人狼物語 三日月国


245 【R18】×××な部屋に閉じ込められた王子様と騎士の選択

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[おもむろに脇にある金具を外して、
胴体を覆っている鎧を外す。
一緒にマントも落ちて一気に軽装になって、
王子の横に手をついて、座ったままその顔を覗き込む]


  シール様こそ、
  絶対無理なんですか?

  シール様は、
  俺にその気になれないんですか?


[普段ならこんな事、絶対にしない。
でも、この部屋に来てから、王子が変な事ばかり言うから。
俺もおかしくなってしまったのかも、しれない。

鎧の下に着ていた黒のインナーをたくし上げて、
鍛え上げられた腹と胸を晒して見せて、
惑わされてくれないものかと、
笑みを浮かべながら反応を見てみる。

胸の上まで布を持ち上げれば、
お守りのペンダントが鎖骨の間に、煌めいて座っていた。**]

[急に目の前で装備を外し始めて
うわ待ってまだ心の準備がっ、と両手で顔を覆ったけど、
触れて来ないので、恐る恐る顔から手を下ろす。脇に手を着いて近づいてきたので、ドキっとしたけれど]


 ……えっ


[間近に顔を覗き込まれながら、問われた。
すぐに返答が出来ないでいると、目の前で服の裾をたくし上げたので、また悲鳴を上げそうになった]


 ……っ


[けれど、露わになった肉体を目の当たりにすると、そこから視線が外せなくなった。わたしがいくら鍛錬しても手に入らなかった筋肉が、そこにある]

 

 ……すごい、


[吐息のような呟きは、羨望に満ちていたかもしれない。
立てていた膝を崩して、そちらに向けて両手を差し出す]


 ……触れていいか?


[目の前にある胸板に触れる前に、従者の目を見て訊ねた。
きっと、断られなかっただろう。そっと手を置くと、体つきを確認するように、たどたどしく撫で回す。背中まで手を回すと体が近づきすぎるので、脇腹の筋肉を撫でるまでに留めて]

 

 ……ゆうべ、お前に背負われた時、
 広くて温かくて、安心すると思った。


[再び手を前に移して、割れた腹筋や胸元に手を這わせ]


 ここへ来るまでの間も、落ちながらお前に強く抱きしめられて、
 ……このまま死んでも、この腕の中ならいい、と思ってしまった

 まぁ、今も生きているけどな


[鎖骨の間にある小さなペンダントに気付いて、胸が熱くなりながら指先で軽く触れる。同じものが、わたしの首にもある。少しだけ背中を押されたような、気持ちになった]

 

 ……その気になるに、……決まってるじゃないか。


[罪を告白する時、このような気持ちになるのかもしれない。
後ろめたさと、あふれる喜びに胸が打ち震える]


 わかった、この部屋から出よう。
 ……生きて、戻るぞ。


[湧き上がりそうな罪悪感には蓋をして、決意を口にする。
瞬きをすると、涙が一筋、頬を伝って落ちた。]

[袖口で目元を拭うと、その場にゆっくりと立ち上がる。
騎士が一緒に立ち上がろうとしたら、手をかざして動きを制す]


 ……聞け、騎士よ。
 今からここで見聞きし知った事は、決して口外するなよ。

 この部屋から出たら、忘れてくれ。
 それが出来ぬのならば、
 胸の内に秘めたまま墓場まで持っていけ。


[覚悟を決めた顔をして、己の忠実なる騎士へ命を下す]


 ……今、ここでわたしに誓え。
 命を賭けて守る、と。


[跪いた騎士の目の前に右手を差し伸べる。
従うならば、この手を取って誓約の証を示せ、と。**]

[王子が顔を覆ってしまっても、
ずっとそうしている訳にもいかないだろうと踏んで。
装備を解いて傍に寄って、その顔を覗き込んだ。

そしてさっき王子がしてきた問いを本人に返す。
予想通りだけど、答えはすぐに返らない。
でも俺が服を捲って肌を晒したら、
視線がそこに注がれる。
目を逸らすでもなく、単なる"見る"という行為でもない、
気がして。

俺はきっと心の奥底で、
この先を期待した]

[消え入りそうな声でも
この静かな部屋では鮮明に俺の耳に届く。
王子の視線は外れないし、体勢を崩してわざわざこちらに向き直って……触れたそうな手を、目を向けて来る。

……こんなに簡単に釣れるのは、何故だ?

