りのものを、不格好な形で作れはすることだろう。たぶん。 その頃にはこの読書用は、終始自慢げな顔であり続けるかもしれない。 (-22) むら 2023/12/17(Sun) 16:32:44 |
【秘】 軍事用 リュイ → 読書用 シージュ「桜だねぇ。 じゃあこれを、と。」 折り紙を渡して、折り方を教えるのだろう。 コツは、しっかり丁寧に折り目をつけることだ。 「そうそう、良い感じ。」 なんて貴方が折るのを、折り方を実演して見守りながら 軍事用はもう1つ、別の折り紙を拵えていた。 貴方が完成させて、満足げな顔になったところに ぱちぱちを拍手を贈っただろう。 「いいね、とってもかわいい桜になってると思う。 慣れればそれも、もっともっと綺麗になる筈さ。」 その手にもう1つ、と添えるのは 四つの花弁を持つ小さな花の形に折られた折り紙1つ。 貴方の髪色のような鮮やかなグリーンカラーの花だろう。 (-24) pinjicham 2023/12/17(Sun) 22:30:53 |
【秘】 読書用 シージュ → 軍事用 リュイ「ん〜、あとは慣れあるのみか……ッえ、ぉ、……」 自分にとっては見慣れた色をした花が増えて、 思わずあなたのことをきょとんと驚いた顔で見てしまう。 いいの?と声に出す余裕もなく、そこに咲いた二つの華をただ見下ろした。 「……ぁ、 へへ………… えっ、と…………あ、あり……がと、………… ふふ…… 」絞り出すように感謝の言葉をなんとか発して、上がる口角を誤魔化そうと口を閉じる。 それでも漏れる笑い声は嬉しそうで、自分が初めて咲かせたものと、同じ色合いをしたものを見て、喜色と照れが混じり崩れた笑みを浮かべる。 「こ、こんな……空間だけど、いいお土産、だ。 ……帰ってからも、大事にするよ」 実物が持っていけるかは別として、経験は確かに持ち帰れると信じて。 それは至極嬉しそうに笑い、誤魔化すように適当な本で読書の世界へ耽り始めようとすることだろう。 ……あなたが何かしら去る頃まで、呼ばれない限りはそうしていようとするかも。 (-32) むら 2023/12/18(Mon) 15:05:16 |
[|<] [<<] [<] [1] [>] [>>] [>|]
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新