人狼物語 三日月国


114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】

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【人】 向日葵 店主 イクリール



  レナ。
  貴方は綺麗なものを沢山見てね。


[  赤ん坊の頭を撫でて
   ──>>212ついぞ抱っこはしないまま──
   彼らの帰りを見送った。]
(228) 2021/12/16(Thu) 23:29:14

【人】 向日葵 店主 イクリール



  ……
キアラ



[  小さく呟くと店主は店の中に戻っていった。
   カウンターの上に咲く白い花は
   僅かに入った夕日によってきらりと光るのだった]*
(229) 2021/12/16(Thu) 23:29:31

【人】 行商人見習い ポルクス

ー 後日談:向日葵 ー

へぇ、そうなんだ。
バラニなら知ってるかな。

[恥ずかしながら貝紅すらわからなかった元行商人。
当然、わからなかったわけだ]
(230) 2021/12/16(Thu) 23:36:38
 

 自分を縫い止め、組み敷く男の顔を見てしまえば
 もう人魚を純真無垢とは到底呼べやしなかった。
 そこにいるのは女を求める唯の男で、
 ―――― 彼の欲が向く先は、自分だけ、で …。


  「 ンぅ、っは、 ぁぅ……っ 」


 気をやってしまったことなんて伝わる筈なのに、
 彼は腰の動きを止めることなく緩やかに動かしてくる。
 微かな刺激もきもちがよくて、
 ―― もっと、快楽を教え込んでほしいと
 熱を食む媚肉をはしたないと思う余裕も潰えてしまう。

 

 

 強請って甘えれば、彼はそれを叶えてくれる。
 当たり前のような顔で差し出されるそのやさしさが、
 どんなに尊いものなのか――貴方は識っているのだろうか。


  「 ふぁ、あ、そこ……すき、ぃ、っ 」


 息をする間もなく責めるのではなく、
 まるで教え込むように最奥へ先端を押し付ける動き。
 媚肉を擦り、奥を甘やかに突き立てる熱へ
 女は殆ど無意識に言葉を散らして喘いだ。

 

 

  「 ぁふ、……ッん、ぅ……?
    ―――― ンぁ、あ、 ぁ……っ! 」


 ―― なにか、言葉を投げられているのが聞こえて。
 彼の声も言葉も、なんにも逃したくはないのに
 蕩かされた頭と理性が言うことを聞いてくれないのだ。

 指で触られた時、絶頂へ導かれた弱点さえ責められれば、
 蜜壷は男を誘うためにとめどなく愛液を溢れさせ
 すっかり降りきった子宮へ招くように収縮を繰り返す。
 怒張の先端が最奥に届く度、
 膨らんだ入口は、熱を逃さぬよう吸い付いて。

 

 

 耳に届く言葉の意味なんて、最早半分も理解出来ないけれど
 彼が絶頂に至りそうな気配を感じ取れば
 ―― いいよ、と全てを受け入れるように咲って、


  「 ………… っ、?
    なん、れ ……? 」


 なんで、という簡単な三文字も碌に発音出来ない。
 幼子のように回らぬ呂律をどうにか正そうとして、
  その真意を問う、――前に。

 兎は、彼の言葉の意味を。
 文字通り体で理解することになる。

 

 

  「 ひぁっ、ぁ、…… 〜〜〜〜〜〜ッッッ!? 」


 媚びるように蠢く膣内へ彼を迎え入れ、
 一際強く奥を穿たれる快楽に溺れかけたところで。
 胎内へ吐き出された彼の欲が、それ以上にあつくて
 ―――― ちかちかと視界に星が瞬いた。

 今までのどれよりも大きな絶頂に、
 精を吐き零す彼の怒張を食い千切らんばかりに締めつけて。
 はふ、はふ、と必死に息を整えようとするけれど
 身じろぐたびに甘やかな絶頂の波が引いてくれない。

 

 

  「 んむ、……ッふぁ、あぅ……っ
    や、 きもちいいの、とまら、な……っ 」


 なんでぇ、と子どものように泣いていれば、
 彼が唇を甘く吸う刺激にもまた達してしまう。
 本物の兎のようにまっかに潤んだ双眸で、
 叫びも喚きもしない代わり、
 自分を快楽に沈めるばかりの人魚へ追い縋った。

