人狼物語 三日月国


208 【R18】たこ焼き焼けたよ

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芽衣3票

処刑対象:芽衣、結果:成功

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:恋人の勝利

村の更新日が延長されました。

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北神 翡翠は、メモを貼った。
(a0) 2023/04/26(Wed) 1:31:54

瀬戸 海瑠は、メモを貼った。
(a1) 2023/04/26(Wed) 2:42:31

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a2) 2023/04/27(Thu) 0:05:05

北神 翡翠は、メモを貼った。
(a3) 2023/04/27(Thu) 1:11:14

【人】 北神 翡翠

──ビーチでデート(二日目)──


[今回の旅行は二泊三日。
今朝は旅館を出て、歩いてビーチまで移動した。
昨日と同じようにパラソルを借りて、日陰のビーチベッドに横たわりながら、のんびりと時を過ごす]

 ……ふぁ…

[思わずあくび。ヤバイ。少々寝不足気味か。
昨日は朝から運転して、ビーチに到着してからは遊びまくって、夜は旅館で君と濃厚な一時を過ごしてしまった。
ジム通いで体力を付けたとはいえ、さすがに今日は少しセーブしようかな。
隣のビーチベッドに横たわる君も、ちょっとウトウトしているみたい。
(あ、今日もだけど、その水着似合ってるよ。かわいい)


今は海辺の雰囲気を楽しみつつまったりして、
元気になったらまた遊ぼうか。
なんてぼんやりしつつ、スマホを弄ったり、時々微睡んだり。
波の音を聞きながら]
(0) 2023/04/28(Fri) 11:48:56

【人】 北神 翡翠

[スマホでこの辺りの情報を、ゆるっと検索して眺める。
どうやら海水浴場の他にも、釣りや磯遊びが出来る岩場があるらしい。もう少し移動した先では、シュノーケリングなどのマリンスポーツも出来るのか]

 海底散歩楽しそう。
 あと、ボディボードもやってみたいよなぁ…

[微睡みつつ、気が向くままリンクを辿っていた最中だったかな、
その記事を見つけたのは]

 海辺の岩窟…、岩で出来たトンネルみたいなのか…
 ふぅん…絶景、観光スポットかぁ…───、ん?

[景観紹介に添えられた一文。
いわく、カップルがその場所を訪れて契りを交わすと、
二人は将来ずっと幸せになれるのだとか]

 ……────、

[思わずスマホの画面を近づけて、凝視してしまう。
え、待って。契りを交わすって、ここでえっちすんの?外で?
いやいやいや、契りを交わすってプロポーズとか、そういうだよな、…でも、でもでも]
(1) 2023/04/28(Fri) 11:50:36

【人】 北神 翡翠

[で、俺が次にやったことといえば、
「場所」と「カップル」の組み合わせで検索。
すると出るわ出るわ、

 あなたは18歳以上ですか?(「はい」連打)

の年齢認証を越えた先にある、体験談のような記事がずらずらと]

 ……おぉ…うわさは本当、なのか……?

[ただし、記事の最新が5年前で、以降の日付が無い事には気付いたが、それよりも内容が気になってしまい、しばらく読みふけってしまう]

 ……ええっ、やっぱりやっちゃうんだ…
 隠れられる場所あるの…?えええ…でもなぁ…

[読み終わるや否や、スマホの画面を胸の上に伏せ、もじもじと身を捩ってしまう。
体験談の内容を俺たちに置き換えて妄想して、照れくさくて仕方がない。

俺の不審な振舞いに気付いた君がこちらへ目を向けたら、
スマホを渡して同じ記事を読んでもらう。君が画面から目を上げたタイミングで、背後を振り返って、海岸線の先にある突き出した岸壁の方を示す]
(2) 2023/04/28(Fri) 11:52:07

【人】 北神 翡翠


 あの辺りみたい。
 ちょっと歩くけど、行って帰ってこれない距離じゃないし、

 ……どうする?
 
(3) 2023/04/28(Fri) 11:52:41

【人】 北神 翡翠

[一応お伺いを立てたけど、俺としては行く気満々だ。
どのみち、海へ来たからには磯巡りも楽しいし、
普通に絶景を眺めるもよし。
礼の場所で契りを交わすにせよ、致すのではなく、
二人の将来を誓いあう、なんて意味もあるよ、もちろんね!

しかし下心はあるし、隠す気も無いわけだが、
君はついてきてくれるかな。
いいとも〜!


