人狼物語 三日月国


221 Pledge ~sugar days~

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視点:


【人】 田臥 志麻

── ダイニング ──

[差し入れだという浴衣を着付けてもらい、
 生地の心地良さに感心しながら、身に纏う。

 帯はシンプルな作りだったが浴衣の生地が明るく
 可愛らしかったので結び方も胸元に近い場所で
 リボンを結ぶような女性の方にしてもらった。

 いつもと違う寝間着に、可愛い?と、
 両袖を持ってくるりと回ってお披露目をして、
 感想を問う。

 返事は分かっているが敢えて尋ねるのは、
 威優の口から何度でも褒められたいからだ。

 威優自身も自分で着付けるところを隣で眺めた。
 身体を鍛えている分、胸元の厚みがあり、肩幅も広い。
 足の長さに浴衣の丈が合うかと心配になったが、
 予め設えてあったのかぴったりだった。
 雰囲気の違う身なりに少し、どきりとする。

 いつもより首周りがよく見える気がして、
 こくんと、無意識に喉が鳴った。]
(2) 2023/08/12(Sat) 21:43:16

【人】 田臥 志麻

[すっかり覚めてしまった料理を温め直すのは
 手伝って、皿に盛り付けていく。
 さっきまで早く抱かれたいと思っていたのに、
 目の前に食事が出てくれば腹がなるので
 身体はいかんせん正直だ。

 並べられた料理から湯気と香りが立ち込め、
 息を吸い込んで、美味そう。と呟く。]


  お、マジ?
  じゃあ、貰おうかな。冷酒がいい。

  鎮守さんのお酒美味しいから好き。


[威優とお酒を飲む機会は度々あったので、
 呑兵衛ということは既に知られている。
 大抵の人なら飲み比べで負ける気はしないが、
 威優も酔ったところをそう見たことがない。]
(3) 2023/08/12(Sat) 21:43:31

【人】 田臥 志麻

[手渡されたクリスタルグラスは複雑なカットが施され、
 見るからに高級品だとわかるが、
 こういった小物は部屋中に溢れているので、
 最近は慣れてきたといってもいい。]


  そういえば聞いたことなかったけど、
  威優ってどれくらい呑めるの?


[ウワバミである自分に付き合えるくらいだから、
 彼もそこそこ呑める口なのでは?と疑問を浮かべ。*]
(4) 2023/08/12(Sat) 21:43:45

【人】 田臥 志麻

[予想通りの感想に、ふふん、としたり顔で笑う。
 志麻は下着以外は女性用の衣服を持っている訳ではない。
 Ωであるが故、少しでも注目を集めることを厭う為だ。

 見せる相手が居なければ着る意味もない。
 と、言いつつ諦めきれずに下着だけは自分が愉しむ為、
 集めてはいたのものの。
 ウェディングドレス然り、この浴衣だったり、
 着替えも気に入りそうな下着を用意してくれるので、
 じわじわと下着以外にも手を伸ばしそうになってしまう。

 場所は選ぶので、見せるとしたらそれも威優にだけだ。]


  ははっ、なにそれ焼き餅?
  ……威優が選んでくれるなら着てもいいけど?


[ダイニングまでのたった短い距離ですら
 離れるのを惜しむようにするりと腕に手を絡ませて。
 今度は彼のご機嫌を伺った。] 
(8) 2023/08/12(Sat) 23:12:39

【人】 田臥 志麻

[浴衣の袖をナチュラルにたすき掛けにしている辺り、
 やはり和装にも慣れているのだろう。

 ガーゼのエプロンの発想もなかったので、
 素直に感心し、やり方を教わって真似してみせた。
 もらったばかりのものをすぐに汚すわけにはいかない。
  
 酒の用意は威優に任せたので、
 冷酒を注ぐのは引き受け二人分を手酌する。]


  そうなの?
  結構呑める方かと思ってたんだけど、
  調整してたんだ。

  まあ、吐くのが嫌なのは分かる。
  女は酒飲みの方が
  性欲が強いって聞くけどなー……、


[とはいえ、アルコール度数15度あるものを
 一合飲めれば十分だろう。
 無茶な飲み方が許せるのは学生の頃までだ。
 自分で限界を理解しているならそれがいい。]
(9) 2023/08/12(Sat) 23:13:21

