人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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『そうか、残念だが仕方ない。
 リーも仕事大変だろうからな。

 俺もお前も同じ日に、ここ一番の大舞台とは。
 互いに頑張ろうな。
 帰ってきたら、どこかに食いに行こうぜ。
 普段よりも贅沢な処にな。』


[ リーも着実に先を進んでいる。友の躍進が嬉しくない訳が無い。
 この時は弾んだ声のまま、通話を切ったのだが。

 
この先起こる、残酷な現実を露にも知らぬ時のこと。
]
 

 
[ 意識を取り戻したのは、あの日から数日後。
 携帯電話に触れることが出来たのもその頃。
 
 リーの着信や、アプリのメッセージが何通か届いていたが
 既読のみ、返事をする気にはなれずにいた。
 それにまだ出張期間中の筈だ。仕事の邪魔する訳にもいくまい。
 
という建前。報告することが怖かった。

 後で報告すればいい。
出来るのか?

 
この哀れな男の現実を。


 リーが同僚の女団員から、執拗にアプローチを受けていたことは
 知っていた。
  

 
「ねえ、お友達次はいつ来るの?」
 「どの辺りに住んでいるの?」「趣味は?」

 

 などと質問攻めにされたこともあった。
 だが前者は冗談抜きで知らない、後者はプライベートにつき閉口。
 常々対応に面倒さを感じていたが、肝心のリーも余りにも
 興味が無さそうで、ある意味哀れんで見ていたのはある。
 ──とはいっても、役者としての才能があるのは事実。
 色々な意味で、彼女には嫉妬心のようなものを抱いていた。

 後にリーから真実を聞けば、主役を持って行かれた
 劣等感、迷惑を掛けた罪悪感に苛まれるが、
 同時に苛立ち、不快感も隠せずにいただろう。]
 

[心が通じ合ったと思ったらあわや破局の危機
わしららしいが、なんともはや
混沌となるところは未だ変わらぬ、らしい

だが、それでも最後にはきっと
”なんとかなる”ような気がするのだ

        私だけか?そう思うのは]


[次はちゃんと”むぅど”とやらがある中で
君と朝寝を迎えたいものである
―――そうなるように努力いたそう。あと
ちゃんとごむも、用意して

その方が君の負担も少なく、心の準備もできていようし
次はもっと、君の婀娜めく艶やかな姿が見れるのだろうか

そう思うと、”次”が楽しみで、あることよ]

[家に帰るまでが、遠足
後の処理をしてまでが、交わりである
なんだかんだ言って私が一番優先するのは
君のことであるのは変わりなく

 だからこそ、無垢に付け込むようなまねは
 私が、私を許さなんだ、それだけのことである

とはいえ、はっきり言えという君よ
それがしゅうちぷれい、であることは理解していようか
……していないであろうな、きっと

奥ゆかしい日本人なのだ、はっきり言うのは
羞恥以外何物でもないのだ

とはいえ、未だ賢者もぉどにはなれていない私は
頭の中の引き出しをひっくり返して最適解を探す
――このままでは、口淫をしてくれといいそうで、
非常にそれはいけない、まずいと探して、探して

素晴らしい案(当社比)を思いついたとばかりに
提案してみたのだが]

[羞恥は確かにない、ないが

       絶景かな?

形の良い、鍛えられた双丘
張りの良い太腿があられもない姿で晒されている
俯せになるときに、辛うじて腕に引っかかったままの
君の浴衣も取っ払ったことで
すらりとした背が惜しげもなく目の前に晒されている

正直これだけでおかずとやらにできそうな光景だが
更にを求めてしまうのが私の慾深き、ことだ

太腿を、両手でむんずと、つかむ
怒張が入る隙間を、得るために

程よい弾力の腿の合間に、未だ萎えぬそれを挟み
君の腸液と私の先走りで濡れたものをゆっくりと、
抽挿めいて動かせば、
ぬちゃり、と擦れる卑猥な音が君の耳にも届くであろう]



    
 お前が悪い


[機嫌の悪さを隠そうともしない、冷ややかな声]


  
 …だけどきっとぼくだって、悪い


[わかってはいた。
わかってはいたんだ。

次の街には。次の街では
────密やかに心に決めて


聞きあぐねていることは山ほどあった。
納得していないことも沢山あった、のに。]

(これはまずいな
 

       想定以上に、気持ち良い)

 —――違和感は、ないか?

