人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

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[その指は、期待を裏切ることを知らず。
私を高みに導くものであるのでしょう。

なればこそ。女は求める。
自らの秘する花に触れ、愛撫し、吸い付く舌先と唇に。
乱れる様を抑えることができなくなりそうで。

悶える様を見てか、刺された釘に。
女は湛える熱に潤んだ瞳を、向けた。
ああ、そうだ。もっと。もっとを。

踏み留まる若駒は喰われるがまま消えるだけ。
そこにいるのは愛玩の雛ではなく。己の内の美を
開花させ始めた若鷲なのだから。


頂を、望む。
鮮やかに微笑み。女は快楽の波に感性を総て張り巡らせて。]


……っ、あ、はぁ あっ!

[痛みにすら思える程に感じる官能は、激しくも深く。
未だ知らぬものを教え込む男の顔を股で挟んで、
艶声を奏でよう。

溢れ始めた愛液と。あげる声が、
それを更に求めていることは、男に伝わったろうか。

貪欲に。されど初々しさも残しながらも鮮やかに。
花は男の欲を、更にねだる。*]

[火を灯し、女としての悦びを教え、『美』を宿した女は美しく磨かれ、そうしてその魂ごと喰らう。
そのつもりであった。

だが、果たして喰らうものはどちらで、獲物はどちらなのか。

男は己が喰らうものと思っていた。
しかし、女を暴いて出てくるものは底知れぬ飢えと渇きと貪欲さだった。

『美』を喰らうつもりが、『美』に喰われるというのか。


 ……それもまた一興か。


否、獲物も狩人もない。
ここにあるのはただ喰らい合う二匹の蛇なのだ。
絡み合い互いを喰らい合うだけ。]

[男は一度女の元を離れると、シャツを脱ぎ、ボトムスも、そして下着も脱ぎ捨てる。

現れたのは鍛え上げられた年齢に似合わぬ頑強な筋肉の鎧。
全盛期の肉体よりも遥かに劣るが、今でも何の戦士程度には引けを取らない自負がある。
事実それは過信ではない。

そして、そんな頑強な肉体に相応しい剛直がそこには存在していた。]

 

 ……待たせたな。


[男は再び女の元へと向かう。
嗚呼、……もう我慢などできない。*]

大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a34) 2022/11/25(Fri) 0:18:55

[ブランシュが上を向くために体位を変えてくれている間に男はリュディガーの様子を伺った。
確かに困るのはその通りであったが男が勧めたままにベッドに腰かけてくれていたようだ。
その位置が最もブランシュを見れるし客に冷たい場所に座らせるわけにもいかないものだから安心する。

内心は触れられぬが此方を食い入るように見つめ、それでも手を動かし続けているのだから画術師としての本領を発揮できているのだろう。
ずっと見たいと言っていた場面だ。
そうしてひたむきに『美』に向き合う姿を男は嫌いではなかった]


どうだろうか、リュディガー様。
ブランシュお嬢様は。


ブランシュがリュディガーに魅せつけようとしているのを確認し、男が声を掛ける。

程よい湿度と気温であった部屋の中、心地好さの中で『美』肌術を施しているブランシュは男から見ても綺麗なものだ。
ここから更に『美』くしくなっていく。

よもや男自身が見られているとは思ってもおらずに上を向き終えたブランシュへと視線を戻した。
相変わらずにその目線は仕事人間のものであるが背中や尻の出来栄えに口角が僅か上がっているのは見上げていればすぐにわかるだろう]

仰せのままに。
さて……そう言えば最近用意してもらったものがありましたね。


[男が手に取ったのはより蜂蜜色が強くなった琥珀色の瓶だった。
その蓋を開け掌に馴染ませるとブランシュの胸元から肩口、腹から下腹にかけて人肌に温めたオイルを垂らしていく。
その垂れるオイルが肌を滑るが特にチューブトップに押し隠されているものの存在を隠しきれない場所へと多めに垂らしておく。

溶かしこんでいる魔薬は男の魔力と波長が特に合うもので心地好さは快楽の境地に達する程のものだった。

身体に垂らしたオイルを男は魔法の掌で漫勉なく広げていく。
ここまですると肌色の着衣は身にぴったりとくっ付き色合いが濃くなれば陰影をも追加されたかのようにまるで一切の着衣を着けていないかのようにも見える。
艶めかしく光る姿態は性的に美しくもあるだろう]

