人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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【人】 苗床環者 メディウム

>>73
…………分かった。


[自らの意思で離れて、またすぐに密着しに行くというのは。少々バツが悪い気持ちになりはしたが、頼んだのは己の方である。

言われるがまま、身を委ねる事にした。
囁かれた言葉に聴こえないふりをして。
]
(82) 2023/11/20(Mon) 23:07:50

【人】 研究機員 フランクル

ここ数日で気付いたこと

どうやら、俺は人間型の個体の識別があんまり得意じゃない。



浮草研究所のみんなは、頭の上に輪っかがあったり、身体にから草が生えてたり、頭がビーカーだったり……。
敵と戦うときも、倒すべき相手としか思ってなかったからちゃんと顔を確認するとかやってなかったから気付かなかったけど。

リヒトーヴだけはなんか違うから分かる。何でだろう。旧式だから?>>31

世界が浄化されたとして、俺は外に出て人類と共に生きてゆけるのだろうか。
(83) 2023/11/20(Mon) 23:13:41

【人】 研究機員 フランクル

客人たちはどうやら敵意も害意もないみたいだけど。

なんか、不思議なこと言ってるんだよね。

人間が育つには愛情が必要だとか。>>0:86>>0:108
魂がどうのとか。>>0:145>>19>>20>>38

俺にもそんなものが必要なのかな?


[ぼんやりと頭を反らすと螺から
ピンクの粘液
が伝う]

あ た ま が  い た い  。

考えなくてもいいことなんだろうか。
だって研究には関係ないもんな。

ウキクサ博士だったら、なんて言うかな?

  
俺にも
ソレ
が必要かどうか。


教えてくれ
ないような気がする
るのかな?

俺はたらたらと白衣を汚す己の粘液には何の感情も持てない。
ただ、研究所の床を汚すほどぼんやりとしすぎていたのかと慌てるだけ。
(84) 2023/11/20(Mon) 23:15:02

【人】 研究機員 フランクル

客人がいつまで滞在するのか俺は知らない。
今の内に話を聞いておいた方がいいのかもしれない。

[床を汚し続ける粘液を見下ろしキュッと頭の螺を閉めた]
(85) 2023/11/20(Mon) 23:15:18


 …………ああ。

[よく"識る"気配と声に、直青は自然と安堵の息を漏らし振り返った。間違う筈もない。羅生だ。

否応なく"繋がって"しまう能力の性質上、直青は普段から極力各創世員との同期は切断するようにしていたが、慣れというものだろうか、この"タイミング"を羅生はよく把握している。]

 いつもすみません。
 
助かります


[最適な場所、と問われて思案する。
現在地は、直青の居室にと充てがわれた病棟の一室である。防音の類には然程の期待は持てなかった。]

 そう、ですね。

 この病棟から敷地外へ向かって少し歩いたところ、
 北東の辺りに放逐された備蓄倉庫がありました。
 喫緊に倒壊の危険性は無しと評価してあります。

[付き合ってくれますか、とは尋ねない。
解の決まっている命題だからだ。

掴まれた腕を解きもせず、直青は移動を開始した。]

*

…………か、はっ………

[男の腕の中に居た小さな身体は、しばらく身を震わせていたかと思えば。葉を口から数枚吐き出したのち、くったりと動かなくなってしまった。

流石に刺激が強すぎたのだろう。完全に気を失ってしまっているようであった。]*

【人】 研究機員 フランクル

>>0:137

おずおずと背後から直青に近づく。

確か右目が義眼っぽくて、客人たちの体調管理してる人だ。間違えてない、と思う。


えと、直ちゃん、さん?

俺の螺子が、何か気になります?

あんたの周りにもAIはいっぱいいるし、あんたもAIだし、螺なんて珍しくもないだろう? という疑問は飲み込んだ。


[妙な素振りを見せたら即座に攻撃出来るように、そっと右手の拳を握り締める]

この螺子をもぎ取られたら俺はどうなってしまうのか、自分でも知らないんだ。
(86) 2023/11/20(Mon) 23:34:15

【人】 苗床環者 メディウム

− 植物園内 −


[側から、男……雷恩と、少女……メディウムが「何を」していたかを察するのは難しかっただろう。お互いに抱き合っていたかと思いきや、少女が苦しそうに震え出して意識を飛ばしているのだから。

近くで見てしまった者がいたら、心配される事間違いなしである。あるいは叱咤されるかもしれない。

意識を手放した少女は、誰かがウキクサ博士の元へと連れて行くだろう。]**
(87) 2023/11/20(Mon) 23:38:08

【人】 寿ホ儀 直青

>>86

 はい直ちゃんです!
 宜しくお願いします!

