人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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視点:


【人】 人造生物 ユスターシュ

[男には、友ともう一人、愛する女がいた。

ラ・コスタという街の、
そのなかでも一、二を争う大きな劇場の美しい花形女優。

美貌だけではなく、くるくるとよく変わる愛らしい表情、
特に少女のような微笑みや仕草は、見るもの全てを魅了した。

些細な切欠で二人が出会ってから、男女の仲になるまでに。
その美しい肢体にのめり込むのに、それほど時間はかからなかった。

生まれて初めての恋に男は舞い上がっていた。
だからこそ、誰よりも解り切っていたはずの友の性分を失念していた。

彼女は、この街でも一番の美しい女優。
そんな彼女を、あの強欲な友が手に入れようとしないはずがないのだと]
(337) 2022/11/23(Wed) 22:56:50

【人】 人造生物 ユスターシュ

[―――結果的に、男はその街を追われることになった。

そして、男が街を去った後、とある大富豪が美しい女優を囲ったという噂が街に流れ。
…嘗ての英雄がその名誉も地位も失い、
人々の記憶から消え去るまでそれほど時間はかからなかった。

それから、どれほどの時間が流れたのだろう。
世界各地を彷徨った末に、男はとある村の外れに屋敷を構え、そこで怪しげな実験に没頭するようになった。

共に、そして愛する女に裏切られた経験は男の心を蝕み。
嘗て『賢者』として人々を魔物の手から救った英雄とは思えぬほど男は荒み、正気を失っていた。
時折村に出て必要品を購入する際も、村の人々は遠くから忌々しいものを見るように遠巻きに様子を伺っていた。
が、それでも男は構わなかった。]
(338) 2022/11/23(Wed) 22:58:40

【人】 人造生物 ユスターシュ



「此の世の全てを、美しいものもそうでないものも全て破壊し尽くすものを」


[狂った男が願ったのは、
そんな強力無比な、それでいて己に従順な生きる兵器そのもの。
その夢を実現させるために男は己の持ち得る全てをその存在に捧げた。赤い石も、その中の一つ。

そうして産み出されたのが、ただの醜悪な失敗作だったときの男の心情は如何ばかりであっただろう>>114

いずれにせよ、その失敗作が生まれた頃、男はその存在を危ぶんだ村の民衆たちによって襲われ、屋敷ごと、火をつけられることになる。
その男が嘗ての英雄だったことなど知らぬ民衆たちの手によって。

そしてその燃える屋敷から、逃げ出した存在がいることに民衆たちが気づくことはなかった。]*
(339) 2022/11/23(Wed) 23:01:14
人造生物 ユスターシュは、メモを貼った。
(a81) 2022/11/23(Wed) 23:17:54

人造生物 ユスターシュは、メモを貼った。
(a82) 2022/11/23(Wed) 23:20:49