人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


アンゼリカ! 今日がお前の命日だ!

「なんか昨日今日で三人くらいの相手と踊った夢見たにゃ」

 
「……疲れてるんじゃないか?」

これは結構なマジトーン。

「ともあれ野良猫は上手くやったらしい。
 俺は急ぎ突き出すような輩は見付けてはいない。
 なら、次はホドの番か」

「……」
「彼女は」

「……そう。そうかもしれません。
 そうだったのかも、しれませんが」
「……迷惑になる事なんて」

深く息を吐いた。

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

「…、……」

 平時よりも少々沈痛な面持ちで、ミズチは酒場を訪れた。貼り出された名を確認したのかしていないのか分からない程度には、どことなく反応が鈍いように見えるだろう。
(6) 2021/12/10(Fri) 21:32:03
ミズチは、ぱん、と手が叩かれた音にハッとする。少しそのままでいてから、アイシャの方へ寄って行った。
(a7) 2021/12/10(Fri) 21:32:15

ミズチは、末吉omikujiくらいの運勢の花を指差した。「……この花がいい」
(a8) 2021/12/10(Fri) 21:32:29

 
「…………疲れではない。
 私も似たような夢を見た。こんな偶然ありはしない。
 精神干渉の類か何かなら厄介だが、
 今の所意味不明な記憶が流れただけで問題はない。

 とは言え警戒しておいて損はないだろう。
 そちらも気をつけろよ、野良猫。

 無論、今日は私が動くさ。特に相手も変える気はない。
 が、状況が変われば他にする可能性だってある。
 その辺りはまた改めて連絡する」

 
「…………」

ス……と視線を逸らして見えないもの…
つまり言ってしまえば
二人のMNDの値
を見る動き。
それか、フェレンゲルシュターデン現象。

その後に、なるほど。みたいな顔をした。
まあその場合自分もあまり他人事ではないのだが。

「…まあ、精神干渉なら多少は理解がある。
 万が一の際は…少々荒療治にはなるが、どうにかできるだろう
 とはいえ何事も万が一が無いに越した事は無い。
 あんた達に言う事でもないだろうが…気は抜くなよ」

貴方の声を聞き、静かにうなずく。

「……おれは………彼が、平等とやらを望んでいるのか」

「すこし、気になった」

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>19 アイシャ

 差し出された2輪の花に、ミズチは数拍遅れて目をしばたたかせた。隣でその小さな花の片方を受け取ったスカリオーネを見上げる。アイシャがスカリオーネに渡した花と、自身が花占いで示した花とが同じ花であったことを理解したのは、スカリオーネが窓際へと去った後だった。

「……」

 ふ、と息を吐く音がした。

「ありがとう、アイシャ。この花はお前の瞳の色をしているな。可愛らしいと思う」

「小生も同じく、変わらず在れれば、在ってくれれば嬉しい。お前の想いと共に、大事にさせてもらう」

 花を受け取り、代金を支払った。ミズチにはツケにする理由がない。ミズチが何かをするのなら、自身がそうしたいと思ったからが理由で良いのだ。
(24) 2021/12/10(Fri) 23:00:23
ミズチは、胸元にピンクの花を挿し、花占いの輪から離れた。
(a13) 2021/12/10(Fri) 23:00:28

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>14 ノアベルト

 少し待ってほしいと断って、花占いの花をもらって戻ってきた。スカリオーネに渡されていたのと同じピンクの花が胸元にいる。

「待たせた。それで、あー……どうしたかと問われれば、聴覚機能が少々変…?、なのだと」

 歯切れが悪いのは調子が悪いのか言えない内容なのか。言えないことなら言えないと普段はその旨をはっきりと告げるのだが。あまり見たことがないような様子だ。

「悪い物を取り込んだ覚えはないな。ないが……強いて可能性があるとすれば、調合を手順通りに行えなかった為に途中で発生した何某か程度だろうか。目立ってその時に何かがあったわけではないし、違うとは思う」

 うーん。考えて、なんとか絞り出したくらいの理由だ。実際、原因はそこにはない。

「仕事等々には不都合が出ないように努めたいものだ。本日は大事を取って休息にあてることにする。気を向けてくれてありがとう、ノアベルト」
(25) 2021/12/10(Fri) 23:17:11
「―――望んでいて、もらわないと」

