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人狼物語 三日月国


74 五月うさぎのカーテンコール

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それ…?


[どれ。と振り向いた。後ろにあるクッション。
これ?]


このクッションとですか?


[持ち上げて、ジンさんに見せる。
そうしたら抱いて撫でてるところをデモしてくれた。
目をまん丸にする。]


……
    ……ン
lovely!!!



[ああ!と両手で顔を覆った。萌え、とはカクノゴトキモノ。]


俺……生まれ変わったらクッションになりたい……

[赤のボトルから後を継いで、注がれる白ワイン、杏みたいな果実味の香り。
エビのアヒージョのエビを突いてひっくり返した。]


……え。


[瞬く。
ジンさんの顔を見て、ワイングラスのシャンパンゴールドへ視線を落とし。その色を見た。]

トレードカラーのことだって知らなくて。
ただ好きな色って聞かれたから……


[白ワインのグラスの、腰のあたりを緩く撫でる。]


その。ジンさんのイメージ?
白くて、でも白よりあったかい。生成りやクリーム色よりはもっと煌めいていて。
──綺麗です。ホワイト・ゴールド。

俺のイメージカラーだったら、何色なんでしょう、ね。
よくわからない。
コーギーのお尻の色?


[つまり小麦の色だ。
注いでもらったばかりのワインを一気に半分くらいまで飲む。
んあ、美味しい*]

[シャワーは二人で交互に浴びて。
途中、呻くような声が聞こえたけれど、それが自らの声が引き起こしたものだとは気づかずに小首を傾けながら。
先に出ていく彼を見送って、後処理をした。

息を詰めて指を秘部に入れて、奥へと指を動かせば。
彼が残した跡がとろりと時間を掛けて落ちてくる。
夜に繋がる宣言を思い出したら、また自分で自分の指をきゅうと締め付けてしまって、はしたなさに赤面した。

こんなに愛されてるのにまだ足りないなんて思うなんて、どうかしている。]

[彼に遅れること少し。
新しい下着(さすがに二度目は恥ずかしいから、色は普通の淡いピンクを選んでいる)を身に着けて、その上にキャミソールを着る。

濡れた髪をタオルで拭きながら部屋に戻れば、浴衣姿の基依さんが見えて、普段とは見慣れない姿にどきっとした。]

 わ、格好いい……

[格子柄の黒のシックな色が彼によく似合っている。
彼の腰元に添えられた蝶がゆらゆらと揺れていた。]


[それから自分もと浴衣を羽織って。
短大時代に習った着方をなんとか思い出して身頃を重ね、帯が短いから彼と同じように蝶結びで纏めて、くるりと背中に回す。
男性用と違ってちょっと縦幅がある分、それっぽく見えるだろう。

まだ湿り気の残る髪は軽く結わえてアップにすればすっきりとした。

着付けが終わったら、彼の前で小さくターンを決めて。]

 どうです?
 変じゃないですか?

[見せびらかすようにして、はしゃいでしまう。*]

……人といる時にこうなんの、嫌じゃん。
ま、人がいたらクッションは抱かないけど……

[じゃあ何を抱くかって? 皆まで言うな。
 だから酔いたくないんだって。]

その反応は余計恥ずかしいわ……

[もす、と隠すようにクッションに顔を埋める。
 顔を突き合わせて飲んでいたはずが、お互いが顔を隠す時間が数秒生まれた。]

俺より先に死なないでちょうだい。

[生まれ変わりを願うのに、話を切りあげてメリィを押し付けよう。
 はー、顔が熱い。チェイサーを一息に飲み干した。]

[ひっくり返ったエビがあかあかと彩りを見せる。
 その見た目と香りだけで飲めるなと白ワインを傾けた。
 爽やかなキレと後から追ってくる甘い香り。
 赤よりはいくらか軽く感じるが、飲み口のせいだろうか。]

……え。

[瞬きに瞬きを返して、返事もオウム返し。
 それから語られる、イメージカラー。]

あ、あー……そういう……

[おっとこいつも素面で聞くのはなかなかハードルが高い。
 ワイングラスを傾けて、アルコールに助けを求めた。
 ホワイトゴールド。そうかあ、とどこか現実味のないまま受け止めつつ。]

麦のは……白、かな。俺のイメージだけど。
なんにも染まってない感じ。
何でも受け入れるみたいだけど、でも純粋なままでいる、っていうか。

すごく綺麗。

[さて、そろそろサーモンの様子を見に行こうか。
 照れ隠し半分おもむろに立ち上がって、シンクの方へ*]

[クッション抱かないなら何を抱きますか。
その時その場に──まで考えかけて思考を手放した。皆まで言うもんか。]


じゃあ取り憑く生き霊でいいデス?