そうと決まれば、少し早めの昼食をビーチで済ませた後、
午後は磯に向けて出発だ。
これから楽しい磯探検の、はじまりはじまり〜。*]
(4) 2023/04/28(Fri) 11:54:02

【人】 北神 翡翠

──あるある磯探検隊──


[肩から提げたトートバッグには、タオルとペットボトルの水、
スマホと財布(車のキーは宿に置いてきた)と
サンオイルのボトル。
昨日のシャツは洗濯中なので、
今日は前開きの普通の半袖パーカーを着ている。
白の無地に、マリンブルーのストライプ入り。と、サングラス。
下は昨日と同じ海パン&ビーサンだ。
以上のような身軽な出で立ちもあってか、
移動にも抵抗はなかった。
二人して砂浜を歩いて、磯の方へと向かう。

不純な目的を胸に秘め、遠くに見えていた景色が
だんだん近づいて来た頃か]

 …───、待った

[先に足を停めたのは、俺の方だったかもしれない]
(5) 2023/04/28(Fri) 13:58:16

【人】 北神 翡翠

[向かうはずだった岸壁を、やや緊張した面持ちで見据える]

 わかる? あの先に、
───魔の気配がする。


[すぐにスマホを取り出して手早く操作する。
その後で左耳にスマホを当て、呼び出し先が応答するのを待つ]

 ……、
 ………、
 …………
 やぁ、光輝こうきクン
 コンニチハ、翡翠だよ
 うん、そう、今、海でバカンスの真っ最中
 あっ、あのね、
 海瑠の、カノジョの水着が、
 ほんっっっ、とうに、
可愛くって、ねぇ


 あ〜〜〜待った待った
 切らないで!
 本題に入るよ、……うん、そう、今送った場所、
 そこ周辺の
報告
、上がってるか見てくれない?
 多かったら、直近数件でもいいや
 なる早、いや、今すぐ送って

 ……え、昼メシ中?
 ラーメン、…そっか。冷や中だったら伸びなかったのに
 あはは、細かいことはキニシナイ
 それじゃ、よろしく!

[もう少し何か聞こえた気がするが、一方的に通話を切ってしまう。スマホをしまいながら君の方を振り返ると、にっこり笑って]
(6) 2023/04/28(Fri) 13:59:23

【人】 北神 翡翠

 
 今あの付近の情報集めてもらってるので、
 ちょっと待とうか。…───あの辺りはどう?

[砂浜を上がったところに、ベンチが並んだ休憩場所がある。
少し歩くが、屋根があるので日陰に入れそうだ。炎天下に佇むよりは良いだろう。

全国の退魔士から情報収集&分析した魔に関するデータベースは、外部端末からアクセスできない。なので、俺と同じチームでシステム操作に長けている、かつ今日は普通に仕事している町岡さんに、この周辺の魔に関する情報収集と共有を依頼したというわけ。

休憩所まで来ると、海岸沿いの道路は目の前だ。
しかも、道路を渡れば、向かいにコンビニがある]

 コンビニでアイスでも買おっか
 食べながら、待ってよう

[店に入れば涼めるし、ちょうどいいかもしれない。
君が好きな大福アイスは季節限定だから売ってなくて、
代わりにこっちはどうかな。
二本一組で、真ん中で半分に割ってチューチュー吸うパピコ。
味が違う二種類を買って、ベンチで半分こ。エヘヘ、美味しいね。ちょうど食べ終わった辺りで、スマホが震える]
(7) 2023/04/28(Fri) 14:00:02

【人】 北神 翡翠

 
 ありがとうございます、町岡さん
 ちょうどいいタイミングでした
 ん?いや、たった今アイスを食べ終わったところで…、

 まぁまぁ、ハイハイ、スミマセン
 で、どうでした?
 ……はい、やっぱりね
 そうか、……わかりました

 え? 行かないよ。当たり前じゃん…本当だってば
 このまま引き返せば安全なんでしょ
 わかってますって、、…はい、

 ん?
 彼女に?…いや、いいでしょ、わざわざ…
 えーーー……、わかったよ

[通話中のスマホを耳から離すと、君の方へ差し出して]

 北神うちのチームの町岡さんっていうんだけど、
 海瑠と話があるって、…ちょっと、替わってもらっていい?

