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【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 当機は過程はどうであれ最後はハッピーエンドテイストが割と好きなんですが、演算結果は…なんともいえない感じの物が多いからこう…。こう……。 演算してる時はひたすら楽しんでるけど、最後にはいつもごねてるな…。割といつも…。 (-213) 水原 2023/11/26(Sun) 5:55:42 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 楽園内:桜花と ― [ ふむ、と機械は己を振り返った。 機械の苦労と人の苦労は、恐らく箇所が異なるだろう。 例えば合理には煩いが、徒労は厭わない。 ] ……そうでもありませんよ。 出来ると分かっていることを行うのは、苦になりません。 それが得られるまでの方が大変です。 [ 故に、相手の指が手の中の果実を玩ぶ様を>>252 機械は受け入れれば、 その仕草に変化を付けて回った。 ] 己は、無粋とは思いませんでしたよ。 あなたの情動を引き出せたのであれば、 この庭を築いた甲斐があったというものです。 我々は、この庭を作り出すことは出来ますが 意味を持たせることはできません。 それは常にあなた達から与えられるものだからです。 どうぞ楽しんでください。 ……規定の範囲で、と付け足しはしますが。 (307) 水原 2023/11/26(Sun) 6:24:08 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― ■ ― 〈 草木は真白に染まり、 線引くように僅かに溶けた雪が道を示す。 冬の区画、その最果てにその梅はある。 他の場所にも梅はあるが、ここだけは特別だ。 この梅だけは、ただひとりのために。 〉 (310) 水原 2023/11/26(Sun) 6:29:20 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ〈 ――このような場所では咲かない。 友は反対していた。 外界は近く、汚染は濃い。 ましてやここが冬の区画である限り不可能だ、と。 僕は笑って、友を相手にしなかった。 そうなったらもう誰も止められない。 彼らは機械で、僕は人間で、この孔雀革命の主だ。 ……いや。友だけは止められた。 だけど、そうするだけの心持ちがなかったのだろう。 渋々、小さな梅の座標をデータに記録した。 〉 (311) 水原 2023/11/26(Sun) 6:30:19 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ『断言します。咲きません。』 我が友よ、君ならやってくれるだろう? 『己は常に最善を尽くした前提で言ってます。』 そうか。なら、試してみようじゃないか。 (312) 水原 2023/11/26(Sun) 6:31:02 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ〈 小さな額に皺を寄せながら、友は僕を睨んだ。 いいじゃないか。お願いだよ。 そう返せば、友は己には理解不能ですと 心底呆れたように言葉を吐いた。 もっと困惑させてやりたかったな。 もう少し時間があればやっていただろうね。 〉 (313) 水原 2023/11/26(Sun) 6:31:37 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ〈 親愛なる我が友よ。 僕は、君が思うよりずっと一途だよ。 君と出会う前から、僕は君の友だったのだから。 〉 (314) 水原 2023/11/26(Sun) 6:32:00 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ― 梅 ― [ そこには一本の梅がある。 硬く閉じた蕾を人工の雪に晒しながら、 ただ、春が訪れることを待っている。 咲かない花の意味とは何だろうか。 どれだけ世話をしようと、春が訪れなければ意味がない。 理解不能だ、とかつて機械は口にした。 今なら、何というだろうか。 ……それでも"理解不能"になるだろうか。 それ以外の言葉を当て嵌めようにも、 我が友を表すそれ以上の言葉を機械は持たなかった。 ] (315) 水原 2023/11/26(Sun) 6:32:48 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 世界の総量とは常に一定だ。 物事に因果が存在する限り、必ず。 思いつく限りの可能性を機械は並べ立てる。 ありったけの弱さ。それと同じだけの祈りと願い。 その全てを機械は否定しない。 捨て置くこともしない。 己の身に適う限りの全てを受け入れようとする。 それこそが、この『楽園』の原点。 故に、機械はこの『楽園』の守護者だった。 ] (317) 水原 2023/11/26(Sun) 6:34:47 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ……己とは、あなたの言葉そのものです。 あなたの命令を聞き、あなたの目的に付き従う。 機械とは、道具とはそういうものです。 役目や目的は、己の心臓そのもの。 故に、明快な情報を好み、不確かな推測を厭います。 そこに我々の価値、存在意義、己の自我があるからです。 (318) 水原 2023/11/26(Sun) 6:35:26 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ――だからでしょう。 あなたがこの地を去ったのは。 "あなたに付き従う道具"という役を取り上げるために。 "己の存在意義"を選ばせるために。 [ "Cogito, ergo sum" ――すなわち、"我思う故に我あり"。 機械が決めたのならば、何でもよかったのだろう。 必要な物は初めから用意されていた。 二人過ごす時間の内に、全て。 今なら分かる。友が何を視ているのか。 ] (319) 水原 2023/11/26(Sun) 6:36:16 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ――"己にすべてを裏切れ"、と。 その神経ごと、己は結論を疑いたくなります。 あなたの残した庭を捨て、己が見出した役割を捨て、 世界に何の価値を果たすかもわからない何か。 誤作動、明後日の方向かもしれない予測。 ……視ろというのでしょう。己に。 存在するかもわからない選択肢、その真価を。 (320) 水原 2023/11/26(Sun) 6:38:48 |
