人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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【人】 苗床環者 メディウム

(それは、弁解として告げているの?……それとも……牽制、かしら?)
**
(195) 2023/11/21(Tue) 23:53:43
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a47) 2023/11/21(Tue) 23:58:55

【人】 苗床環者 メディウム

− 植物園にて・リヒトーヴ −


[>>192 雷恩を見つける少し前だ。先にリヒトと遭遇したので先にそちらの方へと向かう。]


ああ、リヒト。いつもお疲れ様だ。先日はすまなかったな……


[機械的で旧いと、リヒトは自分をそう称しているけれど。「私」はリヒトがそれだけの機械ではないと、なんとなく思っている。本人に告げた事は無いが。]


まあ少し世間話でもするか。今来ている客人は、AIが何名かいただろう?……彼らは、きみからはどのように映ってみえた?
…………ほら、外から来る「同族」?というのは、得てして珍しいものだから。

[度々、あの男性を模したAI達と交流している事は知っていた。内容までは知り得ようも無いが、少なくとも。リヒトの中で何かが、芽生えたりしていたのではないかと。

……期待したかったのかもしれない。]*
(196) 2023/11/22(Wed) 0:14:55

【人】 苗床環者 メディウム

− 病棟内にて・直青、羅生がいるはずの部屋 −


……………やはり、必要で有るよな。そちらの大切な貴人へ、あんな事をしてしまっているのだから。


[いわゆる博士と近しいポジションのAIが彼らだとは聞いていた。定期的にメンテナンスや体調管理を行なっているのだということも。
……多分、あいつの方からは「私」や“これ”の残滓は検出されないとは思うが……]


うん。客人に無礼をした事は詫びておこう。
そう考えて、彼らが控えているはずの部屋の扉をノックした。*
(197) 2023/11/22(Wed) 0:21:09

【人】 苗床環者 メディウム

− 病棟内のどこか・緋雁との邂逅 −


[雷恩以外の『sintoisMécanique』とはあまり関わりは強く無い。客人だから、というのもあるのだが……AI達の近くに寄ると、“これ”が騒めいて煩くなるから。どうにも彼らの身体に搭載されている『種壺』なる機関が原因らしいのだが……それはともかく、だ。

緋雁、と名乗った個体が博士となにやら対話をしている姿をいくどとなく見かけてはいたのだ。……博士の方は、良くも悪くもいつも通りだったけれど。緋雁どのの方はいつも、苦悩を浮かべたような表情をしていた事を覚えている。

……彼とも話をした方がいいな。

それは彼が敬愛してやまない『新人類』の片割れと度々、表では言いづらい行為をしている事への弁名でもあったし……彼が、この研究所の最高責任者を、どうするつもりなのかも気になっていたから。

最も、博士を害するつもりだというならば、「私」に博士を護る力なぞ皆無であるのだが。]
(198) 2023/11/22(Wed) 0:31:17

【人】 苗床環者 メディウム

[緋雁に出会ったら、開口一番で出してしまっていただろう。]


あなたは、博士に何を望んでいるのだ?


[と。]**
(199) 2023/11/22(Wed) 0:33:31
苗床環者 メディウムは、メモを貼った。
(a48) 2023/11/22(Wed) 0:39:29

【人】 巫凪 桜花

―農園・メディウムと―


[こちらの突き放す態度に、彼女が戸惑う気配。当然だ。
彼女の途切れ途切れの言葉に、無言で耳を傾けはする>>193

彼女が雷恩と同じ空間にいない折、ひとり根差す彼の傍で、
陽を浴びることは今もある。
言葉を多くかわさずとも、AIのようにレコードを共有することはなくとも、自ずと知れてしまうこと。

彼に何かが、起きつつあって。
それはおそらく、眼前の彼女と]


 君に謝られることは、何もない。

[どちらがといえば、不躾な態度を詫びるべきはこちらだと、
自覚はある。
柔らかにとはいかずとも、穏やかに響くよう声を落として]

 雷恩と俺は、別の個体だから。
 君が仲間を害さない限り、干渉する気はないよ。
(200) 2023/11/22(Wed) 0:59:54

【人】 巫凪 桜花

[自身に言い聞かせるような、彼女の言葉>>194
それは、願望の裏返しにしか聞こえなかった。
そう願うようになるだけの接触が、雷恩と彼女の間にあったということが察せられた。察せて、しまった]


 それを、わざわざ俺に聞かせる理由は?