[熱を帯びた声が、君へと注がれる
腰を持って、少しばかり君の尻を上に向かせ
何度も股の間のそれを出し入れするように、動かせば
未だ履いたままのズボンと君の肌が擦れることになろうか
――当然、着込んだシャツと、肌もである

肌同士が触れ合う感覚よりも
敏感になった肌なれば、そちらの方が酷かもしれないが
私にあまり余裕もなく

少しばかり荒げた吐息が、君の背に降ることだろう*]

[ オレらって、意外と破局の危機を迎えてる気がする
 しかも互いを嫌いあったからではなく、
 互いを想いやった結果の危機である。
なんで?


 ――でもまァ、嫌いになることなんてないんだ
 オレたちは何度すれ違ったとしても
 またここに戻ってくるんだろう

     オレだって、そう信じてる ]


[ むぅど、に関しては何となくわかる
 要は互いに準備が出来た甘々な空間だろう。
 ちゃんと共に溺れるには相応の準備が必要だ。

 ――そうしたら、貴方が理性溶かしオレだけを求める姿を
 見ることができるだろうか

 そう思うと、"次"が待ち遠しくなるというものだ ]

[ 羞恥を感じて自滅などオレだって望まない。
 だから、その良案?に訳知らぬまま
 乗った訳である。が ]


  ( ――なんか、むずむずする… )


[ 何故だろう。羞恥で言ったら
 さきの正面の方が断然恥ずかしいのだが、
 どうもこのうつ伏せ姿も落ち着かない

 ――見ることのできない彼が
 現在進行形で己の尻を凝視してる、とも知れれば
 それはもう盛大に、羞恥大復活をしていた訳だが

 あとやめてシロさん。マジマジとオレの尻とか身体を
 評価しないで。恥ずか死ぬ 
]



  えっと、シロさ……
ぁひっ!?



[ 反応途絶えた彼の様子を伺いかけた言葉は、
 いきなり太腿をつかまれたことで
 悲鳴に消されることとなる

 続き、股の間にぬるりとした灼熱を感じてしまえば―― ]



  え、シロさん何やって……んっ


[ 先ほどよりもダイレクトな快感ではない
 だが、散々暴かれたその付近を行き来されるのは
 ビリビリと背筋痺れさせる程の別の快感を
 呼び覚ますには十分だった。

 必死に腕に顔を埋め
 んっ、んっ、と途切れ途切れの嬌声を零す

 尻を上げさせられ、より明確に熱棒擦られれば
 落ち着いたはずの欲が顔を出す。
 若いことを象徴するかのように、己の雄も
 ゆるりと立ち上がる。

 背に感じる布の感触と擦れる音に頭がまたふやけてゆく

 耳元に降る、彼の乱れた吐息に
 ぞくぞくとした快感がこの身走った **]

 
   ……ん、わからないや。


[ 曖昧な笑いに曖昧な言葉で誤魔化して、
  優しい言葉に視線を落とし、震えを逃す。

  泣きたい夜があったかだなんて、
  そんなもの、無かったに決まっている。

  それは決して恵まれていたからではなくて、
  世界から爪弾かれた己が見出した唯一の自己防衛。

  自己を殺し何も感じないことに慣れさせて、
  夜に何かを想う時間があれば眠りに繋ぐ生き汚さは、
  ここまで生き残るに必要だった ]
 

 
   泣くのって、難しくって……。
   あんまり覚えてないんだ、泣いたこと。
   無意識にそうしたことはあったかもしれないね。


[ 故に、彼の綴る言葉は遠くて眩く、
  ただ沈んでいくだけの己に昏い影を滲ませる。

  それでも彼なりに沈む子供を掬おうとしたのだろう。
  他人を伺い生きて来た己の感覚はそれを嗅ぎ取り、
  嘘だけはつきたくなくて、曖昧さを再び強調しつつ]
 

 
   ぼくも世界に憎まれてるとしか思ってなかった。
   あなたはぼくは違うというけれど、
   周りから見ればぼくは化け物だったんだって。


[ 籠りかけた緊張を抜くように、
  灰の瞳だけを閉じ瞼を撫でながら細く息を吐く。

  陽に痛めた眼は未だじわじわと灼ける痛みが残り、
  一晩を越して休ませなければ明日も痛むだろう。

  他人からみたら化け物と評価される要素のひとつを、
  忌々しく思った記憶は実のところ、なかったのだけれど。

  このように生まれたから仕方ない――、

  諦めを土壌にした思考は深く根付いて寂寞の花となり、
  こうして夜の前で咲き、孤独だけが伴の過去を知らせて ]
  

 
   おんなじだからだよ
   貴方がひとりで飢えて苦しんでいたら、
   その痛みを思い出すから、悲しい。


[ これでは伝わらないだろうか。
  過去を想ってひとりぼっちの彼が苦しむのを、
  見ていて愉快であれば彼を昨夜で殺せている。

  だからこそ、価値の話に到れば単純に。 ]
 

 
   あなたに価値がなければ、
   セレスも、他の子どもたちも――…
   思い出のなかに後悔を残したりはしないよ?