 
 

 


  「 もっと、あいして……っ?
    おねがい、…… ここ、あついの…… 」


 その原因がまさか、胎へ出された彼の精液だとは
 愛しい恋人との情事に溺れた女では気付けない。
 ―――― 彼が渋る様子でも見せるなら、
 力の抜けた腕で押し倒そうとでもするだろうし
 「口でしてもいいから」と、
 あの手この手で頷かせようとするのだけれど。

 それが叶えられるにせよ、そうではなくとも
 媚薬めいた効能が抜け切らぬうちに
 兎は気を失ってしまうことになるのだろうが。*

 

【人】 行商人見習い ポルクス

それじゃ、また。

[子供を抱っこし、旦那ともう一人の子供と共に帰路につく
そういえば、珍しく。
帰り際にじっと、姉ちゃんの方をレナは見ていた。

うちの娘は、一人は人懐こいのだが
レナは本当にかんがつよく、
母や父から離されるとぎゃんなきした。
まるで今生の別れみたいに。]

レナ。姉ちゃんのいったみたいに。
これからどを綺麗なものを、見るんだろうね。

[娘は、きゃっきゃと笑う。
四つの影は、あたたかな家路へ向かっていくのだった**]
(231) 2021/12/16(Thu) 23:43:55

【人】 星集め サダル

 
マスターヘイズ様と:
sideベリル


マスターと出会ってから、何年も、何年も過ぎて。
エオスから二日もあればたどり着くことのできる北の森で、ベリルはマスターと二人で暮らしていた。
今までの華々しいマスターの活躍とは違う、穏やかな日々。
木漏れ日のような、ひだまりのような、温かな時間が流れていく。
晴れの日も。雨の日も。春も、夏も、秋も、冬も。
魔剣を封印してからは静かに。穏やかに。
出会った日と比べて、ほぼ変化のない自分。
それに比べてマスターは歳を重ねて、人らしく老いていく。
髪が白くなっていたかもしれない。
皺も刻まれてきたかもしれない。
でも彼は、ベリルにとって変わらず大切なマスターだ。
 
(232) 2021/12/16(Thu) 23:48:45

【人】 星集め サダル

 
「はい、マスター。」
 
 
>>223呼びかけられて、近づいてしなだれかかりキスをして。
服の上から体に触れられ、それだけで肌が騒めきお腹の奥が疼いた。
 
 
「んっ、あっ…。マスター…!」
 
 
露わにされた胸を揉まれる。彼の指先の動きのままに形を変えて、すぐに胸の頂はツンと尖った。
ペニスを扱かれると途端に硬くして大きくしてしまって、でも半端に服を着たままなのが、なんだか恥ずかしいような、でも嬉しいような。
 
(233) 2021/12/16(Thu) 23:49:06

【人】 坊っちゃん バラニ

――後日談/向日葵――

[あの祝祭の日から一年。
そのあいだに、いろいろなことがあった。

あの日僕にも渡された秘薬の流通が滞り>>176
親方さんは暫くこの街に留まることになった。
(僕にとっては幸運と言えなくもない)

そのあいだに僕はあちこちに掛け合うことになる。
親方さんもそうだけど、幼馴染のご両親や兄弟、その家族たち。
それからうちの両親や祖父母にも。
尤も、うちの両親を説得するのはそれほど問題でなかったけど。

何しろ、どれほど良い縁談を勧めてものらりくらり躱し、娼館へいけと言ってもまともに聞き入れない、そんな不肖の息子が自分から相手を連れてきたのだ。
自分たちの代で商売を畳むことを半ば本気で覚悟していた身としては孫(祖父母から見ればひ孫か)まで生まれるというのだから、その喜びようは尋常じゃなかった。]
(234) 2021/12/16(Thu) 23:56:28

【人】 坊っちゃん バラニ

[そうして>>177
生まれてきた子の片方…僕に似た金色の髪の子をポルが、
ポルに似た紫銀の髪の子を僕が抱いて、
街外れのその店まで歩いていく]