望むというより乞うような言葉。

「彼女達は、なんのために」

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>34 ノアベルト

「そうさせてもらう」

 休むのも、手紙を寄越すのも。二つへの返事をその一言で済ませ、胸元の花に手を添えつつ部屋に戻って行った。

ミズチは男に対して恩がある。
彼がヨルムガンドに訪れる理由を作ったのはこの男な上、
以降も男の態度はさて置いて十分目を掛けられていると言える。

そして情があるかと言えば。

もとより人間に比べて壊れている存在は、
それを他者に向けることが出来ないものだろうか?
(35) 2021/12/11(Sat) 6:10:34
「……そう、だな」

番犬にも思うことくらいはあるようすだが
うまく言語として変換できずにいた。

しかし今優先しているのは、人の──貴方の役に立つこと。
番犬は今後もそのために動くのだろう。

"貴方が貴方に、自身の望みをゆるせるようになって欲しい"


回想。うまく受けとれずにいるままの。
番犬は人の役に立ちたい、貴方の望みが自分の望みだ。
……それでじゅうぶんでは、ないだろうか。

「……ヘル。なにか、」

命令はあるかという言葉は飲み込まれる。

「……………………。
 あとで……………チキンでも食うか?」

さいごに、突拍子もない言葉が出た。
他に気の利いた言葉を引き出せなかったともいう。

「はい」

飲まれた言葉。暫しの沈黙。
そうして貴方が発した言葉に、頬を緩めた。

「……はい。食べましょう、ガルム。
おいしい物は良いものです。
誰かと共に食べられるのなら、さらに良いものになる」

貴方がヘルの言葉を考えて、提案をしてくれた。
それを嬉しく感じた。

「……………………
 …………………。」

おとずれるみょうな間は、思考している証拠だ。
その端に安堵したような吐息が漏れた。

「…………では。
 おれが、うまいものを……
捕まえて来る


おいしいものが良い。ならば素材からとでも言いたいのか
何かが、根本的にずれているが、それはまぎれもなく、善意のつもりであった。

ミズチは、昼食を食べ損ねたらしいです。
(a23) 2021/12/11(Sat) 18:51:40

捕まえて来る


思わず復唱。今から?どこで?なにを?
間違いなくこれはガルムの善意だ。眩しいほど純度100%。
そして、ヘルはガルムの狩りの腕前を一切疑っていない。捕まえて来ると言うからには、捕まえてくるのだろう。
しかし、いったい何を?どれがうまいのか狩場で迷い始めはしないか?そもそも、どこで調理するつもりなのだろう?

「…………」

熟考。

では、調理場を探しておきます


善意には善意を返す。
ずれを指摘するどころかそのまま突っ走り始めたふたりの明日はどっちだ。

「ああ、捕まえてくる。だから……待っていてほしい
 ……、では……調理場は、たのむ……」

あなたにも協力を頼むほどには、間違いなく、本気だった。
上手いチキンの素材である何かを、狩ってくる。
そう宣言したからには遂げて見せる。
無事に、美味しい明日がやってくるといい。

「…………それで、次は誰を、」

小銃を抱えなおす。ひとまず美味しい食事の話はさておき
できること、やるべきことを、遂行する。

「……ミズチ」

ぽつりと呟いた。自分で決めたというよりは
突然脳内に振って来たような。以前と同じ様式でそうするようだ。

貴方が美味いチキンの素材として魔物も視野に入れているとは露知らず、これは調理場……必要なら調理してくれる人も探しておくだろう。
美味しいならば

「わかりました。私は……」

暫し、悩むように間を置いて口を開く。

「今日は、彼の役者を調べてみます」

ミズチは、整備のために外した頭を両手に抱えていた頃、思考の渦の中にいた。
(a36) 2021/12/12(Sun) 20:24:16

「………………ヘル」

思い出したように、呼ぶ声。

「もし、おれが余計なことをしてしまったら、失敗してしまったら。見限ってくれても、殺してもいい」

まるでそれが当たり前かのような言葉を吐く。

ミズチは、夕食は食べそびれませんでした。
(a38) 2021/12/12(Sun) 20:59:20