人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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   ぼくはモノだったんだ、今までね。

   大切なものなんてないから、
   自分にとって何が大切かも分からない。
   
   だからそれが欲しかっただけの、
   心のない怪物みたいなものだった……それだけ。


[ 繋いだ掌をそっと解放し、
  視線は交わらないままに椅子から辞して足は床の上。

  借り物の服に靴。
  己のモノなど何一つなく、子供はただ唇で笑うだけ。

  足元に控えていて見上げる狼だけは、
  流した涙がもう枯れたことを知るだろうけれど ]
 

 
   ただの夢を見たかったのかもね。


[ 真実から遠ざかる夢を。
  許されないその行為を、幾夜の間だけでも。

  拒絶も、独りも慣れている。
  疵は刻まれ続けてその痛みすら笑って流せる。

  虚飾であってもそれは身を護るための鎧だった。
  他人が己を侵すことから守るための唯一のもの ]


   セレスに会おうと思ってたけど
   やめた方がよさそうだね、あなたを見ていると。

   彼女の想いを綴った日誌を返すべきかなって。
   あれはぼくなんかが触れていいものじゃなかった。
 

 
[ 日誌の場所は知っているのだろうから、
  己の諦めを城の主たる彼に告げて笑いはそのまま。
 
  ただ、彼が口にした言葉が真実だとするなら
  かれの孤独を埋めるには、互いを知らなさ過ぎて ]

   
   貴方の傍にしか居場所はなかったけれど
   貴方の傍にもぼくは居場所がないように思うんだ。

   生贄も気味の悪い子供も要らないなら、
   話すたびにぼくが要らない子だと知られてしまうから。

   
[ 相互不理解の螺旋が続く限りはきっとこのまま。
  ならば要らない子のまま彼を殺した方がきっと楽だろう。
  
  今なら恐怖に怯えることなく、
  彼を殺した後に自ら心臓を突くことも出来る気がして ]
 

 
   でも、貴方が知りたいことは全部見せる。

   ぼくには最初から何もなかったけれど、
   モノでしかなかった僕が怯える必要なんてないし。
   命も大事なものじゃなかったって理解したからさ。


[ 焼き直しの言葉に悪辣さはなく、
  彼が望んだただのセレンという子供らしく素直に。

  彼の知りたいことが尽きた時、
  きっと終わりの時間が来るのだろうと予感しながら ]**
 

[羞恥と時間と、あとは知識か
玩具やらと少しばかり斜め上な準備に
たどりつく日はいつになるやら

何にせよ、君は素股というものを学び
私は君という存在はとても快楽に弱く
そしてかわいいことを再度確認して

敏感であり、頬を、肌を上気させ
色づき魅了して止まぬ、そんな君を
汚す背徳感と、腿の弾力
狂おしい位に、気持ち良い

 さて、私が言葉責めが好きかというとそうでもない
 君の反応がかわいいからつい、揶揄したくなるのだ
 それを一般的に言葉責めというとは私は、知らない

 なお、羞恥プレイに関しては否定させて貰おう
 今恥ずかしいのはほら、君だけだし。ね?]

[しかし、君は若い。年がというか、体力がというか
そんなところもまた、愛しいのではあるが

己の名を呼ぶ君に。どうした、と囁きつつ
手は君の絶頂を促し、君の雄を弄び

高く甘やかな声とともに、君が頂に達すれば]

 
 …… っ

[数瞬息を止め、こちらもまた精を君の腿に
吐き出すに、至るであろう

ぽた、と君の背に汗が滴り落ち
息を吐けば精魂使いはてた君をじっと、みやる

腿を自身の精で汚す君。なんともそそる光景では、あるが
一度、君の頭を優しく撫でた後]

 このままではいかんよ、なぁ


[寝てしまいたいが、性交は後片付けまでが性交です

衣類を整え、果てたものをズボンにしまい込んだ後
少し待っておれ、と
布団をかけて寒さを感じさせぬようにしたあと
シャワールームへと足を向かわせ、
タオルをお湯で濡らし、君の体を清めていこう
勿論君の雄も、腫れぼったくなったであろう窄まりの周囲も
白で濡れた内股も、だ


……ある意味これも羞恥プレイ?いやいや、そんなばかな
*]

[ 今度ばかりは、互いに達することができた
 太腿にかかる熱い液体に、また羞恥に駆られそうにもなるが
 それよりも満足感と高揚感が僅かに上回ったか ]


[ ……そして、若いといっても限度はある。
 例えサーヴァントであっても、
 交わりは戦闘以上に精魂使い果たすのだなと
 また一つ、勉強した巨人さんだ。

 しかし、眠い。とにかく眠い
 このまま夢の世界へとダイブしたくもなるが
 その場合間違いなく翌日大変なことになるだろう
 (主にカピカピ的な意味で)


 …とはいえ ]



  し、シロさん!オレ一人でもできるから!!


