人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a8) 2023/11/23(Thu) 10:36:34

巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a22) 2023/11/23(Thu) 21:54:21

【人】 巫凪 桜花

― 雷恩 ―


[傍近くに在るだけで、大気を巡り、
彼の言語化されない気配が伝わることがある>>3
表情に、音には出なくとも。
植物同士が交わす信号のように、伝わるものがある。

そのことに覚えていたのは、きっと優越感だ。
自分が理解っていればそれでいい、と。
彼は言葉に重きを置いていないのだろう、とも。


だから、深くを話さなかった。
聞かなかった。
甘え、驕っていた。


もっと早くに、そうしていれば良かった。
彼が己に問うて、手を差し伸べてくれたように。
―――どこかで彼の虞れを、その輪郭を、知っていたのに]
(69) 2023/11/23(Thu) 22:07:43

【人】 巫凪 桜花

[辿り着いた穢れのない楽園。
彼の根幹を癒やす土。
其処には、人としての彼を、萌芽させてくれた彼女がいて。


――それでも彼は、共に在ってくれるのだろうか?*]
(70) 2023/11/23(Thu) 22:12:11

【人】 巫凪 桜花

[彼らに触れ、笑い、話す程に、
いつしか芽吹いていた畏れが育ってゆく。

 ――いつまで彼らは、傍にいてくれるのだろう?


荒廃した大地、血塗られた戦場にいれば、
それはずっと先のことだと思えた。
けれど。
ここにいると、これが『人類』が喪ってしまった楽園なのだと。
実感が、できてしまった。思い知らされた。
そう遠くないだろう先を、想像できるようになってしまった]
(85) 2023/11/23(Thu) 23:23:44

【人】 巫凪 桜花

[名を呼ばれる。彼のくれた名前が好きだった。
震えるその音さえ、柔らかく鼓膜をくすぐる>>45
温かな腕が、抱き寄せてくれる。
迸った言葉の先にあるものを、正しく理解しているだろうに。

真っ白な部屋の真ん中で、引き寄せられるまま、
二人寝台に転がった]


 うん。…うん。知ってたよ、ずっと。

[味方だよ、と告げてくれる声。
そのことこそ、本当に解っていたこと。
全て教えて欲しいと促しながらも、今でなくともいいのだと
猶予まで添えて。

思わず、笑みが零れた]


  優しいね、羅生は。


[それが、誰かに施されたプログラムの出力結果だろうと、
脳に巡る無数の電気信号の産物だろうと。
己にとって、さしたる違いはないのだ]
(86) 2023/11/23(Thu) 23:27:59

【人】 巫凪 桜花

[髪を梳いてくれる指先の感触。幼い頃から繰り返された仕草。
抱きしめてくれる腕はいつも、
その時一番心地良く感じる包み方を知っている>>51

このまま此処で眠りに就けるなら――
それはこの上なく幸せだ、と。そう思えたから。
そっと腕を引いて、二人寝台に身を起こして向き直る]



  ねぇ、羅生。

  俺、今なら分かる気がするよ。
  どうして旧人類が…人が、滅びるべきとされたのか。

[『桜花』に与えられる旧人類の営み、大地が荒廃の一途を辿った経緯にまつわるデータは、厳重に制限されている。その理由。]
(87) 2023/11/23(Thu) 23:33:07

【人】 巫凪 桜花

[『桜花は、人に近過ぎる』
                    
ラベリング

個体の成長過程での素質に、上層部の下した懸案事項。
最初から、欠陥品だったのは――]


 大事なものが増えすぎたんだ。きっと。
 守ろうとして、守りきれなくて。
 自分の、自分たちの大事なものが守れるなら、
 それでいいって。

 そのためなら、きっと人は何にでもなれる。
 鬼でも、悪魔にでも。

[救われるべき世界全てよりなお、大事なものを作ってしまう素質こそが]
(88) 2023/11/23(Thu) 23:37:18

【人】 巫凪 桜花


  大好きだよ、羅生。だいすき。


[その優しさが。愛しみ慈しんでくれる手が、内側の烈しさが]


  羅生が、直青が。
  雷恩が、緋雁が。…みんなが。

[彼らの種壺を暴き、その躰を苗床に咲かせる花は、
地上にかつて咲き誇ったどんな花より美しいだろう。
それを見たいと望む本能が、身の内には深く根差している。
そのために与えられた力が、この掌にある。
けれど。


両の掌で、自分を産んでくれた人の頬を包んで微笑む]
(89) 2023/11/23(Thu) 23:41:10

【人】 巫凪 桜花


 ごめんね、羅生。
                
救 い た い

 俺は今のみんなを失ってまで、咲かせたいとは思えない。


 ―――きっと俺は、失格だね。
(90) 2023/11/23(Thu) 23:44:05

【人】 巫凪 桜花



 けど。
 俺や雷恩じゃない誰かに、次の検体に、
 その役目を譲るくらいなら。

 俺は、選ぶよ。選べる。

[その資格は、もう喪っているかも知れなくとも。
今はもう、地上に取り戻したいと人々に希われたものを、
知っている。

もう一度、ごめんね。と甘やかに囁いて。
額に、頬に、鼻先にくちづけた*]
(91) 2023/11/23(Thu) 23:45:56
巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a28) 2023/11/23(Thu) 23:58:32

巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a35) 2023/11/24(Fri) 5:10:15

巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a45) 2023/11/24(Fri) 15:03:19

巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a46) 2023/11/24(Fri) 15:06:59

巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a48) 2023/11/24(Fri) 15:51:17

[部屋に戻って、ありったけの痛み止めを流し込む。

もう色んなところがひたすらに痛くって苦しくって、何も分からない。

そのままベッドへと横たわり投げかけられた言葉を反復する。


「思い遣ってください」


そんな事を言われても、困るよ。]


…………僕の感情そのものが不必要だったとしたら…………どうしたって、無理じゃないか…………
**

【人】 巫凪 桜花

[若葉色の瞳に臨んで、その時を待った>>138

最期に見るのは、この光景がよかった。
生命の始まりの色。

そこに映すのは、笑顔でありたかった。
幸せだった。今この時すら幸せなのだ、と。

言葉に変えれば、そうできなくなる気がして、ただ黙す。]
(174) 2023/11/24(Fri) 21:23:38

【人】 巫凪 桜花

[一筋、煌めいて流れる光>>144
白熱灯の真下で、彼の頬を淡く滲ませる。


  ――惜しんでくれるのか、と。

思えば湧き上がる熱を、未だ呼吸する身体で感じた。


贖罪の刃を引き受けてくれる、優しいひと。
天にまします恵み深き父。

己には、このひとこそが>>17]
(175) 2023/11/24(Fri) 21:23:51

【人】 巫凪 桜花

[いくら待てど、断罪の苦蓬は降らず。
 降り続ける流星は、止めどなく]




   ――…羅生、


[伸ばした両腕いっぱいで身体をつないで、
 濡れた頬を擦り寄せた**]
(176) 2023/11/24(Fri) 21:24:19

【人】 巫凪 桜花

[それは、羅生と過ごした時から程なくして]




  ――― 緋雁!


[巡回を兼ねた散歩なのか、緋雁と初めて温室で遭って以来、
彼を度々見かけるようになっていた。
今日という日をどう過ごしたのか、互いに尋ねる日もあれば、
ただ呼び止めて並んで歩く日も。またそうでない日も。
そして今日は、彼に逢いたくて探していた。

声を張って呼びかけると、
彼が歩み寄ってくれるのは待たずに、駆け寄った。

まず切り出すのは、慣れた問いかけ]



 ねぇ。今日は、なにしてた?


[横に並べば、頑強な背を掌で軽く押して、共に歩こうと誘う*]
(182) 2023/11/24(Fri) 21:36:12

【人】 巫凪 桜花

― いつか:楽園内にて、リヒトーヴと ―

[不意に問いかけられて、振り向いた。>>132
声の主は、いつぞやここに住む動物のことを尋ねた機械]

 ああ。お邪魔してるよ。リヒトーヴ。
 調子はいいよ、お陰さまで。

[地に腰を落ち着けたまま、振り仰ぐ。
AIに育まれてきたから、自ずと機械には気を許せる。
植物と違い、気配は追えないけれど]
(193) 2023/11/24(Fri) 22:18:07

【人】 巫凪 桜花



 いい庭だね。趣味がいい。

[広大な敷地だが、そこにあるのは四季で移り変わるものばかりだ>>101
その機械が手をかけているのだろう美しい園を、庭と称えて]


 それに、みんな喜んでる。

[世話の行き届いた植物たちに、視線を巡らせて示した]


 仲間の中に在って満たされるのは。
 みんな、そうじゃない?
(194) 2023/11/24(Fri) 22:22:41

【人】 巫凪 桜花





 考え事?

[それ俺が聞いていいやつ?と軽く応じる。どうだろうか>>196
問い返されて、いつものように答えようとして]

 俺は――…あれ、これ言っていいのかな。


 まあいいか。
 まずかったら、後で直青がなんとかしてくれるよね。

[戦闘員たる彼に共有が許される情報なのか、一瞬迷うが。
問題があれば、彼の行動記録を監視しているだろう直青が、
記憶データの消去なり何なり対処をするだろうと。]
(201) 2023/11/24(Fri) 22:54:40

【人】 巫凪 桜花



 俺はね。

 廃棄処分になりかけてた、かな?
 何ならまだ、執行猶予中かも。

[朝は天気がよかったね、と持ちかけるくらいの調子で打ち明けた]


 だから。明日をも知れない身だから、逢いに来てみた。

[冗談にもならない冗談を言って、また背に触れる。
確かめるように。
大振りな得物を振りかざすための厚みと、敏捷な動きをもたらすための造りを。
慰撫するではなく、その感触を指に覚えさせようと]
(202) 2023/11/24(Fri) 22:58:57

