人狼物語 三日月国


250 【身内】冒険者たちとエロトラップダンジョン【R18】

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[こんな人が僕の恋人になってくれて、
僕だけのものになってくれるなんて、
少し前までは考えもしなかった。
優しくて頼りになる仲間、と
思うに留まっていたのに。

もうそんな関係には戻れなくて。
彼が欲しいって、
僕だけのものにしたいって気持ちのままに、
彼のナカを、僕で白く白く塗り潰す。

一際好さそうな声と、手から溢れる彼の快楽、
それに僕の子種を搾り取ろうとする襞の動きは
僕の頭を彼でいっぱいにする。
他に何も入る隙間が無くて、
きっと、魔法をかけるにはとても都合がよかっただろう]

[興奮と幸福と快楽で乱れる息に
簡単に掻き消されるくらい、小さな呪文。
僕には聴こえないまま、
彼のナカで吐精を続けていたが、

ふと、抱いた彼の身体が光って見えた。]


  ……、ゼクスさん……


[緩く身体を起こしてそこを見下ろせば、
見た事もないくらい美しい華が咲いていた。

僕の独占欲がこんなにきれいなかたちをしているなんて驚いた。
それともこのかたちは、彼が全部決めるんだろうか。
それなら、色が僕の瞳の色に近く見えて嬉しいし……

どちらにせよ、彼にとてもよく似合う。
塗れていない方の手でそっと、その華に触れる]

[ようやく彼の目元を濡らすものに気付いて、
まだ繋がっていたい気持ちを押して、彼から腰を引く。
ぐちゅ、といやらしい音がして栓が抜ければ、
そこらが零れたもので白く濡れる。

まわりにもざっと目を向ければ、
彼の目元や頬だけじゃなくて
僕のローブも濡れていた事を今更知って、]


  ゼクスさん……


[彼の身体に跨ったまま、そっとその頭を撫でる。
痛かったかなとか、苦しかったよねとか、
恥ずかしかったかなとか、ちょっとやだった事もあるかなとか、
彼の気持ちをいっぱい想像して、
目を細めて少し難しい顔になって、]



  ありがとう……

  すごく、嬉しい。

  僕、幸せだよ……
  ……かわいかった。だいすき。


[でも出て来たのは、そんな愛の言葉だった。
彼の身体を気遣いつつも、平気そうなら抱き起こして、
言葉だけじゃ伝えきれなかった気持ちを表現する様に、
彼の顔の涙の跡全部に、キスをしただろう。*]

へっ???
な、なんだよいきなり...っ

......!?!?

[唐突にそんなことを言われて
じわり、と顔を赤くしたものの。
視界に入ったバドの姿にポカンとする。

耳。
なんだか獣人めいた...狼っぽい感じの
もふもふした耳が頭上から生えている。あと尻尾も。]

ば、バド、なんか...耳が...尻尾も...
本物か???

[思わず近づき、彼の尾に触れようと手を伸ばす。
これも罠なんだろうか...ということはもしかして...

おそるおそる自分の臀部に手を当てて。]

うっわなんだこれ


[やっぱなんか生えてる。
猫の尻尾っぽいもんが。
自分からは見えないが
たぶん上にも生えてるんだろう耳が。]

なんだこの罠...
いや触手に比べりゃ平和だけど......

[さしあたって害がないのならいいのだけれども。
しかしなんだこれ。開発者の趣味か?
半目でため息をつき。**]

[ ネスの精が中に吐き出され、
 それを根付かせるための魔術を自分に施す。
 
 魔力に敏感だからこそわかる。
 じんわりと染み渡るように、
 自分にネス固有の魔力が根付いたのが。
 
 自分の腰を見る余裕がなくてわからなかったけれど
 水色に光っているとしれば
 ネスの心の清純さをよく表していると感じたことだろう。
 
 自然に溢れて頬を伝っていた涙は、
 嬉しさと快感で勝手に溢れ出たもので。
 泣いているの、と指摘されてしまえば
 
 ぶわ、と耳まで赤い顔を更に赤く染めた。 ]
 
 
 
……っ泣いてねえ…

 
[ こんなもの、勝手に出ただけで
 俺が泣いたわけではないと、意地を張って顔を反らし ]

 
 
 ──ッぁ……!
 
