人狼物語 三日月国


52 【ペアソロRP】<UN>SELFISH【R18G】

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[犠牲者リスト]
該当者なし

本日の生存者:チサ、地名 真昼、二河 空澄、一 夜端、バルトロメオ、アシュレイ、 、リヴァイ、ヴィルヘルム、 以上10名

酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。
2020/12/04(Fri) 10:03:13

【人】 地名 真昼

 
[元気で、明るくて、顔が綺麗で
 性格が良くて、正義感が強くて、無垢で。

 どこを見ても、僕とは違う。
 きらきらぴかぴかの宝石。

 人気者になっていたんだろうな。
 僕と関わってさえいなければ、君は。]
 
(0) 2020/12/04(Fri) 10:43:54

【人】 地名 真昼

 
[昨夜の噂はあっという間に広まり
 みんな君を避けるようになった。

 けれど決して今からでも遅くはない。

 君は受け入れて貰えるだろう。
 たくさんの友達ができるだろう。

 僕から離れれば良いだけだ。

 転校初日の過ちくらい許されよう。]
 
(1) 2020/12/04(Fri) 10:44:13

【人】 地名 真昼

 
[そんな簡単なことにも
 気づかないんだろうか?

 逸らされた視線を追いかけて
 小声で何か漏らす君を見てそう思う。>>2:100

 また門の外に向けられる
 真っ直ぐで綺麗な瞳。
 僕と、目が合った。]
 
(2) 2020/12/04(Fri) 10:44:26

【人】 地名 真昼

 
[途端にぱっと懐っこい笑顔が咲き
 足音が駆け寄ってくる。>>2:102

 美しい宝石は
 ゴールデンレトリバーにもなるらしい。

 ……擽ったい。]
 
(3) 2020/12/04(Fri) 10:44:40

【人】 地名 真昼

 
[お客様は神様だなんて言葉があるけれど
 実際、彼らがちっぽけな僕の命を摘み取るのは
 いつだって容易いことだった。

 嗜虐がすきなのか、被虐がすきなのか、
 求める刺激はなにか、
 初心なのがいいのか、淫乱なのがいいのか……、

 常に顔色を伺い、即座に見抜いては、
 期待される役割を柔軟に演じた。
 そうでなければ、生きてこられなかった。

 僕の処世術。]

 
(4) 2020/12/04(Fri) 10:45:22

【人】 地名 真昼

 
[速度は違えど互いに詰めた距離。
 淡い笑みを顔に載せ挨拶した。>>2:33

 君が離れ難くなるように。
 少しでも長く僕が君で遊べるように。
 見捨てることが罪に思えてしまいそうな
 薄幸の少年を演じる。

 ――これで合っているだろうか。
 汚れなき笑顔を前にすると>>2:102
 見抜かれたと思ったわけではないのに
 経験に裏打ちされた自信が揺らいでしまう。]
 
(5) 2020/12/04(Fri) 10:46:37

【人】 地名 真昼

 
[共に歩き出しながら、
 それより、と続く言葉に耳を傾ける。>>2:103

 心配とはいつまで続くことやら。

 迎えに来る、つまり家を出る瞬間から
 演技をしなきゃいけない。
 それは面倒くさいことだ。

 身動きが取りづらくなる。

 気を抜けない時間が増えてしまう。

 ――適当な理由を言って断ろう。
 チラリと彼を見上げる。]
 
(6) 2020/12/04(Fri) 10:47:17

【人】 地名 真昼

 

   ……うん。…………嬉しい


[何を言っているんだろう、僕は。
 ぱっと目を逸らし、
 動かし続けている爪先を見つめた。**]
 
(7) 2020/12/04(Fri) 10:47:43


[揺られる心は、矛盾し続ける思いは、
全てを失う苦痛に折れかけてしまっていたからではない。

(どうしても、この手で救いたかっただけだ。

           君だけは────お前だけは。)

理解のされない自殺行為を繰り返し、自分勝手に投げ捨てた。
裁定の基準となる存在を初めから喰らって、喪っていたのに。
幼い頃に交わした誓いに重なるような
約束
が一度舞い込めば
それだけを軸に凭れてしまう。
もう二度と手放すものかとしがみついてしまう。

               ────……つまりは。]


 




(お前を見ると、あの子の顔を思い出す。
 ……もういない筈なのに。全く違うとわかっているのに。)



   [過去に焦がれたかったエゴを相手に押し付けている。
    この滾る思いは、きっと恋なんかじゃかった。
    彼を介して全く別人の誰かを見つめているようだ。
    遥か昔を見つめるアイスブルーは、獅子を真に映さない。]


 



[ 幾度となく矢を受け、血と泥の上に倒され、
  其れでも決して怯むことなく剣を振るえたのは────


( 既に繋ぎ止められぬ生命だと云うのなら、
  終焉は其の願い通り我が手に依って。

     ────独り終わらせる事だけは看過出来ぬ。 )

          
“他の何奴にも渡しはしない”



      慈悲ではない。情けですらない。
      殺す以外の生き様を赦されなかった人間の、
      ■しき者を救う為のたった一つの手筈。 ]


 

 

( 観測者は前髪に隠れた眼を僅かに見張り、
  執行者は白紙に変じた紙面を指先でなぞる。 )


  ────一人の名がその頁から消えた。



  ( 運命に牙を剥いた獅子は唯一人を冥神から奪った )



 

