人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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「こっちにも挨拶しないといけないにゃんね。

 あーあー聞こえてるにゃ?わざわざこんなみっともない喋り方してるから察して欲しいにゃん。誰が聴いてるかもわかんないからにゃーこの調子で行くにゃん。

 他二人は好きにしたらいいと思うけどにゃ?」

「んで呼び名がないってのも不便なんで、にゃーのことは野良猫なりドラ猫なりキャットなりそれっぽい名前で呼ぶといいにゃ。
 できれば、ここに集まるのは……少なくともバカじゃなけりゃいいにゃ。にゃーも寛大だし、多くは望まないにゃ」

「あ。それと、ここ以外では何と言われようと『いつも通り』振舞うから、そこは覚えとけにゃ。手始めに伝えとくべきことはそれくらいかにゃ」

……………………………。

──は時々、目を閉じていると、声が聞こえることがある。それは誰かの助けを呼ぶ声だったり、悲痛な叫びであったり、様々。

 
「え、ここではそういう喋りをしないといけないのか…?」


「……まあいい、俺は新入りだからあんた達に従うよ
 盗み聞きは警戒して当然だ、異論は無い。…そうだな
 俺の事は蝙蝠、或いはルーセットとでも呼ぶといい」

【人】 残氷 の エアハート

「いつもの事ですが、今日は一段と盛況ですね」

二叉の槍を手に持った鎧の青年が扉を開け、
慣れた様子で店内を歩く。返り血は見当たらない。
頬に一筋の赤い線がある以外は。

依頼帰りなのは誰が見てもわかるだろう。
(16) 2021/12/07(Tue) 22:47:28

「はいそんな顔しない」

好きに喋っていいよ。みたいな顔をしている。

「先達も後輩もないと思うけどにゃ、こんなとこじゃ。
 どうせ捕まったら仲良くしょっぴかれるだけにゃ。
 ま、よろしくにゃ、蝙蝠のルーセットとやら」

 
「だとしても、だ。
 吊るし上げられる前に定石くらいは学ばせてくれよ。
 あんた達のやり方、『お作法』は教えてもらわなきゃ困る。
 生憎育ちが悪くてね、前に倣うしか能も無いと来た」

「まあ、そういうわけだ。
 宜しく頼むよ、野良猫とやら」

【人】 残氷 の エアハート

「おやノアベルト。
傷は汚れ扱いで治せないでしょう?
今日は依頼をお願いするものは──
残念ながら無かったのですが増えるかも知れません」

ノアベルトにいつもの調子の笑顔を向けて、
聞こえた怒声に視線を寄越す。

この鎧の優男が変に面倒見のよさから、
厄介者などを押し付けられたりもよくある光景。
この酒場で優男と面識がある者なら、
いつもの困り笑いと肩を竦めるのも日常茶飯。

──の、はずだ。
ただそれは、勘の鋭い者ならば。
違った光景が見えたかも知れない。


※2d6+MNDの値が12以上なら気付く事があるかも知れません。
(24) 2021/12/07(Tue) 23:44:25
聞こえぬ声も、聞こえる声も。
静かに耳を傾けていた―――は口を開く。

「……波長が合う方がいらっしゃるようで。
さて、なんとお呼びすればよいでしょう?
先程の衛兵がなにかと言っていたように、どうにも人の話に耳をそばだてる者が多くなりそうですから。

気にされないなら、私も合わせましょう」

【人】 残氷 の エアハート

>>20 フランドル

詰め寄られて、胸ぐらを掴まれる前に制止として差し出す手。
似たような件が多々あったと嫌でも思う手慣れた仕草。

貴方の役者の顔──と言っても、
今まで出ていたのだ。それも見ていなかったのだが。
いずれにせよ、かける言葉はいつも通り。

「はじめまして。
 ええ、お探しのエアハートです。
 ですがすみません。変な方向に知り合いが多くて。

 芸事には一目置いていたバミュード海賊団のお抱えか。
 地下道に住み着いていたバットのお仲間か。 
 名をお尋ねしても?生憎私、芸事には疎いもので」
(34) 2021/12/08(Wed) 0:07:13
「………………………それは、命令か?」