使うのはこれが初めてですので。
是非ご感想を御聞かせください。


[男は矢張りヒトが悪かった。
ブランシュに調合を頼んだ代物を本人に最初に使うのだから。

男の掌が魔力を伴い青白い仄かな光を纏いながらブランシュの肌の上を踊っていく。
まずは肩口から始まり首筋を優しい手つきで撫でていく。
首や顔は敏感な場所なので振動は感じぬ程度に落とし首の後ろまでいけば頭皮を整え髪の活力を生み出す。
頭の前からは額に触れ、目尻や頬、唇の周囲を丹念に整えれば化粧の不要な、それでも施せば乗りが良い肌となっている。

甘えるように触れてほしそうにしていた胸元はここまで焦らして置いていた。
豊かさの増した膨らみが布地に包まれ重力にも抵抗し刹那げに身体を揺らせばたゆんとそれが揺れるのだ。
これが持てる者の余裕ある姿なのだろう]

待たせましたかね?


[魔薬入りオイルが滲み込ませ、存分に焦らし尽くした膨らみの外縁を男の掌が触れれば再び起こした振動が胸を揺らす。
手を伸ばし下腹や腹から堕肉を集めては胸へと集めれば豊かさは更に増していく。
サイズは後から注文を受けるとして、男は形を整えるため掌で膨らみを包み込むように把持した。
リュディガーにも見えるように揺らしてはハリ具合と形を鑑み、膨らみの先がどうにも誤魔化せなくなる辺りでチューブトップの中に掌を滑り込ませた。
布地を挟んでと直接ではどちらが男の掌の快楽を受け取りやすいかは明白だろう。

男は待たせた詫びにと隠していた先端に指で触れ――これくらいかと振動と共に指で優しく摘まみ男を知らぬ乙女のような色合いへとそこを変じさせてしまおうか**]

[円環のように、互いの美を喰らいあう。
絡み、睦みながらもその牙を魂へと突き立てて
啜り、飲み込まんとするのを待ち構えるよう。

私の飢餓が、貴方に伝わり
貴方の欲が、私に伝わる。

――そのことに、歓びを感じる私は
正気ではないのかもしれない。否、
本能のまま、何よりも己の美を求道する時点で、最早。


自身の躰の上より退き、彼が衣類を脱ぎ捨てる様を
少しだけ体を起こして眺める。
少し汗ばむ肢体と、常より深くなった呼気。
薄っすら上気する肌のまま。

貴方を、見ている。]

 綺麗。

[思わずそう、漏らしたのは
貴方の鍛えられた体があまりにも美しかったから。
年齢に似合わぬ程に確りと筋肉に覆われたもの。
若さ故のものでもなく、全盛期のものでもない
しかし、重ねた年月がその美しさを更に際立たせていると
己は感じた。

――視線は盛り上がる胸筋や、逞しい腕やらを経て
下腹部へと向かい。

それの立派さに思わず頬が染まるのは、生娘故。]

[女は微笑み、腕を伸ばす。
己の方へと向かう男を、招くように*]

[伸ばされた腕。

招かれる
誘われる
いや、引き込まれる

女の微笑みにその美しさに、抗うことなど出来はしない。
抗うつもりもない。]


 お前は美しい。


[外見の美しさならば女を凌駕する者はいるだろう。
それに魅せられたのは女の奏でる『音』にだった。
だが『美』とは何だ、どこにある。
『美』の本質はそれを生み出す者の魂だに宿るのだ。]

[文字通り肌を重ねる。
体と体を密着させて互いの熱を喰い合い混ざり合う。

足を開かせる。
生娘ならば羞恥に耐えられないほどに大きく。

その中心に男の剛直が触れる。]


 存分に喰らうがいい。


[そうして剛直の先端が女の中へと埋まる。
火傷しそうなほどの熱はどちらのものか、それとも混ざり合ったお互いの熱がそうさせるのか。
火照る吐息を一つついて。
男は半ば埋まりつつあった先端を引き抜くと一気に奥まで突き入れた。]

[これは愛の交合ではない。
偽りの優しさなど不要。

しかと刻みつける。
痛みも、悦びも、全て。

男の熱く硬く滾る剛直が女の胎の中、
そして女の飢えと渇きを無理矢理に満たすように。*]


……「綺麗」だよ。

[ 突然話しかけられて、少しだけ体が震える。
問われたのは、ブランの「美しさ」の事だったけれど。

無論、施術を受けている魔女が「綺麗」でない訳がない。持ち前の美貌が磨き上がり、更なる上へと昇っていくのは無論「美しかった」のだけど。

食い入る様に見つめているのは、その技量を魅せてくれるキミの方だ、なんて。余計な水を差しかねない言葉は控えた。


今はまだ、続きが描きたい。]

