人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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  「 知っていた、はずだった? 」


  これまでとは違う、冷たい声に、
  胸の奥がざらりとした。

  どうして私が苦しくなるのだろう。



       ・・・・・・・・・・・・
       私はなんの関係もないのに───。
 
 

   


  「 満たされている、か ……

    私はそんな風に感じたことがないわ。 」


 きっとそこの認識から異なっていた。
 そして彼も満たされては見えないのだけれど。


 満たされたのなら、その先に幸せはあるのかしら。
    
 
  「 私たち、
    相手選びを間違えてたかもしれなわね。 」


  だって全然、望むものを持ってないのだもの
  って、冗談混じりに苦笑いを浮かべた。
 

  それから ────


  沈黙の後の答えにまた、何かが震えるのを感じた。
   
 

   


  「 必要と ………… 」


  消え入りそうな声を反芻する。

  それは私もずっと求めていたもかもしれない。

 

   

  「 ねぇ ────


    私は貴方を、
    三月ウサギくんを、必要としているわ。 」

  
   

   
  

  「 この一夜、

    お互いを必要として過ごさない?  」

 
  必要とし、必要とされれば、
  満たされて幸福は訪れるのか。

  それを確認するために、私たちは今
  ここにいるんじゃないかって。
 
 


 



       例えそれが、上部だけの感情でも。 **

 

───303号室

[ 頬にキスをされながら彼に気づかせてもらう
  そんな未来はいつ来るのだろうか。
  たぶん、遠くない未来だとは思う。
  彼と一緒に、神原さん、と呼ばれたなら
  ちらりと彼のことを見て素敵な旦那さん、と
  返事をする前に一瞬思うようになるだろうし。
  まずはガレージ。一軒家でガレージ。
  絶対に何かは起きる場所になる。
  汗をぽたぽたと落としながら、
  肌が触れ合う音だけが響くようになるのかも。
  よくある防音室のようなところで
  誰の目も憚らずに動画やビデオをみるのなら
  ふたりでは余るくらいの、ベッドにもなる
  ソファをひとつ、置かなければいけない。

  誘惑したらすごく責められる。
  誘惑しなくてもして、と求められる。
  つまり彼女は誘惑をしなければいけない。
  そんな星に生まれているのかもしれない。
  無論、彼女も全然嫌ではないから
  喜んで彼のことを誘惑していく。

  高めの外壁を立てるなり、
  屋根テント付屋上バルコニーを壁付で作るなり、
  洗車中のこと以外でも使えるものを
  一緒に相談しながら作ってもらいたい。
  そうしたなら、邪魔も入らず
  熱くて危ない時間を楽しむことができるから。 ]


   お姉さんにお任せあれっ!


[ 性癖がゆがんだなら、彼女がまとめて
  面倒というか、性癖を満たすことが大切。
  だから、人生をかけては間違っていないと
  彼女は信じている。
  ふふんと笑みを浮かべながら、
  ぽんぽんと彼の頭を軽く撫でたことだろう。
 
  真面目に返事をされたなら、
  彼女はうぐ、っと言葉が詰まるだろう。
  そして一緒に見ることを提案されたならば
  まねっこできるものがいい、と
  提案を返して、実演というか再演というか
  真似をして楽しませてほしいところである。  ]


[ちょっと恥ずかしくなる言い方に口ごもる。
 嫌なわけないじゃん、ふるりと首を振って
 結局追いかけるようにキスをしてしまった。

 こういうの——こんなに甘やかしてくれる人、
 ちゆのこと可愛がってくれる人、他にはしらない。
 あの人は汚いのが嫌いで、みんな腕の傷を気持ち悪がって
 全部を受け止めてくれたのはタイガさんが初めてだ。

 だから、タイガさんはちゆの特別だけど
 それは今だけなのかな……なんて、
 知るのが怖いだけの本心には触れたくなかった。]


  ……、だいすき。


[そうやってちゆの欲しがりに応えてくれるとこ。
 何度もやさしくキスしてくれるとこ。]