さっき自分でこうなる事を期待したというのに、
現実のものになると、また違和感が頭の片隅に貼り付く。
俺と比べて細い王子の事だ、
筋肉に憧れたのかもしれないけれど……
台座に上がるか否か、先程保留にしたのに、
またそれに頭を悩まされるんじゃないのか?

王子が俺に恥をかかせまいと気遣った、とは思えない。
触れようとまでして、そんな言い訳は呑めない]


  どうぞ。


[王子の願いに当然とばかりに頷いて、触れ回る手を見下ろす。
こんな風に人に触らせた事など長らくなかったけれど、]


  は、……くすぐった……


[一番強い感覚は、不思議なくすぐったさだった]



  ……ふぅん、


[肌に触れて、そんな話しますか。
俺と試練を受ける事に前向きになっている様にしか思えなくて、じゃあ余計な事を言って機嫌を損ねない様にと、俺はただ妖しく目を細めた。

腹や胸に這わされた細い手を、硬い筋肉が押し返す。
王子と揃いのペンダントがその指先で揺らされて、
おあずけされていた王子の答えが返って来れば
俺の気持ちも転がされる様な心地になった。
へえ、と唇だけで紡ぐ。
決まってる、のか。随分と、強い言葉を遣う……]


  わかりました、
  シール様がそうおっしゃるなら。

  ……、


[王子の一言で方針が決まった。
従者は従順に頷く。
けど、その頬を伝う涙に、胸がざわめいた。

なんだろう、この感覚は。
引き返せと、俺の片隅が告げているんだろうか。
違和感がこびりついた、あの頭の片隅が]

[涙は王子の手で拭われた。
立ち上がる王子を追って足に意識を向けたところで、
高いところから手をかざされる。
ぴたりと動きを止めて、
王子を見上げ、その言葉に耳を傾ける。

言葉を挟まず、瞳には目の前の御人だけ映す。
王子が言うなと言うなら、言わない。
忘れろと言うなら、忘れる。

とっくに誓っている事だって、
王子が「今」と言うのなら、新たに誓おう]


  命を懸けて守ります。必ず。


[差し出された右手を俺の左手で優しく支えながら、
その甲に、忠誠の唇を落とした]

[王子の心を少しでも晴らせたら、
立ち上がって腕を広げて、がばっと王子の身体を捕まえる。
背と膝を支えて軽く浮かせて、台座にそっと寝かせる]


  痛くない様にしますからね。


[その身体に覆い被さる様にして告げて、
まだ涙の気配の残る目尻に口付ける]


 (……ん、甘……)


[ふわりと香る髪のいい匂いも混じったからか、
涙が甘く感じられる。
そのまま首筋に唇を移動させて、
ちゅ、と音も無く肌を湿らせていく。

前戯なんて必要なかったかもしれないが、
痛くない様にする方が俺は大事だと思ったから。

執拗に首を濡らしながら、
さっきその細さに驚いた腰に手を伸ばす。
どさくさに紛れて好奇心を満たそうとしてしまうが、]



 (―――……、)


[片側に触れ、腹のあたりを通って反対の腰を撫でれば、
何だかそこが、くびれている様に感じられて。

何か、変な気分になってきた。
軽く怒られたくらいじゃ止められなくて、
撫で回す手は、どんどん遠慮がなくなっていった。*]

[さて、騎士の思惑は何であれ、これから起こる事を口外するなと誓いを立てさせた。
彼はきっと、宣言通り命を賭して守ろうとするだろう。
というわけで、仰々しく誓約を取り付けた後で、することと言ったら、アレなわけだが]


