人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


アンゼリカ! 今日がお前の命日だ!

「なんか昨日今日で三人くらいの相手と踊った夢見たにゃ」

 
「……疲れてるんじゃないか?」

これは結構なマジトーン。

「ともあれ野良猫は上手くやったらしい。
 俺は急ぎ突き出すような輩は見付けてはいない。
 なら、次はホドの番か」

「……」
「彼女は」

「……そう。そうかもしれません。
 そうだったのかも、しれませんが」
「……迷惑になる事なんて」

深く息を吐いた。

 
「…………疲れではない。
 私も似たような夢を見た。こんな偶然ありはしない。
 精神干渉の類か何かなら厄介だが、
 今の所意味不明な記憶が流れただけで問題はない。

 とは言え警戒しておいて損はないだろう。
 そちらも気をつけろよ、野良猫。

 無論、今日は私が動くさ。特に相手も変える気はない。
 が、状況が変われば他にする可能性だってある。
 その辺りはまた改めて連絡する」

エアハートは、酷く変な夢を見たのでやや混乱している。
(a9) 2021/12/10(Fri) 21:38:22

 
「…………」

ス……と視線を逸らして見えないもの…
つまり言ってしまえば
二人のMNDの値
を見る動き。
それか、フェレンゲルシュターデン現象。

その後に、なるほど。みたいな顔をした。
まあその場合自分もあまり他人事ではないのだが。

「…まあ、精神干渉なら多少は理解がある。
 万が一の際は…少々荒療治にはなるが、どうにかできるだろう
 とはいえ何事も万が一が無いに越した事は無い。
 あんた達に言う事でもないだろうが…気は抜くなよ」

貴方の声を聞き、静かにうなずく。

「……おれは………彼が、平等とやらを望んでいるのか」

「すこし、気になった」

「―――望んでいて、もらわないと」

望むというより乞うような言葉。

「彼女達は、なんのために」

【人】 残氷 の エアハート

 
「…………アイシャ?何故そうなる?
 関わる相手が広いなんて理由なら、もっと、……」

ペトルーシャならよかったという話ではない。
ただ、こうして名前を掲示される程の事を、
自分や他の人間よりした様にはとても思えなかった。

この状況。誰が何処で何を聞いて、告げ口をするか。
一切が明日の保証もない状況でも、掲示板の前、
男はその疑問を口に出さずにはいられなかった。
(27) 2021/12/11(Sat) 0:25:14
エアハートは、政府の意図が理解できない。
(a15) 2021/12/11(Sat) 0:26:01

【人】 残氷 の エアハート

 
「多少でも殺せば、一応は政府なんですから、
 報復や見せしめとして碌な目に遭わないですよ。きっと。
 リーゼロッテの腕を軽んじてる訳ではなくね。
 腹立たしいし気に食わないという意見には同意しますが」

掲示板前から聞こえて来た声に、男はそう返す。
いつもなら笑顔が混じっていたのに、今日は素のままだ。
掲示されてる名のせいか、他の理由かは定かでない。

「前々から思ってたんですけど、リーゼロッテ。
 貴方は人を殺す罪悪感とかって沸かないんですか?」

別段説教をするつもりではない、と言う事を伝えつつ。
素朴な疑問だとばかりに尋ねた。
(32) 2021/12/11(Sat) 3:31:07

【人】 残氷 の エアハート

 
「個を全員個として見ていれば国としての体を成せない…
 んでしょうけど、少なくともそう言える程の政治か。
 そう言うと疑問な部分は大きいですね。
 慕われてる国主が言うなら分からなくもないですけど」

エアハートも実はそんなに政治はわからぬ。
カニが氷に弱いと聞いて、その方が余程役に立てる。
そう思う程度には、わからない。理解ができない。
納得してはいけない案件が多すぎるように思えるから。

「まあそれはそうなんですけど。
 全員が全員、戦いたくて槍をもって出てこないですし。

 見せしめに関しては怒るのに、もし目の前の人が
 脅されてとか人質で戦っていたとしても平気だとすると、
 何となく違和感を覚えると言いますか……

 いえ私も殺しますよ。戦場ではこちらが殺されますし。
 ただそう言う事情を聴くと同情や罪悪感はあります」

この男も戦えない人間ではない。
例え無垢な少女でも、必要があれば殺せる。
ただ感性の違いは少し感じたので突いてみたのはあった。
(33) 2021/12/11(Sat) 4:03:11
「……そう、だな」