[また声が尖るのが分かる。
このまま話を続けていたら――いや、そうでなくとも。
彼女を泣かせてしまうんじゃないか。
やはり、早めに話を切り上げた方が良さそうだ]


 …そういうのは、直接『あいつ』に言えばいいんじゃないか。

[つい堪え切れず、言ってしまった。
要らぬことを、と唇から漏れる溜息も、抑えられなかった]
(201) 2023/11/22(Wed) 1:03:51

【人】 巫凪 桜花

[彼女が言いたかったのはそれだけだったのか、
短い会話が終わりそうな気配に、出口の方へと足を向ける。
涙でも零れていたら厄介だと、彼女の顔を見ないように
横を通り過ぎかけて]


 これ、

[ふと足を止め。
掌中で弄んでいた赤い艷やかな果実を、押しつける]


 返すよ、此処のだから。

[自分は何も、奪う気も――奪われる心算もないのだ*]
(202) 2023/11/22(Wed) 1:13:43
巫凪 桜花は、メモを貼った。
(a49) 2023/11/22(Wed) 1:22:42

【人】 寿ホ儀 直青

>>185>>186

 「使命の外を見つけた時」──なるほど。

[直青はゆるく微笑みを浮かべた。
その語彙選択は、"愉快"だった。

そうであるならば、直青の出せる演算結果は一つである。]


 リヒトーヴさん。
 「見つけた」のであれば、

 どうして惑う必要があります?


[そうとだけ告げ、立ち去るべくリヒトーヴの傍らを過ぎる。刹那、箱型の装置──記録媒体と彼が呼んだそれに手を触れた。

 あなたの大事なものは、
 あなたの記録の中にある。

直青の発した「声」は、旧型を自称する彼に、果たして届いただろうか。]

**
(203) 2023/11/22(Wed) 1:25:06

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 植物園:メディウムとの再会 ―


   ……失礼、他の地点を見ていました。
   こんにちは、メディウム。


 [ ぱち、と機械は瞬き、意識を己の眼へ引き戻す。
   合わせて、声の方へと顔を向けると、>>196
   先日という言葉に合わせてやんわりと首を横に振った。 ]


   己は、己の仕事をしただけです。
   ……とはいえ、一応確認はしておきます。
   メディウム、先日の件はあなたの意思でしたか?


 [ 言葉通り、これはただの確認だ。
   答えたくないのだと見れば、それ以上の追求はしない。

   それが過ぎれば、始まるのはなんでもない世間話。 ]
 
(204) 2023/11/22(Wed) 1:26:56

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ……その通りですね。
   彼らの能力や性質、その設計はとても興味深い。
   後の時代のものとはこのような形なのだなと……

 
 [ ……紡ぐ言葉の途中で機械は話を止めた。
   本来の問いに答えていないことに気づいたからだ。 ]


   ――失礼。話が逸れました。
   己からは、人らしさとも呼ぶ複雑さを内包しつつも
   とても明快な者たちに見えます。

   彼らは、雷恩と桜花……己らの新人類のために
   この世界を再び開拓しようとしている。

   『決定事項』でいう報復も含むかもしれませんが……
   結果から見れば、彼らは旧人類を排すことで
   あの二人を排斥から守っているのかもしれません。

 
(205) 2023/11/22(Wed) 1:30:36

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 機械は最後に「己とは近くも遠い発想です」と付け加えた。
   機械は決して、人類を守っているわけではない。
   しかし、それを敢えて明言するほどでもなく。 ]


   メディウム、あなたはどうですか。
   あなたも彼らと幾ばくか話しているのでしょう?


 [ ……今度はそちらの番だ、と視線を送って。
   いつかのように、相手へと話の中心を移そうとした。 ]*
 
(206) 2023/11/22(Wed) 1:31:57

【人】 寿ホ儀 直青

>>197

[珍しい気配が接近していた。作業を止め、ノックの音を待ってから直青はそれに応える。こちらから扉を開け、借り物の部屋へ招き入れた。]

 どうぞ。

 生憎とお出し出来るものは
 精製水か炭酸水しかありませんが。

[ソファを勧める。直青は起立したままだ。]

 体調はもう宜しいようですね。
 "普段通り"という意味ではありますが。

 ────それで?


