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【墓】 木峰 夏生[ 屹立を口に含めば、焼けるような熱で口内が満たされる。 一層濃くなる男の臭いが粘膜越しに脳を揺さぶって、 触れられてもいない自分のものもがっつり 勃ち上がっているのが海斗にも分かってしまうだろうか。 噛み殺す声は甘く、鼻にかかる吐息混じりで 俺をどんどんと昂らせる。 たくしあげていたシャツを取り去って、 ぽいとベッドの外へ放り投げた。 下は上手く脱がせられたか、ベッドの上で 肌を露にする海斗にはいくつも赤い花が咲いていて、 未だ衣類を着たままの自分との対比に ぞくぞくと欲望が鎌首をもたげて。 ] (+0) yukiyukiyuki 2021/12/07(Tue) 7:36:56 |
【墓】 木峰 夏生─── ダメ。 そうだな、やっぱ前言撤回。 [ 自分で言っておきながら、愛撫を止めて顔を上げた。 腕の中の蕩ける身体、染まる頬、 赤くとろんとした瞳を改めてじっと見れば、 自ずと答えはあっさり導かれて。 ] 悩んでんだぜ、これでもよ。 このままでいーのか、いーわけねぇよな、って。 (+1) yukiyukiyuki 2021/12/07(Tue) 7:37:41 |
【墓】 木峰 夏生[ 自分の腑の底に、じとりと燻る黒い焔を自覚する。 屹立の先端、鈴口をぐり、と親指で刺激しながら ぎらぎら嫉妬心と執着心を瞳に纏わせて、 嗤うしかなかった。 ] でも、やっぱ無理かも。 お前が誰かに抱かれてこんな顔してるの想像したら、 [ 一度言葉を切れば、狂気が抑えられなかった。 ] (+2) yukiyukiyuki 2021/12/07(Tue) 7:38:29 |
【墓】 木峰 夏生[ 愉しげに、嫌悪感を吐き捨てて、再び口に含む。 海斗の腿で挟まれるのが堪らなく気持ちいい。 気道を全部塞ぐみたいに喉奥まで押し込んでしまっても、 生理的な嘔吐感に粘着く唾液で溺れて 窒息しそうになっても、苦しげに眉根を寄せるだけで 背を粟立たせ耐える。 繋がったままの手が力を増した。 ] (+3) yukiyukiyuki 2021/12/07(Tue) 7:39:48 |
【墓】 木峰 夏生[ どくりと脈打つ熱が一層質量を増して、口内で爆ぜた。 甘い、切羽詰まった切なさと、くぐもった喘ぎ声が 鼓膜から脳を溶かす。 奉仕しているだけなのに、海斗の白濁と自分の唾液と 互いの熱が混ざってぐちゃぐちゃで、 あまりの興奮に達してしまいそうだった。 ] ─── ッ、 ぅ……ん゛ぅ [ 呼吸するために、必死で嚥下した。 身体を震わせながら、粘着く液体を全て胃へ 送り込んだら、数回咳き込みながら息を整えて ゆっくり口を離す。 確かに出したくせに硬さを失わないそれに、 目尻に浮かぶ涙を隠しもせず笑った。 ] (+4) yukiyukiyuki 2021/12/07(Tue) 7:41:18 |
【墓】 木峰 夏生……っは、なんだよ、足りないか。 [ 惚けたように天井を見上げる海斗に、 若いっていいわね、なんて揶揄えば、 また行儀の悪い足が、俺の熱に触れる。 ] ─── っ、 やめて、暴発する。 [ くすくす笑いながら体を引けば、生意気に。 唇を指で指して、煽ってくるのだから。 ] ……わぁお、やらしー。 してくれんの。 [ 冷静なふりをしてはいるが、心臓はどくどくと煩い。 ] (+5) yukiyukiyuki 2021/12/07(Tue) 7:42:21 |
【墓】 木峰 夏生どっちでも、海斗のしたいようにしてよ。 ……久しぶりだから、早く抱きてぇのもあるけど。 [ 余裕を見せて、指をそっと海斗の後孔に触れて。 くい、と刺激を与えながら、答えを待ってみようかな。 海斗が俺のこと攻めたいってんなら、 もちろんやぶさかじゃないけどね。 ]** (+6) yukiyukiyuki 2021/12/07(Tue) 7:43:06 |
【墓】 木峰 海斗[ ぱさり、とシャツを脱がされ放られ、 するり、とスウェットも下着も、抜き取られる。 日焼けしていない 白 い肌を露わにして、日焼けをした小麦色の腕を伸ばして、 指を絡めて、髪に触れて。 もっと深く触れ合いたいと、想いながら、 まだ、理性が残る今は、口には出せない。 零れるのは、小生意気に煽る言葉ばかりで。 それでも、兄貴は笑ってくれるから、 それでも、 愛 してくれるから、俺は、また一歩、深く 嵌 っていく。] (+7) kasuga_2jp 2021/12/07(Tue) 20:20:26 |
【墓】 木峰 海斗[ あっさりと、撤回される言葉と、 ねっとりと、吐き捨てられる嫌悪感。 俺が、兄貴以外に抱かれるなんて、 想像もできないけれど。 それに、酷く嫉妬する。 その狂気に、痺れる程の快感を覚える。 悩んでいると、いう。 これでいいのかと―― 同じようなことを悩んでいるのは、 兄弟なのだから、当たり前だけれど、 同じように、それは無理だと思っている。 そう聞けば、どくり、とまた心臓が鼓動を打つ。 嬉しくて、幸せで―― 愛 しくて、]…… だよな? [ 深く咥えられて、脈打つものを また、一回り大きくすれば、にやりと嗤う。 ―――― なら、と唇だけで、言葉を落とせば、 ] (+8) kasuga_2jp 2021/12/07(Tue) 20:20:28 |
【墓】 木峰 海斗[ 悪魔の囁き。 そうとも取れるような、 脳髄まで侵して、犯して、正常な判断なんて、 もうできないようにしてしまいたい。 そんな俺の狂気を孕んだ甘い声は、 とろんと蕩けて、掠れて、小さかったけれど、 きっと、兄貴の耳には届いている。そうだろ?] (+9) kasuga_2jp 2021/12/07(Tue) 20:20:31 |
