「あむ、整列するくらいだったら俺からするか〜」
加えていた棒付きの飴を外し、整列前に飴をちょっと掲げて声を挙げた。

「俺は継承用グレイのダビ、継承対象は拳法です……アチョーッ！ってね。
　アッハ、まあこんなんじゃないけど」
再び飴を加えて、ちょっとした拳舞を冗談めかして見せた。
二番手から流れにしては、ゆるゆるとふざけているようにも見える。

「よろしくな、監察官！まあそんな固くしないで機械は機械なりに、人間は人間なりにゆるく努めていこうぜ〜」

「にしても、ここに集められたのは俺みたいな感じの奴が多いのかなァ……まあいいや！皆もよろしくな〜」

・用途と名前
「俺は継承用グレイのダビ！炎星拳って拳法を継承対象としてるよ」

・型の性別/身長
　「うンと、男性型で167cm丁度で作られてる」

・武器の形状
「なんかガスボンベを背負うタイプの火炎放射器が出ちゃったな……武器なんか無くても拳で良かったんだけどなァ〜」

・USBの形状
「説明が難しいなあ……メインカラーは青で差し込み部分は大きいドラゴンの頭で、そっから尻尾が先細りしながら渦巻いてる感じのヤツ！
　ま、四字熟語の竜頭蛇尾がそのまま形になった感じだわ！」

・ひとこと
「あ、同じ格闘系のグレイが居たら手合わせしようよ〜、異種格闘技戦ってヤツ！」