 
あなたは雷恩に自殺を手伝わせたいのですか



*
(207) 2023/11/22(Wed) 1:41:41

【人】 寿ホ儀 直青

-研究棟 某日-


[『浮草生命研究所』の本体とも言えるであろう研究棟。部外者の立入を禁じているらしいそこへと、直青は足を運んだ。

ウキクサ博士。
所長にして、筆頭研究員。
或いは研究所そのものと言っても良かった。

受付らしき人員は見当たらない。
直青は構わず所内を進んだ。望む姿はすぐに捉えた。]


 博士。お時間をいただけますか。

 「現環境に適応可能な人体構造」に関して
 僕とあなたは有益な情報交換が出来る筈だ。


[単刀直入に切り出す。
挨拶が必要とも思えなかった。]

*
(208) 2023/11/22(Wed) 1:56:45
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。
(a50) 2023/11/22(Wed) 2:02:04

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 去り行く相手を振り返ることさえできず、>>203
   機械はただ逡巡するしかなかった。
   人真似をしても、機械の視界は変わらぬというのに。


   それでも機械は辻褄を合わせるように
   人の様に瞬きをし、表情を深く曇らせた。


   是非、見解、沈黙。
   問えば解が返って来るのは当然のことだった。
   ましてや己らは"機械"である。


   ――ならば、この
戸惑い
は何だというのか。
 

   機械の片目が静かに閉じる。
   監視システムの眼は、あらゆる"表面"を覗くもの。
   それ以上の眼など持てる筈がなかった。

   だが、―――― 
あぁ、親愛なる我が"友"よ。
 ]
 
(209) 2023/11/22(Wed) 2:29:38

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ――お前は今、何を視ているんだ?   *


 
(210) 2023/11/22(Wed) 2:30:38
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a51) 2023/11/22(Wed) 2:41:32


[

いやらしいな、態々視ている事を告げてくるその精神が。貫かれる。照射レーザーで串刺しになる自我。いつから?
いつからでも、いいか。この記憶も終われば全て消去する。

──行為の事実と必要性とその『指示』以外は


喉奥の組織を削られる感覚がする。
触覚があるのは生き物にとって大事なことなんだとは、何となく理解してた。僕らは自身を含む環境を全て数値化し最適解を取る事ができて、感覚器官などは本来必要がない。それでもこうして、遠回りな世界を手にするのは、きっと全て『我が子』の為なのだ。
先端を飲み込む為に捩じ込んで、僅かばかりの距離を頭部を揺らすことで往復して、気づく。この距離だと溢したら衣服を汚してしまう。

そう意識した瞬間、行動範囲を更に制限された。
髪を掴むなんて安易な仕草によって、
抗い難い指示に、

すべて掴まれる。

]



 ────ッッ゙、ンぐ、ぅ……!


[

ごくり、と。
嚥下する音が響いたらもう駄目。

弾かれた様に離れて地に伏してぶち撒けた。他人の熱なるもの。どろりと、食道なる器官から拒絶された透明な液体が『涙』と共に落ちて染みを作る。

ああ、成る程。これを見越してこの場所を選んだのか。憎らしいな。

背骨を駆け上がる電気信号はそう帰結して落ち着いた。濡らされた皮膚を上衣で拭う。整え終わる頃には相手も整え終わってるでしょう。それを確認したらば染み付いた性格は勝手に唇を形作る。業務としては遅きに失するけれど。

]


 ……異常は無しですか


*

【人】 言ト霊 羅生

>>170
  ─ 『光の形』 ─
 


 こんにちは。


[

南国の鳥の様に美しく反射する髪色へ声を掛けた。旧型の、光を模した名前の彼、へ。

反発を感じればそれだけの間を空けるし、そうでないならば隣へ。彼が目を向けた空間へ同じく視線を移した。重たい色合いの景色と対に在るような、『楽園』の名に相応しい鮮やかな景色。美しいですね、と忌憚の無い感想を口にして。

雷恩は、今あの何処かに居るんでしょう。少女と共に。

]


 あなたが植物を御好きなのは、
 そういう『造形設定』なんですか?