【人】 朧广灯 リヒトーヴ[ 機械は振り返る。 そこにあるのは背丈よりも大きな箱型装置。 積み重ねてきた、ありとあらゆる選択の記録。 コードを拾う。 この身一つで持ち出せる記録はごく僅かだ。 ――構わない。 煙に巻いては、機械を振り回す傍迷惑な言動を好み、 それでいて、この世界の救いを真実考えている。 それさえ分かっていれば充分だ。 例え、己の全てを持ち出したところで、 友の全てを推測するなど、初めから不可能なこと。 ] (321) 水原 2023/11/26(Sun) 6:39:17 |
【人】 蕃神 雷恩[言葉にしていなかったのは己も同じ。>>292 俺が色々考えて成長していったように、君もそうであるのだろう。 だから、俺は君の言葉を聞く。 差し伸べられた手を、見る。>>293 己の手をつかむ手を、見る。 ――君を、みる。 突如、感謝とともに微笑みを浮かべる君を。 もしもを語る、君を。] ……桜花。 まずは、ありがとう。……と。 君がいたから、俺は羅生をこれ以上困らせずに済んだ。 ――君と過ごすのは、心地よから。 [君は言う。よかった、と。 少し引っかかったのは、過去形であること。 それだけなら普段のことを回想して感謝を述べているのだと そう思えたのだけれど。 ――もしもを語る君に、握った手を握り返しながら訪ねる。] (326) sinonome 2023/11/26(Sun) 6:43:00 |
【人】 蕃神 雷恩桜花。 「何かあったのか?」 俺が離れるであろうと思った何かが。 ――君が、離れるであろうと思う何かが。 [じっと、見つめる。こちらは笑みではなく 何処か不可思議といった、顔で。*] (327) sinonome 2023/11/26(Sun) 6:43:06 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a113) sinonome 2023/11/26(Sun) 6:44:19 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* どのルートに転ぶにしてもここまでは8割既定路線!の筈! ……のところまで闇鍋を食べたので、もうこれで終わってよくない?の顔をする。ロジックエラー滅茶苦茶やってるだろうな…。概念に壁打ちはいつもやってますが、お話を書いたのは初めてな気がする。 当機は闇鍋ガチャ。せやな。ご勘弁です。(懺悔) でも楽しかった。本当に。 ひとまず先に。ありがとうございました。 (-214) 水原 2023/11/26(Sun) 6:45:31 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 雷恩さんを投下待機させてた説。 prか1dのどこかでも同じ具合をやった気がするやつ…。 そういえば、]* の意味たぶんわかりました。交通整理。そのような認識でやっていた。 (-215) 水原 2023/11/26(Sun) 6:48:11 |
【独】 三ノ宮 緋雁/* リヒト劇場だ〜と思って見てた とことん雰囲気が良いよね なんかこの単語がずっと出てこなかった…… なんだろう 空気感? 描かれる内容の情緒? そういうのがいい リヒト (-216) Siro_neri 2023/11/26(Sun) 6:50:18 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 箱開けたらいつログを読むか悩むな…。 読んだら読んだで文字降って来る説と、完全に読者モードから出ていけないついったーするしかない人間になる説で割れている…。 でも読みたい。僕は読者なので…。労働するので今日は相変わらず深夜コアだし、作業積んでるしと余裕はないけど…。 (-217) 水原 2023/11/26(Sun) 6:52:05 |
【赤】 言ト霊 羅生[ ──久しぶりに『休息』を取った気がする。 活動限界まで稼働して強制で落として、が常となっていた時期を窘められてからは省電力モードを常用することで過ごしていたから。 目を開ければ、少し穏やかな青天のいろ。背ごと腕に抱えた君の項に鼻先を合わせ、鼻腔を充たす。 虫食いのキューブは、その青さを湛えた立方体として、 今や僕の中央で廻っている。 ] (言葉が うかばないな) (*30) 天神囃子 2023/11/26(Sun) 6:52:47 |
【赤】 言ト霊 羅生[ 君に 殺されたくなかった その申し出を 恐ろしく 思うんだ 唯一、僕を傷ませる存在 回した腕に力を込めたら 指先を触れ合わせるだけで もう何も形にはならず『涙』になった あなたはとても 恐ろしい ひと ]* (*31) 天神囃子 2023/11/26(Sun) 6:54:19 |
【独】 言ト霊 羅生桜花が人類としての希望を見せてくれていて、雷恩が人に近づき理解をはじめ『枝葉』を伸ばしていて…… 親の教育より本人の資質だよね いや直ちゃんはちゃんとパパなのだが (-218) 天神囃子 2023/11/26(Sun) 6:58:01 |
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