【墓】 木峰 海斗[ 一度、達した後も、 それだけでは、まだ足りないと、 すぐに固さを取り戻す様を揶揄われても、 ふふ、と愉しそうに、喉奥を震わせて、悪戯して。 くすくす、と冗談なのか、 本気なのか、分からないような顔で、笑って 身体を離して、いつもの調子で声をかけてくる。 その余裕そうな兄貴面を早く崩したくて、堪らない。] (+10) kasuga_2jp 2021/12/07(Tue) 20:20:33 |
【墓】 木峰 海斗[ なぁ、冷静なふりなんて、すんなよ。 もっと、俺に夢中になれよ。 もっと、欲しがれよ。 狂暴さすら滲む欲求を満たすために、 俺は、また嗤う。] っ、ん、――じゃあ、来いよ [ 後孔に、微かに感じるむず痒いような刺激に 小さく息を詰めながら。 わざと、指を飲み込むように、 腰を揺らして、そこを、ひくつかせた。 風呂場でローションまで使って、 念入りに解した場所は、 指を埋めれば、容易く飲み込むだろう。 自分で、入り口を捏ねて、肉壁を掻いて、 それでも届かなかった奥を刺激して欲しいと、 あの時、いない兄貴を呼んだ自分の声を思い出して 羞恥芯に、目元や、頬を染めながら、] (+11) kasuga_2jp 2021/12/07(Tue) 20:20:36 |
【墓】 木峰 海斗[ 淫乱だ、なんだと、 いつかのように、揶揄われても構いやしない。 そう思う反面、それでも恥ずかしさはまだあって、 言った言葉の恥ずかしさを誤魔化すように。 俺に選択肢なんて、与えている余裕なんて無い程 もっと夢中になれよ、というように、 逃げた腰を負って、足を延ばせば、 待ち望んで仕方がない兄貴のものを、 足先で、撫で上げて、器用に指で先端を刺激すれば、 さて、 やさしい お兄ちゃんの顔を保っていられたか**] (+13) kasuga_2jp 2021/12/07(Tue) 20:20:40 |
【墓】 木峰 夏生[ 脳髄まで侵す悪魔の囁きは、小鳥の羽ばたきのように 小さな声だったけれど、 一語一語漏らさずに着実に鼓膜を擽り、 小指の爪ほどは残っていたはずの理性や常識が 犯されていく。 甘い、極上の、 毒。 一滴残さず飲み干して、食らい尽くしてやれば 毒がまわってぶっ飛んで気が狂ってくれやしないか。 そうすればいつか、 お前のことだけを考えていられる日が、─── ] (+14) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 8:46:45 |
【墓】 木峰 夏生[ ふ、とこれ以上ないほど幸せな笑みを口元に寄せた。 ] ……最高。 [ 天使の誘いに、 返す言葉は悪魔の蠱惑。 余裕なんて、初めから。 冷静?馬鹿言うなよ、 お前につけられた赤を目にした時から。 気づかないフリしていただけで、 嗚呼認めてしまう。 頭のネジがぶっ飛んで、 ]ずっと嫉妬で焼き切れそうだった どす黒く醜い自分を。 (+15) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 8:47:47 |
【墓】 木峰 夏生[ 来いよ、と声が聞こえて、ふつりと 理性の糸が切れた。 後孔に添えた指がほとんど抵抗無く 飲み込まれていく様もそれに拍車をかける。 幾度となく体を重ね、あのホテルの一夜からは 随分柔らかくなったそこでも、所詮は排泄孔。 普段からこんなに柔らかくは、ない。 準備、してなきゃね。 ほとんど引きちぎるような手つきで衣類を脱ぎ捨てた。 両親と暮らす自宅で、弟の部屋で、 いい歳の男二人、まだ早い時間から裸体を晒して、 その卑猥さに震えるほどの興奮に襲われた。 ] (+16) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 8:49:09 |
【墓】 木峰 夏生[ 慎重ではあるけれど多少荒っぽい手つきで、 ぐぐと指を一本、ねじ込んだ。 ぐじゅ、と粘性の音がする。 指に纏いつくのは、男なら自然に湧き上がるはずのない 潤滑液の滑らかさ。 意地悪な笑みが止まらない。 ] ─── 準備してたの? ひとりで。 [ 耳元に唇を寄せて、囁いて。 ああ、前は、口の中で出されたものを飲み込んだら 歯磨きしないとキスはしないとか言われたんだっけな。 今はそんなこと、構っている余裕はないけど。 ] (+17) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 8:50:22 |
【墓】 木峰 夏生[ 雄臭さの残る口内で、耳を食む。 舌を耳の穴に突っ込んでわざとじゅるりと音を立てて 耳殻の軟骨や皮膚をねろりと舐めて。 ] 風呂場で? ローション埋めて? 誰のこと考えてこんなとこ解してたんだよ、 俺のかわいい淫乱な弟くんは。 [指を一本増やして、ぐちゃりと音を聞かせるように 出し入れを繰り返した。 腹側の痼を見つけるのも、もう場所を指が覚えてるから 簡単で。 そこを執拗に指で刺激すれば、 詰めた息は声に変わったかな。 耳に這わせていた唇を下げて、胸の突起を食んで、 軽く歯を立てて、 空いた手は海斗屹立の根元をぎゅ、と握って追い立てた。] (+18) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 8:52:21 |
【墓】 木峰 夏生[ 一方的に攻めさせてはもらえないのか、 足癖の悪い天使は、俺の熱を的確に捉える。 先端を抉られれば噛み締めた唇から声が漏れた。] ─── ッ、 ぅ…… [ 眉間にきつく皺を寄せて、快感に押し寄せる 吐精感をどうにか宥める。 ふー、と大きな息を吐いて、後孔に沈めていた指を 引き抜いた。 同時に手早く避妊具に手を伸ばして、 袋に歯を立てて開封し着けようか。 ] (+19) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 8:53:46 |
