情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
【人】 木峰 夏生[ 絡んでいる最中に、見覚えのないキスマークを 恋人(で良いよね?ね?)に指摘されて 少しも焦らない人間はそんなにいないと思うけれど 俺?俺は───そうね、そんなことも以前はちょいちょい 肌に咲いた赤を指で示しても海斗は それがなんのことなのか、わからないようだった。 困った顔の俺と、困惑の色を瞳に纏わせる海斗。 スマホで確認しても、その表情は変わらなくて。 バレた!?みたいな焦りは見えなかったから 少しホッとする。 わからない、をそのまま受け止めて信用して、 安心して。 まぁ、お人好しの馬鹿なの、俺は。 ] (1) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 7:46:25 |
【人】 木峰 夏生[ とは言え、覚えはないと言う言葉が 真実だとすれば、知らないうちに キスマークをつけられた、というとんでもない事実が ここにあるわけで。 ] 覚えてないって、お前の周りでは 気づかれないようにキスマークつける遊びでも 流行ってんの? [ 眉尻を下げて、へらりと笑った。 手を伸ばして、海斗の髪をくしゃ、と撫でて 戯けた顔で言う。 ] (2) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 7:47:28 |
【人】 木峰 夏生男か、女か。それが問題だ。 犯人、判明したら、家に連れてこいよ。 [ 本気とも冗談ともつかない口振りで。 ゆるやかに弧を描いた唇を海斗の唇に 軽く落として、風呂へ向かおうか。 ] (3) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 7:48:21 |
【墓】 木峰 夏生[ なんとなく湯を浴びる気分にはなれなくて、 シャワーで水を流していた。 火照った身体を冷たい水が伝い、熱を奪っていく。 閉じた瞼の裏に鮮やかに燈るのは、 赤 。遊びじゃないとしたら 海斗のことを想っている人が 近くに居るということなのだろうか。 ] ─────………… 女なら、覚悟決めるけど、 男なら、譲らない、ということでいっかな。 [ 最終的な結論は、本日のところはそう纏まった。 水音に不埒な思考を混ぜ込んで、一人で笑った。 ] (+0) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 7:50:47 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗海斗の幸せを誰よりも 望みながら、 譲れない、誰にも渡したくないと駄々を捏ねる。 自分はやっぱり本当にどうかしている。 でも、好きだったから。ずっと、ずっと。 お前が生まれた時からずっと、 俺はお前のものだったんだ、そうだろ? (-0) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 7:54:15 |
【墓】 木峰 夏生[ 風呂で諸々の準備をしたせいで (別に言わなくてもいいかもだけど 件の処置はさすがに湯をつかいました) 完全に冷えた身体をタオルでざっと拭拭いて。 単純だと苦笑いしてしまうけれど すっかり頭も落ち着いていた。 綺麗に洗濯されたTシャツと黒のスエットを 手早く身につければ海斗の部屋へ向かう足取りは 調子の良いことに軽いものだった。 ] (+1) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 7:56:09 |
【墓】 木峰 夏生[ 部屋の扉をノックすれば、招き入れてくれただろうか。 いつもと変わらない笑みを浮かべて、 お・待・た・せ♡ と可愛く(自分比)言って手を伸ばしたら 海斗の頬に触れられたかな。 氷みたいに冷たくなっていた自覚はあるので 怒られてしまうかもしれないけれど。 ]* (+2) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 7:58:45 |