聞こえるのは聞き覚えはあれど、馴染みのないそれだ。

「なんと呼べ、それはおれが決めて良いものか?
 すきに呼んでほしいといったら、貴方は困るだろうか
 それならば、考えなければならない。時間を要する」

「貴方は、なんと呼べばいい?」

命令が、欲しい。

【人】 残氷 の エアハート

>>39 フランドル

「いつでも真摯に努めているつもりですよ。
 貴方こそ私の知り合いというのでしたら、
 それくらいは当にご存じかと思いますが。

 お芝居だって、鮮やかな仮面の貴方貴方がそれとは。
 生憎、地方の流行りの皮肉にも造詣がないんですよ。
 それで?私が何か?」

こちらは既に槍に手を掛けている。
貴方に戦意が殺意が無くても、いつでも振るえるように。

けれど貴方が一度この場を収めようとするならば。
周囲を見渡し、仕方ないと槍に掛けていた手を降ろす。

「そう判断できるなら、
この酒場を騒がせないで欲しかったんですけどね。
ただでさえ……明日から騒がしくなると言うのに」
(44) 2021/12/08(Wed) 0:53:16

【人】 残氷 の エアハート

 
声を掛けようとしかけてくれたリーゼロッテと、
心配そうに見ている視線のアイシャと、
依頼後に何か奢るか何かでも言っていたかもしれないペトルーシャに軽く目配せをして、申し訳なさそうに手を振る。

それからシュゼットとオーウェンとノアベルトに、
おおよそ料理三人前程の価値の貨幣を各々に投げておいた。

この場を騒がせたので「おさめておいて」と言わんばかりに。
無論、それを無視して懐に入れてもいいし、好きな料理を誰かと食べてもいいし、渡した以上使い道は自由だ。

いずれにしても、一度男はその場を後にするだろう。
(45) 2021/12/08(Wed) 0:54:35
「その方が良いのであれば肯定しましょう。

私は困りません。貴方にこれだという名があるのならばそれを口にすればいい。
特にないのならば、こちらで貴方が気に入るものが出るまで出しても構いません。ただし、センスは保証しませんよ」

少し間を置く。

「では、ヘルとお呼びください。
呼べと言い切った方が貴方は楽でしょうか?」

不慣れな様子だが、命令らしきものを口にした。

「…………センス。センスはあったほうがよいのか?
 おれにはわからない。どちらでも構わない」

一拍、二拍、考えるような間があった。

「ヘル。その名に由来はあるか? ならば近い名でもいい」

困らないのならばと、その言葉に甘える。

「無いよりはあった方がよくないですか?」
ポチやタマと呼んでも返事しそうな予感がしたため、掘り下げはしなかった。

「ヘルは冥府の主の名です。私としては馴染みが深いものでしたので。
そうですね……ガルムはいかがでしょう?ヘルの住まう館の、番犬の名です」

そう言って、貴方の反応を伺う。

センスは無いよりあったほうがいい。
そう言われればそうかもしれないと、ひとつ賢くなった。
おそらくなんと呼ばれても返事をするだろうという貴方の予感は間違いない。

「……承知した。今からここでの呼び名はガルムだ」

頭を垂れる。

「ここでの声が聞こえるということは、ガルムはヘルの味方なのだろう。ならば、おれはできうる限り、貴方に尽くそう」

「私が尽くされる立場になろうとは、人生なにが起こるかわからないものです。
ですが、尽くして頂けるのならば私も応えられるよう努力しましょう。

貴方は私の味方。私は貴方の味方です。
よろしくお願いしますね、ガルム」

軽く頭を下げ返す。
命令を下す者としての態度ではないだろう。しかし、無理に振る舞いを変えた方が互いに困るだろうと考えた。

「さて。ガルムも他人の隠している役職がわかると認識しています。
どなたか探りたい方はいらっしゃいますか?

私は……今は、同業者の二人がどちら側なのか気になっている程度です」

 
踵の高い靴が、感情が抜け落ちたように冷淡で、
一定間隔に無機質そうな音を響かせて。

「攪乱させると言うなら、
 適当に丁寧に話しておけばいいだろうに」

あなた方の目の前に現れたその人物も、
音と何ら変わりのない顔をしていた。

「この酒場、及び周域の担当に任命された、ホドだ。
 今回の作戦は啓蒙活動も含まれている。
 誤魔化すよりは聞かせてやるつもりで行くといい」

何を、誰が居ても当然の様な顔で、面々に目をやる。
恐らくは他の面子が誰であっても同じ様な顔をしていた。
そう断言できそうなくらい──表情は無しかなかった。


「やりだした頃には止まらにゃい、なんてにゃん。
 にゃーは、余計なリスクを背負わないだけ。

 あんたらにゃ分かるでしょう?この猫がどれだけのリスクを背負って、この辺りに顔を出しているのかってことを。
 丁寧な言葉位じゃ思い当たられるにゃん。だから、念には念を入れているだけ、にゃ。馬鹿みたいに見えるだろうけど」

