人狼物語 三日月国


194 【身内RP村】賽来蓮迦-鬼ノ哭骸-

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視点:



[ 何がしたかったのだろう。
  心が狂っていることはとうにわかりきっていることで
  言葉で伝えたところで足手まといにしか
  ならぬことくらいは想像できたはずだった。

  けれど、万が一。万が一にも、
  あなたが倒れる未来があるのなら。

  足を止めることが、できなかった。 ]

 

 
[ 血に濡れてもいつものように笑う
  あなたを見上げて
  その狂気じみた姿に背筋が伸びる。

  何度も見た笑顔のはずなのに
  1度も見た事がないようにすら思う


  殺して、と呟いたこの口では
  ごめんなさい、と小さく
  口を震わせるしかできなくて ]

 



   ありがとう ございます 嶺鬼さま、


[ 視界の白を紅く
く 染める
あかいろ

  変わらない冬の景色に
  閉じそうになる目を開いたままあなたを見つめた ]
 


[ 持ちうる限りの力で抱き締め返して
  あなたを目に焼き付けるように
  目は閉じ切らないまま唇は合わさった ]


   ん、…………
ぅ、…………


 


[ 唇を合わせれば殆どの気を失って

  直後あなたを貫いた矢が衰えることなく
  この身を貫いた時には
  もう瞼は閉じかけていた

  残された力で縋るように手をあなたの背にかけて
  こくり、とうなずく。

  私は、あなたに殺されたのだと、 ]

 

 
[ 生きてみたいなんて 思いたくなかった

  別れが辛くなる

  希望が
絶望
に変わる
  私は
あなたの喰われる
ために生きてきたのだから

  だからこれはなるべくしてなった正しい結末。

  ふ、と 哀しそうに わらって ]
 



[ 最期の時 声にならなかった言葉は空へと消えた ]**

 
 



[ 声が。頭に響いた ]


  まさか、
まさか……

 

[ 山が燃えている。
  鬼が哭いている。
  山が鳴いている。

  自我の失くした鬼を沈めるのは
  自分一人では無理だと瞬時に理解した。 ]

 



  早く来てください
  かの御方はわたくしと、

  そして貴方を指名したのですよ


[ 慟哭。地響き。吹雪。と
  天変地異のような天鬼山。

  平和だった山はもう、戻ってこない。 ]

 
 




 ( 力を合わせれば、大分無謀ですが
   封印が可能かもしれませんね。)



[ 暴れる鬼を止めるには結界が必要。
  一人で挑むとこちらが危険。
  冷静に考えても判断は出来そうになく。 ]


 




  わたくしは、ただ
  ただ……