【人】 木峰 海斗[ 恋人と、公には言えないけれど。 そういっても別に ―― 口には絶対出さないが、 それで、恋人の首に、自分がつけたわけでもない キースマークを見つけて、 怒るでも、悲しむでも、嫉妬するでもないのは、 以前の自分の行動を思って強く言えないのか、 それとも、こんな時も、弟に甘いのか。 もしくは、底抜けのお人好しの―― バカか、 それでも、兄貴に怒られたことなんて、 記憶にない俺は、そっち方が怖かったから、 俺の『分からない』を信じてくれたことに、 ほっとして、同時に じくり、と罪悪感に胸を痛めた。] (4) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 12:10:00 |
【人】 木峰 海斗んな、キモいこと、 するような奴らじゃねーと思うけど、 [ 周囲で、いつも馬鹿みたいに、 げらげら笑っている友人たちを思う浮かべる。 大体、彼女がいるし、 いない奴は、女が、どうのとか言っている奴ら。 だけど、首筋の赤は、確かに存在している。 だから、否定を口にしながら、 眉を下げ、笑う顔から視線を逸らせば、 自信無さげに言葉尻を濁した。] (5) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 12:10:03 |
【人】 木峰 海斗…… 分かったよ、 [ 本気なのか、冗談なのか。 それを汲み取れる程、俺の心境も余裕がない。 家に連れてこいという言葉には、 素直に頷き返して、微かに触れるだけの口づけに 眉を下げながら、受け入れれば] (6) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 12:10:05 |
【墓】 木峰 海斗[ 自室の戻って、ベッドの布団を捲れば、 一応、大きめのバスタオルを布団の上に敷いておく。 自分もベッドの上に座れば、 思考を巡らせていた。 いつ、つけられたのか。 一つ、思い出して、心当たりがあるなら、 部室であったこと。夢かと思っていたけれど。 あれが、誰かによるものなのかもしれない。 部員の誰か? だが、こんなことをするような人物 思い浮かばずに、首を傾げるだけだった。 あとは、一人だけ 妙に、前にキスマークのことを 割としつこく聞いてきた友人がいたことを、 思い出したけれど、思い当るとしたらそれくらい。 もう、考えても答えは出そうになくて。] (+3) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 12:10:13 |
【墓】 木峰 海斗あーーー、 くそッ、 アイツだったら、絶対許さねー [ 次会った時でも、それとなく聞くと決めて、 イライラと、頭を掻けば、ぼすっと音を立てて、 そのまま背中をベッドに預けた。 見慣れた天井を見上げて、深く溜息を吐く。] (+4) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 12:10:14 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 夏生の反応からして、 怒っている感じは、なかった。 だが、困ったような顔の意味は、掴みかねて。 これが原因で、 折角、縮まった距離が開いてしまったら 嫌われてしまったら、どうしようという不安。 手放してやる良い切っ掛けだなんて、 そんな考えは微塵も浮かんでこなくて。 ただ、重なった想いが、ずれてしまうことの方が ずっとずっと、怖くて――…] (-2) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 12:10:17 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生………… 手放したくねー [ 好きで、好きで、堪らなくて。 駄々を捏ねる子どものように、欲してしまう。 そう、ずっと昔から。 俺の心は、兄貴に執着して、固執して、 掴んで放しはしない。そう。 兄貴は、 俺のもの なのだから、と――] (-3) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 12:10:19 |
【墓】 木峰 海斗[ 聞こえたノック音に、飛んでいた意識が覚醒する。 身体を起こして、とんとん、と軽い足音を立てて、 珍しく扉を開けて、出迎えたのは、 多分、さっきのことを気にしているせい。 開いた先で、いつも通りの笑顔が待っていれば、 思わず、吹き出すように笑って] ははっ、って、…… ッ、!! [ 頬に触れた指先の冷たさに、びくりと肩を震わせた。 まだ、熱い季節だから、空調が聞いている部屋でも この冷たさは、心地よいもだけど、 いきなり触れられれば、さすがに驚く。] (+5) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 12:10:21 |