[ ネスが腰を引けば、
 ずるりと中に埋まっていたものが引き抜かれ。
 彼の性器に追従するように、
 中に出された精がトロトロと溢れて太腿を伝う。
 
 今まで腹の中にあった熱いものが取り除かれたぶん、
 なんだか冷えた気がして
 ふるりと体を震わせて、濡れた孔をひくつかせた。
 
 抜かれたはずなのに、
 まだネスのものがそこにあるかのような
 感覚の名残が腹にある。
 
 名を呼ばれて頭を撫でられれば、
 その掌に頭を自分から寄せるようにして
 ふ、と頬を緩めて笑った。 ]
 
 俺も……
 抵抗がなかったっつったら嘘になるけど…
 でもいざお前に抱かれたら…その……
 
嬉しかったし、気持ちよかった…。

 
[ 抱き起こされれば、自分からも起き上がり。
 上手くたたない膝と腰をローブの上に下ろしたまま、
 ネスの手を握ってキスを受け入れた。 ]

 
 
 
 
おしおきだな?

 
 
[ そう告げると、ふー…と長く息を吐き。
 
 数秒何かを考えたあと、
 ベッド下に落としていた自分の鞄から
 桃色の魔導具を手繰って取り出した。
 
 何の変哲もない楕円のそれに唾液を垂らすと、
 まるで粘土のように柔らかくうごめいたソレは
 男性器を模した形へと変化する。

 よりにもよって一番茶化してきそうな相手に
 よりにもよってな会話を聞かれた可能性があるのだ。
 
 かわいい恋人のやらかしには、
 当然おしおきが必要だろうと
 にっこりとどこか楽しそうな笑みを浮かべた。** ]

[泣いてないってそっぽを向こうとする彼に、
え、だって、とその顔を追い掛ける為に腰を引く。

繋がっていたところから零れた白い精も、
彼が身体を震わせる様子も、
濡れたままひくつくその孔も、
どれも煽情的だったけれど。

僕は射精後の倦怠感も軽いまま、
彼の涙に意識が持って行かれて、
彼を労わる様に頭を撫でる。
この掌に彼からも頭が寄せられる感覚に浸りながら、
幸せな気持ちを、彼への愛おしい気持ちを吐露した。

彼が笑ってくれて、
嬉しかったって、気持ちよかったって
小さな声で告げられれば
僕も目元と口元を蕩けさせて、
抱き起こした彼の涙の跡を僕の味に変えていった]

[正直、ゼクスさんを抱いたって事は
仲間に知られても僕は問題なかった。
同性が好きだって事すら隠していたけど、
ゼクスさんとなら、付き合ってるって事を
誰にも隠さなくて大丈夫だったんだ。
元々同性だし、みんなもそんなに気にしないんじゃない?と。

でもゼクスさんは気にするだろうとは思っていた。
特によくじゃれあっているフィルくんに聞かれたなら、
すごい気にするだろうな、と]


  えっ?


[だから彼が怒るのは真っ当だと思ったけど、
おしおきと言って取り出したなにかに、
僕はびくっとしてしまう。

多分見た事はなかったそれは、
彼の唾液を浴びると形状を変えて―――]


  いや、なにを、
  何を持って来てるの、任務に!!


[ソレ、外で使う場面ってある??!と
混乱した僕は笑みを浮かべる彼の胸を押して、
脱鼠の様にそこから逃げ出した]

[部屋から一人で出るのは危険だと無意識にわかっていたからか、そこを避けて部屋の隅に逃げてしまって、
逃げ場がなくなったら、彼を振り返る]


  ……おしおきって、なぁに?