[挨拶は元気良く、との"教え"を誰がインプットしたのか、直青は当然に知らなかった。ただ、気に入ってはいる。]

 ええ、大いに! 気になりますね!
 頭部を貫通する螺子というデザインには
 一般的に必然性が見られません。

 そちらはどのようなコンセプトで、
 どなたが考案された設計なのでしょうか!?

[警戒行動を取られていることは知覚していたが、構わず直青は捲し立てる。機会の損失を、直青は好まないのだ。

言うだけ言って、じいっと直向きな視線を向けた。]

*
(88) 2023/11/20(Mon) 23:46:31

[

流石。己が自己内省と嫌悪に彷徨くしかなかった頃、彼は施設の隅々を把握していた。この評価をすら今はねじ曲げたい衝動に駆られる。行き先が決まるなら腕は離した。

]


 できれば他者に見つからないルートで。


[

至極当たり前の事を口にする。別に宛てがわれた部屋で良かったのに、何故移動のリスクを侵すのか。その念入りに無駄に苛立ちながら共に目的地へ到着したならば最小限の手間で最大限の効果を試みる。
軍服を模した衣装。指揮官の装いらしく行き届いた飾りが多く、生地は硬めの良い素材。

──邪魔でしかないよね。

軍衣を纏める存在感ある太めのベルトを滞りなく外す。
それから滑らかに、釦を外しきって、手を止める。

]


 ……寛げて、視線を外してくれますか……

 (追加すべき必要な手順があるのなら、それも。)


*

【人】 苗床環者 メディウム

− 研究所内 −


>>84>>85
[検査帰り。見知った顔が、なにやら難しそうな顔で歩いているのを見かけたので声をかけてみる。]


おーい、フランク?何か悩みでもあるのか?
痛みが酷いなら、薬を処方してもらうといいぞ。元は、お前も患者だったのだろう?それくらいなら博士は診てくれるはずだぞ。


[被検体とはいえ住む場所を提供してもらい、自身の体調管理に気を配ってくれるウキクサ博士には一定の信頼を置いている。彼女が、これまでにしてきた、到底クリーンとは言い難い事の噂は知ってはいたけれど。それでも彼女は親代わりに近い存在だから。あまり気にしてはいなかった。]
(89) 2023/11/20(Mon) 23:54:12

【人】 苗床環者 メディウム

(>>58 >>60 「貴女」が知らないのなら。それでいいのよ。私だって、私だけでは生きられなかったのだもの。そこは、彼女に感謝しているけれど……

真実を知ったら。「貴女」はきっと酷く傷つくでしょうから。この事は、私だけの、秘密。)
**
(90) 2023/11/20(Mon) 23:57:58

【人】 寿ホ儀 直青

-楽園内 某所-


[その姿を初めに認知したのは"契約"の場面>>0:11だった。

以降、AIたちやbébéたちの行動記録ログに於いて幾許かの彼に関する情報を得てはいたが、直青が直接の接触を持つ機会には恵まれていなかった。

直青と同じく、彼にもルーチンがあるのかもしれない。その動線が交わらなかったということだろう。

何れにせよ、記念すべき初回の邂逅が今この時であったことは、非常に遺憾であると言えた。]


 すみませんすみませんすみませんっ!!
 リヒトーヴさんっ!!!!

 施設内にアゼラスチン塩酸塩はありませんか!?
 この際ジフェンヒドラミン塩酸塩でも構いませんっ!

 直ちゃん大ぴんち
 なんですうううううっっ


[油断をしていた、と自己評価を下すしかない。
現在身長、110cm。]

*
(91) 2023/11/21(Tue) 0:00:15
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。
(a31) 2023/11/21(Tue) 0:08:55

苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a32) 2023/11/21(Tue) 0:17:07

【人】 研究機員 フランクル

>>88

少し驚いたような表情を一瞬で消し去り、剥き出しの好奇心をぶつけられた。

うーん、螺子をどうこうしたい、という訳ではないのかな?