【墓】 木峰 海斗んだよ、頭冷やさないといけないくらい 実は、怒ってんのかよ? [ 頬に触れる手に、手を重ねて、 その手に頬を摺り寄せるように、首を傾いで、 笑う瞳を覗き込めば、俺も、いつもの笑みを浮かべて、 そのまま背に腕を回す。] (+6) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 12:10:23 |
【墓】 木峰 海斗もう、こんなことさせねーから [ 相手が、女だろうと、男だろうと、 俺は、この腕の中にいることを願う。 それが、俺の 幸せ だから――恥ずかしい、けど。 今は、それを忘れて、甘えるように抱きしめた。*] (+7) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 12:10:25 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ ぼそりと謝罪の言葉が鼓膜を揺らす。 ほんの少し眉を上げて、穏やかな口調で。 ] お前が謝ることじゃねーだろ。 心当たりがないなら、尚更。 [そう、返した。 ] (-4) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 17:45:16 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 実際に、別のやつとそういうことをしたのだと 彼の口から聞いていたら。 もしそうだとしても、きっと声を荒げて 怒ったりはしなかっただろう。 優しさじゃない。 臆病なだけ。 真実を知って、夢が覚めて、 腕の中の温もりが消えてしまうことが、 なによりも恐ろしいだけ。 (-5) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 17:46:49 |
【墓】 木峰 夏生[ ノックをすれば扉が中から開いた。 珍しいこともあるもんだ、と目を丸くしつつ、 やっぱり気にしているのだろうと緩やかに笑む。 ふざけた挨拶にも濁りのない笑顔が返ってきて、 伸ばした指先は避けられなかった。 ] 怒ってねぇって。 滝に打たれんのと似たようなもんだ。 [ 煩悩は捨てられてないけど、と付け足して笑う。 海斗の頬は熱を帯びて、あたたかい。 じんわりと氷を溶かすような温もりが 掌の皮膚を通じて心まで伝わる。 そこに、さらに手が重ねられ、今度は心臓が弾む。 すり、と擦り寄せられる頬が艶やかで、柔らかで。 ] ……あったかいな。 [ 思わず呟いた。 ] (+8) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 17:50:17 |
【墓】 木峰 夏生[ 片方の手が背中に回れば、抱きしめられる。 素直に抱きしめられたなんて、 久しぶりな気がするけど、どうだったかな。 ] ─── ごめん。 [ 腕の中から聞こえた声に微かに頷いて、 こちらからも抱きしめ返した。 確かな幸せを噛み締めながら、 唇が紡いだのは、なんでか謝罪の言葉だった。 ] (+9) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 17:51:16 |
【墓】 木峰 夏生[ 綺麗に整えられてご丁寧にタオルが敷かれた ベッドまで数歩。 さっきのやり直しとばかりによいしょと 背中を抱える腕の力を増して抱き上げて、 今度は硬いシンクじゃない、 柔らかなベッドへそっと下ろそう。 タオルが擦れて、空気が揺れて、 海斗の匂いが濃く、鼻腔を満たす。 俺はベッドの下に膝立ちで。 見上げれば知らない誰かが咲かせた花が良く見える。 目を眇めてにやと笑いながら、 その赤のすぐ隣に唇を這わせた。 あからさまな挑戦状のお返事を、丁寧に、 そして拒まれないうちに素早く、ひとつ。 ぢゅ、と音を立てて、 より鮮やかな新しい 赤 を並べたくて。 ] (+10) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 17:54:12 |