[ きっと否定できないであろう価値を付け足した ]
 

[互いを思いやりすぎて、すれ違うというのが
私たちには多い気がする。言葉が足りず、
想いが伝わらずというやつだ
なにそれ、こわい

とはいえ、最終的には周囲の手助けもあり
なんだかんだでこうして今、触れ合えているのだから

どんなことがこれからあっても
私たち2人なら何とかなるのでは、なかろうか。
な?そうだろう――クガネ

などと言えば、楽観視だと言われるだろうか]


[互いに溺れあうには、彼の思う通り準備は必要だ
世の中には玩具を使ったあれそれがあるらしいので
(ちなみに戦国時代にも張り型等あった)
そういったものも併用してみるというのは如何か
――君がより気持ちよくなれば良い。
出来れば、互いに。

とはいえそれ(玩具)にたどり着くには
男性同士では初心者2人。今はただ互いを
重ね合わせ交わらせるだけではあるが

それもまた、幸せだと思うのだ]

[所謂素股というのは
体力の消耗は互いに抑えられるが
挿入りそうで挿入らないという、
受け手に不思議な感覚をもたらすもので、ある

慣れた人では自身の中に熱杭がないのに
物足りないと、腰を振るらしいのだが

慣れぬ彼が、自身を犯す者の顔見ぬ様子が
不安なのか、どこかそわりとした雰囲気なのは
何とも初々しく、映ることである

その様を眺めるのもまた、楽しみの1つだ

――評価されるのは嫌か?評価する方に関しては、
私は、好きだぞ。恥ずかしがる姿も含めてな]

[おや、不意打ちのその声
良いな。とこっそり胸の内で呟く

未だ熟れ、ひくつく尻穴も丸見えのこの体制
悲鳴も相まって大変にそそられる

が、そこに挿入するのはまた今度
今は君の負担にならぬよう
股に差し込む。己の慾よ]

[影法師となる前の、女と交わる時にせなんだこと
引き締まった尻や張りのある腿
それにこすり付ける絶え間ない刺激が気持ち良い
彼の中を蹂躙するのも良いが、
君の美しい肢体を眺めながら、扱くというのも
堪らないものなのだな、と内心で思う

腕に顔伏せているから、君がどのような表情かは見えないが
見えずとも、くぐもった途切れ途切れの声が
彼自身も悪くはないと、示しているのがわかる

嗚、何とも健気なことだ]


 ……なんだ。もう元気になった、のか?
 若いな。

[と、時折態と。 
ゆるく勃起した君の雄に己の物を触れさせて
擦り上げるのもまた、楽しみと知る

とはいえ、揶揄めいた自分の声に慾滲み
快楽に、果てそうであるのは容易に知れること
―――このまま何時までも、とはいかぬのが惜しいが、
どうせならばと、君の雄に手をやって
律動に合わせて手で肉筒を扱く]

 何、とは。
 ―― 先ほど、説明した通りのこと、だが。





 果てるなら共にが、よいだろう?


[気にしておった、みたいだしな。と
少しばかり楽しそうに君に告げ

君の鈴口に親指の先端を、ぐっ と
押し込むように刺激した**]


   なんでもいいよ、何でも答える。
   ニクスさまが望む限りは拒みはしない。

   聞いていて気持ちいいものじゃないと思うけど。


[ 視線が戻って紅眼に囚われて、
  またちりちりと焦がれる心悸に首を傾げつつ。

  己の過去に価値などない子供にとって、
  望まれれば呈するのはあたりまえの思考でしかなく。
  故に、恭順を誓うかのような言葉は、
  魔眼や教育で仕込まれたものではなく本心から。

  村のことを尋ねられると予想していたおかげで、
  ふるふると髪を揺らす仕草はとても自然だっただろう ]
 


