100 【身内RP】待宵館で月を待つ2【R18G】
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ハローハロー、あなたのベル記(思い込み)、当方です。
当方、引き続き『
透明な描写
』を続けますが、本窓が見えている方は特筆がなくとも、任意の箇所を『半透明な描写』として認識していただいてOKです。
何かあれば都度聞いていただければ〜〜! とりあえずLoveを振り撒いておきます、キャッキャッ ٩(ˊᗜˋ*)و
| プルーは、さっき掃除した所に赤い点々ができてて、なんでぇ????をした (t1) 2021/10/19(Tue) 22:15:21 |
「
え? 来たは来たけどすごい素直に席に着きたくないな??
」
| >>@5 ガレット・デ・ロワ これは今日も今日とて元気な女。 使用人姿なのはご愛嬌。さっきまで洗濯物してたからね。 「しぃくんのアップルパイ!美味しいものね! 売り切れは仕方ないし、カボチャはまた今度食べればいいわ!」 ハロウィン〜〜〜と騒いでたのはどこへやら。 負けないわよ〜〜〜〜と気合だけは十分。 プルーの運勢→ 94 (@7) 2021/10/20(Wed) 1:37:12 |
| (t3) 2021/10/20(Wed) 1:39:29 |
| >>@7 >>@8 ガレット・デ・ロワ 「ありがと、ラヴィ!『いつも通り』美味しそうよね!」 等分に切り分けられたパイをひとつ皿に取り、上機嫌でフォークを握る。 「ところでしぃくん」 さくり。大きな一口分をフォークで切り取る。 「当たりってなに?すぐわかるようなやつ?」 聞きながら、あーんと口に入れる。 (@9) 2021/10/20(Wed) 1:51:23 |
| (t6) 2021/10/20(Wed) 1:52:00 |
| (@10) 2021/10/20(Wed) 1:53:08 |
| プルーは、ぴぇん……しながら陶器の人形を口から出した。歯も陶器も無事。ヨシ! (t7) 2021/10/20(Wed) 1:56:28 |
| >>@11 >>@12 ガリット・デ・ロワ 「 すごくよくわかったぁ 」 おわかりいただけたね。 「うう〜〜〜……幸運は嬉しいけど複雑な気分ね。 でも有り難く受け取っちゃうわ!ありがとしぃくん!ラヴィ!」 気を取り直してまたもや大きなひとくち……ではなく、懲りたのか小さめに切り分けて口に運ぶ。 ぴぇん……な顔もすぐにいつもの笑顔に戻り、元気におかわりを要求し始めるだろう。 (@13) 2021/10/20(Wed) 2:11:56 |
………
……
…
キエはミズガネの悲痛な叫びを満足気に聞いていた。此れならば良い対価をせしめる事ができそうだ。
しかし見えないし聴こえない振りをする。此れ以上館の主に目を付けられるのは少々面倒だから。
「リーパー君、吉報だよ。リソースの確保ができたから館を利用しなくても良くなった。
そしてなんだが僕ァどうやら館の主に目をつけられてしまったようでね…今からでも行おうかと思っているよ。もし都合が良ければ裏庭の木陰に来ておくれ。折角だから女の姿にでもなっておこうか?」
これは、ミズガネを殺害した後のこと。
地の底に堕ちたミズガネの慟哭はゲイザーの耳に入った。
悦に入った声色で、あなたに通信が入る。
リーパーに割り振られた役割には、
”神隠し”された人間の声が届く。
だって、殺した後の怨嗟の声が聞こえなきゃ損だろう!