【人】 田臥 志麻

 
  乾杯。
  そしていただきます。


[冷酒で口元を滑らかにした後、並べられた食事に手を付けた。
 コールスロー歯応えがよくさっぱりとした味付けで
 口の中がすっきりとする。
 
 メインのカレーは和風の味付けとあって、
 想像していたよりもうどん屋で食べる出汁の効いた味がした。]


  あ、旨い。
  大根も柔らかいし、しめじが効いてる。
  肉じゃなくてツナ使ってるのもいいね。


[初めてのカレーづくりでここまでの味を出せたら、
 十分に花丸合格だろう。スプーンが進む。]
(10) 2023/08/12(Sat) 23:14:17

【人】 田臥 志麻

[男性として育ち、友人を作り、
 その延長線上で威優と出会うことが出来た。

 彼ならば自身の性別がどうであろうとも、
 受け入れてくれただろうとは思っている。
 身体も精神面も作り変えることなく、
 威優と居られるならば、それでいい。

 男性であっても子どもを産むことが出来る。
 Ωとはそういう生き物だ。
 今までしこりとなってきた第二の性に
 今でこそ感謝している。
 彼と、新しい家族を作ることが出来るのだから。

 自身の一番で居たいと拗ねる声が愛おしい。]

 
  ははっ、「正解」が分かったんだから
  二度目以降は間違えないだろ?

  選んだ数は威優が「一番」になるよ。


[αだから、一番がいい。のではなく。
 オレだから、一番がいい。それが伝われば十分だ。] 
(14) 2023/08/13(Sun) 1:38:42

【人】 田臥 志麻

[高校生をイメージしたセーラー服を隣で考えている
 と気づいたら、コスプレ?と思わず呟いたことだろう。

 その時が訪れるのはもう少し先の話だ。
 実際の志麻の高校時代の制服はブレザーである。
 今は酒も呑める成人男性として健やかに過ごしている。

 威優の方は酒を飲む場所一つでも
 αであり、上役となれば、
 水面下でのやり取りがあるのだろう。]


  あー…、仕事の話、かとも思ったけど、
  大守なら仕事じゃなくても
  色々繫がり狙ってくる人も多いだろうな。

  バッ、……ちがーう。
  あくまで一般的な話だよ。  

  ……ああ、でも。
  男は身体鍛えてるやつのほうが性欲あるらしいよ?


[ニィ、とチシャ猫のように目を細め。
 ジム通いの威優に視線を流し、スプーンを含む。]
(15) 2023/08/13(Sun) 1:39:07

【人】 田臥 志麻


  ……ッ、ああ、だから出汁の味が染み込んでるんだ。
  レンジはわりと何でも使えるよ。
  工夫さえすればゆで卵だって作れるし。


[僅かに上擦った声を抑えるように呼吸を挟んで、
 スプーンを置いて、ガレットに手を伸ばす。]


  ん、ガレットもチーズが繋ぎになってて、
  パリっとしてる。
  ポン酢かけても、美味しいだろうな。


[じゃがいものサクサクした食感の中に、
 鮭の塩っ気が混じり、焼き目が美味しい。
 これは、日本酒があって正解だ。**]   
(16) 2023/08/13(Sun) 1:40:15
田臥 志麻は、メモを貼った。
(a0) 2023/08/13(Sun) 23:27:58

【人】 田臥 志麻

[贈り物の数が欲しいわけじゃない。
 聞きようによって物が欲しいという催促みたいな言い方を、
 咎めもせず、寧ろ大差を付けて一位を取ろうとしてくれる。
 そういう威優だからこそ、心を溶かされ、傍に居たいと思える。

 愛情の表現はひとつではない。
 威優が言葉で愛を囁くように。
 志麻がキスで愛を伝えるように。
 
 威優が送り、志麻が受け取る行為は
 自身たちの愛情の確認に合っているように思える。
 まるで凹凸が綺麗に嵌ったように。]


  期待してるワ、ダーリン♡


[きっと、贈り物は威優のものだけで溢れるくらいになるから。
 威優以外から貰う必要などないだろう。]
(22) 2023/08/14(Mon) 2:23:24

【人】 田臥 志麻

[彼が選んでいるインテリアやファッションから、
 威優のセンスは高く買っているので心配はしていない。

 コスプレの延長線上で話題になった卒業アルバムは、
 ずっと実家に置きっぱなしのままだけれど。
 威優が見たいというのなら、
 彼の卒業アルバムを交換条件に飲むことにして。