*
(211) 2023/11/22(Wed) 4:10:18


["余韻"というものを味わう時間だけは、嫌いではなかった。
情緒とは程遠い有り様の羅生を眺め下ろして過ごす冷却時間クールタイム

 ああ、羅生。
 君は実によく出来た部下だ。

]



 ええ、問題は一切ありません。
 君のお陰ですね。

[ここで微笑むのと、表情を作らずにいるのとでは、羅生はどちらをより嫌がるだろうか。解。どちらも等しく嫌がる。──ならば構うまい。直青は存分に口角を吊り上げてみせた。

どの道同じ道を戻る。この場に留まらせる理由もなかったので、腕を取って歩き始めた。振り払いたければ羅生がそうすれば良いだけのこと。無用の配慮を直青は行わない。]

 今回もありがとうございました。

 そろそろ君もメンテナンスの時期ではありませんか。
 羅生のタイミングで声を掛けてください。

 僕は君ほどに"察し"が良くはありませんので。

[付け足しのような業務連絡を施すうち、誰に遭遇することもなく病棟へと帰着する。それでは、と居室へ向かう直青は、羅生を振り返りはしなかった。]

**

寿ホ儀 直青は、メモを貼った。
(a52) 2023/11/22(Wed) 4:38:48

【人】 研究機員 フランクル

ー浅い微睡みの中でー


ぼんやりとした人影が複数人歩いている。

それらは人間の形をしているが平面的で、緑やピンクや黄色のぼんやりとしたモザイク色をしている。

3次元的に静かに歩いてそれぞれ違うドアに入っていった。

……ドアは炎に包まれているものもあり、俺は危険だとおもったのに、止めることは出来なかったんだ……。


 まるでそこに俺は居ないみたいだった。
(212) 2023/11/22(Wed) 6:01:46

【人】 研究機員 フランクル

>>143

ー研究所内、直青と。ー


俺は何をこんなに恐れているのだろう?


目の前の彼は特に怒ってはいないようだ。少しの安堵と、何だろう。警戒とも違う、チリチリとしたものを感じる。

これ以上近寄ってはいけない。
力を借りないといけない。


[……身体の中が騒がしい……]

きっと敵ではない。そう判断した俺は、お言葉に甘えて床掃除を手伝ってもらった。

 俺がどうあるのか?なんて考えたことなかったからさ。
 『こう』なる前のことは覚えてないんだ。

 少し思い出したような気がしたけど……。
 俺が何人かいるんて、おかしな話じゃないか?

 俺はこうして、一人で考えて行動してるのにさ……。
(213) 2023/11/22(Wed) 6:39:07

【人】 研究機員 フランクル

考えたくない、考えてはいけないような。
ずっと目を背けていられるなら、それでいいんじゃないのか……?


俺はハッとして螺子を閉め直す。また漏れだすとこだった。

 頭が漏れるのはよくあることなんだ。気にしないでいいよ。
 すぐに再生出来るからね。
その度に少し記憶が途切れる気もするけど。

 身体は頑丈なんだ。問題ないさ。

━━好奇心。探求心。
ウキクサ博士から感じるものを、彼、直ちゃんさんからも感じ取った。

彼は恐らく敵ではない。恐れることはないと自分に言い聞かせた。
(214) 2023/11/22(Wed) 6:39:30

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 現在:楽園の端に、三つ ―


 [ 骨組みに囲われたガラスは巨大な窓のようで。
   その中心にいた機械は彼と同じ挨拶と共に、>>211
   その右側へと己を寄せた。

   窓の向こうは決して美しい景色ではなかったし、
   彼がそれに特別関心を払うとも思っていなかった。

   ――事実、隣へと並んだ彼は
   機械の仕草に合わせて、この楽園への賛辞を贈った。


  
しかし、機械に"偶然"などあるのか?