【墓】 木峰 夏生はやく [ 急き強請る声に、言われずともと滾る熱を ひたりと押し当てた。 それだけで先端が飲み込まれ、どく、と脈打つ。] ……、欲しいって、言えよ。 [ ぬるぬると暖かい粘膜に包まれて、 快感に背を毳立たせながら、 それでも奥歯を噛み締めてゆっくり、ゆっくりと 腰を進めていく。 一気に奥まで穿ってしまいたい。 そんな欲望を全力で抑えるためには、 かっこいい兄貴の顔は出来なかっただろうな。 だけど焦ったい、と叱られても、 額に浮かぶ汗に顔を顰めながら、 はじめての体を開くようにゆっくり、挿れていこう。 ] (+20) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 8:55:28 |
【墓】 木峰 夏生どうして欲しいか、言えよ。 ……、─── 無防備に、キスマークなんか つけられてんじゃねぇぞクソが。 [ とうとう吐き出してしまった感情に、 ギラリと狂気を光らせて嗤う。 にいちゃん、とあどけなく笑う海斗が 閉じた瞼の裏に浮かんで。 軽蔑されるかもな、独占欲丸出しの かっこ悪い兄貴の姿は。 けれどもう、止められなくて。 ] (+21) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 8:57:12 |
【墓】 木峰 夏生[ と、 さっきの狂気を一瞬で翻し、 迷子の幼児に似た声色を、耳に再び寄せた唇が 微かにかすかに、紡いだ。 ]* (+22) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 8:58:40 |
【独】 木峰 夏生/* ねぇ秘話さぁ ふりがなで色変えてるだけでも職人って感じなのに 意味が正反対とか天才でしかないですよね (-4) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 12:42:23 |
【墓】 木峰 海斗[ 荒々しく自身の衣服を脱ぐ衣擦れの音に、 また、どくりと興奮を覚えてしまうのは、 その勢いのまま、求めているものを 与えられると期待してしまうせいだ。 既に柔くなった肉壁に、 太い指が遠慮なくねじり込まれて、 だけど、そこは拒むことなく、女のそれのように ぐちゅり、と淫猥な音を立てて受け入れて。] ん、ッ、……ぁ [ 思わず漏れる、嬌声に近い呻き声。 準備をしていたのかと、問われれば、 羞恥に瞳を揺らして、すい、と視線を流せば、 むわ、と雄の匂いが近づいてきて。 顔を逸らすと、耳元に楽し気な声が落ちてくる。] (+23) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 19:47:00 |
【墓】 木峰 海斗―― ッ、 そう、だよ……悪い、かよ[ 耳を擽る唇が、優しく食む感触に、 びく、と肩を震わせながら、 甘さの残る悪態を零せば、手の甲を唇に押し当てて 漏れそうになる声を押し殺す。 だが、なお柔らかくぬめったものが、耳を犯す。 猥雑な水音が、直接頭に響いて、 脳すら犯されているように錯覚を起こし、 逃れるように、頭を仰け反らせるけれど、 下肢に走る刺激に、意識をもっていかれて、 逃れることなんて、できなかった。] (+24) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 19:47:02 |
【墓】 木峰 海斗はぅ、……ッ、ん、 そ、んなの……お前に、 ――ッ、! [ 耳を犯されながら、 後孔も執拗に責められれば、 堪らず、抑えきれない声が溢れ出す。 増えた指すら、嬉しそうに飲み込んで、 奥のしこりを、弄ばれれば、 色に染まった声は、部屋に響いた。] (+25) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 19:47:03 |
【墓】 木峰 海斗[ 扉一枚。窓一枚。 たったそれだけで、ここは周囲から隔絶されてる。 そう思えるほどに、この部屋の中が異常で、 いやらしくて、幸せで、愛しくて。 冷たい空調の風と、二人分の熱気。 生ぬるい空気で満ちた、ここだけは、 今だけは、許されていい、場所な気がして。 色々な感情が入り乱れて、 それでも、結局のところ求めるものは一つだけだ。 ―― 夏生が、欲しい。 欲しいのは、この熱だけ、 俺の身体のことは、良く知っているとばかりに、 イイところを責められて、快感に耐えるように、 身体を強張らせては、力を抜いて。 やられてばかりでは、と足で責めれば、 兄貴の綺麗な眉に皺が寄って、 耐えるような声に、自然と笑みを浮かべて、 はやく、と求めた。] (+26) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 19:47:05 |
【墓】 木峰 海斗ぁ、ッ――… [ ぐちゅ、と、 いやらしい音を立てて、先端が埋めれて、 歓喜に震える身体から、思わず悦びの声が漏れる。 だけど、すぐには責め立ててくれない。 焦れるくらい、ゆっくりと腰を動かして。 強請ってくるんだ。コイツは。 激情のまま、穿って、抉って、 快感を貪りたいだろうに、それを耐えながら] (+27) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 19:47:07 |
【墓】 木峰 海斗[ どす黒く灯される 嫉妬の炎 に炙られる。血の繋がった兄に向ける感情ではない。 そう分かっているのに、その炎に炙り焦がれ 一塊の炭 になってしまっても良いさえ思う。嫉妬させてしまったことに、罪悪感もあれど、 その感情は、酷く心地良くて、 俺の顔をより一層、甘く蕩けさせる。] ん、……ばか、 そういうのは、さっさと―― 言え、よ [ 悪かったって。ともう一度、苦笑交じりに 謝罪を口にした。 こっちだって、ずっと昔から狂いきってる。 もう、あどけなく笑うだけの、幼い弟ではない。 禁忌だと、いけないことだと、 許されないことだと、解っていながら、] (+28) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 19:50:59 |
