人狼物語 三日月国


103 【身内RP】森奥の工房【R18】

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視点:


エガリテ1人が投票した。
ジェレミー5人が投票した。

ジェレミーは村人の手により処刑された。

リアン! 今日がお前の命日だ!

月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
リアンが無残な姿で発見された。
エガリテが無残な姿で発見された。

現在の生存者は、ダアト、ツァカリ、エストレラの3名

【人】 ツァカリ

 
[正確に言うと、右腕がなくなる前と後とで
 態度を変えられることが煩わしかった。

 弓は流石に使えなくなったが手槍は扱える。

 実際に遊牧の途、星屑の谷では、
 槍一本で狼の群れを追い払った。
 水汲みの道を守るのは族長たる己の仕事だ。
 息を吐くようにこなして見せた。

 だがそうして役割を果たすほどに
 仲間たちの目の奥には
 以前にはなかった感情が生まれ強まっていった。

 男はそれを、憐憫だと思っている。
 ……実際は違うとしても。]
 
(0) 2021/11/26(Fri) 8:23:37

【人】 ツァカリ

 
[彼がしていた心配>>6:10とやらが
 W五体不満足の男へのW心配ならば
 抵抗感もあっただろう。

 だけどそうではないと信じているから、
 事実として嫌ではなかったし、
 瑣末なことは口にしなかった。

 逆にこの機を利用をして、
 貴方は特別だと匂わせて見たが────、
 彼の反応は、悪くなかった。

 視線が交わればじっと見つめ返して、
 頬が緩むのは……、見逃さなかった。>>6:16
 
(1) 2021/11/26(Fri) 8:23:44

【人】 ツァカリ

 
[────可能性。なくはない、のでは?

 もう一押しくらいしたくなったが、
 あまりがっつくのは悪印象だろう。
 耐えることにして、依頼の続きを促した。

 急いては事を仕損じる、だ。]
 
(2) 2021/11/26(Fri) 8:24:12

【人】 ツァカリ

 

  大事ない


[労いの言葉>>6:17にそう返し、
 彼に続いて入った室内は、暖められていた。

 外套を脱ぐと彼がポールにかけてくれて、
 二つ、良く似たシルエットが扉横を飾った。

 滞在中、散歩や放牧に誘おうかと思う。
 そうしたら、また共に着られるから。]
 
(3) 2021/11/26(Fri) 8:24:23

【人】 ツァカリ

 

  わかった


[指示されるまま黒シャツを脱ぎ、白布に手を掛けた。>>6:18
 彼が巻いてくれ、町で里への土産を買うときも、
 草原を駆けるときも、星空を眺めるときも、
 誰より近くにあった包帯だ。
 少し褪せてしまったが、その分愛着も湧いた。]
 
(4) 2021/11/26(Fri) 8:25:09

【人】 ツァカリ

 
[包帯を外し終えると、
 首にブラックビーズのネックレスのみを残して
 半裸を晒すことになる。

 毎日欠かさず巻き直したことで、
 腕先は細くなったような気がするが、
 充分かどうかは自分にはわからない。

 直立して、次の指示を待つ。
 触れてくるなら、当然拒むことはない。*]
 
(5) 2021/11/26(Fri) 8:28:50

【人】 ダアト

 
[一日中、馬と共に駆けても
 大事ないとさらりと言えてしまう美丈夫の、
 靭やかな半身が晒される。>>3

 2週間前に巻いた時には
 真っ白だった包帯は
 彼に染まろうとでもしたかのように
 わずかに、小麦色に近づいていた。>>4

 新しいものを下ろさずに
 洗って何度も使ってくれたのだろう。
 
 町で、里で、草原で…
 同じ景色の中を共に過ごして来たのかと思うと
 なんだか羨ましかった。]
 
(6) 2021/11/29(Mon) 7:35:02

【人】 ダアト

 
[その包帯が彼から離れ、
 露わになった腕の先は少しほっそりとして
 理想的な形になっていた。>>5

 芸術品を愛でるように
 上から、下へと
 両手で包み込むようにして触れて
 感嘆の吐息をひとつ、零す。]