[今からおしおきを受ける人間の瞳とは思えない様な色で見上げて、そしてきっと、彼の言うおしおきを、僕は甘んじて受け入れるんだろう。*]

[ やわらかいネスの頬を摘む。
 
 パニックを起こして俺を見上げるネスは、
 こんな時でもどうしようもなく可愛くて。
 
 自然に心に浮かんだのは、
 どうせもうどうにもならないのなら
 コレを機にネスと更にイチャついてしまおうか。という
 どうしようもない発想だった。 ]
 
 
 ん?聞こえなかったか?
 おしおき。
 
[ びくりと体を震わせて声を上げるネスに、
 俺は再度逃さぬように告げる。
 
 彼の目の前で鞄から取り出したのは、
 見るからに通常の任務には必要のない
 所謂大人の玩具というやつで──…… ]
 
 
 ……おっ…と
 
[ 驚いたのか、俺の胸を押して逃げるネスを、
 愉しそうに目で追った。 ]

 
 コレなぁ。
 俺が最初から持ってきてたわけじゃねえんだよ。
 
[ ネスのつっこみはあまりにも至極真っ当だ。
 だからこそ、俺は肩を揺らして笑いながら教えてやる。 ]
 
 本格的に探索する前、
 ロビーで見つけたんだよ。
 わざわざ一つずつパッケージングされて、
 まるで来客に配るんだ…って
 言わんばかりにカウンターにあってな。
 
 んでコレ、この研究所産じゃなくて
 ただの市販の玩具だ…ってのは知ってたからな。
 ちょっとパクったんだよ。
 
[ それこそ、同じものが以前ネスと行った夜の店に並んでいた。
 未開封のままだったから、
 土産に持ち帰ってやろうとその場で鞄に入れたものだ。
 
 部屋の隅に逃げ込んだネスに、
 もう立つようになった足でゆっくりと歩み寄る。 ]

[ おしおきってなに、と
 追い詰められた獲物のようなシチュエーションで
 けれど俺に尋ねるネスの目は、
 決して追い詰められた獲物のソレではなく。
 
 再びネスの腰を捕らえんと片腕で抱くと、
 先程男性器の形に変形させたそれを
 ネスの顔の前に持ってきた。 ]
 
 
 …コレ、
 ただのお手軽ディルドじゃねーんだけど
 何が違うかわかるか?
 
[ ネスの問いに答える前に、そんな問いかけを。
 
 どこからどう見てもただの男性器ではあるのだが。
 実はこの玩具、使用者の体情報を得ると
 その対象の性器を真似て形作るというジョークグッズなのだ。
 
 まぁとはいえ、見ただけでネスにもわかるかと言われれば
 かなり怪しいものではある。 ]

[ 抱いたネスの腰を擽るように、
 指先で撫でて。
 再び彼が衣服を身に着けていたのなら、
 ズボンの中に手を入れてその割れ目をなぞる。 ]
 
 
 ……さっきお前の魔力を受け入れたせいか、
 もしくは2回位イッたせいなのか…
 今俺、すげー調子いいんだよ。
 
[ 今日、タコと戦ったあとに一度触れただけだった彼の蕾を
 つんつんと触れるだけ触れて。 ]
 
 
 この近くにもう魔物は居ない。
 あと数部屋… コレ中に入れたまま、探索してみようか。
 
 それで許すよ。
 
[ そんな最低なことを、にっこりと告げてみようか。
 
 実際感覚は冴え渡り、今ならちょっとした悪ふざけをしても
 敵や罠に不覚を取ることはないだろう。** ]

[淫らに媾い、甘い時間を過ごし、
現実に引き戻されつつも、
いつもの空気感も好きだった。

でも僕が交信を切り損ねていたせいで、
彼を怒らせ……いや、怒ってはいない様だった。
おしおきをする、と念を押される様に繰り返され
取り出されたものを見て、思わず逃げてしまった。

そうして彼は、
その手にしたものの出処を語る。]


  え、そんなものあったの……


[真面目な彼の荷物に元々入っていた訳ではない事は
なんだかほっとしたけれど。
市販品とはいえ、この研究所で見付けたものと聞いて、
大丈夫かなそれ、とちょっと訝しむ。

