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【神】 コピーキャット ペネロペ「ははあん。そいつの顔を拝んでみたいね。 クラッカーから厄介事まで 何でも寄越してくれそうなツラしてんだろうな」 誰かわかった上で言っている。 パンは一つ拝借して、 ピザソースとチーズとソーセージを挟んでピザサンドにした。 #アジト (G25) unforg00 2023/09/23(Sat) 18:31:30 |
【教】 favorire アリーチェ「う……わかってはいるのよ、皆全く違うって。 でも、今、こんな大変な状況なのにこんな事言えるのは、それこそ夢の中くらいしか思いつかなくて……」 アリーチェの中でもさすがにこんな悪法が飛び交い逮捕者が続出している時に、友人相手であっても話すのは憚られるものだった。 かと言って、ない事にできる程器用な女かと言うとまた違う。 そう言った意味で、普段の意識とは違うここで、友人の貴方に相談できることは幸いであった。なんせ、ただでさえ落ち着かない女が自己の感情を整理できてないとどうなるかなんて、火を見るより明らかである。 「……それは、そう、かもしれない。 嘘つくの一番苦手なのもあるし、つきたくない…… どれを選んでも、絶対痛みがあるなら、 わたし、誠実さを選びたい。ありがとうペネロペ。 いつか平穏が戻ってきたその時は、進んでみる」 (/10) poru 2023/09/23(Sat) 19:01:08 |
【教】 コピーキャット ペネロペ「おう、貸しはこれでチャラにしておいてやる」 そう言って、スプリッツのグラスを揺らす。 こちらも落ち着いて酒を飲める時間など限られているもので。 時間を気にせず酒に酔えるこの夢は大層都合の良いものだった。 「そんで……そうだな、 何か進展があったら教えてくれや。お友達のよしみでな」 仮に、いつかこの夢を見る事が無くなっても。 一度会った縁なのだから、またどこかで会う事もあるだろう。 そんな縁を途切れさせない為の、他愛無い約束だ。 (/11) unforg00 2023/09/23(Sat) 19:08:00 |
【秘】 favorire アリーチェ → 黒眼鏡「う、うぅ〜……やっぱりマフィアの方だぁ……」 今回に至っては性格の話でそう関係してはいないと思うが、 存分に振り回されて、突然降ろされて。 感情のジェットコースター状態のふらふらな思考は、この強引さをマフィア由来の物だと判断したらしい。偏見だ。 配慮して貰ったのでよたつくこともなく、 素直に地面に着地をし、一瞬腰に手を当てる動作に そんな太ったかとまた余計な困惑が増えそうになっていたり。 暫く観察して習慣的なものだと気づけば胸を撫でおろしたり。 「は、はぁい……おつかれさまでした。 どうぞ、いつでも来られてください。教会は誰にでも開かれていますし、共犯が必要なら私がまた出ますので」 喜怒哀楽の全てを散々に見せたあと、また来訪を考えてると言った言葉には、ぱぁと面を輝かせていた。 「お待ちしていますね」 そうして、後日。 例の悪法により捕まった人の中に貴方の名前を聞いて、 この教会への来訪がなくなるのを察したのは別の話。 (-673) poru 2023/09/23(Sat) 19:16:38 |
【秘】 門を潜り ダヴィード → 黒眼鏡「ああ、先輩がいてくれたら助かりますね。 重いものも二人で動かせるし……」 何やら本人の与り知らぬうちに重労働の予定が入ってしまった。 それを可哀想にと思う人間はこの場にいなかった、悲しいことに。 勿論本人の予定を聞いてから調整すればいいのだが。 「まさか、そんな。 いやでも、うーん、気持ち的には……?」 尊敬する人より上に行け、というのは発破にしても畏れ多い。 そのくらいの気持ちで食らいついて行け、というのならば理解はできる。 けれど、今はせいぜい背伸びをして肩を並べるのが想像の限界だった。 (-674) NineN 2023/09/23(Sat) 19:17:11 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → favorire アリーチェあなたの大事な幼馴染たちはもういない。 