   ああ…、完璧です。

   お教えしたとおりに、毎日
   巻いてくださっていたようですね。



[込み上げる愉悦に、口の端が上がる。

 私が望んだ通りに
 彼が自分を作り変えてくれたことに
 どこかが、何かが、
 滲むように満たされていく。]
 
(7) 2021/11/29(Mon) 7:36:25

【人】 ダアト

 
[ずっと触れていたい。

 けれど、
 そうも行かないことは理解しているから
 惜しみながら手を離すと、短い筒を持ち上げる。]



   では、右から採りましょうか。

   この中には
   熱を加えると固まる性質の液体が入っています。
   最初は冷たくて、どろっとしているので
   気持ち悪いかもしれませんが、我慢してくださいね。



[様子を伺いつつ
 粘度の高い白い液体の中に
 断端をゆっくりと沈めていく。

 脇の際まで入ったところで
 とん、と筒の外側を
 指先で小突いて魔法を掛けると、

 その途端、内に満たされた液体が
 透明になりながら、じんわりと温もって
 体温より少し高い温度になったところから
 ぷるぷるとした材質に変化した。]
(8) 2021/11/29(Mon) 7:38:28

【人】 ダアト

 
[離したくなさそうに咥え込む型に
 なんとなくモヤつきながら
 引き抜いていく。

 ルーティンワークだ。
 今まで、この作業に特別な感情など
 抱いたことはないというのに。


 包帯といい、
 型といい、

 彼と関わる時だけは
 どうしてだか
 モノにまで冷静では居られなかった。]
 
(9) 2021/11/29(Mon) 7:39:05

【人】 ダアト

 
[だが、装具の出来に響くようなことだけは
 絶対に許せないから、

 気持ちを切り替えようと
 型に向けた険しい視線を引き剥がし、
 穏やかな笑顔を作って向き直る。]



   次は左腕ですね。



[日暮れも近づいている。
 彼が外での作業に早く取り掛かれるよう
 手際よくこなしていった。]*
 
(10) 2021/11/29(Mon) 7:39:34

【人】 ツァカリ

 
[包帯を外した腕が両手に
 温かく包まれ、愛でられる。>>7

 そうしている彼はやけに嬉しそうで
 笑みはとても美しいのだけれど、
 無邪気なものではなくて、
 どこか、ぞっとするものがあった。>>7

 ……彼は誰に対しても
 この様になってしまうのだろうか?
 ただ、言いつけを守ってきただけで?

 想像しても、妬くことはないが、
 得も言われぬ危うさを覚えた。

 ────ああ、もしかしたら、
 言いつけを守らぬ者が多いのかも知れない。
 しっかり包帯を巻いて過ごしたのが、珍しいのだ。
 そんな風、自分を納得させる。
 無理があるとは思いつつも。]
 
(11) 2021/11/29(Mon) 22:41:11

【人】 ツァカリ

 
[触れていた手が離れていけば、
 内心ホッとした。>>8


 ────このまま、
 離してくれないのではないかと……。


 そんな訳はないのに、
 どうしてか、そう思ってしまったのだ。

 自分で自分がわからない。

 彼への想いを自覚したのだから、
 離して貰えないことは
 少しも都合の悪いことではないのだが。]
 
(12) 2021/11/29(Mon) 22:42:30

【人】 ツァカリ

 
[彼は丁寧に型取りの用具の
 説明をしてくれた。>>8


  ほう、熱で固まる溶液か
  便利なものがあるのだな


[感心するが、
 前に彼に触れられたところを>>2:7
 液に浸すのは……、些か抵抗を感じた。]
 
(13) 2021/11/29(Mon) 22:43:56

【人】 ツァカリ

 
[だけど拒むわけにはいかない。
 ひと思いに、腕先を筒の中へ埋めた。]


  む……。


[聞かされていた通り、>>8
 液は冷たく、何とも言い難い感触がした。

 ただ、縫い目が犯されるのは、
 思ったより、嫌ではなかった。

 寧ろ。彼の扱うものは
 彼の手足の延長だと思えるからだろうか。
 嫌悪感は直ぐに消えてしまった。]
 