  デザイン……でこうなってる訳じゃない、と思う。
  考案したのはウキクサ博士のハズだけど。

  必然性、があったんだと思うよ。

話している内に、ぼんやりと、ベッドに寝そべっている俺“たち”の記憶が蘇る気がした。

  え……と、これは多分螺子で貫いてるんじゃなくって、
  繋ぎ、合わせて……

どろっと螺子をピンクの粘液が伝う。
おかしいな……。普段はこんなにしょっちゅう出てこないのに。

  ああっすみません。汚れてないですか?大丈夫ですか?

失敗した。
彼の問いにきちんと答えられなかった上に、また白衣も床を汚してしまった。


[真っ直ぐな視線が痛い。背中を向けて螺子を閉め直した]
(92) 2023/11/21(Tue) 0:23:42

【人】 研究機員 フランクル

>>89

ー研究所内ー


メディウムに呼び止められた。

[珍しいな。彼女はここ数日植物園に入り浸ってるのに。
何してるのか気になって黙って覗いてたら、誰か(赤毛の、多分戦闘タイプの人)に注意されちゃったんだよね。野暮だよって>>0:115)]

心配されてるみたいだ。何故だかわからないけど。

  頭からちょっと漏れちゃったけど、全然大丈夫だよ。
  体液が減っても、すぐに回復出来るからね。
  ウキクサ博士が組み込んでくれた増血細胞のおかげだよ。

  きみは最近なんだか、こう、ソワソワしてるよね?

検査帰りにしては、いつもより血色がいい。具合がいいのかな。

  ……きみは、ここに来る前のことをちょっとは覚えているんだね……>>0:150
  愛して愛される、っていう状態は俺にはよくわからないけど、そうなったらいいね。

[ウキクサ博士のことは信頼している。俺の居場所を作ってくれた人だ。
とても誠実で、優しい嘘をつかないことも知っている。
だから、俺は博士には何も聞かない。何も求めない。
必要なものはすべて与えてくれると信じてるから。>>60

俺が傷付いて働けなくなったら、博士には何のメリットもないんだから。
博士が俺に与えないものがあるとするなら、それは必要のないものなんだ。
(93) 2023/11/21(Tue) 1:02:37

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 回想:新人類 ―


 [ 機械にとって、紙には不思議な縁がある。

   たとえば『孔雀革命』の本来の主――
   機械を"友"とした者。友は、それをよく用いていた。
   機械が筆記を心得ているのはそこに由来する。

   全く縁のない存在から紙を貰ったこともある。
   コンポストから発見されたそれは、
   現在、機械の私室にある写真立ての中に保管されている。


   その傍らに機械はあの白い鳥を置いた。>>67
   思えば、人類は本当に鳥をよく好んでいた。

   ……机を一瞥したが、相似する物はない。
   だから、機械は己の持ち歩く紙を細く切り取った。
   その上に紙の鳥を、そのくちばしが重なるように置く。


   白き鳩、白き枝。
   その物語りそうを人類は好んでいた。本当に。 ]
 
(94) 2023/11/21(Tue) 1:28:42
研究機員 フランクルは、メモを貼った。
(a33) 2023/11/21(Tue) 1:29:17

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 理想を、理想のまま抱けるのは機械の特権かもしれない。
   その定義が確かであればあるほど、
   それを抱いた機械がそれを違えることはないのだから。

   ――かつて、問われたことがある。
   何故、機械の己は人類を排除しないのか、と。>>26


   ――それは、己の役割ではないからです。

   ……効率的な命令。適材適所。
   人類の殲滅が我々の『決定事項』であるとしても、
   それは、あなた方でいう常識までもを覆しはしません。


 [ かつての機械はこう答えたし、
   再び尋ねられても、似たような解を示した続けただろう。

  
……今はまた、少し異なるかもしれない。

 
(95) 2023/11/21(Tue) 1:31:13

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ ――『侵略者ではない、人類の友』。>>27
   それを聞けば、機械は"またか"と僅かに表情を曇らせる。

   その言葉は機械の記憶に深く刻まれていた。

   一体、誰がそれを言いだしたのか?
   誰が辺鄙な土地に引き籠る己を
   "侵略者ではない"とわざわざ形容して回るのか……

   もし己がより最新や高度であったら、
   きっとあの手紙の主を恨んでいたに違いないと
   機械は何度か考え着いていた。

   ……それは生か死か。

   永遠、事実へと収束しなそうな問題を機械は好まない。
   情報は明快であればあるほど、機械には容易いのだから。 ]
 