番犬にも思うことくらいはあるようすだが
うまく言語として変換できずにいた。

しかし今優先しているのは、人の──貴方の役に立つこと。
番犬は今後もそのために動くのだろう。

"貴方が貴方に、自身の望みをゆるせるようになって欲しい"


回想。うまく受けとれずにいるままの。
番犬は人の役に立ちたい、貴方の望みが自分の望みだ。
……それでじゅうぶんでは、ないだろうか。

「……ヘル。なにか、」

命令はあるかという言葉は飲み込まれる。

「……………………。
 あとで……………チキンでも食うか?」

さいごに、突拍子もない言葉が出た。
他に気の利いた言葉を引き出せなかったともいう。

「はい」

飲まれた言葉。暫しの沈黙。
そうして貴方が発した言葉に、頬を緩めた。

「……はい。食べましょう、ガルム。
おいしい物は良いものです。
誰かと共に食べられるのなら、さらに良いものになる」

貴方がヘルの言葉を考えて、提案をしてくれた。
それを嬉しく感じた。

「……………………
 …………………。」

おとずれるみょうな間は、思考している証拠だ。
その端に安堵したような吐息が漏れた。

「…………では。
 おれが、うまいものを……
捕まえて来る


おいしいものが良い。ならば素材からとでも言いたいのか
何かが、根本的にずれているが、それはまぎれもなく、善意のつもりであった。

【人】 残氷 の エアハート

>>@11 リーゼロッテ
「まあ率直に言うと張り倒したくなりますね」

男は割と短気で直情的だった。

「とは言え物理的に不可能な場合はありますから。
 そう言う意味で力は常に欲していますし鍛えています」

物理的じゃない不可能はあるだろうに、
それについて想定できないのではなく、言及しなかった。

「……成程。つまり善悪は一切関係なく、
 『己に害成すか否か』を基準に思考しているのですね。
 ……良い事、とは正直、私は思えません。だけど……

 ──少しだけ、羨ましいとは思いました。
 ……お答えいただきありがとうございます。
 世界が広がりましたし、
 貴方と戦う時も覚悟を決められそうだ」
(37) 2021/12/11(Sat) 14:57:51
エアハートは、"裏切者"、と吐き捨てた。
(a21) 2021/12/11(Sat) 17:44:31

捕まえて来る


思わず復唱。今から?どこで?なにを?
間違いなくこれはガルムの善意だ。眩しいほど純度100%。
そして、ヘルはガルムの狩りの腕前を一切疑っていない。捕まえて来ると言うからには、捕まえてくるのだろう。
しかし、いったい何を?どれがうまいのか狩場で迷い始めはしないか?そもそも、どこで調理するつもりなのだろう?

「…………」

熟考。

では、調理場を探しておきます


善意には善意を返す。
ずれを指摘するどころかそのまま突っ走り始めたふたりの明日はどっちだ。

「ああ、捕まえてくる。だから……待っていてほしい
 ……、では……調理場は、たのむ……」

あなたにも協力を頼むほどには、間違いなく、本気だった。
上手いチキンの素材である何かを、狩ってくる。
そう宣言したからには遂げて見せる。
無事に、美味しい明日がやってくるといい。

「…………それで、次は誰を、」

小銃を抱えなおす。ひとまず美味しい食事の話はさておき
できること、やるべきことを、遂行する。

「……ミズチ」

ぽつりと呟いた。自分で決めたというよりは
突然脳内に振って来たような。以前と同じ様式でそうするようだ。

【人】 残氷 の エアハート

 
「あの夢、なんであの人選だったんでしょうね……
 まだペトルーシャがいないならわかるんですけど……

 何か何処かの勢力が変な電波とかを、
 こう、実験がてらに飛ばして来てません?」

そう思うくらい摩訶不思議な夢だった。
(43) 2021/12/12(Sun) 16:28:49
貴方が美味いチキンの素材として魔物も視野に入れているとは露知らず、これは調理場……必要なら調理してくれる人も探しておくだろう。
美味しいならば

「わかりました。私は……」

暫し、悩むように間を置いて口を開く。

「今日は、彼の役者を調べてみます」