 ……その、……わたしはお前が言った通りの『どうて』…だから、
 人と肌を合わせた事がなくて、……なので、段取りはお前に任せる



[騎士に命じた時の威厳はどこへやら、立ち上がった騎士から目を逸らすと、所在気なしに口元に拳を当ててゴニョる。服を脱いだ方がいいのか、どうなのか…などと思案していたら、あっという間にその腕の中に抱き込まれた。]


 ……っ


[腕の力強さに驚く間もなく、体を浮かせられると台座の上に寝かされる]


 あっ……
花を……



[左胸の上に咲く花を枕元(?)に置きたいと思っていたが、
手を止めてくれた隙に外す機会は訪れただろうか。
押し潰されようが何されようが、形状記憶能力の高い花はピンシャンしていそうだが、見える位置に置いて
見守っていて欲しい
などと考えていたから]

[不安で心細くなりそうな処へ、痛くないようにすると
声が掛けられる。
たった一言でも、優しい響きに救われたような気がして
恥じらうように目を伏せた。
その目元に騎士の唇が触れて、睫毛を細かく震わせる]


 ……っ、ん…


[幼い頃に母から額や頬に口付けをされた事はあったが、
今触れている箇所は未知なる領域だ。
首筋に当たる柔らかい感触が擽ったくて、体をふるりと震わせる。

これまで騎士には、出来るだけ首元を見せずに来ていた。
男にあるはずの喉仏がない事に気付かれると思ったから。


これだけ口付けを受けている今となってはもう、
隠しきれないと思うけど。

濡らされた首元に、細いシルバーのチェーンが光る。
その先には、騎士とお揃いの乳白色の石があって、
鎖骨のくぼみに収まっている]

[騎士の手が腰に触れると、ドキッと心臓が跳ねた。
このまま服の裾を上げられるのか、それとも腰から下の方を先に下ろされるのか。
けれど、服の上を這い回る手の動きが、どこかおかしい。
性欲に駆り立てられている風ではないような。

遠慮のない力強さで、脇腹を探り腹の上を撫でて、
反対側も同じようにまさぐる。
まるで、何かを確かめるような動きで]


 ……やだぁ…っ、


[何故か急に怖くなってしまった。
イヤイヤと頭を振りながら、覆いかぶさる肩に両手を
置いて押し返そうとするけど、思うように力が籠らない]


 ……待って、…こわい……、
 心の準備を……させて、


[性急な動きに気持ちがついていかなくて、両目に涙を溜めて
制止を請うたが、聞き届けられただろうか。*]

[お姫様にするみたいに手の甲に口付けた後、
王子の口から告白がなされる。]


  ……ふふ、はい。大丈夫ですよ。


[別にそこまで言わなくても、
単に任せるって命令してくれればよかったのに。
包み隠さない様子が何だか微笑ましいというか……
つい口元が緩んでしまう。

そんな王子を気遣った訳じゃないけど、
エスコートする様に王子を台座へと運ぶ。
抵抗もされずにその身体を寝かせたら、花、と聞いて]


  あぁ……どうぞ。
  シール様の御心のままに。


[王子から軽く身を離して、
王子の胸から外され、傍に置かれる花を見つめる。
蛍石に照らされて咲き誇る花は、この妖しい台座の上でも、無垢で純真の象徴の様だ]

[それは王子も同じだけど、
今から俺は、王子を穢す事になる。
でも王子が望んだ事だから、
罪悪感や躊躇いは、薄い。

伏せられた目の縁に唇を触れさせると、
睫毛が震えて、くすぐったかった。

次いで唇を首に移ろわせて濡らしていけば、
王子の身体が震えて、耐える様な声が上がる。
服から出ている部分と、少しだけ内側に唇を潜らせるに留めたので、喉仏の有無は、この時は気付かなかった。
ただ唇を潜らせた時、首にかかるチェーンには気付けたか。

ああ、着けてくれてるんですねって、
今までは確認する事ができなかったペンダントの存在に、
胸が優しく擽られた]

[腰に伸ばした手を這い回らせれば、王子の身体が強張った。
いやらしい手付きで撫でていれば王子をその気にさせてあげられたかもしれないが、目の前の身体に夢中になった俺の手は、王子を怖がらせてしまったみたいだった。

首を振って俺の肩を押す姿にハッと我に返るが、
口にした言葉は、俺を止める力を持たない]


  ……心の準備?