征伐者 ヴィルヘルムは、メモを貼った。
(a0) 2020/12/05(Sat) 18:39:50

 
   
── 放課後 ──


[昨日みたいな酷いことが始まるのは
 みんなが帰って
 教室や学校が静まり返った後だと思ってた。

 だから、

 下校の波に乗って
 真昼くん家かオレん家に
 カギを掛けて、ふたりで立て籠もって

 夕飯の時間っていうのが
 ニノマエ家の門限みたいなものなら
 それまで、やり過ごせばなんとかなる!って。]
 

 

[──────…甘かった。]

 

 
[さようならの挨拶が済むや否や
 手下どもに取り囲まれた。

 じりじりと狭まる輪。

 どんな状況かなんて見れば分かるはずなのに
 子どもを守るべき職業の大人ですら
 足早に教室から去ろうとする。

 真昼くんを庇うように立って
 睨みを利かせながら、
 廊下にも響き渡るような大声で叫ぶ。]



   良心があるなら助けろよッ!
   見て見ぬフリする奴も、同罪なんだからな!!




[隣の教室にも届いただろうけど
 助けてくれるどころか
 足を止める者すら現れなかった。]
 

 
[見ていないことには知らないフリが出来たとしても
 流石に目の前で起こっていることは
 無視 出来ないはずだ、と
 前の学校で培ってきた常識を
 オレはまだどこかで信じてたんだろう。


   
(真昼くん言うとおり、本当に無駄なんだ…、)



 彼の言葉と
 諦めの表情の裏には
 こんな経験が積み重なっていたのだと知って、

 悔しくて、やり切れなくて…
 拳をギュッと爪が食い込むほど強く握りしめる。] 
 

 
[一年間もの間、
 ひとりでイジメを耐えてきた彼だけでも
 どうにか逃がせやしないかと
 がむしゃらに抗ったが、多勢に無勢だった。

 なんとしても助けたいって気持ちが
 鳩尾の辺りでぐらぐら煮えたぎっているのに、]



   くっそ、……ッ



[文字通り、
 手も足も出せなくなった。
 自分の無力さが、死ぬほど腹立たしい。]
 

 
[真昼くんの頬を軽く叩きながら下す
 悪趣味な命令。

 ”ご褒美”だなんて呼び方をしているが
 昨日のあの最悪なことを
 またさせようとしていることは明らかだ。


   
(って、…… 今、なんて言った?

    
新入りにご褒美?

    
それって、それって、つまり……)



 考えを巡らせるオレの前で
 大ボスが意味深なことを言って笑う。
 きっとこれも良い意味じゃない。]
 

 
[状況を把握し打開しようと
 焦れば焦るほど、思考は空回りして。

 そうこうしている内に
 真昼くんが、また
 自分を犠牲にする道を選ぼうとする。

 こわいものが出るから、って
 二度も、オレが関わらないで済むように
 言ってくれた時と同じ。]



   真昼くんッ、従わなくていいッ!
   君がされなくて済むんなら、オレが代わる!!




[頼むから止まってくれ、と
 繋がれた椅子の上で
 必死に頭を振って、身を捩って、
 椅子が倒れてしまいそうなくらいに暴れた。]
 

 

   
オレは、もうッ

   
キミが苦しむ姿は見たくないんだッ!!!!


                         **

終焉の獣 リヴァイは、メモを貼った。
(a1) 2020/12/06(Sun) 1:50:36

 
[自己犠牲の台詞も演技で打算だ。
 君の良心が痛み僕に意識が向くように。

 まんまと乗せられた君が
 身代わりになることを主張する。


   ……っ、空澄くん


[心が揺さぶられたかのように
 瞳を揺らして見せた。

 けれど頭の中は冷ややかだ。]
 

 
[……僕は自分が犯されるのが好きで
 誰かがされているのを見る趣味はないし

 君は正しく想像出来ていないだろう。

 無理矢理身体を暴かれるのが
 一体どれほど恐怖と痛みを伴うものなのか

 尊厳を傷つけられると
 一体どれほど自分を失ってしまうか――…]
 

 
[君も同じ目にあえば、僕と気持ちが共有できる?]
 

 
[……なんて一瞬考えたけれど、
 この場を仕切るGMは夜端で僕じゃない。

 僕の欲求を満たすためだけにある放課後だ。
 ああは言っても夜端は
 僕ではなく彼を犯す展開にはしないだろう。]
 

 
[椅子に縛り付けられたまま暴れる彼が
 ひっくり返らないよう、
 膝を脇の下で押さえつけるようにしながら
 ファスナーを下ろそうと指をかけた。

 すると、思いの丈が叫ばれる。


   ……っ


[一瞬、びくりと肩を震わせるが
 脱がす動作を止めはしない。]
 

 
[Wもうキミが苦しむ姿は見たくないW

 ――可哀想な、空澄くん。

 僕は君の前で苦しんだことはないよ。
 君に守られる価値も僕は有していないのだ。
           
ぼく

 嘘で塗り固められた友だちに気づかずに
 ああ、君は本当になんて美しく
 可哀らしいのだろう。]
 

 
[下着をずり下ろし柔らかな性器を露出させると
 静かに立ち上がり
 キシ……ッ、彼の膝の間に片膝をついた。]


   ……本当に僕は、大丈夫だから


[左耳の後ろに手を当て、顔を近づけていく。
 その眼差しには
 可哀想な彼に感じて止まない
愛おしさ

 ほんの少しの
が滲んでいた。]