人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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【人】 青星 ロキ

[それでも、…それでも。
ゆがんだ唇は、すぐさま元通りになり。

今度はデザートでも頼もうか、と。

下げられていないはずの
― もし下げられていたならば、再度頼もうか ―
メニューに触れて。彼女も食べるのであれば「見るか?」なんて声かけ一つ**]
(131) 2019/04/14(Sun) 1:42:27

   おはよう、ニクスさま。


[ 顔を覗かせ、唇だけが覗く格好で“笑う”。

  左手にはぴかぴかの赤い林檎がひとつ、
  右手には棘を払った薔薇一輪を挿したグラスがひとつ。

  ピアノの傍には寄らず薔薇を飾るために、
  窓辺に寄ってそこにグラスをことりと置いてから ]
 


   お部屋をたくさん見て回ったんだ。
   あなたのことを描いた絵も、手紙も、ナイフも、
   残していたのはわざとだったりする……?
 
 
[ 問い掛けは直球で、
  けれど言葉遊びのように答えを期待するでもなく。

  フードを脱ぎ顔を覗かせ小首を傾いで見せながら、
  外套の内側に入れていたコインを掌に乗せ差し出した。
  
  あの子のお守り。
  知らなかったのならこれを持つに相応しいのは、
  己なんかではなく、彼の方だろう ]
  


  月の落とし物を拾ったから、夜に返すね。
 

[ 月というには黄金のそれは、陽のようだったけれど ]*

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
── 回想・数年前の自宅にて ──


[ 何度目かの来訪で、漸く天の岩戸の扉を開けた。
 長く続けば続くほど、扉を開けることが怖くなり、
 気まずさも増していく一方。

 足を運んでくれるのも、これが最後かもしれない。
 ──これは、常日頃考えていた。
 いかに友とはいえ、この態度が長らく続けば
 愛想を尽かされても仕方がないのは理解している。]


  …………久しぶりだな。


[ 己の姿と様子を見て>>112、声を詰まらせた様子が目に見えた。
 感情を理解することが苦手な男に、このような反応をさせるとは。
 感情が見えて喜ばしいことなのか、否か。どちらにせよ
 当時の己には、それを判断する余裕も気力も無かったが。

 そのまま招き入れ、その辺りに座れよ、と青紫の絨毯を指差す。
 まだ団長から藍色のカウチを貰う前のこと。
 既に屋内は綺麗とは言い難いが、スペース的な意味では、
 引越し前である現在よりは広い。
 それでも、リーからすれば相当な荒れ具合に見えただろう。]


  良くここが分かったな。
  団長か、他の奴から場所を聞いたのか?
  ……まあ、そんなことはどうでも良い。
(132) 2019/04/14(Sun) 3:49:09

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 何も言わず失踪したのは、悪かったと思っている。
 怒るのも当然だろう>>112
 

 信用が無い訳では無かった。
 
否──勝手に反応を想像し
 会えば己の惨めさが一層強くなるだろう、と決め付け
 打ち明けることが出来なかった意味では
 ……実際、信用出来ていなかったのだろう。



 声のトーンは先程と変わらぬまま。
 夢と希望に満ちていた頃の輝きは、既に影に飲み込まれて。
 座ったことを確認すると、近くの板間に腰を下ろし、
 数秒間が経過したのち、再び口を開く。]
 
(133) 2019/04/14(Sun) 3:49:24

【人】 舞台役者 ヴィクトル

  
 

 
 
俺……やっぱ駄目だわ。




[ 消え入りそうな、か細い声で呟かれた一言は、
 奴が危惧していた状態を連想、
 それに近いものを感じさせたかもしれない>>112。]
 
(134) 2019/04/14(Sun) 3:49:30
 
 
─       ─



[ この時からさらに数ヶ月前のこと。

 俺は初めて舞台で主役の座を得た。
 
実際はダブル主演で、単独の主役では無いのだが。


 それでも、俺にとっては念願の念願。
 入団してから一年も経たぬ間の電撃展開である。

 主役を勝ち得たことも嬉しかったが、
 何より努力が認められたことが嬉しかった。

 だが、一部古参の先輩達の中には、反対や反発もあった。
 実際、数年在席しながら主役未経験者も珍しく無い。
 客観的に見れば、面白くないことは理解出来る。

 目に見えて風当たりも強くなり、嫌がらせも発生したが
 当の俺は練習で忙しく、構う余裕すら無かった。
 この辺りのメンタルは強かったのだろう。]
 