[君が彼が会話を交わす間、向かおうとしていた岸壁へと目を向けた。ここに居ても、わずかに魔の気配が伝わってくる。
君たちが何を話しているか、聞かなくたってわかる。
彼は短く名乗った後、必ずこう述べるだろう。

 「翡翠さんを現場に向かわせないでくださいね」、と。*]
(8) 2023/04/28(Fri) 14:00:40

【人】 北神 翡翠

[町岡さんが送ってくれた情報をざっと要約すると、
数年前──ちょうど、記事の日付が途絶えた時期と重なる
──から、あの付近に魔が生息していて、
痛ましい水難事故も数件起きているようだ。
よって、退魔を施すより先に人が周辺に寄り付かなくなり、
見かけ上の安全は保たれている。
現に、あの付近まで寄れば、立ち入り禁止の看板が
立っているそうだ。

このまま放置はできないが、現状は対応の優先順位は
下げられている。
何せ、退魔士は常に人手不足だ。
いずれ、リサーチが進んで軽微な事案と判断されれば、
学生の実地演習案件として、瞑々学園に依頼が行くかも。
だったら、夏がいいね。
冬はきっと、あまり楽しくないよ、ここ。
(というと大抵冬になるよねきっと)
]
(9) 2023/04/28(Fri) 14:58:37

【人】 北神 翡翠

 
 ……それじゃあ、戻ろうか。

[何も岩窟で契りを交わさなくても、俺たちにとっては
今更って感じか。
外でするのは興味あったんだけど

元いたビーチに戻ろうと、君を促しつつ砂浜に目を向けて、]

 ……おーい…

[思わずツッコミを入れるように声を上げたのは、
先程自分たちが居た辺りに、一組の若い男女の姿を
見つけたから。
俺と同じ記事でも読んだのかな。
彼らの向かう先には岸壁がある。そして、彼らは一般人だから、魔の気配に気付かない]

 ……さすがに、無視するわけにはいかないよな。

[現場に向かわなければいいんだろ。
彼らを制止するだけなら問題ないはずだ。
彼らに近づくと、昨日ビーチでボール遊びした
四人組のうちの二人だと判明する。
知った顔なら、話しやすい]
(10) 2023/04/28(Fri) 14:59:03

【人】 北神 翡翠

 
 ねーねー、君たち
 あっち行くの?
 俺たちも行こうとしたけど、立ち入り禁止だったから、
 戻ってきちゃった
 どうもあっちは事故も多いし、それに、……出るって噂だよ

[両手を胸の前で垂らして幽霊のポーズ。
幽霊は知らんが魔は確実に居る。彼らにとってみれば、どちらも大差ないだろう。
ここまで脅せば引き返すか。
彼女の方はビビったのか、嫌そうに顔をしかめたが、彼氏は聞き入れようとしない。
やはり、昼間では幽霊の凄みが足りないか]

 いやぁ、マジで行くのやめなよ
 俺は霊感が強いんだ
 あっちは良くないって、俺の第六感が告げている
 
[あながち嘘ではないが、やはり胡散臭さMAXなのか、全く信用してもらえない。
チッ、ノー天気パリピめ。

気が進まなそうな彼女の手を強引に引いて、
彼氏は俺たちの前から去ってしまう。
岸壁の方へ向かって]
(11) 2023/04/28(Fri) 14:59:56

【人】 北神 翡翠

 
 ……どうすっかな…
 このまま知らぬ顔で見送るのは後味、悪いよな…

[こちらの忠告を全然聞き入れてもらえなかったけど、
これで事故にでも合われたら寝覚めが悪い。
人を呼んでくるのがいいか。応じてくれそうなのは、
ビーチの治安を守る監視員だが、付近には居ない。
あと、彼らの安否も気になる。万が一危機が迫ったら守らないと]

 海瑠は誰か、人を呼んできてくれる?
 俺は、あいつらにこっそり付いてって、見守ろうと思うけど。

[果たして君は、この提案を受け入れてくれるかな。*]
(12) 2023/04/28(Fri) 15:00:28

【人】 北神 翡翠

[>>12続き。
君に人を呼びに行かせて、俺が彼らの後を追う作戦は、君に却下されてしまった。
俺を一人で行かせたくないのだという。
本当は俺を行かせたくない、かもな。
だからといって、俺が人を呼びにいって君を見守りに行かせる、という案は端から存在しない。
俺が絶対に許さない
]