【墓】 木峰 夏生……ちなみにちょっと聞きたいんだけど、 もし俺がキスマークつけて帰ってきたら、 海斗どうする? [ 今までにもしかしたらそんなことが あったかもしれないけれど お互いの気持ちが通じてからはもちろん無いから。 ちょっと意地悪なそんな質問を、 じいと見上げて目は晒さずに聞いてみよう。 悪戯な光で瞳をゆらゆら揺らめかせながら、 今日の気まぐれな彪の望む夜のことも ちゃんと読み取れればいいなと思って。 ]** (+11) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 17:55:23 |
【墓】 木峰 海斗あっそ、なら良いけどよ [ 怒ってない、と聞けば それを信じよう。 微睡むように頬を寄せて、 冷たい手のひらに、熱を奪われているのに、 逆に、鼓動は早く、身体は熱くなっていく。 零れた呟きに、口の端を緩く上げて] それこそ、兄貴が謝ることじゃねーだろ [ くすり、と吐息だけの笑みを漏らした。] (+12) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 18:45:44 |
【墓】 木峰 海斗っ、お、ちょ……ったく、 [ 背中にかかる力で、持ち上げられる予感に、 慌てた声をあげながらも、しょーがねぇなと、 大人しく運ばれてやる。 あんまり、こう軽々と持ち運ばれるのは、 そこそこ癪に障るのだけど、惚れた弱み、 仏頂面をする程度で、我慢してやる。 降ろされた先は、先ほどまで寝転んでいたベッド。 床に膝をついた兄貴の瞳を覗き込んで、 絡む視線が楽しげに細められると、 首筋に唇が寄せられて、ぴり、と微かに痛みが走る。 所有印をつけられる音に、ぁ、と小さな声をあげて、 それでも、今はそれを拒むことはしない。] (+13) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 18:45:47 |
【墓】 木峰 海斗あ"? そんなん一応、話くらいは聞いてやるけど [ 不機嫌を隠さない声をあげて。 それでも、多少殊勝な態度で、そこまで言うが、 今までと違って、兄貴は正真正銘、俺のものだ。 想像するだけで、イラっとする。 兄貴というよりは、付けた相手に。] (+14) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 18:45:49 |
【墓】 木峰 海斗でも、兄貴が誰のものなのか、 きっちり、分からせる―― かもな? [ 逸らされない視線を交じり合わせて、 瞳に狂暴な色で迫れば、そのまま唇に、 噛みつくようにキスをした。 噛 みついて、痕 を残して、刻 みつけて、俺のものであることを、分からせてやる。] ん、……っ、だから、 夏生がつけたいっていうなら、 今日は、特別に許してやっても――いいぜ? [ あくまで、少し上から目線なのは、 こんなことをいうのが、恥ずかしいからで、 照れ隠しなのは、お見通しだろうけど。 にやり、と生意気な笑みを浮かべて、 捨てられなかった煩悩、あんだろ?と 挑発するように、誘うように、口の端を舐めて、] (+16) kasuga_2jp 2021/12/04(Sat) 18:45:53 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗ついつい抱き上げてしまうのは、 細胞に刻まれた習性かもしれない。 今より差があった、俺より小さな身体を 抱き上げるのは、兄である自分の、 誇らしい特権だったから。 [ 軽いだとか細いだとか口にしたり、今みたいに 抱き上げたりすれば、もれなく海斗の表情は 不機嫌さを隠しもしないで曇ってしまうことを 俺はちゃんとわかってて。 それでもやっちまうんだよな、 これがほんとの惚れた弱み、ってやつかな。 ] (-7) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 23:38:02 |
【墓】 木峰 夏生[ きつく吸い上げた肌には、綺麗な花が咲いただろうか。 いつもは痕をつけるなと喧しく言う、 形の良い唇からは拒絶ではない、 微かな吐息が落ちてきて。 ] そーか、一応弁明はさせてもらえるわけだな。 [ 単なる譬え話にあからさまな不機嫌で顔を覆う海斗に ぶは、と吹き出した。 濁点がついた あ゛? が、愛しい。 ああ、もっと。 執着して、離れないで─── なんて。 (+17) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 23:39:56 |
