人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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視点:


【人】 巫凪 桜花



 俺は、ずっと。

 雷恩が傍にいてくれてよかったよ。
 ありがとう。

[手を差し伸べる。
己を己たらしめてくれるひとの一人へと]


 もし雷恩が、この先自分の居たい場所、
 いきたい場所を見つけられたら。

 俺はそれが、一番嬉しい。
 もしそれが、俺たちの傍じゃなくても。

[根付く地を求め流離い、嘆く姿を見るのは。
ずっと痛かった。
ずっと傍に居たかったと願う気持ちと同じくらいに。

彼の手を取り、囁く唇に。
ひとりでに笑みが咲き綻んだのが、はっきりとわかった*]
(293) 2023/11/25(Sat) 23:20:28
巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a108) 2023/11/26(Sun) 1:11:41

巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a111) 2023/11/26(Sun) 1:56:09

巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a112) 2023/11/26(Sun) 2:00:46

【人】 巫凪 桜花




 ―――直青。遅かったね。

[予期した声に、向き直る。

彼の訪れを待ち侘びていた。
今日も、直青は其処に立っていた。
悠久に年輪を重ねた佇まいで。
桜花に、雷恩に、見せてきた姿で。]


 楽しんでるよ。ずっと楽しい。

[そのひとが、ついぞなかったおねだりを口にする>>296
否があろうはずもなかった]


 俺でよければ、喜んで?


[軽口とともに掌を投げかけ、緩やかに手を繋ぐ。
彼を伴い、迷うことなく歩みを進める]
(297) 2023/11/26(Sun) 4:13:52

【人】 巫凪 桜花

[春の真白い木蓮。夏の青々とした池に浮かぶ蓮。
いくつもの区画を、行き過ぎていく。
目に留まる緑と彩を時折指差し、
彼には既知だと知っている名を、記憶を手繰って聞かせながら。

時折栗鼠が、兎が、灌木の陰に顔を覗かせる。
人への恐れを知らない無邪気さで。

紅葉の木立。揺れる秋桜。
風が、可憐に香った。


足を進める程に、緑は息を潜めていく。
ようやく足を止めたのは、楽園の端。
巨大な骨組みと分厚い硝子の向こうに、煤けた空が臨む。

其処にあるのは、これから埋める余地としての空白>>1:168]
(298) 2023/11/26(Sun) 4:24:03

【人】 巫凪 桜花



 ここが、一番俺が綺麗だと思う場所。
 ここに居ると、なんでか泣きたくなる。

 どれだけの時間と労力を賭けて、この楽園を取り戻したのか。

[楽園の敷地は広大だが、それは世界の片隅、
地図に示せば、爪先にも充たない一点だ。
この先には、立ち竦む程の広い世界が続くばかり]


 幾つの生命を繋げば、世界の果てに届くんだろうね。
 きっと大地が荒廃するまでに失くした数より、
 ずっとかかるんだろうなって。
 ここに来るたび、そんなことを考えてる。


 俺は、そのひとつになれるかな。

[そう在りたいと、意志は既に示した]
(299) 2023/11/26(Sun) 4:30:40

【人】 巫凪 桜花

[結んだ手をそっと離して、隣から一歩踏み出した。
一歩、また一歩。
きびすを返して相対する。
地面に踵が、浅く軌跡を描いた]




 ―― 直青。

 直青にとって、今の俺はなに?



[抱くものは懼れではなく、願い。
唯ひたすらに父で在り続けてくれたひとの言葉が、欲しかった*]
(300) 2023/11/26(Sun) 4:35:33

[

──久しぶりに『休息』を取った気がする。

活動限界まで稼働して強制で落として、が常となっていた時期を窘められてからは省電力モードを常用することで過ごしていたから。


目を開ければ、少し穏やかな青天のいろ。背ごと腕に抱えた君の項に鼻先を合わせ、鼻腔を充たす。
虫食いのキューブは、その青さを湛えた立方体として、
今や僕の中央4番目で廻っている。

]





 (言葉が うかばないな)