(14) 2021/11/29(Mon) 22:46:11

【人】 ツァカリ

 
[彼の長い指が筒の外側を突くと、
 内側の様子が変わる。>>8

 魔法なのか、筒に込められた効果なのか、
 自分にはわからなかったが……]


  ……ん。温かい


[心地よさすら覚えて見上げると、
 型に向けられる目つきが
 厳しくなっていることに気づいた。>>9>>10

 ────俺の腕に、なにか問題でも?

 不安の風が胸中を荒らしていく。
 この人の表情ひとつが
 己に与える影響は大きい。]
 
(15) 2021/11/29(Mon) 22:47:00

【人】 ツァカリ

 
[こちらに向き直った彼は
 不穏さを全て隠していた。>>10

 気にはなるが、
 依頼内容に支障のあることなら
 相談してくれるだろう。
 彼を信じて言葉を飲み込む。]


  うむ 頼む


[彼に従い、両腕の型を取ってもらった。
 これらがどのように使われていくのか
 じっと見ていたいところだが、今日は我慢だ。]
 
(16) 2021/11/29(Mon) 22:47:39

【人】 ツァカリ

 

  では、囲いを作ってくる
  その後は厨房を借りるぞ

  夕食は共に


[止められることがなければ、
 シャツを着直して工房から出た。
 短時間で済ませるつもりだし
 身体を動かして熱くなるから上着は不要。
 扉横のコートの肩と肩は、触れ合ったまま。*]
 
(17) 2021/11/29(Mon) 22:48:41

【人】 ダアト

  
[依頼の大多数は、医師を介してのもので
 既に整形が終わった状態でこの工房へやってくる。
 専門家が包帯を取り替えているから
 非の打ち所はないけれど、特段 思うことはない。

 稀に、直に依頼をしてくださる方が
 完璧に仕上げて来てくれることがあっても
 これなら作業がしやすいな、と思うくらいで

 こんな風に感情は動かない。


 型に対しても
 上手く採れたかどうかは気になるが
 ただ、それだけで…。


 心地よさそうな彼の声音に>>15
 ぴたりと吸い付いて離そうとしない型に
 じり、と焦げるような気持ちになったことなど
 一度たりとも…、]
 
(18) 2021/11/30(Tue) 13:48:34

【人】 ダアト

 
[複雑な形状の左腕は
 右腕以上に型が離したがらなかったが
 小さな風を送り込んで浮かし、引き抜いた。

 ぐぷ、ぐぷと鳴る音が
 苦情に聞こえたが、
 私の方が文句を言いたいくらいだ。]



   これで、型採りは終了です。



[出来上がりを確認し
 頷きながらそう告げれば、
 彼は早々に外の作業に取り掛かるようだった。>>17
 
(19) 2021/11/30(Tue) 13:50:28

【人】 ダアト

 


   はい、お手数をお掛けしますが
   よろしくお願いします。

   厨房もですが、
   そちらの棚にあるものも
   お好きなように使ってくださいね。



[食に興味は無いけれど
 生家から持ってきた食器類はある。
 目の覚めるような青から白へ
 柔らかなグラデーションを描く大皿1枚とカップが6つ。
 この辺りでは珍しい、英国製のもの。

 銀のカトラリーや鍋などもあるが、
 普段使いの木のマグカップ以外はどれも
 埃をかぶってしまっていた。


 窯もあるにはあるけれど
 本来の役目ではない
 素材を焼成することばかりに使われている有様だ。]
 
(20) 2021/11/30(Tue) 13:51:44

【人】 ダアト

 


   では、私も作業に入ります。



[彼が扉から出ていくのを見送って、>>17
 仲よさげに
 並んだままのコートを
 瞬きふたつ分、見つめてから
 仕事に取り掛かった。

 そこからは、もう
 音も匂いも感じない程に没頭して。]*
 
(21) 2021/11/30(Tue) 13:52:34