[大きくなった熱芯に薄い膜が被せられる。
 付けなくてもいいのに、ピル、飲んできたから。
 そう言い出そうとしたけれど——彼の方が嫌がるかな、
 顔も知らない奥さんの姿が過ぎって黙ったまま。

 抱きしめられて再びころりと転がれば、
 タイガさんの大きな身体に今度はちゆが被さっていた。
 体重をぜんぶ預けてしまうぶん、胸がぴったり触れて
 彼の体温も全部感じたらまたドキドキしてしまう。]


  んっ……、


[期待感を抱いたままの股のうちへ硬いものが合わされば
 思わず声が漏れて、下半身は無意識に擦り寄ってしまう。
 焦ったい感覚を我慢できなくて、求めてしまう。


  うん、 っあ……ふ、ぁ


[彼がちゆの中を抉じ開けるようにして押し入った。
 咥えたこともなかった大きなそれは、
 受け入れるには身体の方が強張ってて
 さんざん濡らしてしまったお陰でぬるりと滑り込むけれど
 お腹の内側を押し上げる、確かな存在は感じていた。]

[タイガさんを見つめる瞳がとろけて、
 重ね合わせた肌にぎゅっと縋りついていた。

 お腹の奥でズン、と鈍い刺激が走る。
 赤ちゃんの部屋——きっとその入口に届いた合図。
 そこを何度も突かれるの、深く繋がった感じがして
 身体じゅう気持ちよくなっちゃうから好き。

 いっぱいに広がって、お腹を押し上げられて苦しいのも
 ぜんぶ忘れちゃうくらいに。]


  ……んん、 っうん、きもちいよ。
  ね、いっぱいシて……タイガさん
  ちゆの穴まだちっちゃいから、


[激しく揺さぶるにはきっと狭くて
 だけどそれでも、いっぱい突き上げられるのは好き。
 だからちょっとだけウソをついてみる。]

[大事にされるのも嬉しいけど
 ちゆにしかできないの、して欲しかったから。]


  赤ちゃんの種、ほしいなあ?


[届かないことをわかって、わざとらしく囁いた。
 根元まで収まっていなかったなら無理矢理腰を押し付けて
 眉を顰めそうになるのを堪えながら、身体を揺らす。*]

[珠莉の声に男は動きと一度止めた。
 上目遣いに見上げると眉を寄せた表情が見え、
 男は満足そうに唇の端を浮かせた]


   
   そんなことを言われたらな。
   また少し意地悪してしまいたくなるな。


[表情とは裏腹に言葉では意地の悪いことを告げる。

 男はすっかりと立ち上がりきっていると窺える尖りから唇を離すと、ふぅ、と吐息を吹きかけた。
 ふぅ、ふぅ、唾液に濡れた尖りは冷えを感じるだろうが刺激としては足りるまい。

 男の視線は珠莉の表情を見つめたままだった。
 もっとと欲する身体と心をすぐに叶えずに。
 珠莉が口を開き言葉を発しようとするのを見計らっていた。

 そう――次に言葉を紡ぐタイミングで、
 男は言葉が実となる前に息を吹きかけ冷えていた尖りに唐突に吸い付いた。
 開いた口と紡ごうとした言葉を失わせる強めの刺激は珠莉の唇からどんな言葉を引き出すだろうか]

[男は視線を向けたままに、吸い付いていた唇を離した。
 舌先で色づきの境界線上を辿りぷっくりと膨らむ盛り上がりを舌で抑えてしまう。
 その央にそびえたつ尖りには唇で口づけを施していき、
 再び吸い付けば色づき全体を吸い上げた。

 唇の圧を調節して色づきの根本から尖りの先へと唇は滑りゆき、
 最後にリップ音と共に先端へとキスをした]



   うん……よく感じているようだ。
   気持ち良いを我慢しなくていい。
   俺は珠莉君が気持ちよさげな表情をしているのは。
   見ていて嬉しいからものだからな。


[男は己の好みを主にしていく。
 次は反対だとキスをした尖りは指で摘まみ縮こまってしまわぬようにと少しばかり強めに摘まんでは根本から先端まで搾るように指を動かした。