 

 
「聞いてくれ! 次の舞台で主役に決まったんだ!
   ○月○日だが、予定が無ければ是非来いよ。どうだ?」
 



[ リーへの報告の電話は、顔が見えずとも
 声が喜びを隠せていなかった。
 むしろ隠すことなど出来ようか。
 
 だが生憎、日程が長期出張か何かと重なっていたらしい。
 是非来て貰いたかったが、流石に仕方が無い。
 なら次は来いよ、と何事も無く電話を切ったのだが。
 

 
 
[ ──この先起こる現実を、たとえ後に知るとはいえ
     友が直接見なかったことは……

                   果たして幸か、不幸か。]

  
 

 
[ そして、舞台当日。

 ──立っているのも辛い。
   身体が熱い。苦しい。
   気をつけば意識が持っていかれそうだ。


 数日前から、体調が優れていない自覚はあった。 
 恐らく練習のし過ぎから来る過労、睡眠不足。 
 抵抗力の弱った体を病は見逃さない。

 完全な体調管理ミス。
 端役ならまだしも、代役は存在しない。
 自己責任、前に進むしか無い。

 やがて、幕が開くが──]
 

 
[ 当時の事は覚えていない。
 いや、心の奥底に封印したから記憶に無い。

 記憶にあるのは、始まって間もなく
 舞台の中央で意識が途切れたこと。
 観客のざわめき、同僚が駆け寄ってきたこと。
 怒号も聞こえた気がする。
 
 そのまま病院に運び込まれ、全てを知ったのは数日後。


   ──俺のせいで舞台は中断、続行不可能となったこと。] 
 

 
[ 団長は優しい人だった。
 体調管理が出来なかったことに注意はしても、
 責めることはしなかった。
 
 
──しばらくは受け入れられなかった。
   己の犯したことの重大さを。
   自ら、役者人生に泥を塗ってしまったことを。


 順風満帆、失敗しらずの人生を送ってきたからこそ
 現実を受け止められなかった。
 己のしでかした事の大きさを。

 そして、間もなく暇を貰い逃げるように姿を眩ました。
 団長には事前に告げておいたが、驚く程あっさり許可は出た。

 「分かった。だが、条件として連絡先を教えてくれ。
  また必要があれば、呼ぶかもだからな」とだけ告げて。


 思えば団長には可愛がってもらえていたのだろう。
 この後も「使わなくなったから」と
 様々な物品が贈りつけられてくることになる。
 同封された手紙は怖くて読めなかったが、捨てることも出来ず
 しばらくは棚の奥に封印することにした。

           
──こうして、俺の役者人生は、
             一度幕を下ろすこととなった。]*

 

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ その後、あの時何が起こったか。
 何故此処にいるのか、と告げようとした。

 ……が。

 出たのは言葉ではなく、嗚咽。
 あの時耳にしたものと、同じ>>114

 かつて視界に映った輝き>>0:820は既に飲み込まれ>>0:821
 子供のように、ただ只管に泣き崩れていた。
 
 
 暫くすれば落ち着きを取り戻す、までにはいかないが
 話せるまでに回復すれば、今度こそ、淡々と過去を告げ始める。]


