人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


到着:盗人 アシュレイ

【人】 盗人 アシュレイ

 

[ 自分にとって、他人の存在など
  生きる為に利用するものでしかなかった]

 
(24) 2020/11/25(Wed) 21:30:21

【人】 盗人 アシュレイ

 
[ 右腕を斜めに振り下ろせば
  冷たい銀色が宙に真っ直ぐに走る。

  それは目の前の人型の怪物
  ゴブリンの頭蓋へと突き刺さり。

  次の瞬間、口からは血の泡を
  頭からは大量の血潮を周囲に撒き散らして
  膝から崩れ落ちては前方に倒れ伏し。

  暫くの間、全身をびくびくと小刻みに痙攣させ
  そのうちピクリとも身動きをしなくなる。


  そうしてゴブリンだったそれは
  ただの物言わぬ肉塊へと化すのであった]
 
(25) 2020/11/25(Wed) 21:30:26

【人】 盗人 アシュレイ

 
[ 絶命したのを確認し、投げたナイフを回収する。

  今やナイフはべっとりとした
  粘性のある液体塗れとなっており
  ぬるりと生温かいものが指先に付着する。

  それを表情を変えないまま布で拭き取れば]


   ……さて、報酬を受け取りにいくか。


[ 誰に聞かせるでもなく、呟きを落とし。

  血塗れの肉塊をその場に放置したまま
  ゆっくりと近くの村へと足を進めていく]
 
(26) 2020/11/25(Wed) 21:30:32

【人】 盗人 アシュレイ

 
[ 男は孤独だった。

  生まれは貧民街。
  両親は自分が子供の頃、
  酔っ払った兵士たちに殺され。
  兄妹ともその後死に別れており。

  頼れる身内が存在しない中
  生きる為に色んな事をやった。


  盗みを働いた。人を殺したりもした。
  死にかけたり、殺されそうにもなった。

  それでも必死になって
  生きて、生き続けて。そして────…]*

 
(27) 2020/11/25(Wed) 21:30:37
盗人 アシュレイは、メモを貼った。
(a5) 2020/11/25(Wed) 21:37:08

【人】 盗人 アシュレイ

 
 
─── 辺境の村の酒場にて ───



[ ゴブリン退治の報酬を受け取った後
  酒場に足を運んでいた。

  目的はお酒ではなく情報を求めてである]


   謎の館? なんだそれは。


[ エールを一口、喉の奥に流し込んでから
  耳にした情報の詳細を聞こうと口を開いた。

  酒場の店主曰く、この村から離れた場所に
  鬱蒼と茂る森があり、その奥に謎の館があるそうだ。


  はて、何故そんな人里離れた場所に
  人の目を忍ぶように館があるのだろう]
 
(28) 2020/11/25(Wed) 23:06:20

【人】 盗人 アシュレイ

 
[ とても興味をそそられる話である。
  お宝でも眠ってないだろうか。


  顎に手を添えて考え込んでいれば
  店主から危険だから止めておけと
  声を投げ掛けられた。

  とんでもない怪物でも住んでたらどうすんだと]


   怪物、か……。


[ そう言われて、真っ先に思い浮かぶのは
  魔王と呼ばれた男の事である]
 
(29) 2020/11/25(Wed) 23:06:25

【人】 盗人 アシュレイ

 
[ 噂によると、
  とてつもなく恐ろしい男だそうだ。

  捕まえた人間で人体実験を繰り返しているだとか
  魔物たちに餌として生きたまま食わせただとか
  大勢の人間を容赦なく殺してきたと言われている。


  もし館がその男のものであったら…。

  一瞬思案を巡らせて、すぐに頭を横に振った。

  魔王と呼ばれるような男だ。
  こんな辺境の地の、それも
  不便そうな場所にいる筈がないだろう、と]
 
(30) 2020/11/25(Wed) 23:06:29

【人】 盗人 アシュレイ

 

   その館の場所を教えてくれないか?


[ そう訊ねてみれば、店主は呆れたといった様子で
  どうなってもしらないぞと言いつつも
  森のある場所と館があったとされる場所を
  地図を使って教えてくれた]


   実際にまだ行くかどうかは決めていない。
   考え中だ。

   仮に行くとしても、ちょっと確認するだけで
   危険そうな感じがあればすぐに撤退するさ。


[ そうして、残ったエールを飲み干すのであった]*
 
(31) 2020/11/25(Wed) 23:06:39

【人】 盗人 アシュレイ

 
 
─── 森の奥深く、謎の館にて ───



   …………ここか。


[ 森の中にうろつく魔物たちを振り払い。

  奥へ深く、深く足を踏み入れていけば
  少しばかり開けた場所に
  館がひとつ建っているのが確認出来た。

  既に日は傾きかけ
  木々が伸ばす枝の隙間から
  橙色の日差しが降り注いでいる]
 
(84) 2020/11/27(Fri) 1:53:27

【人】 盗人 アシュレイ

 
[ じっと館に鋭い視線を差し向ける。

  見た所、石造りの邸宅であり
  周囲は高い石壁で囲まれている。

  古いとも新しいとも言い切れず
  建物の壁にはそこかしこに
  蔦が這い、灰色味がかった壁を
  深い緑で飾り立てていた。

  何とも人気がなさそうな屋敷。
  けれども何故だろうか。
  近付くにつれて、背筋をぞわりと
  冷たいものが這い上がっていく。


  この建物の中に何があるというのだろう。

 
頭の奥で警鐘が鳴る。

 
これ以上足を踏み入れるのは止めろと。


──────何故?]
   

 
(85) 2020/11/27(Fri) 1:53:30

【人】 盗人 アシュレイ

 
[ これまでに危険な場所に
  足を踏み入れたことなど何度だってある。
  狂暴な魔物に襲われたことだってある。

  それなのに何故、足を進める事を躊躇うのか。


   
( 俺は恐れているのだろうか。……何を? )



  頭に考えを巡らせても理由は分からなかった]
 
(86) 2020/11/27(Fri) 1:53:34

【人】 盗人 アシュレイ

 

   「早くしないと日が暮れちまうぞ。
     さっさと行こうぜ」


[ 掛けられた声にはっと意識が浮上する。

  背後を振り向けば装備に身を包んだ
  屈強そうな男たちが三人。

  一人で向かうには危険だと考え
  村で声を掛けた冒険者らしき者たちだった]
 
(87) 2020/11/27(Fri) 1:53:38

【人】 盗人 アシュレイ

 

   ああ、そうだな……行くか。


[ 頭に浮かんだ考えを振り払うように頭を振り。


   
( らしくもない。

     
侵入する前から戦き戸惑うなどと )



  装備を確認すれば
  館へと足を踏み入れるのであった]*
 
(88) 2020/11/27(Fri) 1:53:45