人狼物語 三日月国


132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】

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視点:


ヒメノ! 今日がお前の命日だ!

エノは、オレンジジュースがあるのを見ると、少し目を丸くした後、嬉しそうに手元に引き寄せた。
(a1) 2022/02/26(Sat) 22:26:46

エノは、絵筆は身近なものかと言われると、ちょっと自信がない。
(a17) 2022/02/27(Sun) 1:36:14

エノは、身近、なものは、わからない。
(a18) 2022/02/27(Sun) 1:36:37

エノは、オレンジジュース一杯分の感謝を
(a24) 2022/02/27(Sun) 11:44:08

エノは、外から聞こえる叫び声を聞いて……笑った。剥き出しの心が好きだ。
(a26) 2022/02/27(Sun) 12:40:58

美術 エノは、メモを貼った。
(a33) 2022/02/27(Sun) 19:06:53

─────────。


『これって、カミクズ君見えてるのかな。』
『まぁ、見えてなくてもいいんだけど。』
『ツルギ君に投票して、ユスくんにバツを付けるつもり。』
『二人とも、仲が良さそうだから。』

『人って、人生で本当に理解できる人、一人いればいい方だと思うんだよね。』
『だから、あの人たちはもう俺の事、理解できないと思う。』
『っていうのと。』

『二人とも、楽しそうだから。』
『でも人間って、変わっていくものだから。』
『これから先、二人が楽しくなくなっちゃうかもしれないから。』
『だったら、楽しい今のまま終わらせてあげた方が良いよね。』

死は時を止める。
最も幸せな時に死ねるなら、それは幸福なことだ。
青年は、そうしてあげたい。

『うん、よかった。』
『肯定してもらえると嬉しいね。』

『せめて死ぬまでの間に、良い事を沢山しなきゃね。』

『頑張らないと。』

いい子の方が、理解されるだろうから。
ぽい、と端末を寝ていたベッドに転がした。

エノは、北東の区画に薬局を作った。
(a44) 2022/02/28(Mon) 14:21:08

【人】 美術 エノ

「作れるんだ…………」

出来上がった薬局を見ておぉ……と感嘆している。
VRの世界に薬局があるのは中々不思議な光景だ。
効能もあるのだろうか、ちょっと気になる。

「…内装も……薬の種類も。」
「本当にちゃんと再現されてるな。」

うろうろ、たまにパッケージを手に取ってしげしげ眺めたりしつつ、時間を潰している。
(6) 2022/02/28(Mon) 14:22:52

【人】 美術 エノ

>>+24 ヒメノ
「うーん、痛み止めとかくらいはあった方が良いのかな。」
「怪我くらいはするかもしれないし………」

と、これと言って何の警戒もしていなかった青年は。
例え素人と言えど、気配を消す努力をした君を。
察知など、できるはずもなく。


「────っ!?」



体の中に感じた、冷たい感触。
から、すぐにそれを上書きするような、熱さ。
熱と共に感じる、痛み。
それらを背中に感じて、訳も分からないままに振り向いた。

「……ヒ、メノ、さん………」

振り向いた勢いすら殺せる力も出なくて。
よろ、よろと後退して、薬棚にぶつかり、派手な音を立てて倒れ込む。
ぬるりとした感触が背中を覆う。

「……っづ……ぅ………っ!」


倒れ込んだ衝撃で、傷口が酷く痛んだ。
君からすれば、無防備な人間が倒れ込んでるようにしか見えないだろう。
(7) 2022/02/28(Mon) 17:49:31

【人】 美術 エノ

>>+25 ヒメノ
血だまりができる。
痛みで回らない思考でうっすら、
あぁ、また掃除をお願いしなきゃな、なんて思った。

「なん、で」

踏まれるように拭われて、痛みに苦悶する。
倒れ込んだ視点から見る君は、大層大きく見えた。

「どう、して」

状況にそぐわない明るい声に、疑問の声しか出ない。
なんでそんなことをするのだろう。
どうして、そんな思考になったのだろう。
人を殺してでも生き残りたいのか。
なんで、どうして。
なんで
なんで
なんで

(8) 2022/02/28(Mon) 18:33:10
美術 エノは、メモを貼った。
(a54) 2022/02/28(Mon) 18:34:02

【人】 美術 エノ

>>+25 ヒメノ





───パンッ!!