[ ちょっと待っていろと言われ夢見心地数分
 戻ってきた彼が己の身体を拭いてくれたのは嬉しかった。

 ――嬉しかったが、流石に赤子にするように
 後ろまで拭かれそうになったのは盛大に慌てもしたか

 …しかし、何だかんだで腕も満足にあげられぬ
 倦怠感の中だった故、その抵抗は彼でも
 躱せるものだったかもしれない。

 ――翌日、悶える内容がまた一つ加わった ]

[ そうして、己が大分清められた頃には
 心地良い眠気の中にあっただろう ]


  ――シロさん。ありがとな
  もっと、いろいろ話したい、けど……


[ うつらうつら
 いつもより夜更かししてしまった巨人さんは
 もうすぐ意識も落ちそうだった *]

 遠慮せずともよい。
 疲れているのだろう?私に身を、任せて。

[慌てて、夢見心地から目覚める彼に
淡々と告げて。拭くのは止めない。

ほら腕も満足に上げられないではないか
ならば私がすべて清めるから。ほら
力を抜けとばかりに、温かい布は
君の体を隅々まで、清めてゆくだろう

果てたのは攻め手であり先程の一度だけの私と、
昼間溺れたりなどしつつ、受け手で3発も達した君
たとえ基礎体力に違いはあれど、
抵抗を躱して綺麗にすることは可能であったろう

大丈夫だ、その悶える姿も愛らしい]

[ということである程度綺麗になった君
生まれたままの姿で、うつらうつら

乱れたシーツの上。汗や散った君の白濁はしみ込んではいるが
寝れぬほどぐっしょりなことは、ないだろう
とはいえ、出来れば。綺麗な褥で
ゆっくりぐっすり眠って欲しいものだから


うん、距離も近い。いけるな]


 そうか。眠いなら目を閉じておれ。


[告げれば、君の脇と膝裏へと手を差し入れ
よいしょ、と抱き上げて隣の
綺麗なままの私のベッドへと君を移そうか

大丈夫。私も英霊。これくらいでぎっくり腰にはなるまいて]

[流石に汗だくの私が、彼の傍で寝るのはまずかろう

ということで、うとうとしている君に
お布団ぽんぽん、かけて
シャワーを浴びに行こうと、よいしょと腰をあげるのでした*]

[ 羞恥心が顔出したって
 シロさんのイケメンな言葉
 不覚にもときめいてしまえば、オレの抵抗なんて
 儚いものだ。くっそう……


 (でも、シロさんに全て委ねてしまうのは
  確かにこの上なく心地良い。

  …このまま依存して、ずっと堕落したいくらいに)



 ――それでも、シロさんに任せっきりは
 オレのプライド的にも許せないので、
 やっぱりリベンジしたいなァ、とも思うオレだった ]



  ……うん


[ 眠いなら、と言われてしまえば
 遠慮なくその目を閉じるだろう。

 暗闇の中、ふっと浮遊感を覚える
 最早感覚があやふやなほど意識が無い

 ――姫抱きされたと知れたなら、それこそ
 惜しいことをしたと、意識なきオレに
 翌日以降のオレは憤慨しただろう ]

[ ……そういえば、オレは今日もまた
 シロさんの寝顔を見れなかった。

 いつか、三千の世界の烏が絶滅するより前に
 貴方の穏やかな寝顔見て、眠りにつけたらと
 夢の中に、そんな小さな想いを連れ込んで


 ――まァ、翌日盛大に寝坊して
 シロさんの寝顔はまだまだ見れずじまいな訳だが *]

[愛しい君が眠りに落ちたのを見届けて
シャワーを浴びに、その場を去る足音が、1つ

衣類を脱ぎ捨て、頭から湯を浴びて
獣慾を押し流す様にして]


 ……触れてしまうと、駄目だな
 歯止めが効かなく、なりそうだ。


[可愛かった。愛しかった―――もっと
溺れて、仕舞いそうになった
そうすれば、負担がかかるから耐えた。
そう、耐えるほど君は魅力的だったのだ]

[結ばれた幸せと、今更になって訪れる羞恥
こんな顔、見せずに本当によかった。と

風呂の中でずるずると、壁に凭れて天井を見上げる]

(そんな私は、初心者な君が
リベンジを狙っていることには
まったく気づいていないのだが

プライドに火をつけた、ことも)



 此方が世話をする、というのも
 よいもので、あるな。


[小さく、思い出し笑いをして
―――シャワー室からそろそろ退散だ]


[ 古城を訪れた子供達は沢山いた。
 親を失くしたり、兄弟と生き別れたり
 様々な境遇の子供達がいたと思う。

 哀れんだら良いのだろうか。
 彼の語る不幸に対して思う。

 同情は別段と望んでいなさそうだと見えるが
 どのような反応を求められているのか
 男には分からず、不当な扱いの果て
 自身すらもモノだと自負する彼に対し ]

  ……そう。
  俺では君に教えてあげられないね。

[ 離れた手を追うこともせず、
 彼女の日記を目にした彼に笑う。
 あれもどれも
 彼の言葉に不満が含まれているような気さえした ]