 ……所詮俺は、この程度の奴だったってことさ……。
 俺みたいな奴と一緒にいれば、リーが腐っちまう。
 

     
だから、会いたくなかったんだ……。
   こんな姿を見せたくなかった……。


 
(135) 2019/04/14(Sun) 4:09:31

【人】 舞台役者 ヴィクトル

 
[ 愛想を尽かされるだろうか。悲しいが仕方が無い。
 自分が所詮それまでの男だっただけのこと。
 実際、黙って一人で姿を晦ましたのだから、当然である。
 
 
 それでも。
 友だからこそこんな姿を見せたくなかった。
 会いたくなかった、と思い続けていたはずだったのに。

 顔が見えて、声が聞けて。実際に会うことが出来て。

 無駄なプライドと意地がいかに邪魔をしていたのか。
 愚かだったのかを痛感する。
 

 ──涙は暫く止まることは無く。
 拒まれぬなら、友の胸元に縋りつき、泣き続けていた。]**

 
(136) 2019/04/14(Sun) 4:09:40
舞台役者 ヴィクトルは、メモを貼った。
(a26) 2019/04/14(Sun) 4:12:39


[ ピアノの音色をかき鳴らしながら
 脳裏に思い浮かべるのは数多の人の顔。
 この城で過ごした数十名の子供達。

 その中でも一際目立つのは陽の存在。
 月の名前を持つ子供の姿だった。

 ふと、開きっぱなしだった部屋の中に
 与えた本人の存在が増えた ]

  おはよう、セレン。よく眠れたかな?

[ 挨拶は極めていつも通りに。
 ピアノの手を休めれば彼に振り返った。

 彼の手にあるのは知恵の実
 それから棘の目立つ赤い薔薇の花だった。

 彼の言葉に男は目を伏せる。
 言葉を選びあぐねている様子だった ]


  それは、俺が触れていいものじゃない。
  それに、きっと君が持っていた方が喜ぶ。

[ 差し出された金貨一枚
 久々に他者から存在を生かされる今に
 男にしては少し苦い顔をしてみせる ]

  部屋がいつもの調子なのは、忘れられないからだ。
  いや、……忘れたくないのかもしれない。

[ ピアノに備え付けられた椅子に腰掛けた。
 男は飾られた赤い薔薇一輪に視線を向ける ]


  忘却は人にのみ存在するものだから。
  それから、俺が触れたくないのもある。

  彼らがここで生きた痕跡を、
  俺如きが穢してしまいたくない。

[ 組んだ指だけが落ち着きなく動いた ]

  ……その思い出が、記憶が、より胸を痛ませても。
  どの子供も悪い子供じゃなかった。

  中には俺の願いを叶えようとする子もいた。
  結局、逃げてしまったけどね。
  他には父のように慕ってくれる子供もいた。

  だが、みんな帰してしまった。
  残酷な望みを君達に架していると分かっているから。

[ 言葉を区切り、それから少年を見遣る ]


  君を特別扱いしたのは……、
  その金貨をお守りと持ち歩いていた子に
  君が少し似ていたからだ。

  どう。少しは、殺す気になれた?

[ よく見ると日に焼けたのだろうか。
 赤い頬は少し痛々しい。
 冷やしてやるべきだろうと彼を見つめ ]

  なんて。
  ……君に酷い事を願っているのも理解してる。
  君と俺を違うと枠組みを取り替える癖に
  君に同じ所まで堕ちろと
  それと同義の言葉を口にしているのだから。

[ 男自身の矛盾を形にした。
 困ったような眉はそのままにふと顔を上げ ]


  色々と、知ってくれたんだね。
  出来れば君が全て知った上で、
  承知してくれた上で、欲しいものだから。

  ありがとう。
  でも多くを見て回ったのなら腹が減るだろう。
  何か、用意しようか?

[ 彼が選んできた赤い果実を見て、尋ねた ]**

[段階を踏むということまでは知っている私
段階を踏むことすら知らぬ君

尚、その段階は小説の知識で
ぼんやりとした交わりについての君の知識は
漫画のものだと知るのは果たしていつの日か

――どんな姿でも、
嗚、君ならば何でも美しいのだと
こんなにも君を、求めているのだと

私が思うことを、知れば良い
]

[漏れる声に、体の奥がずくっと疼く
触りもせぬのに、君の声に反応しそうだ
などとは、恥ずかしくて言えもせぬ


素直な子には、ストレートに言った方が良い
とは、理解はしているものの

此方も恥じらう日本人なれば
性の前戯でストレートに押せ押せは難しく

少しばかりの駆け引きとともに
触れることは許してくれまいか

君の、可愛い痴態を見るのもまた
楽しみでは、あるのだから]

[ぽいやんの雷をあれほどくろうても
戦うことを諦めなんだ雄勇は、
快楽にはあまり強くはないのだな、と
身もだえる様から、思う

だがそれも、また愛いのだと
もっと自分の手で溺れてしまって良いのだと
言葉の代わりに、彼の雄を美味しそうに舐め啜る

抑えることを忘れた声が、耳に届けば
尚囀りを聞きたいと、奉仕に一層熱が入るというものだ]