そうでなくとも人員が減り多忙を期した警察署内で、あなたのその様子が見落とされたのは致し方ない。 …ともすれば、だからこそ女も、こんな簡単な方法を選んだのかもしれなかった。 「――こちら、ポイントX。」 「被疑者が現れました。」 「…これより、確保に移ります。」 足音より何よりも先。 聞こえたのはそんな声だった。 次いで、かつりと革靴の底が地面を叩く音。 振り返ったあなたの前にいるのは、眼鏡を外した女の姿だった。 手にした無線から何やら声が聞こえ、「Sì」と女は短く返す。 弧を描いた口元のまま、ゆらりとその瞳があなたを捉えていた。 「あれえ。」 「アリーチェさんじゃないですかあ」 わざとらしい声だ。 かつかつと、同じ音を立ててあなたへと近付いてくる。 (-675) oO832mk 2023/09/23(Sat) 19:22:51 |
【教】 favorire アリーチェ「……いい報告ができるといいなぁ……」 「勿論、大切なお友達だもの!どんな結果になっても、 アドバイスしてくれたお礼の気持ちと一緒に ちゃんとお伝えしたいから、待っててね」 この見通しのつかない雁字搦めの時世が いつまで続くかわからないけれど、 自分がもし捕まろうとも、夢をみなくなろうとも、 切れない約束を交わした所で、この日の夢は覚める事だろう。 (/12) poru 2023/09/23(Sat) 19:23:29 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ多くを震撼させたニュースが出回った日。 姿が見えなくなった上司は貴方に連絡をしていた。 その登録されていないメッセージはやけに遅れて届いてしまっただろうか。 『明日日が昇ったら、何があってもこの俺に会いに来い』 『愛しの上司より』 姿をくらました彼への会い方は少し厄介かもしれない。 情報の少ないその電子文にまだ書かれていたのは一つの店だ、そこに行けば会えるのだろうか。 (-676) toumi_ 2023/09/23(Sat) 19:33:25 |
【秘】 傷入りのネイル ダニエラ → 無敵の リヴィオ女は人を、よく見る方だ。 いや、人をよく見なければならなかった。 だからきっと、その一瞬の変化だって。 「…よかったあ。」 そうして安心したように笑ったその顔が、一体何に所以したかなんてあなたに知れるはずもなく。 ただこの笑顔は本物だった。 偽物と本物の堺境なんて、意図して笑おうとした時でない限り女にとって曖昧になっていたが、それでも。 「絶対ですよお?」 「明日もこの時間にお仕事してたらあ、あたしが連れて帰りますからあ。」 しかしその言葉の根幹にあるのは、本当にただ心配な気持ちだけではなかったのかもしれない。 あなたがこんなに仕事をしなければならないのも、元を辿れば自分に大いに原因がある。 だから。 「んふふー。いいんですよお。」 「…そのぶん、早く体調、治してくださいねえ」 続いた言葉につい浮かんだのは、 「無敵になんて拘らなくてもいいのに」なんて言葉だったが。 今は、言わない。 これ以上、あなたの手を止めてしまうのも悪いと思うから。 (-677) oO832mk 2023/09/23(Sat) 19:40:14 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 幕の中で イレネオ「ッ〜〜〜〜〜〜〜〜!」 「───あァァあああ! 末端の、神経の敏感な、剥き出しの肉。 そこに来る衝撃に、出したくもない叫び声が出る。 痛みに対する防衛反応のひとつだ。 声を出すことで、痛みを誤魔化すという。 ………貴方からすればそれは、大の大人が痛みに喘いで 泣き叫んでいるようにしか見えないはずで。 「……Vai all'inferno……ッ」 口汚い言葉も、余裕のない証。 食いしばりすぎた歯がミシミシと音を立てて、 刺激に対する反射として出てきた涙が頬を濡らした。 (-678) arenda 2023/09/23(Sat) 19:44:29 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 幕の中で イレネオ気持ちがいい、快楽の波の高いところにずっと押しやられて、死にそうだ。 「あ、あ、ちょ、んんっ、ふか、い」 深い。激しい。 もう自分が何を言ってるのか分からなかった。 悲鳴と嬌声に区別がつかないように、痛みなのか、恐怖なのか、快楽なのか、もう何もかもがわからない。 自分の胎の中にそれを必要とする臓器はないけれど、穿たれる度に中がいっぱいに満たされている気がする。 喉元を食われ、なんだか更に自分を穿つものが大きくなった気がする。 無理無理と首を横に振ったけれど、勿論止まるはずもない。 折り曲げた身体の上からぶすりと何度も突き刺さすように奥を突かれて、悟った。 もう、限界なんだと。 「あ、ぁ―――――ッッ」 幾度も激しく強く穿たれ限界を超えて、たまらず喉を沿って、きゅ、と花浅葱の双眸を閉ざす。 高みまで昇りきったら、あとは落ちるだけ。 中一杯に放たれた欲は熱くてどくどくと波打っている。 収めきれなかった欲が太ももを伝ってたらりと流れ出す感覚すら心地よくて、しがみついていた手を下ろしながらも、小さく身を震わせた。 (-679) eve_1224 2023/09/23(Sat) 20:00:26 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 無敵の リヴィオ「先輩は……どう、思いますか? この法案と、今の現状」 「いくらなんでも、強引すぎる逮捕は治安の向上どころか、悪い影響ばかりがでてきている気がします」 今日は忙しかったみたいですね、と申し訳無さそうに眉を下げて。 ひそり、と語りだす。 あまり周りには、聞こえないように。 「あの。協力、してくれませんか」 失敗すれば、警察を辞めなければならないかも、しれない。 もしかすると自分も逮捕する候補に入れられるかもしれない。 それでも逮捕された無実の人を思うと、やってやれないことはないと思っている。 それくらいは、意志を固めていた。 「わかったんです。 どう調べても尻尾が掴めなかったアリソン・カンパネッロの、正体」 「それを白日の下に晒して、所長代理を告発しようと思います」 力の限り、叫んでやることを決めていた。 (-680) eve_1224 2023/09/23(Sat) 20:15:50 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ「手遅れかどうか決めるのはこっちだ。 直接被害を被ってるのは他人だからな……!」 やけっぱちだった。 偽善の面もマフィアの面も保つのが難しくなってきてしまって。 貴方の前で見せられるのは、大人の真似ができてしまう少年だ。 口調や態度がもう崩れかけているのを自覚しつつ、自らを落ち着けるように深呼吸を繰り返す。 貴方への畏怖や敬意の念が薄れたわけではない、ただ近くで見続けた慣れ親しんだものに近く見えてしまったのだ。 どうしょうもなく救えない、救わせてくれようともしない敬愛しているあの背中に。 もしかして本当に貴方達は似た者同士で、遠い昔に全てを置いてきねしまっているような人間なのではないか。 結局は他人、ただでさえ初対面。それでもこれは。 貴方と昔から縁があればあるほど今この瞬間動けなかっただろう。 段々と現実が身に沁みてくるように冷たくなる身体に新しく吸った息を取り込んでまだ真っ直ぐ見続けている。 貴方は本当に一体どれほどの月日をその空っぽの心で過ごしていたのだろう。 事件以外、出生にも関わることだろうか。気になり始めたら何もかも知りたくなってしまう。 それ程にルチアーノの知識欲というものは強く、時にその頭脳と本質はその身を滅ぼしていた。 血は争えない、知るだけで毒である情報もなんでも読み込んで欲してしまう。 それでも、どんな現実がそこにあろうとも、真実を知って後悔をしたことなど一度もない。 → (-681) toumi_ 2023/09/23(Sat) 20:20:23 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → 情報屋 エリカ「そっか。 