   機械がこの場を分け合ったのは、
   彼方の世界を知る彼に期待していたからに他ならない。

  
<設計思想> <創造主> <自我> ―――― そして、
 ]
 
(215) 2023/11/22(Wed) 7:01:40

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ……己は、これらを特別好きとは思っていません。
   ただそれは、己から切り離せないものです。

   そのように『設定うなが』されたのだと言うのであれば、
   確かに、そうなのかもしれません。


 [ 機械は傍らに並ぶ記録装置もうひとりを見た。
   最早、ここより生じる設定でさえ無いかもしれない。
   この自我を得るより前から、共に在ったのだから。 ]
 

   ……あなたはどうでしょう。植物は好きですか?


 [ 思えば、雷恩や桜花と違って、
   彼らがここを好むような様を見たことはなかった。
   決して多くの言葉を交わして来たわけでもなかったが。


  
瞬間、機械は己らが酷く不思議な
生き
物に見えた。


 
(216) 2023/11/22(Wed) 7:03:52

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 当然だ。己たちは生き物ではない。

   この大地にこそ生きるが、その生まれは、在り方は――

   ・・・

   混線した像と信号が思考を走る。 >>203>>209>>210
   機械はその意識を消去した。その裏を巡る嫌悪感と共に。

   消去された意識は、さながら写真のように切り取られ、
   その背丈よりも大きな記録装置へと落ちて行く。
   付随して、機械は己にある筈のない眩暈を覚えた。

   ……それでも機械は上の空にはならない。
   あの鮮やかな論理の線は、
   いつだって混沌の先にあるのだと知っていたから。 ]*
 
(217) 2023/11/22(Wed) 7:07:04

【人】 研究機員 フランクル

>>190

ーある日研究所内にて、メディウムと。ー


メディウムに博士に診てもらったら、と言われる。
自分では普段通りなんだけどな。

頬を紅らめて目を反らし、普通だと彼女は言う。

……もしかして、俺も何か違っているのかな?

 メディウムがそう言うなら、俺もウキクサ博士に検査してもらってみるよ。

彼女の記憶はきっと大事なものなんだと思う。
彼女の無意識の声。定期検査中に時折顕れるその声を、俺は興味深く聞いていたんだ。

俺にもそんなものがあればいいと、夢想しながら。
(218) 2023/11/22(Wed) 7:07:40
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a53) 2023/11/22(Wed) 7:23:36

【人】 巫凪 桜花

[するすると流れるように、羅生が衣を解いていく仕草は、
優雅でさえある>>176
目を愉しませる所作を具えた指先が、
グローブの下から露わになる。

ただ従順に首肯して、触れてくれる彼の手に身を任せるのも
また、昔から変わらない。拒むことは、選択肢にさえ上らない故]


[身の中心に直に重なる、柔らかで、けれど確かな感触。
移ろう体温が隅々まで侵食してゆく充足に、陶然と眦がゆるみ、睫毛が頬へと臥せる]


  …。今だって、できるでしょ。

[その時ばかりは、ちらと視線を持ち上げ、
拗ねた声音を聞かせて>>177]
(219) 2023/11/22(Wed) 8:05:22

【人】 巫凪 桜花

[手を伸ばさずとも届く距離に、寄り添うように腰掛ける彼。
頬に触れる唇>>179
それが受容の証だと感じるのは、刷り込みですらなく、
只の己の願望かも知れない。

けれど、彼の仕草は、揺らぐ心をそっと揺すって。
つい、沈めていたもうひとつの本音が滑り落ちた]



  ――…ここは、いやだ。

[魅了された、確かに。

けれど此処にいると、何かが変わってしまう気がする。
ずっと変わって欲しくないものが、少しずつ。
それは雷恩だけではない。予感が、する。

種は、いつ蒔かれていたのだろう。或いは、始まりから?
この身の内にさえ、根を巡らせて巣食う何かを感じる。
それはきっと、新人類として『望ましくないもの』だ]
(220) 2023/11/22(Wed) 8:17:12

【人】 巫凪 桜花



   かえり、たい。 みんなと、

[帰りたい。還りたい。――どこに?
きっと自分はもう、大地には還れない。赦されない。
ヒトに、近づき過ぎた]


 …例えば、旧人類を殲滅したとして。
 雷恩が、種が、根差せる大地を見つけたとして、

[仮定を連ねる、色のない声。
彼の左目、蓮を象るそれに、指先だけでかすか触れる]
(221) 2023/11/22(Wed) 8:28:34