対する、ふざけた口調でいる者は、
ころころと表情を変えて、けれどくだらなさそうに。
言ってることもどれだけが本気かは掴ませない。

「……よくもみゃあこんな面子がそろったもんだこと。
 んまあ、にゃーはいつも通りの『仕事』をするだけにゃ。
 一粒一粒虫を潰すように、着実と準備を整えてきた……尻尾が掴まれかけたのは計算外だったが、ここの衛兵なら多少は持たせてくれるでしょうにゃ。

 こういう時の為にお金を溜めてたといっても、過言ではないからにゃー」

 
「こちらとしては楽だがな。
 それほど冴える、或いは勘のいい人間なら。
 さっさと【対象】にしてしまえばいい」

首のあたりに指を這わせる。
政府が何をするか、何をしているか、その暗喩。

最もそれはこの野良猫の言うように、
この猫を危険に晒す行為だ。
無論、今の発言は本心ではないが、冗談でもない。

「それで?候補者に目途が付いている奴は?」

一定の基準を満たせば何の感慨もなく動く機械のように、
この人間は顔色一つ変えず、情の有無は判断を左右せず
それを行う事が容易に見て取れるだろう。

【人】 残氷 の エアハート

 
「おやノアベルト。今日は立場が逆ですね。
 治癒魔法の使い手は知り合いにいたでしょうか」

昨日、顔に傷を付けてきた男は、
今日、顔に痣をつけてきた男をみて苦笑した。
(58) 2021/12/08(Wed) 13:53:16

【人】 残氷 の エアハート

 
「さて、エアハート戻りました。
 何か変わり事は……今日は、いつも通りでしょうかね。
 明日はそうもいかないでしょうが」

衛兵がある日唐突に告知して行った胡散臭い制度。
それがないまま過ごせる日も、今日が最後だ。

「……最も、考えても変わるものでもありませんね。
 気晴らしなら付き合います。誰か動くか、話すか、
 飲まないと耐えられない人がいれば、お声かけ下さい」 
(59) 2021/12/08(Wed) 13:57:41

「ホドは大層頭が固いように見える。
 んにゃあ、怪しい動きを見せてきたらそれでもいいだろうけど、もしかしたら協力、も、できるかもしれないにゃ?
 こんな状況。仲間は多いに越したことはないにゃん」

なんて。それこそ本心かどうか怪しいもの。

「猫的に言うなら、どこぞの鼠が気になるというか。
 勿論洒落じゃないにゃ。ただ、そう。

 どうやら何かを嗅ぎつけた≠轤オい。恐らく大したことではないだろうが……むやみに引っ掻き回されるのも困る。それはにゃーの仕事だからにゃあ」

ま、手始めにしたらちょうどいいんじゃないかにゃ、
と、けらけら笑って見せた。

「…………」

「おれは"命令"がなければうごけないような野良犬と言われ育ってきた」

「──貴方が、此方の味方ある必要はない。だが、そうであるのなら、それは」

言葉に詰まったのは、己の知りうる言葉で表現することができなかったからだ。

「では、二人いるのならば、その片方を探ろう」

けれど、ひとつ気になることがある。

「……貴方は、どちら側だろうか?」

これを聞いたところで意味があるのかはわからないが
どちらであろうとも、番犬は貴方の味方であることは決めていた。

"盗み聞き"が懸念であれば"内緒話"でも構わない。

 
くそったれ。嫌な予感ほどよく当たるらしい

 
最後の一人に視線を遣れば、
注意していなければ聞こえない程度の声でそう呟いて。

「ああいう手合いは取るに足らない事だって
 無闇矢鱈と誇張して騒ぎ立てるもの。
 虚言であれ真言であれ放っておいても百害あって一利無し、
 さっさと黙らせておくのが賢明だ。それに…

 口の軽い奴がこれから先どうなるか。
 見せしめとしては、ちょうどいいだろう」

それもつかの間、"蝙蝠"は淀みなく賛同を示す。
手始めに吊るし上げられるのは、地を這う鼠になりそうだ。

「ホドとやらに異議が無いなら、それで決まりだ。誰がやる?」

【人】 残氷 の エアハート

 
氷を注文した方が早いだろうが、なんせこの宿だ。
下手な物を頼むと吹っ掛けられかねない。
それこそ「アイス」と指定した方がまともかもしれない。

そんな事を考えていると馴染みの商店主が営業を掛けているのを見て、それではとアイスだけ酒場に注文を入れた。
懐がやや氷った気がするが、まあいつものことである。

>>チェルシー
「チェルシー。アイス食べますか?」

と、少女に試しに頼んでみたシンプルなバニラアイスに
ミントが乗ったものを指差している。
(68) 2021/12/08(Wed) 18:29:15