いや、ルチアはかなりの情報網だったから……何か危険なことをしてるんじゃないかと思ってね。 大丈夫なら、いいんだ」 ほっと胸をなでおろし。 明らかに安心の色を見せて、次の言葉を聞く。 【A.C.A】と聞けば、ぱっと思い浮かぶのは黒眼鏡の男だ。 そうか。先輩もまた、あのチームの中に居たのかと、小さく息をついた。 「先輩の心の内はわからないな。 そんなにあの法案は画期的だと信じていたんだろうか。 ……まぁ、それは君に言った所で意味はないけど」 その声色に、驚きの声はない。 ただ淡々と、それを受け止めていた。 (-682) eve_1224 2023/09/23(Sat) 20:21:38 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ時に、たったこれだけの逢瀬でも分かってしまったこともある。 貴方を純粋に好いた人間が、必ず、確かに居たことだ。 そして彼らが今何を思っているかも痛いほど理解ができる。 「……気前が良いなあ、まだ仕込が残ってるのか。 聞かせてくれ……言ってくれよヴィンセンツィオ」 だから今貴方の言の葉に酷く引き寄せられた。 それがどんな内容でも、地獄のような場所にでも足は踏み入れると決めていたから。 (-683) toumi_ 2023/09/23(Sat) 20:23:14 |
【秘】 favorire アリーチェ → 傷入りのネイル ダニエラ「……っ」 被疑者?確保? 何の話かまるでわからず、突如現れた眼鏡をかけていない 珍しい姿の貴方を、穴が開く程に凝視する。 「……ダニエラ? あなたなの?私をここに呼んだの……」 貴方の手に持つ無線につい視線が行ってしまう。 誰かと通信している?それはわかるが、 自分が個々に呼ばれた意図がわからない。 その発想を脳を拒否しているのかは、本人ですらわからない。 逃げる様子はない。かといって困惑しきりの様子で。 見えない何かに怯えるように、かつ、と靴音を慣らして一歩後ずさる。 「……こんな所に呼び出さなくても、わたし、話聞くよ? この前の件の事が気になったからこんな所に呼んだの?」 この状況での察しの悪さは一流ともいえるほどで、 それは貴方の裏切りを理解していないと言うことでもある。 だから自然、いつもの友達のように声をかけるだけで。 (-684) poru 2023/09/23(Sat) 20:27:57 |
【秘】 花浅葱 エルヴィーノ → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ「法に則った刑じゃないです、こんなの……」 正しく嫌悪感を抱く事が、難しい。 だってこれまで、ずっとこの人の下で働いてきたんだから。 最悪の上司だったならともかく、あなたは少なくとも、自分にとってはいい上司の部類だった。 でなければ、自分の身の上の話など、頼まれたってしない。 「あなたは確かに、法案が撤回されたとしてもここから出ることは出来ません。 それくらいの証拠が出ています……でも、まだ」 僕は困惑しています、と小さく呟く。 そう簡単に、イメージを変えることは、自分には出来なくて。 「どうして、警察でありながらそんな事を……していたんですか?」 教えてはくれませんかと、問う。 ぶつける怒りはない。 鬱憤も、欲もない。 ただ熱の乏しい花浅葱の双眸が、あなたをじっと見つめている。 (-685) eve_1224 2023/09/23(Sat) 20:31:36 |
【秘】 無敵の リヴィオ → 傷入りのネイル ダニエラ「…あぁ、絶対だ。君に約束をしよう。 明日は必ず、午後からは帰らせてもらうよ」 君のその奥底までの感情を理解するには、 語り合うには今この場では時間が足りない。 男が気付いていたかさえも分からない。 ただ、君にいつものように笑いかけるだけだ。 「勿論、早く治して元気に働くとするよ。 半日休めば仕事の疲れもぱっと取れるさ」 「…よし、それじゃあ明日のためにも 仕事の続きに向き合おうかな。 話が出来て良かったよ。 犬カフェの件もまた後日話そう」 楽しみにしているよ。 そう付け足しながら端に避けた書類を元に戻し、 フォカッチャは空の紙袋へと仕舞って鞄の中に。 君が立ち去るようであれば手を振って、 その姿を見送り、業務の続きへと戻るのだろう。 (-686) sinorit 2023/09/23(Sat) 20:33:15 |