[……寧ろ、その涙に煽られてしまう。
もっと見たい、なんて
]


  一旦止めちゃったら、
  再開するのが恥ずかしいと思いますよ。

  ほら、
  準備なら俺が 手伝ってあげますから。


[俺の肩に両手を置いているせいでがら空きになっている両胸に、親指の先を当てる。
乳首があるだろうあたりを服の上からこすって、
硬さを伴うまで責め続ける。

指に引っ掛かる様になったら、
親指と人差し指で摘まんで反応を見る。
色んなところでいっぱい感じてもらって、
身体を先に準備させてしまおうと]



  ……おっぱいみたいですね。


[大きめの服が余ってそう見せるのか、
それともいやらしく触れたせいでそう見えるのか。
胸が僅かに膨らんでいる様に見えて、
両手を開いて胸に添える。
男相手だからこんな風にするつもりはなかったが、

むにぃ、と乳房を揉む様に胸を責める―――と、
思ったより普通に揉めてしまって、手が止まる]


  ……あれ、 本当に、
  シール様ってちょっと、……
  胸に脂肪、あります?


[手に伝わる柔らかさは、服の感触とは違う。気がする。
男でも確かに脂肪がつく事はあるけど、
シール様は細いよな、とちょっと混乱する。
本当に脂肪なのかと確かめる様に何度もむにむにと揉みながら、王子に体質や体型的な事を尋ねてみる。*]

[台座に仰向けに寝かされた後で、花を外したいと
乞えば聞き入れられた。
この花も元はといえば、目の前の騎士が贈ってくれたものだ。
いくら丈夫な花といえど、押し潰したりして粗末に扱うのは
気が引けたから、頭の側に退避できて良かったと思う。
花を置いて正面に直れば、すぐに騎士の体が覆いかぶさってくる]


 ……んぅっ


[慣れぬ刺激を受けるたびに、吐息に微かに声が混ざる。
どう反応していいか分からないから、どのように声を
上げていいかもわからない。
ただ単に性交=挿入をすれば良いだけかと考えていたけど、
意外にちゃんと抱いてくれるのだろうか。
すんなりと男を受け入れるためには、こちらにも準備が
必要なわけだが、生憎わたしは自分の体の事ながら、
その辺の事はよく分かっていない]


(痛くしないと言ってくれた以上、
 気持ちよくなれるのかな……)
 
 

[首筋に口付けの雨を降らされた後は、服の上から
腰や腹をまさぐられる。
性急な求めに怖くなって制止の声を上げてしまったけど、目の前の男を煽ってしまっただけのようだ。
心の準備がしたいと言ったのに、調子の良い返事を続けて返されて、わたしの体を探る手の動きは止まらない]


 あっ


[これだけ密着していれば、胸元に触れられるのも
時間の問題だった。
慣れた手付きで乳首の位置を探られ、
的確に刺激が与えられる]


 ……あっ、ぅうんん……


[おっぱいに触ってるくせに、おっぱいみたいとは妙な事を言う。
お前が触っている場所は他に何と呼ぶんだ、と訊ねてみたい気もするが、固く尖って来た乳首がジンジンとしてきて、ちょっとヘンな気持ちになってきたから、それどころではなくなってしまった。体が少し熱くなって、何だか蕩けてしまいそう]

 

 …───ッ、ン!