[施術が際どいものへとなっていくにつれて、己の「熱」も高まってきている。

あくまでも『画術師』としての矜持から来るものか、それとも、

クロッキー帳と利き手が、鉛筆によって黒く染まっていく。]*

【人】 大富豪 シメオン

─ 中央広場 ─

[それは街の中央に位置する、巨大な広場。
最も多くの人が集まり、フェスの中心となる場所。
フェスの際には、至る所で人々が歌い踊り、自らの『美』をアピールする。
他にも、広場を中心に豪華な劇場や美術館が立ち並んでいるが、
そこで『美』を披露できるのは有力なパトロンに恵まれ、優れた『美』を持つ者のみ
で、故に彼らはラ・コスタ全ての人の憧れとなる。

が、逆説的に言えば、パトロンとなり得る有力者にそっぽを向かれてしまえば、どんな才能を秘めていても、その『美』を披露する機会を得ることができないということ。

ましてそれがかの者であれば、それは…… ]
(69) 2022/11/25(Fri) 9:55:20

【人】 大富豪 シメオン

[フェスの開幕ともに、それは女が怪人と邂逅していた頃だろうか、中央広場の大小様々な劇場と興行主を中心に一つの噂が出回る。


 
「リリーという踊り子が、
     あのシメオン・ジョスイの不興を買った」



かの者の『美』への執着、そして意に沿わぬものへの苛烈な仕打ちはこの界隈の者であれば知らぬ者はいない。
つまり彼らは選択を強いられたのだ。
街の有力者であるジョスイか、それとも一人の踊り子か。
そして、それは時を置かずして女に対する様々な形で現れる。

このことが当人の耳に入るのは時間の問題であったか。*]
(70) 2022/11/25(Fri) 9:57:11
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a39) 2022/11/25(Fri) 9:59:07

大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a41) 2022/11/25(Fri) 10:32:16

【人】 大富豪 シメオン

─ 美術館 ─


 私のコレクションが気に入らないか。


[不意に声を掛けたのは言わずもがなこの館の主人だった。
先程までは確かに無かった気配は今は色濃くその存在を主張している。
姿を現した男は、不機嫌さを隠すことなく細めた目で女を見ていた。]


 足りない、か。
 果たしてそうかな?


[ここに収められているのは女神の祝福を受けたものばかり。
無論そうでないものも多数あるが、それでも『美』の価値を確かに認められた作品ばかりだ。それは決してこの男の『好み』だけではない。]
(74) 2022/11/25(Fri) 11:00:04

【人】 大富豪 シメオン

[むしろ、男の持つ『美』と似通う形のものはここには殆ど存在しない。
だからこそら老いていく己に代わるもの、同じ価値感を持つ『美』の担い手、男はそれを渇望し、探し求めているのだが……それはまた別の話。]


 不愉快だな。
 お前如きに我がコレクションを貶されるのは。


[自分の価値感を『美』の基準とするのは間違いではない。
だが、それは『好み』を『美』と混同してしまつ危ういものの見方。夜空の星々一つ一つが違う様に、この地上には無数の形の『美』が存在する。]


 なら、もう一つ見せてやる。
 まだ『美』というものを知るつもりがあるのならな。


[不機嫌なままの男は娘にそう告げる。
それはコレクションをこき下ろした娘に対する不満か、それとも娘の琴線に触れ得なかったことへの苛立ちか。その両方か。]
(75) 2022/11/25(Fri) 11:01:37

【人】 大富豪 シメオン

 

 着いて来い。
 私の秘蔵を見せてやる。


[男は娘の返答を待たずに歩き出す。
着いて来ないならそれで構わない。
元よりそれらは人に見せるものではないのだから。

美術館を出て向かう先は、工房やアトリエのある区画。
そこは、未だ花開かぬ、しかし『美』の可能性を秘めた者たちが踠き苦しみながらも作品を生み出す場所だった。*]
(76) 2022/11/25(Fri) 11:02:15
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a43) 2022/11/25(Fri) 11:08:55

大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a45) 2022/11/25(Fri) 11:52:10

施術の傍ら、仰向けのまま頭を傾け、リュディガーの方に視線を向ける。さすがに施術の中身に気がついたのか、気まずそうにしつつ、筆を走らせる姿に目を細めて見つめる。
もっとも、その視線は自分よりもむしろスカリオーネの方に向いているようだったが。