【秘】 渡りに船 ロメオ → 暗雲の陰に ニーノ「はいはい、おんぶですよ」 あんまりにもこどもみたいだから思わず笑ってしまった。 背中に感じる重みと体温は想像よりも軽くて、それでも別の重みを感じたのだ。背負って歩けないほどではない。 けれど大切な重みだった。 「はーい。オレんちに帰るからね」 マスターに礼を言って、店の外に出ればいい風が吹いた。 火照った体にしんと染みるような涼しい空気は、 確かに秋を連れてきているのだ。 家は近い。おぶって歩くにはやや遠いか。 それでもたまにはこんな帰り道もいいだろう。 背中に聞こえる模索に、少しの気恥ずかしさを感じて。 「……〜〜〜〜〜〜♪ 〜〜♪」 「……───♪」 ふと、教会にいた頃にずっと聞いて歌っていた、 聖歌の一節をハミングする。 どうか子守歌の代わりにでもなればいいと思った。 どうかおやすみ、かわいい子。 月明り、夜道に二人の影がある。 兄弟の影だ。 ひとりといっぴきの影ではないのだと、 貴方と出会って初めて、ここで思えたのだ。 (-687) susuya 2023/09/23(Sat) 20:38:29 |
【秘】 暗雲の陰に ニーノ → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ貴方がデニッシュにかぶりつくのを見て、こちらも真似るようにパンドーロを一口。 クリスマスシーズンによく出回るものの年中置いてあるパン屋も多い。 ふんわりとした柔らかさに上品な甘さ、粉砂糖から香る微かなバニラの芳香に目を細めた。 そうしながらも話に耳を傾けていれば、貴方自身マフィアを良く思っているわけではない、が伝わってきて視線を上げる。 「……ヴィトーさんらしい、です」 いなくなればいい、そこまでの感情は同じだとして。 末に望むのが"隣人"であるということが、己が好む貴方の暖かさを示してくれているようだったから。 袖を掴んだ指先はそのまま、払い除けられないと知っていたように。 落とされた言葉はまるで祈りのようにも思えて、それが自身に向けられている事実を噛み締めてはたしかな喜びを抱く。 「へへ、悲しいにはなってほしくないなあ。 オレ、だからちゃんと前を見ていたいです。 迷っても、悩んでも……ほら、止まない雨はないっていうし。 ヴィトーさんもきっと、そうやって歩いてきたんですよね」 小さなころから男が見てきた貴方は、もう随分と大人で。 今でもまだ、あの頃の貴方と同じ齢を重ねることさえできていない。 だから今の自分のような姿は想像ができないけれど、なんとなく、そうなのかなと思ったから。 「……そっか。 それだけでも、いいんだ。 すぐに何かするのが難しくても……誰かの安心にはなれる」 「あはは、だめだな〜。 なんだか急いちゃってそういう、大事なこと抜けてました。 ヴィトーさんと話してるとオレ、まだまだ視野が狭いんだっていつも思います。 年の功?もあるんだろうけれどヴィトーさんぐらいになったとき、ちゃんとそういうこと言えるかまだ全然想像つかないや」 (-688) mspn 2023/09/23(Sat) 20:39:03 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 無敵の リヴィオさて昨日は美人か色男で選ばれたのは美人だったんだったか。 かなり前から知っていたんだぞ? 朝からそれを聞かされていた俺の気持ちを考えてみろ。 よくもまあマフィアの情報網を二人も抜こうとできたな。 なんて。俺はずっと気楽だ、何も気分が変わらん。 この程度、知ってしまったら嘘にも裏切りにもならないんだよ。 「だーから休ませてやるといってる。 警察の連中は好きだが、お前達の職場環境は今回の取締法で悪くなるばっかだろ」 そんな強引な罰などどんな物好きでもいらないだろうが。 「俺の幼馴染も寝不足でなあ……。 いやーあいつを牢屋にぶち込めばよかったか? そこまでお嬢さんにさせられんよなあ」 ▼ (-689) toumi_ 2023/09/23(Sat) 20:40:04 |