  君が見たくないのならば見なければいい。
  知りたくないものを知る必要などない。

  話す度に君に拠り所がなく思えるなら
  話す必要などないね。

  俺はこれでも君自身と歩み寄ろうと考えて
  その結果言葉にしただけだけど……。

[ 腰掛けた椅子から立ち上がる。
 跪く事もせず見下ろしたまま続けた ]

  知る度に要らない子になるんだろう?
  なら、知らないままでいい。

  君はさっきから何に嫉妬しているんだ。

[ 見せるならば見せてみろと双眸を眇める ]**

[体をふいて替えのシャツとズボンを着て
ベッドの方まで戻れば、君はぐっすり夢の中

その無垢な寝顔が可愛くて
かわいくて、愛しくて
暫しは、その茜色を撫でていたけれど

このままだと再び悪戯を開始しそうなので
名残惜しく自分はソファに寝っ転がって朝を迎えるのだ


勿論、君が目覚める頃には
私は部屋のソファに座っている]


 おはよう、よく眠れたか?


[と、声をかけるのも常のように]

 朝食はケータリングとやらを頼んでいるから
 部屋で食べよう。疲れているだろうし
 今日は午後から遊びに行こう。

 さて、げぇむせんたぁと、映画館とあるが
 どちらが、いいかね。

[と、褥に未だ体横たえる恋人に
るる〇を取り出して尋ねる
そんな私が、いるのである*]

[ 貴方が、水の流れに未だ残る獣慾を流していたと知れれば
 オレはどう思ったのだろう。

 ――でも、一度灯った再戦誓う心の火は
 今度こそ彼の理性溶かそうと、奮闘するんだと思う


 "愛"とはつまり、そういうことだ]

―翌日―

[ 何分、己が起きた時、彼は既に目覚めソファに座っていたから
 彼と共に寝たのか、それともソファに追いやってしまったのか
 そのことすらわからなかったのだ

 一緒に寝れなかったことを知れば
 「共寝するんじゃなかったのかよ!」と異議申し立てしたかもだが ]


  へへ、おはよーシロさん


[ ――昨晩の魅了が未だ残っているのか
 寝起きの挨拶する己は、その幸福から
 何時もより何割か増しでぽやぽやしていたのである。]



  そうだなァ…昨日は色々疲れたから、
  今日はのんびりしたいかもしれねェや


[ なら映画館かなァ、と二択の内一つを選ぶ
 ゲームセンターもかなり楽しめそうだが、あそこは少し
 騒がしいと聞いたこともある。

 ――昨日から、胸に残るぽかぽかとした暖かい幸せを
 今日はゆっくり反芻したいなと思うオレなのであった]


[
このステータス異常(?)が途切れたあたりで
 漸く昨晩の"おたのしみ"を悶えるコースに入るのかも、だが


 今はにへらと阿呆みたいな笑みで
 朝食を楽しみにしていようか *]

[君が意識を闇に溶かした後のことは
起きていた私しか知らぬ、こと

君の寝顔に、常と違い色が仄かに宿っていることも
私しか、しらぬことだ

とはいえ、再戦誓う君の心があるのなら
無論受けてたとう、とするのであろう
奮闘する姿もまた、愛いものだから

”愛”とはつまり、そういうことなのだ]

― そして翌日に ―

[知られなければ共寝でなくても問題はないな
と、思うずるい大人が、ここにあり]


 うむ、おはよう、クガネ。
 ゆっくり眠れたようで、何よりだ。


[ほんわかな様子に、緩く目を細めれば
口元に運ぶのは、鮭の切り身
朝食はきちんと食べる派の私であるが
果たして君は食べれるだろうか
一応、慣れたものの方がよかろうと
君の分は洋食のものを頼んでおいたの、だが]


 そうか、では映画館、にいこう。
 クガネは……このアニメとかいうのがよいのか?


[確か漫画とやらをみているからな、と
猫型ロボットやら電気鼠の冒険が乗っている欄を見せる

そこでラブロマンスやらが出ないあたり
完全に子供を見る保護者の図である
おかしいな、初夜を迎えた恋人の
甘い雰囲気のはずなのにな?]

[たとえそれが屁理屈こねた結果だとしても、
少女が本当に願ったものではないとはしても、

"人間"のまま死んでいったのは確かだ]

[今の少女をなんと形容するのかは知らないが、
この世界から逸脱した存在であることは確かなのかもしれない]


 ( ………だからこそ、 )


[だからこそ、―――…]

[とはいえ、君の方が甘くぽかぽかと
しているのならそれで構わない私は

(ステータス異常が解除された際に
 どたばたがあるかもしれないが、さておいて)


ホテルの従業員さんの運んできた朝食をすすめつつ
さて、どのような映画が見たいのだろう、君は
そう言いたげに、映画の種類の欄が載っているページを
君に見せるので、あった*]