 それでも実家に足を運べば、朗らかな父や子煩悩な母が、
 幼少の頃からのアルバムを
 全て引っ張り出すことになるのだけど。]
(23) 2023/08/14(Mon) 2:24:32

【人】 田臥 志麻

[仕事と紙一重の間にある家柄同士を繋げようとする問題は、
 βの一般家庭で育った志麻には縁遠い話だ。
 躱していたと聞いても、仕事の関わりだとしても。
 威優目的で近づいてくる女や男が居たのかと聞くと、
 面白くなくなってくる。]
 

  ふぅん……、本当に?
  気に入った子は一人も居なかった?


[空になった威優のグラスに気づいたら、また少し注ぎ足す。
 さほど強くないと聞いたから、量は半分ほどに抑えて、
 差し水の入ったピッチャーを隣に添えた。

 威優との出会いは偶然の産物。
 あの日自身の声を彼が拾わなければ、
 オレはここに居なかっただろう。
 性欲に関して照れるでも訂正するでも無くすんなりと認められ。
 ぱち、と瞬いた後、自身も誘われてけらりと笑いに変える。]


  オレも性欲が強くなったら寝かせてあげらんないよ?
  でも、身体動かすのはいいかもね。


[片目を伏せておどけて見せる。
 運動という運動は社会人になってからは縁遠い。
 ベッドの上でする運動を除いては、の話。]
(24) 2023/08/14(Mon) 2:26:45

【人】 田臥 志麻

[ガレットは食べかけで少し残っているのに、
 俯いた表情は少し頬が色づき、手の動きが止まっていた。
 ふる、と何かを振り払うように首を振れば、
 まだ湿り気の残った髪がパサリと頬を打ち付ける。]


  やり方によっては破裂しないよ。
  アルミホイル使ったり、
  レンジでゆで卵作る専用のグッズを買ったり。

  ……100円均一のショップとか行ったことないだろ?
  意外と使えるアイテム置いてたりするんだぞ。


[席を立つのは先に食べ終わった威優に任せ、
 ひらひらと手を振って見送る。

 食べ終わるのは威優の方がいつも少し早い。
 それは志麻が毎回頬張る程にご飯を食べることと、
 志麻の口が少し小さいことが理由だ。

 その口で頬張るのだから、リスと呼ばれても仕方ない。
 今も食べかけのガレットを、口いっぱいに頬張っている。]
(25) 2023/08/14(Mon) 2:29:12
田臥 志麻は、メモを貼った。
(a2) 2023/08/14(Mon) 2:36:11

【人】 田臥 志麻

[アルバムの交渉が成立したならば、
 喜んで倉庫の物色に行くだろう。

 出会った頃に既に完成形とされていた威優の、
 幼さが残るであろう姿は楽しみで仕方ない。
 子供の頃から大人びていたという話は耳にしたが、
 それでも容姿なり表情なり、片鱗は残ると疑っていない。

 ああ、でも片親の場合は子供が成長するのが
 早くなるという話は聞いたことがある。
 その通説が事実ならば威優が早くに大人びたことも、
 理解できなくはなかった。

 少し斜に構えたような反応を見せるのは、
 そういった過去や、今、彼が話している。
 家柄がどうしてもついてくるような知り合い方を
 することが多かったからかも知れない。]
(30) 2023/08/14(Mon) 21:18:17

【人】 田臥 志麻

  
  可哀想って……、
  本当に威優が好きだった子も居たかもじゃん。
 

[可哀想と威優が表することに少し表情を歪めた。
 確かに醜悪な「大人」に利用された側面もあるだろうけれど、
 中には自ら望んで彼の番に立候補した令嬢なども、
 居るのではないかと想像したから。

 仄かな嫉妬を浮かべる癖に、
 威優が靡かないと言えば
 それはそれで微妙な気持ちになる。

 遅すぎる初恋。
 彼の情緒は本当に育ち始めたばかりなのかもしれない。
 遊び相手の中にも、
 円満に
終わらせざるを得ない
人間が居たのではないか。]
(31) 2023/08/14(Mon) 21:19:06

【人】 田臥 志麻


 
  なんか、  
  ……威優に友達が居るか心配になってきた。


[余りにも卒がなく隙もない男。
 嫌味もなく無意識に優秀なαであることを知らしめる。
 それが、彼の欠点にならなければいいけれど。]
(32) 2023/08/14(Mon) 21:19:43

【人】 田臥 志麻

[含み笑う威優にじとりと湿った目線を送る。]

 
  楽しみにするなよ、しないから。
  ……しないからな?
  