【秘】 月桂樹の花 ニコロ → 幕の中で イレネオ「や、め……!」 殴り飛ばされ、意識は多少戻ったけれど。 薬に犯された体は言うことをまだ聞かない。 貴方の手が伸びた先。 新たな錠剤に、何をされるかなんて考えるまでもない。 脳が警鐘を鳴らすのに。 貴方の手は容易に男を捕らえて 男の体は生きる為に、息を取り込もうと口を開いた。 顔を逸らそうとするのが 精一杯の抵抗だ。 (-690) ぴんじぃ 2023/09/23(Sat) 20:42:05 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 無敵の リヴィオ「アリーチェはニコロが変な言い方したんでな。 白だよなあ、やっぱり。まあいいか……。 任されたが俺が世話できるのは牢の中でになるんだし。 それにしてもやっぱあのボヤ野郎。 あいつ……俺が立ち寄った直後に店を燃やしてよ、証拠全部消してやがったんだ……建て直すのに無駄な金がかかる。 経費で落ちると思ってんのか?」 声に出すと色々聞けるもんだな、と何かを正してくれる貴方に苦笑いをした。 そのまま渡されたロゼッタを咥えてあっという間に飲み込んでいく。 自分も食欲があるかと問われれば別であったが、貴方に与えられた食事を食べないわけにはいかないから。 口についたソースをぬぐいながらだったが、肩を組まれるのを拒むはずもなかった。 さっと手早く携帯を操作する、さてそろそろこの新品ともお別れの時間か。 たった一日で使えなくなるとはこいつも思わなかっただろうな。 ▼ (-691) toumi_ 2023/09/23(Sat) 20:43:22 |
【墓】 暗雲の陰に ニーノ冷たい牢の奥で毛布に包まり蹲る。 熱と、痛みの波に耐える為の仕草だった。 浅く呼吸を繰り返す最中に耳にする。 看守の噂話、は。 ──君が目を塞いでしまざわるをえないことが、私は一番悲しいよ。 「……ヴィトー、さん」 自分の道を見つめていたい。 目の前にあるものをちゃんと見ていたい。 でも、もう。 だれの、いつの、どんな。 笑顔や言葉を信じたらいいんだろう。 わからないのに、信じたいと願うのはどうしたらいいんだろう。 一つを疑えば全てを手放してしまいそうで、それがこわかった。 ならその前に瞼を伏せてしまった方が、ずっと。 #収容所 (+10) mspn 2023/09/23(Sat) 20:46:07 |
ニーノは、十九年の人生で自分がした、悪いことを数えている。 (c29) mspn 2023/09/23(Sat) 20:46:39 |
ニーノは、この現実がこれまでの罰であるなら、帳尻が合うはずだから。 (c30) mspn 2023/09/23(Sat) 20:46:48 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 無敵の リヴィオ名残惜しいと感じているのは自分だけじゃないといい。 離れた熱を、その手を想いながら目を伏せた。 全て終わったらこの友達ごっこ一日ぐらいならやめてもいい。 その時の俺はお前より見るに耐えかねない自信がある。 牢屋に遊びに来てくれたら見せられるかもしれないが、 仕事は増やしてしまったから期待はしないで留守番をしよう。 「しばらく全貌は明かせなさそうだがー……まあ大方。 こうしてお前を引っ掛けられた時間が出来たと考えよう」 好きだとか嫌いだとか、愛だとか、恋だとか。 真っ当ではなくとも不器用で雑なものを受けてきてしまった分、妙にひねくれて理解をした。 それが永劫に続くことではないことを知っている。 自分も持てるわけではないことを知っている。 どんな感情もいつまで続くかなんて信じられない、いつだって信じられるのは己だけ。 「勿論一緒に行くぞ、三日月島に俺の好きな店がある」 だから何でもやりたいように好きなことをする。 不信も疑いも全て含め真実を知った上で、 信じていた時と振る舞いを変えないこの面が。 あなたの友人……になろうとしている、 ルチアーノ・ガッティ・マンチーニの本当の姿だ。 (-692) toumi_ 2023/09/23(Sat) 20:53:17 |