(96) 2023/11/21(Tue) 1:33:27

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ ……あの時、ウキクサの前で機械は表情を歪めた。
   しかし、それはほんの一瞬のこと。

   その感傷はすぐに意識から消去された。
   あまりにも何度も繰り返したが故に、
   これらの解が現れることを機械も重々学習していた。 ]


   ……どうぞ、こちらへ。
   かつて工場として使用していた建造物があります。

   人々が滞在に利用していた施設もありますので、
   当面はそちらをお使いください。


 [ 常と変わらぬ表情で、己も彼女に一礼した。
   木々の向こうに見え隠れする建物へ、
   かつて友の過ごした場所へ、その意識を向けながら。 ]*
 
(97) 2023/11/21(Tue) 1:35:15

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 回想:『創造主』とは? ―

 [ ――創造主。
   白き鳥を空に翳しながら、機械は記憶を整理する。

   あの時、機械は彼の意を瞬時に汲み取れなかった。>>67
   訳あって、あの言葉には強い概念が付与されているのだ。
   今では少々煩わしいぐらいに。
  
実際に己の手間が増えているので、当然かもしれない。


   ……通常、道具にとっての創造主とは製造者を指す。
   あの時、羅生が発したのはおそらくこちらの意味だろう。
   "親"とは"子"を生む者である。筋が通っている。

   そう結論づけながら、機械は悪態を浮かべる。


  
――監視システムが宗教を齧っているというのは、

  
一体どういう訳だろうか?


  
   幸いにもこれを指摘されたことはまだ、ない。]
 
(98) 2023/11/21(Tue) 3:45:23

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

 『 我々の地球せかいは、一体何で救われるのだろう?』

 
(99) 2023/11/21(Tue) 3:46:50

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 機械は、何度かこの問答をしたことがある。>>99
   『決定事項』により殲滅作戦が遂行される中。
   彼方の人類から、机上の人類を見た。

   ――その相手は、他ならぬ『孔雀革命』の主だった。


   『絶対的な神創造主が与える契約秩序か?』

   『それとも、新しい世へと導く救世主新人類か?』


   己は機械であるが故、前者の論理を得意としていた。
   問答の相手は、後者を信じていた。

   機械の意識に浮かぶのは、ウキクサと緋雁だ。
   ある特別な存在を尊ぶ者たち。
   ……彼の人類と機械は、同じ信仰をしている。


   ――しかし、機械の原則は前者にある。
   己に与えられた役割は、存在意義そのものだ。 ]
 
(100) 2023/11/21(Tue) 3:49:30

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 創造主、と機械はもう一度その言葉を思案する。

   "己の主"は、創造主ではない。ましてや親でもない。
   正しく数えるならば、
   己の方が製造されたのはずっと昔だ。

   しかし、機械に自我を与え、形を作ったのは確かに"友"だ。
   その点においては、創造主と呼んでも差支えは無い。

   ……ならば『sintoisMecanique』の創造主とは、
   どのような人物だったのだろうか。

   ・・・

   機械はそこで思考を止めると、日課の巡回に戻った。

   仕事は常にある。
   この庭には、移り変わるものばかりが生きている。
   ――それも一つの秩序だった。 ]*
 
(101) 2023/11/21(Tue) 3:53:37

【人】 研究機員 フランクル

>>87
ー植物園内ー


ぐったりと動かないメディウムと、傍らに土に根を張っている男がいる。

  おい、あんた!何してるんだよ!!

メディウムに駆け寄る。気を失っているみたいだ。けど。
ほんのり肌が暖かくて、僅かに甘い花の香りがする。
表情は全然苦しそうではなくて、むしろ……?

  そこどけよ!ウキクサ博士に診てもらうから!!