【墓】 木峰 夏生一方的に襲われてレイプされた場合は、 温情があるかも、ってことね。 [ くすくすと笑っていれば、急に海斗の瞳が ぎらりと輝いて、緩んでいた口元が一気に近づく。 すっかり辿々しさの消えた、激しく噛み付くような口づけ。 あえてこちらからは何もせず、嫉妬と執着の香りを纏う 口付けに酔う。 唇を噛み切られても構わない、 それすら俺の幸せな願いでしかないと、 伝われば良いなと思った。 つくづく俺は、救いようが無い。 ] (+18) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 23:41:12 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗……っ、は、なら、そんときはそーして。 持ち物に名前、書くみたいに 嬲って、刻んで、印を押して 身体も、心にもさ。 [ 顎を上げて、ちょっと首を傾げ、頚動脈まで晒した。 お前にされるなら本望だから。 ] (-8) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 23:42:19 |
【墓】 木峰 夏生煩悩?もう108しか残ってねぇわ。 [ 口の端に見えた、ちろりと動く舌の赤。 来いよ、の言葉が甘く、掠れて 理性に火をつけて、爆ぜて、溶かす。 ] ─── 仰せのままに。 [ 恭しく立ち上がりざま、後頭部を抱えて 覆い被さるように唇を奪い返した。 体重をかけて、ベッドに沈めながら、 呼吸まで奪う口づけを。 ] (+19) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 23:43:08 |
【墓】 木峰 夏生[ 空いた手は海斗の指を絡めてシーツに縫い止めて、 唇を上も下も柔く食んで、歯列をなぞり、 そのまま舌をねじ込んで 口腔内の粘膜の隅々まで確かめるように愛でた。 海斗の足の間に上手く身体を滑り込ませたら、 わざと膝や太腿で下腹部にそっと触れてみようか。 口づけは止めないで、伝い落ちる唾液を追って 食んで耳朶に歯を当てて。 そのまま首筋をぬるりと舐めれば 思い出したようにまた強く吸い上げて、 ぢゅ、と赤の数を増やしてしまおう。 ]** (+20) yukiyukiyuki 2021/12/04(Sat) 23:52:33 |
【墓】 木峰 海斗[ 痛みを与えても、 逆に喜んでしまうのだから、 本当に、この兄という奴は、仕方がない。 二片、並んだ赤い花弁を晒しながら、 その反応に満足そうに笑う俺も、どうしようもない。 容易く、離れることなんてできない。 ]愛しくて、もっと、 刻 みつけたい―― (+21) kasuga_2jp 2021/12/05(Sun) 12:26:53 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生―― あぁ、そうしてやるさ [ 当然だろ。と、不敵に嗤って、 唇から、辿るように、顎から、 晒された喉元を食んで、 傷つける一歩手前程度に、歯を立てる。 でも、ここに噛みつくのは、今じゃないから。 歯を立てた場所を、ぺろりと舐めれば、 顔をあげて、代わりに誘う言葉を吐いた。] (-9) kasuga_2jp 2021/12/05(Sun) 12:26:56 |
【墓】 木峰 海斗[ 従順な従者のような言葉を吐きながら、 覆い被さって、与えられるのは激しい口づけで。 甘く漏れる吐息すら、喰らわれて、 喰らい返すように、呼吸を奪い合う。 くらくらするのは、上手く呼吸ができないとか そういう理由じゃなくて、重なった熱に、 求められているということに、酔っているから。 シーツに縫い留められた指を握り返し、 与えられるままに、受け止め、 いや、もっと、と求めるように、 自由な手で、頬を撫でて、男らしい 骨ばった固い輪郭を指で撫で、耳元を擽り、 項に手を添えれば、逃さないようというように、 より深く、唇を重ねて、貪った。] (+22) kasuga_2jp 2021/12/05(Sun) 12:26:58 |
【墓】 木峰 海斗[ うだるような夏は、過ぎ去り、 空調だって聞いているというに、熱い。 だけど、この熱が心地よい。もっと欲しい。 口内で暴れる舌先に、同じように舌を絡めて、 吸っては、時折、歯を立てて。 歯列を丁寧になぞられれ、 口蓋を擽られれば、反射的に、身体をびくりとさせ 頭が逃げそうになる。 だけど、逃れることなんて、出来るはずがなくて。 欲しい、欲しい、―― 愛しい。と、 舐り尽くされるのが、心地よい。 足の間に、受け入れるように兄貴の身体を挟んで、 触れられる感触に、むずがるように、足を震わせた。 やられっぱなしというのも、性に合わない。 重ねた唇を緩やかに笑みに変えれば、 膝で誘うように、兄貴の腰を擦った。 濡れた感触を辿る唇が、首筋にまた、 赤を増やした気配に、] (+23) kasuga_2jp 2021/12/05(Sun) 12:27:00 |