それになんか、そのかたちって何か見た事ある気がするんだけど……気のせいかな。気のせいだよね]

[隅に逃げ込んだせいで、
歩み寄る彼から逃げる事ができない。
……元々、本気で逃げ回る気もなかったけれど。


近付いた彼の腕に腰を捕まえられて、
目の前にさっきの玩具が差し出される。

「違い」を問われて、見つめて……]
  

  ……わ、かんない……


[そっと目を逸らす。
やっぱり、ゼクスさんのものに似てる、って
思ったけど、そんな風に見えるだけかもしれない。
からくりに気付くほど魔具に精通していないから、
ただ単に、僕の願望がそう錯覚させているだけだと思った]



  ん、ん……


[腰を擽る指先がこの先を想像させるけど、
ゼクスさん今日もう何回も出してたし、
そういうんじゃないよね、と
逸らしていた目を伏せる。
ちゃんといつも通りの着こなしに戻していたズボンの中に手が潜り込んでも、奥までなぞられても
切なく睫毛を震わせる]


  ……?


[調子がいい、と聞いて、
体調が悪くないのはよかったと思ったけど、
何の話かぴんときていなくて。
与えられる緩い刺激に、
ぴくぴく、と反応しながら、彼を見上げた]

[そして明らかにされたおしおきの内容。
理解するのに数秒―――]


  は……
はあ?!



[いい笑顔で告げる彼とは反対に、
ぼんっと頭から湯気が出そうなくらい真っ赤になる。
いやこんなの入ってたら、
歩くのもままならないでは?と
想像して、ううぅ、と小さく呻く]


  ……ゃ、やだ。
  って、言ったら……?


[悪あがきで彼を見上げる瞳は、微かに滲む涙で煌めく。
捕らえられたままの身体は彼に身を委ねきっていて、
彼も抵抗を全く感じないだろうけど。*]

[ この研究所が扱っている研究内容だけに、
 おそらく他の部屋を漁っても
 面白いものが沢山転がっているだろう。
 
 訝しんで手の中の玩具を見るネスに、
 頷いて面白そうに笑う。
 
 どうせなら、帰るまでに幾つか面白そうなのを探して帰ろう。
 そうすればまほらまの結晶が見つかるより先に
 鞄がいっぱいになる可能性すらある。 ]
 
 
 ……ふーん…。
 
 わかんねえか。
 
[ 普通のディルドとの違いがわからない、と
 恥ずかしそうに目を逸らすネスに、
 それならそれで考えがあるな。と
 やはり機嫌は良くなるばかりだった。 ]

[ 既に二回ほど射精している身ではあるが
 ネスを抱こうと思えばいくらでも復活させられる。
 
 …まぁしかし、
 今はせっかくのおしおきタイムだ。
 素直にただ抱くだけではつまらない、と
 ネスの蕾に指で触れて。
 
 ただ表面を触れているだけなのに
 小さく震えて反応するネスを見ながら
 俺は思いついたおしおきの内容を教えてやった。
 
 最初はきょとりと俺を見つめていたネスの顔が、
 次第に一気に真っ赤に染まる。
 跳ね上がった声は動揺を表し、
 俺はその反応の良さに可笑しそうに肩を揺らした。 ]
 
 ふ、……っくく……
 
 んー……そうだなぁ、ヤダって言ったら…
 どうしようか。
 
[ 真っ赤に染まる顔と、抵抗に潤む瞳が可愛らしい。
 そんな顔をされたらもっと虐めたくなってしまうのに、
 ネスはきっと何もわかっていないんだろう。 ]

[ つぷ、と指先を蕾に潜らせる。
 先端を浅く出入りさせ、
 ネスの蕾の皺を左右に引っ張り
 悪戯に入り口の敏感な皮膚を弄んで。 ]
 
 
 ──もっと過激な方がいいんだ、って解釈して
 町中で同じことしようって言い出すかもしれねえけど
 
 どっちがいい?
 