「ギャハハハハハハ、あっは、ああ笑えた。
あァ? 何だかよく分からねえが、
ゲイザーの野郎をブッ飛ばせるなら何でもいい」
提案には肯定。冗談には、こう付け足される。
「ハッ! 要らねェよ。
オレは女は好きだが、オマエは女だろうと絶対勃たねェ。
可愛げもねェし、何より気色悪ィからな!」
そうして、暫しの後。
リーパーは裏庭へと向かうのだろう。
⏤⏤⏤⏤裏庭でキエと
ゲイザー
リーパーは言葉を交わした。
其れは在る殺人の計画。
しかし其の殺人は血も出なければ死体も出やしない。犯行の証明など誰にもできぬ謂わば完全犯罪である。
本来キエにとって夢その物を喰らう事は山を荒らす事に等しい。
山を荒らせば
実りが減ってしまうからだ。其れは善意ではなく自身の恒久的な利益を考えての事だった。
しかし、
伐採がその山の利益に繋がるなら
話は別だ。
「
人格を喰らう
のは僕も初めてでねェ。咀嚼に時間がかかってしまうだろうがそこは許してほしいな」
少女の身体を一度抱きしめると耳を塞ぐ様に少女の頭を抱えた。
ふたりは夢を見た。
ゲイザーは郊外の出身である。
ある時、都会的な少女がひとり越してきた。
彼女は閉鎖的な環境ながらも見事に馴染み、
その洗練された風体から皆の憧れとなった。
ゲイザーも憧れるその一人だった。
彼女を喜ばせたくて、誕生日パーティに手作りのパイを贈った。
ゲイザーはべつに彼女の友達ではなかったけど、
彼女と仲良しのみんなで食べてくれたらうれしいと贈った。
けれどグズでノロマなゲイザーの手作りパイなどダサいので、
翌朝捨てられていた。
ゲイザーは泣くばかりだ。
だから代わりにもう一人のお友達が怒っていた。
『ひっく。ぐすん。あたし、かなしい。かなしいよ』
『なんだそいつ! お高く留まりやがって。
オレがブッ殺してやる!』 ⇒
ゲイザーはそれから暫く、パイが焼けなくなった。
ゲイザーはパイを焼くのが好きだったので、ママに相談した。
「かわいそうに。ひどいわね。
でも、叱ってはいいけど怒ってはだめ。
それはきっとあなたの為にならないわ」
「辛いなら、誰もが目を見張るほど
おいしいパイを焼けるようになりなさい。
誰もが憧れるほど素敵な、心優しいひとになりなさい」
「あなたは頑張り屋さんだから。
きっといつか、あなたの努力を認めてくれる人がいる」
ゲイザーはそのように生きることにした。
こうして、今のゲイザーは生まれた。
「…………」
「終わりだよ」
耳をふさがれているから何も聞こえない。
「ほら、早く殺せよ、そいつ」
「オレの居場所作ってくれよ」
| >>@14 >>@15 ガレロワ 「願う事や、望みぃ?」 もっもっ……とアップルパイを頬張りながら考える。 「そーねぇ。アタシは楽しければじゅーぶん! まだまだ此処も調べきれてないんだもの。毎日新しい発見があって飽きないわ。それに、美味しいご飯もふかふかのベッドもあるし!」 飢えずに済む。屋根のある場所で眠れる。 人肌が恋しくなった時に誰かがいる。 幸福な事だ。まだ浸っていたいと思う程には。 「なによしぃくん!アタシがいつ害したって……」 「 ごめん洗濯したてのしぃくんの白衣、泥だらけにしたわ 」 ギルティ。 ベテランの使用人が真っ白に戻してくれたので無問題です。ほんとかな? (@18) 2021/10/20(Wed) 12:42:13 |
「
有難いお話だけど、今──が聞いたのはそうじゃなくて……と
言うか、自分自身の存在など誰も証明ができないって言っても、
さぁ?まずキエちゃん達はそこに居る事がわかっているじゃな
い。明かりに照らされているじゃない。ああして心配するくら
いの仲間だっているじゃない。──の目に映っているじゃない
」
「………」
キエは
夢を何処から食べようかと迷っていた。其れは子供がショートケーキの苺を何時食べるか思案する様な和やかな間だった。
「…………嗚呼、今君を悪夢から醒ましてあげるとも。
辛かっただろう、
唯一の友達に忘れられて。
苦しかっただろう、
誰にも気付かれなくて。
君は沢山の苦痛と孤独を味わった。
だから、そう⏤⏤⏤⏤
」
キエは心に疎いが、リーパーがゲイザーを心の底から憎んでいる訳では無いのだと薄々気づいている。只寂しいだけなのではないかと予想している。
身勝手で愚かな此のリーパーが、かつて
他者の為に怒っていた程なのだから。
尤も其れは“そう産まれたから”かもしれないが。
しかしそんな事は、キエにとってどうでも良い事だ。
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