 反対の尖りに唇が触れるのは出来上がった方への刺激と同時のことだ。
 気持ち良いは次第に身体中に波及していくことだろう。

 自慰と男の愛撫が異なるとすれば、それは至極簡単なことで。
 想定しない刺激が与えられてしまうということだ。
 快楽が広がるのは常である。
 くすぐったいは敏感な場所でもありやがては快楽を感じるようになることもある。

 時間をかけてじっくりと男は快楽を教えこんでいく]

   ほら、こちらも可愛くなった。
   すっかりと尖ってしまって――。
 

[男はもう一方の尖りも指で摘まみ乳搾りのように扱いていく。
 粘性の唾液に濡れた尖りはよく滑る]



   さぁ、珠莉君……。


[男は身を乗り出すと唇を重ね合い舌を絡めて一度喉奥までも珠莉の口内を支配し、
 頭をあげると擦りあわせ続けていたであろう太腿へと熱量が増した硬さを押し当てた]


   俺は次、どこを見たいと思う?


[男は腰を動かし太腿の内側へと硬さを押し当て擦り付ける。
 押さえていた手を離せば男の手指は珠莉の臍に触れ下腹を優しくなでていく。
 何処を見たいと思う、そして、何処を見て触って欲しい?

 男は優しく笑みを浮かべたつもりだった*]

[根元から数センチを残して、幹はこつりと
 子を成す部屋の戸を叩く。
 胸にぎゅっと縋りついてくる千由里を抱き締めれば
 蕩けた瞳と視線が絡む。

 大事にしよう、痛くならないように、と
 こちらが耐えているのも知らずに
 煽るような言葉を返され、また喉が渇く。]


  ……じゃあ、ちゆの中おっきく広げて
  俺の形にしちゃおっか。


[ぎらつく視線のまま、牙を覗かせるように笑って
 スキン越しに、奥の入口へとキスをした。]

[赤ちゃんの種が欲しい。
 そう言われた時、俺はぎくりと体を強ばらせる。

 此処に胤を蒔いて、それが芽吹いて
 千由里の中から俺の血を引いたモノが生まれて
 そいつが毎晩泣いて、糞便を漏らして
 訳の分からないイタズラをしでかして

 ─────そんな時、俺はまた
 千由里とソレを裏切るんだろうか。

 頭の中によぎった暗い考えを振り払うように
 俺は返事の代わりに千由里の唇を塞ぐことにした。]

[どろどろと溶かすように、快感に浸すように
少しずつ刺激を与えていったから、
急に止めれば何での声が上がるのは当然だ。
表情でそう言ってきた彼を見て、
お湯をかけてやりながら答える。]


 ここでやると風邪ひいちゃうから。
 それに、脚とか疲れちゃうでしょ?


[無理な体勢は取らせたくないし、
風邪なんて引かれたらもってのほかだ。
優しさ故にそう言っているのだが、
やっていることは先ほどまでの寸止めと変わらない。
そんなことに気づかずに、優しさからタオルを差し出した。]

[身体を拭き終わったころ、瀬名原くんの様子を見てみると
上手く力が入っていない様子が見えた。
拭くのを手伝ってやりながら身体を支える。
触れれば敏感に反応する彼に、内心笑みを湛えて
思わず余計なところにまで手が伸びそうになる。

例えば、このまま愛撫だけし続けたらどうなるだろう、とか。
本番に及ばず、気持ちの良いところだけ
重点的に攻め続けたらどうなるだろう、とか。

ベッドで見上げてくる彼の姿を見ると、
なんだか普段湧いてこないような感情まで湧いてきて、
こちらまでダメになりそうだ。]

[ベッドサイドにローションやゴムを用意して、
ようやく彼の元へ戻ってくる。]


 おまたせ。
 ……じゃあ、続きしようか


[熱さに、苦しさに、快楽に脳が侵されている彼の横に手をつく。
ムード作りに頬にキスをして、
彼の片足を持ち上げると置いておいたローションを手に取る。
ぐちょ、と湿度の高い液体を手の平で温めて、
先程まで弄っていた後ろの孔に指先で塗り付ける。
何度か塗り付けているとだいぶ指が動かしやすくなって、
すんなりと孔の中へ侵入できた。
一本目で慣れさせると次は二本目、
三本目と増やして孔の入り口の強張りを解す。
奥まで差し込んでから、関節を曲げてみたりして内壁を刺激する。
熱い中はきゅうきゅうと締め付けていて、
まだ足りないかな? なんて考える。]



 気持ちよくなってきた?