[押し付けられたクッションを抱き締めた。
そのままぐりぐり力一杯に額を押し付ける。嫉妬。]

うむむ、っ


[綺麗って言ったのは自分なのに、同じ単語を返されるとクリティカルヒット。
びえ、とクッションに絞め技をかけた。]


発酵させて後は焼くだけのパン種の色?
くるみをいっぱい混ぜ込んで、ウォルナットブレッドにしたり


[グラスの残り半分も飲んでしまった。

関係ないこと言い募って羞恥心に手で風を送る。
シンクへ歩いていくジンさんに、鶴のひよこみたいに後ろをついて行こうとして]

  ぉ


[踏み出した足の予測着地地点と、実際につま先が乗った床がずれる。
ふわんと心許ない、でもなんだか楽しい感じ。
あ、これ、酔っ払いのあれのやつだ、へえこういう。これが凄くなると千鳥足?になるのか。]


溶けました?食べられます?
爺ちゃんとこでは、ルイベって言って凍ったままでもいっちゃうんですけど。


[横に並んで立って、シンクの縁に手をかけて。
体の1/4くらいの幅がジンさんの肩に触れる。
犬が飼い主の隣に座ってなんとなく毛を引っ付けてくるやつみたいに。]

[脱衣所から紫亜が出て来た気配がする。
けれど、着て早々に盛り上がってしまったから、彼女の方も替えは荷物のところまで戻らないとない訳で。
そういった余白の部分は見ないのがマナーかと背を向けたまま]


 着替えたら教えて。
 ちゃんとこっち向いとくから。


[無視ではなく、待っているのだと伝えてスマホに目を落とした。
後ろで聞こえた呟きに火照る頬をぺちぺちと叩く。
「可愛い」はふざけてノる癖に、「格好いい」が恥ずかしいあたり、いかに自分がどちらのキャラで通っているかがわかるというものだ。]

【人】 店員 イウダ

[確認するのは同僚からのメール。

テリーヌの残りで麦が賄いにかぼちゃもちを作ったらしい。>>1:32
途端に腹がぐぅ、と鳴った。
まずは腹ごしらえが必要そうだ。

かぼちゃもちはシンプルに団子のような味付けで食べるのも美味いが、卯田のおすすめはにらもやし豚コマと一緒に炒めて焼肉のタレで味をつける変わり肉野菜炒めだ。
シャキシャキ野菜ともちもちかぼちゃの食感の違いが癖になる。

今度賄いで作ってみよう。**]
(14) 2021/05/22(Sat) 14:49:50
[そのまますりすりしたくなってしまう。
少し指先がぬくい。おなかも。]


……スモークサーモン、アヒージョの具にしたら、
焼き鮭になっちゃいますかね?

そうだ、ジャガイモか卵があったらマヨサラダにして、
それをパイに載せても美味しいと思います。アンチョビとかと。


[ちょっと借りていいですか。小鍋に水を張って、茹で卵の準備*]

[スマホを見ていても、耳は衣擦れをしっかり拾っていて、期待は高まるばかり。
着替え終わったのを教えられて、振り返った。

濃い紫に白い大輪の華が咲いている。
ところどころには黄色も入っていて、華のような、夜空に咲く花火のような柄だと思った。
腰の中心には白い帯が入って全体の印象を引き締めている。

くるりと回るはしゃいだ姿を見て、思わず目元が綻んだ。]


 すげー綺麗……。


[ゆるく纏められた髪の下、晒された白いうなじを見ていると、先程吸うのを我慢して良かったなと思う。
彼女はいつも「可愛い」けれど、浴衣姿を見て最初に思ったのは、「綺麗」という言葉だった。

卯田は普段人の容姿についてコメントを求められたら「似合ってる」という単語を使う。
本人が好きで選んだものならば全然似合わないことはないだろうし、「似合う」という評価には自分の主観の色は強く出ないから。
恋人以外には変に期待させずに済むし、恋人には欲目だと思われずに済む。

だが思った瞬間に言葉にしてしまう程、紫亜の浴衣姿は「綺麗」だった。]


 最近着物で来店する人も増えて来てるし、今回だけじゃなくてもっと別の着物着た紫亜も見たいかも。
 いや〜印象変わるな。

 横歩く時、緊張してちょっと背筋が伸びそう。

[笑いながら、浴衣と一緒に借りた下駄を二足持ち上げて部屋の外へと誘う。
洗うのは拒否されてしまったから、下駄を履かせる役は任せて貰いたいものだがどうだろう。

足を持ち上げたらつい爪先にキスしてしまいそうだというのは言うまい。*]

……悪さとかしないなら、まあ。

[生霊に許可を出すってのも変な気分だが。
 メリィに額を擦り付けるのを見ていると、コミカルな動きになんとなくふくふくと笑いがこみ上げてきた。
 嫉妬心からくるものとは知らず――というより、それを察するような思考力が弱まって――口元が緩む。]

エビ食っていい?