 ……わかった。
 それじゃあ、一緒に行こう。

[なぁに、引き際はちゃんと心得ているさ。
君が同行するなら、危ない目に合わせるわけにはいかない。
その場合、彼らが犠牲になったとしても、だ。

既に姿が見えなくなってしまった彼らの後を追って、岸壁の方へと向かう。
その中にある岩窟の辺りが、おそらく目的地だろう]
(13) 2023/04/28(Fri) 22:48:55

【人】 北神 翡翠

[濃くなる魔の気配に注意を払い、滑る岩場に足を取られないようにしながら、ようやく目的地に辿り着く。
岩場に身を隠しつつ、そっと頭だけを出して向こうにある岩窟の方を見れば、先程会った二人が激しく抱き合い、濃厚なキスを交わしている様子が伺えて、]
(14) 2023/04/28(Fri) 22:49:53

【人】 北神 翡翠

[かぁっと頬が熱くなる。いやいや、他人の濡れ場を覗いている場合か。頭を軽く振って、隣に居る君を見れば、君の視線も向こうに注がれて、同じく顔を真っ赤にしている。

彼らを助けに来たはずなのに、こんな場面を見せつけられて、やっぱりこのまま放置して戻ろうか、なんて気も起きてくる。
…───いやいや、そうはいくまい。こんなに色濃く魔が漂う空間に置き去りにする事はできない]

 おっと、

[いつまでも覗いている場合じゃなかった。
劣情に身を焦がす彼らの周りに、
人の情欲を好む魔が集まってくる。
行為がエスカレートすれば魔の動きは活発になって、やがて彼らに憑りつくだろう]
(15) 2023/04/28(Fri) 22:52:23

【人】 北神 翡翠

[空間に満ちる魔自体は大した威力はなさそうだが、
何せ数が多い。
入江や岩窟が入り食った地形など、気流が溜まりやすい場に魔も同様に集まるもの]

 ……いい?海瑠
 二人を守るのが最優先だけど、周囲だけ先に調伏すると、
 他のも刺激されて活発化しかねない。
 あと、彼らに憑くと俺たちの力の影響も受けるから、
 迅速に対応する必要がある。

[邪念は一度脇に避けて本気モードに入る。
ここで心の隙を作ると、自分たちも魔に憑かれかねない。
この場で考えた作戦を、君に共有する]

 つまり、俺が外側に大きな結界を張り、
 付近の魔をすべて内側に閉じ込めた後で、一斉に調伏する。

[いつも行っている、土地浄化術の強化版だ。
退魔の後で穢れた土地を清める術を、存在が弱い魔ごと巻き込んで一気に浄化する]
(16) 2023/04/28(Fri) 22:54:42

【人】 北神 翡翠

 
 大がかりな術になるから、君には俺のガードを行ってほしい。
 でも、君の身に危険が及びそうになったら、
 自分を最優先して。
 …───それだけは、約束して欲しい。

[俺を守ろうとして君が怪我を負うなど、
あってはならない事だから。
君の同意が得られたなら、早速取り掛かろう。
彼らが本格的におっぱじめる前に。]
(17) 2023/04/28(Fri) 22:55:42

【人】 北神 翡翠

 
 
───オンベイシラマンダヤソワカ


[彼らから直接見えない場所に立って、印を結んで真言を唱える。
真言を繰り返して気を集中すると、遠くで岩に打ち付けられる波しぶきが形状を変え、結界という名の壁に変換される。
壁が周囲を取り囲むと、遠くの景色が、厚い透明なガラスに隔たれたように、ぼやけ始める。空に向かって伸びた壁は途中で曲がり、ドームのような天井を築いて周囲を完全に囲む]
(18) 2023/04/28(Fri) 22:57:44

【人】 北神 翡翠

 
 
───光


[目を閉じたまま意識を集中する。水の流れに沿うように両手を滑らかに大きく動かし、別の印を結ぶと、岩場に囲まれた海面が一斉に
翠玉色
に輝き始める]

 
───霧


[光輝く海面が一部蒸発し、
結界ドームの内部は温かなミストに満たされる。
霧は濃度を増し、万物をすべて取り込み景色を塗りつぶしていく]

 
───浄化


[やがて、ドームの天井が溶かされたように開くと、中に満たされた霧と一緒に壁そのものが一斉に掻き消えた。結界の中に閉じ込められた、魔をすべて巻き込んで]
(19) 2023/04/28(Fri) 23:03:54

【人】 北神 翡翠

 
 ……ふぅ…

[周囲から魔の気配が消滅したのを察すると、
両目を開いて印を解く。
岩場の間にある海面は色を取り戻し、穏やかな波音を立てていた]

 …───海瑠?