【墓】 木峰 海斗…… もっと、よこせよ 夏生を、全部―――― 俺に、よこせ [ 欲しいなんて、可愛らしく強請れない。 相変わらず、傍若無人に、我儘に強請る。] (+29) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 19:51:02 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生 …… 仕方がねーな [ 先ほどまでの、狂気が鳴りを潜めると、 灯された小さな炎は、微かで弱い。 それを、消さないように、小さくため息を吐いて] ずっと、一緒にいてやるよ [ これからさきも、ずっと。] (-6) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 19:51:05 |
【墓】 木峰 海斗[ 悩むことは、きっと多いし、 この先も、迷い続けるだろうけど。 結局。最後は同じ答えに辿り着く。 一般論、倫理観、社会的な立場、当然の節理。 そんなものは、 クソ喰らえ だ。] (+30) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 19:51:08 |
【墓】 木峰 海斗[ 耳元に寄せられた唇。 獣の子が、慰めるように頬を摺り寄せて、 背中に腕を伸ばせば、少しの隙間もないくらい、 強く抱き寄せて、肌と肌を合わせれば、 直接、熱も、互いの心臓の鼓動を感じる。 湿った肌から香る夏生の匂いに、 虐められた俺の熱芯は、またどくどくと、脈打つ。 近親者同士って、 本当は、匂いで嫌悪を覚える筈なのに 狂いそうなほどに、心地良くて愛しくて、 興奮して堪らないのだから、イカれているのは、 兄弟揃って、同じなんだろうさ。] 夏生、もっとくれよ 何にも考えられないくらい、 [ めちゃくちゃにして。**] (+31) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 19:51:11 |
【独】 木峰 海斗/* そういえば、まったく独り言を使っていなかった 本当に、もう、また二人の絡みが描けて幸せだ 海斗は、鬱憤がたまっていた分、 かなり積極的にはなってるんだけど…… ツンどこ行った???となってる。 好きの方が、先になってんだろうたぶん、 (-7) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 20:13:43 |
【墓】 木峰 夏生そんなの、おまえに? そのあとは? [ 望む答えが、漏れ出る吐息の隙間を縫って聞こえたから 続きを催促してやった。 口を塞ぐ手を引き剥がしてベッドに縫い止めれば、 耐荷重をゆうに超えて男二人分の重量を受け止める スプリングが抗議するみたいに軋む。 ] (+32) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 21:20:46 |
【墓】 木峰 夏生[ 曝け出した腹の内、蟠を巻くどす黒い嫉妬の感情に 返ってきたのは苦笑混じりのちいさな謝罪と、 今にも蕩けてへにゃりと崩れそうな海斗の表情で。 ぐ、と言葉に詰まる。 拒絶も罵倒も、そこには微塵も無くて。 ほとばしる狂気は、するすると淡く、小さくなっていく。 ] ……こわかったんだ。 [ 眉尻を情け無く下げて、そう呟くだけ。 ずっと一緒にいてやる、と、 聞こえた海斗の声に、ぎゅっと一瞬目を固く閉じて、 意を決したように持ち上げた瞼の下。 瞳に愛しい人だけを映して、ふわりと微笑んで かすめるだけのキスを贈った。 ] (+33) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 21:21:52 |
【墓】 木峰 夏生[ 甘い空気とは対極に、強請る台詞は我儘に、 傍若無人に。 虚になりかけた心に、じんわりと喜びが戻ってくる。 ] いいよ、全部、くれてやるから。 ─── そのかわり、一滴も残すなよ。 (+34) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 21:22:37 |
【墓】 木峰 夏生[ 悩むことは、きっと多いし、 この先も、迷い続けるだろうけど。 結局最後は同じ答えに辿り着いてしまうのだろう。 一般論、倫理観、社会的な立場、当然の節理。 無碍に出来ない俺の隣で きっと、そんなもんクソ喰らえだと嗤う お前がいてくれるなら。 ] (+35) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 21:23:42 |
【墓】 木峰 夏生[ 甘えるように擦り寄せられた頬。 互いの鼓動が皮膚越しに伝わるほど強く 抱きしめられるから、刹那、視界が歪み出してしまう。 汗ばむ肌と、海斗の匂い。 慌てて顔を首筋に埋めて、誤魔化すように キスマークの数をひとつ増やしておいた。 イカれた兄貴は、聞こえた最高の殺し文句に体を起こして イカれた弟によく似た無邪気な笑顔を浮かべてから 一気に穿つ。 ] ─── っは、やべぇ、……! (+36) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 21:25:05 |