【独】 コピーキャット ペネロペ次に、その次に捕まる人々を。 人々が捕まった理由を。 人々の抱えた秘密を。 客足の遠のいたこのバーに居ても、情報は入らない事を。 (-693) unforg00 2023/09/23(Sat) 20:57:52 |
ペネロペは、知っている。 (a26) unforg00 2023/09/23(Sat) 20:57:58 |
【独】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ/* このロールは個人的な演出の為のものであり、NPCの傾向を決定づけるものではありません。 全てのネームド、及びNPCに対する印象操作のためのものではなく、 極々一部の個人だけを指すものであるということをご理解ください。 夜は誰の気も知らぬように更けていく。 秋めいてきた空気を吸った冷たい壁は、留置所に少しの冷え込みを落としていた。 こうした施設は留置する人間を苦しめるためにあるわけではなく、福祉の面は配慮される。 とはいえ申し分ないほどにとはいかず、暖を取るには寝具にしがみつくほかなかった。 鍵の開く音でヴィトーは目を覚ます。誰かが入ってきたようだった。 気づいて目を覚まさぬほど男は場数を踏んでいないわけでもなかったが、敢えて知らぬふりをする。 聞けば、入ってきたのは数人ほどのようだった。 慎重に足音を消そうとしているにも関わらず、各々の号令を待つように囁き声が聞こえる。 真っ直ぐに足音は寝台の横に並んだ。こんな場所に盗みに入るはずもない。 根の愚直さが為なのだろうか。そのうちの一人がヴィトーの背に手を当てて揺り動かした。 起きてください、という声を聞けばさすがに寝た振りもできない。 今しがた起きたかのように振る舞って見上げると、すぐに一人が手を、一人が足をと取り押さえた。 業務では普段一切使うことのないだろう縄の類いが手首に掛けられる。 「何のつもりだ」ヴィトーは言った。見上げた先の顔が怯んだ気がした。 明かりもなく互いの人相もほとんどわからないのに、ヴィトーは声で相手が何者かに気づいた。 いくらか声を交わし、多少仕事も共にしただろう遠い立場の部下たちだった。 彼らの形相は怒りと悲哀が混じり、こうしたことに及んでまで未だ混乱を湛えていた。 腕を頭の後ろまで抑えこんで、一人が覆い被さる。何が行われるかは明白だった。 よくて暴力、過ぎれば暴行。ともすればここで誤って殺されることもないとはいえない。 そうした状況にありながらも、ヴィトーは普段のように少しの動揺もなく見上げていた。 仮にも昨日までは己の頭上にあった声を聞いて侵入者たちは僅かな怯みを覚えたようだったが、 同時にかつての面影をにじませることが、余計に苦しかったらしかった。一人の涙が、腹の上に落ちた。 どうしてあんなことをしたんですか。自分たちを騙していたんですか。そう声が言う。 (-694) redhaguki 2023/09/23(Sat) 20:58:15 |
【独】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ今にも殴りかかりそうな雰囲気でありながら、彼は敬語を崩すことが出来なかったらしい。 「そうだ」逡巡も無く男は言葉を向ける。途端に、頬に鉄拳での一撃が飛んだ。 口の中に歯の刺さるような厭な感触を覚えながら、ヴィトーはゆっくり顔を戻した。 効いていないのだとわかると、更にもう一撃が飛んだ。それを予期していながら避けなかった。 どうして、と問い詰める人間が欲しいのは相手に訴えが伝わることだ。伝えたいのだ。 だから、取り付く島もないとわかれば苦しみが募る。仕方のないことだった。 拳の主は震える手で首根っこを掴み、ヴィトーに何度もいつかの栄華と失墜を聞かせた。 言葉にしてしまえば楽になる、などということばかりではない。 己の言葉に表してしまった声は耳から入り、彼ら自身を苛んだ。 