【人】 巫凪 桜花



 ねぇ、緋雁。

 緋雁はいつも、戦う時も笑ってたけど。
 戦うのは、痛かったよね。きっと。

[際立って敏捷な彼が傷つけられることは、ごく稀だったけれど。
その様は、まるで痛覚があるように見えたから>>0:67
内部構造はどうあれ、人間を模して忠実に再現されたボディ。
過度の損傷を防ぐためか、その仕様の目的は推測の域を出ないが]


 俺が、緋雁たちが戦う時に、
 時々ついて行かせてもらってたのは。

 俺は戦えないし、俺たちの役割は代われないけど。
 代われないから。
 せめてみんなが何をして、そこで何が起きてるのか、
 知っておきたくて。

 ――だから、見てた。


 俺邪魔だったよね、ごめん。

[彼が守ってくれる妨げとなっただろうと、いつかのように詫びる]
(203) 2023/11/24(Fri) 23:04:02

【人】 巫凪 桜花




 ありがとう。
 緋雁を、みんなを、見てきたから。

 俺もできたよ。覚悟。

[今は、伝わらないかも知れない。
でも今、伝えたかったこと*]
(204) 2023/11/24(Fri) 23:05:34
巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a63) 2023/11/24(Fri) 23:15:54

巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a67) 2023/11/25(Sat) 2:17:01

【人】 巫凪 桜花

[率直に打ち明けた近況に、驚く緋雁>>220

変わらないのか。変えられないのか。
何がいけなかったのか。
問いかけられて、改めて思案を巡らせる>>222
己は、どこで間違えたのか。]



  ――…ふ、っはは、

[やがて、自分の中に見出した答え]


  なんだ、そっか。
  なんにも。――何にも!


[羅生に告げた決意。そこに至る思い。
彼らを愛おしく思い、何と引き換えにしても
失いたくないと思った。

それでも、赦されるのであれば。
いつか来たるべき日には、使命を選ぶと今は思える。
彼らの思いを、行為を、それに伴う犠牲を。
引き継ぐのは、自分でありたい。
その覚悟ができた。皆のお陰で。

何度シミュレーションを繰り返したとして、
『桜花』はきっと同じ道を辿るのだろう]
(224) 2023/11/25(Sat) 11:17:22

【人】 巫凪 桜花


 俺は、何も間違いだったと思えない。
 自分が大事にしてるものを変えたくないし、
 変わらないと思う。

 それが新人類として不適格だとしたら。

    
廃 棄 処 分

 俺は、その結果を受け入れるよ。

[己の信念に、志に、殉じること>>222
それは傍目には、『自殺行為』に映るかも知れない]



 俺は、今のままでいたい。
 みんなが育ててくれて、支えてくれた俺のままで。


[直青と羅生に導かれ、緋雁たちに護られ、
雷恩とともに育った自分を。

一度は厭わしく思った自身さえ、今は愛おしく思う]
(225) 2023/11/25(Sat) 11:23:29

【人】 巫凪 桜花



 だから、何も諦めた訳じゃないんだ。大丈夫。


 …ありがとう。
 緋雁に聞いてもらって、すっきりした。

[見たいものを見ていい。諦めないでほしい。
そう言ってくれる緋雁に>>223

楽園の空は、今日も快晴だ。
清涼な空気を肺いっぱいに満たして、ふ、と吐き出した*]
(226) 2023/11/25(Sat) 11:28:14
巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a73) 2023/11/25(Sat) 12:03:25



 僕が否定しているんじゃない。
 お前が、お前を、否定しているんだ。

 ……どうしてわからない?

[敢えて身体の自由は奪わずに、視線の威圧だけを与える。頬をひとつなぞり、釦に指を掛けた。]

 「生命じゃない」?

 だから損なわれても良いと、
 それが使命の遂行に必要だと、
 擲ってそれで満足か。

 その"満足する"という感情を、
 お前は何だと思っているんだ?

[露わになれば、その鎖骨に歯を立てる。]

 それが逃げではないとお前は言えるのか。


 ────羅生。
 お前は、

 何故、記憶を自ら消去している?

*




──『何故』?



[

違う。逃げるなと言われているのか。記憶の消去が逃げであると。膚に疾る甘い流れを両腕で押し退ける。筋力くらい同等であってくれ。

]


 …………あなたが恐いから
 
侵食をされる心地 それは呑み込めない泥濘

 ……あなたの『言葉』が俺を破壊する
 
咲けない 咲けなく なってしまう

 

 いやだ。嫌です。見放されたくない──!

 
父なる天から
 命も魂も宿らなくても

 



 っ、……おまえ、なに…………!?
 


[

視界が僅に朱に染まる。涙腺を通した廃熱は『弱さ』の象徴に思えて好きに成れない。それでもマシだった。

──何と、比べてる?

]


 知らない、擲つなんてどうしてそんな解釈が出るんだ
 くるってる、壊れてる、『メンテナンス』が必要なのはおれじゃない!


*




 ────そうして、お前は、




 から逃げるのか。


*


[

切れそう。回路が。灼かれる、この温度に覚えがある。
肯定を返したいのに主張出来なくなっている、のは、何故。

いっそ笑った。

]


 
 …………逃げるなら
 あなたに態々指示を乞いに来てない。

*