[手を伸ばす。
 鮮やかな色を見てからそわそわしていた。
 エビの淡白な旨味にアヒージョのオイル、白ワインには最高だ。]

ふふ、そーだねえ。
これから何にでもなれる状態――とも、言えるけど。
俺にはね、もっと綺麗なものに見える。
難しいんだけど……いろんな色に馴染みながら、でも芯は麦のままっていうかな。

光、みたいな。うん、光だな。

[うんうん。ひとり勝手に納得。
 サーモンの様子見にいこう。]

ん、いけそー。
ルイベもいーけど、重なったスモークサーモンは塊の板だし。

食べやすくして食べよ。

[後ろに人の気配。
 重なった身体に、無意識にするりとすり寄る。
 長い髪が麦の頬を掠めた。]

いや? 火通したスモークサーモン、それはそれでうまいけど……アヒージョに入れたら味濃いかなー。
卵の方がいーかも。

[ゆで卵の準備が始まるなら、カウンターキッチンの下にしまいこんでいる椅子を引き出す。
 ついでにグラスとボトルも持ってこよう。
 キッチンドランカーはカウンターで飲む気満々だ*]

[下腹をなぞる手に、息を呑む。
内から押し上げる彼の形がより鮮明に感じられて
恥ずかしい以上に、なんだか。]

  
ン、 っあ……蓮司も、きもちい…?


[下腹を押される度にびくんっと体が震え。
気持ちいい場所を、外と中から挟むように刺激されながら
落とされる口付けに、上がる熱に、くらくらと視界が歪む。

体に彼の形が馴染んでいく。
与えられるやさしい刺激に小さく喘ぎながら
ひとつに繋がってるという実感が、何よりも気持ちいい。]


  ん。痛くは、ないから…… ぁ、あっ

[浮いた下半身に、ゆるやかに始まる律動。
体内から響く濡れた音に、耳を塞ぎたくなりながら
やさしく気持ちいい所ばかり繰り返し刺激されて
徐々に体が作り変えられていく気がする。

彼に大切にされてることを全身で感じながら、
ゆらゆらと凪いだ波間を漂うような幸せに浸っていたら。]



  ……ゃ、
  いつもより、なんか ……ぁっ、ああ!


[荒々しくなっていく動きに
目尻に溜まり続けていた熱がぽろりと溢れた。

乱れる呼吸に、上下する胸の頂きを刺激されれば
体を走り抜ける電流のような快感に、背中を喉を逸らして。
追いつかない思考を置き去りに、体が跳ねる。

重なった唇から伝わる余裕のない荒い呼吸を
混ざる唾液と一緒に飲みこんで。]

  
ぁ、れん……、 れんじ、


[名前を呼んで、と。
はじめて肌を重ねた日にねだられたそれを、
強烈な快感に半ば飛びそうになる意識の中、繰り返す。]

[高められ過ぎた性感に、遠ざかる理性。

ただ激しく求められるのが嬉しくて、もっと、とねだり
快感に震える指先で、汗で滑る彼の腕を必死に掴んだ。
ぽろぽろと零れる涙でシーツに染みを増やしながら
研ぎ澄まされ昇りつめていく感覚に、狂いそうでこわいけど
彼に愛されていると思えばもっと欲しくて、たまらなくて。]

  
すき、……だいすき

  
ッ ぁ……あ、もっとほし……


[閉じ込められた腕の中、強く抱き締められ
求められる口付けに、満たされる心地を覚えながら。
荒ぶる波間へ絡み合ったまま、深く深く溺れて。]




  ────…… っ

[幾度目かわからない絶頂を迎えた瞬間、
ふ、と意識が深い海へと沈んでいった。*]

[情事の後の支度は妙に気恥ずかしくて気まずい。
掛けられる声に気配りを感じて、ほっと息を着いて、はい、と応えながら。
こういう些細な部分が、安堵を覚えてしまってより惹かれていくのだというのを彼は知らない。

彼にとっては自然な振る舞いなのかもしれないけれど、そんな動作一つ一つに「大切にされている」と実感してしまうから。
真夏に降る雪のように、深々と静かに「好き」と言う感情が心内に募っていく。]

[着替えを終えて、両の袖を手に取って袖を広げながらお披露目をすれば、シンプルな褒め言葉に仄かに目元を朱に散らした。]

 
 ……ありがとうございます。
 基依さんも、格好いいですよ。


[照れくささに褒め言葉に褒め言葉を返す。
彼は私のことをいつも「可愛い」と言ってくれるけれど、「綺麗」だと言われたのは初めてな気がする。
そのことにもじもじしてしまって、どうにも顔が見れなくなって目を伏せた。
彼の手を取って「外、行きましょう?」と話題を逸らしたつもりで。]

 着物は支度が大変ですからね。
 普段から着てる人って尊敬します。

 ……でも、そうだなぁ。
 お正月の初詣とかなら、着てみてもいいかも。

[着物は背筋が伸びるし、胸が小さい方が綺麗に着れると聞いたことがある。恰幅のいい人のほうが似合うから、私の場合は多少タオルなどを詰め込んで着ないと様にならないかもしれないけれど。
彼が見てみたいというのなら、冬には実家から振り袖を出すことも視野に入れて。

借りた巾着にはハンカチとティッシュ。お財布とスマホを詰め込んで。
ぱたぱたと戸口へと向かう。

下駄を構える彼に気づいたら、う、とたじろいだ。
未だ慣れない過保護な扱いに、少し困りながらも抗えなくて、しゃがんだ彼の肩に手を添えて、素足を晒す。]