[様子を見れば一目瞭然なのだが、
彼の口からちゃんと聞きたくてそう聞いた。
その姿を見ながら、
今か今かと待つ俺の欲望を、今は抑えた。]*

[キツく抱き締めてくる膣の襞を振り払うよう
 ゆっくりと引き抜いては、またじっくり奥を突く。
 そう、この知らない場所を俺の色に染めてく感じ。
 これが欲しかった。こうやって、愛して欲しかった。

 全部をさやに収めきってないせいで
 今はただただ、ぬちぬちとした水音だけが
 結合部から響いていたか。

 乱暴に捩じ込んで、全部埋め込んでもいいんだけど
 今はまだ、手に入れた実感に浸りたいじゃない?

 人と同じで、簡単に奥へは踏み込ませてもらえない。
 媚びるように、強請るように、奥へ口付けて
 口を開いてくれるまでを待とう。]


  ちゆの中、俺でギチギチって感じ。
  ……ははッ、すっごい幸せ。


[千由里の中に自分の場所をこじ開けるのも、
 まだこれからもっともっと受け入れてくれる
 余地があるのも、全部全部、幸せ。]

[そう言えば。
 俺はちゃんと忘れてない。]


  此処も、後で俺の形になっちゃうもんね?


[ゆるゆると腰を動かしながら、
 千由里の背に回した手で、彼女の滑らかな臀を撫でた。
 まろい尻たぶから、先程散々嬲られた菊座へと
 指先を滑らせ、また皺のひとつひとつを愛でる。

 そうして断りもせずに、つぷり、と
 中指を其処へと差し込んだ。
 薄い肉壁1枚越しに、自分の肉の鼓動を感じて
 俺はまた悪い顔をしてしまうんだ。]


  全部入れるのも、おしりに入れるのも
  良い子は一緒に準備できるもんねえ?


[膣壁を突き上げながら、指を引き抜いては差し込んで。]*



  ─── 相手選びを間違えていた。
  否定することはできなかった。

  これまで縁のなかった世界。
  せめて少しでも知ってみようと、
  覗き込むような真似はせず。

  …… 元々見分不相応だったんだ。
  ならば自身育ちにふさわしい
  身の丈のあった生活をする。
  それが「みんな」の為で。
  
  好奇心に殺される猫のような真似をすべきではないと。
  苦笑混じりの笑みに。
  対するこちらも、きっと同じ顔をしていた。
 
 

  

 「 出会うべきではなかったのかもね。

              俺も、君も。 」
 
 



  そのような話題の運びを
  繰り返していたものだから。
  トトの提案には、驚いた。>>:D3
  否応無しに、どきりと跳ねる心の臓。

  …… だが直ぐにその意図に気付けたなら。
  納得し、理解する。

  嗚呼。なるほど、そういうことか。
 
 

  

  「 ─── いいよ。 」

 
  …… つまりは、お試しのようなものだ。
  擬似恋人か、擬似家族か、それ以外かはわからないけど。
  誰かを必要とし、必要とされる、その練習。

  それ以上でもそれ以下でもなく。
  そしてそれは、俺にとっても望むところのはずで。
 
 

  

  「 ─── 三月ウサギは、

    誰よりも君を、トトを必要としている。


                そして …… 」
 
 

  

 「 ─── それは、この一夜限りのことだ。

   夜が明けたなら、本来あるべき姿に。
   他人同士に戻ろうか。 」


  そこに条件を一つだけ加え、
  彼女の案に同意する。

  本来は、関わるはずのない俺と彼女の世界。
  戯れにでも踏み込むなら、
  線引きは必要だとばかりに。**