 ん……


[とはいえ、絶頂も近い。と
脈打ち熱を持つ怒張から察したものの
それを口から離そうとされるのは本意ではない

だからこそ、彼の脇へと愛撫を行い、
出しても良いのだと、強く、啜って解放を促せば

熱の奔流が襲うのだ]

[クガネの絶頂は割と早めだと、学んで
叩きつけるような白濁が口内を満たす

小さく、くぐもった声をあげながら
喉に流し込もうとするが
これがなかなか、難しい


口の中に広がる雄の味
苦いし、粘つくものだと初めて知った
どちらかというと甘味の方が好きだが

愛しい彼の物だと考えれば、悪くはない

顔を覆い隠して、馬鹿と宣う彼を横目に
嚥下に四苦八苦しながらなんとか飲み干す。
少しばかり口端から白が流れるが
それも指で掬って、口の中

禁欲的に生きてきた彼を穢した、ことへの
罪悪感と高揚感をないまぜにしながら
私は小さく吐息を、零した]

[さて、これで終わりだと私は一言もいうてないのだが
……どうすべきかと思案をする
いい感じに力が抜け、くったりとしているから
慣らせば初めてでも受け入れることができそうな気もする

が。彼の本意はどうだろう
今日はこれまでとストップがかかれば生殺しだが]


 ……。


[手荷物をあさって香油を取り出し
指に纏わせ2,3程擦り合わせる
温度が多少移った頃に、窄まりに指を這わして―――

一度、襞に塗り込む仕草を見せた後、尋ねる]

 クガネや。続きは、どうするかね。
 君が疲れたなら今宵は、ここまででも良いけれど。


[我慢は常だ。慣れている
でもできれば―――できれば溶け合いたいのだと


心は殺して、常の無表情で尋ねるのだ**]

【人】 リコリス臨時店員 Dante

─ひよこ豆のスープのお客様>>131



[お客様のメニューは
お帰りになった時以外、
お下げすることは基本ございまセン。>>131
(あくまで僕の場合ではございますガ)


お客様がメニューを手に取る様を確認すると、
いつお声掛けされてもいいよう近付いて
お声が掛かるのを待つのでありましタ。]
(137) 2019/04/14(Sun) 7:13:54

【人】 リコリス臨時店員 Dante

[もし注文があれば「かしこまりましタ。」と頷いて
(メニューによりますが)
すぐさまお持ちしたでショウ。
単品の場合「お飲み物はいかがいたしますカ?」と
お声を掛けて。


去り際にスープの皿へ気付いたら>>126
「お客様、こちらお下げしてもよろしいですカ?」と
確認を取っテ。
お返事が否であればそのままニ、
是であれば「失礼いたしマス。」と断って、
お下げしたことかト。]**
(138) 2019/04/14(Sun) 7:14:10
リコリス臨時店員 Danteは、メモを貼った。
(a27) 2019/04/14(Sun) 7:18:21

【見】 最上 雪

[名前を告げると田嶋さんは
一言呟き、可笑しそうに。>>58
やはり変わった名前ですよね、と思いきや
彼女の口から紡がれたのは意外な言葉でした。]


  おや?そうでしたか。


[奇しくも自身と同じ“ゆき”という呼び名を持つ
その方に一瞬思いを馳せて。
これまたすごい偶然ですねと
緩やかに微笑んだのでありました。]
(@10) 2019/04/14(Sun) 10:27:14

【見】 最上 雪

[田嶋さんが萩原さんの言葉に頷く様子を見て>>59
私達3人、同じことを思いましたかと
考えた刹那。>>73]


  あはは、すごく楽しそうですねえ。それ。
  そして院長先生何とお優しい。


[私も子供の頃に似たようなことをしましたが、
それぞれ少しずつ違うお話があって
楽しいものですね。
目を細める様子に気付けばこちらも
ほっこりと和んでいたのでありました。]


  私は実家が道場なのですが、
  裏に山がございまして。
  道場の生徒さんと共に
  ケヤキの樹上で基地を作りましたねえ。


[帰りが遅くて怒られることもしばしばでしたが、
今となっては懐かしい思い出です。]
(@11) 2019/04/14(Sun) 10:27:32