【墓】 木峰 海斗ッ、……首、だけで―― いいのかよ? [ 違うだろ?と、 蠱惑的な色が灯った瞳を細めて、煽り。 するり、と空いた片手で、 シャツの裾を捲し上げ、自ら肌を晒して、 何処へでも、つけるといいと、嗤った―― 下は、いつもの部屋着で、 スウェットなのだから、そちらを脱がすのだって、 手間は掛からないだろうな**] (+24) kasuga_2jp 2021/12/05(Sun) 12:27:02 |
【墓】 木峰 夏生[ 晒した喉笛に食らいつく牙は鋭くなく、 それでも確かな硬さで皮膚を捉える。 ぴく、と身体が僅かに震えて構えるけれど、 薄い皮膚を突き破るほどには強くなくて。 あえて聞こえるように吐き出した吐息は、 思っていたよりずっと熱を帯びていた。 ] (+25) yukiyukiyuki 2021/12/05(Sun) 23:19:31 |
【墓】 木峰 夏生[ 息継ぎすら惜しむほどに貪り合う口づけに酔う。 舌に歯が立てられると、強い快感に 下腹部に血液が滾るのがわかる。 口蓋をしつこく攻めれば無意識なのか 頭が逃げていきそうになるから 後頭部の髪に手を差し入れて、逃すわけないと がっしり引き寄せてさらに深く唇を押し付ければ 空調の微かな音に、湿った水音が響いて ぞくぞくするほど淫猥だった。 何処からか、夏の名残の蚊取り線香の匂いがする。 残念ながら線香じゃ死なない、 悪い虫もいたもんだ、と含み笑いが漏れた。 ] (+26) yukiyukiyuki 2021/12/05(Sun) 23:20:36 |
【墓】 木峰 夏生[ 覆い被さる身体に、行儀の悪い膝が動く。 スエット越しに確かな兆しは、海斗の膝の 硬い骨に伝わっただろうか。 びりびりと走る刺激に背を丸め、同じ昂りを 行儀の良い俺は撫で下ろした手で探すことにしよう。 ] ……へぇ、珍しい。 つけていーんだ? [ 挑戦的なセリフに加えてするりと捲られたシャツ。 露になる肌に、どく、と心臓が煩く跳ねる。 ] (+27) yukiyukiyuki 2021/12/05(Sun) 23:22:22 |
【墓】 木峰 夏生んじゃ、お言葉に甘えて、─── [ 片手は海斗の指と絡めたまま、もう片方の手で スエットを脱がせにかかる。 せっかくお許しを頂いたので、気まぐれな王子様の 気が変わってしまう前に、素早く赤い花を、 鎖骨の上にひとつ、心臓の上にひとつ。 胸の頂には触れない位置に、鬱血で印を。 ] 5こ、つけよーか。 (+28) yukiyukiyuki 2021/12/05(Sun) 23:26:16 |
【墓】 木峰 夏生[ スエットは上手く脱がせられただろうか。 片手だから、もう下着も一緒にずり下ろすつもりで、 一人でくすくすと笑いながら、そう口にする。 中心の芯をうまく避け、白い腿が見えたなら、 足の付け根に左右ひとつずつ。 柔らかな皮膚の下では、赤い花が映える。 なんで5つなんだよとでも聞かれたのなら、 ] アイシテル のサイン♡[ とにっこり笑顔で答えよう。 そうして海斗の熱に唇を這わせたら ねっとりと舌を這わせて、舐め上げて。 ] (+29) yukiyukiyuki 2021/12/05(Sun) 23:27:39 |
【墓】 木峰 夏生キスマークつけたやつはさ、知ってんのかな、 海斗がこんなことしてるって。 [ ふ、と顔を上げて、にやりと呟いて。 ] 教えてやりてぇな、 ─── 他でも無い血の繋がった兄貴に フェラされてる海斗の顔が、どんなにえろいか。 [ 優しく手でゆるゆると扱きながら ぱくりと咥えて、喉奥まで飲み込んで、 全身全霊の愛を込めた口淫を。 ……我ながらなんだかんだで ちょっとは妬いているのだろう。 いつもより執拗に、海斗が達するまでは 死んでも口から離さないつもり。 (+30) yukiyukiyuki 2021/12/05(Sun) 23:30:17 |
【独】 木峰 夏生/* ひーひー言うてます 海斗はこう、たどたどしく攻めてくるのがたまらなくかわいいのよね 春日さんと、海斗への愛をめちゃくちゃ込めて描こう (-10) yukiyukiyuki 2021/12/05(Sun) 23:31:38 |