【墓】 木峰 夏生[ ぐぢゅん、と最奥まで抉れば、攻めているのは 己だというのにあまりの快感に達してしまいそうになる。 みし、と音が聞こえるほど奥歯を噛み締めて耐えた。 ] なんも、かんがえないで、 おれだけ、みて 俺にだけ抱かれてて [ 譫言のような言葉を唇の隙間から滲ませたけれど ちゃんと届いているだろうか。 海斗の様子を見る余裕はまだ少し残っていて、 それでも激しく穿つ動きは止められなかった。 ] (+37) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 21:26:19 |
【墓】 木峰 夏生……気持ち、いい、 っ、海斗の中、さ あったかくて、ぐちゃぐちゃで、やらしくて、 [ きつく海斗の身体を抱きしめてがつがつと貪れば わずかに残った理性さえ消え果てそう。 それでも激しい抽送の際、海斗の腹側の痼を きっちり抉ることは忘れなかった。 ] ─── ぅ、あ゛…… マジでやばい、イキそ…… (+38) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 21:27:30 |
【墓】 木峰 夏生[ すぐそこまで来ている吐精感に乱れた吐息を 撒き散らし、そらして。 震える手で海斗の熱を探り、握り、擦り上げる。 達するなら、一緒にと。 何処にも行かないで、 何処までも、一緒に行くから、と、 無言のまま、縋るように乞う。 ]* (+39) yukiyukiyuki 2021/12/08(Wed) 21:28:59 |
【墓】 木峰 海斗[ 誰を想って、慰めていたなんて、 口にせずとも、知ってるだろうに、 続きを促してくる声に、答えようにも、 甘い声が漏れそうで、 ―― お前に決まってんだろ、 そんな言葉は、飲み込んでしまう。 まぁ、言葉に出したら、悪態も漏れるのだから、 言わなくても良かったのかもしれない。 漏れそうになる甘い声を抑えようとすれば、 無理やり手を剥がされて、はぁ、と荒い呼吸も、 途切れ、途切れに、噛み殺しきれない嬌声も、 全部、隠しきれなくなってしまうから。 不満げな瞳で睨むけれど、文句を言おうにも 口を開けず、俺の代わりに、 ベッドが抗議の声をあげた。] (+40) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 22:31:12 |
【墓】 木峰 海斗何を、今更…… [ 呆れたというように、違う意味で眉を下げて。 抱きしめながら、また頬を寄せる。 ぽん、と軽く頭を撫でれば。 望む言葉を口にする、俺しい言葉で。 何を言われても、嫌いになる訳がない。 嫌いになるなら、疾うの昔に嫌いになって、 こんな苦しむだけだと分かっている感情なんて、 捨ててしまっていたはずだ。 苦しくて、辛くて、それでも飲み干したい これは、そういう 毒 だ。もう、この毒なしでは生きていけない。 骨の髄まで沁み込んで、手放すことなんて、 ―――― できや、しないんだ。] (+41) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 22:31:14 |
【墓】 木峰 海斗はッ、誰に言ってんだよ? [ にや、と不敵に笑い返して、全部受け止める。 一滴だって、逃さない。喰らいつくしてやる。 兄貴を包み込んでいる部分を、 意識的に緩めて、時折、食いちぎるように 力を籠めれば、快感に眉を寄せて、 苦悶の表情を浮かべるけれど、 より深いところを抉られながら、 それでも、なんとか口に笑みを浮かべて、] (+42) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 22:31:16 |
【墓】 木峰 海斗ッぁ!、ぐ、――はッ、ふ、 [ 苦痛と快感の混ざった声を漏らす。 奥を抉られると、入口を捏ねるように擦られると、 気持ちが良くて、堪らない。 ぐちゅ、と淫猥に泡立つ水音と、 肌がぶつかり合う音が、耳に響き、 溶け合っていく肌と呼吸。 触れた唇の柔らかさと熱と、ほんのりの苦味。 そのすべてに興奮して、欲を煽られて、 触れられずとも、既に腹の間のものは、 弾けてしまいそうな程、張り詰めていた。] (+43) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 22:31:17 |
【墓】 木峰 海斗……ッんん、ゃ、ッ!、あッ、 [ それをまた、握り擦り上げられれば、 堪らず、徐々に、抑えきれない声が大きくなっていき。 気付けば、背にしがみ付いて、何処にもいかない。 あられもなく喘いで、叫んで。 ひと際大きく声を張り上げて、名まえを呼ぶ。 ぐっ、いっそう強く抱きしめて、放しはしない。 縋るように乞う。 愛しい人の気配に、唇を愛しげな形に歪めて] (+44) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 22:31:19 |
【墓】 木峰 海斗ひぁ、あ"ッ―― ふッ、ん"ッ!!! [ 繰り返し、激しく奥を責め立てられて、 悲鳴染みた艶声が空気を震わせた瞬間。 どくり、と触れ合う腹の間で、白く熱いものを 解き放てば、がぶり、と肩口に噛みついていた。 口の中に広がる、微かな血の味。 とろり、と惚けた意識の中で、 腹の奥にも、熱いものがじわりと広がる感覚を 感じることができていたなら、 嬉しそうに、噛みついた場所を労わるように ちろ、と舌を転がして舐め上げただろう。**] (+45) kasuga_2jp 2021/12/08(Wed) 22:31:21 |
【墓】 木峰 夏生[ 男に、それもよりによって兄に組み敷かれ、 自室のベッドに縫い止められながら、 海斗はそれでも小生意気に煽り、 言葉と共鳴するように後孔を締め付けてくる。 食いちぎろうとするかのように力が込められれば 思わず舌打ちが出るほどの快感に襲われた。 それでも挑む視線が快感と苦悶に歪むのがたまらなく 好きで、もっと見たくて、 もっと、俺の手の中で淫れてほしくて、 入り口を捏ねて、奥を抉る。 中での悦を得られるように、 同時に直接的な刺激を与えて、 完全に勃ちあがった熱を扱けば、 抑え込めないといった様子で声が、色を帯びて、響く。] (+46) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 9:43:16 |