と、乾いた音が遠くまで響いた。
(9) 2022/02/28(Mon) 18:36:30

【人】 美術 エノ

>>+26 ヒメノ

「そうじゃなくてさぁ。」


よろり、火薬の匂いが漂うそれを投げ捨てて、立ち上がる。
幸い、女性の力ではそんなに深々とは刺さらない。
寒がりで、厚着をしていたのも功を期しただろうか。

「なんで」

なんでそんなことをするのだろう。
どうして、そんな思考になったのだろう。
人を殺してでも生き残りたいのか。

とかじゃなくて。


「人を殺そうって思う時、どんな気持ちなの?」
「背中を刺した気分は?楽しいのかな。」
「無防備な人間を見た時、テンションが上がった?」
「知りたいんだよ、君の事。理解してあげたいんだ。」
「教えてよ、一つひとつ、細かに。」

蹲った君の、その背中側に回る。
よろり、よろりとした足取りで。
滴る血が、地面に僅かばかりの縁を描く。

「それとも、実践するほうが早いのかな。」


あぁ、君のことを理解してあげられそうだ。
嬉しくて、楽しくて……気持ちいい。
(11) 2022/02/28(Mon) 18:59:22
エノは、嬉しげに笑っている。
(a63) 2022/02/28(Mon) 20:55:32

【人】 美術 エノ

#薬局

目にした光景は。
かたや、背中と足に切り傷を負い、
刃渡りの長い血濡れの刃物を持って、
少女を見て笑ってる青年と。

かたや、胸と足から血を流し、
呻きながら地面に突っ伏する少女。

僅かばかり、おそらくは最初の獲物の分と、
少しばかりの力の差の分、青年の方が優勢で。
故に。
青年の方が加害者に見える構図だ。

「あれ、もうしないんだ。」
「そう……あぁ、俺も、力、抜けてきたな……」
「……ふふ、……お揃い…………」

汗をだらだら流して、手をつく。
アドレナリンが切れてきた。痛い。

「…普通の何が悪いの………」


そんな呟きは、誰に聞こえるとも知らず。
(17) 2022/02/28(Mon) 23:42:32
エノは、薬局の再現度はとてつもなく高い。商品のラインナップも。パッケージのデザインや細かな注意書きすらも。
(a65) 2022/03/01(Tue) 0:30:30

【人】 美術 エノ

>>薬局

目の前の少女が手当される。
別に、どうでもいい。
殺したいわけでもなかった。
ただ。
同じことをしてあげたかっただけ。
理解してあげたかっただけ。

「うん…………大丈夫…………」
「そっちの手当てを、ちゃんとしてあげてよ………」

まだ少し高揚した顔で、ナイフはデータの海に返して。
座っているのすらきついから、ぐったりと横になって。
上着を使って、ぎゅうっと患部を縛る。
背中の方はどうにも塞げないけれど。
それはもう仕方ない。

か細い息をする。
放っておかれたら死ぬんだろうな。
理解される前に死んでしまうな、なんて。
ただぼんやり考えながら、天井を見上げていた。
(19) 2022/03/01(Tue) 1:35:41
エノは、ぐったりとして治療を受ける。こちらは切り傷だけだ。
(a69) 2022/03/01(Tue) 12:15:16

【人】 美術 エノ

>>薬局

もうだいぶ意識が朦朧としている。
聞こえる音もすごく遠くで。
寒い、と言うのに汗はとまらない。
薄ぼんやりとした視界の中で、思い浮かぶのは。
「寂しいな」と、ただそれだけで。

眠くなってきたな。
もう仕方ないかな。
そう思えてきた頃。
僅かばかり、聞き取れる声が聞こえてきた。

「……僕、まだ、
 エノの事だってちゃんと理解出来てない……!」


………あぁ、そう。
まだ、誰にも………理解、されてない。



やだな。



「───っはぁぁ……!はー……」


止まりかけていた息を、大きく吸い込んで。

特別を押し付けられた贅沢な男の鼓動は、響き続けた。
(26) 2022/03/01(Tue) 17:24:36

【人】 美術 エノ

>>薬局

心臓がバクバクと動いて、熱くて痛い。
沢山走った後みたいに息切れする。
まだ死なぬようにと、体が力を振り絞っている。
ここが薬局だったのが、功を期したか。
あるいは、手当をしっかりしてもらったからか。
ぎりぎりで、踏みとどまっている。

「合議………………」


青年は、あの場が嫌いじゃない。
人との話し合いが、嫌いじゃないし。
あと。
顔を出さないと心配をさせてしまうような人も、居る気がするし。
だから、小さく、呟いて。
そこに行きたいのだと。

ただそれだけを告げるのが、精一杯だった。
(35) 2022/03/01(Tue) 19:42:44

【人】 美術 エノ

>>薬局

あまり多くを語れないし。
あまり回りも見えない。
音だけで何かを判断するしかない。
女性の声が聞こえた。

「………あぁ…………」
「………オレンジジュース、ありがとう………。」


そう言えば伝えてなかったな。
伝えに行くつもりだったんだけど、と。
どうでもいい事ばかりが浮かんで。

「……ごめ………しゃべるの、きついな………」
「……適当にしといて…………」


意識を失わないようにだけ、手を尽くす。
今できるのは、それくらいだった。
(47) 2022/03/01(Tue) 20:51:58