[ようやく現実に意識が戻ってきて、君の名を呼ぶ。
術中はまったく感知できなかったが、君は無事だろうか。*]
(20) 2023/04/28(Fri) 23:04:44

【人】 北神 翡翠

──岩窟にて──

 
 町岡さん、お疲れさまです
 ……はい、お察しの通り、……解決しました

 いや、だって、人が入っちゃったし、
 見過ごすわけにはいかないでしょ
 それに、直接交渉して、近づけないようにもしたし、
 努力は認めてほしいな
 えっ、まぁ、……ダメだったけどね、

 ……あぁ、うん…
 海瑠が、怪我した
 すぐに甘露なおしたけど
 ……うん、…うん、…今はまだ、休んでもらってる…
 たぶん、大丈夫かな
 俺?
 うん、…はは、
まだ大丈夫じゃない…、

 こっちは、もう少し時間かかるかも…

 …あ、彼女、来月の合宿に参加するんで、
 その時に型とか、見てあげてくれる?

 ……それで、この案件さ、
 未解決のまま、残しておくわけにいかないの?
 今日じゃなくて、依頼が来た後で解決したことにすれば…
 ああ、調査まだだったのか…

[不正を行わせないための、
調査と実施の機関を分ける規程がここで効く]
(21) 2023/04/29(Sat) 10:57:21

【人】 北神 翡翠

 
 ううぅ、だからゴメンってば…
 報告書レポートは帰ったら出すよ
 はい、…はい、…じゃ、そういうことで
 はい、お疲れさまでした

[同僚との通話を切ると、
地面に座って岩肌に凭れている君を振り返る。
君が魔から受けたダメージは既に治癒済だが、
この場でしばらくの間、休んでもらっていた。

ちなみに、ここに居たバカップルだが、
俺が浄化の術を終える前に退散したらしい。
(術の間は半覚醒状態なので、周囲で起きていた詳細は、後から君が教えてくれた)
彼らには術が巻き起こす事象は見えないが、一度に大量の魔を調伏したので、何らかの気配は察したという事か。だったら、最初から来るなっつの…、おかげで俺は、]

 電話? …ふふ、怒られたよ
 タダ働きするな、って……ハァ

[溜息を吐いてスマホをバッグにしまうと、君の前にしゃがんで膝を抱える]
(22) 2023/04/29(Sat) 10:59:20

【人】 北神 翡翠

[右手を伸ばして、君の手元にあるペットボトルを取ると、残量を確かめてからキャップを外して手元に返す]

 ゆっくりでいいから、…中身の水、全部飲んでね
 ……ああ、タダ働きってね、
 正式な依頼を通す前に解決しちゃうと、
 どこからも入ってこないからさ…

[右手の親指と人差し指で輪を作って見せ、]

 でもさ、…あいつら来ちゃったし、
 仕方なかったよね…

[円マークを崩して膝頭に伏せると、その上に額を重ねる]

 …う〜ん?
 俺の身は心配されてなかったよ。
だって海だし…

 それより、君が怪我したことの方が重大

[伏せていた顔を起こし、君のことを正面から見つめる。
顔色は戻ったかな。そろそろ、陽が西へ傾きかけている頃合いか]

 学園には俺から報告しておくよ。
 でも、先生に何か聞かれたら、今回のこと答えてね、……。

[君に手元の水をもう一度勧める。
どうしようか。
君に言いたい本当のことは、これじゃない。
でも、何て伝えればいいんだろう]
(23) 2023/04/29(Sat) 11:01:15

【人】 北神 翡翠

 
 ……、あのさ…

[切り出してみたものの、後に続く言葉が続かない。
何度も逡巡した末、膝を崩して君の隣に並んで座った。
岩肌に背を預け、深い溜息を一つ吐いてから、ようやく胸の内を打ち明ける]

 俺、…君が怪我をするのが、怖い…
 もちろん、傷ついたら癒すけど…、甘露は万能じゃないから…

[例えば、魔に憑かれた人が君を傷つけたとすれば、
俺には治せない]

 君が俺に癒せない傷を負ったらと考えると、震えるよ
 だから、

 君にはもっと、強くなってもらわないと
 あの程度の魔、無傷で倒せるくらいには、なってね、……

[腹の底に沈んだ別の考えは、ついに打ち明けられなかった。*]
(24) 2023/04/29(Sat) 11:03:16