人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


言葉の詰まった貴方を、じっと見つめる。

「そうでしたか。
しかし、私は番犬の名ガルムを貴方へ渡しました。
私、名付けた飼ったものにはきちんと責任を持ちますよ。少なくとも自分から離れようとするまではね。

故に、私は貴方の味方となりましょう。
そう努力しましょう。
それが私の義務でもあります」

納得しづらかったらこれも命令だと認識して構いませんと、添えた。


「誰が我々を縛れるものか。
 そうさせない為に、我々はいるのだから…にゃ」

 
返事は無い。それが答えだろう。
最も、普段のこの人間なら、

『それすら出来ない人がいるから──』

そう何らかの返答なり口煩い心配や警告なりしたものだ。
少なくとも、無言を肯定とする気質ではなかった。

──なかった、はずだ。

「おや。それは助かります。
ちなみに私はぺトラさんを探ろうとしているところです」

質問に、小さく笑う。

「どちらにも積極的に関わろうとはしていません。
私はこの街でより良き生活を送りたい。送れるようになったらいいと思ってます。
争いが起きる事は望みませんが……この革命とやらが少しは成功して、少しでもマシになればいい。

……補助する気でいるならば、『あちら』側という事になるんでしょうかね?
この話は忘れていただいても構いませんよ。万が一『選ばれた』時が面倒になりそうですし、少し大きな独り言を呟いていたという事で」

アイシャは、その日の夜、誰かに届ける花束を作っています。
(a43) 2021/12/08(Wed) 20:55:26

アイシャは、茶飲みとは私のことなのです?
(a44) 2021/12/08(Wed) 20:55:54