【墓】 木峰 夏生[ 海斗の顔や身体のあちこちにキスの雨を降らせる。 夏の名残の空気を懸命に冷やすエアコンも、 俺の役には立たなくて、本当の雨のように ぽたりぽたりと汗が滴り落ちた。 乱れた前髪をかき上げて、海斗の顔に張り付いた髪も そっと、払う。 手が、細かく震えているのが自分でもわかった。 愛しい人の名前を何度も呼びながら 穿つスピードを上げれば、海斗の口から 濁点の付いた嬌声が、半ば叫ぶように部屋に響き─── ] (+47) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 9:44:33 |
【墓】 木峰 夏生…… っ、 い゛ッ、 ぁ゛…ッ!!ん ぅ、─── [ 腹に挟まれて、俺の手の中で海斗が爆ぜた。 震える身体をきつくかき抱けば、掌にどろりとした 白濁が生暖かく伝う。 ふいに肩に鋭い痛みが走って、思わず背を撓らせて 小さく呻いた。 けれど同時に脊髄をとんでもない悦が走る。 きっとほとんど変わらないタイミングで、 薄い膜一枚隔てて、俺もどくりと脈打つ欲望を 海斗の中、深く熱く、吐き出した。 ] (+48) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 9:46:48 |
【墓】 木峰 夏生[ はぁ、はぁ、と荒い呼吸で肘を着いて 身体を少し起こし海斗の瞳を覗き込む。 とろりと蕩けて火照る頬で、嬉しそうに俺の肩に 舌を這わせる、蠢く赤が酷くエロいなと思った。 ちゅ、と軽い口づけを落として、 ] ……海斗、噛むの好きなの? [ と笑う。 火傷しそうな熱い舌が伝う肩は、傷になっているのか ぴりぴりと滲みて、相変わらずイカれているとは 思うけれどその痛みからは出血と共に 多幸感が滲んでくるような気がした。 ] (+49) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 9:48:10 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗もっと噛んで、傷付けて、印にして。 どこでも、お前になら 噛まれて食われて本望だよ。 (-8) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 9:50:55 |
【墓】 木峰 夏生[ 腕の中にまだ閉じ込めたまま、汗ばむ額に唇を落とそう。] ごめん、なんか…… カッコ悪かったな俺。 いや早いとかそうじゃなくて、 [ にへらと戯けて。 ] (+50) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 9:52:38 |
【墓】 木峰 夏生[ さて、気まぐれな彪のご機嫌とご希望は いかがなものだろう、とちょっと小首を傾げて様子を 伺おうか。 ひとまず中のものをずるりと引き抜いて 手早く処理したいけれど。 ……そうここは自宅なわけで、 ゴミの処分も、丁寧にしないと。ほら、ね。 まだ離れないとかわいいことを言ってくれたのなら もう一戦ももちろん喜んで。 そうじゃないなら 汗となにやらでベタベタのバスタオルと シーツを引き剥がして、 ] シーツ、洗わねぇと……って母親か俺は。 お前、寝るとこないなら俺の部屋で寝ろよ。 それか酒でも飲む? [ そんな色気のない提案を口にするだろう。 一緒にシャワー浴びようと言いかけたけれど、 きっと狭いだのなんだの言われそうで 二人で入っても充分な広さの、あのホテルのバスルームを ふと思い出して微笑みながら、じっと見つめるだけ。 ]* (+51) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 9:55:53 |
【独】 木峰 夏生/* いつもお返事を落としましたーって言うと 春日さんはいつも お返事ありがとうございますー(*´∇`*) って返して下さるのよね 人柄がほんとに素晴らしい 尊敬します、見習わなければ (-10) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 10:53:56 |
【独】 木峰 夏生/* ↑というようなことを春日さんご本人にお伝えしたところ、 お返事いただけるのが嬉しいから!! って仰っていて もう心が美しくて拝んだ (-11) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 15:48:55 |
【墓】 木峰 海斗[ 弱い場所を同時に責められ、 快楽から溢れる涙と、閉じきることができない 口から零れる涎で、ぐちゃぐちゃな顔や、 身体に降り注ぐキスの雨。 増えていく愛してるの痕。 言葉でもらって、態度で示してもらって、 身体にも刻まれていくのが、堪らなくイイ。 濡れた髪を嗅ぎあげる仕草から、 色香が漂ってくるように、こく、と唾を飲めば 俺の髪を払う手つきの優しさに、小さく喘ぐ。] な、夏生―― ッ、 [ 呼ばれる度に、嬉しくて。 同じ数だけ、呼び返した。 愛しい人の名を、何度も、何度も。] (+52) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 19:21:41 |