[男の大きな手に覆われるように胸を掴まれ、反った背中が台座から浮く。両膝を擦り合わせるように身を捩った。]


 ……っ…


[浅ましくも今の刺激がもっと欲しいと願ってしまった。
なのにお前ときたら手を止めて、脂肪だか何だかって
無粋な事を言う]


 し、脂肪とはなんだ……無礼者め…ッ


[相手の胸中に湧いた疑念や混乱を察する事ができず、
聞こえてきた単語に機嫌を損ねて声を上げる。
そうしたら再び確かめるように手が動かされて、
重なる刺激にすぐに夢中になると、短い声を何度も上げた。]

 

 ……、み、見るなよ……


[薄っすらと脂肪が貼り付いたような胸元だが、男の手で揉みくちゃにされれば、快楽が生まれるらしい。手の動きに追い立てられながら、今触ってるそこを直に見るなと乞う。

むしろ見ないでほしい。
あまりに小ぶりすぎて、性別を誤認するようなサイズだから。
魅力に乏しいそこを見られて、男のやる気が削がれるのを恐れた。*]

[正直、なんだかんだでもっと抵抗されると思った。
でもぎこちなくも声には色が混じり
肩を押す手には力が入っていないし、
制止の言葉も、俺には意味がないものでしかなく。

親指で胸の頂を探って擦って、
尖らせてしまえば、声も、表情も色めいて。
ほら、さっき止めなくてよかったでしょうって、
薄く笑みを浮かべながら蕾の様な尖りを摘む。

そうして女性的に映った胸を掴んでみたら、
細い身体が一際大きく反応して
俺の手にも、不思議な弾力が残る。
俺の手が止まる間に、俺の身体の下でもぞりと王子が身を捩る]


  ……え、だって……


[無礼者と言われて一瞬怯むが、
脂肪じゃなかったら何なんだって顔で王子を見下ろす。
教えてくれないから身体に聞いてみようと、
手の動きを再開させたら、
気持ちよさそうに王子の身体が反応を返してくれる]



 (男なのに、好いんだ……へぇ。)


[いつの間にか確かめる為ではなく、
その反応を見たいから揉んでいる自分がいた。

やっぱり、王子には不思議な点が多いとも思う。
でも胸のざわめきはもう、
もっと強い気持ちに完全に掻き消されている]

[王子の喉から言葉が出たら
ふっと穏やかな笑みを見せた。でも、]


  それって見てほしい、って事ですよね。


[今の俺にはそうとしか聞こえない。
言われなかったら暴く気はなかったから、
恨むなら自分の言葉を恨んでほしい。

王子の両手をまとめて掴み、頭の上に押さえ付ける。
抵抗できない様にしてから、
だぶついた服の裾を掴んだら、中にも何か着ている事がわかったので、それも一緒に掴んで一気に捲り上げる]

[鍛えられてはいても細い身体が、
蛍石に照らされて白く、俺の眼下に晒される。

さっき服の上からまさぐっていた腰は一際細く、
やっぱり、くびれがある様に見える。

王子が見るなと言ったそこも、
豊かではないにしても乳房の様な膨らみがあり、
頂は甘い色で俺の視線を掴んで離さない]


  ぅわ…… エロい身体してますね……


[女の子みたいだ。思わず呟いて、
王子の腕の自由を奪ったまま、
つんと勃った胸の蕾に口を付けた。
軽く濡らす様なキスをしてから口に含んだら、
ちゅ、ちゅぷっと音を立てながら吸い上げる。

王子が気持ちよさそうにしてくれたら、
俺も下半身がどんどん重くなっていって、あぁ、と呻く様に時々熱く吐息を零す]

[王子も勃ってきたかな、と気になって。
俺の膝を王子の足の間に捻じ込んで、
股をぐっ、と押してみるけれど]


  ――――、


[思った様な硬さが、無い。
というか、膨らみすらない様に思えて]


  ……失礼。


[しばし固まった後、おもむろに王子の腹に手を当て、
そのままずぼっとズボンに手を突っ込んだ。つもりが、
気が動転していたのか、勢い余って下着の中にすら手が入り込んだ。

抵抗されたかもしれないけれど、
ソコにあるべきものがない事は、わかってしまった。
それにもしかしたら、
男には無い割れ目に指が少し入ってしまったかもしれない]