   何とも思っていなかった……かな、
   そこに売られた時は、少し安心しただけの場所。

   お腹は膨れるし、怪我は治して貰えたし、
   寒くて震えながら眠れない夜を過ごすことも無くなった。
   自分だけの寝台も初めてだったし、
   服だって、破れていない古着を貰えたから。


[ 裏を返せばそれまでは常に飢え、怪我もし、
  寒さに震えて眠れる夜は少なく眠る場所などなかった。
  服だって襤褸なだけで服と呼んでいいものかどうか ]
 


   言われるままに生活していれば打たれなかったし、
   逆らわなければ、折檻されたりもしなかった。

   誰もぼくを見ないし、触れもしない。
   ぼくに生贄となること以外の期待していないから、
   そういうものだとずっと思っていたくらい。
 

[ 記憶の限りを辿って綴る生活は、
  古城の主には悪くないものだと感じるだろうか。
  それとも、己には知り得ない憐憫を誘うのだろうか。

  手が伸びて僅かに身を竦めたのは反射だった。
  抗いはなく無抵抗でありながら怯えの残る仕草は、
  彼が言葉を継いだころには失せさせはしたけれど ]
  

 
   ぼくと話しをしようとしてくれたのは、
   あそこでは変わり者だった……あの子だけ。

   周りのみんなのように一緒に何かをしたりとか、
   そういうこともなかったから……。

   生贄として育てた価値がやっと芽吹いたって
   そうじゃなければただの……ただの、何だったかな?
 

[ つまりはずっとひとりきり。
  飢えなくなったし怪我も治されたし生活できた、
  その幸運を享受する生贄として育てられただけの場所。

  記憶から消していた言葉を探るように黙って暫し、
  漸く思い出したそれを、
  無感動に受け止めた証として躊躇いなく口にして ]
 

 
   ただの気味の悪いガキとかそういう……?
   気味の悪い化け物だったかなぁ、
   そこはあんまり覚えてないや、ごめんね。
 
   だから、村は、ぼくにとってはどうでも良かった。

   何にもないぼくに価値を付け足してくれたけれど、
   ニクスさまは、それを要らないっていうから……

[ 価値がないのは自分の方だとまでは綴らずに。
  これでいいのかなと伺うような視線で紅い瞳を覗く ]*
  


[ 彼の反応は何処か鈍い
 曖昧な反応に男は親近感を抱く ]

  俺も泣いたことはあまりないよ。
  それに俺には相応しくないものだと思っていた。
  人の心臓を持たないのに涙、なんて。

[ しかし彼の場合は境遇があったのだろう。
 周りから化物だと虐げられた彼
 化物であるからこそ古城に身を移した男。

 おなじ、なのだろうか
 男はまた異なると頭を振ろうとした。
 しかし出来なかった ]

  悲しませたくは、ないな。

  でも、あの子達が見ていたのは俺の一部だから。
  俺はそんなに綺麗なものじゃないんだ。

[ 彼の古傷を抉る事は避けたくあって
 されど名残惜しげな呟きを残すもの
 否定出来ない言葉は甘受した ]

[ 彼は何でも話してくれるのだという。
 読み飽きた絵物語より気を引く噺だ
 彼の語るこれまでに耳を傾ける。

 あの村で拾われてからは人並みに生活出来たのだろうか。

 しかしあの場で行われていたのは残酷な教え
 男は沈黙を守り彼と彼女の繋がり
 瞬きを数度繰り返した。

 彼はきっと本心から口にしている
 淡々と事実を並べるように。
 泣かない事が自分を守る事につながると
 かつて此処にいた子供の一人が答えていた。

 男は泣かぬ子供がいる事にたいそう驚いたが
 時にして諦め期待せぬ事が救いになると耳にした。
 彼がそこに当てはまるかどうかは分からない。

 また、自分が彼にって何か価値あるものとして
 与えてしまっても責任など取れない。
 軽率にその腕を差し伸べられないのだ ]


[ その先にあるのが破滅だとして
 彼を巻き込み引き摺りたくなかった。

 だが、伸びる手は彼の頭に触れようとしてやめる。
 何処か怯えたような仕草を思い出したせいだ。
 その代わり彼の傍に腰を落ち着かせたまま口を開いた ]

  セレン。
  俺は生贄も気味の悪い子供も要らない。

[ 相変わらず視線は彼から逸らさず ]

  ……でも。
  ひとりぼっちじゃない夜を過ごす夢を見たい。

[ 彼の言葉をなぞらえながら
 先がないと
 あなたの傍らにしか居場所はないと
 言葉にしてきた少年の顔を見る ]