  威優に朝まで付き合ってたら精巣空になっちゃう。


[べ、と拒否を示すように舌を出す。
 射精しなくとも、中で達し続けることは経験済みだ。
 ただ中イキは気持ち良くなり過ぎて、
 何度か気を失ったりもしたので、ご遠慮願いたい。

 出来るならば、ピロートークまで楽しみたいので。
 と、言いながら。
 肌を重ねてしまえば互いに貪欲になってしまうのだけど。]
(33) 2023/08/14(Mon) 21:21:12

【人】 田臥 志麻

 
  俺が聞いたのは卵をアルミホイルで包んで、
  マグカップの中に卵が沈むくらいの水を入れて、
  レンジで温めるってやつ。

  ぶっちゃけ、
  そっちはオレもしたことないから分かんないけど。
  
  それにしてもレジに並ぶのが嫌って……、


[出た、と思ってしまった。
 以前よりも環境に慣れてきたとはいえ、
 異文化交流は今も続いている。]
(34) 2023/08/14(Mon) 21:23:29

【人】 田臥 志麻

[威優とは反対に志麻の子供の頃の写真は、
 アルバムが何冊も出来るぐらいに残されている。
 着道楽、ならぬ着せ道楽だったのだろう。

 彼の子供の頃の写真が少ないのなら、
 その分だけ自分の写真を拡げて自身の話をしよう。
 そして彼の写真はこれから増やしていけば良い。

 興味の薄そうな反応を見せるのに肩を竦める。]


  まあそれで、興味があるって言われても
  ……困ったけどさ。



[ぽそりと小声を落とす。
 彼に伝えるものではなく呟くように。
 もし拾われたなら、複雑そうに表情を歪めただろう。]
(39) 2023/08/14(Mon) 23:55:41

【人】 田臥 志麻

[絶対と物語る先が何を示しているのかは分かる。
 自惚れじゃなければ、きっと。]


  やっぱり居ないのかよ……。

  オレが紹介しようか?
  藤堂先輩っていうんだけど。


[ふふ、と可笑しそうに笑う。
 いずれ義従兄になる人は友と呼べるのかどうか。

 先輩と威優は年頃も近かったはずだし、
 真っ直ぐな人だから威優にもきっと
 真っ向から向き合うことだろう。
 その時、威優がどんな反応を見せるのか楽しみだ。

 それ以外にも彼の人脈が広がっていくのなら、
 彼の「大切な人」として紹介してもらおう。]
(40) 2023/08/14(Mon) 23:55:53

【人】 田臥 志麻

[彼のいやらしい笑みへの答えは、
 半分は正解で、残りの半分は本音だ。]

 
  フリじゃないっての。
  そりゃ若いから回復も早いですけどォ。


[ブーイングするみたいに口を尖らせる。
 態度ではそんな風に装いながらも、
 彼に触れられたら簡単に火は着いてしまう。
 それに何より、自身も触れられるのを望んでいるから。]
(41) 2023/08/14(Mon) 23:56:10

【人】 田臥 志麻

[爆発の恐れがあるアルミホイルはともかく、
 便利グッズの方は使ってみたい。]


  ラーメンは並んで食べるから旨いのに。
  行列嫌いだったら、遊園地とか行けないぞ?