だから土産は僕が持つってば。もう。

[なんだったら僕がこの子たちを抱っこするから。
そう言っても聞き入れてもらえないのが、悲しいところ。

あの祭りから一年。
『契約』が破棄された影響が少しずつ出てきたのか、
僕は遅い成長期を体験していた。
鍛えればその分、ちゃんと力がつくし、背も伸びる。
もっとも育ち盛りはとっくに過ぎているから
一気に伸びるというわけにはいかないけれど
それでも、ポルの背に追いついただけでも十分嬉しい。]
(235) 2021/12/16(Thu) 23:59:00

【人】 坊っちゃん バラニ

[そうして現れた店の主はというと]

…。>>180

[あ、はい。
言いたいことはわかります、うん]
(236) 2021/12/16(Thu) 23:59:17

【人】 坊っちゃん バラニ


[彼女を、一目見たとき。>>183
心の奥底でさわ、と何かに触れるような感覚があった。

それはいつか遠い昔。
僕…ううん、『俺』がかつて相対したことがあると
告げられているような、そんな感覚]
(237) 2021/12/16(Thu) 23:59:38

【人】 坊っちゃん バラニ


[でも]

……えっと、"はじめまして"。

[こんにちは、とはにかむように、
僕は彼女に微笑ってみせる。
――たとえ、彼女と『俺』のあいだに何かあったとしても
それがどのような因縁だったとしても。

僕にとって大切なことは、今だ。
可愛いお嫁さんがいて、
その人と懇意にしている優しい女の人。
そして、僕らの娘が、彼女に懐いていること。

そして、ポルクスの額に口づける
その仕草が、とても優しい、親愛に満ちたものであること]
(238) 2021/12/17(Fri) 0:00:10

【人】 坊っちゃん バラニ


あ、こらこらクリス。

[片割れを真似て、僕の腕の中の子も片方の手を伸ばす。
此方はより、ポルクスに近い色合いをしている。
ついでにやんちゃ具合も、彼女似だ。
んーと精一杯伸びて、自分もとアピールをしてくる。>>212

彼女から、なにかしらリアクションがもらえれば、
ぱあぁぁ、と輝かんばかりの笑顔をみせる。

此方はレナとは対照的に人懐こくて、
誰に対してもにこにこして抱っこされるものだから
父方母方問わず大人たちをメロメロにしている。
一体誰に、似たのやら。]
(239) 2021/12/17(Fri) 0:01:07

【人】 坊っちゃん バラニ

[賑やかな遣り取りはそのまま、
僕らや子供たち、そして家主の彼女、
総勢5人の賑やかなお茶会へ。
お邪魔しますとお言葉に甘えさせてもらいながら
それから、彼らの話す言葉に耳を傾けよう。

今までいろんな話を彼女や街の人たちにしてきたけれど
今、こうやって二人の話を聞くのが、
この穏やかな空気がとても、愛おしいと感じる]
(240) 2021/12/17(Fri) 0:01:18

【人】 坊っちゃん バラニ

[そうして、そういう楽しい時間に限って
瞬く間に過ぎていくもので。

はしゃぎ疲れたのか、
すぅすぅ腕の中で寝息を立てているクリスを抱いて
お邪魔しましたと家路につきかけたとき。
レナが伸ばした先にあったのは可憐な白い花]

…。

[この花は、とは聞けなかったけれど。
―――…贈り物だというそれに、
つい、なんとも言えない顔をしていたかもしれない。

どういう意図を持って渡されたものかはわからない。
それでも、……その花に込められた意味を考えると
それは決して軽々しいものではないのだろうと]
(241) 2021/12/17(Fri) 0:01:49

【人】 坊っちゃん バラニ


……今日は、ありがとうございました。

[とはいえ、殆ど初対面の自分が
踏み込もうとするのはあまりに不躾が過ぎる。
逡巡するような間の後に、漸く口にできたのはそんな言葉]

……、………。

……いつか、巡り会えます。
貴女が、それを望むなら。

[ぽつりと呟いたそれは、
もしかしたら聞こえたかもしれないし
夕暮れに吹く風に掻き消されてしまったかもしれない]
(242) 2021/12/17(Fri) 0:03:29

【人】 坊っちゃん バラニ

[帰り道、すっかり眠っているクリスを抱きながら]