それはそうだろうと、得心するばかりだ。男だったら自分の方に視線を釘付けにさせずにはおかないのだが。
スカリオーネが手にした蜂蜜色の液を納めた薬瓶を見て、嬉しそうに口元を緩めた。

「あら、それ。自信作だけど自分では試してなかったからね。
使ってみたら…ん、んっ。ふうっ。いい塩梅…」

胸元から肩、腹部まで垂らされて塗り拡げられる薬液は、随分あてられて感じやすく芽吹いた体の快感をさらに開いていく。
ぴったり密着した肌色のチューブトップは、艶めく肌と一体になって、何も着ていないように見えるかもしれない。

首筋に、それから目尻や頬、顔のむくみのある場所に指が触れ、血の巡りを改善し、すっきりとした小顔に整えられていくようでもある。
頭皮へのマッサージは純粋に気持ちよく、目を閉じたままうっとりと心地よさに浸っていた。

「ん…ふぅん。はあっ……さすがね。これだけでも気持ちいい…」

軽い法悦を感じつつ、悩ましげに、鼻にかかる息を漏らす。といって待ちきれないのはそのとおりで、物欲しげな視線を男に向けた。

ようやく胸のあたりに振動が伝わると、中央の盛り上がる2つの小山が、チューブトップで押さえられた内側でふるふると柔らかく震える。
その柔肉が、周りから振動で押し出された贅肉を集めて、見る間に徐々に大きく盛り上がっていく。張りも増して、零れそうな中でも一層こんもりと高く大きく。
手のひらで形を整え、たっぷりと焦らされる中で、頂は服の内からでもぶっくりと大きく膨らみ、くっきりと浮き立つ。
そこに手が滑り込み、最初より窮屈になった服と素肌の間で特別固くなった頂きをつまみあげられる。

「あ、きたあっ…これ、これ、いいのっ…ぐりぐりしてぇっ…」

思わず首筋を持ち上げ軽くのけぞり、サイズアップした胸をたゆんと揺らしながら甘美な快感を味わう。
傍らの声に目を開け、上気した顔でにまりと笑んだ*

[艶かしい女の嬌声が響いている。
豊満な肢体をくねらせて快楽を享受している様は、あらゆる男を虜にするものであろう。

ついスカリオーネの方ばかりに視線をやってしまうが、ブランシュが「美しく」「描き甲斐のある被写体」である事も確かだ。彼女の事もきちんと描画していく。

……念のため、多めに画材を持ってきていてよかった。施術はいつまで続くのか。
全てを描けなかったら、再び後悔するだろうから。]

【人】 大富豪 シメオン

─ 工房 ─


 それは脅しか?


[男の空気が変わり、不機嫌そうだった表情は凪いだ]


 ドメネクがどうした。
 私がその程度のことを気にするとでも思うのか、


[それは明らかな怒りだった。
いやそれは怒りを通り越して既に敵意と化している。]


 小娘、ドメネクの名を出して、この私を恫喝したな。


[骨を折るなどということはどうということはない。
男には家族はなく、唯一友と呼べる者も今はいない。あるのは財と権力、それも男にとっては手段でしかない。守るものなどありはしない。
対してドメネクはどうか。この男とやりあって『芸術の一族』がここで潰える覚悟はあるか。]
(83) 2022/11/25(Fri) 12:48:11

【人】 大富豪 シメオン

[娘が画術を使うならばその魔法は発動と共に掻き消える。
姿を眩ませたと思ったのなら、それは甘いと言わざるを得ない。

ここは男の巣の中なのだ。


アンチマジックフィールド。
この男が己の住処に何も仕込まないことなどありはしないことなど明白なことである。身一つでやってきて、男を挑発することの危うさを知らなかったのであれば、それは迂闊であり、致命的なミスだった。]


 私の庭で好きに魔法が使えると思ったのか?


[男の右手にはいつの間にか『カタナ』が握られている。]


 無知な小娘と笑って見逃すと思うか?


[男は笑わない。その表情は未だ凪。]
(84) 2022/11/25(Fri) 12:49:13

【人】 大富豪 シメオン

[刹那。
男の左手が振るわれる。
神速とは言わないまでも、それは武芸の心得なしに追えるものではない。]


 このジョスイを侮ったこと、その身で贖え。


[声が先か、それとも衝撃が先だったか。




       
ゴン




と、娘の頭で大きな音が鳴った。]
(85) 2022/11/25(Fri) 12:49:54