[食事時間に重なる飲食店の行列はともかく、
 テーマパークの行列はもっと並ぶことになる。

 いや、貸し切りとかするのか?
 そもそもそんな場所ではしゃぐ威優は想像できない。

 片付けようとした皿は威優の手に渡る。
 一緒についてくるのが可愛らしいなとまた目が細くなった。
 彼が離れ難いと思うのが伝染するように
 傍に威優が居ることが当然のように思えてきている。]
(42) 2023/08/14(Mon) 23:57:04

【人】 田臥 志麻

[聞き返す声に視線を上げれば、
 笑いを隠しきれないぐらい緩んだ表情の威優が居た。
 これはしっかり聞かれている。
 なのに、聞き返すところがいやらしい。]

 
  一度しか言わない。


[べ、と舌を出して肩で肩を押して逃げる。

 それでも、もう一度聞きたいと言われたなら、
 渋々口にしてしまう辺り、自身も威優には甘い。]
(46) 2023/08/15(Tue) 23:15:04

【人】 田臥 志麻

 
  やっぱり、親戚は友達には入らないか。
  オレにとっても義兄さんになる訳だし……、

  まだ先輩って呼んじゃいそうだけど。


[残念、と小さく肩を竦めた。
 義従兄の心情までは察することは出来ない。
 これに関しては、威優の繊細な心の機微にも気づけない。
 「親戚」を強調する威優に小首を傾げ、
 やがて、藤堂から自身の友人の話へ切り替われば、]

 
  あー…………、いや、
  あいつには会わせたくないっていうか……、


[威優と一緒になったことはかの友人には伝えていない。
 なんせ行きつけのバーで飲み友達として知り合った程度の仲だ。]
(47) 2023/08/15(Tue) 23:15:32

【人】 田臥 志麻

[振られた腹いせの愚痴だったとはいえ、
 相当彼が威優に入れ込んでいたのは間違いないだろう。
 自身と番になったということを伝えるのはともかく、
 威優に気があった人間をもう一度、
 本人に引き合わせることのほうがもやもやする。]

  
  …………やだ。
  
あいつが威優まだ好きだったら困る。



[想像してしまって、スイ、とそっぽを向いた。
 ひらひらと手を振ってこの話は終わりだというように。]
(48) 2023/08/15(Tue) 23:15:55

【人】 田臥 志麻

[愛情表現というものは難しい。

 嫉妬心や独占欲がない訳では無いが、
 今までそういう感情を飼い慣らしてきたことがなかった。
 寧ろ、束縛されることを嫌っていた為に、
 もやもやする気持ちも、それを威優に伝えることも、
 まるで悪いことをしているような気分になる。

 嫉妬していることを喜ばれるとは思いもよらない。

 ────のに、
 さっきみたいに嬉しそうに笑ったりするから、
 ついまた口に出してしまいそうになる。]
(51) 2023/08/16(Wed) 1:57:59

【人】 田臥 志麻

[ほら、今も。>>50
 威優が見せる独占欲にどきりとする。

 呼び名一つ。
 前までならそんなこと言われても呆れるだけだった。 威優は独占欲も嫉妬も分かりやすく伝えてくる。
 
 煩わしいと思うことはない。
 可愛いとすら言える反応に笑ってしまうくらいに、
 ストレートに表現してくれるから好ましい。

 それはきっと、同じくらいストレートに。
 一筋だとも優しい声音で伝えてくれるからだろう。
 不安も、不満も。
 感じる暇もないくらい威優で満たされるから。]


  ……せっかく威優と同じ苗字になるのに、
  旧姓で呼ばれるのはいいのかよ。


[エレベーターに運ばれる間に、
 そんな遠回しな表現でしか返せない愛を伝えて。]
(52) 2023/08/16(Wed) 1:58:35
田臥 志麻は、メモを貼った。
(a4) 2023/08/16(Wed) 2:29:43

【人】 田臥 志麻

[愛情表現も、嫉妬の仕方一つだって違う。
 違うからこそ、惹かれるものがあったのだろう。

 名字も変わり、彼と同じものになる。
 今だって転職するまでの間、
 旧姓で通す我儘を聞いてもらっている状態だ。

 名前だって幾度となく数多の人に呼ばれてきた。

 ただの記号のようなものだと思っていたから、
 自身の名の意味を尋ね、
 大切にしてくれる威優が音にする自身の名前は、
 他の誰に呼ばれるときよりも胸に響く。]


  教えないのは無理だろうけど、
  ……威優に呼ばれるのが、一番好きだよ。


[腕に力が籠もる様に双眸を細め、
 応えるように、首を伸ばして頬に口付けた。]
(55) 2023/08/16(Wed) 20:32:10