【墓】 木峰 海斗[ どく、と薄い膜一枚向こう。 愛しい人の欲望の熱を腹の奥で感じれば、 その熱が愛しくて、でも、 まだ、隔てるものがあることに、 ほんの少しだけ、不満を抱く。 その感情を自分の中で誤魔化すように、 噛みついて傷をつけてしまった場所を舐めていると、 噛むのが好きなのかと、問われて、] さぁな? でも、悪くはねーな? [ 身体中に散った赤い花よりも、 より深く刻まれた所有印。 そして、それをお前も望んでいると、 囁く声で確かめれば、 にや、と機嫌良さそうに笑みを浮かべて、 もう一度、ぺろり、と舐めた。] (+53) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 19:21:44 |
【墓】 木峰 海斗[ 久しぶりの交じり合い。 正直、まだ物足りないが、腕の中で この微睡んでいる時間も嫌いじゃなくて。 額に触れる柔らかさに、 猫のように目を細めて、へにゃと笑っていれば、 謝る声が降ってくる。] そんなの、今更だろ? [ カッコ悪いとか、そんなこと。 そんなもの、今更だろうと。 大したことじゃないと、肩を震わせた。] (+54) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 19:21:46 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生それも、―― 知ってるよ 俺も同じ。ただ、それだけだ [ ただ、それだけが、 この世界では、当たり前じゃないだけ――] (-15) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 19:21:49 |
【墓】 木峰 海斗[ ずくり、と痛みそうになる胸の奥に、 気付かぬフリをするために、 両手を伸ばして、見上げた先の頬を包み込んで、] 俺が好きなのは、お前だけだ ―――― ずっと、この先も、だ [ 珍しく素直な言葉を口にして、 そのまま顔を引き寄せて、触れるだけのキスをした。 唇を離せば、ふ、と笑って、 引き抜かれる感触に、 微かに甘さの残る吐息を漏らす。 ぐちゅ、とひくつく肉壁が、 名残惜しそうに抜けていくものに絡みついて、 また、火が灯ってしまいそうなのを、今は堪える。 だけど、視線を一度、横に逃がして、 ちら、と足りないと言いたげに、見つめれば、] (+55) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 19:21:51 |
【墓】 木峰 海斗1回で、足りると思ってるのかよ? [ にや、と悪戯っぽく笑みを浮かべ、 まだ、それほど汚れていない ベッドの空いたスペースに兄貴を 押し倒そうと腕を引き寄せただろう。 上手く倒れてくれたなら、 腰の上に跨って、兄貴のものからゴムを外して、 片手と歯で器用に結んで、ゴミ箱の中へと放った。 あとでちゃんと片づけるさ。 そのまま、未だぬめりの残る双丘を押し付け 腰を揺らして刺激してやれば、 もう一戦、もちろんできるだろ?*] (+56) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 19:21:54 |
【墓】 木峰 夏生待って カッコ悪いのが今更ってそれどういう意味、 [ 震える肩に自分も吹き出して、情け無く笑う。 両の掌で包み込まれる頬。 少しずつ異なる体温がじわり、重なり混じって。 ] (+57) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 20:22:53 |
【墓】 木峰 夏生[ 珍しく素直な言葉と贈られるかすかな口づけ。 小さな小さな欠片だけ、切なく仄暗い、 後悔に似た感情を覚えながらもそれは そっと押し込んで、鍵をかけて、 心の奥底に仕舞い込んで。 腕の中の確かな愛に向かい合って、 その心地良いぬるま湯に浸る。 ] (+58) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 20:23:59 |
【墓】 木峰 夏生[ 誠意の証みたいな薄いゴム越し。 久しぶりの欲望をすっかり吐き出しても、 まるで女みたいに海斗の中はいつまでも熱くて。 後ろ髪を引かれるようにずるりと抜けば、 とたんに空気に晒されて、ひんやりと冷える。 ちら、と見遣った視線が、同じようにこちらを伺う 海斗の悪戯な笑みとばちんと重なった。 ああほらまた、煽る。 ] うわ、えっろ。 そーかそーか、やっぱ足りないか。 兄ちゃん力不足で悪かった。 ……て言ってもお前は一回じゃねぇってのに、 若いっていいわね。 (+59) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 20:24:56 |
【墓】 木峰 夏生[ くつくつと含み笑いを漏らせば、腕が引かれて。 さして強い力ではなかったけれど、素直に身体を預けたら ぼす、と音を立ててベッドへ逆戻り。 押し倒された格好は、視界が変わって悪くない。 悪くないってか、好き。 するりと躊躇いもなく 白濁を溜めたゴムを外してくれる。 そんなことどこで覚えてきたの、と揶揄うけれど、 放出したばかりで敏感な屹立に触れる手つきに 簡単に身体は跳ねてしまう。 ] (+60) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 20:26:00 |
【墓】 木峰 夏生───ッ ンっ…… [ 笑ってしまうほど単純に血液が集まりだすというのに さらに海斗が滑りを帯びた尻を押し付けて 揺らしたりすれば、ぞくぞくと下半身から 痺れるような快感がそりゃあもう、走って走って。 ] ん、……ぅっ、ん…… やば、えろすぎ、 ッ、 好きだよ海斗─── [ 仰向けで、跨る海斗を熱っぽい視線で見上げる。 両手を伸ばしてその腰に触れ、下から強請るように くねられせば、あんまり若いとは言えないお兄ちゃんでも すっかり勃ち上がっているのが分かるだろうか。 ] (+61) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 20:27:28 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗満足するまで、いくらでも喰って。 お前の好きなように、俺のこと愛してよ。 * (-17) yukiyukiyuki 2021/12/09(Thu) 20:27:58 |