……ポル。

[夕暮れの中、妻の名前を呼んで。
腕の中の娘たちごと、抱きしめよう]

…この子たちがもう少し大きくなったら、
綺麗なものを見に行こう。たくさんの、ね。

[かつて、記憶の中の俺や勇者たちが旅をした世界。

アクアマリンやエメラルドの色に輝く南の海も、
西の山脈を越えた先の豊かな穀倉地帯も、一面の花畑も。
君たちに見せたいと想うものを僕はたくさん知っている。
そして、記憶の中だけではなく、
その景色を、いつか君たちと一緒に見に行きたい。

そうして、あたたかな空気と共に、僕らは家路につくのであった]*
(243) 2021/12/17(Fri) 0:04:59

【人】 箱庭の雛 フェレス


  いつの日か聞いた噂話。


    あの頃はそんな物嘘っぱちだと思ってた。


   夢を正当化する都合のいい言い訳。


     その程度のくだらない妄想であると。



      けれどそれはきっと、
        本当のことだった。


        
  
あの時メミニは、
              噂が真実だったと知った。
(244) 2021/12/17(Fri) 0:09:16

【人】 箱庭の雛 フェレス


[ 
はその輝きに惹かれた。
  謝罪の言葉なんて気づかないほどに。 ]


  えっ……にゃっにおっ!?


[ その行為を理解をすれば、
  顔を真っ赤にして、慌てて。

  やわらかかった
  変な感想と共に、少女の体は熱く、
  けれど、今までの気だるさなんて存在しない。 ]
(245) 2021/12/17(Fri) 0:10:18

【人】 箱庭の雛 フェレス



  あっ、えっと……はい?


[ 少女にとっては一瞬の出来事で、
  魔術師の言葉に驚愕と、安堵の感情。

  長く苦しまれた、呪いがあっさりと解決されたこと。
  そのことに実感がわいていなかった。

  それこそ、人魚の彼に見送られた後に、
  やっとこそその事実を理解したくらいには。 ]
(246) 2021/12/17(Fri) 0:10:33
[子宮を揺らす奥も膀胱に近い性感帯も
 彼女が悦ぶ場所は何処も愛してやりたかった。
 自身が生物で無ければ、果てるのすら惜しいくらい
 それだけ、欲望に乱す彼女は愛くるしくも蠱惑的で。
 体の奥まで撫でてやりたいと複雑な愛情を抱かせた。]

  ――ッあ、……!ぅ

[腰が惹きつけられるくらい激しい媚肉の蠕動
 精を余さず絞り出されている錯覚を覚える。
 これは名器だ、と野暮な感想を頭に過ぎらしても
 溺れそうな熱で頭を白くさせてしまい、心音ばかり近い。]

[命のみなもとを注ぐ合間にも、果てが見える筈の瞬間すら
 彼女の絶頂は下降を知らず後を引くだろう。
 甘い蜜を文字通り体の奥で知った女は、
 しとやかな乙女では居られなくなるのは解っていた。

 解っていたけれど、加齢を重ねても若い彼女の友人と異なり
 老成もする己の精神は次なる快楽よりも彼女の身を案じて。
 もっとだと強請る甘い声には、と呼気を切らして]

  っ……待て、 おかわりは、やるから。
  少し体を休…、め 

[心臓が悲鳴を上げそうだと言い訳を伴おうともしたが、
 男が想像するより彼女の欲は深く
 久しぶりの性交に心ばかり逸り体がついていかない身は
 細腕にすら引き倒される低落で、なんとも情けない。]


  ラヴァ、っ……、う、あぁ、

[魔力を取り戻しつつある体力は御覧の通りだが、
 上に跨る彼女の魅力を前に忠実な下肢は再び頭を持ち上げる。
 気丈にも男を征服せんとする女は実に色めかしい。
 横たわれば必然と流れる胸も見下ろす体勢であるから
 存在感を誇張し撓わに揺れているし、
 熱を戻しつつある己の性器に密着する女の蜜口が淫猥だ。

 それに――男を脆くさせる彼女の甘えたがりの表情も、
 綺麗だ、愛らしい、我を忘れさせる威力ばかり。]