人狼物語 三日月国


251 【身内村】on a Snowy Day

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視点:


月代1票
癒月2票

処刑対象:癒月、結果:成功

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:村人の勝利

【人】 オーナー 敷島

 
[本の作家が新たな一冊を書き上げて
 再びこの地に戻ってくることがあったとして
 その頃には安さと掛け流しの温泉が売りだった
 ペンションのオーナーは、この世に存在しない。

 最後の方は態とかのように客を怒らせることが増え
 自分が何者であるかわからなくなった様子で
 まともに歩くこともできなくなっていたようだ。

 そしてある日突然、眠ったまま目覚めなかった。

 ペンション内にある自室で冷たくなっているのを
 アルバイトの山下さんが発見、通報した。
 解剖の結果、病に冒されていたことがわかった。]
 
(0) 2024/03/17(Sun) 9:59:14

【人】 オーナー 敷島

 
[国内での発症例がごく限られる神経難病だった。
 患者はいずれもヨーロッパ等への旅行歴が認められた。
 敷島の場合も例に漏れず。
 イギリスでの食事が感染源と推測された。

 相続人のいない敷島は遺言書の作成を済ませており
 遺産のほとんどは社会福祉施設に寄付された。
 改装済みの平屋のペンションは本人の希望通り
 古くなっていた孤児院の転居先として
 活用されることが決まっている。

 敷島への感謝の気持ちとして
 ペンションの名はそのまま使われることになった。]
 
(1) 2024/03/17(Sun) 9:59:20

【人】 オーナー 敷島

 
[────Snowy Day(雪の日).
 失われるのも失うのも突然だった。
 だが最も愛した友希と行人、
 その名を遺すことができた人生は……。]**
 
(2) 2024/03/17(Sun) 10:00:08

【人】 癒月

 
[この世界でのおれは永いこと
 空を海のようにして"泳いでいた"。
 親の脛を齧って家にばかり居た頃に比べると
 随分と出世したものだと思われた。

 後から知恵をつけ文明を得た人間からすれば
 己は"泳いでいた"のではなく
 "飛んでいた"ことになるらしかった。
 まあそれはすきに語ればいい。]
 
(3) 2024/03/18(Mon) 19:30:52

【人】 癒月

 
[いつしか有力者に気に入られ祀られ
 この地に縛られることになっていた。
 結局自分の肩書きは変わらぬらしく笑えた。

 文明の進化は加速度的で
 信仰が失われるのもまた早かった。
 比例して衰えていく力。
 年に一度だけ会いに来る欲深き者たちは
 かわいい我が子のようなものだった。
 永きを人のそばで生活すると
 全ての父と母になったように錯覚するのだ。

 だけど誰であっても祠の中まで
 案内したかというと違う気がする。
 あくまで気だが。]
 
(4) 2024/03/18(Mon) 19:32:43

【人】 癒月

 
[己を知る者がいる限り存在は続く。
 もしも自分を題材に
 本を書いてくれる者がいたなら
 読者の分だけ延命されるのだろう。
 出逢いと別れを繰り返しながら。]
 
(5) 2024/03/18(Mon) 19:52:05

【人】 癒月

 
[祭りの日。
 地底湖ではパシャリと水飛沫が上がる。
 松明の灯りを反射して七色に輝く鱗が微かに見える。
 それは非常に俗っぽい言い方であるが……、
 ソシャゲのログインボーナスの様なものだった。**]
 
(6) 2024/03/18(Mon) 19:52:51