 
[ 別に、俺としてはどっちでも構わない。
 
 玩具を入れてろくに歩けないネスの腰を抱いて、
 夜の路地を歩いたっていい。
 
 意地の悪い選択肢を生やすだけ生やせば、
 匂いのないゴムのような玩具をネスの口元へ運ぶ。 ]

 
 
 見たいんだけどな。
 ネスの可愛い姿。
 
 …ほら──……
舐めて?

 
 
[ 俺のものと同じ形の、
 普段ネスを犯しているソレを模した玩具を
 ネスの色づく唇に押し当てる。
 
 口を開けるよう促せば、
 素直に言う事を聞いてもらえただろうか。
 
 壁際に逃げたせいで、もうほかに逃げ場はない。
 どうする?と言わんばかりに首を傾げながらも
 ネスの後孔に当てる指は
 徐々に彼の中に埋まり初めて。
 
 先程ココに触れた時の焦る手付きとは違う、
 ネスの快感を煽るためだけの手付きで、
 ”おしおき”と称した睦み合いを始めようか。** ]

[さっきまで冷や汗だらだらで狼狽えまくってたのに、
今は僕がどんな反応をしても、楽しそうに笑っている。

おしおきの詳細を教えられた僕の反応は、
彼にとってそれはそれは機嫌がよくなるものだっただろう。

嫌だって言ったらどうなるんだろう、
ちょっと優しい代替案が出てくるかもしれない、と
一縷の望みに賭けて問うてみたが、
それも彼は面白かったみたいで。

嫌な予感がした。
でも、彼の言う事なら怖くはない
]

[表面を触っているだけだった彼の指先が、
僕の身体の中に入って来る。
簡単にその低めの体温を呑み込んで、
外の皺を引っ張られれば、膝ががく、と震える]


  ぅあ、………ん


[崩れる様な事はなかったけれど、
彼の腰あたりの服を掴んで、身を捩る。

……今、なんて言った?

快感に意識を持って行かれて理解が遅れたけれど、
代替案は優しいなんてものじゃなくて、
もっと、]


  ……いじわる、だ。


[口元に差し出された生々しい無機物を見つめて、そう零した]

[可愛い姿が見たいなんて乞われたら
口を開かない選択肢は無い。
否、そんな事言われなくたって僕は、きっと彼に従った。

だって彼が望むなら、
何でもしてあげたいから]


  ん、 ふ……


[ちょっと躊躇っている間に後ろの彼の指は奥へ潜っていって、快感に耐える様に彼に身を寄せて縋ったけど、
それでも舌を出して、彼の手のモノを舐める。
ぺろぺろと先端を濡らせば、
よく知る味の様に感じたけれど……これも気のせいかもしれない]

[口をもう少し開いて、
くびれたところまでぱくりと食べてしまう。
ぬるぬるに濡らして、喉奥まで咥え込んでみるけど、]


 (……やっぱり、違う、かな)


[ゼクスさんのものとは違うと思えて、顔を引く。
玩具から僕の口まで唾液の糸が残っていたから、
指でぴっと切りながら、彼を見上げた]


  ……いれて、いいよ。

  おしおき、して?


[僕ももうおしおきなんて考えてない。
彼から与えられる気持ちいい事ならなんでも欲しいって、
そんな気持ちで僕自ら、”おしおき”を促した。**]

[素直に口をついて出た自分の言葉はさておき
頬を染めるフィルの頭には猫耳がピコピコと揺れている。
困惑し近付いてくるフィルの伸ばした手には、
狼耳やもふもふのしっぽが確かめられるだろう。
ふわふわのしっぽが手の中でうごうごとしている。]

 さっきの煙だろうなぁ?
 なんつーか、そういう趣味だったんかねぇ。

[こういう世界だ、獣人だって居ないわけじゃないだろうが。
一定数、夜のそういった情事での獣耳やしっぽが好まれる
いわゆる性指向があるのも間違いない。
事実こうやって猫耳しっぽを生やしている恋人は、だいぶ可愛い。]