【墓】 木峰 海斗[ 夕食時が終わった時間。 カーテンの向こう側では、家族揃って 一家団欒だとか、本来なら、まだ健全な時間。 締め切った部屋の中。 空調が動く微かな音の中に響く、 くちゅ、と淫らな水音と、熱く掠れた乱れた吐息が、 空間を甘く、蕩けさせていく。 与えられる快感に、耐えるように 布団を蹴り上げて、ふわりと香った線香に匂いが、 少しだけ現実を思い寄越させる。 昨晩、母が気を利かせて焚いておいたものだった。 ]そんな覚えがあったせいだけど―― 罪悪感が芽吹く前に、身体の奥底から触れる快感に、 その記憶は消えていく。 悪い虫も殺せない。 (+31) kasuga_2jp 2021/12/06(Mon) 20:12:27 |
【墓】 木峰 海斗[ 今はただ、この愛しい温もりと 溶け合うことだけ考える。 膝にあたる熱を持った固い感触に、 口の端を楽しそうに歪めれば、 痕をつけていいと、機嫌良さそうに煽ると、 露になった、日に焼けていない白い肌に ひとつ、ふたつ、みっつ。 全部で、5つの赤い花が 咲 く。]ん、……っ、5こ? [ 焦らすように、避けられ、 代わりに太腿に感じる感触に、微かに息をつめて 5個という数の理由が分からず、首を傾げば、 簡単に、理由は教えられる。 何処かの歌手の歌の一節のような言葉。 ]あの歌のように胸をときめかせるような、 そんな状況ではないけれど―― (+32) kasuga_2jp 2021/12/06(Mon) 20:12:29 |
【墓】 木峰 海斗ば、……んん……ッ、 [ つい、いつもの癖で、悪態を吐こうとして、 下肢に走る甘い刺激に、口を閉じる。 それでも、漏れてしまう鼻にかかった声に、 羞恥心から頬を染めて、それでも その甘さを拒みはしない。] ―― ッ、ん、はぁ? 知るわけ、ねーだ、ろ…… [ にやり、と 笑い零される言葉に、眉を寄せて、 続く言葉に、ぱちりと、何度か瞳を瞬かせ、] (+33) kasuga_2jp 2021/12/06(Mon) 20:12:31 |
【墓】 木峰 海斗ばっ――ッ! ん、ぁ、[ じわ、と羞恥で、赤を差して 罵倒の一つでも投げようとするが、 執拗な責めに、言葉を出そうとすると、 あられもない喘ぎ声を出してしまいそうで、 言葉を放つことはできなかった。 それでも、兄貴が嫉妬している気配に、 不謹慎にも嬉しくなってしまう。] (+34) kasuga_2jp 2021/12/06(Mon) 20:12:34 |
【墓】 木峰 海斗[ 快感を逃がすように、 頭を振って、時折、太腿で兄貴の頭を挟んでは、 呼吸と同じタイミングで、力が緩む。 動きを止めて欲しいのか、 もっと、喉奥を押し込もうというのか、 びくびく、と震えて、腰が勝手に動いてしまう。 抑えきれない吐息を、必死に噛み殺しながら、 熱に蕩けかけた赤く濡れた瞳で、見上げれば、 くす、と、ふいに笑みを浮かべて] (+35) kasuga_2jp 2021/12/06(Mon) 20:12:36 |
【墓】 木峰 海斗[ 手を伸ばして、 くしゃ、と兄貴の髪を撫でた。 だけど、そんな余裕があったのも、そこまでで 柔らかな熱くぬめる口の中で、 舐められて、吸われて、なぞられて。 喉奥で耐えていた喘ぎ声が、 声になる前に、熱い吐息として零れては、 飲み込み、鼻にかかったくぐもった甘い声を漏らす。 最近、殆ど、触れ合っていなかったせいもあって、 どくり、どくり、と脈打つ屹立は、 いとも容易くびくつき、熱い迸りを 包み込む熱い口腔に解き放っていた。] (+36) kasuga_2jp 2021/12/06(Mon) 20:13:36 |
【墓】 木峰 海斗は、ッ、……はぁ……ッ、 [ しばらくの間、惚けたように天井を見つめて、 最後の一滴まで、絞られれば、 それでも、まだ萎えないソレから、 口を話してもらえれば、視線を下ろして、 行儀悪く、先ほど触れた兄貴のものを 足先でふにり、と悪戯すれば、] これも、気持ちよくして……やろーか? [ 確かな欲望を瞳に乗せて、自分の唇を指してみせて、 同時に悪戯をしていた足の甲で、 兄貴の熱いものを、また刺激した。 口でも、どっちでも、 好きな方を選ばせてやる、というように、**] (+37) kasuga_2jp 2021/12/06(Mon) 20:13:42 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新