理不尽に壊れそうな心を鎮める手段は、時間が無いほどに手段もなくなる。 侵入者はヴィトーの服に手を掛けて、薄い着衣を一気に剥いだ。その下には幾つか痣があった。 無抵抗の人間を殴りつけたのだろう痕を見て、侵入者は気が大きくなったらしかった。 自分たちばかりが指さしているのではないという、見えない誰かへの連帯感だ。 肩から足元まで肌が露わにされ、荒れた掌を這わされる。弾力のある生きた感覚に僅かに息を漏らした。 艶を帯びた吐息に、指の主が息を呑む。勢いがつえば止まらないように、胸板に手を乗せる。 「ん、」鼻を抜ける息が冷たい空気に混じった。鍛えた体は色めいたものとは異なっている。 過去の捜査で負ったのだろう傷もあれば、年を取って水気は失われつつあった。 働き者といったほうが近い体の上を幾つかの手が這い回る度に、肩に僅かに赤みがさす。 丁度明り取りから月光が差して、ヴィトーの体を照らした。引き締まった体に皮膚が張る体だ。 行き場のない感情をより集めたような高揚の息が、覆い被さる者から吹きかけられた。 着衣を緩め、両足を広げた間に入り込む。固くなり始めた幹を擦り、裸の膚に押し付けた。 体液の匂いと温度を、上昇する体温とは裏腹に無感動な目が睨めつける。 今起こっていることに対して、なんとも心の動きを持っていないかのようだった。 女に同じようにするにしたって乏しい体液が侵入者の掌に集められ、ぬるりと幹を支える。 (-695) redhaguki 2023/09/23(Sat) 20:58:42 |
【独】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ同じ性別同士だから持ち得る性器同士をすり合わせて体を必死に動かすのを見上げて、 「それで気が済むのか」と嘆息するようにヴィトーが呟いたのを聞けば、空気が変わる。 侮蔑めいた態度を向けられたことは、漂う狂気に拍車をかけた。 もう一発、腹に拳が振り下ろされる。げうと息を吐いてのたうち回った。 やっとそれらしい動きのあることに安堵めいた声を侵入者は挙げた。彼は男を責める。 貴方は罪人で、肩書にふさわしくない人で、ずっと不満を持っていたのだと。 きっと彼らは自分のこれまでの恩を塗り替えてしまわないと耐えられないくらい、 ありふれた普通の、正義を信じる人間だったのだ。 その手が赤黒く腫れた肉の塊を包んで、ヴィトーの足の間に充てがわれる。 みちりと、膚の引き切れてしまいそうな音を立てて暴行が始められた。 初めはその手なりを全く知らないような杜撰な有様で、徐々に暴力に慣れはじめて。 数人分の精が体の中へ、外へと吐き出されて、それの何倍もの数の痣が膚に刻まれた。 何度も打たれた皮膚はところどころ擦り切れてしまって血の匂いを漂わせる。 殴られて腫れた頬の内側にできた傷を抉るように性器をねじ込まれて咳き込んで、 悲鳴どころが健康な呼吸の一つも出ないほどに腹を蹴り抉られ、内側から膨らすように犯された。 短くも長い強姦の最中、ただのひとつも、ヴィトーは彼らを責めなかった。 哀れんでさえいるような視線が投げかけられて、なすがままにされていた。 抵抗のないことが彼らの無力感を刺激し、弱い人間の心を苛むたびに暴行はエスカレートした。 それでも、誰ぞに露見するよりも前に彼らはやっと己の心の内の鬱憤を吐き出して、 どうにかこうにか留置所を後にすることが出来た。 足音が遠ざかってしまってからやっと、ヴィトーは体を起こして。 この部屋では何事もなかったのだというように、汚れた着衣を正した。 唯のそれだけのことでしかなかった。 (-696) redhaguki 2023/09/23(Sat) 20:59:09 |
ルチアーノは、猫は別に好きじゃない。 (a27) toumi_ 2023/09/23(Sat) 20:59:28 |
ヴィンセンツィオは、揺さぶられながらも己を責める声をただじっと聞いていた。 (c31) redhaguki 2023/09/23(Sat) 20:59:53 |
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