【墓】 木峰 海斗ははッ、鏡みればわかんじゃね? [ 弟相手に、でろでろに だらしなく緩み切った表情をしておいて、 カッコイイもなにもないと思うんだが。 くすくす、と楽し気に声を震わせて、 そのまま顔を引き寄せて、唇を重ねた。 永く泥に埋もれた 恋 草は、いつまでもきっと 咲 き誇り続ける。 何度も踏みつけらても、隠そうとしても、 ]昔々の御伽噺の、その後日談のように、 苦難があろうと、幸せなものであったって ―――― なぁ、いいだろ? (+62) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 21:11:00 |
【墓】 木峰 海斗うっせーよ 俺は、まだまだ若いんでね兄貴と違って [ 年寄り染みた言葉に、 けらり、と笑いながら、引き寄せ押し倒して 腰を揺らせば、そんなこと言いながら、 乗り気な様子で、跳ねる吐息に、笑みを深めた。 素股のように、太腿と尻で擦って、潰して、 刺激を与えるように動けば、 二度吐き出したばかりの俺のものも、 すぐに雁首をもたげて、兄貴のものと擦れ合って、 激しくはないが、緩く焦れる快感に、 熱情を隠せない、色めいた吐息を零した。 ぽたり、と額から、堕ちた雫が、 兄貴の腹の上を汚していく。] (+63) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 21:11:02 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生―― 当然、喰らい尽くしてやるよ [ 空っぽになるまで、な。 快楽に溺れ、蕩けていく狭間。 狂気のような狂暴な色を瞳に浮かべれば、 にやり、と笑って――] (-18) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 21:11:04 |
【墓】 木峰 海斗[ とす、と、 身体を倒して、顔の横に手をつき、 覆い被さり、また唇を奪う。 犯されているのは、俺の方だけど。 喰らいついているのは、俺の方で。 何度も、唇を食んで、 舌を絡めながら、薄目をあけて、笑う。 キスをしたまま、ベッド横の棚に片手を伸ばして、 ローションのボトルを手に取れば、 ちゅぅ、と可愛らしく、淫らな音を立てて、 唇を放してやった。 キスは相変わらず好きだ。 手にしたローションの蓋をあけて、 まだ、ぬめっているとはいえ、 男であるが故に、乾き始めた場所に 湿り気を足すために、手のひらに落とせば、 自ら、後ろに手を伸ばして、入口に塗り込めてから、] (+64) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 21:11:06 |
【墓】 木峰 海斗こっちも、な? [ たらり、と兄貴の熱持つ場所に、 悪戯な好きの顔で、顔をにやつかせて、 冷たいままのローションを垂らした。 まぁ、部屋のぬるい空気で、 ]そこまで冷たくはなかっただろうけど。 (+65) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 21:11:07 |
【墓】 木峰 海斗なぁ、このまま、―― いいだろ? [ いつも、必ずゴムはする。 どっちが入れられる側でも、 さっき感じた小さな不満。 薄い膜で隔たれずに互いの熱を直接感じたくて。 ダメと、言われても。 多分、言うことは聞く気はないが、 こてり、と首を傾げて煽るように微笑めば、 ぐちゅ、と先端を後孔に押し当てて、 そのまま体重を―― かけた。*] (+66) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 21:11:10 |
【赤】 天海谷 睦月[ アウトドア研究会の部室を、 そっと静かに立ち去った後から、 唇が少しだけ重く感じる。 悪いことをしたという、 罪 悪感と、悪いことをしたという、 背 徳感と、触れられなかったものに、触れられたという 名まえのない満足感。 当て馬にもならない、なる気もない。 それでも、海斗に抱いていた名まえのない感情を、 ああして、形にして、いつか消えると思えば、 俺は一人、満足していた。 それが、どんなエゴであろと、自己満足だろうと、 やってしまったものは、後の祭りだ。 素直に海斗が、直球で聞いてくるなら、 素直に答えてもいいけれど、曖昧に探ってくるなら、 俺も本当のことは話さない。] (*0) kasuga 2021/12/09(Thu) 21:30:57 |
【赤】 天海谷 睦月[ ―― 許さないとか、言ったとしても、 なんだかんだ、海斗は友達をやめたりはしない。 アイツは、そういう奴だって、知ってるからさ] (*1) kasuga 2021/12/09(Thu) 21:31:00 |
【赤】 天海谷 睦月[ 着かず離れず。 俺とアイツは、この距離が一番心地が良いんだ。 だから、俺は、名前を付けない。 この胸の奥に燻った感情に ―――― ] (*2) kasuga 2021/12/09(Thu) 21:31:03 |
【独】 木峰 海斗/* ゆきりんは、誘いに乗ってくれてありがとう 愛してるよ!!! 夏生も、愛してる。 言葉には殆ど出さねーけど。 (-20) kasuga_2jp 2021/12/09(Thu) 23:46:02 |
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