キッと傍らの男を睨んでメディウムの細い身体を持ち上げた。


[男がメディウムを心配そうに、愛おしそうに撫でていたのを。
その時の俺は、気付かずにいたんだ。]
(102) 2023/11/21(Tue) 3:55:14

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

- 楽園内 某所:直青、あるいは? -


 [ その姿に機械は淡々と瞬き、沈黙した。>>91

   決して、人間のように驚嘆したわけではなく、
   もちろん"ドン引き"という状態になったわけでもない。
   機械は機械である。どこまでも。

   ――そう、だからこそである。
   あまりのことに思考が追い付かなかったのだ。
   質量が減るとは、一体どういう現象か? ]


   失礼。認識を整えるのに時間を要しました。
   お待ちください。

   …………双方ありました。
   ヌエヌエにここまで運ばせています。


 [ 暫しの間。貯蔵庫に遣わせたヌエヌエから得た回答を
   そのまま相手に伝える。
   待っていれば、直に空からやってくるだろう。

   ……己が見下ろすのは無礼に当たるのでは?と
   思い至ったのは、その直後だ。

   その危惧の妥当性は測りかねたまま、
   機械はその場に正座した。なんとなく。雰囲気である。 ]*
 
(103) 2023/11/21(Tue) 4:43:06

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 業務:楽園の片隅の倉庫 ―


 [ ……かつて、機械は楽園の中に幾つか倉庫を作った。
   そのうちの一つは、研究所からは程近い位置にある。

   ヌエヌエをそこに遣わせながら、>>0
   機械はこの倉庫が今も開け放たれていることを確かめた。

   簡素ながら保管環境を整えられた空間の中にあるのは
   機械には概ね無用の品――
   主に、旧人類たちが残していった私物や家財である。
   ヌエヌエが外界から収集して来たものも幾つかあったか。

   ご自由に、と機械は人々へそこを常開放していた。
   勿論、人々には客人たちも含まれる。

   道具は使われてこそ、というのもあるが。
   機械はやはり、己の庭に目を向けていたいと思うのだ。 ]*
 
(104) 2023/11/21(Tue) 5:02:53

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 植物園:メディウムとフランクル ―


 [ 機械は判断しかねていた。
   メディウムから近づいたのは、事実だった。>>15
   機械ならともかく、人間が易々と洗脳の類を受けるか?

   そのような仮定は"現実的"ではない。
   加えて、彼女は一度離れた上で近づいている。>>37>>82

   これはメディウムが承諾しての物である。
   ――その答えに異論が無いのが、一層機械を困らせた。

   ならば、この状況の正解とは一体? >>87
 
(105) 2023/11/21(Tue) 5:48:45

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ ――これに解を示したのは、フランクルだった。>>102

   雷恩は……と機械は合わせて彼を一瞥したが、
   すぐにフランクルに眼を向けた。

   大事だったら、もう取り返しがつかない。

   思考の収束先を得たことで、行動は自然と定まった。
   念の為、ヌエヌエをウキクサに遣わせる。
   それと共に機械は足を動かした。彼らの元へ。

   フランクルの身は懸念事項が多い。>>84
   共倒れの可能性を、機械は否定し切れなかった。

   助けが必要であれば、彼は己を見るのではないか?
   日頃、彼とはたびたび目が合うのだから。>>83

   ……ならば、これが恐らく最善だろう。
   己が不要で済むなら、それで終わること。 ]*
 
(106) 2023/11/21(Tue) 5:53:28
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a34) 2023/11/21(Tue) 6:15:01

【人】 巫凪 桜花

―回想・雷恩と―


[設計された仲間以外の、自然の造形物が、あれほど目を楽しませる形をしているとは。
これまで実感する機会に乏しかった]

 可愛かったよ。
 雷恩も、きっと会える。

[自分が会えたなら、片割れである彼もまたそうだろうと。
無邪気な刷り込みが断言させる>>33]


 ――触れ、…


  いいのかな。触れても。

[彼の問いかけに頭を過ったのは、少し前のこと>>34
戦場に転がる小さな遺骸に手を伸ばし、けれど触れることはなかった姿。
もし雷恩なら、同じように感じても、不用意に触れないかと思っていた。
数年先に産み出された彼の行動は、己の規範のひとつでもある]
(107) 2023/11/21(Tue) 6:38:54

【人】 巫凪 桜花

[でも今の言葉は、どこか不思議そうに――そうするのが、まるで当たり前のように響いたから。
その顔を、思わず見返した>>34]


  そうしようかな。今度は。


[微かな、内に生じたざわめきとともに。
ひとつ、認識を改めた*]
(108) 2023/11/21(Tue) 6:40:39